宗像に居を構えて24年、つくづく思います。「ここって坂だらけじゃん」ということに。平地の少ない宗像市には、数えきれないほどの坂道があります。まだ行ったことのない場所も多いです。今回はその中から、とある住宅地にある急坂をたずねました。▲坂道全景距離自体はとても短い住宅地ド真ん中ということもあり、所在地などの詳細は差し控えます。今回お伝えできるのは、その坂道がコンクリート舗装であること、距離が27メートル...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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ご当地キャラ博in彦根2023 2日目(2)―Happy Birthday ひゃくまんさん&俺の巻
プロシードアリーナHIKONEで開催された「ご当地キャラ博in彦根2023」。前日に続き、イベント2日目も好天に恵まれました。唐ワンくんとの会場散策を済ませ、これから屋内会場に入っていきます。2日目限定の参加マスコットも多いですから、しっかり見ておきたいところです。▲カッパぐりーんアリーナに入ると、さっそく初見キャラを発見!会津若松を拠点に、個人で活動している「カッパぐりーん」です。SNSで精力的に発信活動を行って...
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ご当地キャラ博in彦根2023 2日目(1)―唐ワンくんとの14年間
快活CLUBのリクライニング椅子って意外と眠れるんですよ。早起きして近江鉄道で多賀大社まで行くつもりでしたが、あまりの疲れに起きる気がわかず、結局のところ9時間パックギリギリまで滞在しました。コーヒーを飲んでから清算を済ませ、会場のプロシードアリーナHIKONEに向かいます。昨夜はすさまじい雨でしたが、それが嘘かのように晴れています。おかげで屋外ブースも通常どおり稼働していました。▲唐ワンくんに300円を落とし...
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ご当地キャラ博in彦根 1日目(2)―とにかく風呂に入りたいの巻
ひと通り散策したところで、いったんメイン会場「プロシードアリーナHIKONE」を離れ、サブ会場があるという四番町スクエアに立ち寄ってみます。なにか目ぼしいものがあればいいですが...。それともう一つ、カモンちゃんの動向が気になります。ポスターにもパンフレットにも、カモンちゃんに関する記載が一切ありません。滋賀大のステージPRはカモンちゃん抜きでしたし、嫌な予感がしました。目次1 カモンちゃんの不参加を知る2 ...
地域タグ:彦根市
2023年のご当地キャラ博in彦根は、これまでにない会場配置でした。メイン会場は市郊外のプロシードアリーナHIKONEに置かれ、小規模ながら、四番町スクエアにもサブ会場が設置されました。まずはメイン会場から散策してみたいと思います。会場はすでに来場者でにぎわっていました。さっそく入口で第一マスコット発見!「ひこね街の駅戦國丸」の3体(しまさこにゃん・いしだみつにゃん・おおたににゃんぶ)が待ち構えていました。▲花...
地域タグ:彦根市
ご当地キャラ博in彦根2023 1日目(0)―花しょうぶ通り三銃士登場!の巻
今やすっかり秋の風物詩としておなじみの「ご当地キャラ博in彦根」。当初は「ゆるキャラまつり」という名称でしたが、諸事情により2013年から現行名になっています。改称から10年となる今年、僕はひとつ決断しました。「客としてのご当地キャラ博訪問は今年でやめる」2011年にはじめてイベント入りした当時19歳でした。どんなに無茶しても一晩で回復しましたし、一食飛ばしてもヘッチャラでした。あの時みたいな「強行軍」はもうで...
地域タグ:彦根市
ちぃたん☆が宗像に来た! 3日目(2=完)―最後だけど準備体操ですっ☆
宗像ユリックスで開催された「日韓文化交流フェスティバル」に登場した、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」。イベント最終日はステージ前の会場でグリーティングを行いました。14時を過ぎたころ、昼休憩を終えた妖精が戻ってきました。まずは正午と同じように、屋台をまわりながら会場を盛り上げます。▲ガーリックシュリンプ店前で通せんぼ!▲うんこマンとふれあいタイム▲子供たちに大好評!▲ドゲンジャーズ&うんこマンと撮影会...
