ご相談の方やレッスン生の皆さんのお話を聞いていてふと気づいたことがある。最近は「与件文の読み違い、思い込みした」という言葉を滅多に聞かなくなった気がするのだ。読み違いや思い込みとは、実はある程度読める人がやるミスだ。誰でもがやれるわけではない。与件文のス
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
ご相談の方やレッスン生の皆さんのお話を聞いていてふと気づいたことがある。最近は「与件文の読み違い、思い込みした」という言葉を滅多に聞かなくなった気がするのだ。読み違いや思い込みとは、実はある程度読める人がやるミスだ。誰でもがやれるわけではない。与件文のス
受験生の方に多い「3大勘違い」があると私は思っている。それは次の3つだ。1.国語力、語彙力が無いから解答文を書くのが苦手2.マーケはアイディアがあるほうが有利3.財務事例は計算が得意なほうが有利まず一つ目だが、診断士試験の文章は単純だ。因果(~により、~
昨日は、心が折れた時、自分を客観視して、問題を解決するための行動へ移れるか?これが勝負所だとお話した。今日は、次の2つについて方策をお話する。↓↓・自分を客観視できるようになるためには?・問題解決思考になるには?まず、「自分を客観視できるようになる」ため
初受験や2年目の時に猛勉強する方は多い。中小企業診断士の勉強に初めて触れて面白さもあり、夢中でやってしまう。これはもちろん良いことだ。通りたいからと猛勉強するのも良い。平日はもちろん、休日にも終日勉強する。特に受験の最初のうちは、本質的なところがわかって
受験生のみなさんへお尋ねしたい。「あなたはどんな診断士になりたい?」診断士になって何をしたいか?とかどう稼ぎたいかについては、考える方も多いだろう。自分自身が活躍する姿も浮かんでいるかもしれない。だが、クライアントにとって「どんな診断士?」に成るのだろう
「心ここにあらず」という言葉がある。心が他のことに囚われて目の前のことに集中できない様子を言う。先日、まさにそれを体験した。おかげで、中小企業庁及び郵便局にお騒がせをしてしまった。ネタは診断士の資格証だ。3月末に更新手続きをしたのに、未だ資格証が届かない
合格答案を参考に勉強される方は多いだろう。解答のキーワードやロジックを見て、真似して解答を書こうとされる方も多い。先日も述べたのだが、解答の結果だけ見ても真の学びは得られない。その合格答案を書いた人の解法プロセスを知ることが必要だ。ところで、この解法プロ
先日、家の大福が初めてトリマーさんのお世話になった。定期的にシャンプーはしていたが、毛の方は生まれた頃から何もせず、生やし放題。最近ではご近所でこう言われていた。「毛だらけで、上から見るとどっちが頭かお尻かわからないね。」とにかく毛の塊だったのだ。さて、
今日も昨日からの続きだ。過去問には「かたち」がある。具体的には次のようなことだ。「かたち」がわかるようになることで得られる効果も添えておく。1.科目別に、与件文(段落構成)、設問文(設問構成)がある。 →これを知ることにより、 「いつも同じような文章構成
これまで過去問の重要性についてお話してきたが、いよいよ今日は、その学習法だ。「過去問は解法のプロセスを学ぶためにある。」まず、このことを念頭に置いていただきたい。プロセスを検証するために、簡単な方法としては模範解答と自己解答を比べ、・違い(表面上の相違)
過去問には過去問の学び方がある。だがそれを説明する前にまず知っておきたいことがある。昨日も書いたが、過去問を繰り返すよりも新しい問題に取り組むことを重視する方があるがそれは学習法としては誤りだ。過去問と民間の問題は「似て非なる」ものだからだ。まず、模試な
昨日は、試験勉強のゴールは、本番でいつ何時でも合格答案を書けるような自分の解法(手順)を完成することだとお話した。今日は、既に解法を作っている方へのお話だ。あなたの解法で確実に合格できるか?これを検証する方法がある。その一つが日頃の学習方法を振り返ること
ゴールの姿を具体的に描けなければ永遠にゴールへはたどり着けない。みなさんもご存知のことと思う。では、2次試験の具体的なゴールとは何か?ご存知だろうか?それは、2次本試験に合格できるあなた自身の解法(手順)を作ることだ。なぜ合格答案を書くことではなく、ゴー
そろそろ新しい白書が出る頃だ。受験対策としてもご質問が多いので、白書の学び方についてお話したい。(経産省のサイトはこちら↓)https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/PDF/chusho.html中小企業白書の学び方は、「マクロからミクロへ」が基本だ。まず、「
こんなご経験は無いだろうか?「今夜、家で食べるよね?」と家族から問われた経験が。問われたことに問われたように答えると「今夜、家で食べるよ。」となる。だがこんな返事をしたことはないか?「なんで?」この回答は全く的外れだ。問われているのは「イエス」か「ノー」
昨年、残念な結果になってしまった方へ。今お願いしたいことがある。特に2次の学習を再開されている方は今こそ昨年の再現答案を振り返っていただきたい。本試験が終わってすぐ振り返った時と現在と、ご自身の「気づき」は変わっているだろうか?本試験が終わってすぐの時に
