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中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」 https://sagiyama-nagoya.blog.jp/

AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!

中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。

はるちゃん
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住所
岡崎市
出身
鹿児島市
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2009/12/09

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  • 解答に「名文」は不要

    2次試験では、解答の文章に苦しむ方がけっこうある。上手く書けないと悩む。だが、間違ってはいけない。解答を上手く書く必要は何もない。設問で問われたことに問われたように、問われた知識を盛り込んで、与件を使って書けばそれでよい。たとえば、マーケ事例では自社の強

  • 直接じゃないと存在意義がない

    先日、お客様の出店に伴い名古屋で開催のファベックス展に行っていた。殆どがBtoBの商売を狙っての出店だが、出展企業を回って気になったことがある。多くの企業がこんな話をしていた。・卸は通さない・直接のお取引でないと利益率も低くなる・付加価値の部分を直接お伝えし

  • 個別指導で行うことー2

    今日は昨日からの続きだ。私が10年やっている個別指導でとても重視しているもう一つのポイント、それは「診断士思考」を身に着けていただくことだ。事例問題を診断士としてのものの見方でしっかりと読み解けるよう、2つの思考に留意している。それは次だ。・戦略思考・経

  • 個別指導で行うことー1

    あちらこちらで個別指導が大流行りだ。このAAS名古屋では10年前から行っているが、長年経験してきて思うのは、解法を指導するだけでは合格は難しいということだ。合格していただく指導には2つの大きなポイントがある。ひとつは、「何がいけないのか」その方の問題点を明ら

  • 口を開けたカラス

    今日も熱中症情報がスマホに届く。「極めて危険」と。窓を開けると学校のフェンスにカラスが1羽。ぽかんと口を開けて微動だにしない。まるでメドゥーサでも見てしまったかのようだ。石のように固まっている。動物にはそれぞれ暑さをしのぐ知恵がある。水浴びをしたり、カラス

  • 23日大安吉日発売開始!

    合格者たちの本番をシミュレーションした1冊。「実況!合格者の設問分解 事例解法シミュレーションR5年度版」の発売を、いよいよ明日開始する。この本は、「合格者たちがどう解いたかその様子を頭上から見てみたい」という受講生の方の声に応え生まれ、平成23年度(2011

  • 解答の1文は何文字が妥当?

    今日は昨日からの続きだ。そもそも解答の1文は何文字くらいだろう?昨年の事例Ⅱの3C分析を応える問題で150字が出された。3C分析は4つの内容を答える。顧客、競合、自社(SとW)だから単純に計算すると1要素が37文字程度となる。昨日もご説明したように、国語的に読

  • 文章の書き方基礎

    国語的に読みやすく、わかりやすい文の文字数は、「40文字~60文字」と言われている。いつもお話しているが、それが証拠に原稿用紙も解答用紙も1行を20字としている。書きやすさもあるが読みやすさも重視してのことだろう。原稿用紙に書く際、「因」約20字で1行目、「果」

  • 事例は時代を映す鏡

    昨年は事例問題で、サブスクが出たり、アプリを開発する話が出たり。インバウンドの外国人を狙う話も出たりした。その前の年には、従業員の確保や定着が難しい、帰属意識の低い従業員が多いという話も出た。書けばきりが無いが、こんな事例問題の傾向を見て、皆さんはどう思

  • 私が泣いた日

    「鬼の目にも涙」そう言われるかもしれない。だがこんな私だって、受験勉強で泣いたことがある。それは1次の時だった。当時は基本的な問題集を繰り返し解いていた。どの先輩たちもそう教えてくれたからだ。「まずは基本を固めろ」と。たしか科目は財務だったか。泣いたのは

  • 小さな異変に気付く力

    小さな異変に気付く意識を持てば防げること多いかもしれない。過去は巻き戻せないけれどそこそこ長い人生を振り返っても、「あの時に気づいていれば」とか「もう少し用心していれば」と思うことは多い。19歳、交通事故で死にかけた時もそうだった。警察からは「あなたに非は

  • 組織文化は見えないから

    ある方からご質問をいただいた。「事例Ⅰで組織文化について、どうもよくわからない。見えないものは解答を作りづらい。そもそも組織文化って何ですか?」と。確かに私も受験生の頃、同じ悩みを持っていた。知識を使って解答を書けと言われても組織文化の問題となるといまひ

