chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」 https://sagiyama-nagoya.blog.jp/

AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!

中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。

はるちゃん
フォロー
住所
岡崎市
出身
鹿児島市
ブログ村参加

2009/12/09

arrow_drop_down
  • マンネリ学習はキケン

    勉強する度に、何か新しい発見はあるか?ワクワクするような興奮はあるか?1次も2次も、問題を解くだけの勉強はマンネリ化しやすく危ない。受験生の皆さんを見てきて、気になっていることがある。そのやり方について、だ。マンネリなやり方ではないか。うちは2次専門だが

  • 比べるのは診断士像

    若い頃から色々な方の相談を受けてきた気がする。経営者や受験生だけでなく、人生相談なども、色々。なんだかご縁があって、お話を聞く機会が多い。その中で思うのは、「ギャップ」=「悩み」だということだ。自分の描く目標と現状が異なる場合、悩むことになる。だがここで

  • 我ら若輩者

    今年も天皇賞が決着した。4歳馬のヘデントールが優勝だ。新緑に輝くコースを力強く駆け抜ける姿に私のような者にさえ、若さが蘇る感じがある。見ているだけで力が湧く。今年のレースの特徴は、上位が全て4歳馬だったことだ。ベテラン組は、残念ながら、4歳馬たちに圧倒さ

  • 精神論のススメー2

    今日も「精神論」のメリットをお話ししたい。2次試験では解答が発表されない。ほんの数点で落ちたり、想像以上に悪い点で落ちたり。落ちた理由もわからず、心を乱された経験は無いだろうか。自分を否定された時、みなさんはどう対応するのか?実はここにこそ、診断士試験の

  • 精神論のススメー1

    たまにこう言われることがある。「先生の話は精神論が多い。」確かにそうかもしれない。自分でも「精神論」は好きな方だと思っている。「精神論」という言葉は否定的な表現で使われることが多いように思う。「精神論ばかりでは解決できない」というようにだ。だが、本当にそ

  • 残り3日だ!「流されていないか」

    ゴールデンウィークも残り3日となった。以前お話したが、学習計画は順調だろうか?遅れ気味の方はこの連休でキャッチアップできたか?この季節、世間はどうしても浮かれてしまう。それにつられてしまった方は無いだろうか?この季節に限らないのだが、大方の受験生は流され

  • 速く読めるようになるには

    今日は、昨日からの続き。与件文を速く読めるようになるための勉強法についてだ。まず理解しておきたいのは、速く読むために必要なことは、次の3つだ。①与件を読んだ時に、すぐに戦略レイヤーと そのレイヤーで必要な知識が浮かぶこと②出題者が事例全体のストーリーをど

  • 読むことが遅くなったワケ

    2次試験でのお悩み1位は「読むのが遅い」ということかもしれない。ご相談を受ける度にこの話が出る。実は、これは最近の傾向のように感じている。平成~令和の初めの頃には、さほど聞かなかった言葉だ。当時は、「2回読みます」という方がまだあったと記憶しているが、最

  • 惣菜売り場で買う人は?

    今日は昨日からの続き、「惣菜売り場巡り」をする中で、観察したいものがもうひとつある、というお話だ。それは「買う人」を観察することだ。観察してデモ・ジオ・サイコを想像していく。服装、雰囲気、一人かそれとも家族との買い物かなど詳細に観察してほしい。そうして、

  • 惣菜売り場巡りのススメ

    ■惣菜売り場巡りのススメゴールデンウィークに入った。長期連休の方はいかがお過ごしだろうか?まさか暇を持て余して・・・なんてないよね?受験生だから。ところで、そんな皆さんへおススメしたいことがある。「惣菜売り場巡り」だ。なんのために巡るのか?それは事例Ⅱ対

  • 勉強が面白い!

