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ヒマラヤの旅の思い出。ゆっくりなだらかな岩道を歩き、右に左に、沢や滝や川をながめながら、清冽な流れに心を奪われます。やがて段々と登りに入り、ふと気が付くと、一歩一歩がキツく、上を見れば途方もない断崖絶壁のような山々。あまりにも果てしなく、20メートル
バリ島を訪れて一月の雨季にバリ島に着いた。むわっとする湿気を帯びた空気が空港から出ると体にまとわりついた。タクシーにまずはクタ・ビーチまで行ってくれを頼んだ。空港からなんと20分足らずで着いて、まずは安宿を探すことにした。ガイドに載っているあるゲストハ
今までネパールのヒマラヤ山脈の登山や、タイやフィリピンの海を訪れてみて、自分にはどちらが向いているかと思ったところ、やはり海がいいと思う。 ヒマラヤ山脈の壮大な風景は眺めていて爽快な気分にさせてくれるが、なにせ高所までたどり着くのが大変だ。山の登山は視界
皿井タレー『バンコクジャパニーズ列伝 いろいろあってバンコクにいます』|読書旅vol.93
前回の『さわやかタイ読本』(※詳しくはこちら)の延長線上で、今回はクーロン黒沢さんやエポック伊藤さんと共に同書を執筆された皿井タレーさんの『バンコクジャパニーズ列伝 いろいろあってバンコクにいます』(彩図社)をご紹介します。 何かを極めた在バンコク日本人 1996年よりバンコクに居を構える皿井さんは、HP『メイドインタイライド』(※令和の幕開けとほぼ同時期に閉鎖。アーカイヴはこちらで閲覧可能です)を立ち上げて以降、雑誌やフリーペーパー、そして数々の書籍を通じて、リアルなタイ情報を発信し続けるフリーライター。 直近の動向は調べ不足で把握できていないのですが(ごめんなさい)、運悪くパンデミック宣言…
クーロン黒沢/皿井タレー/エポック伊藤『さわやかタイ読本: 国際奇人変人都市・バンコクへようこそ!』|読書旅vol.92
『東南アジア四次元日記』を再読し(※詳しくはこちら)、東南アジアのおもしろさを改めて確認したところで、今度はバンコクにズームイン。大作『さわやかタイ読本: 国際奇人変人都市・バンコクへようこそ!』(2002年/太田出版)をピックアップしてみました。 すがすがしい街ネタ中心? バンコクと言えば、アメリカの有力旅行雑誌『Travel + Leisure』の人気企画〈Best Cities〉で今年も東南アジアNo.1の座を射止めたほか、ツーリストの心を掴んで離さない魅惑の都市。 この街の魅力をありのまま伝えんと、いまから約20年前に立ち上がったのが、クーロン黒沢さんと皿井タレーさん、エポック伊藤さん…
2010年発売の『世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記』に感化され(※詳しくはこちら)、私も読書を通じて目前に控えたW杯出場国を疑似旅行しようと、手始めに日本が戦うグループEからドイツとスペインに関する本を直近2回で紹介しました。 しかし、我が家の本棚には2戦目の相手国=コスタリカに特化した書籍もなければ、開催国であるカタールの本もありません。 すっかりやる気の失せた私は、W杯出場32か国の踏破(読書で)をあっさり諦め、いつもの調子で旅情を掻き立ててくれる作品を、何の脈絡もなく気の向くままに取り上げていくことに決めました。無理はするもんじゃないです。 旅に出るため会社を辞めた…
花田博・花田昌子『サンティアゴ巡礼記: ゆっくりカミーノ』|読書旅vol.90
前回ピックアップした『ドイツの犬はなぜ幸せか: 犬の権利、人の義務』は、サッカー日本代表がカタールW杯の初陣で対戦するドイツを舞台にした作品でした(※表題通り内容はサッカーと何の関係もありません)。 それに続いて紹介するのは、『サンティアゴ巡礼記: ゆっくりカミーノ』(2010年/書肆侃侃房)。本当は2戦目の相手国=コスタリカの本を選びたかったのですが、コスタリカに特化した書籍が見つからず、1つ飛ばして3戦目に戦うスペインへ意識を向けてみます。 スペインを疑似旅行 この『サンティアゴ巡礼記: ゆっくりカミーノ』は、70代に突入したご夫婦がサンティアゴ詣でに挑戦する紀行エッセイです。 花田博さん…
村上敦伺・四方健太郎『世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記』|読書旅vol.88
