みなさんにある質問をしたい。ある風景を想像していただきたい。みなさんが本試験を受けていたとしよう。問題は全部で5問。残り時間が5分となった時、まだ1問だけ空白だったとする。こんな時、皆さんはどう対応するのか?残り5分をどう使うのか?・残り5分で最後の1問
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
みなさんにある質問をしたい。ある風景を想像していただきたい。みなさんが本試験を受けていたとしよう。問題は全部で5問。残り時間が5分となった時、まだ1問だけ空白だったとする。こんな時、皆さんはどう対応するのか?残り5分をどう使うのか?・残り5分で最後の1問
受験生に「あるある」のお話をしたい。それは悩みが尽きないということだ。受験、なんなら発表が終わるまで、あーでもない、こーでもない、と様々に悩むのだ。だが悩むのは悪いことではない。それだけ真剣だということだ。できないこと、上手くいかないことが気になるのは「
今日は、複数年受験をしている方へお話したい。モチベーションの具合はいかがだろうか?初年度と変わらず、保ち続けているだろうか?私の経験ではこの25年余りで1~2人かもしれない。勉強への情熱を保ち続けていたのは。確かに、スタート時点と同じ「熱」は難しい。ある
1次試験がマークシート形式になったのは平成13年からだ。それ以降だろうか。受験生が「書くこと」にあまり重きを置かなくなったのは。2次でもそうだ。論理的でわかりやすい文章を書こうとする人が減った気がする。論理的な文章を書こうとすると100文字程度のマス目で
「そろそろ春も終わるなあ」桜吹雪に酔いしれていたのに、昨日は、突風と花散らしの雨。せっかくの浮かれ気分も、一気に強制終了させられた感じだ。まだまだ余裕があると、とのんびりしている皆さん。試験にも強制終了がある。1次試験は8月3日(日)15:00に、2次試験は、1
昨日に引き続き、事例Ⅱについてお話したい。最近の設問設計についてだ。昔の問題は第1問で挙げたターゲットを他の設問でほぼ使っていた。つまりターゲットの選び方がシンプルだし、登場する数も少なかった。だが最近は様子が変わった。第1問とストレートに関する設問はほ
令和7年の問題が特徴的だったかもしれない。最近の事例Ⅱ(マーケティング・流通事例)は提案力を求めることが多い。どんな施策をを講じれば良いか具体的な方法を提案させる。昔から事例Ⅱではこの傾向があったが、最近のものは拍車がかかっているように感じる。そのせいで
先日、犬の散歩の時間を変えてみた。いつもなら日暮れ前に行くのだが、青い空と満開の桜に誘われたせいだ。すると面白いことがあった。いつもは出会わない、飼い主や犬たちと出会えたのだ。犬を連れた人たちは会話することが多い。おかげでいつもとは全く違う会話がたくさん
1次での財務は高得点なのに、なぜか2次では合格点に至らない。こんな方は意外と多い。こうなる理由は、1次対策と2次対策を混同しているせいだ。1次では、知識を「知っているかどうか?」「基本計算ができるかどうか」を問う。一方、2次では、知識を「説明できるかどう
昨日は、隣の小学校の入学式だった。日頃見ないような礼服の父兄とピカピカの子供たち。なかには、これまで見たことのないようなカラリングのランドセルを背負っている子もいる。令和2年の事例Ⅰ、中小企業白書にもある「多様性」が当たり前の時代になった。さて新入学の皆
4月は、学生も社会人も慌ただしい季節だ。春休みや桜の季節と重なってあちらこちらで渋滞が増えたなあ・・、そう思っていた矢先のETCトラブルだ。システムの障害が日本全体の流れまで滞らせてしまった。機能が高度になればなるほど、世の中がそれに依存すればするほど、人は
ある卒業生がこんなことを言っていた。「先生のブログさあ、いつも読んでるけど手を変え品を変え、いろんなことを書いているようで、結局はいつも同じこと言っているよね?」その通りだ。理由は、2次への合格法がそのくらい「同じこと」であり「シンプルなこと」だからだ。
2次試験は「問われたことに問われたように」答えることが鉄則だ。もう十分にご存知のことと思う。問われることは、実はひとつなのだ。それは、・経営について戦略的思考で事業計画が作れるか?これだけだ。「事業計画」というと、ご経験の無い方には難しく思うかもしれない
今日は、昨日からの続き。自分のレベルが成長しているかどうか、確認する方法についてお話したい。ところで、本試験では、解答のみで合否を下される。そのため、「良い解答」を作ることに執着する方が出てくる。キーワードをいくつ入れると良いとか、こんなフレーズで書けば
個人レッスンをしていると、お一人お一人の成長度合いが具体的に見えてくる。事例問題の読み方、メモの書き方、解答の書き方など、これらを総合的に見ていくと本当に成長しているかどうかが見えてくる。例えば、「らしき解答」を書いておられても実(じつ)が伴わない場合も
1次の科目を絞るべきか、とか1次の権利があるので、2次に専念すべきか、とか。保険をかけようが、背水の陣で臨もうが、結局は、自分がどう生きたいかにつながる。保険をかけたつもりが、じつはどれもこれも中途半端になってしまい、結局は、虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎
今日はまずこちらのサイトをご覧いただきたい。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html中小企業庁の白書に関するサイトだ。この中の「中小企業白書について」という文章を読んでいただきたい。この中に「中小企業に関して講じた施策に関する報告を行い、
仮想の世界と現実の世界の区別がわかりにくくなった現代では、もう死語かもしれない、エイプリルフールは。様々な嘘をついて騙す詐欺が横行し私の周りでも当たり前のように、被害の話が溢れる。飛び込んでくるメールも、何が本当なのか見極めに時間がかかるようになり、その
かつての受講生たちは今、何をしているのか?AAS名古屋の卒業生に多いのは次の2つのケースだ。・独立診断士・経営者または企業内のトップ前者はまず置いておくとして、後者には診断士に合格できなかった方たちもある。だが、受験勉強をする中で、戦略思考やフレームワーク思
不思議だなあ、と思うことがある。美容師になろうとすれば美容学校に行き、調理師になろうとすれば調理師学校に行き、そこでは、それぞれの専門職になるための理論から技術まで、その業務を行ううえで必要なことを学ぶだろう。中小企業診断士という専門職も当然、その職業に
このところ、複数年度受験されている方へ向け気になっていることを書いている。今日もその一つだ。毎年、2次を再開する時、昨年までのことを忘れている方が多い気がする。もちろん、再開する時には、残念な結果になった前年度の振り返りから入るが、それでも、何がどうダメ
青いヒヤシンスが今年も咲いた。16年程前に亡くなった「ころ」のお墓の上に、植えた球根が今も生きている。肥料をやるわけでなしせっせと水やりをするでもなし。それでも律儀に毎年咲く。まるで亡くなった「ころ」が時候の挨拶をしてくれるようだ。今年も春だよ、私はまだ
ストレート合格の方と複数年かかりようやく合格した方との違いは何か?ストレート合格の方のほうが優秀そうに見える、と多くの方が思うかもしれない。だが私は少しだけ違う見方をしている。合格後を見ると、複数年度受験して合格した方のほうが基盤がしっかりしているように
いよいよ本格的な春だ。白木蓮が一斉に咲きだした。「白木蓮プロジェクト」で植えられた並木の白が真っ青な空に映え、実に見事だ。「木蓮」といえば、「木蓮の涙」という歌が昔から好きだ。聴けばいつも、胸が熱くなる。思わず涙することもある。こんな話をしたら、うちの部
これまで二日間にわたり、事例問題の特徴についてお話してきた。受験に当たってはこの特徴を踏まえて学習していく必要がある。今日は事例1についてだ。事例1を最後に持ってきたのには訳がある。それは最も内外のバランスが取れた科目だからだ。このバランスを知識で表した
今日は昨日からの続きだ。事例問題は、科目によって内部環境を多く問うのか外部環境を多く問うのか、分かれるというお話をしてきた。今日は事例2について。この科目は他の科目に比べ外部環境、特にターゲットとニーズを正しく捉えられるかを重視している。そのため、科目の
企業経営の基本は、「外部環境の変化に対応し、内部環境を変えていくこと」だ。外の世界に合わせて、会社内部を見直していくことが経営の基本となる。診断士試験でもこればかりが問われている。ところで、事例問題の場合、外部を診るボリュームが多いか、内部のほうが多いか
通学だろうが、通信だろうが、独学だろうが手段は何でもいい。大切なのは、何を学ぶべきか正しく知ることだ。そしてそれを正しく実行することだ。作物でもそうだ。正しい方法を学んでから育てるから良い成果を得られる。やみくもに肥料や水をやっても、まして薬剤を使っても
卒業式のシーズンが終わりつつある。我が家の前にも、うれし涙の父兄が一杯だった。こんな涙はいつ見てもいい。ところで、昨年、悔し涙を流したみなさん。着々と準備を進めておられることと思う。そんな皆さんへ少しだけアドバイスしておきたい。2次への学習計画は立てただ
今日も昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが1日目の宿題だった。昨日は考え方についてご説明し、解答骨子の作り方についてもお話し
今日は、昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが宿題だった。一晩考えていただけただろうか?では、答えを発表したい。まず「ビジョン
みなさんは事例問題を解く際に、何を重視して解くのだろう?「社長の想いやビジョン、経営目標」を与件文から見つけて、これを重視して解く。こう答えられた方は、まずOKだ。それでは、「社長の想い」や「ビジョン」「経営目標」を見つけた後は、どう解いていくのか?これ
保護犬や保護猫の番組をよく見ている。興味深いのは、動物たちの表情だ。人慣れしていない動物たちは怯える。時には恐怖から威嚇する。実に悲しくて恐い表情になる。それが表れるのは特に「目」だ。「目」が全てを語る。人に慣れ、安心してくるとやはり「目」が変わる。優し
せっかく春らしくなってきたのに。昨日の愛知県は、冷たい雨だった。なの花も咲いたし、そろそろコートも仕舞おうかと浮かれていたのに。また慌ててダウンを羽織った。これを「三寒四温」というのか「花冷え」というのか。いずれにしても春は近づいている。さて今日は、どん