私には、散歩の時の習慣がある。それは、見ず知らずの人にでも必ず挨拶をするという習慣だ。幼い頃に祖母に教えられたことがきっかけだ。「道で誰かに出会ったら必ず、笑顔で挨拶をしなさい。笑顔で挨拶をする人を敵だと思う人はいないから。」今思えば、幼い頃に里子として
昔、こんなお話をした。「解答骨子も作らず、確認もせずに解答を書き出すのは、検品もせずに製品を出荷するのと同じだ。万が一に粗悪品が混ざっていたら、どうするのか?製品なら返品で済むが、試験なら・・・、また来年・・なのだ。」と。こんな話を書いたのも、解答骨子を
先日、3人のタレントさんたちが逆上がりにチャレンジするという番組をやっていた。一人は、子供の頃から、運動神経には自信があったといいう有名女優だ。もう一人は運動神経は普通だったそうだが、逆上がりはできるという芸人さんだ。そして最後の一人は、運動神経が皆無で
中小企業診断士を目指しているみなさん。みなさんは、社長さんたちが何故、診断士に相談をするのか、理由を考えたことがあるだろうか?自分たちに何を求めて来られるのか?これを自覚しておくことはとても大切だ。もちろん、相談の初回では、ご要望を伺う。その時には、売上
先週末は、ワケあって、自分の過去を洗い出す作業をしていた。これまでの人生で印象に残っている出来事を50個書き出し、なぜ印象に残ったのかその理由も書いていくのだ。実はこれ、コーチングアカデミー講座での課題なのだが、けっこう苦労した。過去の自分を探るのも、思
勉強する度に、何か新しい発見はあるか?ワクワクするような興奮はあるか?1次も2次も、問題を解くだけの勉強はマンネリ化しやすく危ない。受験生の皆さんを見てきて、気になっていることがある。そのやり方について、だ。マンネリなやり方ではないか。うちは2次専門だが
若い頃から色々な方の相談を受けてきた気がする。経営者や受験生だけでなく、人生相談なども、色々。なんだかご縁があって、お話を聞く機会が多い。その中で思うのは、「ギャップ」=「悩み」だということだ。自分の描く目標と現状が異なる場合、悩むことになる。だがここで
今年も天皇賞が決着した。4歳馬のヘデントールが優勝だ。新緑に輝くコースを力強く駆け抜ける姿に私のような者にさえ、若さが蘇る感じがある。見ているだけで力が湧く。今年のレースの特徴は、上位が全て4歳馬だったことだ。ベテラン組は、残念ながら、4歳馬たちに圧倒さ
今日も「精神論」のメリットをお話ししたい。2次試験では解答が発表されない。ほんの数点で落ちたり、想像以上に悪い点で落ちたり。落ちた理由もわからず、心を乱された経験は無いだろうか。自分を否定された時、みなさんはどう対応するのか?実はここにこそ、診断士試験の
たまにこう言われることがある。「先生の話は精神論が多い。」確かにそうかもしれない。自分でも「精神論」は好きな方だと思っている。「精神論」という言葉は否定的な表現で使われることが多いように思う。「精神論ばかりでは解決できない」というようにだ。だが、本当にそ
ゴールデンウィークも残り3日となった。以前お話したが、学習計画は順調だろうか?遅れ気味の方はこの連休でキャッチアップできたか?この季節、世間はどうしても浮かれてしまう。それにつられてしまった方は無いだろうか?この季節に限らないのだが、大方の受験生は流され
今日は、昨日からの続き。与件文を速く読めるようになるための勉強法についてだ。まず理解しておきたいのは、速く読むために必要なことは、次の3つだ。①与件を読んだ時に、すぐに戦略レイヤーと そのレイヤーで必要な知識が浮かぶこと②出題者が事例全体のストーリーをど
2次試験でのお悩み1位は「読むのが遅い」ということかもしれない。ご相談を受ける度にこの話が出る。実は、これは最近の傾向のように感じている。平成~令和の初めの頃には、さほど聞かなかった言葉だ。当時は、「2回読みます」という方がまだあったと記憶しているが、最
今日は昨日からの続き、「惣菜売り場巡り」をする中で、観察したいものがもうひとつある、というお話だ。それは「買う人」を観察することだ。観察してデモ・ジオ・サイコを想像していく。服装、雰囲気、一人かそれとも家族との買い物かなど詳細に観察してほしい。そうして、
■惣菜売り場巡りのススメゴールデンウィークに入った。長期連休の方はいかがお過ごしだろうか?まさか暇を持て余して・・・なんてないよね?受験生だから。ところで、そんな皆さんへおススメしたいことがある。「惣菜売り場巡り」だ。なんのために巡るのか?それは事例Ⅱ対
昨日は嬉しい言葉を聞いた。「最近、勉強が面白いんです!」脳が面白いと感じる時は、ドーパミンが分泌され高次認知機能が活性化し、記憶力や集中力が増す時だ。受験勉強にとって、とても大事な経験だ。知識を体系的に学んで、それを事例問題にフレームワーク思考として活か
この季節はいい。日に日に強くなる日差しに、緑が輝かんばかりだ。ツツジも咲きだした。ツツジの花言葉は「慎み」「節度」、「自制心」、そして「勤勉」、「訓練」らしい。どうりで、ツツジには強さを感じるのか。毎年見る度に感じる。凛とした強さを。ところで、合格する人
今日も合格の確率が高い受験生の学習姿勢についてお話したい。4つめの「戦略的である」のお話だ。まずはじめに、「戦略的である」ことの意味を考えてみたい。受験における「戦略的」とは何か?診断士試験に合格するための本質を知り、その本質から鍛えていくことだ。受験に
