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中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」 https://sagiyama-nagoya.blog.jp/

AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!

中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。

はるちゃん
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住所
岡崎市
出身
鹿児島市
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2009/12/09

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  • 想定外だったみなさんへ

    そろそろ2次試験の評価が届く頃だと思う。予想通りのものだったろうか?想定外だったろうか?ギャップはもちろんあったほうがいい。解決すべき点が明確になるからだ。だが気をつけなければならないケースもある。・科目別のばらつきや想定外があったケースできていたはずの

  • 誤った自己評価をするな

    今、失意の中にいる皆さんへお伝えしたいこと。今日はそのふたつ目だ。「誤った自己評価をするな」ということだ。自分が落ちたのは、キーワードが少なかったから、とか計算ミスがあったからとか、表面だけ見ていないか?問題の原因を深く考えているか?なぜキーワードが書け

  • 今悔やむな、始めるな

    今も失意の中にいるみなさん。皆さんへ伝えたいことが2つだけある。ひとつ目は、「今悔やむな、始めるな」ということだ。悔やむだけの人は、そもそも診断士には向いていない。診断士のお仕事は、問題や課題の解決だ。まずは評価を受け取り、冷静に分析作業をしてほしい。ど

  • 口述試験は道半ば

    こんな話がある。「口述試験は誰でも通るだから緊張せずに気楽に行けばよい。」この話を鵜呑みにしてはいけない。「緊張せずに」は、面接の間だけだ。会場へ着くまで、いや待合室に行くまでは、けっして気を抜かないようにしたい。病気にも事故にも気を付けたいし、そもそも

  • 失敗しないので

    「私は失敗しないので」と主人公が豪語するTVドラマがある。ご存知の方も多いと思う。昨日、「失敗のない人生はない」と書いたが、ドラマのように豪語する方は私の周辺にもいる。そんな方々の殆どは、失敗してもそれを誰にも語らないか失敗を「上手くいかなかった」と言い換

  • 起こる事には意味がある

    毎年同じような話をしている。合格発表の日はスタートの日だと。実務補修へ向かう方、もう1年学びを深める方。道はそれぞれだが、いずれも今日がスタートだ。だが、今年はもう少し違う話をしたい。残念な結果になった方には、今日は「心の鍛え時」の日だとお伝えしたい。失敗

  • 明日はいよいよ

    「待ちに待っていた!」それとも「忘れてしまいたい」明日はどんな1日だろうか?昔は合格発表も、今とは違い風情があった。ネット発表はなく、翌日までに封書で届いた。早く知りたい人は、診断協会まで出向いて掲示で確認したものだった。発表には十分気を付けたい。当日、封

  • 企業経営理論で苦戦するワケ

    昨日は1次の勉強も、世の中に合わせてアップデートが必要だとお話した。今日はその続き、企業経営理論についてだ。運営管理などと比べ、抽象的な内容が多いのがこの科目の特徴だ。これが「ピンとこない」理由のひとつでもある。戦略とか組織とか言われても???絵が浮かば

  • 2次に通る1次学習

    事例問題を読むときに知識での読み替えができない方は多い。これができなければ、2次の合格は難しい。今日は、1次の勉強法についてお話したい。1次に時間をかけて勉強しても2次に活かせなければ、毎年2次試験で苦戦する。そうして、2年ごとの1次猶予期間が切れる度に

  • 2次に通る1次学習

    事例問題を読むときに知識での読み替えができない方は多い。これができなければ、2次の合格は難しい。今日は、1次の勉強法についてお話したい。1次に時間をかけて勉強しても2次に活かせなければ、毎年2次試験で苦戦する。そうして、2年ごとの1次猶予期間が切れる度に

  • 正しい国語

    この町には4人の長老がいる。毎日夕方になると揃って散歩している。この町の殆どの犬猫や子供たちに、必ず声をかけ、可愛がってまわるから皆が知っている人気のばあば軍団だ。実は私は「ばあば」と呼ぶのだが、隣の家の女の子は彼女らを「おばあちゃん」と呼ぶ。「ばあば」

  • 「具体的に」が鍵!

    昨日はビジョンを「具体的に」考えられる人ほど通りやすいし、成功しやすいというお話をした。例えば、合格後のビジョンが「具体的に」とはどういうことか?過去の例でお話したい。実例だ。・嫌な会社を一刻も早く辞めて 診断士の資格を武器に転職に成功し、 転職先でも診

  • 良いベテランになる方法

    今日は昨日からの続きのお話。どうすれば、本物の熟達し、上達したベテランになれるのか?まず最も大事なことは、始める前に、次の2点を明確にしておくことだ。・ゴール・到達後のビジョン理由は、何を勉強すべきか最初で確認できるからだ。ゴールとは、中小企業診断士の業

  • 良いベテランになれ!

