メンヘラな女の子がコンプライアンスについて考えたら 後編
~ 解体室で 鯖戸と東雲坂田鮫 ~ 「詩に認めれば 届くかな……… 乙女は立ちぬ血の闇を 照らして輝く朝のよう 眉目麗しき姿もて 骸の山を彩りぬ 返り血とれば照り渡る 月さえ恥じろうその風情 陽もまた乙女の輝きに いよいよ明るくなりまさる 返り血とれば美しき かんばせ露わに示しなば 我は眠れぬ身となりて 乙女の諸手に抱かれん ああ現世よ運命よ 仇成すことを止めたまえ………」 「ねえ藤子… コンプライアンス講習どーだった?」 「え?… スルーですか?!……」 「?」 「あ……いや……… あの…… まあ…とりあえず……… 私は こんな感じに コンプラってみました…………」 「ふ~ん…… なるほどね…
2024/06/06 06:47