たまに注文するお弁当の宅配サイトがある。キャンペーンをやっているとのことで一昨日、久々に注文してみた。実は昔、このサイトで冷凍庫を当てたことがある。それ以来、親しみを感じている会社だ。サイトからの返信メールを見ると「アンケートに答えて、キャンペーンプレゼ
受験生のみなさんへ、常々お話しているのはミクロ思考に陥らず広いマクロからの視野も忘れずに、ということだ。こうお話する理由は、これが企業経営には必要で診断士思考の基礎になるからだ。だが一方で、事例問題を解く時には「狭い了見」つまり、狭く考えることも大切だ。
先日、うちの大福の体重を測って驚いた。この4カ月ほどで1㎏ほど増えている。どおりであちこちで「大きくなりましたねー。」と言われるはずだ。毎日見ていると気づかないことって多い。自分自身についてもそうだ。「左足痛い?」近所の人から突然言われた。散歩している後
今日は、設問文の役割について考えてみたい。設問や与件を知識で読み替えることはもちろんだが、その前に、国語表現にも注意したい。昨年のマーケ事例では、第4問の「3代目は顧客の顔を直接見ながら販売できない寂しさも感じ始めた。」という1文があったが、これを読み逃し
昨日は、本当に嬉しい1日だった。はるか熊本から教え子が会いにきてくれたのだ。数年ぶりに見る彼女は、受験生の頃とは見違えるような落ち着きと安定感を感じさせた。我が子が大きく成長した姿ほど嬉しいものはない。今では、多くの支援機関と民間からお仕事をいただき、日
口述試験に臨む時、こうアドバイスしている。「面接官から質問されたら必ず、その内容を復唱して(オウム返しにして)、問われたことを正確に把握してから回答すること。」と。相手が問うたことに一部のズレもなく相手が望むようなかたちで答えることがコミュニケーションの
中小企業白書の学習法についてこのところ立て続けにご質問があったので、皆さんへも共有しておきたい。「どこを読めば良いか?」とか、「どのように勉強すればよいか?」というご質問が多いのだが、その前に意識したいことがある。中小企業白書の意義は、経産省の中小企業に
「らしき内容なのに、なぜか得点できない」こんな経験は無いだろうか?知識を使っているし、キーワードも使っている。パッと見は悪くなさそうに見える。なのに、得点が入らない。この要因の一つに「知識」がある。2次の解答に「知識」とその意味やロジックを表現することは
ふと気づいたことがある。みなさんがなぜ2次試験で苦戦するのか?それは勉強する順番を間違えているからではないか?まず、2次に必要なものは思考力だ。これを身につけるには、一朝一夕にはできない。それはご理解いただけると思う。だが、実際の勉強はどうだろう?解法を
今日は皆さんに、おひとり様1回限りのトライアル講座をご紹介したい。設問分解練習講座のトライアル版だ。↓↓https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/02301050235350「設問分解練習講座」は創業以来、合格者たちに人気の講座だった。創業~10年くらいは、通学講座の中や宿
みなさんもどこかで就職試験や面接を受けたことがおありだと思う。その時、どんな準備をされただろうか?履歴書もどう準備されただろうか?新卒の場合、学校での経験や資格、そして熱意ある態度で挑まれたことと思う。だが中途採用の場合はどうか?採用されたい業界や企業に
先日、プリンターが使えなくなった。午前には普通に使えたものが、午後には急に何も反応しなくなり。見ると「Lanに接続されていません。」と表示が。え?驚いてネットの接続機器を見ると全てランプが消えている・・・。ということは?これまでも犬にやられた経験がある私はす
先日読書をしていてとても驚いた。読むのが遅くなっている。そのうえ、億劫になっている。読むことが。言葉を丁寧に拾わず、無意識のうちにキーワードだけ拾って、ざっくりと読んでいるのだ。おかげで1ページ読み終わっても、何が書いてあったのか頭にあまり残っていない。
つい先日、リフォーム詐欺の話を聞いたばかりだった。二人組で訪問してきて、屋根がズレてるとか何とか言って、お年寄りだけの家に入り込み高額請求をしてくる怖い話を。その?二人組を見かけた。犬の散歩中だった。腰の曲がった小さなお年寄りが家に入っていくとそうっと後
「ママ!猫を散歩してるおばちゃんがいる!」夕方の散歩で子供に叫ばれてしまった。もちろん連れていたのは、大福という犬だ。猫ではない。だがその子の記憶の中の犬とあまりに形状が変わっていたのだろう。たしかに綿帽子、というかケサランパサランが巨大化したような真っ
スマホで情報を得たり、情報を出したりすることが増えてから、私の中で何かが枯渇しているように感じている。それは言語文化への意識だ。もっと言えば言葉に対する意識や考え方そのものが実に希薄になっている気がするのだ。「その使い方、間違っているのでは?」書いたもの
「もう通ってもいいのに。そう思った翌年に通る。」こんなジンクス?がある。いつも不思議なものだと思う。この人はもう合格レベルだ、そう思っていたのに、うまくいかないことがあるのだ。模擬試験での高得点、周辺の評価があると「合格できるかも」と期待する。スポーツの
我が家の隣の小学校の看板が新しくなった。「世界に羽ばたけ!〇〇っ子」世界と交流し、活躍できる子供たちが増えればとても嬉しい。そう思いながらピカピカの看板を見ていた。だがすぐに憂鬱な気分になった。例のミャンマーの特殊詐欺グループの話を思い出したからだ。拉致
