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  • クビナガホコリ(Clastoderma debaryanum)

    アカマツの朽ち木に発生したクビナガホコリの子実体未熟な子嚢は白く、成熟した子嚢は褐色。柄の途中に膨らみがある独特な形状子実体はとても小さく、成熟した子嚢の直径はわずか0.1-0.2mm程度。未熟な白い子嚢はやや大きいように見える。白い子嚢がたくさんあったので、かろうじて肉眼で見つけることができた。アカマツの朽ち木の30cmほどの範囲に大量の子実体が形成されていた。この朽ち木には、ツヤエリホコリ、アオモジホコリ、シロウツボホコリとカクミアミホコリの子実体も発生していた。森の中には、局所的に多数の変形菌種が見られる場所があるのだ。クビナガホコリ(Clastodermadebaryanum)

  • マリジクホコリ(Diachea subsessilis)とジクホコリ属の変形菌

    落葉に発生した黄色い未熟子実体(昨日)柄はほとんど認められない。お持ち帰りして観察翌日やや乾燥しすぎだが、成熟した姿はマリジクホコリのようだ。落葉に発生したタマジクホコリ広範囲に白くなるので見つけやすい。生草の葉を縁取るように発生したタマジクホコリ6月には、まさに同じ葉にコシアカモジホコリが発生していた。ジクホコリは次々と発生中。生草に発生したジクホコリこの草の一本をピンと張りクリップで固定して撮影したのがひとつ上の写真別の生草にも発生苔に発生したジクホコリ(子嚢壁が壊れた子実体が多い)マリジクホコリ(Diacheasubsessilis)とジクホコリ属の変形菌

  • ヨリソイフクロホコリ(Nannengaella contexta)の変形体と子実体

    モミジの生木を這う黄色い変形体(先週の撮影)。左奥の岩にも黄色い変形体が見える。同じ場所。点々とヨリソイフクロホコリの子実体が形成されていた。子実体を拡大したもの黄色い変形体が這っていた岩にもヨリソイフクロホコリの子実体(未熟で黄緑色)が形成されていた。生木や岩に這っていた黄色い変形体の多くがヨリソイフクロホコリだと分かった。岩に生えた苔に形成された未熟子実体。これもヨリソイフクロホコリのようだ。子実体の塊が半球状になることもあるようだ。半球状の子実体が成熟した姿子実体をピンセットで壊してみると、白い石灰節が見える。ヨリソイフクロホコリ(Nannengaellacontexta)の変形体と子実体

  • キラボシカタホコリ(Didymium leoninum)の未熟~成熟子実体

    オレンジ色の子実体の形成初期一見するとシロジクキモジホコリに似ている。オレンジ色の柄が形成される。子嚢表面が少し凸凹してくる。この未成熟子実体は、翌日には姿が激変する。成熟したキラボシカタホコリ大きなごつごつした石灰結晶が特徴的石灰結晶はさらに大きくなる。キラボシカタホコリ(Didymiumleoninum)の未熟~成熟子実体

  • ジクホコリ(Diachea leucopodia)とタマジクホコリ(D. bulbillosa)

    ジクホコリの子実体が大量に発生していた。ジクホコリの白い変形体から子実体が作られている。白い未熟子実体も美しい。ジクホコリの若い子実体と黄色い変形体(黄色い変形体は別種の変形菌と思われる)。若い子実体タマジクホコリの子実体落葉から発生したタマジクホコリ落枝から発生したタマジクホコリジクホコリ(Diachealeucopodia)とタマジクホコリ(D.bulbillosa)

  • ヘビカタホコリ(Didymium serpula)とアナアキカタホコリ(D. perforatum)