    15日の発表を前に、色々と思い出している方もあろう.。本番は、普段にはないような緊張感が皆さんの邪魔をする。そのせいで、後から見ればすんなり読めたのに、本番では混乱して話の筋が読めなかった・・・、という方も多いのではないか?初心者はともかく、受験経験が豊富

  • 神社のマーケティング

    お正月のおみくじは「殆どが中吉か末吉」神社にもマーケティングの意識は必要で、時期によって中身を入れ変えるという話だ。「大吉」だとそれで安心しきってしまうから神頼みに来なくなる。「凶」だと気分を悪くして、その神社にはもう行きたくなくなる。だから、ちょうど良

  • 限界より少し上

    今日から仕事始めのみなさん!今年1年もハリキッていこう!さて、お仕事が始まると困るのが勉強時間の確保だ。できれば要領よく、短時間で合格まで行きたいところだが、「要領」を求める人ほど、結局は時間がかかってしまう、なんてことが多い。いつも言うように、この試験

  • 年始はマグロ漁師

    毎年、つい見てしまうTV番組がある。マグロ漁師の日常を記録したドキュメント番組だ。過酷な仕事に、果敢に挑む漁師さんたちの強さや厳しさ、そして懸命さにいつも打たれる。ある漁師さんが言っていた。「漁師は誰でも大物を狙いたがる。だが大物はチャンスが少ない。自分は

  • 元旦からやらかした

    今年ものっけからやらかしてしまった。元旦のこのブログで2025年を2024年と。お読みいただいている方からご連絡をいただき気づいた。これまでもちょいちょいある。ご指摘いただき、修正したことが。充分に確認したつもりでも、自分だけでは見えないものが必ずある。

  • トラウマ

    大晦日にオールスター体育祭という番組があったが、ご覧になっただろうか?その中で24段の跳び箱にチャレンジする場面があった。これを飛べば世界記録だそうだ。高さは3メートル16センチ。気が遠くなりそうだ。恥ずかしながら私は、跳び箱が飛べない。どんなに低いもので

  • 心を癒す方法

    昨日はどのように過ごされただろうか?暮れには、「いつも勉強させてもらっているので、 正月くらいは罪滅ぼし。家族奉公です。」なんて方もけっこうあった。私はというと、いつもはできないこと、気になって仕方がなかったことをやりまくった元旦だった。クッションや座布

  • 謹賀新年!

    新年明けましておめでとうございます!この1年が皆様にとって「飛翔」の年となりますよう心からお祈り申し上げます!。.:*:・'゜★゜'・:*\(^O^)/さて、巳年というと、昔から金運の象徴として描かれてきたように思う。白蛇を金運の神として、祭る神社などもある。だが、「

  • 今年もありがとうございました!

    いよいよ、最終日だ。今年は本当に色々あった。私自身も新しい夢に向けて、再出発の年だった。「故きを温ねて新しきを知る」この年になったせいだろうか?昔に帰りたくなった。昔のように、一人ひとりにもっと密着して、大切に子育てするように、受験生を育てたくなった。も

  • 私ってどんな人?

    私も時折、クライアントとしてコーチングを受ける機会がある。先日のコーチングで私が話したかったのは次だ。「やるべきことが多すぎる。昔ならもっと短時間で、テキパキとやるべきことを整理して考えられた。なのに最近はそれができず困っている。気分ももやもやする。」コ

  • 絵に描いたミカンになるな

    「最近の鏡餅はこうなっているのか」届いた箱を開いて思わずつぶやいてしまった。絵に描いた餅という話はあるが絵に描いたミカン(橙)は初めてだ。買いにいくのも面倒だし、とチラシの写真で適当に注文してしまった。いつもと同じようにせめてプラスティック製の立体の橙が

  • 年の「瀬」に想う

    いよいよ今年もあと3日だ。さぞ慌ただしくお過ごしのことと思う。12月を師走と言うが、中旬以降は「年の瀬」という言葉を使うことが多い。この「瀬」とはどんな意味か?川の「瀬」が由来の言葉だ。「瀬」とは浅く流れが速いところを指す。この水の流れのように慌ただしく速