    昨日は嬉しい言葉を聞いた。「最近、勉強が面白いんです!」脳が面白いと感じる時は、ドーパミンが分泌され高次認知機能が活性化し、記憶力や集中力が増す時だ。受験勉強にとって、とても大事な経験だ。知識を体系的に学んで、それを事例問題にフレームワーク思考として活か

  • ツツジのような人

    この季節はいい。日に日に強くなる日差しに、緑が輝かんばかりだ。ツツジも咲きだした。ツツジの花言葉は「慎み」「節度」、「自制心」、そして「勤勉」、「訓練」らしい。どうりで、ツツジには強さを感じるのか。毎年見る度に感じる。凛とした強さを。ところで、合格する人

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ー戦略的である

    今日も合格の確率が高い受験生の学習姿勢についてお話したい。4つめの「戦略的である」のお話だ。まずはじめに、「戦略的である」ことの意味を考えてみたい。受験における「戦略的」とは何か?診断士試験に合格するための本質を知り、その本質から鍛えていくことだ。受験に

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ーバランスを取ろうとしない

    合格の確率が高い受験生の学習姿勢について、4つの共通点があるとお話している。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的である今日はその3つめの「3.バランスを取ろうとしない」についてだ。バランスとは何か?試験とその他のこと(仕事

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ー自分で考える

    昨日は合格の確率が高い受験生の学習姿勢について、4つの共通点があるとお話した。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的である今日はその2つめの「2.自分で考える」、についてだ。何を自分で考えるのか?それは合格に必要な力だ。いき

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ー退路を断つ

    合格の確率が高い受験生とは?その学習姿勢の共通点についてお話したい。もちろん、断言できる話ではない。30年近く受験生見てきての「傾向」の話だ。まずその姿勢の特徴として大きく4つある。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的であ

  • 断裂!!

    『確か純烈という音楽グループがいたなあ、昭和な面々の。』思わず心の中でつぶやいた。医者から「断裂」という言葉を聞いた途端だ。いやそんなお気楽なことを言っている場合ではない。年々左膝の痛みが増して、最近ではじっとしている時でも激痛が走るようになった。特に天

  • 講座や書籍、購入場所のご案内

    最近お問い合わせが多いのは・講座や書籍はサイトの何処に載っていますか?ということだ。ご案内が足りず、誠に申し訳ない。実は、AAS名古屋が受験生へのコンサルティングをメインにしてから、掲載場所を変更している。 ↓↓講座は、コーチングも一緒にチケットで販売してい

  • 勉強の「履歴」はあるか?

    毎日問題集に取り組み、励んでいるみなさん。お疲れさま!努力はきっと報われる・・・・、かもしれない。「かもしれない」となぜ言うのか?ただ問題を解くだけでは不安が残るからだ。また、学んだことの定着も遅いかもしれない。学びを確実に活かし効果を得るためには勉強の

  • 脳も身体の一部だから

    週末から急に気温が上がった。みなさん、元気にお過ごしだろうか。私はどうにもいけない。気温差に身体がついていけないようだ。ふらふらしてどうにもだるい。「週末は急に温度が上がり27℃を超える地域もあるでしょう。」天気予報を聞いて、衣類だけでなく心の準備もして

  • 本試験当日、まともに戦える人か?

    みなさんにある質問をしたい。ある風景を想像していただきたい。みなさんが本試験を受けていたとしよう。問題は全部で5問。残り時間が5分となった時、まだ1問だけ空白だったとする。こんな時、皆さんはどう対応するのか?残り5分をどう使うのか?・残り5分で最後の1問

  • 「悩み」の質を考える

    受験生に「あるある」のお話をしたい。それは悩みが尽きないということだ。受験、なんなら発表が終わるまで、あーでもない、こーでもない、と様々に悩むのだ。だが悩むのは悪いことではない。それだけ真剣だということだ。できないこと、上手くいかないことが気になるのは「

  • 「量」と「質」の掛け算

    今日は、複数年受験をしている方へお話したい。モチベーションの具合はいかがだろうか?初年度と変わらず、保ち続けているだろうか?私の経験ではこの25年余りで1~2人かもしれない。勉強への情熱を保ち続けていたのは。確かに、スタート時点と同じ「熱」は難しい。ある

  • 試験勉強を「運まかせ」で終わらせるな

    1次試験がマークシート形式になったのは平成13年からだ。それ以降だろうか。受験生が「書くこと」にあまり重きを置かなくなったのは。2次でもそうだ。論理的でわかりやすい文章を書こうとする人が減った気がする。論理的な文章を書こうとすると100文字程度のマス目で

  • 残り期間、あと僅か!

