学園祭の最中に、突然、宇宙人らしき何者かが校内で露店を開いた。露店のショーケースに並んでいたのは、握り拳くらいのサイズの光り輝く塊であった。その塊は、校舎をかたどったフィギュアのようなものであった。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録 作者:アサタロウ Amazon
街を歩いていたとき、妹が悪役レスラーという別の顔をもっていたことが発覚した。先ほどまで私の近くにいた妹は、街に設置されたリングの上にレスラー姿で現れ、小者の敵レスラーたちにビンタを繰り出すなどして、かなり威圧的で強そうな雰囲気を出していた。しかも、私の近くにいた見知らぬ若い女性が妹のリングネームを普通に大声で叫んで応援していたことから、私は妹がそこそこ有名なレスラーなのだと悟り、さらに驚いた。 なお、レスラー姿でリングで暴れ回っている妹の声は、その凶悪な外見に似合わないモエモエした声優のような声であった。そのため、私は頭が追いつかなくなって、少し気持ちが悪くなった。 < 完 > ↓ ここ1年ほ…
ネットゲームをしていると、突然、お知らせ画面がでてきた。内容を見てみると、ゲーム内のキャラクターにジャンケンで7連勝すれば、特別なアイテムがもらえるという新年の特別企画を実施しているとのことであった。私は、さっそくジャンケンをして7連勝を達成した。しかし、特に何も起こらなかった。どうなっているのかサッパリわからず、モヤモヤしながら起床。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録 作者:アサタロウ Amazon
勤務校の入試を、私の出身大学のキャンパスでおこなうことになった。その入試を在校生も受けるということであり、私は在校生を試験会場に誘導した。しかし、会場内には粗野な男子受験生が多数おり、非常に騒がしい状態であった。あまりにも騒がしいため、急遽「受験を希望する者は静粛に他の試験会場に移るように」という指示が出されて、受験生の移動が始まった。 このタイミングで、私は引率の仕事を外れ、自らも受験生のひとりとして試験会場に入った。試験の開始時間が近づくと、同僚のR先生(50代・女性)が教壇に立って、試験の説明を始めた。しかし、R先生は異様にノドの具合が悪いようで、マイクを使っているにもかかわらず、まった…
私は、駅の構内を歩いていたとき、後ろに元同僚のSさん(約30歳・女性)がいることに気づいた。Sさんは明らかに、前を歩いている私に気づいているようだった。しかし、Sさんは私を避けているのか、声をかけてこなかった。 一方、私は久しぶりにSさんの姿を見たので、すぐにでも声をかけたい気持ちだった。しかし、Sさんが私のことを嫌っている気がしたので、私は声をかけるのをガマンした。 その後、私は電車の中で、スマホでテレビを見始めた。同じ車両にSさんがいたが、やはり、Sさんは私に声をかけてこない。そのまま、私はSさんのことを気にしながら、テレビを見ていた。すると、私が見ていたテレビ番組に、若いころのSさんのこ…
私は、しばらく現代史の授業を担当していなかったせいで、現代史の知識が少しずつ薄れていることが不安になった。そこで、私は学校に置いていた現代史のプリントの一部をメモして家に持ち帰り、休みの日に勉強しようと思った。 そういうわけで、私がプリントの一部をメモしようとしていたところ、ひとりの生徒がやってきた。その生徒は、唐突に、サウジアラビアで起こった事故について話し始めた。その事故は非常にマニアックな事故であるにもかかわらず、少し前に、別の生徒がその事故について話していたのを私は思い出した。私は、なぜ生徒たちがその事故のことを知っているのかが気になった。そこで、私は、生徒に「すごいなぁ~! なんで~…
私は、スーパーのレジで精算をしたあと、台で袋詰めをしていた。そのとき、台に置いてあった「ローストビーフのタレ」がたっぷり詰まった容器を袋に入れようとしたところ、隣にいた男性が声をかけてきた。どうやら、そのタレは、その男性が買ったものらしい。私は、「そうでしたっけ?」などと言いながら、その男性にタレを渡した。 その後、私は、台に置いてあったローストビーフを袋に入れようとした。すると、また先ほどの男性から「それは私のです」と声をかけられた。私は、再び「そうでしたっけ?」などと言いながら、その男性にローストビーフを渡した。 しかし、私は、ローストビーフに関しては自分が買ったような記憶があった。そこで…
