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半分野良猫な勤務社労士の憂鬱 https://harfnora.hatenablog.com/

半分野良ネコみたいな勤務社労士が独学資格受験のあれこれや日々のよもやま話をしたりするブログです。

独断と偏見に満ちた自己流もいいところの社労士試験独学勉強法や体験記、合格した後のよもやま話、はたまた日々のどうでもいい話を「いろいろな関係機関の注意を引かない程度に」していくブログです。

半野良
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2021/01/27

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  • 判断を自分でしない人

    どんな仕事でも同じだと思いますが、分からないことは聞きはしても、自分の職掌職務において最終的に判断し進めていくのは自分自身です。もちろん内容によっては上の判断を仰ぐ場合もあるでしょうが、ある程度はその場その場で結論を出し判断をし進めていくものだと思っています。 ところが、これを全くしない人がいます。そして判断や結論を「他人に委ねる」わけです。 もちろんズブの新人では仕方ありません。まだ仕事がよく分かっていないのですから迷いや分からないところもあるでしょう。そういう場合は同僚や先輩、上司がアドバイスをすることは当然です。 ただ、私よりもキャリアがあり地位も上で本来であれば私がアドバイスを求めるべ…

  • また1年社労士を続けます

    まあ万単位の年会費を払ったからですが、向こう1年はまた社労士です。年会費に見合ったペイはいまいちありませんけどね。 そういう意味では仕事と同じで惰性で社労士継続している感じもしますが、いちおう登録しておかないと日々の知識のブラッシュアップや勉強をしなくなりそうです。それが発揮される場面もまた限られていますが。 今年度は労務管理に詳しい人が職場からいなくなるので、多少は勤務社労士としての出番が回ってくるかもしれません。もっともこれが「頻繁に」なると「今の仕事減らしてくれ」と叫ぶと思います。 他の勤務登録している社労士はどうしているのかなあ。総務や労務人事ポストにいて才幹ふるっているのでしょうか。…

  • ビジネス文書の見るべきところ

    仕事にもよると思いますが、いろいろな文章やメール、通達を見ることがあると思います。そういう時みなさん何を見ていますか。 内容は当然のことです。内容見ていないというのは言語道断と言っていいでしょう。ただそれ以外に「注意してみておくといいポイント」があります。 一言で言うと「書式」です。 世の中いろんな文書があります。資料類、鑑文、挨拶文、連絡通達、決裁文書エトセトラ。それらを作っているのは「作り慣れた人」であることが多いです。 その書式、書き方、定型を覚えておくと、いざ自分が文書類を書こうとしたときに役に立ちます。もっとも今の世の中ネットで少し調べれば定型文はいくらでも出てきますけど、頭の中にベ…

  • 気配を消したい

    「ぬらりひょん」という妖怪がいます。某妖怪アニメの影響で「妖怪を束ねるボス」みたいなイメージがあるかもしれませんが、実際のところはもっとのんきな妖怪です。 夕方の忙しい時間に店にふらりと現れて、店先でのんびりタバコ吸って人知れず去っていく妖怪なんだそうです。みんな忙しいので気づいていません。特に害のない妖怪ですね。 私も職場でふらりとタバコ行くときにかくありたいと思っています。ですが残念なことに私は妖怪ではありませんので、必ず誰かに気付かれます。そして「早く帰ってこい」と言われます。 また仕事で何かあったら私が呼ばれます。聞きたいことがある時もそうです。 もっと目立たないように、ひっそりと、何…

  • 究極の新人教育を見た

    まだまだ仕事に慣れない新人さんですが、いちおう担当職務というものがありまして、それを順次(とはいえみんな忙しいので少しずつですが)覚えていってもらっているところです。 私も教えたり引き継ぐべき案件があるのですが、まず急がないので様子見中です(簡単で急がない案件だし)。 そんな中、新人に対してすごい引継ぎ方をする社員が現れました。 先様に電話をかけて「今年度から〇〇(新人)が担当するようになったので、次からはそちらに聞いてください」と言い放ち、それで終了。おいおい、業務経験ない人にその引継ぎ方って、少し乱暴じゃねえか?内容説明してないだろ。 その人は案の定直後に上司に「会議室」へ連れていかれてま…