  • 失敗が糧になる試験

    あるドラマで言っていた。「私、失敗しないので。」と。だが、人生で何も失敗がない、という方は稀有だ。私も数々、経験している。失敗はできればしたくない。だが良い失敗もある。例えば、この診断士試験での失敗だ。1次試験はともかく2次試験ほど、失敗がためになるもの

  • シュトーレンとブッシュドノエル

    お恥ずかしい話をしたい。この年になるまでずっと誤解していたことに昨日のクリスマス、ようやく気づいた。クリスマス菓子の次の2つを同じものだと思い込んでいたのだ。シュトーレンとブッシュドノエルだ。シュトーレンはシュトレン、ブッシュドノエルはビュッシュ・ド・ノ

  • 相手の話を正しく聞くためには?

    今日は昨日からの続きだ。相手の話を正しく聞くためには、どうすればよいか?それは「題意」と「制約条件」を正しく捉えることだ。まずはこれに尽きる。2次試験を受験の方は、これまでも良く聞いたお話だと思う。質問の本質が「題意」だ。そもそも何について答えるのか、結

  • 成功にはコミュニケーション力

    いつ、どのような場面でも「コミュニケーション」が取れる人になること。これが診断士には求められている。クライアントの企業の社長さんや従業員さんと。支援機関の皆さんと。伴走支援する士業仲間と。以上の皆さんと、いつ何時でもコミュニケーションが良くなければ、生産

  • 鼻の差

    有馬記念が終了した。 私はギャンブルはやらないが、馬も人も、全力で戦う姿が好きで見ている。今年のレースは本当にドラマティックだった。なぜなら1位と2位の差が、超が付くような「鼻の差」だったからだ。写真判定にもえらく時間を要したくらい、微妙な差だったのだ。

  • コーチングを学べば2次試験に役立つ

    今日もコーチングと2次試験との関連性についてお話したい。「コーチングを学べば2次試験に役立つ」これは我が師匠、中町先生の言葉だ。その理由について、以前は相手をよく傾聴するからだと思っていた。つまり、コーチングでは相手の気持ちや感情に寄り添うが事例では出題

  • コーチングも事例解法も同じ

    「どうありたいですか?」コーチングでもよく使う言葉だ。自分のありたい姿を、自分で描いてもらう。それがゴールの姿だ。そこへいくために、現状はどうなっていますか?これギャップだ。そしてそのギャップはどうすれば越えられるか、「語る」中でご自身に見つけていただく

  • 簡単に鬼になる時代

    最近恐ろしい事件が多い。名も知らぬ人からいきなり襲われ命まで奪われる。ニュースに流れる度に「なぜ?」と苦しくなる。どれほど腹を立てても、悲しんでも犯罪者の理由がわからないからだ。おかしな気分だが、通り魔的な事件は闇バイトの話よりまだわかる気がする。個人の

  • 今の時期に必要な

    2次受験生にとって、今はもやもやとした時期かもしれない。この時期にご相談が来ると、私が最後にお伝えする言葉は決まっている。「蓋を開けてみなければわかりません。とにかく発表を待ちましょう!」こう言うと「いや、もう結果はわかっている、だから早いところ学習を開

  • 改善は「元」から

    そろそろ大掃除を始めた方もあろう。私は幼い頃から「お前は四角い部屋を丸く掃く奴だ。」と言われていた。それは今も変わらないように思う。例えば窓拭きも、最初の1枚はとても綺麗に仕上がるのだが、後半に行くほど、ムラだの曇りがあちこちに残る。窓まで丸く拭いて終わ

  • がっかりな誤解

    保護犬団体さんから引き取ったうちの「大福」が先週、去勢手術を行った。まだ生後8か月にも満たないのだが、けっして早くはないそうだ。現在の体重、1.9kg。こんなにも幼くて小さい。少し可哀そうな気もするが立派な男の子としての片鱗が、見え隠れしてきては仕方ない。と

  • 「裏を読む」と「多面的」とは違う

    先視点日のことだ。TVでAコメンテーターが話をすると、Bコメンテーターがこう言った。「さすがAさん、視点が多面的ですねぇ。 私なんか気づきもしませんでした。さすがだ。」Bさんはべた褒めだったが私は疑問に思った。そもそも多面的とは裏を読むことでも反対の意見を