    ヘビカタホコリの未熟子実体と思われる。鮮やかでとても目立つ。落枝から苔に広がっている。ペンキをぶちまけたかのような独特な質感緑の葉に付いていると逆に目立たない。近くで見つけたもの。ヘビカタホコリの変形体?左上にあるのはカメムシの卵緑の葉を持ち帰って成熟させてみたが、思ったほど美しくないな。灰色の部分をピンセットでつついて顕微鏡観察ちゃんと胞子ができていて、直径は9-10マイクロメートル程度ヘビカタホコリ?黄色い変形体・未熟子実体があった付近で2日後に見つけたもの。アナアキカタホコリ高さ15cmほどのササの葉の付け根に子実体は形成されていた。胞子を飛ばすために、ササを登ってきたのだ。地面に置いて撮影する時に、子実体が剥がれかけてしまった(簡単に剥がれる)。離れて見ると葉の変色か汚れにしか見えない。一年前の自...ヘビカタホコリ(Didymiumserpula)とアナアキカタホコリ(D.perforatum)

  • 緑/黄色と白系のクラカタホコリ(Didymium megalosporum)

    緑色のクラカタホコリが大量に出没していた。湿っている時は濃い緑色だが、乾くと色が薄くなる。少し色が違う子実体たち緑色の子実体が乾いてから撮影湿った状態で黄色いクラカタホコリも見られた。薄い黄土色の未熟な子実体白い未熟な子実体(ササの茎に発生)白~灰色の普通の成熟子実体緑/黄色と白系が同一種とは思えず、2種以上に分類されてもよさそう。緑/黄色と白系のクラカタホコリ(Didymiummegalosporum)

  • ブログ引っ越しのお知らせ

    gooブログのサービス終了のため、はてなブログへ引っ越しました。https://kiyosatoowl.hatenablog.com/2019年にYahoo!ブログが終了、2023年にLINEブログが終了、そして2025年にgooブログも終了。ブロガー受難の時代だが、はてなブログは長く続いてほしい。ブログ引っ越しのお知らせ

  • 八ヶ岳標高2600mの好雪性変形菌(ヤマキモジホコリ/Badhamia albescens?)

    好雪性変形菌を探しに八ヶ岳を登山。標高2450m以上で残雪が見られ、森林限界に近い標高2600m付近で変形菌を1種類だけ見つけることができた。黄色い未熟な子実体。変形膜は白い。シラビソの葉(幅2mm程度)に発生。表面に模様が見られる。変形膜の一部が紐状の柄になっているようだ。落ちた枝に発生していたので、少し持ち帰って観察することにした。約7時間後、色が激変していた。変形菌の変化は速い。黒っぽくなった子実体もあれば、緑と黒色の模様ができた子実体もある。翌日。緑と黒色の模様に変化していた。さらに翌日(3日目)。黄色くなった。4日目はほとんど変化がなかったので、これが成熟した姿と思われる。既知の好雪性変形菌と比べた結果、ヤマキモジホコリ(Badhamiaalbescens)と思われる。この種は、以前はモジホコリ...八ヶ岳標高2600mの好雪性変形菌(ヤマキモジホコリ/Badhamiaalbescens?)

  • フクロウの雛(Ural owl)

    今週巣立ったフクロウの雛かめはめ波の練習木の枝にお腹をつけてだらだらと過ごすこともある。ツツジが満開だった。にほんブログ村フクロウの雛(Uralowl)

  • ジョウビタキ(Daurian redstart)

    某土産物屋で営巣中のジョウビタキ♂このあたりに巣があるらしいにほんブログ村ジョウビタキ(Daurianredstart)

  • アオダイショウ

    遊歩道上にいたアオダイショウにほんブログ村アオダイショウ

  • フクロウの巣立ち

    フクロウの雛が巣立っていた。あくび親鳥♀にほんブログ村フクロウの巣立ち

  • 餌を運ぶジョウビタキ

    隣家の軒下で営巣中のジョウビタキ♀が雛に餌を持ってきた。ジョウビタキは人家の周りで営巣することが多く、私が観察する範囲では営巣成功率は高いようだ。GW中に撮影した別個体毛虫が暴れて落としたところにほんブログ村餌を運ぶジョウビタキ