  • 解答には愛を入れよ

    合格答案の特徴をご存知だろうか?それは診断士としての判断が入っていることだ。つまり、経営への効果やリスクなど、そのままの言葉は与件には書かれていないが与件から判断して言えるその先の「診たて」が、分析や助言というかたちで解答の文章(特に述部)に入っているこ

  • 成りたかった理由は何か

    最近ある面白いことに気づいた。野球選手になりたい、お菓子屋さんになりたいお医者さんになりたい、最近ではユーチューバーになりたいという子供も多い。だがさすがに診断士に成りたいという子はまずいないかもしれない。まして今いる診断士の中に、子供の頃から診断士に成

  • 1次を受験するあなたへ

    幼い頃に祖母によく言われた言葉がある、「為せば成る、為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」いつもこう言っては、「だからお勉強を頑張ろうね」と続けていた。だが、この言葉の「留意点」を理解できたのは大人になってからかもしれない。子供の頃は、ただ為す

  • 解答骨子と指差し確認するコト

    昨日は「解答骨子」を作ったら指差し確認するように、とお話した。では、何を確認するのか?少なくとも次の6つだ。ちょっと長いがご確認いただきたい。①題意設問の本質部分、主語になるものだ。例えば、題意が「理由」なら述語は「~~のため」と、国語的にも揃えたい。ま

  • 解答骨子の意義

    今日は昨日からの続き。「解答骨子とは何か?」についてだ。皆さんは解答を書く際の、単なるメモだと勘違いしていないか?それは大きな間違いだ。解答骨子とは、解答用紙に書くことのあくまでも下書きだ。下書きだから、この時点で解答はほぼ完成していなければならない。つ

  • 解答骨子と解答文が合わない

    2次試験合格に必要な力は診断士としての思考力だと、いつもお話している。つまり経営理論を使い、論理的に問題解決を考える力が必要なのだ。だが、こればかりお伝えしているとどうもマズイことがあるようだ。というのも、こんな方がある。解答がわかりにくかったり論理的で

  • 危ない条件反射

    うちの愛犬が痴ほう症になってもう数か月立つ。目を離すと、なんでもかんでも噛んで引きちぎって、ずたずたにする。先日も目の前でやりだした。その途端「こらあ!!」と大声で一喝!するとぴくっとなって、噛むのを止める。痴ほう症で飼い主の言葉はわからなくなっても大声

  • 見えない弱点

    最高気温38度、熱中症アラートが出る中、町内会の草取りが開催された。経口補水液やドリンク剤を飲み、日焼け止めはもちろん、首には保冷剤もし、準備は万端のつもりだったのだが、、思わぬところで問題がおきた。熱中症になる前に、腰痛とひざ痛にやられた。開始から15

  • 説明できるか?

    解答の良し悪しを自分で判断する方法がある。書いていることの根拠がきちんと説明できるか?確認するのだ。与件に根拠が無いことであれば、それは単なるあなたの「妄想」だ。「妄想」に点はつかない。論理性が無いからだ。与件に明確な根拠が存在してはじめて論理性が成り立

  • 心も癒せる勉強法

    最近、様々な起業家とお会いする機会が多い。それも全員女性だ。彼女たちは、趣味と実益を兼ね、実に多様なサービスを考えつく。手芸、菓子作り、料理、占いなどなど。そのどれもが「心を癒す」というテーマをセットとしている。例えば、手芸でいえば、一つの作品を作る過程

  • やりたいか?

    私が最も嬉しいことは何か?ご存知だろうか?それは、夢中になって話す人を見ることだ。特に社長さんが目をキラキラさせてこれからの計画やビジョンを語る時だ。支援してきて良かった、と喜びを感じる時間でもある。同じことが受講生の方にも言える。何の迷いも無い、まるで

  • 俯瞰型と緻密型

    受験生の方には、主に2つのタイプがあるように思う。それは、俯瞰型と緻密型だ。前者はまずは全体を見てから細部を見たい、というタイプ。後者は、細部から厳密に見ていきたい、というタイプ。どちらが良いとか悪いという話ではない。それぞれのタイプにはそれぞれに良い点

  • 8月24日(土)と25日(日)

    今日はお知らせがある。会場開催で人気の2講座を、今年も開く。・よ~くわかる白書講座(8月24日)https://www.aas-clover.com/nagoya/yokuwakahakusho.html・とことん財務(8月25日)https://www.aas-clover.com/nagoya/zaimua70.htmlいずれも名古屋駅から徒歩すぐの

  • 生き方のように解き方は人ぞれぞれ!