合格の確率が高い受験生の学習姿勢について、4つの共通点があるとお話している。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的である今日はその3つめの「3.バランスを取ろうとしない」についてだ。バランスとは何か?試験とその他のこと(仕事
昨日は合格の確率が高い受験生の学習姿勢について、4つの共通点があるとお話した。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的である今日はその2つめの「2.自分で考える」、についてだ。何を自分で考えるのか?それは合格に必要な力だ。いき
合格の確率が高い受験生とは?その学習姿勢の共通点についてお話したい。もちろん、断言できる話ではない。30年近く受験生見てきての「傾向」の話だ。まずその姿勢の特徴として大きく4つある。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的であ
『確か純烈という音楽グループがいたなあ、昭和な面々の。』思わず心の中でつぶやいた。医者から「断裂」という言葉を聞いた途端だ。いやそんなお気楽なことを言っている場合ではない。年々左膝の痛みが増して、最近ではじっとしている時でも激痛が走るようになった。特に天
最近お問い合わせが多いのは・講座や書籍はサイトの何処に載っていますか?ということだ。ご案内が足りず、誠に申し訳ない。実は、AAS名古屋が受験生へのコンサルティングをメインにしてから、掲載場所を変更している。 ↓↓講座は、コーチングも一緒にチケットで販売してい
毎日問題集に取り組み、励んでいるみなさん。お疲れさま!努力はきっと報われる・・・・、かもしれない。「かもしれない」となぜ言うのか?ただ問題を解くだけでは不安が残るからだ。また、学んだことの定着も遅いかもしれない。学びを確実に活かし効果を得るためには勉強の
週末から急に気温が上がった。みなさん、元気にお過ごしだろうか。私はどうにもいけない。気温差に身体がついていけないようだ。ふらふらしてどうにもだるい。「週末は急に温度が上がり27℃を超える地域もあるでしょう。」天気予報を聞いて、衣類だけでなく心の準備もして
みなさんにある質問をしたい。ある風景を想像していただきたい。みなさんが本試験を受けていたとしよう。問題は全部で5問。残り時間が5分となった時、まだ1問だけ空白だったとする。こんな時、皆さんはどう対応するのか?残り5分をどう使うのか?・残り5分で最後の1問
受験生に「あるある」のお話をしたい。それは悩みが尽きないということだ。受験、なんなら発表が終わるまで、あーでもない、こーでもない、と様々に悩むのだ。だが悩むのは悪いことではない。それだけ真剣だということだ。できないこと、上手くいかないことが気になるのは「
今日は、複数年受験をしている方へお話したい。モチベーションの具合はいかがだろうか?初年度と変わらず、保ち続けているだろうか?私の経験ではこの25年余りで1~2人かもしれない。勉強への情熱を保ち続けていたのは。確かに、スタート時点と同じ「熱」は難しい。ある
1次試験がマークシート形式になったのは平成13年からだ。それ以降だろうか。受験生が「書くこと」にあまり重きを置かなくなったのは。2次でもそうだ。論理的でわかりやすい文章を書こうとする人が減った気がする。論理的な文章を書こうとすると100文字程度のマス目で
「そろそろ春も終わるなあ」桜吹雪に酔いしれていたのに、昨日は、突風と花散らしの雨。せっかくの浮かれ気分も、一気に強制終了させられた感じだ。まだまだ余裕があると、とのんびりしている皆さん。試験にも強制終了がある。1次試験は8月3日(日)15:00に、2次試験は、1
昨日に引き続き、事例Ⅱについてお話したい。最近の設問設計についてだ。昔の問題は第1問で挙げたターゲットを他の設問でほぼ使っていた。つまりターゲットの選び方がシンプルだし、登場する数も少なかった。だが最近は様子が変わった。第1問とストレートに関する設問はほ
令和7年の問題が特徴的だったかもしれない。最近の事例Ⅱ(マーケティング・流通事例)は提案力を求めることが多い。どんな施策をを講じれば良いか具体的な方法を提案させる。昔から事例Ⅱではこの傾向があったが、最近のものは拍車がかかっているように感じる。そのせいで
先日、犬の散歩の時間を変えてみた。いつもなら日暮れ前に行くのだが、青い空と満開の桜に誘われたせいだ。すると面白いことがあった。いつもは出会わない、飼い主や犬たちと出会えたのだ。犬を連れた人たちは会話することが多い。おかげでいつもとは全く違う会話がたくさん
1次での財務は高得点なのに、なぜか2次では合格点に至らない。こんな方は意外と多い。こうなる理由は、1次対策と2次対策を混同しているせいだ。1次では、知識を「知っているかどうか?」「基本計算ができるかどうか」を問う。一方、2次では、知識を「説明できるかどう
昨日は、隣の小学校の入学式だった。日頃見ないような礼服の父兄とピカピカの子供たち。なかには、これまで見たことのないようなカラリングのランドセルを背負っている子もいる。令和2年の事例Ⅰ、中小企業白書にもある「多様性」が当たり前の時代になった。さて新入学の皆
4月は、学生も社会人も慌ただしい季節だ。春休みや桜の季節と重なってあちらこちらで渋滞が増えたなあ・・、そう思っていた矢先のETCトラブルだ。システムの障害が日本全体の流れまで滞らせてしまった。機能が高度になればなるほど、世の中がそれに依存すればするほど、人は