「海より大きいクジラはいない」日めくりに書いてあった。どれほど大きいと思っても、収まるところに収まる、大きな問題だと思っても、ちゃんと解決できる、これを書いた人はそう言いたかったのかもしれない。実は、受講生の方からこんなご質問があった。「事例問題の設問の
我が家の菜の花が咲いた。もう春は来ないのか?と疑いたくなるような極寒の日々でも、やっぱり季節は巡る。確実に春は来るのだ。近所の白木蓮が膨らむのがもう待ち遠しくてたまらない。人にも膨らむ時があるように思う。そして受験生にも。ある時から急に変化しだす時がある
受講生の皆さんとお話していて改めて気づいたことがある。事例問題を一緒に読んでいて「先生のような見方はできませんでした。」という言葉があった。確かにそうなのだ。講師、いや合格者も。事例問題を読む時の目の付け所が違うのだ。受験生の皆さんは、個々の設問に個々に
最近、寒さに負けている。うちの子犬、大福の散歩もショートコースになりがちだ。風が強い、雪が舞ったなどと言い訳しては途中でUターンしてしまう。気持ちが負けるのは犬のほうではなくいつも人間のほうだ。ふと気づいたことがある。人生はロングコース(長生き)を望むのに
人はどんな時に成長するのだろう。思うに、難しいこと困難なことに挑戦した時ではないか。自分の枠、リミッターを外した時ではないか。とはいえ、いきなり大きなチャレンジは難しい。現状よりもちょっとだけ難しいことがいい。チャレンジして、それが実現すれば成功体験にな
我が家の浴槽もかなり高齢化している。2カ月ほど前に、古くなった浴槽の栓を換えたところだ。なのに先日、こんなことがあった。1時間前にお風呂が沸いたはずなのに、お湯が満杯ではなかったのだ、一割程いつもよりも少なかった。う~ん、どこから漏れたのか、栓も新しいし
昨日は、ある中小企業の社長さんが従業員の皆さんへ向け発した言葉をご紹介した。「社長になったつもりで働いてください。」自分のお金を使うつもりで会社を見てください、ということだ。それ従業員である自分も従業員仲間も経営資源のひとつ(内部環境)として判断するとい
ある中小企業の社長さんの言葉を紹介したい。朝礼での一言だ。「自分が社長のつもりで働いてください。」いつもの従業員の感覚で働くことと、社長になったつもりで働くこととないが違うのだろうか?よくあるのは経費の使い方だ。「会社の金」だと思うと、財布が緩くもなる。
診断士受験を始めた頃を思い出していた。学び始めは、どの知識を見ても驚いたり関心したりしていた。そうして、知ることができた喜びを感じていた。みなさんもそうではなかったか?学ぶ度に、自分が賢くなっていく気がするのも嬉しかった。常に新鮮で。だが複数年度、受験を
事例問題を解く時だけではない、コンサルの時もそうだが、目の前の問題や課題だけに捕らわれてばかりいるといつまでたっても前に進めない時がある。進むべき方向がわからないままにやみくもに問題解決しようとしても生産性が落ちるだけだ。これは受験にも言える。合格するに
思い立つことがあり、今、貝原益軒の「養生訓」を読んでいる。もちろん昔の和文ではなく現代文で翻訳した本を。その中にこんなくだりがあった。「心に体の手綱を取らせよ。」耳、鼻、口や体には、それぞれ聞く、見る、食べる、匂いを嗅ぐや動くなどの役目があり、これを心が
事例企業にピッタリとマッチした解答を書くこと、これが高得点を取るコツだ。それには2つのポイントがある。「収益性」と「生産性」、お金の話だ。「収益性」は企業の外部にどう働きかけるか、という話だ。どう売り上げるか、儲けるかだ。「生産性」は企業内でどう経営資源
「残念ながら、惜しいところで」合格を逃した方の答案には、共通点があるように思う。それは、第一印象で「なんか足りない」とか「薄いなあ」と感じてしまう解答が散見されることだ。「よし!」と納得できる解答もあるが、中には「う~ん・・・、まあねえ」と感じるものもあ
ある番組で森永卓郎さんの生前の言葉を紹介していた。「バットは振り抜け」「フルスイングで生きる」今の私にえらく響いた。この年になると周辺からも「無理せずに」という言葉が聞こえてくる。それに依存したくもなる。だからこそとても響いたのだ。「フルスイング」という
もう1年半程になるか。大きな目の手術を行い、退院したその日だった。眼には顔が半分隠れるほど、大きなガーゼと絆創膏を貼り、入院中の荷物を持って地下鉄に乗った時だ。あいにく車内は満員。座る場所も無い。せめてどこかに捕まる場所だけでも無いか、とおろおろっと探し
事例問題で読む時間や書く時間など「時間がかかる」と悩む方は多い。原因として「昔から読むのが遅くて」とか「書くことが苦手で」と個人的な理由を挙げる方がある。もちろん、少しはあるかもしれない。だがこれも「慣れ」でスピードアップは可能だ。事例問題は「診断士の国
近所に、5台に2台は止まらない横断歩道がある。小学校の横、しかも通学路で危ない。なのに突っ走る車が多いのだ。そう細い道でもない。むしろ見通しが良く、スピードを出したくなる道だ。特に夕方になると歩行者無視が増える。昨日も2台連続で無視されてしまった。1台は