地域タグ:宗像市
ちぃたん☆が宗像に来た! 3日目(1)―屋台荒らしじゃないですっ☆
宗像ユリックスで開催された日韓文化交流フェスティバルに登場した、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」。イベント最終日はステージ前での活動をこなしました。午前中は200mトラックでのキャラクター競争に参加したそうですが、体調不良で今回はパス(いつもこのパターンですいません)。12時からのグリーティングに合わせて会場入りしました。▲ドゲンジャーズ&てんタマくん&ユーチューニャー&うんこマン&ちぃたん☆これからご...
地域タグ:宗像市
ちぃたん☆が宗像に来た! 2日目(2)―カメちゃんが入りませんっ☆
宗像ユリックスで開催された日韓文化交流フェスティバルに登場した、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」。2日目は雨天のため、ユリックス本館での屋内グリーティングを行いました。16時を過ぎたころ、2日目最後のグリーティングがはじまります。正午に目を付けていたのか、妖精は「会場内にある木箱に入りたい」とジェスチャーしました。着ぐるみが入るにはぎりぎりの大きさですが、はたして上手く入れるでしょうか?▲小さな箱に入...
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ちぃたん☆が宗像に来た! 2日目(1)―雨だから屋内で遊びますっ☆
宗像ユリックスで開催された「日韓文化交流フェスティバル」に、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」が登場しました。イベント2日目は雨天のため、屋内でグリーティングをするとのこと。登場時間に合わせて会場入りした僕は、一路ユリックス本館に向かいました。▲日韓文化交流フェスティバル2日目はあいにくの雨!前日とは打って変わり、この日は未明からの悪天候でした。地面はグショグショに濡れ、水たまりができています。それで...
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ちぃたん☆が宗像に来た! 1日目(3)―突撃ブースまわりですっ☆
日韓文化交流フェスティバルに参加するため、宗像市にやってきた「ちぃたん☆」。イベント初日も終盤に入った15時ごろ、この日最後のグリーティングに出てきました。▲バットを手に会場めぐり登場するや、たちまちファンや子供たちが駆け寄ってきました。マスコットの力ってすげー!しかも、短期間とはいえブームを築いたほどの有名キャラですから、人気ぶりが凄まじいのですよ。これが活動拠点のアキバだったら、いったいどれほどの...
地域タグ:宗像市
KORAIL順天駅の「鉄道官舎街」をぶらり散策(全羅南道順天市)
鉄道旅をしていると、どうしても避けては通れないのが「乗り換え」です。本数の多い路線だとスムーズに乗換えできる一方で、何時間も待たされることもあります。とくに近年、JR各社の合理化にともない、スムーズに乗り換えできないことが増えてきました。乗り換えに苦労するのは海外だって同じです。韓国南部を鉄道で移動中、全羅南道順天市という街で150分の待ち時間にぶつかりました。これが何度も来たことのある場所なら、暇つ...
地域タグ:韓国
3年半ぶりの海外駅撮りですから、そりゃもうワクワク気分でした。水際対策全廃から4か月後の2023年9月。韓国鉄道旅のついでに、KORAIL順天駅ホームでの撮影に挑戦しました。全羅線と慶全線が交差するジャンクション駅ということで、1時間の滞在でもそこそこ撮影できるはず!日没間際の18時ごろ、ホームに上がると貨物列車が停車していました。DF200のような7600形電気式ディーゼル機関車が先頭に立ちます。これから全羅線を北上し...
地域タグ:韓国
道の駅むなかたで2つのイベントが開催されました。一つ目は「道の駅むなかたキャンピングカーショー&アウトドアイベント」、もう一つは「新潟観光物産フェア」。それぞれのイベントを盛り上げるため、むなかたのテンちゃん&レルヒさんが登場するというので、さっそく見に行ってきました。目次1 みんな大好き☆むなかたのテンちゃん2 ソロキャンプを堪能するレルヒさん3 チビダンゴンを連れてきたワケみんな大好き☆むなかたのテ...