    「そろそろ春も終わるなあ」桜吹雪に酔いしれていたのに、昨日は、突風と花散らしの雨。せっかくの浮かれ気分も、一気に強制終了させられた感じだ。まだまだ余裕があると、とのんびりしている皆さん。試験にも強制終了がある。1次試験は8月3日(日)15:00に、2次試験は、1

  • 事例Ⅱで補足

    昨日に引き続き、事例Ⅱについてお話したい。最近の設問設計についてだ。昔の問題は第1問で挙げたターゲットを他の設問でほぼ使っていた。つまりターゲットの選び方がシンプルだし、登場する数も少なかった。だが最近は様子が変わった。第1問とストレートに関する設問はほ

  • 文字だけでは解けない事例Ⅱ

    令和7年の問題が特徴的だったかもしれない。最近の事例Ⅱ(マーケティング・流通事例)は提案力を求めることが多い。どんな施策をを講じれば良いか具体的な方法を提案させる。昔から事例Ⅱではこの傾向があったが、最近のものは拍車がかかっているように感じる。そのせいで

  • ワンパターンになっていないか

    先日、犬の散歩の時間を変えてみた。いつもなら日暮れ前に行くのだが、青い空と満開の桜に誘われたせいだ。すると面白いことがあった。いつもは出会わない、飼い主や犬たちと出会えたのだ。犬を連れた人たちは会話することが多い。おかげでいつもとは全く違う会話がたくさん

  • 計算はできるのに低得点

    1次での財務は高得点なのに、なぜか2次では合格点に至らない。こんな方は意外と多い。こうなる理由は、1次対策と2次対策を混同しているせいだ。1次では、知識を「知っているかどうか?」「基本計算ができるかどうか」を問う。一方、2次では、知識を「説明できるかどう

  • 入学式に見る白書の方向性

    昨日は、隣の小学校の入学式だった。日頃見ないような礼服の父兄とピカピカの子供たち。なかには、これまで見たことのないようなカラリングのランドセルを背負っている子もいる。令和2年の事例Ⅰ、中小企業白書にもある「多様性」が当たり前の時代になった。さて新入学の皆

  • 合格の方法はシンプルで地道!

    4月は、学生も社会人も慌ただしい季節だ。春休みや桜の季節と重なってあちらこちらで渋滞が増えたなあ・・、そう思っていた矢先のETCトラブルだ。システムの障害が日本全体の流れまで滞らせてしまった。機能が高度になればなるほど、世の中がそれに依存すればするほど、人は

  • あなた次第です!

    ある卒業生がこんなことを言っていた。「先生のブログさあ、いつも読んでるけど手を変え品を変え、いろんなことを書いているようで、結局はいつも同じこと言っているよね?」その通りだ。理由は、2次への合格法がそのくらい「同じこと」であり「シンプルなこと」だからだ。

  • 問われるのはたったこれだけ、という思想

    2次試験は「問われたことに問われたように」答えることが鉄則だ。もう十分にご存知のことと思う。問われることは、実はひとつなのだ。それは、・経営について戦略的思考で事業計画が作れるか?これだけだ。「事業計画」というと、ご経験の無い方には難しく思うかもしれない

  • 「合格ポイント」のチェック法

    今日は、昨日からの続き。自分のレベルが成長しているかどうか、確認する方法についてお話したい。ところで、本試験では、解答のみで合否を下される。そのため、「良い解答」を作ることに執着する方が出てくる。キーワードをいくつ入れると良いとか、こんなフレーズで書けば

  • 自分の成長が見えない理由

    個人レッスンをしていると、お一人お一人の成長度合いが具体的に見えてくる。事例問題の読み方、メモの書き方、解答の書き方など、これらを総合的に見ていくと本当に成長しているかどうかが見えてくる。例えば、「らしき解答」を書いておられても実(じつ)が伴わない場合も

  • 結局は「自分の覚悟」と具体化計画

    1次の科目を絞るべきか、とか1次の権利があるので、2次に専念すべきか、とか。保険をかけようが、背水の陣で臨もうが、結局は、自分がどう生きたいかにつながる。保険をかけたつもりが、じつはどれもこれも中途半端になってしまい、結局は、虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎

  • 診断士の必須情報

    今日はまずこちらのサイトをご覧いただきたい。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html中小企業庁の白書に関するサイトだ。この中の「中小企業白書について」という文章を読んでいただきたい。この中に「中小企業に関して講じた施策に関する報告を行い、