    もう四半席を越えてしまった。受験指導を永らくやってきて、私が持っている結論は、「解法も合格法もひとそれぞれ」だということだ。どうすればその方が合格できるか?これまで私がやってきたのは、受験指導というより、相談業務でありコーチの仕事だ。その方が最も合格しや

  • 1次でも診断らしい学習法を!

    1次対策はどのように実施されているだろうか?今日は、1次試験の直前期に毎年お伝えしているお話をしたい。1次試験で足切りにならないためには過去問の学習が必要だが、これをただ回すだけでは危うい。問題を解いて解答を見るだけの勉強は暗記はできても、思考力は育たない

  • 手羽先

    先日、故郷の友に、ちょっとした御礼の品を送った。雑貨と名古屋名物の「手羽先」のレトルトを一つ。520円のレターパックにぎりぎり入ったのだが厚みが心配になって、郵便局へ直接出しにいくことにした。窓口に行くと、若いお姉さんからこう問われた。「雑貨とありますが、何

  • 手順の基本(参考)

    解答手順は人それぞれだ。与件文を1回読む人、2回の人、詳細なメモを書く人、書かない人など。もちろん、よく読んで、メモもあった方が良いがそれぞれのやりやすさで検討すればよい。今日は、一般的な手順として私がご紹介している方法を、ざっくりご説明したい。なお、(

  • 受験経験がある方へ

    昨日は、初受験の方へ1次前に準備しておくことをお話したが、今日は受験経験のある方へお話したい。複数回受けている方も、今年が2回目の方もまずやっていただきたいのは、昨年の振り返りだ。昨年の再現答案があれば一番良いが無ければ、問題用紙だけでも取ってあるのでは

  • 見えない未来には届かない

    「今、目の前の1次に一生懸命で」最近よく聞く言葉だ。今年受験の皆さんは、日々、1次対策に追われていることと思う。そんな皆さんへお尋ねしたい。1次が終わったらすぐに何をやるか、2次の計画は具体化しているだろうか?事業でもなんでも、長期的な戦略がないところに

  • 明け方から血だらけ

    またもやらかしてしまった。明け方からキッチンが血だらけ。ビンを分別ごみに出すため、口に付いているプラスチックを外そうとしていた。だが、どんな道具でも外れないのでそれならカッターで切り込みを入れようと思い立ったのがまずかった。目標のプラスチックじゃなく、自

  • 先生と呼ばれるほどの~

    今日は、余談のお話をしたい。「先生と呼ばれるほどの馬鹿で無し」という言葉がある。先日コーチングのセミナーでお招きした、東京の小川診断士がこの例を挙げて、「私は先生といわれるのが嫌なので 普通に〇〇さん、と呼んでいただくようにしています。」とお話されていた

  • 大きな間違い

    「自分が意図した通りに人は理解してくれる」こんな大きな勘違いが失点の元だ。自分ではわかりやすく書いたつもりでも相手が理解しているとは限らない。なぜこんな話をするかというと2次試験の解答での「あるある」だからだ。書いているのに、なぜ減点されるのかわからない

  • 現状、課題、対応策そして

    突然だが、昨今の2次試験で合否を分けるのはどんな力だと思われるだろうか?知識で読み替える力?もちろん、これもある。キーワードを使える力?これは微妙だ。誤った理解や適当な理解でキーワードを使うと諸刃の刃になるからだ。最も重要な力はストーリーを把握する力だ。

  • 買う人の気持ちを想うこと

    マーケティング流通事例ではターゲットのニーズを理解できるかどうかが合否に関係する。ニーズは、市場細分化基準でいうところの「サイコグラフィック(心理的)」基準が中心になるのだが、これを理解するのに苦労する方は多い。例えば、「金銭的負担を減らしたい」というニ

  • 正しく表現してはじめて通る

    いまさらお話することでもないが、事例問題は知識の理解度や使用する能力を問う。そして採点者に明確にこれらを「知らしめる」必要もある。例えば、強みを使っていることを知らしめるには、「〇〇力を活かして」というように「力」という文字で明らかに「強み」を述べている