誰かが作成した歴史のテスト問題に、「1902年に伊が日に遼東半島を返せと言ってきた( )条約が結ばれた」という穴埋め問題があった。そもそも、イタリアと日本はそんな時期に条約を結んでいないし、日本は1902年の時点で遼東半島を領有していない。 しかも、私には、「遼東半島を返せ」という表現は問題用紙に載せる表現として不適切に思えた。私は、問題を作成した先生が歴史の知識不足であるうえ、非常識な人間であると悟った。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録 作者:アサタロウ Amazon
久しぶりに、知人のHさん(20代・女性)に会った。Hさんの大好物は、特大のヒマワリのタネのようなものにチョコが入った、見たことのないお菓子であった。Hさんはそのお菓子が好きすぎて、そのお菓子を大きな箱にパンパンに入れて職場の机に置いており、仕事の合間合間に食べていた。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録
私が職員室で仕事をしていると、頭にスーツのジャケットをかぶった不気味な男が職員室に入ってきた。一瞬、私は動揺した。しかし、その男が発する声は、どうも校長の声のようであった。 男は、ジャケットを頭から外して、私に向かって「今日はプリント作るとか何とか、仕事ないんかいな?」などと言い出した。私は、「いや、いつもどおり、ありますよ」と答えた。受け答えをしながら、私は男の顔を見た。声はまちがいなく校長なのに、顔は校長よりもやや彫りが深く、浅黒かった。その男はおそらく校長ではないと思われたが、声はいくら聞いても校長であった。私は、その男が校長なのかどうか、最後までよくわからなかった。 < 完 > ↓ こ…
私は、事務室で印刷してもらった現代社会の定期テスト問題を抱えて、職員室に向かって歩いていた。その途中、印刷してもらった問題用紙すべてに、本来であれば消しておかなければならない文字が大量に書かれていることに気づいた。当然、問題用紙を印刷し直さねばならない。私は、問題用紙の原本を改めて用意するため、慌ただしく職員室に向かっていった。 しかし、職員室に続く廊下には、なぜか駅の改札があった。その改札を通ろうとしたところ、向かい側から、ベビーカーを押した男女がやってきた。彼らは、改札を通ろうとしたが、ベビーカーの幅と改札の幅がほぼ同じだったので、改札を通るのに苦戦していた。ベビーカーで改札がふさがれてい…
駅の改札を通ったとき、私は、近くに何名かの生徒がいることに気づいた。よく見てみると、生徒のほとんどは改札を通っていたが、Tさんだけは改札を通れないでいた。どうやら、Tさんは、お金をあまり持ってきておらず、切符を買えなくて改札を通れないようであった。話を聞くと、Tさんがこのあと改札を通って1日過ごすためには、2万円ほどが必要らしい。私は、生徒にお金を貸すのはよくないと思っていながらも、彼らがこれから大事な学校行事に出ようとしていることを知っていたので、Tさんが改札を通れないのはマズいと考えた。そこで、私はTさんに2万円を貸そうとしたが、彼女は遠慮しているのか、話しかけても返事をしなかった。 そう…
私は、「汝の意志の格率を常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」という名言を述べた人物を問う問題をテストに出した。答えは語群から選ぶしくみにしており、私は、語群にカントの名前を入れたつもりだった。しかし、私は誤って、カントではなくハイデガーの名前を語群に入れてしまっていた。おまけに、私はタイプミスまでしており、「ハイデガー」の名前さえ正しく打てていなかった。私は、歳をとったことで自分の能力が衰えたことを痛感した。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録