  • オオルリのつがい

    オオルリのつがいが並んで止まっていた。メスが移動すると、オスが後をついていった。にほんブログ村オオルリのつがい

  • オオルリと新緑の森

    若葉の美しいモミジの木にオオルリが止まり、気持ちよさそうに囀っていた。メスにほんブログ村オオルリと新緑の森

  • キジ(Green Pheasant)

    花が咲き乱れる牧草地をキジが歩いていた。キジの騒々しい鳴き声が響いていた。にほんブログ村キジ(GreenPheasant)

  • サンショウクイ(Ashy minivet)

    ミズナラの10mほどの高さの枝で巣作り中だった。にほんブログ村サンショウクイ(Ashyminivet)

  • キビタキ(Narcissus Flycatcher)

    森の中にはキビタキの軽やかな歌声が響き、あちこちでオス同士が縄張り争いしていた。今日の八ヶ岳木々が芽吹き、鮮やかな色彩が森に戻りつつある。にほんブログ村キビタキ(NarcissusFlycatcher)

  • コサメビタキの巣

    10mほどの高さの枝が分岐する場所に巣は作られていた。コサメビタキは、八ヶ岳に到着するとあっという間に巣を作って抱卵を始める。にほんブログ村コサメビタキの巣

  • カワガラスの巣

    渓谷を歩いていると、カワガラスの雛が餌をねだる大きな声が聞こえてきた。声のする場所を探すと、岩陰に大きな巣があった。巣材には大量の苔が使われていて、巣から大量の糞が出された跡がある。カワガラスは滝の中に巣を作ることが多いが、縄張り内に滝がなければ、このような場所に巣を作る。にほんブログ村カワガラスの巣

  • コマドリ囀る(Japanese robin)

    コマドリが良く通る美しい声で囀っていた。尾羽を持ち上げ、姿勢も素晴らしい。にほんブログ村コマドリ囀る(Japaneserobin)

  • オオルリ♂♀(Blue-and-White Flycatcher)

    夏鳥が次々と八ヶ岳に到着している。オスは光沢のある青色が美しく、夏鳥の中でも抜群の存在感がある。渓谷を舞うメスにほんブログ村オオルリ♂♀(Blue-and-WhiteFlycatcher)

  • コサメビタキ(Asian brown flycatcher)

    にほんブログ村コサメビタキ(Asianbrownflycatcher)

  • ヤブサメ(Asian stubtail)

    ヤブサメは、小さくて地味な夏鳥。茂みの中にいることが多く見つけるのが難しいが、渡ってきたばかりの頃は観察しやすい。にほんブログ村ヤブサメ(Asianstubtail)

  • サンショウクイ(Ashy minivet)

    にほんブログ村サンショウクイ(Ashyminivet)

  • ルリビタキ(Red-flanked bluetail)

    週前半は雪が降り、氷点下まで冷え込んで霜柱が立ったのに、今日は7月並みの気温だという。冬と夏が交互に顔を出して春は行方不明。桜はまだ咲かないが、コブシの白い花やダンコウバイの黄色い花が咲き始めた。今日はサンショウクイを確認。夏鳥が次々と八ヶ岳に到着する季節になった。ルリビタキがいっせいに繁殖地(主に亜高山)へ移動している。この時期は、最も多くのルリビタキが見られ、1ヵ所に5羽以上いることも珍しくない。しかし個体数は年々減少している。地面に降りて虫を捕まえた。同じ場所で3種3匹の虫を連続して捕まえて食べていた。にほんブログ村ルリビタキ(Red-flankedbluetail)

  • ノビタキ(Siberian Stonechat)

    高原にノビタキが到着していた。背後には、雪を戴いた八ヶ岳が写っている(ボケすぎているが)。楽しげに歌う。にほんブログ村ノビタキ(SiberianStonechat)

  • フクロウ(Ural owl)

