メインカテゴリーを選択しなおす
#読書案内
INポイントが発生します。あなたのブログに「#読書案内」ハッシュタグのバナーを掲載しませんか ハッシュタグのバナーやリンクをINポイントランキングの対象にしたいメンバーの方は、ログインしてからリンクタグを取得してください ・バナーを変更したい場合は、必ず画像に「ハッシュタグ」または「タグ」の文字かバナーロゴを重ねてください
タグをコピーしました
三浦雅士 「漱石 母に愛されなかった子」(岩波新書)
《先生は「おい静」といつでも襖の方を振り向いた。その呼びかたが私には優しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子も甚だ素直であった。ときたまご馳走になって、奥さんが席へ現われる場合
2023/03/19 23:43
読書案内
フォローできる上限に達しました。
新規登録/ログインすることでフォロー上限を増やすことができます。
フォローしました
リーダーで読む
高田瑞穂「新釈現代文」(ちくま学芸文庫)
僕自身が受験生だった頃、繰返し読んだ現代文の参考書がありました。その参考書がなんと筑摩書房から文庫として復刊されています。高田瑞穂「新釈現代文」(ちくま学芸文庫)。 《人間の理解や知識は、関心と経験
福岡伸一「プリオン説はほんとうか」(講談社ブルーバックス)
もう、十年も昔のことになってしまうが、このブログのもとになる「読書案内」を高校の生徒さんたちに配っていたことがあった。最近、原稿を保存していたファイルが壊れつつあることに気づいて「さて、どうしたも
2023/03/19 23:41
北原白秋「五十音」・西條八十「金糸雀」
北原白秋の童謡が気にかかって調べていて、こんなのを見つけました。ご存知でしたか。 「五十音」 北原白秋 水馬赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。 浮藻に小蝦もおよいでる。
福岡伸一「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書)
ぼくの枕もと、つまり、寝転がったままで手の届く範囲には手に入れたけれど読まないままの本が、ちょっと口に出して数をいうのがはばかられるほど、もう、積み上げることが出来ないから箱に入れて何とか背表紙だ
2023/03/19 23:40
井垣康弘 「少年裁判官ノオト」(日本評論社)
♪♪盗んだバイクで走り出す 行き先もわからぬまま 暗い夜の帳の中へ 誰にも縛られたくないと 逃げ込んだ この夜に 自由になれた
林純一「ミトコンドリア・ミステリー」(講談社・ブルーバックス)
もう、十数年昔のことです。三年生の教室で出会って、浪人していた人がいました。小論文の入試があって対策に付き合ってほしいという電話が自宅にかかってききました。義理というか、人情というか、まぁ、ぼくに
黒川創「鶴見俊輔伝」(新潮社)
黒川創「鶴見俊輔伝」(新潮社) この本は五百ページを超える分厚い本なのですが、三百ページを超えたあたりにこんな文章が引用されています。 今でも昨日のことのように思い出し
島田雅彦「虚人の星」(講談社)
島田雅彦という作家が、「海燕」という雑誌から、「優しいサヨクのための嬉遊曲」(「島田雅彦芥川賞落選作全集 (上)」 河出文庫所収)という作品で、さっそうとデビューしたのは1983年。 ようやく学校を
2023/03/19 23:38
大岡信「古典を読む 万葉集」・「詩人・菅原道真」(岩波現代文庫)
「折々のうた」の大岡信が亡くなって二年がたちました。以前こんな案内を、高校生に向けて書いたことがあります。 大岡信(おおおかまこと) この名前を聞いてピンと来る人は新聞をよく読む人
2023/03/19 23:37
高村光太郎「智恵子抄」
十代の終わりから、二十代の初め、詩と出会い、読みはじめる。そういう体験は、今の若い人たちにもあるのだろうか。 「智恵子抄」の高村光太郎、「春と修羅」の宮沢賢治、「在りし日の歌」の中原中也。やが
最新情報 石塚真一「BLUE GIANT SUPREME 8」(小学館)
「ヤサイクン」のマンガ便、石塚真一の「BLUE GIANT SUPREME 8」(小学館)をが届きました。 ヨーロッパの若いミュージシャンと競うように腕を磨く、宮本大。8巻の前半は、同じ21歳。おなじ