私は、友人のKくん・Tくんといっしょに、デパートのようなところに来ていた。我々は、まるでネコのような雰囲気の店員が4名いる飲食店に立ち寄った。ここは、私がお気に入りの店であった。 その後、我々は家に帰ろうと歩き出した。しかし、気づけば、KくんとTくんの姿が見えなくなっていた。私は不思議に思って、来た道を引き返した。すると、デパート内のベンチに、私が彼らに持ってもらっていた荷物の中身がむき出しになって置かれていた。私は、荷物をむき出しにして行方不明になった彼らに対して、若干の怒りをおぼえた。しかし、彼らが姿を消したのは明らかに異常事態なので、私は彼らを探すことにした。 私は、おそらく彼らがデパー…
職員室で、Y先生(50代・女性)から地図の見方について質問された。やりとりしているうちに、Y先生がそもそも西と東の区別ができていないことが判明した。 やりとりの後、Y先生は、私の中1の地理の授業を見学したいと言ってきた。そこで、私はY先生といっしょに教室へ向かった。私はチャイムと同時に入室する主義なので、時計を見ながら、チャイムが鳴るはずのタイミングで教室に入った。しかし、なぜかチャイムは鳴らず、1分~2分ほど遅れてチャイムが鳴った。どうやら、中1は特別な行事をおこなっているらしく、その関係でチャイムがなる時間がズレていたらしい。 とにもかくにも授業は始まったが、その直後に、教室にいた見知らぬ…
同僚のGさん(約40歳・女性)が、よくわからない画像をメールに何枚か添付して送ってきた。私がそのメールを確認した直後に、Gさんは直接、私にこう言った。 「男の人の枕の臭いって、何なんやろなぁ? 皮脂なんか、食べたモノの臭いなんか知らんけど。」 どうやら、Gさんは、男の加齢臭が気になっているらしい。そのため、先ほどのメールに添付された画像を使って、加齢臭をなくす啓発ポスターのようなものを作ろうとしているようであった。私は、Gさんのことばに対して「食べたモンとか関係ないですよ。何食べても、同じ臭いなんで」と答えて、食べたモノの種類ではなく、単に皮脂の臭いであると強調した。 ちなみに、私は、啓発ポス…
私は疲れ果てていたので、帰宅するなり、床に寝っ転がった。そのまま首を動かして周囲を確認してみると、冷蔵庫のドアがほぼ全開になっていた。中に入っているものが傷んでいないかと不安になって確認してみると、1か月ほど前から冷蔵庫に入れていたと思われるフルーツジュースが、特大の容器に入ったまま放置されていた。私は、「確実に消費期限が切れていて、フルーツジュースが傷んでいる」と何となくわかっていながらも、容器に口を近づけて、フルーツジュースを飲んだ。酸っぱい味がするだろうと思ったのに、味はまったく変わっていなかった。こうして傷んでいないことが確認できたにもかかわらず、私はイヤな予感がして、これ以上は飲むの…
私が職場の廊下を歩いていると、Yさん(30代・女性)が男子トイレの前で中腰になって、トイレの中にいる誰かに話しかけていた。その話し声は、普段のYさんの声と違って、やや高音の「作ったような声」であった。しかも、語尾は「○○だわ」とか「○○よ」など、普段のYさんが絶対に使わないようなものであった。そして、私は、トイレの中にいるのがTくん(約30歳・男性)だろうと推測した。さらに、私は何となく、YさんとTくんが交際していて、プライベートでのYさんの話し方が今の話し方なのだろうと想像した。 < 完 >↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録
私は、偶然にも、同僚のAさんらしき女性が彼氏と思われる人といっしょにバーベキューをしている写真をネットで発見してしまった。思いがけない発見に、私は非常に動揺した。 しかし、しばらくその写真を見ているうちに、急にパソコンの画面が切り替わった。パソコンの画面に映ったのは、Aさんが履いていたジーパンの股間付近の拡大写真であった。私が愕然としていると、写真のAさんが唐突に「プルプルプルプルプル」と言いながら、股間を震わせ始めた。私は何が起こったのか理解できなかったが、「プルプル・・・」の声はより大きくなり、股間の震えも激しくなっていった。 < 完 >↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ …
先日、勤務校で新年度の時間割が発表された。私を含め、時間割を受け取った講師たちは憤慨した。信じられないくらい意味不明な時間割を組まれている講師が何名もいたからである。どんな感じだったか、順番に紹介しよう。 まず、私は、金曜日に1限から6限まで、6コマすべてに授業が入っていた。一方、水曜日の授業は2コマだけ。このアンバランスさ、何とかならなかったのか。昼休みを挟むとはいえ、コロナ禍でマスクを着用したまま6コマも連続で授業をしたら、わりと死にそうになる。特に、私のような社会科の教員は、基本的に授業中はしゃべりまくっているから、なおさらだ。 ところが、私よりもヤバい時間割を見つけてしまった。なんと、…
オフィスでデスクワークをしていると、突然、私のすぐ近くで映画『E.T.』に使われている曲が大音量で鳴り始めた。驚いて顔を上げたところ、顔がアルパカに似ていると言われたことがある同僚のMさん(約30歳・女性)がやってきて、曲を止めた。察するに、Mさんが目覚ましとして使っている曲が急に流れてしまったということらしい。どうやら、Mさんは、その曲がかなり気に入っているようであった。私は、こう思った。 「Mさんが『いろんな人と仲よくなりたい』という気持ちをもっていて、アルパカが人と仲よくするということを『E.T.』の世界観と重ね合わせているのだろう。」 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまと…
私は、グラウンドで、長さ1mほどの菜箸のような形状の棒を投げる競技をさせられることになった。本番までに練習の機会が与えられたので、私はいろいろな持ち方や投げ方を試して練習した。その結果、棒を2本まとめて持って、ソフトボールのように下から投げることで、数十m先まで安定して投げられるようになった。 しかし、ひととおり練習したあとで、実際に本番で投げる棒が1mほどの長さではなく、普通の菜箸より少し大きいくらいのモノだと判明した。愕然としつつも実際に本番用の棒を投げてみると、あまりにも棒が軽すぎて、先ほど練習した方法ではうまく投げられなかった。 どうしたものかと困り果てていると、私のすぐ近くで、小学生…
私は、同僚の女性が出演するダンス発表会を見に行こうとして、自転車に乗って家を出た。その直後、私は近くのショッピングセンターに入り、「大」をしようとトイレに入った。そのトイレは、「個室」のカベの部分がになっている、ほぼむき出しの仮設トイレのような雰囲気であった。 私は「個室」にこもって、他の人の視線も気にせず、一生懸命に「大」を出そうとした。しかし、いくらリキんでも、まったく「大」は出ない。そうするうちに、さっき食べたカレーでも混じったかのような、黄色の汗が顔から出てきた。 少し早めに家を出たにもかかわらず、長時間にわたってトイレにこもっていたせいで、ダンス発表会の開演時間に間に合わない気がして…
まぁまぁ嫌われている小太りな同僚のKさん(50代・男性)が、酔っぱらった状態で、終電に乗ろうと驚異的な全力疾走をした。しかし、Kさんは終電をのがした。その直後、親切な同僚が、Kさんを車で送ると申し出た。Kさんは、その人の車に乗せてもらって、ご満悦で帰宅した。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録
校長が、事前予告なしに私の授業を見にきた。しかし、校長は、何も言わずに去っていった。翌日、私が授業をしていると、再び校長が教室にやってきた。校長は教室のドアから顔だけ出して、私に「やっぱりアカンなぁ。こんな授業してるから、アカンのちゃうか」と言って、去っていった。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記Ⅲ: アラフォー男の15年の記録