  • もう一つの目を持ちたい

    医者にはセカンドオピニオンという制度がある。私もこれまで幾度か利用したことがある。かかりつけの先生に気が引けて受けづらいという方もあるが、良い医者ほど「遠慮なくいってらっしゃい」と送り出してくれる。他の医者に診てもらって同じ結果でもなぜか不安は減る。方向

  • 過ぎたことを引きずる

    またも虫の話題で恐縮だ。今度はクワガタを見つけてしまった。それもスーパーの駐輪スペースで。まだ開店前だったせいか人も自転車も無い。緑色に塗ったスペースを草木と勘違いしたのか?日差しは強くなる一方だ。このままでは危ない・・・そう思ったのだが救えなかった。と

  • 由来から学ぶ

    先日のことだ。家を出た途端、黒い何かが舞うのが見えた。一瞬、ぎょっとした。悲しいかな、こんな状況になるとつい想像するのが、「飛蚊症?」という言葉だ。だがよく見るとその黒いものは大きく、優雅に飛んでいた。そのうえ、ツガイ?二羽が並んで路面に立った。珍しい光

  • 歩く。ただ歩く。

    正直言って散歩は嫌いだ。運動するなら、エアロビかダンスか、楽しめるものが良い。「ただ歩く」なんて正直、つまらない。だがそうも言ってはいられなくなった。犬が歩けなくなってから、めっきり運動量が減って、気が付けばかなり体重が増えている。と同時に、膝だの腰だの

  • なぜ手順が必要か?

    「解答手順」について、今日はお話したい。私がいつもお薦めすることはこれだ。 ↓↓「受験勉強のゴールはMY解答手順を作ることです。」MY解答手順とは自分の解き方の流れ、内容、時間配分などを決めた自分だけの解法マニュアルのことだ。これを作り上げることで、安定的

  • 社長が求めるもの

    受験生の皆さんと事例問題についてお話していると気づくことがある。殆どの方が「お金」の意識を持たず、事例問題を読んでいるということだ。解くのにテクニックがある、と思っている方はこの例かもしれない。「テクニックや知識さえあれば合格はできる」などと勘違いしてい

  • 校長先生の良いこと悪いこと

    小学校の正門前にある我が家から見えるお馴染みの光景がある。登校を拒否する子供の姿だ。今日は駐車場の柵を挟んで校長先生が一人の女の子と対峙していた。他の先生方と違い、校長先生はいつもワイシャツにネクタイだ。さぞ暑かろうと思う。汗だくになりながら、でも満面の

  • 6月開講の通信講座

    今日は、設問の読み方に苦労されている皆さんへご案内させていただきたい。↓↓過去問添削事例特訓講座(旧設問分解講座)だ。https://www.aas-clover.com/nagoya/sbunkaijirei2024.htmlこれは設問の模範解答を分析していく過程で次を学ぶ講座だ。・設問文での仮説メモの出し

  • 「想像力」無しに合格はない

    「想像力」はコミュニケーションで必要なスキルだ。相手が何を思い、何を感じているか、相手の立場を想像してはじめて見えてくることは多い。共感もできる。「想像力」はビジネスの世界でも必須だ。顧客の立場に立ってその気持ちを慮ることをニーズを探るとも言う。ところで

  • 順調でもリスクはある

    散歩をしながら思った。前を向いて順調に歩ける時は気分が良い。先も明るいし、方向もはっきりしている。だから足元が軽い。スピードも速い。だが、ふと思う。逆にこんな時は周辺をあまり見ていない。進むことだけに意識が行き過ぎて迫る車に気づかないときさえある。夢中に

  • どこを目指すか、ゴールの姿

    2次試験では「解答骨子を作る」ところまでがゴール、と言われる。「解答骨子」とは、自分の解答文章の骨組みや要点を抜き出したメモのことだ。これが書き出せれば、あとは与件の言葉を使いながらマス目を埋めていくだけだ。だが、ここでひとつ留意点をお伝えしておきたい。

  • ココロに響く解答を

    オフィスで鳴る販促電話の殆どが、アルバイトの方からの電話だ。決まり文句は、「いつもお世話になっております。〇〇社です。今日は~~のご連絡です。代表の方はいらっしゃいますか?」お世話したことも聞いたことも無い会社からこのフレーズでかかってくる。私のような偏