  • 忘れるワケ

    最近、いやこの数年か。悩んでいることに記憶力の低下がある。対策するために、一生懸命メモを書いたりするのだが、ひどい時はそのメモを見ることを忘れる。私の師にも相談してみた。年齢も少し上なので、ご経験を聞きたかったのだ、私くらいのお年頃の。師曰く。関心や興味

  • 高度成長期のクリスマスより

    少しずつ街も賑わってきた。クリスマス商戦が始まっている。だが、私は少し寂しい気持ちになる。私の子供の頃のような、「熱」が感じられないからだ。子供の頃、色々な物が足りない時代だった。足りないから大人たちはそれを得ようと必死に働いた時代だったように思う。働く

  • サイン

    昨日は、地元の駅の構内で30分も迷っていた。タクシー乗り場を探してだ。地方の私鉄のローカルな、それも小さな駅なのに!理由は、駅前の工事に起因している。新しい駅ビルを建てようと、駅の周辺が大きな塀で囲われて見通しがきかない上に、タクシー乗り場への案内サインが

  • 言い換え癖をつけよう!

    2次受験生へ是非つけていただきたいスキルがある。日常の会話を知識の視点で言い換えるスキルだ。例えば、「従業員が言うことをきかない」と社長が言えば、「それは従業員とコミュニケーションが取れていない、ということですね?」と言い換える。当然受験生の皆さんはもう

  • 衝撃の喪失

    ちょっとショックなことがあった。「記憶喪失」問題だ。昨日は朝からドタバタだった。次から次へと片付けなければいけない案件や事務作業が出てきて対応に追われていた。必死だった。夕方近くになって『あ、そういえば』と思い出したことがあった。古い付き合いのサーバーや

  • 体温を感じる話がしたい

    事務所にいるとよく営業の電話が来る。ちょっと前まではいかにもコールセンター、それも殆ど知識も無さそうなアルバイトらしき人からくることが多かった。いかにもAIの音声らしき声で「携帯電話の料金が未納です」などとかかってきたこともある。携帯にでなく、事務所の電

  • 口に出せ!

    20年ほど前の教え子に、診断士にはならなかったが会社を辞め起業し、今では立派な社長になっている人物がいる。以前、中小企業白書の成功事例にも載った人だ。数年に一度、「相談がある。」と電話がかかってきて、話を聞いている。久々に見る彼の風貌は、人格と実績がにじ

  • すぐに合格できる勉強法を

    昨日は、診断士試験に通るための本質についてお話した。受験に悩む方ほど、この「本質」について考えていただきたい。究極を言えば、この試験の本質は「経営学の知識を使っての問題解決能力を問う」ことだ。問題解決するためには「考える力」が圧倒的に必要になる。具体的に

  • 1次学習を開始する前に

    色々なブログを見ていると、1次試験の勉強を始めた方も多いようだ。そういえば私も確かこの時期からだった。11月にとある受験校の説明会に参加し、12月から1次試験対策に通学した。はじめは何が何やらわからず、「ああ、そういうことか」と理解し始めたのは翌年の7月中旬。1

  • これも合格法

    10日前からチャレンジしていることがある。蕾のまま落ちてしまった花の再生だ。切り花で買ってきたカーネーション。花瓶に生ける際に邪魔になってしまった蕾だ。そのまま捨てるのが忍びなくて、小さなカップに入れてみた。以前もチャレンジして結局は開くことなく枯らしてし

  • 事例問題で「共感」するものとは?

    昨日、事例問題でも「共感」力が必要だとお話した。そのために相手に「興味を持つ」ことが重要だともお話した。方法は、相手を観察し、相手の話を徹底的に傾聴することだとお話したが、試験問題の場合は何を観察し、徹底的に傾聴(読み取る)のか?今日はこの続きのお話だ。

  • 2次試験に必要な「共感」力。

    今日は、昨日からの続き。「共感」のお話だ。なぜこの話かというと、「共感」する力は、診断士実務だけでなく、試験にも必要になるからだ。「共感」とは、辞書で引くと「他人の考え・主張に、全くそうだと感ずること。 その気持。同感。」とある。「共感」と簡単に言うが、

  • 論理性を求めても無理な話

    かつてこんなご相談を受けたことがある。親族の中で意見が合わないことがあり、とても困っていると。詳しく伺うと、親御さんの介護の件で兄弟で意見が合わないとのこと。そのうえ、相手の言うことに論理性が無く、理解できない、だからちっとも話し合いが進まない、と。この

  • 柔軟さが生き残りの鍵

    10月の始めから子犬を飼っている。子犬とは言っても、保護犬だ。生まれてすぐにPDA(動脈管開存症)という先天性の心臓疾患の大手術を行い、成功し、生き残った犬だ。心疾患があると売れない、とのことでブリーダーさんから保護された犬だ。名を「大福」という。保護犬団体さ

  • なぜ「思考力」を問われるか?