    遊歩道沿いのミズナラの枝にフクロウが止まっていた。ほんの10mほどの至近距離。こんなに近い距離でフクロウを見る機会は少ない。若い個体かもしれない。そっとカメラを持ち上げて撮影させてもらった。数枚撮影したところで、反対側に飛び立つ体勢。左脚が空振り?ドジっ子なの?にほんブログ村フクロウ(Uralowl)

  • 囀るミソサザイ(Eurasian Wren)

    渓谷では、多くのミソサザイが一斉に囀っていた。長く囀る途中で目を閉じる。にほんブログ村囀るミソサザイ(EurasianWren)

  • ジョウビタキ♂(Daurian redstart)

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  • ジョウビタキ♀(Daurian redstart)

    にほんブログ村ジョウビタキ♀(Daurianredstart)

  • キクイタダキ(Goldcrest)

    雪の積もったウラジロモミの林にキクイタダキが来ていた。キクさん、お久しぶり。頭部の菊色がとても鮮やかホバリング中SS=1/1250秒でも翼は止まって見えない。高速で翼を動かしても頭はぶれない。にほんブログ村キクイタダキ(Goldcrest)

  • モズと積雪の森

    モズ(♂)今週は湿った雪が降り、積雪の表面が凍結と融解を繰り返し、歩きにくくなっていた。積雪の上を舞うエナガの群れにほんブログ村モズと積雪の森

  • ニホンジカの群れ

    20頭ほどのニホンジカの群れに遭遇した。一頭が鋭い警戒音を発すると、群れはいっせいに走り出した。にほんブログ村ニホンジカの群れ

  • エナガ(Long-tailed tit)

    エナガとコガラとゴジュウカラの混群に出会った。被写体に選ぶのはエナガ一択。尾羽が傷んでいるが、生え変わるから大丈夫。にほんブログ村数日前に買ったキャベツは397円、白菜1/4カットは297円(税抜)。野菜が高すぎて食費がかさむ。エナガ(Long-tailedtit)

  • ツタウルシの実を食べるコガラとシジュウカラ

    長い寒波。今週は真冬日が続き、気温が0℃を超えた日はなかったと思う。コガラがツタウルシの実を採りにきた。実をくわえた。両足で実を固定して、嘴で殻を割って食べる。羽毛がボサボサ。換羽中?シジュウカラも実を採りにきた。にほんブログ村マイナンバーカードの更新をした。自分で写真を撮ってオンライン申請すると、1か月ほどで交付の案内状が送られてきた。その後、予約したうえで20kmほど離れた市役所まで受け取りに行く必要があった。「持ち物」の中に「通知カード」が含まれていたのでネットで調べてみると、最初にカードを受け取った時に返納したものだった。最初にカードを受け取る人と、更新の人が区別されておらず、不親切な内容になっていた。新しいカードを受け取った日には古いカードの有効期限は切れていた。紙の保険証が廃止されていたら、保...ツタウルシの実を食べるコガラとシジュウカラ

  • 低空飛行する米軍機

    八ヶ岳山麓では、しばしば数台の米軍機が低空飛行して通過し、住民を威嚇するかのように轟音を響かせる。森の生き物たちも不快に感じているだろう。昨日のローカルTV局のニュースでこの問題が取り上げられていたので、2年前に撮影した写真を引っ張り出した。https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/1745898?display=1低空飛行する米軍機

  • フクロウ(Ural owl)

    アカマツの樹上でフクロウが寝ていた。にほんブログ村フクロウ(Uralowl)

  • ノスリ(Eastern Buzzard)

    カラマツの梢に止まったノスリ飛び立った。にほんブログ村ノスリ(EasternBuzzard)

  • ベニマシコ(Long-tailed Rosefinch)

    冬鳥が少ない。10年前と比べると、体感的には10%程度にまで激減している。近い将来には見られなくなるかもしれない。にほんブログ村ベニマシコ(Long-tailedRosefinch)

  • フクロウ(Ural owl)

    遊歩道から50mほど離れたカラマツにフクロウが止まっていた。にほんブログ村フクロウ(Uralowl)