職員室で、私は何気なくスマホを触っていた。すると、唐突に、何らかのCMと思われる音声が大音量でスマホから流れ始めた。周りにいた先生方は、「職員室内でよからぬサイトを見ていて、急に音が出たのではないか」と疑っているかのような目で私を見てきた。 誤解を解きたい気持ちはあったが、スマホからあまりにも大きな音声が出続けていたので、私は周りの先生方に対処法を聞こうとした。しかし、マナーモードにしていたうえ、音量もゼロの状態だったのに音が出ていたので、対処法はすぐにわからなかった。動揺した私は職員室を飛び出して、職員更衣室にかけこんだ。職員更衣室の中でもスマホからは音が出続けており、私は困り果てた。 < …
私は、父が運転する車の後部座席に座って、職場から職場の最寄りの駅に向かっていた。途中、勤務校の運動部の生徒たちが大勢でランニングをしているのを見つけた。彼らは、歩道ではなく車道の端を走っていたので、非常に危なかった。しかも、全員が異常ともいえるほどやせ細っており、中には体力が限界なのか、左右にフラついている者までいた。運転している父は、あまり気にも留めていないのか、普通に彼らの真横を車で通り過ぎようとした。私は、フラついている生徒たちに車がぶつかったらとんでもないことになるので、父に注意喚起をしながらドキドキした。 < 完 > ↓ ここ1年ほどの間に公開した夢をまとめました ↓ おもしろ夢日記…
私は、急に、勤務校の生徒らがキャンプをしているキャンプ場へ応援にいくことになった。私が意気揚々と職員室を出ようとしていたら、ひとりの先生が声をかけてきてくれた。しかし、他の先生方は黙々と机に向かって仕事をしており、私が出発するというのに完全スルー状態であった。 職員室を出た私は、なぜか、階段で上の階に上がっていった。そのとき、ひとりの先生が大量のノートを抱えて重そうに歩いている姿が目に入った。周りにいた生徒たちは、その先生のことを何ひとつ気にも留めていないようであった。私は心の中で、生徒たちに対して「『持ちます』って言えよ!」とツッコんだ。 その後、気づけば、私はキャンプ場に着いていた。キャン…
テレビ番組の企画で、「4名の小学生がリレーで走るのと、ひとりの大人が走るのは、どちらが速いのか」という実験がおこなわれた。なぜか、大人の代表として選ばれたのは、もと同僚のGさん(約30歳・女性)であった。 私は久しくGさんに会っていなかったので、収録現場のようすを興味深く眺めていた。すると、仕事終わりのGさんが、自転車に乗って颯爽と登場した。なぜか、Gさんは、赤と白のランドセルをひとつずつ背負っていた。気のせいか、Gさんは、以前に会ったときよりも精悍な顔つきをしていた。 その後、Gさんと小学生たちの競走が始まり、彼らは遠くの方に走り去っていった。彼らの後ろ姿をよく見てみると、小学生たちはリレー…
私は、唐突に、中年の悪い武士のような男から追われる身になった。たまたま、私の目の前には、馬だか犬だかわからない中途半端な動物がいた。そこで、私はその動物の背中に飛び乗って、男から逃げようと走り去った。 私は片手に1本ずつ刀を握っていたため、足の力だけでその動物の背中にまたがっていなくてはならず、少し苦痛であった。それでも、少し遠くまで逃げれば追いつかれない自信があったので、私はとりあえずまっすぐに動物を走らせたあと、4車線ほどありそうな大きい道路を右折した。そのまましばらく進んでいったところで、私はどこかの物陰に身を潜めようかと思った。 その後、この先のことをいろいろと想像して、「畑から野菜な…
世界史の授業中、私は、いま目の前にいる生徒を次年度は担当してあげられないということに気づいた。複雑な気持ちになった私は、せめて勉強の補助になるようなプリントでも用意してあげようと思い、生徒たちにこう尋ねた。 「来年度、世界史選択する人、どのくらいおる?」 すると、約2名の生徒がおそるおそる挙手した。想像以上に挙手した生徒が少なかったのを見て、私は目の前の生徒たちが高3であり、挙手した2名は浪人するのだと気づいた。私は、みんなの前で浪人する生徒に挙手させたことを申しなく思ったので、改めてこう尋ねた。 「いろんな意味で、来年度、引き続き世界史勉強する人おる?」 この質問に対して、さらに1名~2名の…
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