    診断士2次試験は、経産省の支援の方向性に合わせ展開される。これはいつも書いていることだ。試験問題に「思考」の要素が増えてきたのもこのせいだ。つまり、診断士業務が高度になってきたのだ。何が高度か?案件も支援内容も複雑化しているからだ。それに連れ、高度な知識

  • 過渡期の試験、まずやること

    永く診断士試験業界を見てくると気づくことがある。先祖返りのような問題はけっして出ない、ということだ。特に2次試験では、世の中の変化とともに、出題される事例企業の状況も大きく変わる。経営環境が変わり、ビジネスモデルが変わるから登場人物やストーリー展開も変わ

  • 最悪にならないためには

    昨日はとても珍しいことがあった。私の車のタイヤがパンクしていたのだ。「なんだかおかしい」スーパーの屋上駐車場で気づいてすぐに近所の車屋さんに走った。なんと2㎝ほどの木ねじが見事に刺さっていた。あまりにピッタリ刺さったので急なパンクではなく、徐々に徐々に空

  • 北陸地方のみなさま、大丈夫?

    またも大きな地震だ。北陸のみなさんはご無事だったろうか?大きな地震が来ると、前の小学校でJアラートが鳴る。「地震が来ます、地震が来ます。震度〇です。〇〇秒後、□□秒後、・・・10,9,8,7・・」と女性の声でカウントダウンが始まるのだ。その度に私は玄関に走

  • 汚くて上手くて雰囲気の悪い大人気店

    昔、線路脇に屋台のすし屋があった。とにかく汚いすし屋だった。入っても7~8人がやっと。カウンターのみだ。品揃えは、大将おまかせの握り寿司2千円が1種類のみ。オプションはおまかせ味噌汁1種類のみ。それでもこの地域の政財界のお金持ちがひっきり無しに訪れていた。私

  • 飽きずにやるのが良い?

    昔よく言った言葉がある。「飽きずにやるから商い(あきない)」と。だが、最近この言葉に疑問を持っている。飽きずにやる、ということは同じことをやり続けると言っているようにも見えるが今の時代にそれが本当に正しいだろうか?むしろ飽きてよい、飽きるからこそ次の楽し

  • 「楽しみます!」

    最近、とても気に入って私も真似している言葉がある。それは、「楽しみます!」だ。永く支援させていただいている社長の言葉だ。忙しくて大変な時、何か問題が起こった時、面倒な作業を片付けねばならない時。こんな時いつも最後にこう言われる。「大変ですけど、頑張ります

  • 創業後すぐに多角化

    最近驚いていることがある。若い起業家に多い例として創業数年で事業を多角化する方がとても多いということだ。本来、多角化とは経営資源強みやシナジーを活かしてやるべきものだし、新事業を行うための人物金の有形資源がかなり必要になるはずだった。だが最近は違う。ほん

  • 不注意な気質は直せない

    「不注意な人が、毎回注意深く確実に事を成すには?」今日は昨日からの続きのお話だ。みなさん、改善策についてお考えいただいただろうか?改善策を考える際、まず大事なのは、自分を諦めることだ。つまり自分が気を付ければ、とか意識改革で改善できるなどと夢を見ないこと

  • 合格力基礎【客観的に自分を診る】

    「自分を客観的に見る」これが今の私のテーマだ。テーマを設定して日々を生きる目的は、「自己基盤」を確立するためだ。「自己基盤」とは難しい言葉なのだが、平たく言うと「自分は自分だ」とありのままの自分を認め、「自分」を確立することだ。こういった取り組みはセルフ

  • 人生表裏

    先日、少し嬉しい話を聞いた。「3日坊主は認知症予防に良い」という話だ。あるお医者様の話だが、「色々な趣味や勉強にチャレンジしたり、何をやろうか、とあれこれ考えることは認知症予防にとても良い。だから3日坊主を推奨する。どんどんトライして、飽きたら次をまた探

  • 「ゼロ、ダメ、できない。」

    最近の私は「自己肯定感」を意識している。どうにも落ち込むことが多いからだ。例えばこんな時に。・やるはずの片づけが今日も未完成。・また物忘れをしてしまった。・毎日歩く予定が今日も何かと言い訳してさぼった。などなど、思い返せば、気落ちするような話ばかりだ。仕