  • つじつま合わせが合格のコツ

    つじつま(辻褄)を辞書で引くと、「辻」は裁縫で縫い目が十文字に合う所、「褄」は着物の裾の左右が合う所、と出てくる。つまり合うべきところの物事の道理や筋道がきちんと合うことを言う。2次試験の事例問題ほど、この「つじつま」合わせになっているストーリーはない。

  • 診断士の得点力「具体性に欠ける例」

    得点できる解答、というテーマで書いてきた。今日はその三日目だ。「③具体性に欠ける例」についてお話する。古くから2次試験の解答ではこう言われてきた。「具体性の無い解答は点にならない。」理由は、診断報告書と同じだから「社長が明日からでも実行できる助言」が必要

  • 診断士の得点力「読みづらい例」

    今日は昨日からの続き。診断士試験の解答で得点できない例の2つめ、「読みづらい例」についてお話する。文章が読みづらくなる理由には大きく3つある。・論理的でない・端的でない・文字が読めない一番最後は置いておくとして、文章の「わかりやすさ」には筋道が通ったこと

  • 診断士の得点力とは

    「得点力」という言葉がある。受験であれば効率よく点を取る方法という意味で使われたり、チームスポーツであれば点をよく取る選手のことを言う場合もある。この診断士試験の場合は、どちらもしっくりこない気がするから確実にアウトプットしたものが点数に変わる力、とでも

  • 「消極読み」はダメ!

    2次試験は、戦略的思考を要求される。これが無ければ、60点越えは難しい。だがこれって、具体的にはどう考えることなのか?わかっておられるか?言葉には出しても腹落ちしていない方は多い。以前も書いたのだが、解答は、常に強みを意識してそれを使うように書けばよい。

  • 全力介護中!

    今私は、介護の日々を送っている。今月15歳になる、うちの「ころ七(しち)」だ。薬のせいで立てなくなり、痴呆も進んで、1日中大声で鳴き続けたり、なんでも噛んで食べてしまったり。正直、ひと月前までは身体も心も参っていた。人間、睡眠が取れないのは本当に辛い。そ

  • 「目的」が人を動かす

    3日前からウォーキングを始めた。三日坊主にならぬよう、今日も頑張ろうと思う。ところで昨日は、その道中で面白いことがあった。すれ違いざまにいきなり声をかけてきた奥様がいた。見ず知らずの方だ。「奥様」と、つい表したくなるくらい品の良い、いかにも裕福そうな装い

  • 強運のみなさんへ!

    先日、古くから付き合いのある仲の良いお客様と車で移動している時だった。妙に話が盛り上がり、私の生い立ちやこれまでの人生について色々尋ねられた。気の置けない仲なのでつい喋り過ぎたか。するとその方は、私の話に驚いて、こう言った。「本当に鷺山さんは波乱万丈です

  • みんな昔は〇〇だった

    「私はとても先生のように深くは 考えられません。」個別指導をしていて、よく聞こえる言葉だ。まだまだ超えるべき壁は高い、そう思われるのだろうが、それは受験生の「あるある」だ。もちろん私も受験生の頃にはそう思っていた。誰だってそうだ。それに、合格発表のその日

  • 解答文を作れないという方へ

    突然、これまでできていたことが出来なくなることがある。私が受験生の頃、突然、文章が書けなくなったことがあった。それは、普段書いている文章と診断士試験の解答の文章とは書き方が違う、と知った時からだ。因果で、切り口を明確に、知識を使って・・・、などと教われば

  • 診断士の「視座」

    2次試験に通るために最も必要なもの、それは診断士としての「視座」ではないか。「視座」とは、物事を見る時の立場のことだ。「診断士」としての立場、とは何か?難しい話をするようだが、このことが合格には最も影響する。皆さんは「企業の目的とは?」と問われてすぐに回

  • 運を呼び寄せる人

    最近、私の周辺の人々の表情を見ていて、とても気になることがある。それは笑顔の有無だ。いつも笑っているように見える人があると思えば、一方、いつもしかめっ面、または無表情の方もある。もちろん人それぞれなのだから自由に表情は作ればよいのだろうが、いつも笑顔の人

  • メモも手順も自由にね

    先日、ある社長が言っていた。「ぼくはここの店でないとダメなんです。 このスーツじゃないと。」オーダースーツの話だ。いかにも高級そうなそのスーツは社長の動きに合わせ、実に軽快だ。ピッタリフィットして、まるで部屋着を着ているかのような社長の動きからその良さが

  • 1日集中特訓で合格を掴もう!