ボケボケしていたらサッカーW杯まで1か月を切っていました。今回のカタール大会は異例の11~12月開催。欧州リーグがシーズン真っ只中で中断を余儀なくされ、強豪国を中心に準備不足も懸念されるなど、つい最近までイマイチ盛り上がりに欠けていた感は否めません。しかし、流石に開幕が間近に迫ってくると、否応なしにワクワクしてくるものです。 そこで今回はこのワクワク感をさらに加速させるべく、アシシこと村上敦伺さんとヨモケンこと四方健太郎さんの共著による『世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記』(2010年/双葉社)をピックアップしてみました。 W杯出場32か国を踏破しよう! ブログから派生した…
前回の酒と肴をテーマにした紀行文『世界ぐるっとほろ酔い紀行』に続き、今回ピックアップするのは奥田英朗さんのエッセイ『港町食堂』(2005年/新潮社)です。秋真っ盛り。食欲が止まりません。 直木賞受賞もおかまいなし? この『港町食堂』は雑誌『旅』での連載を単行本化したもの。奥田さんが同誌で連載を受け持っていたのは2004年というから、『空中ブランコ』で直木賞を獲った年にあたります。 「奥田さんには港町を探索してもらって紀行文を書いていただきたいんですよ。それで、港には毎回船で入りたいんです」との編集者の提案に対し、「おもしろそうですね」と社交辞令的に素っ気なく応えたつもりが、いつの間にか了承した…
世界のいたる所に美酒がある。フランスのさまざまな葡萄酒にしても、またスペインのシェリー、ロシアのウォッカ、中国のマオタイ、ペルーのピスコ、ブラジルのピンガ……かつて訪れた土地土地の思い出は、懐かしい酒の味わいと香りをともなってよみがえって来る。 だから私はどこでも、まずその土地の酒を飲み、名物料理を食べる。それぞれに芳醇で独特な味。そのときこそ、なまなましく、そこの世界と抱きあうような嬉しさを覚える。 上記は前回ピックアップした岡本太郎さんの『美の世界旅行』の中に出てくる一節(※詳しくはこちら)。この箇所を読んで私は一冊の本を思い出しました。それが本稿の主役である『世界ぐるっとほろ酔い紀行』(…
1年でもっとも夏が好きな私にとって、残暑の厳しい9月は誰が何と言おうとまだ夏です。数日前まではサンダルも短パンも着用していました。 しかし、カレンダーが10月に切り替わった途端、いろいろと諦めの気持ちも出てきています。やり残したことはたくさんあるけど、もう流石に夏の終わりを認めざるを得ません。 そこで、夏への未練を断ち切って気持ち良く次のシーズンを迎えるべく、秋にピッタリの一冊を選んでみました。食欲、読書、スポーツ、行楽など、さまざまな言葉が当てはまる〈○○の秋〉。なかでも真っ先に思い浮かぶのは芸術です。芸術以外に考えられません。 はい、しょーもない見栄を張りました。何なら芸術が自分から一番縁…
辻真先・編『旅行エッセイ集 地球あっちこっち―25人の旅人たち』|読書旅vol.77
先日、ブックオフでユニークな企画のオムニバス本を見つけました。それが今回ご紹介する『旅行エッセイ集 地球あっちこっち―25人の旅人たち』(知恵の森文庫/2000年)です。 教養講座から生まれたオムニバス本 本書は朝日カルチャーセンターの人気講座『辻教室 旅のエッセイ』から生まれた一冊。講師を務めるのは、『鉄腕アトム』『オバケのQ太郎』にはじまり、『Dr.スランプ アラレちゃん』『うる星やつら』『名探偵コナン』他数々の超モンスター・ヒット作品に関与してきたアニメ脚本家であり、『迷犬ルパン』シリーズでも知られる推理小説家の辻真先さんです。 生徒さんの年齢層は20代から70代まで。現役編集者や専業主…
「読書記録」ではなく、「安心感の研究」です。 暖淡堂は太宰治さんの「津軽」が大好きで、何度も繰り返し読んでいます。 ここ数年は決まって夏になると読みたくなります。 で、今年も先週の半ばに読みたくなり、今回はゆっくり読み返しました。 ストーリーの流れは頭に入っているのですが、それでも、ああ、こういうことが書かれているのか、と改めて気づくことがたくさんありますね。 今回は、津軽の歴史、特に蝦夷と津軽についての部分を面白く読みました。 昨年から今年にかけて、数冊、蝦夷に関係する本を読んでいたので、その内容を思い出しながら文章を味わいました。 「津軽」を一番初めに読んだのは大学生の頃。 祖母が亡くなっ…
日本ボロ宿紀行 / 上明戸聡 日本ボロ宿紀行 / 上明戸聡 ボロ宿という言葉には愛情が込められている 「ライブドア・ブログ」奨学金受給ブログ、待望の文庫化 さらにドラマ化! ボロ宿という言葉には愛情が込められている タイトルにある「ボロ宿」とは。著者曰く、決して悪口でもなければ、ちゃかしたりする言葉でもなく、魅力ある気に入った宿ということだそうだ。ニュアンス的には古宿といった感じ。高級旅館やホテルとはまたひと味違う風情感じる紀行文。こんな一人旅の楽しみ方もアリだなあ。 著者/上明戸聡「日本ボロ宿紀行 (全2巻) 」 ≫ 「日本ボロ宿紀行」のレビューをチェック 日本ボロ宿紀行 「ライブドア・ブロ…