  • トレンドは「強くなるために!」

    「強くなるために!」これが昨今のテーマだ。昔のように「弱さ」を強化したりカバーしたりする経営ではもう立ち行かない。ある意味弱い会社は業界から撤退してもそれが当たり前な時代になったように思う。そしてもうひとつのテーマは「合体」だ。経営統合や買収や業務提携や

  • 3人の自分

    昨日の「セルフコーチング」で自分で自分をコーチするお話をしたが、少し補足をしたい。この自分で自分をコーチする力は本試験問題を解く時に大変有効に働く。問題に迷ったとき、確認作業をする時、緊張しまくった時など、本試験では様々な精神的トラブルが起こる。こんな時

  • 「ぐるぐる」「もやもや」にならないために

    受験生にもコーチング力が必要。今日はこのお話の続き、セルフコーチングについてだ。昨日も書いたようにセルフコーチングができるようになると「ぐるぐる」をやらなくてよくなる。「ぐるぐる」とは何か?同じような悩みを幾度も考え解決できないままにもやもやとする状態だ

  • 受験生もコーチングスキルを

    「最強の診断士をつくる!」をコンセプトに、ビジネスコンサルティング・コーチの養成講座(協会)を恩師と立ち上げ、もう4年ほどになる。中小企業診断士の仕事は、経営コンサルティングだが成果を発揮するには、企業さんの面々が自ら積極的に動く必要がある。つまり、自ら

  • 2次対策で付けておくべき力

    今日は昨日からの続きだ。2次の場合ももちろん、知識はノートにまとめたい。そして事例問題を解く際には、「類推力」や「仮説思考」を十分に鍛えたい。具体的にはどうするのか?設問や与件文を読む時、必ず1次知識(戦略フレームワークなど)で読み替えをしよう。読み替え

  • 今後の傾向に備えた1次対策

    この1~2年、中小企業政策を担当する経産省の偉い方々が同じようなことを言い続けている。それは、「中小企業をダイレクトに支援するのではなく中堅企業またはこれに成長できる企業を多方面から支援することで結果として中小企業を支援する。」ということだ。この「多方面

  • 読む力と気づく力で「差」

    R6年の問題を、読めば読むほど思うことがある。「気づく力」が重要だったと。与件を読んで書かれていることにどんな問題意識を持つか、またはどう活用しようと思うか、これについて瞬時に気づく、いや感づく力が必要だったように思う。その理由は、「読み応えのある」文章だ

  • 謳歌できる未来のために

    今週末、第14回目のAAS名古屋合格祈願旅行が終了した。コロナで中止した時代もあったが、各世代の先輩たちや現在の受験生も参加し大いに盛り上がった。夜の席ではそれぞれの近況を聞かせていただいた。中小企業診断士だけで活躍している方は意外と少なかったかも。多いのは

  • 量が質化するのは毎回熟考するから

    事例問題は、ただ数を解けば良いものではない。同じ問題、特に過去問を繰り返すのはとても有効だが、それでも何も考えずにただ同じ問題を繰り返しては成長できない。「量は質化する」とよく言うが、これはあくまでもよく考えながら取り組む場合に限る。学生の頃、英語の単語

  • 挫折は障壁ではない。

    今日はある人のお話から始めたい。私の中学の同級生に戦闘機のパイロットを目指し、防衛大に行った男がいる。だが実は、彼の夢は結局叶わなかった。理由は、視力が若干、弱くなったからだそうだ。私たちのような一般人は眼鏡をかければ済むが、戦闘機となるとそうはいかない

  • 振り返りは内と外

    さて、今日は昨日からの続きだ。本試験の振り替えりをする際の視点に「内」と「外」がある。「外」は学ぶ素材のことだ。どんな情報を外部から取り入れるのか?何を活用するかだ。一方、「内」は自分の心の中の話だ。何事もそうかもしれないが、この「内」なるものが、合格に

  • ゴールの意識【どんな球も打てる!】

    今年の本試験に未だ落ち込んでいるみなさん!結果は蓋を開けてみるまでわからない。とはいえ、来年に向けむしろ気持ちを高めていきたい方もあろう。ひょっとすると、こう考えているかもしれない。「早い段階で、来年の方針を決め気持ちを落ち着けたい。」そんな方にお伝えし