実は、昨年末より新しいコンセプトでメルマガを配信している。「視点を変えれば未来が拓く!」この場のように、受験への気づきだけでなく心の持ち方まで。新しい文体でお話している。こちらもお読みいただければ嬉しい。↓↓https://home.tsuku2.jp/merumaga_register.php?ml
再現答案を拝見する機会が増えると合格者と未合格者との違いについて考える機会が増える。いくつかあるのだが、今日はそのひとつ「仕組み」という視点で事例問題を見る力についてお話したい。「仕組み」とは、物事の組み立てや構造のことだ。世の中の多くは、これで成り立っ
中小企業白書を合格へのバイブルとしていつも執拗にお薦めしているが、それでも読みたくない!という方はある。もちろん読まなくても合格はできるから嫌な方は読まなくても良いと思う。白書のメリットなんてたったこれだけだ。・試験が、成功事例から出題されるため 事例問
昨日「つながりに意味が無いことは覚えにくい」というお話をした。1次試験も同様で、範囲が膨大なだけにその個々のつながりがわかりづらく、覚えにくい。2次試験なら戦略体系図という意味あるフレームワークがあり、これを元に知識を整理していけばよいからやりやすいのだ
先日、「高齢者運転免許認知症検査」を初めて受けたという方の話を聞いた。文字を並べると舌を噛みそうだ。16種類のつながりのない絵を4パターン、計64枚をの中から、どのパターンが出るかわからない。だから結局、64枚全てを暗記しておくのが得策らしいのだ。この試
誰だってどん底にはなりたくない。成績だってDなんて取った日には、愕然とする。二度と立ち上がれない気がする。だが、私はこう思うのだ。そのくらい衝撃的なことが無ければ気づけないことはある。結果には必ず原因がある。それはどこにあるのか?単なる勉強不足か、それと
令和6年の本試験で、これまでにも増して明確になったことがあるように思う。それは、「中小企業診断士」として基本的に身につけておくべきことを問うたという点だ。具体的には、次の3つだ。・戦略思考(フレームワーク思考)・経営学の知識・論理的思考力、筆記力このブロ
昨日「問題解決思考」で考えた方法を見つけることが、合格法だと書いた。自分には自分だけの問題があり、これを明確にしなければ真の問題解決はできない、その先の合格法も見つけられないということだ。自分には自分に合った解決法があるということだ。ところで、問題の解決
「受験勉強をする中で、あなたが重視していることは何ですか?」そう問われたら何と答えるだろうか?「効率」です。そう答える方は多いかもしれない。実際に、受験相談を受けている中でよく耳にする言葉だからだ。確かに、仕事を抱え、家族との時間も大切にと思えば、できる
最近TVでは、とある件でACジャパンの広告がやたらと増えた。ご存知の方も多いと思う。ACってこんなにも種類があったのか、と驚いたのだが、改めて考え直すテーマも多くけっこう助かっている。災害時の持ち物についてだ。笛や小さな懐中電灯など雑貨や飲み物は意識してい
皆さんは、1次試験に合格するために知識を猛勉強されただろう。だが、2次試験になって、それを使えないのはなぜか?考えたことがあるだろうか?あれだけ時間をかけて、インプットしたのになぜか2次にはちっとも生きない。つい最近の医療番組で、ある脳神経外科の先生が話
この時期になるとたまに聞く話がある。「診断士思考で事例問題を解くというAAS名古屋の解き方は難しい。だから誰にでもやりやすいようなもっと簡単な解き方にすべきだ。キーワードをたくさん入れるとか、設問のレイヤーによって予め答えそうな知識を暗記しておくとか。そのほ
口述試験を受験されたみなさんお疲れさまでした!無事に、何かしらお話してこられたと思う。中には答えに窮し、試験官からヘルプを出されたとか、諦められて次の質問に移られた、なんて方もあったろう。いずれにしても何かしらお話できていればOKだ。ところで、ここから皆さ
昨日は、合格するには「非の打ちどころがない答案を目指すこと」というお話をした。そんな当たり前な?!抽象的でワケがわからない、とお思いになったことと思う。ではそれはどんな解答か?具体的に、主な項目をあげるとこうなる。・設問の的を射ている・事例企業の戦略に合
昨日は、「今年の評価を見ると、記述内容や書き方の論理性の差に厳格さを感じるのだ。それで微妙に点差が付いている。」とお話した。その差とは何か?具体的には、次のような答案が点が伸びていないように思う。・文章全体に戦略性が感じられない・与件を列挙するだけの内容
はじめに、皆さんと確認しておきたいのは、この試験の特性だ。まず、この試験は、合格させることを目的としていない。選抜するために落とすことを目的としている。この点が受験校の模擬試験などと異なる点だ。また、添削する皆さんは、教授の皆さんやその助手や生徒さんたち
過去に何人がある、230点台を繰り替えしている方が。そうして、4年、5年、6年と受験をしている方が。昨日、230点台でも科目ごとにばらつきがある方は危ない、というお話をした。では、ばらつきが無い方はどうか?簡単に言うと、基礎力はある、通りやすい方だ。ただ
2次試験を受験された皆さんへ、評価が戻ってきた頃だ。面白いと思うのは、点数に対する受験生の「感じ方の違い」だ。毎年あることだが「239点」で不合格または230点台で、不合格だったという方も多い。きっと相当悔しいことだろう。「惜しかった、あと数点だった」と