  • 続・モノを知っている者の義務と悲哀

    「半野良さん、今来客対応中なのですがこれこれって何ですか」と問われることがあります。忙しい時でも今まさに対応中なら教えないわけにもいきません。ああ、それはこうこういうことでこういう理屈だからこうすればいいよ、と丁寧に教えて差し上げるのですが… ひとしきり聞いた後に「一緒に対応していただけませんか」と言われることがあります。 説明したとおり答えて対応すればいいだけだし、私もそれ以上のことはできないんだけどなあ、と「詳しい者」として対応させられることがしばしばです。 説明して理解していただけていないわけではなく、その後応用編みたいな質問が出たときにいちいち離席してまた私のところに聞きに来るのが先様…

  • 年金は老後のためだけじゃない

    …と、いうのは年金事務所がよく言うセリフです。一体どういうことなのかというと、遺族年金と障害年金の存在のことを言っています。 先日ぼんやりと厚生労働省HPから「年金数理部会議事資料」だったかな、それを見ていて思ったことです。国民年金にまつわる資料でしたが、そこには何人が年金受給しているか書いてました。 障害基礎年金(1級・2級)受給者、何人だと思います? 約200万人です。 身体知的精神といった障害の別は書いていないのでわかりませんが(調べればすぐ出てくると思う)障害基礎年金2級は障害別に認定基準はありますが目安としては「日常生活に著しい制限があるもしくは制限を加える」レベルです。 そのレベル…

  • 困った社員対応マニュアル

    そんな本が蔵書シリーズの中にあります。まあ労働関係法令的に考えてどう対処すべきかみたいな本なのですが、読んでみると「遅刻を繰り返す」「パワハラをする」「能力が低い」「トラブルを起こす」などなど、まあ普通に考えた「困ったちゃん」にどう対応していくかという内容です。 それはそれで勉強になりますが、そういう例以外にも小さなところで「困った社員」というものは存在するのかなと思います。 例えばうちにいるのが「どこへ行ったか分からない社員」とかです。外出用のホワイトボードもあればスケジュールソフトを共有してますのでほぼ確実に現在どこへ外出中でいつ帰社予定かはわかるようになっていますが、どちらにも入力記載が…

  • 韓国の法定労働時間

    先日新聞で「韓国で一週間の労働時間を52時間から68時間に増やす」という記事を見ました。日本は法定労働時間は一日8時間かつ週40時間ですのでやけに韓国は労働時間が多いな、大変だなと思い少し調べてみました。 すると、少し思ったのと違いました。 韓国の労働法でも法定労働時間は1日8時間かつ週40時間です。これは日本と同じです。ただ労使の合意があれば週12時間延長できる、つまり日本で言う「36条協定による時間外労働」という扱いだったりします。 そして休日労働の上限が週16時間という「別枠」があり、すべて合わせて68時間というわけです。 何年か前に労働時間削減のため68時間から52時間にしていたのを、…

  • 登ったハシゴは外される

    「半野良さん詳しいのでこの仕事手伝ってください」と言われて、こちらは一緒に仕事しながら教えようと思うのですが、いつの間にやら私一人がその仕事をしている(やらされている)ことがよくあります。 これはいったい何なのだろうと。私としては「一緒に仕事を手伝う」→「覚えてもらえる」→「次からはできるよね」という流れに乗せたいのですが、こう度重なると「半野良はおだてあげるとやってくれるよ」という話でも流れているのではないか、と勘繰りすらしてしまいます。 そうすると今度は相手がどんなに善意で仕事を覚えたくて「手伝ってください」と言っても、なんか素直にそう受け取れなくなるわけです。人の心って面白いですね。 ま…

  • 仕事机の整理整頓

    新年度の異動のバタバタをはたから見てて思ったのですが、みんなその机に定年までいると思っているのでしょうか。だいたいの人が膨大な量の資料や私物の整理に時間をかけています。 私は仕事の紙ベースの資料は半年度毎に「これはたぶん二度と見ない」と思ったものは捨てて、必要最小限にしています。私物はほとんどありません。パソコンデータはすべて社内共用サーバーの中。案件書類は進行順にまとめて並べています。たぶん5分で席異動ができます。 今の机を何年も使っています(席替えの時は机ごと移動するのがわが社の習わし)が、たぶん社内で「一番モノを置かない」タイプだと思います。 反面、片付けるのに3日はかかるだろうなという…

  • 「給料上げて」と言わない私

    いつだったか話をした人事面談ですが、結局私も特段の提言も何もせず勤務社労士としての職責(もともとそんなものは存在しないが)を果たすこともなく、言ったことは雑談と「最近胃から血が出ておりまして」程度のことでした。 他の皆さんはいろいろ話していたそうです。その中でやはり口にしたのは「給料上げろ」ということだったそうです。そりゃそうだろうなと思いつつ、私は言いませんでした。 給料上げろと言う言葉には2つの意味があります。一つは「自分に対して」もう一つは「報酬体系に関して」です。もちろんくれるものはもらえればありがたいのですが、以前どこかで話したように「賃上げは3日で慣れる」ので単に給与を上げるのは労…