  • エイプリルフール

    仮想の世界と現実の世界の区別がわかりにくくなった現代では、もう死語かもしれない、エイプリルフールは。様々な嘘をついて騙す詐欺が横行し私の周りでも当たり前のように、被害の話が溢れる。飛び込んでくるメールも、何が本当なのか見極めに時間がかかるようになり、その

  • 学ぶのは未来を創る力

    かつての受講生たちは今、何をしているのか?AAS名古屋の卒業生に多いのは次の2つのケースだ。・独立診断士・経営者または企業内のトップ前者はまず置いておくとして、後者には診断士に合格できなかった方たちもある。だが、受験勉強をする中で、戦略思考やフレームワーク思

  • おかしな世界

    不思議だなあ、と思うことがある。美容師になろうとすれば美容学校に行き、調理師になろうとすれば調理師学校に行き、そこでは、それぞれの専門職になるための理論から技術まで、その業務を行ううえで必要なことを学ぶだろう。中小企業診断士という専門職も当然、その職業に

  • いつでも戻れる場所を作ること

    このところ、複数年度受験されている方へ向け気になっていることを書いている。今日もその一つだ。毎年、2次を再開する時、昨年までのことを忘れている方が多い気がする。もちろん、再開する時には、残念な結果になった前年度の振り返りから入るが、それでも、何がどうダメ

  • 命が励ましてくれる

    青いヒヤシンスが今年も咲いた。16年程前に亡くなった「ころ」のお墓の上に、植えた球根が今も生きている。肥料をやるわけでなしせっせと水やりをするでもなし。それでも律儀に毎年咲く。まるで亡くなった「ころ」が時候の挨拶をしてくれるようだ。今年も春だよ、私はまだ

  • 多年度生の強み

    ストレート合格の方と複数年かかりようやく合格した方との違いは何か?ストレート合格の方のほうが優秀そうに見える、と多くの方が思うかもしれない。だが私は少しだけ違う見方をしている。合格後を見ると、複数年度受験して合格した方のほうが基盤がしっかりしているように

  • 流す涙は人それぞれ

    いよいよ本格的な春だ。白木蓮が一斉に咲きだした。「白木蓮プロジェクト」で植えられた並木の白が真っ青な空に映え、実に見事だ。「木蓮」といえば、「木蓮の涙」という歌が昔から好きだ。聴けばいつも、胸が熱くなる。思わず涙することもある。こんな話をしたら、うちの部

  • 事業企業、内外のバランス・事例1

    これまで二日間にわたり、事例問題の特徴についてお話してきた。受験に当たってはこの特徴を踏まえて学習していく必要がある。今日は事例1についてだ。事例1を最後に持ってきたのには訳がある。それは最も内外のバランスが取れた科目だからだ。このバランスを知識で表した

  • 事業、内外のバランス・事例2

    今日は昨日からの続きだ。事例問題は、科目によって内部環境を多く問うのか外部環境を多く問うのか、分かれるというお話をしてきた。今日は事例2について。この科目は他の科目に比べ外部環境、特にターゲットとニーズを正しく捉えられるかを重視している。そのため、科目の

  • 科目により内外のバランスは違う

    企業経営の基本は、「外部環境の変化に対応し、内部環境を変えていくこと」だ。外の世界に合わせて、会社内部を見直していくことが経営の基本となる。診断士試験でもこればかりが問われている。ところで、事例問題の場合、外部を診るボリュームが多いか、内部のほうが多いか

  • 正しく学べ

    通学だろうが、通信だろうが、独学だろうが手段は何でもいい。大切なのは、何を学ぶべきか正しく知ることだ。そしてそれを正しく実行することだ。作物でもそうだ。正しい方法を学んでから育てるから良い成果を得られる。やみくもに肥料や水をやっても、まして薬剤を使っても

  • どんな涙にするのか、あなた次第

    卒業式のシーズンが終わりつつある。我が家の前にも、うれし涙の父兄が一杯だった。こんな涙はいつ見てもいい。ところで、昨年、悔し涙を流したみなさん。着々と準備を進めておられることと思う。そんな皆さんへ少しだけアドバイスしておきたい。2次への学習計画は立てただ

  • 最後に意識すべきことは?

    今日も昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが1日目の宿題だった。昨日は考え方についてご説明し、解答骨子の作り方についてもお話し

  • 「ビジョン」を読み取ったら次は?