    事例問題は、事例企業の「問題解決ストーリー」だ。あるべき姿に向かう時、何が障害となり、課題としては何を実現すべきか?これをいつも問うのが事例問題だ。診断士には求められる力をそのまま試すのだ。問題解決するためには向かうゴールがどこなのか、まずはこれを明らか

  • 経験値を上げる勉強法を

    事例問題で点数がばらついたり、伸びない方は、学習方法に問題がある。昨日は、高得点を取るには「自分が考えたことをメモ出しする」勉強法をお勧めした。与件文を読んで、その情報をどう「扱う」のかをメモするのだ。例えば、「品質の良い材料を仕入れることができる」とい

  • 高得点の人になるには

    いつも思うのだが、事例問題で高得点を取る人は次の2つの能力が習慣化していて高い。・物事を俯瞰し仕組みから考える・問題点、課題、対応策について、 論理的に考える言い換えれば、事例問題を解くにはこの2つの能力を高めれば良い。とはいってもそれぞれ高めれば良いと

  • 私たちに必須のスキルとは

    コンサルタントの得意技といえば「フレームワーク思考」だ。事例問題を考える時も経営戦略策定のフレームワークを使ってご説明しているが、現実世界では、これだけでは済まない。何が困難か?それはクライアントという「人」とコミュニケーションを取り、信頼関係を築くのが

  • 受けるなら本気で!

    「高齢化社会になったなあ。」そう感心する出来事を目にした。地下鉄の車内で、シルバーシートに座っていたお婆さんが、別のお婆さんに席を譲ったのだ。「自分のほうがまだ大丈夫」席を譲ったほうはそう判断したのだろう。世の中は、もうすぐ高齢者だらけになる。そうなった

  • 採点者志向に含まれるもの

    診断士2次試験を勉強するうえで、多くの方が忘れていることがある。それは「文章を書く試験」だということだ。マークシート方式と異なる最大の点がここにある。解答文章が読みやすいかどうかが、採点に影響を与えることもある。解答の読みやすさには次のようなものが含まれ

  • 電卓叩きは勉強ではない

    財務事例について、皆さんはどうやって勉強しているだろうか?過去問に取り組んで、電卓を一生懸命叩いて、そうして計算が合っていたらOK!なんて、誤った勉強になっていないか?もちろん計算も大事だ。試験で打ち間違いをしたくないし、計算問題もばっちり満点がほしい。と

  • 「幸」の人

    見かける度に「幸」の字が歩いてくる、そう感じる人がいる。朝の散歩で出会う40歳前後の男性だ。すれ違う時にいつもニッコリ微笑んで、「おはようございます!」と挨拶をしてくれる。後ろ姿を見ると手には、いかにも「愛妻弁当」と言わんばかりのお弁当袋がひとつ。これ以

  • 感謝しかありません!

    皆さまには大変ご心配をおかけしました。ブログをついうっかり書き忘れたら、コメントやメールや。多くの方からご心配をいただき・・・。寄る年波か・・・目頭が熱くなりました。心より御礼申し上げます。これからも頑張ります!皆さんは合格への歩みを!私は日々、皆さんを

  • 何がわからないのかを知れ

    受講生の皆さんとお話をしていると、講座を受ける度に、こんな発言が増える。「自分は全く分かっていなかった。」そう言って落ち込んだりもする。だが、落ち込むのは大きな間違いだ。判らないことが見つかるのは大いなる進歩の証なのだ。何がわからないのか、これがわからな

  • 5,306回目の無念

    残念、無念。2008年から毎日コツコツ、ひとりでこのブログを書き続けてきたのに、遂に5,306回目の今日、書くのを忘れてしまった。どんなに忘れそうな時も、夜中にふと目を覚まして、アップ時間の午前4時までに書いていたのに。たしかに、アップ時間を間違えたことはあった。

  • 経営情報システムの必要性

    私が受験していた頃には、経営情報システムという言葉自体がまだ耳慣れないものだったが。今ではどんなに小さなお店でも気軽に経営に活かせる情報をアプリなどで簡単に得られる時代になった。そのための補助金も満載だ。現場で使うことが頻繁になったコトは時代に合わせた出

  • 問うことは何なのか?