  • 転換期の試験

    アメリカの決着もついたようだがはてさてこれからどうなることやら。このところ、色々なものが転換期を迎えている。それに合わせて、流通の世界では自らを変えようと躍起なのか。店舗であれば改装だらけ、事業であれば統廃合や買収話も真っ盛り。ビジネスモデル自体を変えよ

  • 己を知れば危うからず

    「敵を知り、己を知 れば百戦危うからず」という孫氏の兵法の諺がある。2次試験で言うと、事例問題の本質を知るのが「敵を知る」ことだろう。だがこれだけでは危うい。「己」を知ることが重要だ。自分にはどんな特徴があるのか?考え方や性格など、これを充分に知って、対策

  • 業種や業界が異なると

    最近の試験で馴染みが無かった業界や業種が出題されるとすぐに「難易度」が上がった、と思われているのではないだろうか?例えば卸売業が出題されたのは平成の頃だ。最近出ないなあ、と思っていた矢先だ。だが業界が変われば本当に難しいか?令和6年も見ればこれまでと同じ

  • 「らしく」振り返りを

    今週末、本試験の振り返りをした方もあったのではないか?どのように振り返えられただろうか?ネット上に踊る解答と比べ、ただできたのできなかったのと騒いでもしょうがない。診断士に成る人らしく、ポイントを明確にしてチェックしたい。まず最低限守りたいのは「問われた

  • 夢は声に出して語るべき

    最近、寄る年波なのだろうか。残りの人生を考えるようになった。これから何をしたいのか、とか最後はどうありたいか、とか。若い頃のように無限に将来を思い、無謀な期待もあまりなくなったように思う。だが、これだけは思うようになった。「悔いは残したくない」と。さてそ

  • 受験勉強のゲーム化

    仕事でも勉強でも、できれば「楽しい」と思ってやりたい。だが、そうそう「楽しい」と思える機会は無いものだ。今、落ち込んでいる皆さんもそうだろう。『ああ、また1次試験から始めるのか・・・。』溜息をついている方があるかもしれない。それはきっとこれまでの勉強が楽し

  • 勉強よりまず読書

    秋の夜長をいかにお過ごしだろうか?ネットに浸かるのも良いが、たまには紙の書籍を手に取りたい。もう20数年前になるが、私が「要約練習」を始めた理由は2次試験対策のためだった。あまりに文章を読めない、読むのが遅い方が多いことを心配してだった。事例問題を解くには

  • なぜ登るのか?

    人はなぜ山に登るのか?「そこに山があるから」と言ったのは登山家ジョージ・マロリーだ。誰もが困難と思える山がそこにあるから。だからチャレンジするに決まっている、ある婦人からの「なぜ登るの?」という質問に、こう答えたそうだ。彼は「自分に登れるかどうか」なんて

  • 毎年恒例のお話

    2次試験終了後、毎年、お話することがある。「この試験は蓋を開けてみるまでわからない。」もう耳にタコの方もあろう。だが本当にそうなのだ。自分では、良かったとか悪かったとか、色々思うのだが、そう思い通りにはならない。特に顕著なのは、「ダメだった」と思う方ほど

  • 来なかった・・・。

    今日は、閑話休題のお話をしたい。最近強盗事件など物騒な話が多い事はご存知だろう。私も最近は厳に雨戸を締め、用心して暮らしてる。そんな中、日曜の21時過ぎだった。玄関でチャイムが鳴った。見ると見知らぬ若い男の人がモニターに映っている。そして、「郵便局のほうか

  • 診断士合格者の行く末

    2次試験を受験された皆様、悔いなく終えることができましたか?全力を尽くされたのであればそれで充分です。次は結果を待ちましょう。さて、おっとその前に。毎年お伝えしているが再現答案は作成を。結果がどうあろうといずれにしても役立つものだ。もうひと頑張りしょう!

  • 今日のあなたのミッション!

    今一度確認しておきたい。この試験で守るべきことは、以下だ。・問われたことに問われたように答えること いくら知識を盛り込もうと、設問の問いと ズレた内容を書いては0点だ。 解答骨子、解答文を書く前に必ず設問を再確認すること・戦略的思考を問われていると忘れな

  • 今日がスタートだ!