2023/03/19 23:36
大沢真幸「不可能性の時代」(岩波新書)・「虚構の時代の果て」(ちくま新書)
大沢真幸「不可能性の時代」(岩波新書)・「虚構の時代の果て」(ちくま新書) 註:この記事は2008年に高校生にむけて書いたものです。 京都大学の社会学教授大沢真幸(お
2023/03/18 08:36
岩田靖夫「ヨーロッパ思想史入門」(岩波ジュニア新書)
《2004書物の旅 その14》 岩田靖夫「ヨーロッパ思想史入門」(岩波ジュニア新書) 「西洋史を勉強するのならギリシア哲学とキリスト教思想の二つをまず読みなさい。その二つがわからなければ、ヨ
2023/03/18 08:34
柴崎友香「ショートカット」(河出文庫)
柴崎友香「ショートカット」(河出文庫) 「今この時」が「今この時」に書かれている小説、そういうことがありうるのだろうか。やっぱりそれはあり得ないというものなのだが、そうはいっても、そう書こ
藤森照信「人類と建築の歴史」(ちくまプリマー新書)
藤森照信「人類と建築の歴史」(ちくまプリマー新書) 筑摩書房が今年(2005年)のはじめから出し始めた「ちくまプリマー新書」というシリーズがある。中学生に狙いをつけている感じだが、小学校の高学年ぐ
2023/03/18 08:32
週刊 読書案内 松村由利子 「子育てをうたう」(福音館)
松村由利子 「子育てをうたう」(福音館) 著者の松村由利子さんは1960年生まれの歌人だそうです。毎日新聞社にお勤めになって生活家庭部とか、科学環境部に所属して記者をなさっていたようですが、
2023/03/18 08:30
週刊 読書案内 米本浩二「魂の邂逅」(新潮社)
米本浩二「魂の邂逅」(新潮社) 2018年に読売文学賞をとった『評伝 石牟礼道子――渚に立つひと』(新潮社)の米本浩二が、題名の上では石牟礼道子と、彼女の、文字通り生涯にわたる伴走者であった渡辺京二との関
2023/03/18 08:24
石牟礼道子追悼文集「残夢童女」(平凡社)
石牟礼道子追悼文集「残夢童女」(平凡社) 石牟礼道子が亡くなって二年たちました。平凡社から追悼文集が「残夢童女」と題されて、2019年の夏に出版されました。 それぞれ「傍にて」、「渚の人
2023/03/16 21:27
ジル・バシュレ「わたしのネコがちいさかったころ」(平凡社)
ジル・バシュレ「わたしのネコがちいさかったころ」(平凡社) 図書館の新入荷の棚で見つけました。ネコの話だと思いました。まったく人をくった「ネコ」のお話しでした。 ジル・バシュレというフ
2023/03/16 21:26
週刊 読書案内 蓮實重彦「映画への不実な誘い 国籍・演出・歴史」(青土社)
蓮實重彦「映画への不実な誘い 国籍・演出・歴史」(青土社) 市民図書館の新入荷の棚に転がっていました。元東大総長の映画評論家、蓮實重彦の新刊のようです。ぼくにとって蓮實重彦という人は40年ほど前に
2023/03/16 21:23
絵 ベン・シャーン「ここが家だ」 文 アーサー・ビナード(集英社)
「ここが家だ」 絵ベン・シャーン 文アーサー・ビナード 和合亮一の「詩の礫 起承転転」の中で、「『米美術館、福島だけ貸し出し拒否ベン・シャーン巡回展』によせて」という詩に出会いまし
2023/03/16 09:27
井上荒野「ひどい感じ」(講談社)
井上荒野「ひどい感じ」(講談社) 娘が語る父親。直木賞作家井上荒野が、父であり、戦後文学の孤高の作家井上光晴の素顔を語ったエッセイ。穏やかに言えばそういうことになります。 しかし、たと
2023/03/16 09:26
木田元「闇屋になりそこねた哲学者」(ちくま文庫)
木田元「闇屋になりそこねた哲学者」(ちくま学芸文庫) それぞれの時代には、それぞれの青春があります。十七歳、十八歳という年齢は、自分自身がオリジナルでありたいということを強く意識する一方で、時代
2023/03/16 09:24
小林信彦「生還」(文藝春秋)
小林信彦「生還」文藝春秋 作家というべきなのか、評論家というべきなのか、はたまた、編集者というべきなのでしょうか。最近では「本音を申せば」(文春文庫)と題して、週刊誌に連載を続けて
2023/03/16 09:23