    2次試験に合格するには、「問われたことに問われたように」答えることが最も重要だ。この「問われたこと」には2種類ある。ひとつは、文章として何を問われているかだ。例えば「経営統合時の留意点」を問われれば、答えるのはもちろん「経営を統合する時に留意すること」だ

  • 耳をすませば

    最近、近所のスーパーがやたら模様替えしている。店舗の入れ替えだけでなく、陳列もボリュームが変わったり、場所が変わったり。コスメ売り場に行くと、流れる声も外国語に変わった。初めは私の耳が悪くなったかと思った。幾度聞いても意味がわからないからだ。耳をすませば

  • 憂い

    先日タクシーに乗った時だった。高齢の運転手さんと言い争いになった。理由は、行先までの道順だ。まず出だしから揉めた。向かう方向と逆に走り出すからだ。「違う違う!どこに向かってます?方向が逆ですよ!」そう驚く私に、超高齢そうな運転手さんはこう言い放った。「細

  • 社長の意に沿うとは?

    社長の意に沿う解答を書くには、与件文にある「社長の想い」の文章を拾い、これを具体化して考え直すことが必要、と昨日お話した。だが、これだけでは不足だ。もっと拾うべきものがある。それは実現可能な助言をするための与件情報だ。2次試験では、社長が明日からでも実行

  • 具体化無しに合格無し

    「社長の想いに寄り添った解答になってない」こう講師からコメントされたことがあるだろう。合格には、「社長や出題者の意図をくみ取る感受性が必要」と言われることもある。だがこれらのコメントはわかりやすいようでわかりにくい。理由は、具体性が無いからだ。ではどうす

  • 不安不要!

    受験指導をしているとこんな言葉を聞く。「自分には難しそう」そりゃ難しいかもしれない。できていないから合格していないのだから。そうしてこんな言葉も聞く。「本当にできるようになるんでしょうか?」それはあなた次第です。自分が「できるようになろう!」と本気で思わ

  • 「要するに」が大切なワケ

    診断士の受験でもビジネスの場面でも、散らばった現象を「要するに」とまとめる力が必要だ。まとめることができれば、問題点の本質や課題の本質を突き止めることができる。例を挙げて考えてみよう。「あなたの苦手な野菜は何ですか?」と問われたとする。これに「グリンピー

  • 死語

    このGWをどう過ごされただろうか?今日から出勤という方も多いだろう。休み中の遊び疲れと久々のラッシュに朝からお疲れの方もあるか?昔「五月病」という言葉があったが、最近は滅多にお目にかからない。もう「死語」になってしまったのかもしれない。コロナ明けにはこんな

  • いよいよ財務のワンオンワンレッスン

    昨年より強まる傾向として、個別指導へのニーズがある。この声にお応えして、この度、財務専門のワンオンワンレッスンを開講することとした。未だに、財務事例は「計算ができれば通る」そう勘違いしていないだろうか?これは大きな間違いだ。古く、AASを創業した頃から、合格

  • 今年も1次対策講座だ!

    「2次専門校なのに、1次試験対策やる?」そう言われて3年目になる。今年も、「経営情報システム1日集中講座」を6月9日(日)に、ZOOMで開催する。https://www.aas-clover.com/nagoya/keiei_js2024.htmlタイトルに「2次合格後を見据えた」とあるように、今診断士に求めら

  • 読み方の盲点

    なぜ的を外した解答になるのだろう?受講生の方々の解答を拝見して、いつも思うのはその原因についてだ。R5年、事例Ⅰの第2問。題意は「どのような戦略上の差別化を行ってきたか」「その狙い」だ。題意とは、質問の本質の部分。何を答えるべきか、その内容を示すものだ。こ

  • チャンスは転がってる

    GWの通勤電車は空いている。いつもより空いた社内で「あ~あ、私だけ出勤かあ。」と思う方もあれば、「空いててラッキー!」と思う方もあり、様々だろう。経営資源の少ない中小企業さんを相手にする診断士思考的には、後者でありたい。そしてさらに、こんなことも考えたい。

  • 「つかう!」メモを書こう!