地域タグ:宗像市
今回は韓国西部、世宗特別自治市にある鳥致院駅をめぐります。KORAIL京釜線から忠北線が分岐する、交通の要衝です。ちなみに、世宗特別自治市が設置される前は、忠清南道燕岐郡の玄関口でした。▲駅舎外観駅舎は橋上式を採用しています。地方小都市の中心地らしく、駅前ロータリーにはバスが何台も止まっていました。そこから数分歩くと、アーケード式の商店街もありました。▲待合室・窓口続いて駅舎に入っていきます。井戸端会議に...
地域タグ:韓国
釜山グルメを語るうえで、テジクッパの存在は外せないでしょう。朝鮮戦争の勃発にともない、朝鮮半島北部から多くの避難民が釜山に逃れました。その際にもたらされ、釜山に定着した料理といわれています。簡単に言うならば、「白米入りの豚肉スープ」というべきでしょうか。そんなテジクッパの代表店が並ぶ通りが、釜山の繁華街・西面にあります。どの店も魅力的ですが、今回はその中から「松亭3代クッパ」をたずねました。日本人...
地域タグ:韓国
KORAIL京釜線 ムグンファ号1209列車 乗車記(鳥致院→釜山)
目次1 鳥致院から慶山まで2 慶山駅での運転停車を利用して3 釜山駅到着前の車窓風景鳥致院から慶山まで慶山駅での運転停車を利用して▲慶山駅で運転停車する1209列車牽引機は8200形のトップナンバー8201号機▲慶山駅を発車する210000系ITX-セマウル1008列車ソウル行き▲慶山駅で発車を待つムグンファ号釜山駅到着前の車窓風景▲釜山中心部が見えてきた!▲凡一駅付近で東海線が合流する▲釜山の高層マンションが見える▲8500形電気機関...
地域タグ:韓国
ちぃたん☆が宗像に来た! 1日目(2)―午後の撮影タイムですっ☆
日韓文化交流フェスティバルに登場した、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」。ランチ休憩を終えて、午後の撮影会に参加するため会場に戻ってきました。ちぃたん☆と保護者さんファイト!▲会場を歩くちぃたん☆まずはステージ上でポーズをとります。たちまち来場者が駆け寄ってきました。そこんところ、さすがは全国区の知名度を誇るキャラさんです。今のところ、芸能事務所持ちという「強み」をうまく活かしている気がします。とはい...
地域タグ:宗像市
ちぃたん☆が宗像に来た! 1日目(1)―うんこマンとボカスカやり合いましたっ☆
今年のうちに1度見られたら十分と思っていました。まさか、あのちぃたん☆が宗像に来るなんて、いったい誰が想像したでしょうか。僕がオファーを出してようやく実現すると思っていましたし、今も驚いています。今回、ちぃたん☆が登場したのは「日韓文化交流フェスティバル」というイベントです。宗像市と慶尚南道金海市の姉妹都市締結30周年を記念したもので、日韓両国による伝統舞踊披露のほか、大手歌手・ミュージシャンを呼んで...
地域タグ:宗像市
夜のKORAIL光州松汀駅で9501系&ITX-マウムを激写!
150万都市の主要駅だからといって、列車がバンバン来るとは限りません。それを痛感した光州滞在でした。今回は韓国南西部・光州広域市にある、KORAIL光州松汀駅で駅撮りに挑戦します。▲光州松汀駅コンコースこちらは湖南線・KTX湖南高速線・光州線・慶全線が通る、KORAILきっての要衝です。街の規模自体は福岡とほぼ同じですが、だからといって博多駅みたいに列車がウジャウジャ停まっているわけではありません。これには韓国の鉄...
地域タグ:韓国
ここが異国であることを忘れるかのような一時でした。韓国海の玄関口・釜山港には、日本からのフェリー・高速船航路がいくつも就航しています。その発着点になっているのが、KORAIL釜山駅のすぐ隣にある国際旅客ターミナルです。夏も終盤に差し掛かった9月上旬、夕暮れの釜山港にやってきました。ちょうどこの日、国際フェリーで帰国しようと思い、手続きに来たのです。乗船券を入手したのち、ついでにフェリー・高速船の入港シー...