ある卒業生がこんなことを言っていた。「先生のブログさあ、いつも読んでるけど手を変え品を変え、いろんなことを書いているようで、結局はいつも同じこと言っているよね?」その通りだ。理由は、2次への合格法がそのくらい「同じこと」であり「シンプルなこと」だからだ。
2次試験は「問われたことに問われたように」答えることが鉄則だ。もう十分にご存知のことと思う。問われることは、実はひとつなのだ。それは、・経営について戦略的思考で事業計画が作れるか?これだけだ。「事業計画」というと、ご経験の無い方には難しく思うかもしれない
今日は、昨日からの続き。自分のレベルが成長しているかどうか、確認する方法についてお話したい。ところで、本試験では、解答のみで合否を下される。そのため、「良い解答」を作ることに執着する方が出てくる。キーワードをいくつ入れると良いとか、こんなフレーズで書けば
個人レッスンをしていると、お一人お一人の成長度合いが具体的に見えてくる。事例問題の読み方、メモの書き方、解答の書き方など、これらを総合的に見ていくと本当に成長しているかどうかが見えてくる。例えば、「らしき解答」を書いておられても実(じつ)が伴わない場合も
1次の科目を絞るべきか、とか1次の権利があるので、2次に専念すべきか、とか。保険をかけようが、背水の陣で臨もうが、結局は、自分がどう生きたいかにつながる。保険をかけたつもりが、じつはどれもこれも中途半端になってしまい、結局は、虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎
今日はまずこちらのサイトをご覧いただきたい。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html中小企業庁の白書に関するサイトだ。この中の「中小企業白書について」という文章を読んでいただきたい。この中に「中小企業に関して講じた施策に関する報告を行い、
仮想の世界と現実の世界の区別がわかりにくくなった現代では、もう死語かもしれない、エイプリルフールは。様々な嘘をついて騙す詐欺が横行し私の周りでも当たり前のように、被害の話が溢れる。飛び込んでくるメールも、何が本当なのか見極めに時間がかかるようになり、その
かつての受講生たちは今、何をしているのか?AAS名古屋の卒業生に多いのは次の2つのケースだ。・独立診断士・経営者または企業内のトップ前者はまず置いておくとして、後者には診断士に合格できなかった方たちもある。だが、受験勉強をする中で、戦略思考やフレームワーク思
不思議だなあ、と思うことがある。美容師になろうとすれば美容学校に行き、調理師になろうとすれば調理師学校に行き、そこでは、それぞれの専門職になるための理論から技術まで、その業務を行ううえで必要なことを学ぶだろう。中小企業診断士という専門職も当然、その職業に
このところ、複数年度受験されている方へ向け気になっていることを書いている。今日もその一つだ。毎年、2次を再開する時、昨年までのことを忘れている方が多い気がする。もちろん、再開する時には、残念な結果になった前年度の振り返りから入るが、それでも、何がどうダメ
青いヒヤシンスが今年も咲いた。16年程前に亡くなった「ころ」のお墓の上に、植えた球根が今も生きている。肥料をやるわけでなしせっせと水やりをするでもなし。それでも律儀に毎年咲く。まるで亡くなった「ころ」が時候の挨拶をしてくれるようだ。今年も春だよ、私はまだ
ストレート合格の方と複数年かかりようやく合格した方との違いは何か?ストレート合格の方のほうが優秀そうに見える、と多くの方が思うかもしれない。だが私は少しだけ違う見方をしている。合格後を見ると、複数年度受験して合格した方のほうが基盤がしっかりしているように
いよいよ本格的な春だ。白木蓮が一斉に咲きだした。「白木蓮プロジェクト」で植えられた並木の白が真っ青な空に映え、実に見事だ。「木蓮」といえば、「木蓮の涙」という歌が昔から好きだ。聴けばいつも、胸が熱くなる。思わず涙することもある。こんな話をしたら、うちの部
これまで二日間にわたり、事例問題の特徴についてお話してきた。受験に当たってはこの特徴を踏まえて学習していく必要がある。今日は事例1についてだ。事例1を最後に持ってきたのには訳がある。それは最も内外のバランスが取れた科目だからだ。このバランスを知識で表した
今日は昨日からの続きだ。事例問題は、科目によって内部環境を多く問うのか外部環境を多く問うのか、分かれるというお話をしてきた。今日は事例2について。この科目は他の科目に比べ外部環境、特にターゲットとニーズを正しく捉えられるかを重視している。そのため、科目の
企業経営の基本は、「外部環境の変化に対応し、内部環境を変えていくこと」だ。外の世界に合わせて、会社内部を見直していくことが経営の基本となる。診断士試験でもこればかりが問われている。ところで、事例問題の場合、外部を診るボリュームが多いか、内部のほうが多いか
通学だろうが、通信だろうが、独学だろうが手段は何でもいい。大切なのは、何を学ぶべきか正しく知ることだ。そしてそれを正しく実行することだ。作物でもそうだ。正しい方法を学んでから育てるから良い成果を得られる。やみくもに肥料や水をやっても、まして薬剤を使っても
