血圧値 123/83/72 酸素飽和度 98% 体温 36.1℃ 体重 68.9キロ 日常の些細な出来事にも心を動かされながら生きている漱石先生。 エッセイとも日記とも小説ともつかない、不思議な「小品」群。 しみじみとさせられる素敵な作品だなあ、といまにして思います。 学校の国語の教科書で出会う作品って、ちょっと馬鹿にしていましたが、意外と深く静かに心の奥底に潜行して、人生のどこかに影響しているものなのかなあ。 漱石というと、三角関係のうだうだした不倫物語を偉そうに書いてる「近代の文豪!」みたいなイメージしかなかったんだけど、ちょっと悪いことしてたかな。 これまであまりちゃんと読んでなかったか…