  • 猫の社会も新年度

    先日庭で「新人教育の本」を読んでいると、近所のオス猫が壁の上をなーなー鳴きながら歩いてました。 飼い猫か野良猫かは知りませんがよく見かける猫で、また来たかと別に気にしないでいると、後ろから見慣れない子猫(と言っても6か月くらい経ってますが)がついていっています。壁の上をおっかなびっくり。 オス猫は時々止まって鳴きながら子猫を誘導して、途中私の顔をじろりと見てどこかへ行ってしまいました。 「うちのナワバリはここまでだぞ」とか「この家の庭には本読みながらタバコ吸ってるやつがいるぞ」とか教えながら歩き回っていたのでしょうか。そう考えると、猫の社会にも新人教育があるのかなあ、と。 うちの会社の新人や異…

  • 群集心理かスマホのせいか

    先日、総理の選挙応援で爆弾が投げ込まれたというニュースがありましたね。報道がそれ一色になったのでご存じの人も多いと思います。 で、一番気になったのは総理の警備体制でも犯人の犯行動機でもなく「意外に逃げる人が少ないな」というところです。 無論警備上の観点から総理は迅速にその場を離れています。もし総理が「俺が犯人をボコッてやる」と思っても周囲が許さないでしょう。ただ、犯人が取り押さえられた後その周囲に聴衆が大勢残っていたわけです。ほとんど動いていないどころか、むしろスマホ片手に集まっていた感じがします。 その後、爆弾?が爆発してようやく距離を取るように離れていきましたが、ああいう場に居合わせた場合…

  • 100%の力で仕事をするな

    仕事をしていると日々全力で取り組めとか言われかねないのですが、実はこれあまりよくありません。常に100%全力疾走している職場は生産性が良いようで、その実あまり効率的ではなかったりします。 個人の側面で話をしますと、常に100%の力で仕事をしていると想定外の事態が発生した時にキャパを上回ってしまいます。時間単位の仕事量をたやすく変化させることは不可能ですので何に跳ね返ってくるかと言うと、労働時間です。すなわち残業ですね。 では100%の仕事をしつつ毎日残業だというのは何でしょうか。日常的にキャパを上回っている状態です。これは仕事量に問題があります(仕事の方法に問題があるかもしれませんが)。 さて…

  • 転職が当たり前の時代になる?

    以前どこかの大企業が昇進制度を見直して「実力があれば20代でも課長になれる」制度にしたと言う報道がありました。また仕事に応じて待遇が決まる「ジョブ型雇用」も進んでいるという話も聞きます。 20代で課長になって、その後とんとん拍子で昇格していったら後に待ち受けるのは「ヘッドハンティング」か何かなのかな、と思ったことでした。そんな人材引き抜きたいですよね。 昭和と平成初期までは終身雇用がまだ主流でしたが、最近だんだんそれが崩れている(政府が崩そうとしている)気がします。つまり入った会社で人生を全うするのではなく、腕を磨いて技能をつけて、待遇の良い会社や異業種に転職する。そんな方向になってきています…

  • 社労士試験エントリー開始

    社労士試験センターオフィシャルサイトにて、今年度の社労士試験の募集要項が公開されました。今年もまた「暑い夏の試験」に向けて本格的にスタートを切る時期となった、ということです。 昨年に引き続きオンラインエントリーもできます。いろんなもののオンライン化はコロナの置き土産ですね。必要書類がある人は忘れず抜からず準備するようにしましょう。あと顔写真。 エントリーが終わると、試験勉強がより一層本格化すると思います。考えてみればはや4月。正月から4か月弱経っています。試験まで4か月少しです。同じくらい、いやそれ以上にあっという間に過ぎ去っていきます。 受験される人は悔いを残さないように勉強に熱を入れていき…

  • やっぱり仕事増えてるじゃん

    新年度になって「比較的順調な案件を取り上げられて困難な案件を受ける余地を作られた」という話をしたところですが、実際いろいろ業務分担が判明するにしたがって「あれ、それでも今の時点で仕事増えてるじゃん」ということに気付いてきました。 一つは新人・若手社員の教育・フォローアップ業務の増加です。もちろん私は「影」で支える形なのですが、自分の裁量で案件を回すのに比べて教えながら回すわけですから必然時間と手間がかかります。 特に新人さんは一から教えないといけないので大変です。若手さんも「やったことのない業務」を教えていくわけですからここは意味合いが同じですよね。 そして先日発覚したのですが、今3つの業務を…