    今日は、昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが宿題だった。一晩考えていただけただろうか?では、答えを発表したい。まず「ビジョン

  • 「ビジョン」を見て、何に気づくか?

    みなさんは事例問題を解く際に、何を重視して解くのだろう?「社長の想いやビジョン、経営目標」を与件文から見つけて、これを重視して解く。こう答えられた方は、まずOKだ。それでは、「社長の想い」や「ビジョン」「経営目標」を見つけた後は、どう解いていくのか?これ

  • 恐ろしい「目」になれ

    保護犬や保護猫の番組をよく見ている。興味深いのは、動物たちの表情だ。人慣れしていない動物たちは怯える。時には恐怖から威嚇する。実に悲しくて恐い表情になる。それが表れるのは特に「目」だ。「目」が全てを語る。人に慣れ、安心してくるとやはり「目」が変わる。優し

  • 診断士思考をマンツーマンで

    せっかく春らしくなってきたのに。昨日の愛知県は、冷たい雨だった。なの花も咲いたし、そろそろコートも仕舞おうかと浮かれていたのに。また慌ててダウンを羽織った。これを「三寒四温」というのか「花冷え」というのか。いずれにしても春は近づいている。さて今日は、どん

  • 『なんじゃそりゃあ』のアンケート

    たまに注文するお弁当の宅配サイトがある。キャンペーンをやっているとのことで一昨日、久々に注文してみた。実は昔、このサイトで冷凍庫を当てたことがある。それ以来、親しみを感じている会社だ。サイトからの返信メールを見ると「アンケートに答えて、キャンペーンプレゼ

  • 狭い了見のほうが良い時もある

    受験生のみなさんへ、常々お話しているのはミクロ思考に陥らず広いマクロからの視野も忘れずに、ということだ。こうお話する理由は、これが企業経営には必要で診断士思考の基礎になるからだ。だが一方で、事例問題を解く時には「狭い了見」つまり、狭く考えることも大切だ。

  • 自分は育っているか?

    先日、うちの大福の体重を測って驚いた。この4カ月ほどで1㎏ほど増えている。どおりであちこちで「大きくなりましたねー。」と言われるはずだ。毎日見ていると気づかないことって多い。自分自身についてもそうだ。「左足痛い?」近所の人から突然言われた。散歩している後

  • 設問文は「ご指導」と同じ

    今日は、設問文の役割について考えてみたい。設問や与件を知識で読み替えることはもちろんだが、その前に、国語表現にも注意したい。昨年のマーケ事例では、第4問の「3代目は顧客の顔を直接見ながら販売できない寂しさも感じ始めた。」という1文があったが、これを読み逃し

  • お薦めしたい1冊

    昨日は、本当に嬉しい1日だった。はるか熊本から教え子が会いにきてくれたのだ。数年ぶりに見る彼女は、受験生の頃とは見違えるような落ち着きと安定感を感じさせた。我が子が大きく成長した姿ほど嬉しいものはない。今では、多くの支援機関と民間からお仕事をいただき、日

  • オウム返しは必須だから

    口述試験に臨む時、こうアドバイスしている。「面接官から質問されたら必ず、その内容を復唱して(オウム返しにして)、問われたことを正確に把握してから回答すること。」と。相手が問うたことに一部のズレもなく相手が望むようなかたちで答えることがコミュニケーションの

  • 白書の学び方

    中小企業白書の学習法についてこのところ立て続けにご質問があったので、皆さんへも共有しておきたい。「どこを読めば良いか?」とか、「どのように勉強すればよいか?」というご質問が多いのだが、その前に意識したいことがある。中小企業白書の意義は、経産省の中小企業に

  • 解答がズレる要因

    「らしき内容なのに、なぜか得点できない」こんな経験は無いだろうか?知識を使っているし、キーワードも使っている。パッと見は悪くなさそうに見える。なのに、得点が入らない。この要因の一つに「知識」がある。2次の解答に「知識」とその意味やロジックを表現することは

  • 順番を間違えないで

    ふと気づいたことがある。みなさんがなぜ2次試験で苦戦するのか?それは勉強する順番を間違えているからではないか?まず、2次に必要なものは思考力だ。これを身につけるには、一朝一夕にはできない。それはご理解いただけると思う。だが、実際の勉強はどうだろう?解法を