  • ズミの実を食べるツグミ

    ツグミがズミの実を食べていた。ズミは大量の赤い実を付け、野鳥にとって冬の間の貴重な食料になる。実が上嘴にくっつき、舌でつついている。次から次へと食べまくる。実は乾燥してシワシワだが、美味しいドライフルーツになっているかも。にほんブログ村ズミの実を食べるツグミ

  • 森の中のノスリとフクロウ

    遊歩道の近くに止まっていたノスリフクロウも離れた場所に止まっていたが、すぐに飛び去ってしまった。タカ類の食痕と思われる(昨年10月に撮影)。大きな岩の上に大量の羽根と羽毛が残されていた。フクロウの初列風切だろうか。秋に独り立ちしたばかりの若鳥が襲われたのかもしれない。にほんブログ村森の中のノスリとフクロウ

  • キバシリ(Treecreeper)

    2羽のキバシリが鳴きながら木登りを繰り返していた。樹皮の下に嘴を突っ込んで餌を探す。樹皮の上では全く目立たない。にほんブログ村キバシリ(Treecreeper)

  • ルリビタキの嘴の異常

    嘴に異常のあるルリビタキに遭遇した。ピンぼけだが、左側から見たもの。上嘴が折れていて、嘴の付け根が腫れている。嘴に奇形のある野鳥は世界で増えているという。特に、嘴が異常に伸びて湾曲する奇形は、コガラウイルスが原因である可能性があるらしい。奇形のタイプは違うものの、これまでにも八ヶ岳のルリビタキやオオルリで嘴の奇形を観察している。https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/9ff7389b6e784fe80b8a8de049d61422https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/f6028a9b1f4ab100ad07a48f179a45b9八ヶ岳の渓谷では、口が裂けた野鳥を見ることもある。そのような場所では、しばしば木の枝に釣り針や疑似餌が残...ルリビタキの嘴の異常

  • 八ヶ岳

    今週はずっと八ヶ岳に雲がかかっていたが、今日はすっきりとした青空。中央やや右に主峰赤岳(標高2899m)、北(右)に横岳、南に権現岳などの峰々が連なる。赤岳の左下にサンメドウズ清里スキー場(標高1600-1900m)のゲレンデが見える。峰々はたっぷりと雪を戴いているが、積雪範囲は限定的。スキー場より低い場所に雪は見られない。八ヶ岳

  • ベニマシコ(Long-tailed Rosefinch)

    ベニマシコは、雑草が生い茂る場所によく現れる。草の実を食べている。にほんブログ村ベニマシコ(Long-tailedRosefinch)

  • ベニマシコ♂♀(Long-tailed Rosefinch)

    冬鳥の飛来数は年々減少傾向であり、今年は一段と少ない。ベニマシコも減少しているが、良く通る特徴的な声で見つけやすい。にほんブログ村ベニマシコ♂♀(Long-tailedRosefinch)

  • セグロセキレイ(Japanese Wagtail)/雪の渓谷

    にほんブログ村セグロセキレイ(JapaneseWagtail)/雪の渓谷

  • イカルの群れ

    20羽ほどのイカルの群れに遭遇した。楽しそうな声で鳴いていたが、高い場所にいてうまく撮影できなかった。今日の八ヶ岳右奥の雲ががかった峰が主峰赤岳。にほんブログ村イカルの群れ

  • ルリホコリと変形菌

    森の中は乾燥し、落ち葉を踏むとパリパリと音を立てて割れるが、湿気のある場所にはまだ変形菌が見られる。アカマツの朽ち木に発生したルリホコリ大量に発生していたが、子嚢が割れていたりカビが生えていたものが多かった。ツチアミホコリ短い柄が確認できる。エツキケホコリ濃い褐色から黄土色へ色が変化している。ムラサキホコリかカミノケホコリの仲間キララホコリは健在11月以降は、森の中で見つかる変形菌の半分以上がキララホコリ。キララホコリの周囲をよく見ると、別の変形菌が見つかることがよくある。左の黒い小さい子実体はバルベイホコリと思われる(右側は未熟なキララホコリ)。10月に撮影したもので、撮影した時は気付かなかったが、写真を整理していて見つかった。極めて小さく(子嚢の直径0.1-0.2mm)黒いので、肉眼ではまず見つけられ...ルリホコリと変形菌

