薩摩富士と菜の花と鰹船人めしと 指宿枕崎線を完乗!
2017年1月の呑み鉄旅再掲です。北緯31度11分。開聞岳を望むJR日本最南端の駅が西大山駅。裾野を広げる「薩摩富士」が美しい。咲き誇る菜の花の黄色いじゅうたん、降り注ぐ春の陽光、周辺は季節を先取りしている。起点を示す「0キロポスト」を1番ホームの車止め脇に見つけた。ここから指宿枕崎線の旅が始まる。鹿児島中央08:38発の山川行は、アイボリーにブルーのラインが引かれた年季の入ったキハ40系気動車だ。キハ40系は、左手に桜島や大隅半島を見ながら錦江湾沿いを南下する。喜入までは県都鹿児島のベッドタウン、なんと50往復もの列車が走っている。その先は本数がぐっと少なくなるが、引き換えに明媚な車窓が展開する。「東洋のハワイ」指宿温泉は砂蒸し風呂で有名。高度経済成長期にはハネムーンのメッカだった。沿線の中心駅指宿、駅...薩摩富士と菜の花と鰹船人めしと指宿枕崎線を完乗!
2023/01/23 21:21