地域タグ:韓国
これも一種の新交通システムではないでしょうか?近年、ハワイ・ホノルルに「スカイライン」という都市鉄道が開業しました。鉄軌道式ながら、無人運転・高頻度運行など、日本でいう新交通システムに共通した要素があります。お隣・韓国に目を向けると、やはり似たような例がいくつも見受けられます。今回はその中から、釜山近郊を走る「金海-釜山軽電鉄」に着目してみました。▲金海空港最寄りの空港駅から乗車!この金海-釜山軽電...
地域タグ:韓国
宗像に秋を告げる恒例神事「みあれ祭」が執り行われました。今年は休日開催ということで、例年になく人が押し寄せるはず。宗像大社がどれだけ賑わっているか、12年ぶりに神事を見に行ってきました。▲陸上神幸が宗像大社辺津宮に向かう朝の漁船パレードは体調不良でパスして、11時半からはじまる陸上神幸を見に行きました。テンちゃんの家こと、海の道むなかた館の前でしばらく待っていると、神輿の行列がゆっくり迫ってきました。...
地域タグ:宗像市
格安航空LCCの普及により、気軽に海外旅行ができるようになりました。たとえば福岡からだと、韓国釜山までの日帰り旅は容易ですし、パスポートさえあれば気軽に行けます。所要時間はたったの1時間というから驚きです。どれだけ気軽に行けるか、「チェジュ航空」を利用して釜山入りしてみました。目指すは金海国際空港!目次1 搭乗チェックイン2 立て続けに出発するバンコク行きLCCを撮る3 搭乗開始4 金海国際空港を出るまで5 ...
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宗像に居を構えて24年、つくづく思います。「ここって坂だらけじゃん」ということに。平地の少ない宗像市には、数えきれないほどの坂道があります。まだ行ったことのない場所も多いです。今回はその中から、とある住宅地にある急坂をたずねました。▲坂道全景距離自体はとても短い住宅地ド真ん中ということもあり、所在地などの詳細は差し控えます。今回お伝えできるのは、その坂道がコンクリート舗装であること、距離が27メートル...
先日、親戚からもらったトマトが変な形でした。俗にいう「乱形果」というもので、温度管理が十分でないと発生してしまうそうです。2つのトマトが無理やりくっついたような形をしています。まるで「2つに分裂したかった」といわんばかりに...。▲変な形のトマトをもらったんだけど...▲なぜかズームしてみた▲裏側から見た乱形果位置を変えるごとに、異なる姿を見せてくれます。角度によっては桃のような形に見えますし、またずらして...
日本統治時代の台湾を代表する大規模建築物「烏山頭ダム」について、3回に分けてお届けしております。八田與一像、ダム堰堤に続いて、建設時の犠牲者を記した「殉工碑」を見に行ってきました。目次1 殉工碑2 八田水力発電所・旧放水口・八田與一記念室3 平圧塔・放水バルブ4 総括殉工碑これからダム堰堤をくだり、殉工碑に移動していきます。冒頭で通った道をもどり、ひとまず烏山頭水庫風家区分処(事務所)に向かいましょう...
日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。前回は八田與一技師の銅像を見たところで終わりました。これからダム周辺を散策しながら、見どころを探してみたいと思います。目次1 八田與一像の奥にホテル発見!2 ダム建設で活躍したミニ蒸気機関車3 ダム堰堤を歩いてみた八田與一像の奥にホテル発見!八田與一像の奥にも何かありそうです。おや、3階建ての立派な建物が見えるじゃないですか!とりあえず、...
日本統治時代は台湾にとって変革の時期でした。鉄道・道路網といった交通インフラが整備されたほか、ダム・用水路が縦横無尽に張りめぐらされたことで、農業は大幅な進歩を遂げました。日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。八田與一技師による指揮のもと、1930年(昭和5年)に完成しました。現在は歴史公園として整備されており、日本からも多くの観光客が訪れています。今回は八田與一技師の功績に...