  • 今年度の仕事の目標

    各社員に課せられている業務目標管理シート上では特に昨年と変わりない、達成したのかしていないのかよく分からない適当な目標を意図的に書いて提出している私ですが、本音のところの今年度の目標は何でしょう。 やはり最大の目標は「面倒ごとが起きませんように」です。もはや願い事です。そのためにどうするかなんて「相手が面倒を起こさない。特にクレーマー様におかれましては、黙れ」という他力本願もいいところの内容です。 ただ願望である以上達成できるかどうかは分かりませんので、自己実現できそうな目標は「年次有給休暇全日消化」です。しかも昨年のように「年次有給休暇を取るために直前に業務を詰め込んで、ただ倒れるだけの休暇…

  • 部下から上司へのパワハラ

    パワハラというと上司から部下への行為というイメージがつきまといますが、部下から上司へのパワハラというのも当然存在します。 社労士試験の勉強をしている人なら知っていると思いますが、そもそもパワハラとは何ぞやというのは厚生労働省が指針を作っています。曰く「①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるもの」とのことです。 そしてその下に6つの類型「身体的攻撃」「精神的攻撃」「過大な要求」「過小な仕事」「仲間はずれ」「個の侵害」があります。 上司がたとえ管理監督職でも労働者に違いないわけですから、この要件を満たす限りパワハラとなりま…

  • 職場の席替え

    新年度に合わせて各社員の職務分担の兼ね合いや新人・異動者のサポート体制、気分転換を兼ねて部署の席替えがありました。 これまで私の席は部署の中心部、周囲を同僚に囲まれていて、いろいろ聞かれやすかったり話しかけられやすかったり見られやすかったりしたのですが、今度の席替えで一番端の席になります。 うちでは上司席以外は別に席順が序列を示していないので、格上げでも格下げでもないです。ただ一番「職場から脱出しやすい場所」に配置されたのは幸運と言えるでしょう。しれっとタバコ吸いに行けるから。 また上司席から最も遠いというのも魅力です。呼ばれても聞こえないふりができるから。 部署の中心部にいると騒がしかったり…

  • 仕事はチームプレイなんだろうけど…

    よく上の方に「仕事はチームプレイなんだから協力して仕事するように」と言われます。特に私はよく言われます。 こう書くと「半野良は一匹狼みたいな仕事してんだな」と思われるかもしれませんが、とんでもない。他の同僚の質問に答え、相談に応じ、協力して仕事を共に進めています。仕事を頼まれると(素直ではありませんが)だいたい断りません。余裕があるときはこちらから声をかけて仕事の相談に乗ります(余裕ないときのほうが多いですが)。 その逆、自分の仕事はどうか、を考えると、行動が全く反対になります。私は誰かに聞く前に自分で調べて、結果特に相談することもなくなり(報告はしますが)、難題は抱え込んで、自分の仕事を人に…

  • 社労士って何か説明してみよう

    先日、職場で「半野良さんは社労士でしたよね」と聞かれたので、また何か労働社会保険諸法令の質問かと思ったら「土地登記のことなんですけど…」と、なぜか登記のことを聞かれました。 みんな社労士を何だと思っているのでしょう。登記は司法書士の領分であって社労士の領分ではありません。 そんな話を何度もするのですが、じつは登記相続関係の質問、多いです。 これは社労士が何たるものか啓発していかないといけないなと思いました。 ところで「社労士って何?」と聞かれた時に、社労士または受験生のみなさんならどう答えるでしょうか。硬い答えだと「労働社会保険諸法令に基づく事務や相談をする資格」なわけですが、そもそも労働社会…

  • 私に仕事をさせたがる人

    春先に、庭の木にみかんを刺しているとメジロがやってきてついばんでいきます。一度知ったら「ああ、ここにみかんがあるんだ」と毎日やってくるようになります。ほほえましい光景です。 それと似た現象が仕事場で起こっています。 ある仕事について問われた時、説明して一緒にするより自分がやったほうが早いと思って私が仕上げて差し上げました。で、もちろん解説もしますので次からは自分でやってくれるだろうと思っていました。 ところがまた同じような案件を持ってくるわけです。私のところに持ってくればまたやってくれるだろう、と。 冒頭のメジロと変わりません。一度甘い汁を吸ったら次もまたあるだろうと思われているわけです。 メ…