  • おススメのトライアル講座

    今日は皆さんに、おひとり様1回限りのトライアル講座をご紹介したい。設問分解練習講座のトライアル版だ。↓↓https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/02301050235350「設問分解練習講座」は創業以来、合格者たちに人気の講座だった。創業~10年くらいは、通学講座の中や宿

  • 実はえらく単純な話

    みなさんもどこかで就職試験や面接を受けたことがおありだと思う。その時、どんな準備をされただろうか?履歴書もどう準備されただろうか?新卒の場合、学校での経験や資格、そして熱意ある態度で挑まれたことと思う。だが中途採用の場合はどうか?採用されたい業界や企業に

  • コンセントを外せばいい

    先日、プリンターが使えなくなった。午前には普通に使えたものが、午後には急に何も反応しなくなり。見ると「Lanに接続されていません。」と表示が。え?驚いてネットの接続機器を見ると全てランプが消えている・・・。ということは?これまでも犬にやられた経験がある私はす

  • 読解力の風化

    先日読書をしていてとても驚いた。読むのが遅くなっている。そのうえ、億劫になっている。読むことが。言葉を丁寧に拾わず、無意識のうちにキーワードだけ拾って、ざっくりと読んでいるのだ。おかげで1ページ読み終わっても、何が書いてあったのか頭にあまり残っていない。

  • 恥ずっ。

    つい先日、リフォーム詐欺の話を聞いたばかりだった。二人組で訪問してきて、屋根がズレてるとか何とか言って、お年寄りだけの家に入り込み高額請求をしてくる怖い話を。その?二人組を見かけた。犬の散歩中だった。腰の曲がった小さなお年寄りが家に入っていくとそうっと後

  • 当てを作るな、決めつけるな

    「ママ!猫を散歩してるおばちゃんがいる!」夕方の散歩で子供に叫ばれてしまった。もちろん連れていたのは、大福という犬だ。猫ではない。だがその子の記憶の中の犬とあまりに形状が変わっていたのだろう。たしかに綿帽子、というかケサランパサランが巨大化したような真っ

  • 将来の診断士像

    スマホで情報を得たり、情報を出したりすることが増えてから、私の中で何かが枯渇しているように感じている。それは言語文化への意識だ。もっと言えば言葉に対する意識や考え方そのものが実に希薄になっている気がするのだ。「その使い方、間違っているのでは?」書いたもの

  • 合格のジンクス

    「もう通ってもいいのに。そう思った翌年に通る。」こんなジンクス?がある。いつも不思議なものだと思う。この人はもう合格レベルだ、そう思っていたのに、うまくいかないことがあるのだ。模擬試験での高得点、周辺の評価があると「合格できるかも」と期待する。スポーツの

  • 世界に羽ばたけ?

    我が家の隣の小学校の看板が新しくなった。「世界に羽ばたけ!〇〇っ子」世界と交流し、活躍できる子供たちが増えればとても嬉しい。そう思いながらピカピカの看板を見ていた。だがすぐに憂鬱な気分になった。例のミャンマーの特殊詐欺グループの話を思い出したからだ。拉致

  • 全ての設問は枠組みの中

    「海より大きいクジラはいない」日めくりに書いてあった。どれほど大きいと思っても、収まるところに収まる、大きな問題だと思っても、ちゃんと解決できる、これを書いた人はそう言いたかったのかもしれない。実は、受講生の方からこんなご質問があった。「事例問題の設問の

  • 春は来る!

    我が家の菜の花が咲いた。もう春は来ないのか?と疑いたくなるような極寒の日々でも、やっぱり季節は巡る。確実に春は来るのだ。近所の白木蓮が膨らむのがもう待ち遠しくてたまらない。人にも膨らむ時があるように思う。そして受験生にも。ある時から急に変化しだす時がある

  • シンプル思考で事例を読む

    受講生の皆さんとお話していて改めて気づいたことがある。事例問題を一緒に読んでいて「先生のような見方はできませんでした。」という言葉があった。確かにそうなのだ。講師、いや合格者も。事例問題を読む時の目の付け所が違うのだ。受験生の皆さんは、個々の設問に個々に