小さな石や段差につまづくことは無いだろうか?数年前から気になっている。意識して歩く時は良いのだが気を抜くとすぐにこけそうになる。なんだか老けたみたいでやだなー、カッコ悪いなあ、そう思って余計に注意して歩くようになった。整骨院の先生に聞いたのだが、人には転
初学者に多い例だと思う。どの科目も50点台で、惜しくも合格を逃したかのように見える例だ。そんな方はこう思っているかもしれない。『あ、これなら来年は、ちょっと頑張ればイケるかも。』こう考えてしまったみなさん。実は最も危ないケースだ。2次試験がどんな試験かも
そろそろ2次試験の評価が届く頃だと思う。予想通りのものだったろうか?想定外だったろうか?ギャップはもちろんあったほうがいい。解決すべき点が明確になるからだ。だが気をつけなければならないケースもある。・科目別のばらつきや想定外があったケースできていたはずの
今、失意の中にいる皆さんへお伝えしたいこと。今日はそのふたつ目だ。「誤った自己評価をするな」ということだ。自分が落ちたのは、キーワードが少なかったから、とか計算ミスがあったからとか、表面だけ見ていないか?問題の原因を深く考えているか?なぜキーワードが書け
今も失意の中にいるみなさん。皆さんへ伝えたいことが2つだけある。ひとつ目は、「今悔やむな、始めるな」ということだ。悔やむだけの人は、そもそも診断士には向いていない。診断士のお仕事は、問題や課題の解決だ。まずは評価を受け取り、冷静に分析作業をしてほしい。ど
こんな話がある。「口述試験は誰でも通るだから緊張せずに気楽に行けばよい。」この話を鵜呑みにしてはいけない。「緊張せずに」は、面接の間だけだ。会場へ着くまで、いや待合室に行くまでは、けっして気を抜かないようにしたい。病気にも事故にも気を付けたいし、そもそも
「私は失敗しないので」と主人公が豪語するTVドラマがある。ご存知の方も多いと思う。昨日、「失敗のない人生はない」と書いたが、ドラマのように豪語する方は私の周辺にもいる。そんな方々の殆どは、失敗してもそれを誰にも語らないか失敗を「上手くいかなかった」と言い換
毎年同じような話をしている。合格発表の日はスタートの日だと。実務補修へ向かう方、もう1年学びを深める方。道はそれぞれだが、いずれも今日がスタートだ。だが、今年はもう少し違う話をしたい。残念な結果になった方には、今日は「心の鍛え時」の日だとお伝えしたい。失敗
「待ちに待っていた!」それとも「忘れてしまいたい」明日はどんな1日だろうか?昔は合格発表も、今とは違い風情があった。ネット発表はなく、翌日までに封書で届いた。早く知りたい人は、診断協会まで出向いて掲示で確認したものだった。発表には十分気を付けたい。当日、封
昨日は1次の勉強も、世の中に合わせてアップデートが必要だとお話した。今日はその続き、企業経営理論についてだ。運営管理などと比べ、抽象的な内容が多いのがこの科目の特徴だ。これが「ピンとこない」理由のひとつでもある。戦略とか組織とか言われても???絵が浮かば
事例問題を読むときに知識での読み替えができない方は多い。これができなければ、2次の合格は難しい。今日は、1次の勉強法についてお話したい。1次に時間をかけて勉強しても2次に活かせなければ、毎年2次試験で苦戦する。そうして、2年ごとの1次猶予期間が切れる度に
事例問題を読むときに知識での読み替えができない方は多い。これができなければ、2次の合格は難しい。今日は、1次の勉強法についてお話したい。1次に時間をかけて勉強しても2次に活かせなければ、毎年2次試験で苦戦する。そうして、2年ごとの1次猶予期間が切れる度に
この町には4人の長老がいる。毎日夕方になると揃って散歩している。この町の殆どの犬猫や子供たちに、必ず声をかけ、可愛がってまわるから皆が知っている人気のばあば軍団だ。実は私は「ばあば」と呼ぶのだが、隣の家の女の子は彼女らを「おばあちゃん」と呼ぶ。「ばあば」
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みなさんにある質問をしたい。ある風景を想像していただきたい。みなさんが本試験を受けていたとしよう。問題は全部で5問。残り時間が5分となった時、まだ1問だけ空白だったとする。こんな時、皆さんはどう対応するのか?残り5分をどう使うのか?・残り5分で最後の1問
受験生に「あるある」のお話をしたい。それは悩みが尽きないということだ。受験、なんなら発表が終わるまで、あーでもない、こーでもない、と様々に悩むのだ。だが悩むのは悪いことではない。それだけ真剣だということだ。できないこと、上手くいかないことが気になるのは「
今日は、複数年受験をしている方へお話したい。モチベーションの具合はいかがだろうか?初年度と変わらず、保ち続けているだろうか?私の経験ではこの25年余りで1~2人かもしれない。勉強への情熱を保ち続けていたのは。確かに、スタート時点と同じ「熱」は難しい。ある
1次試験がマークシート形式になったのは平成13年からだ。それ以降だろうか。受験生が「書くこと」にあまり重きを置かなくなったのは。2次でもそうだ。論理的でわかりやすい文章を書こうとする人が減った気がする。論理的な文章を書こうとすると100文字程度のマス目で