卒業式のシーズンが終わりつつある。我が家の前にも、うれし涙の父兄が一杯だった。こんな涙はいつ見てもいい。ところで、昨年、悔し涙を流したみなさん。着々と準備を進めておられることと思う。そんな皆さんへ少しだけアドバイスしておきたい。2次への学習計画は立てただ
今日も昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが1日目の宿題だった。昨日は考え方についてご説明し、解答骨子の作り方についてもお話し
今日は、昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが宿題だった。一晩考えていただけただろうか?では、答えを発表したい。まず「ビジョン
みなさんは事例問題を解く際に、何を重視して解くのだろう?「社長の想いやビジョン、経営目標」を与件文から見つけて、これを重視して解く。こう答えられた方は、まずOKだ。それでは、「社長の想い」や「ビジョン」「経営目標」を見つけた後は、どう解いていくのか?これ
保護犬や保護猫の番組をよく見ている。興味深いのは、動物たちの表情だ。人慣れしていない動物たちは怯える。時には恐怖から威嚇する。実に悲しくて恐い表情になる。それが表れるのは特に「目」だ。「目」が全てを語る。人に慣れ、安心してくるとやはり「目」が変わる。優し
せっかく春らしくなってきたのに。昨日の愛知県は、冷たい雨だった。なの花も咲いたし、そろそろコートも仕舞おうかと浮かれていたのに。また慌ててダウンを羽織った。これを「三寒四温」というのか「花冷え」というのか。いずれにしても春は近づいている。さて今日は、どん
たまに注文するお弁当の宅配サイトがある。キャンペーンをやっているとのことで一昨日、久々に注文してみた。実は昔、このサイトで冷凍庫を当てたことがある。それ以来、親しみを感じている会社だ。サイトからの返信メールを見ると「アンケートに答えて、キャンペーンプレゼ
受験生のみなさんへ、常々お話しているのはミクロ思考に陥らず広いマクロからの視野も忘れずに、ということだ。こうお話する理由は、これが企業経営には必要で診断士思考の基礎になるからだ。だが一方で、事例問題を解く時には「狭い了見」つまり、狭く考えることも大切だ。
先日、うちの大福の体重を測って驚いた。この4カ月ほどで1㎏ほど増えている。どおりであちこちで「大きくなりましたねー。」と言われるはずだ。毎日見ていると気づかないことって多い。自分自身についてもそうだ。「左足痛い?」近所の人から突然言われた。散歩している後
今日は、設問文の役割について考えてみたい。設問や与件を知識で読み替えることはもちろんだが、その前に、国語表現にも注意したい。昨年のマーケ事例では、第4問の「3代目は顧客の顔を直接見ながら販売できない寂しさも感じ始めた。」という1文があったが、これを読み逃し
昨日は、本当に嬉しい1日だった。はるか熊本から教え子が会いにきてくれたのだ。数年ぶりに見る彼女は、受験生の頃とは見違えるような落ち着きと安定感を感じさせた。我が子が大きく成長した姿ほど嬉しいものはない。今では、多くの支援機関と民間からお仕事をいただき、日
口述試験に臨む時、こうアドバイスしている。「面接官から質問されたら必ず、その内容を復唱して(オウム返しにして)、問われたことを正確に把握してから回答すること。」と。相手が問うたことに一部のズレもなく相手が望むようなかたちで答えることがコミュニケーションの
中小企業白書の学習法についてこのところ立て続けにご質問があったので、皆さんへも共有しておきたい。「どこを読めば良いか?」とか、「どのように勉強すればよいか?」というご質問が多いのだが、その前に意識したいことがある。中小企業白書の意義は、経産省の中小企業に
「らしき内容なのに、なぜか得点できない」こんな経験は無いだろうか?知識を使っているし、キーワードも使っている。パッと見は悪くなさそうに見える。なのに、得点が入らない。この要因の一つに「知識」がある。2次の解答に「知識」とその意味やロジックを表現することは
ふと気づいたことがある。みなさんがなぜ2次試験で苦戦するのか?それは勉強する順番を間違えているからではないか?まず、2次に必要なものは思考力だ。これを身につけるには、一朝一夕にはできない。それはご理解いただけると思う。だが、実際の勉強はどうだろう?解法を
今日は皆さんに、おひとり様1回限りのトライアル講座をご紹介したい。設問分解練習講座のトライアル版だ。↓↓https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/02301050235350「設問分解練習講座」は創業以来、合格者たちに人気の講座だった。創業~10年くらいは、通学講座の中や宿
みなさんもどこかで就職試験や面接を受けたことがおありだと思う。その時、どんな準備をされただろうか?履歴書もどう準備されただろうか?新卒の場合、学校での経験や資格、そして熱意ある態度で挑まれたことと思う。だが中途採用の場合はどうか?採用されたい業界や企業に
先日、プリンターが使えなくなった。午前には普通に使えたものが、午後には急に何も反応しなくなり。見ると「Lanに接続されていません。」と表示が。え?驚いてネットの接続機器を見ると全てランプが消えている・・・。ということは?これまでも犬にやられた経験がある私はす
