「日ソ戦争」麻田雅文、中公新書、2024年4月日ソ戦争帝国日本最後の戦い(中公新書)麻田雅文中央公論新社にほんブログ村1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争について、米国によるソ連への参戦要請から、満洲など各所での戦闘の実態、終戦までの全貌を描いた書籍。戦争の愚かさ、敗戦国の特に巻き込まれた一般市民の悲惨さを痛感しました。日本にとって辛い話ばかりなので、ページが進まず、読み終えるのに時間がかかりました。戦争はない方がいいなというのは改めて感じます。個々の事象について、どの国、誰が悪いというのは、その人の置かれた立場によって、感じ方が異なるかもしれません。【目次】はじめに第1章開戦までの国家戦略―日米ソの角逐第2章満洲の蹂躙、関東軍の壊滅第3...日ソ戦争