  • 筋トレ体操の掛け声

    朝、出勤前にNHKのニュースか何か見ているとたまに筋トレ体操やってたりします。その時の掛け声で「あと5回しかできません」的なものがありました。 確かに「まだ5回もある」と思うより「あと5回しかできない」と言われると、つらい筋トレでも気持ちの入り具合は違いますよね。よしあと5回頑張ってみよう、となります。 おお、これを仕事に取り入れられないか、と思いました。例えば水曜日なんか「あーあと休みまで3日もあるのかー」と思いがちなところを「あと3日しか仕事できません。全力で!」と考え直すと少しはやる気が出てくるかな、と。 で、そのあと家を出るときに「よし、今週はあと3日しか仕事できない。頑張れ俺」と思っ…

  • 新人教育って難しい

    職場でいろいろものを聞かれて答える分にはいいのですが(よくないけど)、人に業務を教え、指導し、任せるということが非常に難しい私です。そんな私が新人や異動者に仕事を一から教えるという事態になっています。 聞かれたことに答えるのは慣れています。ですがそれと「仕事の教育」はまた違います。 単に人にものを教えることは「聞かれたことに答える」ですから質問→答えという流れです。ところが教育指導は教える内容をこちらが主導しないといけません。相手は「何を聞くべきかが分からない」からです。 そしてその中で仕事の流れ、内容、処理・対処方法を教えていきます。ルーチンワークなら簡単ですが、そうでない場合はケースバイケ…

  • 年次有休休暇を使い切りたかった

    日ごろから労働法令ら精通し、国の労働施策の円滑な推進に寄与していくことを求められている社労士として「今年度は有給休暇を全部使いきってやる」と思ったのは昨年度の初めのことでした。 日本の労働者の年次有給休暇平均取得日数は令和2年では(厚生労働省・就労条件総合調査による)10.1日だそうです。入社が浅くて付与日数が少ない人もいる中で、国の施策が浸透しているのかそれともコロナで有休が増えたのか(有休によらない休業制度もあるんだけど)ここ数年増加傾向にあります。 もっとも私一人が有休全日消化したところで何かの数字が変わるわけでもなく、またもともと比較的有休をとりやすい職場なのですが、時効消滅するのもも…

  • 新年度が始まるよ

    新しい年度というといろいろ新しいことや気持ちの切り替えの時期でもあります。心機一転頑張ろう、と思う人も多いかと思います。 私にとっては年度末進行の多忙な時期から解放されて、また新たな多忙の日々が始まるというだけのただの「一里塚」にすぎません。 そうそう、新年度の職場体制の変更で仕事が増えると予想していましたが、なんと少し減りました。一見良いことのように見えます。私も給料そのまま仕事が減るって楽になっていいな、と一瞬思いました。 しかしよくよく分析してみるとそれは「ワナ」だったりします。私の手元から離れた案件は「順調に回せていた比較的楽な案件」で、これが若手社員に回りました。手元に残ったのは難物…

  • いよいよ本腰が入る副業・兼業社会

    先日の報道で見ましたが、まだ本決まりではないですがある一定規模の企業に対し「副業・兼業の可否」についての情報公開を迫る、なんてものがありました。 終身雇用華やかりし頃は兼業・副業を禁じて本業に専念させる規定が就業規則に載っていた会社は多かったのですが、最近その風潮が変わりつつあります。「多様な働き方」という名の雇用の流動化・柔軟化の流れの一環だと思われます。 労働者にとっても悪いことではなく、一つは異業種を経験することによるスキル・人脈を本業に生かせること、もう一つは賃金上昇が難しくなってきた中での収入確保といったところでしょうか。 無論社労士という資格は独立開業ができますので副業・兼業に向い…

  • 半野良社労士の社内での位置づけ

    いちおう企業内勤務社労士な半野良ですが、改めてじゃあ社労士として何の業務になっているのか考えてみました。 まず一号業務(申請書等の作成・手続き)と二号業務(帳簿の作成)は総務部署が行っています。ですから三号業務(相談対応)が私の勤務社労士としての仕事になります。もっとも会社から任された仕事は全く別の仕事であり、社労士業務は私の職務分担表にも書かれていないため三号業務ですら私の「本来業務」ではありません。 まあ社員の皆様から寄せられる一般的な労働社会保険諸法令の疑問に対してお答えをする、というのが今の私の勤務社労士としての仕事だと思っています。 ただし私が社労士であることを知っている人は限られて…

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