先日読書をしていてとても驚いた。読むのが遅くなっている。そのうえ、億劫になっている。読むことが。言葉を丁寧に拾わず、無意識のうちにキーワードだけ拾って、ざっくりと読んでいるのだ。おかげで1ページ読み終わっても、何が書いてあったのか頭にあまり残っていない。
つい先日、リフォーム詐欺の話を聞いたばかりだった。二人組で訪問してきて、屋根がズレてるとか何とか言って、お年寄りだけの家に入り込み高額請求をしてくる怖い話を。その?二人組を見かけた。犬の散歩中だった。腰の曲がった小さなお年寄りが家に入っていくとそうっと後
「ママ!猫を散歩してるおばちゃんがいる!」夕方の散歩で子供に叫ばれてしまった。もちろん連れていたのは、大福という犬だ。猫ではない。だがその子の記憶の中の犬とあまりに形状が変わっていたのだろう。たしかに綿帽子、というかケサランパサランが巨大化したような真っ
スマホで情報を得たり、情報を出したりすることが増えてから、私の中で何かが枯渇しているように感じている。それは言語文化への意識だ。もっと言えば言葉に対する意識や考え方そのものが実に希薄になっている気がするのだ。「その使い方、間違っているのでは?」書いたもの
「もう通ってもいいのに。そう思った翌年に通る。」こんなジンクス?がある。いつも不思議なものだと思う。この人はもう合格レベルだ、そう思っていたのに、うまくいかないことがあるのだ。模擬試験での高得点、周辺の評価があると「合格できるかも」と期待する。スポーツの
我が家の隣の小学校の看板が新しくなった。「世界に羽ばたけ!〇〇っ子」世界と交流し、活躍できる子供たちが増えればとても嬉しい。そう思いながらピカピカの看板を見ていた。だがすぐに憂鬱な気分になった。例のミャンマーの特殊詐欺グループの話を思い出したからだ。拉致
「海より大きいクジラはいない」日めくりに書いてあった。どれほど大きいと思っても、収まるところに収まる、大きな問題だと思っても、ちゃんと解決できる、これを書いた人はそう言いたかったのかもしれない。実は、受講生の方からこんなご質問があった。「事例問題の設問の
我が家の菜の花が咲いた。もう春は来ないのか?と疑いたくなるような極寒の日々でも、やっぱり季節は巡る。確実に春は来るのだ。近所の白木蓮が膨らむのがもう待ち遠しくてたまらない。人にも膨らむ時があるように思う。そして受験生にも。ある時から急に変化しだす時がある
受講生の皆さんとお話していて改めて気づいたことがある。事例問題を一緒に読んでいて「先生のような見方はできませんでした。」という言葉があった。確かにそうなのだ。講師、いや合格者も。事例問題を読む時の目の付け所が違うのだ。受験生の皆さんは、個々の設問に個々に
最近、寒さに負けている。うちの子犬、大福の散歩もショートコースになりがちだ。風が強い、雪が舞ったなどと言い訳しては途中でUターンしてしまう。気持ちが負けるのは犬のほうではなくいつも人間のほうだ。ふと気づいたことがある。人生はロングコース(長生き)を望むのに
人はどんな時に成長するのだろう。思うに、難しいこと困難なことに挑戦した時ではないか。自分の枠、リミッターを外した時ではないか。とはいえ、いきなり大きなチャレンジは難しい。現状よりもちょっとだけ難しいことがいい。チャレンジして、それが実現すれば成功体験にな
我が家の浴槽もかなり高齢化している。2カ月ほど前に、古くなった浴槽の栓を換えたところだ。なのに先日、こんなことがあった。1時間前にお風呂が沸いたはずなのに、お湯が満杯ではなかったのだ、一割程いつもよりも少なかった。う~ん、どこから漏れたのか、栓も新しいし
昨日は、ある中小企業の社長さんが従業員の皆さんへ向け発した言葉をご紹介した。「社長になったつもりで働いてください。」自分のお金を使うつもりで会社を見てください、ということだ。それ従業員である自分も従業員仲間も経営資源のひとつ(内部環境)として判断するとい
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ご相談の方やレッスン生の皆さんのお話を聞いていてふと気づいたことがある。最近は「与件文の読み違い、思い込みした」という言葉を滅多に聞かなくなった気がするのだ。読み違いや思い込みとは、実はある程度読める人がやるミスだ。誰でもがやれるわけではない。与件文のス
受験生の方に多い「3大勘違い」があると私は思っている。それは次の3つだ。1.国語力、語彙力が無いから解答文を書くのが苦手2.マーケはアイディアがあるほうが有利3.財務事例は計算が得意なほうが有利まず一つ目だが、診断士試験の文章は単純だ。因果(~により、~
昨日は、心が折れた時、自分を客観視して、問題を解決するための行動へ移れるか?これが勝負所だとお話した。今日は、次の2つについて方策をお話する。↓↓・自分を客観視できるようになるためには?・問題解決思考になるには?まず、「自分を客観視できるようになる」ため
初受験や2年目の時に猛勉強する方は多い。中小企業診断士の勉強に初めて触れて面白さもあり、夢中でやってしまう。これはもちろん良いことだ。通りたいからと猛勉強するのも良い。平日はもちろん、休日にも終日勉強する。特に受験の最初のうちは、本質的なところがわかって