季節が春から夏へと移り変わるころ、宗像中学・高校で開催されるのが、文化祭「鳳雛祭」です。今年は月またぎでの開催(5/31~6/1)となりました。一般公開日の6月1日、後輩たちをたずね母校の門をくぐりました。2024年のテーマは「輝憶」。輝かしい青春の一コマを見ながら、昔を懐かしんでみようじゃないですか!目次1 テンスケ&イカの校庭さんぽ2 単独でもイケる黒子のイカ3 学食でランチタイム4 美術部にエールを送り隊☆テ...
5月の毎週水曜日といえば「世界カワウソの日」です。世界的に希少なカワウソ亜科を保護し、その血筋を守っていこうという試みが、世界中でなされています。ぜひそれを知ってもらいたいと思い、毎年ブログで紹介するようにしています。みなさん、カワウソと聞いて何をイメージしますか?アイドル的可愛さのコツメカワウソ、アマゾンの猛獣オオカワウソ、それに絶滅種扱いのニホンカワウソなんてのもいます。一口にカワウソと言って...
目次1 入口付近の様子2 木造駅舎が残る烏樹林駅3 園内設備など4 観光用に動態保存された「五分車」を見るもよし5 総括入口付近の様子▲入口全景▲動態保存用に使われているナローゲージの線路▲左手前:阿里山森林鉄道DPC1形の中間車「DTC5号」右奥:阿里山森林鉄道客車「SPC8号」▲952号ディーゼル機関車▲ナローゲージの事業用車木造駅舎が残る烏樹林駅▲駅舎(正面から)▲駅舎(別角度から)▲駅舎内部は資料館になっている▲かつ...
除籍謄本から家族史をひも解いていくと、「見たくないもの」が見えてしまいます。祖先の離婚歴や、早死にした子供の多さは、祖先調査をしている人なら誰しもが直面する「現実」といえます。今回はその現実にスポットライトを当てつつ、母方祖父の系統をたどってみました。先祖調査の最初期に、「存在するのになぜか取れない」と悲嘆にくれた、天草市鬼池の戸籍証明書についての続報です。除籍謄本が「知らない過去」を明らかにする...
台南の奥座敷として、日本統治時代に整備された関子嶺温泉。濃厚な泥湯をたのしめることから、今も日本人の心をつかんでやまない名湯です。関子嶺温泉は日本統治時代に整備された旧温泉街と、戦後整備された新温泉街に分かれています。新温泉街の麓にのこる旧温泉街、すなわち「関子嶺老街」を散策しながら、台湾に残る昭和レトロを探してみました。目次1 関子嶺温泉公園からスタート!2 関子嶺温泉の老舗「静楽館」3 もう一つ...
原爆ドームのすぐ目の前に、かつて野球場があったことはご存じですか?プロ野球ファンならだれもが知る、広島東洋カープの旧本拠地「広島市民球場」のことです。ここからさまざまな名シーンやドラマが生まれました。一つ一つ挙げていくと長くなるので、今回は割愛します。2009年に新市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)が完成すると、旧市民球場はその1年後に閉鎖され、跡地は再開発の対象となりました。今回はそんな旧市...
2022年夏、日本を支えた一人の政治家が凶弾に倒れました。世界中が大きな衝撃に包まれたのは、言うまでもありません。台湾の人々は彼の死を悼み、高雄に銅像を建立しました。今回はそんな安倍晋三元総理大臣の銅像がたつ、紅毛港保安堂をめぐります。こちらは台湾沖で沈没した軍艦「蓬38号」の船長・高田又男大尉をまつる中華廟です。移転を機に大きな堂宇が建立され、現在に至ります。それでは見ていきましょう!目次1 外観2 平...
今回は福岡県中央部、嘉麻市に鎮座する「鴨生神社」をめぐります。この神社が鎮座する鴨生地区(旧稲築町)は、かつて炭鉱で栄えた地域です。昭和後期の閉山ラッシュを受けて、人口流出・衰退を余儀なくされましたが、商店街や炭鉱跡などに当時の面影を残しています。そんな鴨生地区の鎮守がここ鴨生神社です。鴨生第一公民館が併設されています。そこから参道を進み、小高い丘の上にたつ社殿に向かいました。▲神社横にたつ鴨生第...