    今日は昨日お話した「与件文のメモ」の書き方について補足しておきたい。その内容の中で、・今の改善と未来を創るのに 「使う」メモと書いた。実は、このメモが書けるようになると合格はかなり近い。つまり与件を読んですぐに「使う(つかう!)」とメモできるとは、その時

  • 診断士思考メモだろうか?

    事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ

  • スズランが一輪

    あるレストランの庭先にスズランが植わっていた。常連さんからのプレゼントを、大切に育てているという。スズランの花言葉に、「幸せが再び訪れる」がある。常連さんからの『また来るよ』のメッセージかもしれない。私が小学5年くらいの時だったか?離れ離れになっていた父

  • 言いたいことを思いつくまま

    「言いたいことを思いつくまま書く。」これでは相手に伝わらない。なぜなら、言いたいことも、思いついたこともそれはあなたの頭の中にあることだから。当然、聴く人には想像すらできない。そのうえあなたの言いたいことも、思いついたこともそれらは全てあなたの価値観から

  • 対策プリントの悪

    民間出身の、ある校長先生からこんな話を聞いた。ある高校での話だが、赴任してすぐ、驚いたことがあるそうだ。教師が生徒のために、テストのための「対策プリント」を作っていたそうだ。「対策プリント」とは、どこが試験に出るのか、重点ポイントを書いたものだ。教師にな

  • 少しキツイ話

    先日、久々に卒業生とランチをしていて気が付いたことがある。うちの卒業生たち、それも大企業でマネージャークラスの人たちはいつも同じことを言うなあ、と。彼らが言うのは、これだ。「部下を見ていて、高評価したくなるのは論理的で、言うことがわかりやすい人。報告書が

  • 事例Ⅱの分水嶺

    「分水嶺」とは分かれ道のことだ。昨日に続き、事例Ⅱについて、合否の「分水嶺」をお話したい。昔から事例Ⅱは、「ターゲット」と「ニーズ」で一貫性を取ることが合格の必須条件だったが、令和に入って、もうひとつ傾向が増えたように思う。それは中小企業白書の内容に合わ

  • 事例Ⅰの分水嶺

    分水嶺とは水が分れる山稜のことをいう。山登りをする皆さんへは馴染みの言葉だろう。これは普段、「分かれ道」というたとえにも使う。さて今日は、事例Ⅰ、合否の分水嶺についてお話したい。それは「戦略論の有無」だ。令和に入ってからは、この戦略論、つまり戦略的視点が

  • 緊急のお知らせとお詫び

    皆さまへ急ぎのお願いです、インスタグラムで鷺山個人のアカウント harukosagiyamaをフォローしている皆様へ急ぎフォローの削除お願いいたします。しばらく放置している間にアカウントを乗っ取られてしまいました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳けございませんが、インスタ

  • 通る人のサイクル

    まずやる→つまづく→悩む→深く考える→あれこれ思いつく→トライしてみる→またつまづく→悩む→深く考える・・・書いているとキリが無くなるがこれが合格する人のサイクルだ。特徴は、・四の五の言わずまずやる!・わからないとなぜだろうと 深く考える・考え続けて何か

  • 手順は必須!

    2次を受験する皆さん。解答手順はあるだろうか?工場でモノづくりをする時も料理をする時でも良い品を効率よく作ろうと思えば作業手順やそのマニュアルが必要になる。人がやることにはばらつきが出るからだ。いつ何時でも、同じような質の良いアウトプットをしたければ、標

  • 聴かれて話すから学べる

    コーチングの効果の中に、「オートクライン」というものがある。自分で話したことを自分で聴くことによって、自分で考えていたことに気づくことだ。日常でも似たようなことがある。悩みを人に聞いてもらっているうちに、だんだん冷静になり、最後は解決法に気づいたりする。

  • 緊急のお知らせとお願い

    皆さまへ緊急のお知らせとお願いです、インスタで鷺山のアカウント harukosagiyamaをフォローしている皆さま。急ぎフォローの削除お願いいたします。しばらく放置している間にアカウントを乗っ取られてしまいました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳けございませんが、harukos

  • 設問分解の基本

    設問文で、仮説思考のメモを出すこと。これを「設問分解」という。私が約25年前?に作った方法だ。ところで、「設問分解」を教わってもなかなか合格答案が書けない、それどころか、設問で何を書いてよいかわからない、という方はあるだろうか?そんな方は、そもそものとこ

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