受験生のみなさんへお尋ねしたい。「あなたはどんな診断士になりたい?」診断士になって何をしたいか?とかどう稼ぎたいかについては、考える方も多いだろう。自分自身が活躍する姿も浮かんでいるかもしれない。だが、クライアントにとって「どんな診断士?」に成るのだろう
「心ここにあらず」という言葉がある。心が他のことに囚われて目の前のことに集中できない様子を言う。先日、まさにそれを体験した。おかげで、中小企業庁及び郵便局にお騒がせをしてしまった。ネタは診断士の資格証だ。3月末に更新手続きをしたのに、未だ資格証が届かない
合格答案を参考に勉強される方は多いだろう。解答のキーワードやロジックを見て、真似して解答を書こうとされる方も多い。先日も述べたのだが、解答の結果だけ見ても真の学びは得られない。その合格答案を書いた人の解法プロセスを知ることが必要だ。ところで、この解法プロ
先日、家の大福が初めてトリマーさんのお世話になった。定期的にシャンプーはしていたが、毛の方は生まれた頃から何もせず、生やし放題。最近ではご近所でこう言われていた。「毛だらけで、上から見るとどっちが頭かお尻かわからないね。」とにかく毛の塊だったのだ。さて、
今日も昨日からの続きだ。過去問には「かたち」がある。具体的には次のようなことだ。「かたち」がわかるようになることで得られる効果も添えておく。1.科目別に、与件文(段落構成)、設問文(設問構成)がある。 →これを知ることにより、 「いつも同じような文章構成
これまで過去問の重要性についてお話してきたが、いよいよ今日は、その学習法だ。「過去問は解法のプロセスを学ぶためにある。」まず、このことを念頭に置いていただきたい。プロセスを検証するために、簡単な方法としては模範解答と自己解答を比べ、・違い(表面上の相違)
過去問には過去問の学び方がある。だがそれを説明する前にまず知っておきたいことがある。昨日も書いたが、過去問を繰り返すよりも新しい問題に取り組むことを重視する方があるがそれは学習法としては誤りだ。過去問と民間の問題は「似て非なる」ものだからだ。まず、模試な
昨日は、試験勉強のゴールは、本番でいつ何時でも合格答案を書けるような自分の解法(手順)を完成することだとお話した。今日は、既に解法を作っている方へのお話だ。あなたの解法で確実に合格できるか?これを検証する方法がある。その一つが日頃の学習方法を振り返ること
ゴールの姿を具体的に描けなければ永遠にゴールへはたどり着けない。みなさんもご存知のことと思う。では、2次試験の具体的なゴールとは何か?ご存知だろうか?それは、2次本試験に合格できるあなた自身の解法(手順)を作ることだ。なぜ合格答案を書くことではなく、ゴー
そろそろ新しい白書が出る頃だ。受験対策としてもご質問が多いので、白書の学び方についてお話したい。(経産省のサイトはこちら↓)https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/PDF/chusho.html中小企業白書の学び方は、「マクロからミクロへ」が基本だ。まず、「
こんなご経験は無いだろうか?「今夜、家で食べるよね?」と家族から問われた経験が。問われたことに問われたように答えると「今夜、家で食べるよ。」となる。だがこんな返事をしたことはないか?「なんで?」この回答は全く的外れだ。問われているのは「イエス」か「ノー」
昨年、残念な結果になってしまった方へ。今お願いしたいことがある。特に2次の学習を再開されている方は今こそ昨年の再現答案を振り返っていただきたい。本試験が終わってすぐ振り返った時と現在と、ご自身の「気づき」は変わっているだろうか?本試験が終わってすぐの時に
私には、散歩の時の習慣がある。それは、見ず知らずの人にでも必ず挨拶をするという習慣だ。幼い頃に祖母に教えられたことがきっかけだ。「道で誰かに出会ったら必ず、笑顔で挨拶をしなさい。笑顔で挨拶をする人を敵だと思う人はいないから。」今思えば、幼い頃に里子として
昔、こんなお話をした。「解答骨子も作らず、確認もせずに解答を書き出すのは、検品もせずに製品を出荷するのと同じだ。万が一に粗悪品が混ざっていたら、どうするのか?製品なら返品で済むが、試験なら・・・、また来年・・なのだ。」と。こんな話を書いたのも、解答骨子を
先日、3人のタレントさんたちが逆上がりにチャレンジするという番組をやっていた。一人は、子供の頃から、運動神経には自信があったといいう有名女優だ。もう一人は運動神経は普通だったそうだが、逆上がりはできるという芸人さんだ。そして最後の一人は、運動神経が皆無で
中小企業診断士を目指しているみなさん。みなさんは、社長さんたちが何故、診断士に相談をするのか、理由を考えたことがあるだろうか?自分たちに何を求めて来られるのか?これを自覚しておくことはとても大切だ。もちろん、相談の初回では、ご要望を伺う。その時には、売上
2次試験に通るために最も必要なもの、それは診断士としての「視座」ではないか。「視座」とは、物事を見る時の立場のことだ。「診断士」としての立場、とは何か?難しい話をするようだが、このことが合格には最も影響する。皆さんは「企業の目的とは?」と問われてすぐに回
最近、私の周辺の人々の表情を見ていて、とても気になることがある。それは笑顔の有無だ。いつも笑っているように見える人があると思えば、一方、いつもしかめっ面、または無表情の方もある。もちろん人それぞれなのだから自由に表情は作ればよいのだろうが、いつも笑顔の人