どんたくパレード隊をもとめ、冷泉公園にやってきました。ここには毎年、どんたく隊の招集・待機所が設けられています。出発前の様子を見ることができる「知る人ぞ知る穴場」なのです。そんな冷泉公園を散策しながら、気になるものを探したいと思います。目次1 がんばれ!むなかたのテンちゃん2 大人気!西鉄のとまりますボタンさん3 粕屋町どんたく隊に刮目せよ!4 総括がんばれ!むなかたのテンちゃん▲宗像市の幟旗があるこ...
どんたくパレードの準備が整いました。各どんたく隊が出発する「呉服町拠点」から、パレードの様子を観察したいと思います。まずやってきたのは、「博多松囃子」の三福神と稚児流。出発地点で奉納を済ませてから、天神に向けて移動していきます。▲博多松囃子の三福神が呉服町入り!▲博多高砂連が通過三福神と稚児流に続いてきたのは、こちらも伝統的などんたくを今に伝える「博多高砂連」です。こちらもどんたく期間中、博多のいろ...
博多に初夏を告げる恒例イベント「博多どんたく港まつり」が開催されました。4月末の時点では悪天候との予報でしたが、前線の位置が想定よりもずれ込んだことで、雨のジンクスを跳ね返した形です。おかげで両日ともに晴天となり、強い日差しが博多の街を照らしました。2024年のどんたくは数年ぶりの大混雑が予想されるでしょう。さっそくその賑わいを確かめるべく、博多の街をたずねました。▲祇園町交差点で松囃子の三福神にエンカ...
この日にお祝いするのは初めてかも...。5月2日はカワウソ男子「こつめそう太」の誕生日です!そーくんを応援&イチオシしてくれる皆さん、そして活動を後押ししてくださる皆さん、いつもありがとうございます。じつは相変わらず年齢が分からないんですよ。2日が誕生日なのはそーくんの自己申告なんですけど、そのくせに年齢不詳ってどういうことよ?あまりにも気になるので、その理由を聞いてみました。なんでも「頑張りすぎて何年...
砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
今回は博多祇園山笠の八番山笠こと、「上川端通」飾り山の姿をお届けします。表標題は「決戦俱利伽羅峠」、見送り標題は「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」。こちら上川端通の飾り山は追山ならし・追山で実際に巡行し、毎年多くの見物者を驚かせています。なお、山笠終了後は「川端ぜんざい広場」で一年間展示されることになっています。表標題「決戦俱利伽羅峠」今年は源平合戦から題材をとりました。木曽義仲が角に松明を付け...
今回は博多祇園山笠の七番山笠にして韋駄天こと、「東流」舁き山・飾り山の姿をお届けします。舁き山の表標題は「」。飾り山の表標題は「黒田猛将虎退治」、見送り標題は「我町大博多」です。舁き山「○△□宏仁照花」博多にある聖福寺の住持を務め、多くの禅画を残した江戸期の禅僧「仙厓義梵」の姿が人形になっています。標題のもとになった「○△□図」はその名の通り、円・三角・四角が墨で描かれた彼の代表作で、現在は出光美術館に...
今回は博多祇園山笠の一番山笠こと、「中洲流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「奇襲桶狭間合戦」、見送り標題は「本能寺の変」。表標題「奇襲桶狭間合戦」舁き山・飾り山ともに、戦国時代の合戦ものが題材になりがちです。今回は桶狭間の戦いが表標題に選ばれました。見送り標題「本能寺の変」見送り標題の題材はその名の通り「本能寺の変」。明智光秀の襲撃の様子、そして織田信長の最期が人形で表現されています。主君のた...
今回は博多祇園山笠の三番山笠こと、「千代流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「徳川四天王」、見送り標題は「がんばろう熊本」。表標題「徳川四天王」徳川家康の躍進を支えた譜代の家臣4人をあしらっています。その中の一人・井伊直政の養母こそ、現在大河ドラマの主人公として世間の注目を集めている「井伊直虎」なのです。見送り標題「がんばろう熊本」熊本地震からの復興を願い、熊本ゆかりの歴史上の有名人や「くまモン...