  • ショートコース

    最近、寒さに負けている。うちの子犬、大福の散歩もショートコースになりがちだ。風が強い、雪が舞ったなどと言い訳しては途中でUターンしてしまう。気持ちが負けるのは犬のほうではなくいつも人間のほうだ。ふと気づいたことがある。人生はロングコース(長生き)を望むのに

  • リミッターを外せ

    人はどんな時に成長するのだろう。思うに、難しいこと困難なことに挑戦した時ではないか。自分の枠、リミッターを外した時ではないか。とはいえ、いきなり大きなチャレンジは難しい。現状よりもちょっとだけ難しいことがいい。チャレンジして、それが実現すれば成功体験にな

  • 我が家の浴槽もかなり高齢化している。2カ月ほど前に、古くなった浴槽の栓を換えたところだ。なのに先日、こんなことがあった。1時間前にお風呂が沸いたはずなのに、お湯が満杯ではなかったのだ、一割程いつもよりも少なかった。う~ん、どこから漏れたのか、栓も新しいし

  • 社長になったつもり(その2)

    昨日は、ある中小企業の社長さんが従業員の皆さんへ向け発した言葉をご紹介した。「社長になったつもりで働いてください。」自分のお金を使うつもりで会社を見てください、ということだ。それ従業員である自分も従業員仲間も経営資源のひとつ(内部環境)として判断するとい

  • 社長になったつもり(その1)

    ある中小企業の社長さんの言葉を紹介したい。朝礼での一言だ。「自分が社長のつもりで働いてください。」いつもの従業員の感覚で働くことと、社長になったつもりで働くこととないが違うのだろうか?よくあるのは経費の使い方だ。「会社の金」だと思うと、財布が緩くもなる。

  • 学びは喜びであるべき

    診断士受験を始めた頃を思い出していた。学び始めは、どの知識を見ても驚いたり関心したりしていた。そうして、知ることができた喜びを感じていた。みなさんもそうではなかったか?学ぶ度に、自分が賢くなっていく気がするのも嬉しかった。常に新鮮で。だが複数年度、受験を

  • 彼らは全体を見ている

    事例問題を解く時だけではない、コンサルの時もそうだが、目の前の問題や課題だけに捕らわれてばかりいるといつまでたっても前に進めない時がある。進むべき方向がわからないままにやみくもに問題解決しようとしても生産性が落ちるだけだ。これは受験にも言える。合格するに

  • 心に体の手綱を取らせよ

    思い立つことがあり、今、貝原益軒の「養生訓」を読んでいる。もちろん昔の和文ではなく現代文で翻訳した本を。その中にこんなくだりがあった。「心に体の手綱を取らせよ。」耳、鼻、口や体には、それぞれ聞く、見る、食べる、匂いを嗅ぐや動くなどの役目があり、これを心が

  • 事例を読む2つの視点

    事例企業にピッタリとマッチした解答を書くこと、これが高得点を取るコツだ。それには2つのポイントがある。「収益性」と「生産性」、お金の話だ。「収益性」は企業の外部にどう働きかけるか、という話だ。どう売り上げるか、儲けるかだ。「生産性」は企業内でどう経営資源

  • なんか足りない答案

    「残念ながら、惜しいところで」合格を逃した方の答案には、共通点があるように思う。それは、第一印象で「なんか足りない」とか「薄いなあ」と感じてしまう解答が散見されることだ。「よし!」と納得できる解答もあるが、中には「う~ん・・・、まあねえ」と感じるものもあ

  • フルスイング

    ある番組で森永卓郎さんの生前の言葉を紹介していた。「バットは振り抜け」「フルスイングで生きる」今の私にえらく響いた。この年になると周辺からも「無理せずに」という言葉が聞こえてくる。それに依存したくもなる。だからこそとても響いたのだ。「フルスイング」という

  • 正しい善意なんてあるのか

    もう1年半程になるか。大きな目の手術を行い、退院したその日だった。眼には顔が半分隠れるほど、大きなガーゼと絆創膏を貼り、入院中の荷物を持って地下鉄に乗った時だ。あいにく車内は満員。座る場所も無い。せめてどこかに捕まる場所だけでも無いか、とおろおろっと探し

  • 解くスピードを上げるポイント

    事例問題で読む時間や書く時間など「時間がかかる」と悩む方は多い。原因として「昔から読むのが遅くて」とか「書くことが苦手で」と個人的な理由を挙げる方がある。もちろん、少しはあるかもしれない。だがこれも「慣れ」でスピードアップは可能だ。事例問題は「診断士の国

