哀しい予感レビュー 吉本ばなな著
今まで読んだばななさんの本の中でこの本が一番好きかも。 と言ってもまだ7冊しか読んでいないけど。 哀しい予感と題名から連想する話しとは違い、いい話しでした。 古い一軒家に住んでいる音楽教師のおばゆきの。30代一人暮らし。 ほおっておくと、一日中、爪を切ったり、枝毛を切ったりしてごろごろしている。 食べたい時に食べ、眠い時に寝る。自分の部屋と台所以外は何年も掃除していない。 この家に家出してやってくる姪の弥生。 弥生は優しい父と母、弟の哲夫と暮らしている。 とても明るくる素敵な家族なのだが、何かが欠けていると感じている。 弥生は嫌な事があるとおばの家に転がり込む。 ネタバレになりますが、実はおば…
2024/06/04 16:02