  • タマジクホコリ(Didymium bulbillosum)と変形菌

    八ヶ岳は冠雪し、森の中には霜柱が立っていた。寒い時期にタマジクホコリが見られるとは思っていなかった。アミホコリの仲間。杯状体は暗褐色同じ菌パンフウセンホコリと思われる。子嚢壁の石灰粒が剥がれ、構造色が見られる。キララホコリは高頻度に発生し、たくさん見られる。キララホコリと思われるが、ドーナツ型不明(朽ち木上の苔に発生)。子嚢は薄茶色、柄は橙褐色同じ菌変形菌は少なくなり、年内の観察はほぼ終了。今年の夏から変形菌の観察を始め、およそ60種を見つけることができた。変形菌の多い場所が分かってきたので、来年は効率的に撮影できるだろう。タマジクホコリ(Didymiumbulbillosum)と変形菌

  • トラツグミ/White's Thrush

    ウラジロモミの林で出会ったトラツグミにほんブログ村トラツグミ/White'sThrush

  • ムラサキアミホコリ(Cribraria purpurea)と変形菌

    今週は初雪が降り、連日氷点下まで冷え込んでいる。厳しい冬の始まり。ムラサキアミホコリコメツガの朽ち木に大量に発生していた。タマジクホコリ朽ち木に大量に発生していたが、子嚢壁はほとんど残っていなかった。メダマホコリとキララホコリキララホコリパンフウセンホコリ細毛体が伸びたヘビヌカホコリケホコリの仲間マメホコリムラサキアミホコリ(Cribrariapurpurea)と変形菌

  • キララホコリ(Diderma tigrinum)と変形菌

    キララホコリの子実体4週前に黄橙色の変形体がここに現れてから継続的に観察してきた。朽ち木は日陰でずっと湿っていたので、子実体はゆっくりと成熟し、良い感じに仕上がった。石灰質鱗片が銀箔のように輝いている。鱗片の最終形態は、湿度などの条件に影響されるかもしれない。青灰色の子実体は(未熟?)パンフウセンホコリと思われる(切株の側面に発生)。(同じ切株に白いパンフウセンホコリの子実体も多数見られた)茶色い子実体はケホコリの仲間不明変形菌(枯れたサワグルミの洞に発生)子嚢の大きさにばらつきがある。瑠璃色や紫色が見られるが、柄は確認できなかった。ホネホコリの仲間(倒木に生えた苔に発生)不明変形菌上の写真の中央左下の子実体を拡大したもの10mほど離れた斜面の上からニホンカモシカがこちらを見下ろしていた。晩秋の渓谷キララホコリ(Didermatigrinum)と変形菌

  • ムラサキアミホコリ(Cribraria purpurea)と変形菌

    独特な紫色のムラサキアミホコリ朽ちた大木に数千個以上群生していた。キララホコリキララホコリとメダマホコリ(7日前と同じものを撮影)黄色だったキララホコリの未熟子実体は成熟して石灰質鱗片を析出している。ゼラチン質の細胞壁に包まれていたメダマホコリ子実体は、乾燥してゼラチン質が消失している。(右上の白い子実体だけ未熟のままであり、ゼラチン質が残っている)メダマホコリ1mmあまりの子嚢壁に撮影する私の姿が写りこんでいた。パンフウセンホコリは、先月から高頻度に出没している。苔の生えた立ち枯れた木でよく見られる。モートンフクロホコリ?(パンフウセンホコリと同じ枯木に発生)マメホコリアワホネホコリ?クダホコリ不明ムラサキアミホコリ(Cribrariapurpurea)と変形菌