先日、ある社長が言っていた。「ぼくはここの店でないとダメなんです。 このスーツじゃないと。」オーダースーツの話だ。いかにも高級そうなそのスーツは社長の動きに合わせ、実に軽快だ。ピッタリフィットして、まるで部屋着を着ているかのような社長の動きからその良さが
事例問題は、事例企業の「問題解決ストーリー」だ。あるべき姿に向かう時、何が障害となり、課題としては何を実現すべきか?これをいつも問うのが事例問題だ。診断士には求められる力をそのまま試すのだ。問題解決するためには向かうゴールがどこなのか、まずはこれを明らか
事例問題で点数がばらついたり、伸びない方は、学習方法に問題がある。昨日は、高得点を取るには「自分が考えたことをメモ出しする」勉強法をお勧めした。与件文を読んで、その情報をどう「扱う」のかをメモするのだ。例えば、「品質の良い材料を仕入れることができる」とい
いつも思うのだが、事例問題で高得点を取る人は次の2つの能力が習慣化していて高い。・物事を俯瞰し仕組みから考える・問題点、課題、対応策について、 論理的に考える言い換えれば、事例問題を解くにはこの2つの能力を高めれば良い。とはいってもそれぞれ高めれば良いと
コンサルタントの得意技といえば「フレームワーク思考」だ。事例問題を考える時も経営戦略策定のフレームワークを使ってご説明しているが、現実世界では、これだけでは済まない。何が困難か?それはクライアントという「人」とコミュニケーションを取り、信頼関係を築くのが
「高齢化社会になったなあ。」そう感心する出来事を目にした。地下鉄の車内で、シルバーシートに座っていたお婆さんが、別のお婆さんに席を譲ったのだ。「自分のほうがまだ大丈夫」席を譲ったほうはそう判断したのだろう。世の中は、もうすぐ高齢者だらけになる。そうなった
診断士2次試験を勉強するうえで、多くの方が忘れていることがある。それは「文章を書く試験」だということだ。マークシート方式と異なる最大の点がここにある。解答文章が読みやすいかどうかが、採点に影響を与えることもある。解答の読みやすさには次のようなものが含まれ
財務事例について、皆さんはどうやって勉強しているだろうか?過去問に取り組んで、電卓を一生懸命叩いて、そうして計算が合っていたらOK!なんて、誤った勉強になっていないか?もちろん計算も大事だ。試験で打ち間違いをしたくないし、計算問題もばっちり満点がほしい。と
見かける度に「幸」の字が歩いてくる、そう感じる人がいる。朝の散歩で出会う40歳前後の男性だ。すれ違う時にいつもニッコリ微笑んで、「おはようございます!」と挨拶をしてくれる。後ろ姿を見ると手には、いかにも「愛妻弁当」と言わんばかりのお弁当袋がひとつ。これ以
皆さまには大変ご心配をおかけしました。ブログをついうっかり書き忘れたら、コメントやメールや。多くの方からご心配をいただき・・・。寄る年波か・・・目頭が熱くなりました。心より御礼申し上げます。これからも頑張ります!皆さんは合格への歩みを!私は日々、皆さんを
受講生の皆さんとお話をしていると、講座を受ける度に、こんな発言が増える。「自分は全く分かっていなかった。」そう言って落ち込んだりもする。だが、落ち込むのは大きな間違いだ。判らないことが見つかるのは大いなる進歩の証なのだ。何がわからないのか、これがわからな
残念、無念。2008年から毎日コツコツ、ひとりでこのブログを書き続けてきたのに、遂に5,306回目の今日、書くのを忘れてしまった。どんなに忘れそうな時も、夜中にふと目を覚まして、アップ時間の午前4時までに書いていたのに。たしかに、アップ時間を間違えたことはあった。
私が受験していた頃には、経営情報システムという言葉自体がまだ耳慣れないものだったが。今ではどんなに小さなお店でも気軽に経営に活かせる情報をアプリなどで簡単に得られる時代になった。そのための補助金も満載だ。現場で使うことが頻繁になったコトは時代に合わせた出
2次試験に合格するには、「問われたことに問われたように」答えることが最も重要だ。この「問われたこと」には2種類ある。ひとつは、文章として何を問われているかだ。例えば「経営統合時の留意点」を問われれば、答えるのはもちろん「経営を統合する時に留意すること」だ
最近、近所のスーパーがやたら模様替えしている。店舗の入れ替えだけでなく、陳列もボリュームが変わったり、場所が変わったり。コスメ売り場に行くと、流れる声も外国語に変わった。初めは私の耳が悪くなったかと思った。幾度聞いても意味がわからないからだ。耳をすませば
先日タクシーに乗った時だった。高齢の運転手さんと言い争いになった。理由は、行先までの道順だ。まず出だしから揉めた。向かう方向と逆に走り出すからだ。「違う違う!どこに向かってます?方向が逆ですよ!」そう驚く私に、超高齢そうな運転手さんはこう言い放った。「細
社長の意に沿う解答を書くには、与件文にある「社長の想い」の文章を拾い、これを具体化して考え直すことが必要、と昨日お話した。だが、これだけでは不足だ。もっと拾うべきものがある。それは実現可能な助言をするための与件情報だ。2次試験では、社長が明日からでも実行
「社長の想いに寄り添った解答になってない」こう講師からコメントされたことがあるだろう。合格には、「社長や出題者の意図をくみ取る感受性が必要」と言われることもある。だがこれらのコメントはわかりやすいようでわかりにくい。理由は、具体性が無いからだ。ではどうす