「そろそろ春も終わるなあ」桜吹雪に酔いしれていたのに、昨日は、突風と花散らしの雨。せっかくの浮かれ気分も、一気に強制終了させられた感じだ。まだまだ余裕があると、とのんびりしている皆さん。試験にも強制終了がある。1次試験は8月3日(日)15:00に、2次試験は、1
昨日に引き続き、事例Ⅱについてお話したい。最近の設問設計についてだ。昔の問題は第1問で挙げたターゲットを他の設問でほぼ使っていた。つまりターゲットの選び方がシンプルだし、登場する数も少なかった。だが最近は様子が変わった。第1問とストレートに関する設問はほ
令和7年の問題が特徴的だったかもしれない。最近の事例Ⅱ(マーケティング・流通事例)は提案力を求めることが多い。どんな施策をを講じれば良いか具体的な方法を提案させる。昔から事例Ⅱではこの傾向があったが、最近のものは拍車がかかっているように感じる。そのせいで
先日、犬の散歩の時間を変えてみた。いつもなら日暮れ前に行くのだが、青い空と満開の桜に誘われたせいだ。すると面白いことがあった。いつもは出会わない、飼い主や犬たちと出会えたのだ。犬を連れた人たちは会話することが多い。おかげでいつもとは全く違う会話がたくさん
1次での財務は高得点なのに、なぜか2次では合格点に至らない。こんな方は意外と多い。こうなる理由は、1次対策と2次対策を混同しているせいだ。1次では、知識を「知っているかどうか?」「基本計算ができるかどうか」を問う。一方、2次では、知識を「説明できるかどう
昨日は、隣の小学校の入学式だった。日頃見ないような礼服の父兄とピカピカの子供たち。なかには、これまで見たことのないようなカラリングのランドセルを背負っている子もいる。令和2年の事例Ⅰ、中小企業白書にもある「多様性」が当たり前の時代になった。さて新入学の皆
4月は、学生も社会人も慌ただしい季節だ。春休みや桜の季節と重なってあちらこちらで渋滞が増えたなあ・・、そう思っていた矢先のETCトラブルだ。システムの障害が日本全体の流れまで滞らせてしまった。機能が高度になればなるほど、世の中がそれに依存すればするほど、人は
ある卒業生がこんなことを言っていた。「先生のブログさあ、いつも読んでるけど手を変え品を変え、いろんなことを書いているようで、結局はいつも同じこと言っているよね?」その通りだ。理由は、2次への合格法がそのくらい「同じこと」であり「シンプルなこと」だからだ。
2次試験は「問われたことに問われたように」答えることが鉄則だ。もう十分にご存知のことと思う。問われることは、実はひとつなのだ。それは、・経営について戦略的思考で事業計画が作れるか?これだけだ。「事業計画」というと、ご経験の無い方には難しく思うかもしれない
今日は、昨日からの続き。自分のレベルが成長しているかどうか、確認する方法についてお話したい。ところで、本試験では、解答のみで合否を下される。そのため、「良い解答」を作ることに執着する方が出てくる。キーワードをいくつ入れると良いとか、こんなフレーズで書けば
個人レッスンをしていると、お一人お一人の成長度合いが具体的に見えてくる。事例問題の読み方、メモの書き方、解答の書き方など、これらを総合的に見ていくと本当に成長しているかどうかが見えてくる。例えば、「らしき解答」を書いておられても実(じつ)が伴わない場合も
1次の科目を絞るべきか、とか1次の権利があるので、2次に専念すべきか、とか。保険をかけようが、背水の陣で臨もうが、結局は、自分がどう生きたいかにつながる。保険をかけたつもりが、じつはどれもこれも中途半端になってしまい、結局は、虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎
今日はまずこちらのサイトをご覧いただきたい。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html中小企業庁の白書に関するサイトだ。この中の「中小企業白書について」という文章を読んでいただきたい。この中に「中小企業に関して講じた施策に関する報告を行い、
仮想の世界と現実の世界の区別がわかりにくくなった現代では、もう死語かもしれない、エイプリルフールは。様々な嘘をついて騙す詐欺が横行し私の周りでも当たり前のように、被害の話が溢れる。飛び込んでくるメールも、何が本当なのか見極めに時間がかかるようになり、その
かつての受講生たちは今、何をしているのか?AAS名古屋の卒業生に多いのは次の2つのケースだ。・独立診断士・経営者または企業内のトップ前者はまず置いておくとして、後者には診断士に合格できなかった方たちもある。だが、受験勉強をする中で、戦略思考やフレームワーク思
不思議だなあ、と思うことがある。美容師になろうとすれば美容学校に行き、調理師になろうとすれば調理師学校に行き、そこでは、それぞれの専門職になるための理論から技術まで、その業務を行ううえで必要なことを学ぶだろう。中小企業診断士という専門職も当然、その職業に
皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
合格する人、しない人。同じように勉強しているようでも最後には違いが出る。この違いをもたらす「違い」はどこにあるのか?これを考えたことはあるだろうか?実は、合格者と自分と何が違うのか?その違いはどこから生まれたものか?これを熱心に考える人は通りやすい。言い