今回は博多祇園山笠の九番山笠こと、「キャナルシティ博多」飾り山の姿をお届けします。表標題は「助六由縁江戸桜」、見送り標題は「分福報恩誉」。表標題「助六由縁江戸桜」表標題は歌舞伎の演目「助六」を題材に取り入れています。見送り標題「分福報恩誉」見送り標題の題材はいわずもがな、童話でお馴染みの「ぶんぶく茶釜」です。たぬきの人形が可愛らしい。▲キャナルシティの噴水と飾り山撮影日:2017年7月5日...
福岡市内の大学を卒業後、地下鉄七隈線を利用する機会はめっきり減りました。そんなある日のこと。木の葉モール橋本に野暮用があって、博多延伸後はじめて橋本までの全区間を乗りとおしました。博多駅から座っているだけで、30分もしないうちに橋本まで移動できるわけですから、そりゃもう感激したのは言うまでもありません。▲橋本駅に到着した3000系木の葉モールでさっと野暮用を済ませたのち、久しぶりに橋本車両基地の周辺を散...
木の葉モール橋本に「葉っちゃん」というマスコットがいるのを知ったのは、つい最近のことです。まだ誕生したばかりなのか、あまりネット上に情報が出回っていない、謎だらけのキャラです。休日に館内グリーティングをしていると聞き、さっそく見に行ってみました。博多駅から地下鉄七隈線で30分、福岡市西区にある木の葉モール橋本にやってきました。この日は島根県マスコット「しまねっこ」が来るというので、葉っちゃんとあわせ...
博多祇園山笠といえば、その名物の一つに「飾り山」があります。飾り山は6月後半から展示が始まり、山笠のクライマックス「追い山」が執り行われる7月15日零時までの半月近く、博多の至る所で見ることができます。期間限定の存在といえる飾り山ですが、一方で通年展示されているものも少数ながら存在します。その一つが、今回お届けする櫛田神社境内の飾り山です。表標題は「素神宝剣之奇瑞」、見送り標題は「威風長政決戦功」。表...
毎年7月15日の4時59分、博多祇園山笠のクライマックス「追山」が勢いよく幕を開けます。当ブログでは追山取材が毎年夏の恒例行事と化していますが、今2017年も漏らすことなく遂行しました。例年と同じように開始1時間前の4時ごろ、鉄道利用で博多入りをしました。ほぼタイミングを同じくして小倉・直方・前原・久留米方面からの臨時列車も到着するので、4時になると急激に博多駅周辺が混雑しだす傾向にあります。ゆっくり移動せず...
島根県の人気ご当地キャラクター「しまねっこ」が10日、島根県産ぶどうをPRするため、木の葉モール橋本(福岡市西区)に登場しました。なんでも、丸山知事や生産関係者とともに、サンリブの一角でイベントを行うとのこと。しまねっこが福岡に来る機会なんて、今やそうありません。このチャンスを逃すまいと、昼過ぎの木の葉モール橋本に向かいました。午後は14時から登場するとのこと。それに合わせて会場入りすると、しまねっこは...
博多祇園山笠も後半戦にさしかかった7月13日、呉服町から福岡市役所まで舁き山が巡行する「集団山見せ」が行われました。これは福岡市の要請により始められたもので、通常那珂川以西の「福岡」に入ることのない舁き山も、この時だけは顔を出します。つまり天神で舁き山笠が見られるのは、これが唯一の機会というわけです。「集団山見せ」の巡行ルートは基本的に「博多どんたく港まつり」のパレードと同じく、明治通りを東から西に...
博多祇園山笠が本格的に始動した7月10日、各流で流舁きが行われました。今回は御笠川東岸部に広がる千代流の巡行を追いました。2017年の千代流舁き山は千代中学校付近に山小屋を構えています。昨年は吉塚駅に近い千代森神社の横に置かれていました。今回は駅からずいぶんと遠い場所に拠点があるので、男衆を見つけるまで随分と歩きました。そして吉塚駅から歩くこと10分、千代中学校の近くで足を止めました。周囲には水法被姿の男...