今村夏子「むらさきのスカートの女」(朝日新聞出版)
今村夏子「むらさきのスカートの女」(朝日新聞出版) 「こちらあみ子」(ちくま文庫)の今村夏子さんが芥川賞をとりました。そこはかとなく、ひいきしていた作家なので、喜びましたが、「この人が芥川賞
2023/03/16 09:20
週刊 読書案内 リービ・英雄「英語でよむ万葉集」(岩波新書)
リービ・英雄「英語でよむ万葉集」(岩波新書) 2022年の秋からでしょうか、リービ英雄という小説家に惹かれています。「天路」(講談社)という最新作を読んだことが始まりですが、「模範郷」(集英社文庫)
2023/03/16 09:17
司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫)
《2004書物の旅 その17》 司馬遼太郎「燃えよ剣(上・下)」(新潮文庫) NHKが、所謂「大河ドラマ」で源義経を題材にしたことは二度あります。一度目は1966年、主役が当時の尾上菊之助、女優の寺島
2023/03/12 23:19
佐藤正午「鳩の撃退法(上・下)小学館文庫
佐藤正午「鳩の撃退法(上・下)小学館文庫 今年も冬の・芥川賞・直木賞の発表がありました。。芥川賞が古川 真人「背高泡立草」、直木賞が川越 宗一「熱源」でしたね。芥川賞は、今読んでいるとこ
片山恭一『世界の中心で愛を叫ぶ』(小学館)
《2004書物の旅 「ぼくが50歳だった頃、教室で」その18》 片山恭一『世界の中心で愛を叫ぶ』(小学館) ぼくが50歳だったころ、教室で十代の生徒たちに語っていました。その頃の「読書案内」復刻版です。
2023/03/12 23:17
小林まこと・惠本裕子「JJM女子柔道部物語(08)」(講談社・EVEING KC)
小林まこと・惠本裕子「JJM女子柔道部物語(08)」(講談社・EVEING KC) 最新刊情報:2020・4・23新刊 小林まこと「女子柔道部物語」第8巻です。「神楽えも」ちゃんも、柔道を始めて1年、高校二
2023/03/12 23:15
北村薫「夜の蝉」(東京創元社)
「100days100bookcovers no10」 北村薫 『夜の蝉』(創元推理文庫) SODEOKAさんが9日めに選んだのが、奥泉光『モーダルな事象』で、名前しか知らない作家だったので、この後をどう「こじつけ」るか、そ
2023/03/12 23:13
津野海太郎 「最後の読書」(新潮社)
津野海太郎 「最後の読書」(新潮社) 津野海太郎という名前に最初に気付いたのはいつだったのでしょうかね。いつだったか、劇団「黒テント」のパンフレットで演出家として名前を見た時に「ハッ」とし
2023/03/12 23:12
青木真兵・海青子「彼岸の図書館」(夕書房)
青木真兵・海青子「彼岸の図書館」(夕書房) ぼくはこの本を市民図書館の棚で偶然見つけました。青木真兵・海青子「彼岸の図書館」。なんかすごい「題」だと思いませんか。「こっち」じゃなくて、「
2023/03/11 22:33
高橋源一郎「非常時のことば」(朝日新聞出版)
高橋源一郎「非常時のことば」(朝日新聞出版) 市民図書館の棚を徘徊していて、なんとなく手に取って、読み終わって気付いた。 「いつだったか、一度、読んだ本ですね、これ。」 東北の震災か
野田サトル「ゴールデン・カムイ(2)」(集英社)
野田サトル「ゴールデン・カムイ(2)」(集英社) まず、表紙をご覧ください。「不死身」の杉元君と「アシㇼパ」ちゃんの二人連れの守護神ホロケウカムイ「レタラ」君登場ですね。現在では絶滅したエ
2023/03/11 22:32
保坂和志「自分という反―根拠 橋本治追悼文」追悼総特集「橋本治」(文藝別冊・KAWADEムック)
保坂和志「自分という反―根拠」追悼総特集「橋本治」(文藝別冊・KAWADEムック) 今日は一月二十九日。作家の橋本治が亡くなって一年がたちました。今、ここで「案内」している「追悼特集『橋本治
2023/03/11 22:30
週刊 読書案内 山村修「狐が選んだ入門書」ちくま新書)
「100days100bookcovers no31」(31日目) 山村修「狐が選んだ入門書」ちくま新書) 100daays 100bookcovers challengeの30日目に、DEGUTIさんが紹介された数冊の本のラインアップを見ながらぼくが印象
