メインカテゴリーを選択しなおす
週刊 読書案内 蓮實重彦「映画への不実な誘い 国籍・演出・歴史」(青土社)
蓮實重彦「映画への不実な誘い 国籍・演出・歴史」(青土社) 市民図書館の新入荷の棚に転がっていました。元東大総長の映画評論家、蓮實重彦の新刊のようです。ぼくにとって蓮實重彦という人は40年ほど前に
Hi-Fiビデオの事、「n個の性」の事、安眠マスクの事、友人の悩みの事(1985年6月7日)
1985.6.7(Fri) 晴れのち曇り 視覚情報処理のあと、O本さん(ブラジルからの留学生)の自室(A台にある寮)へ行った。Hi-Fi ビデオがすごい。色がキレイだ。それから個室にクーラー(cooler)。とんでもない!2:45から精密システムの授業。その後、図書館に本を返却に行った。 M宮(同期の友人)は、性を究極にすれば、釈迦のよ…
シネマヴェーラ渋谷で始まった、「蓮實重彦セレクション二十一世紀のジョン・フォードPart1」の初日の初回に顔を出す。満員の盛況ぶりに驚いた。“蓮實先生”のご威光、いまだ衰えずなのか…。そして、いつの間にかオンラインでチケットを買うことに慣れてしまったもので、劇場につながる外階段で、長い間並んで待ってからチケットを買うという、昔ながらのスタイルに面食らった。『戦争と母性』(33)(2022.7.23.シネマヴェーラ渋谷)原題は「pilgrimage=巡礼』。アーカンソー州のスリー・シーダースで農場を経営し、女手一つで息子のジム(ノーマン・フォスター)を育て上げたハンナ・ジェソップ(ヘンリエッタ・クロスマン)。だが、ジムと近所の娘メアリー(マリアン・ニクソン)との恋愛を許せないハンナは彼を戦場に送り、やがてジ...二十一世紀のジョン・フォード『戦争と母性』