    明日に向け、既に出発された方、まだまだ今夜もお仕事の方、さまざまいらっしゃると思う。いずれにせよ、心を落ち着けて明日の朝を迎えてほしい。そしてこれだけは覚えておいてほしい。受験できるあなたはとんでもなく幸運だということ。受験できる、受験のために勉強できる

  • 【残り1日だ!】今日は最終確認

    明日は現地への移動日になっている方は今日が最終確認の日だろう。持参品や行程の確認はできたろうか?四半世紀受験生を見てきたが、毎年必ずいる、なにかしらやらかす人が。・受験票、電卓、スマホ等の忘れ物・降りる駅を間違える・大きな会場でいくつもの試験を開催中、

  • 【残り2日だ!】暗示をかけるな!

    今日のタイトルを見て「おや?」と不思議に思った方もあるだろう。カウントが早いのでは?と。実は土曜から本試験が始まる意識で設定している。土曜はご遠方の方が現地へスタートする日、そして近場で受験の方も、明日のために心身を整える日だ。土曜から勝負は始まっていく

  • 【残り3日だ!】自分を過大評価するな

    昨日の朝は珍しいことがあった。自分が受験生になった夢を見てめちゃドキドキしながら目が覚めた。そういえば合格した年の私には「ドキドキ」や「興奮」は無かったように思う。良い意味での諦めだけがあった。・とりあえず、やるだけはやった。・当日やるべきこともわかった

  • 【残り4日だ!】震えたら抑える!

    過去の卒業生に何人かいた。1限目で、解答を書こうとした時に手が震えて困ったという人が。そんな時は、震える腕を反対の腕で抑えて解答を書くのだ。震えをそのままにしておくと、自分が緊張していることに気づき、益々パニックになる。身体の問題であれば身体で対処すれば

  • 【残り5日だ!】良い会社にするには

    本試験でわからなくなったら「放る」と以前書いたが、これもやってほしい。深呼吸して天井を見上げ「単純に良い会社にするには?」と考えてほしい。簡単なことだ、次の3つを考えるのだ。・儲かる(売上が上がり、利益が出る)ように考える・診断士だから戦略的に(Sを使って

  • 【残り6日だ!】気圧頭痛対策

    最初にお伝えしておきたい。タイトルのカウントダウンは敢えて1日早く設定している。これは、当日でなく前日に全ては終わる、ケリがつく、という気持ちでこのようにしている。混乱させてしまった方ごめんなさい。さて、最近「休養学」という本を読んでいる。寄る年波のせい

  • 【残り7日だ!】将来、今後、近年

    多くの科目で最終問題は、未来への戦略や戦術を問われることが多い。もちろん最終問題だけとは限らないが、いずれにしても、「将来」「今後」「近年」などの未来を示すような時制の言葉が出てきたら、ここは思考問題だ。点差が付く問題でもあるから対応策を考えておきたい。

  • 【残り8日だ!】良く見せようとするな

    今日も本試験で留意する点をお話したい。「あの人がなぜダメだったの?」そんな風に言われる方に多い傾向の話だ。良く勉強し、模試などでもそこそこの結果を出している人なのに、「なぜ?」これまで見てきた例で多いのは「良い答案を書こう」とした例だ。つまり、こう書けば

  • 【残り9日だ!】結局は儲け話にすること

    国の中小企業診断制度の中に位置付けられるのがこの資格だ。当然、施策の方向に合わせ出題される。設問にも「地域活性化のために」とか「地域貢献をしたい」とか「地域産の〇〇を全国に広めたい」とかいうような言葉が踊る。だからといって、まるで地域貢献するボランティア

  • 【残り10日だ!】ルーティンを決めよう

    今日も本番に向けてのお話だ。自分なりの解き方の手順である「MY解答手順」の作成をいつもお薦めしている。理由は、解き方の流れが決まっていれば気持ちも落ち着くし、解き方よりも問題文の内容に集中できるからだ。まだ手順が決まっていない方もおおまかでいいから決めてお

  • 【残り11日だ!】知らない言葉は置き換える

    今日もつまらない失点を防ぐための基本事項だ。生産事例で、昔こんな話がある。「治具」を製造しているメーカーの話で「治具とは何か、わからない・・・」と試験の時間じゅうずっと悩んで不合格になってしまったという例がある。「治具」についてはまた各自調べていただきた

  • 【残り12日だ!】ゴールは解答骨子

    80分の2次試験でのゴールをどこに設定されているだろうか?まさか80分の終了時に設定してはいないよね?では、その少し前、解答用紙に書いた文章を確認する時?それも違う。それでは遅いのだ。ゴールは解答骨子を作る段階、試験開始からおよそ40分くらい経過した時点

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