2023/03/11 22:27
「2004年《書物》の旅 その12」藤沢秀行「勝負と芸」(岩波新書)
「2004年《書物》の旅 その12」 藤沢秀行「勝負と芸」(岩波新書) 2019年の夏、久しぶりに東京に行きました。東京は都会だと妙に実感しました。何しろ行く所、行く所、人が多い。ぼくが山手線の電
2023/03/08 23:45
池澤夏樹「熊になった少年」(スイッチ・パブリッシング)
池澤夏樹「熊になった少年」(スイッチ・パブリッシング) 「ゴールデン・カムイ」という漫画を読んでいると、アイヌの人たちにとっての「熊」の存在が、かなり詳しく描かれていて、そこがこの漫画の面
別役実「思いちがい辞典」(ちくま文庫)
2004年《書物》の旅 (その11) 別役実「思いちがい辞典」(ちくま文庫) 先日、(2004年の先日)別役実という劇作家の「賢治幻想 電信柱の歌」という演劇を観ました。傘付裸電球の街
2023/03/08 23:44
野田サトル「ゴールデン・カムイ(3)」(集英社)
野田サトル「ゴールデン・カムイ(3)」(集英社) 「ゴールデン・カムイ」第三巻ですね。まだ、話の全体の姿は見えてきません。しかし、役者がそろい始めました。 表紙をご覧ください。この殺気に
エランベルジェ原作・中井久夫文・絵「いろいろずきん」(みすず書房)
エランベルジェ原作・中井久夫文・絵「いろいろずきん」(みすず書房) 精神科のお医者んの中井久夫さんが、フランスのお医者さんのエランベルジェさんの童話に、自分で挿絵を描いた絵本があります。「
2023/03/08 23:43
週刊 読書案内 アラン「定義集」(神谷幹夫訳・岩波文庫)
アラン「定義集」(神谷幹夫訳・岩波文庫) 部屋のなかが、古本屋さんの狭い店内のようになっていて、棚の本はもちろん古いし、歩くのに、足の踏み場もない状態です。「少しは片づけなさい!」 まあ、口に出
2023/03/08 08:16
金城一紀「『GO』(講談社文庫) 2004年《小説》の旅(その1)」
金城一紀「『GO』(講談社文庫) 2004年《小説》の旅」 これは15年前、現場の教員だった頃、高校生に向かって「諸君!本を読みましょう!」とアジテーションしていた「読書案内」の記録。「2004年《小説》
2023/03/06 23:42
小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫)2004年《小説》の旅 その2」
2004年《小説》の旅 小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫) 二学期が始まったというのに、夏休みの課題図書の話からスタートします。ええーっと、読書感想文コンクールというのが毎年あって、どこかの団体
湯本香樹実「夏の庭-TheFriends」(新潮文庫):「2004年《小説》の旅 その4」
「2004年《小説》の旅 (その4)」湯本香樹実「夏の庭-TheFriends」(新潮文庫) あのころ、中学生の夏休み読書感想文課題図書の定番の一冊だったのが、湯本香樹実さんの「夏の庭」(新潮文庫)です。1991年の
2023/03/06 23:38
週刊 読書案内 北川扶生子「結核がつくる物語」(岩波書店)
北川扶生子「結核がつくる物語」(岩波書店) コロナの日々が始まって3年が過ぎました。この間、一応、人並み(?)にコロナ体験も済ませました。症状が思いのほか軽かったためもあって、家族や知人の親切を思い
2023/03/06 08:26
週刊 読書案内 ジュリアン・バーンズ「終わりの感覚」(土屋政雄訳・新潮クレストブック)
週刊 読書案内 ジュリアン・バーンズ「終わりの感覚」(土屋政雄訳・新潮クレストブック) 60歳を過ぎて、社会的関心や家庭的煩雑から自由になった男性がいます。長年勤めた仕事は退職し、かつて連れ添
2023/03/06 00:00
週刊 読書案内 新庄耕「ニューカルマ」(集英社)
週刊 読書案内 新庄耕「ニューカルマ」(集英社) 一緒に「面白そうな本を読む会(?)」で集まって本を読んでいる人に二十代のジャーナリストの卵というか、ひよこのような方がいらっしゃるのです
次のページへ
ブログ村 501件~550件