  • 守るべき規則がある

    近所に、5台に2台は止まらない横断歩道がある。小学校の横、しかも通学路で危ない。なのに突っ走る車が多いのだ。そう細い道でもない。むしろ見通しが良く、スピードを出したくなる道だ。特に夕方になると歩行者無視が増える。昨日も2台連続で無視されてしまった。1台は

  • 見えなかった景色を見るために

    実は、昨年末より新しいコンセプトでメルマガを配信している。「視点を変えれば未来が拓く!」この場のように、受験への気づきだけでなく心の持ち方まで。新しい文体でお話している。こちらもお読みいただければ嬉しい。↓↓https://home.tsuku2.jp/merumaga_register.php?ml

  • 求む!仕組みを考えられる人

    再現答案を拝見する機会が増えると合格者と未合格者との違いについて考える機会が増える。いくつかあるのだが、今日はそのひとつ「仕組み」という視点で事例問題を見る力についてお話したい。「仕組み」とは、物事の組み立てや構造のことだ。世の中の多くは、これで成り立っ

  • 白書を読みたくない方へ

    中小企業白書を合格へのバイブルとしていつも執拗にお薦めしているが、それでも読みたくない!という方はある。もちろん読まなくても合格はできるから嫌な方は読まなくても良いと思う。白書のメリットなんてたったこれだけだ。・試験が、成功事例から出題されるため 事例問

  • テキストを体系図化

    昨日「つながりに意味が無いことは覚えにくい」というお話をした。1次試験も同様で、範囲が膨大なだけにその個々のつながりがわかりづらく、覚えにくい。2次試験なら戦略体系図という意味あるフレームワークがあり、これを元に知識を整理していけばよいからやりやすいのだ

  • 高齢者運転免許認知症検査

    先日、「高齢者運転免許認知症検査」を初めて受けたという方の話を聞いた。文字を並べると舌を噛みそうだ。16種類のつながりのない絵を4パターン、計64枚をの中から、どのパターンが出るかわからない。だから結局、64枚全てを暗記しておくのが得策らしいのだ。この試

  • どん底の意義

    誰だってどん底にはなりたくない。成績だってDなんて取った日には、愕然とする。二度と立ち上がれない気がする。だが、私はこう思うのだ。そのくらい衝撃的なことが無ければ気づけないことはある。結果には必ず原因がある。それはどこにあるのか?単なる勉強不足か、それと

  • 最低限、死守すべきこと

    令和6年の本試験で、これまでにも増して明確になったことがあるように思う。それは、「中小企業診断士」として基本的に身につけておくべきことを問うたという点だ。具体的には、次の3つだ。・戦略思考(フレームワーク思考)・経営学の知識・論理的思考力、筆記力このブロ

  • 穴を埋めてこそ不安は減る

    昨日「問題解決思考」で考えた方法を見つけることが、合格法だと書いた。自分には自分だけの問題があり、これを明確にしなければ真の問題解決はできない、その先の合格法も見つけられないということだ。自分には自分に合った解決法があるということだ。ところで、問題の解決

  • 「効率」の罠

    「受験勉強をする中で、あなたが重視していることは何ですか?」そう問われたら何と答えるだろうか?「効率」です。そう答える方は多いかもしれない。実際に、受験相談を受けている中でよく耳にする言葉だからだ。確かに、仕事を抱え、家族との時間も大切にと思えば、できる

  • 本試験のリスク管理

    最近TVでは、とある件でACジャパンの広告がやたらと増えた。ご存知の方も多いと思う。ACってこんなにも種類があったのか、と驚いたのだが、改めて考え直すテーマも多くけっこう助かっている。災害時の持ち物についてだ。笛や小さな懐中電灯など雑貨や飲み物は意識してい

  • 無駄のない学びを

    皆さんは、1次試験に合格するために知識を猛勉強されただろう。だが、2次試験になって、それを使えないのはなぜか?考えたことがあるだろうか?あれだけ時間をかけて、インプットしたのになぜか2次にはちっとも生きない。つい最近の医療番組で、ある脳神経外科の先生が話

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、はるちゃんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
はるちゃんさん
ブログタイトル
中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」
フォロー
中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用