ただ問題を解くだけで合格は難しい。合格を確実にするには、科目別に必要な知恵やスキルを知り鍛えることが重要だ。例えば、事例Ⅰには戦略論を活用する力が必要だ。事例Ⅱには白書の知識を活用する力も要る。事例Ⅲでは診断士に求められる現場改善の知識や知恵が要る。事例
もう1年は越しているかもしれない。私が探し続けているもの、それは「趣味」だ。周辺の社長さんたちにもいる。「趣味は仕事かなあ、それ以外に無いなあ。」なんて方が。若いうちはいいが、この年になるとこういうのも淋しい。「趣味」を持つ良さは、生活にメリハリができる
最近、断捨離をしていて思うことがある。物を捨てる際に、重要なのは、「捨てる」ことではなく、「持つ」ことだと。何を持つか?それは、「これからのビジョン」だ。どんな生き方をしたいのか?何に喜びを感じたいのか?自分のこれからの人生の「イメージ」を持つのだ。若い
資源は使えば減る。だが使えば使うほど増えるものもある。それは無形の資源だ。たとえば製造業やサービス業も有形の資源を使って、物を作ったり、提供する度に、技術やスキル、ノウハウといった無形資源を増やしていく。つまり経験値が上がることで強い企業体になっていく。
先日、医療をテーマとしたドラマを見ていた。その中で、患者さんのわずかな症状を見落した若い医者が先輩から怒鳴られる場面があった。『ほんの僅かな違和感にも気づくのが 医者だ!見逃すな!』医者は「診断」を行う。実は私たちも「診断」を行っている。診断士、と言うく
今日は「設問分解」についてお話する。「設問分解」とは受験時代、設問のヒントに気づくための仮説思考の方法として、約27年ほど前に私が創った手法だ。与件を読む前に、何をどう書くべきか、見つける方法だ。・戦略レイヤー・題意・わざわざ表現などの制約条件・解答のゴ
先日、タクシーに乗っていた時の話だ。シトシトと降る雨に、つい愚痴ってしまった。「やだなあ、今日はこれから街中をけっこう歩かなきゃいけないんですよ。降り続けるとやだなあ。」すると年配の運転手さんがこう言った。「でも花散らしの雨でなくて良かったですね。大雨で
今日も昨日からの続きだ。事例問題にある出題者の「わざわざ表現」に気づく方法をお話したい。まず、具体的な例を知ることだ。例えば、逆説の強調、列挙、修飾語の繰り返しなど国語的な特徴に気づくことだ。具体的な方法については、また後日、読み方のオプション講座でも開
今日は昨日からの続きだ。採点者に「話のわかる奴」と思ってもらうには、事例問題の中の様々なヒントに気づくことが大事だ。このヒントに気づくには、事例問題を読む際、次の3つに気を付けたい。 ↓↓・与件を知識で読み換える・白書の方向で受け取る・わざわざ表現など
中小企業診断士試験で求められる力は、中小企業診断士としての力だ、この話を毎回、口酸っぱくお伝えしてきた。今日もその話で恐縮だ。診断士に求められるのは、経営学の知識であり、それを使った問題解決能力だ。だが最も求められるのは、クライアントとのコミュニケーショ
事例問題を解く時に、意識したいこと。それは有効なメモを書くことだ。時間が足りないから、という理由でラインを引くだけ、メモを殆ど書かない方もある。だが大丈夫だろうか?人間の記憶量には限りがある。全てを頭の中で処理するのは困難だ。だからメモを活用して、自分の
聞くだけ野暮かもしれないが、PDCAサイクルという言葉ををご存知と思う。マネジメントの品質を高めるため仮説、検証を繰り返すことだ。問題解決のためにも役立つ。これまで、事例問題においても同じようなことをお伝えしてきた。「合格には、過去問を繰り返すことが重要」と
皆さんは点数を入れづらい答案があることをご存知だろうか?講師が添削している時に、点を入れて良いかどうか悩む答案のことだ。素材は入っている、企業の何をどう改善していくのか?与件のキーワードも合っていそうなのに、素直に〇ができない答案だ。家の建築に例えるなら
皆さんは、2次学習のための体系図を作成しているだろうか?戦略フレームワークのレイヤーごとに知識を書き込んで、暗記するためのあのツールだ。AAS名古屋の教材、「実況!合格者の設問分解、 事例解法シミュレーション」では、ときたま、合格者自身が作成した戦略体系図も
もう死語になったのだろうか?「エイプリルフール」という言葉は。昨日の4月1日、誰からもどこからも聞かなかった気がする。これだけ世の中に「フェイク」がはびこるとウソをつくのが当たり前で本物のほうがかえって珍しくなる。だからあえてアナログなウソをつくこともなく
昨日は、社長は診断士に、多面的な思考を求める、というお話をした。今日はその続きだ。多面的思考が得意になるには、やはり練習が必要だ。素材は、汎用的な切り口で行う。汎用的とは、どんな話やテーマにも通じるような、抽象的な視点のことだ。以前にも幾度かご説明したが
「コンサルタントはフレームワーク思考である」とよく言われる。戦略フレームワークもそうだし、SWOTなどの環境分析もそうだし、経営理論の殆どは、なんらかの枠組みになっているからだ。これを使うのがコンサルタントだから「フレームワーク思考」をする。と言われるのだ。
私は生活費の引き落としは一つの口座に集約している。先日、その通帳を見ていて、ショックを受けた。実はクレジットカードを最近では複数使用している。カードによってはポイントが付く場所と付かない場所があるためだ。ポイントも溜めると馬鹿にならない。それで使い分ける