6月に入ったばかりのある日、福岡市天神にあるアクロス福岡にやってきました。休日の天神で暇つぶしスポットといえば、真っ先にこの場所を思い浮かべます。何も考えず、ただ博多港の景色を眺めるのもよし、時おり通過する飛行機を撮るもよし。ここでの過ごし方は、人によって大きく変わってくるでしょう。この日は北からの海風がなく、飛行機は通常通りのRWY16(南向き)に着陸します。良いアングルから飛行機が撮れそうだと思った...
2016年もついに、博多祇園山笠のクライマックスたる「追い山」の奉納が行われました。夜明けの博多を疾走する男衆の姿は、伝統と情熱の街・博多を象徴するものといえるでしょう。無事「博多祇園山笠」が終わり、博多に夏がやってきたわけですが、ここで改めて「追い山」の様子を振り返りたいと思います。写真を中心としながら、当日の記録をお届けします。それではご覧ください。目次1 4時59分、一番手はスプリンター「東流」2 ...
クライマックス「追い山」前々日の7月13日、博多の町では博多祇園山笠「集団山見せ」が行われます。これは福岡市の要請によって始められたもので、舁き山が呉服町を起点として、明治通りを福岡市役所まで巡行します。福岡市役所のある天神地区は「博多」ではなく、いわゆる城下町の「福岡」にあたる地区にあたります。舁き山が那珂川を越え、「福岡」に入ってくるのはこの時だけで、平日開催の年が多いにもかかわらず、毎年多くの...
7月12日は博多祇園山笠「追い山ならし」の日です。追い山の予行練習を兼ねて、舁き山が日中の博多を駆け抜けていきました。今回は国体道路と大博通りが交差する祇園交差点で、舁き山巡行の様子を収めました。生憎の曇りでしたが、雨が降る前に全ての山が通過していきました。以下、写真を中心としながら、2016年「追い山ならし」の様子についてお届けします。目次1 軽快に駆け抜ける! ―舁き山2
今回は博多祇園山笠の二番山笠こと、「中洲流」舁き山の姿をお届けします。表標題は「坂田怪童丸」。本流の舁き山は中洲中心部、中洲中央通に面した雑居ビル前に置かれています。飾り山もすぐ近くに展示されているので、舁き山が巡行していないときは併せてご覧ください。▲表標題「坂田怪童丸」童話の主人公として日本人の心に深く刻まれている、「金太郎」に題材をとっています。その怪力をして、滝を昇る巨大鯉を素手で捕まえる...
今回は博多祇園山笠の二番山笠こと、「中洲流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「智略真田勇戦誉」、見送り標題は「一休知恵競之妙」。同飾り山は毎年、歓楽街で名高い中洲地区の中心部・「ホテルリソル博多」前に展示されています。地下鉄中洲川端駅1番出入口から飾り山まで、およそ100メートル。中洲交差点から中洲中央通りを南下してください。表標題「智略真田勇戦誉」2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』の主人公・真田幸村...
今回は博多祇園山笠の十四番山笠こと、「博多リバレイン」飾り山の姿をお届けします。表標題は「戦国桶狭間」、見送り標題は「昔話博多勢揃い」。同飾り山は毎年、「博多リバレイン」南側入口に展示されています。ちょうど上川端商店街と向かい合った場所にあり、すぐ近くには川端中央街・上川端通の飾り山(後者は「走る飾り山」として有名)も展示されています。短時間に3つの飾り山を見られる場所ということで、飾り山散策の際は...
天気のいいある日、久々にJR鹿児島本線での撮影を思い立ちました。昔よりも寂しくなった気はしますが、だからと言って何もしないのは、これまた寂しい。せめてたくさん撮れるようにと、本数多めの夕方を狙いました。▲813系(全編成未更新)南福岡行きやった!まずやって来たのは813系オール未更新の6両・南福岡行き。前後ともに100番台でした。前3両はRM104、後ろ3両はRM111編成です。先行列車と間隔が詰まっているせいか、ずいぶ...