  • ブドウフウセンホコリ(Badhamia utricularis)と変形菌

    エノキタケに密着して形成されたブドウフウセンホコリの未熟子実体(立ち枯れたヤナギの木に発生)エノキタケを食べて増殖したと思われる。細い紐のような柄が特徴ブドウフウセンホコリの子実体の形成初期成熟して青くなった子実体が傾いた枯木から垂れ下がっている。先週末に黄色だった子実体は青くなっていた。ムラサキアミホコリ一ヵ所にたくさん発生していたが、状態の悪い子実体が多かった。ブレフェルトホコリ?の未熟子実体5日後に同じものを撮影黄色いキララホコリの未熟子実体が7個子嚢壁がゼラチン質のメダマホコリの子実体が6個(右上の子嚢は未熟で白いが、他は黒い)キララホコリとメダマホコリは仲良しで、同居していることが多い。鮮やかな朱色のマメホコリパンフウセンホコリ?立ち枯れた木の凹んだ場所に発生ケホコリの仲間変形菌は朽ち木の凹みで...ブドウフウセンホコリ(Badhamiautricularis)と変形菌

  • モエギタケ

    青緑色の美しいモエギタケモエギタケ科の代表種だが、発生頻度は高くない。全く見られない年もあるが、今年は比較的豊作。すぐに退色してしまい、同定に迷うことがある。立ち枯れた広葉樹から発生したチャナメツムタケ(雨で鱗片が落ちている)。チャナメツムタケは大豊作。ナラタケも豊作キヌメリガサニガクリタケフタマタケカビ(Syzygitesmegalocarpus)様々なきのこに発生する。拡大してみると、プラスチックで作った分子模型みたい。柄が繰り返し二又に分岐するのが名前の由来らしい。今年の紅葉は色づきが悪いが、秋の森を歩くのは気持ちがよい。モエギタケ

  • キララホコリ(Diderma tigrinum)

    2週間前から、森の中のあちこちにキララホコリが出没している。成熟段階により子実体の色や形状が変化する様子をまとめてみた。子実体の形成初期変形体から形成中の子実体が盛り上がってくる。太い柄が形成される。子実体の形が完成。鮮やかな黄色で光沢があり、とても目立つので見つけやすい。褐色になる。子嚢は黒くなり、石灰質鱗片の析出が見られ始める。石灰質鱗片が集合し、結晶のような模様を形成する。花柄の蒔絵みたい。キララホコリ(Didermatigrinum)

  • 青と黄色のブドウフウセンホコリ(Badhamia utricularis)

    美しい青色のブドウフウセンホコリの子実体立ち枯れた広葉樹に発生していた。ぶどうの形状に似るが、ブルーベリー感もある。未熟で黄色い子実体。同じ木の低い場所に発生。粉を吹いた果実のよう。細い柄が分岐するため、房のような構造になる。キノコナカセホコリとも呼ばれ、きのこを食い荒らし、栽培きのこに被害を与えることもあるという。この枯木には、エノキタケが大量に発生していた。青と黄色のブドウフウセンホコリ(Badhamiautricularis)

  • エノキタケ

    ヤナギの倒木に発生したエノキタケベニテングタケテングタケ?今年の紅葉は色づきが悪いまま落葉が進んでいる。ブナシメジシロカノシタフチドリツエタケチャナメツムタケシロナメツムタケヌメリスギタケモドキエノキタケ

  • ルリホコリ(Lamproderma columbinum)と変形菌

    ルリホコリの未熟子実体(ルリホコリ属の別種の可能性もある)メダマホコリとキララホコリの子実体が発生した朽ち木に2本だけ確認できた。成熟した子実体肉眼的には、ほぼ黒い粒で、しかもとても小さい(1mm以下)ので、見つけるのは難しい。メダマホコリの未熟子実体がひとつだけ見つかった。キララホコリの未熟子実体1週間前に橙色の変形体が多数這っていた朽ち木を見ると、キララホコリの子実体が大量に発生していた。子実体の形成初期キララホコリの変形体と思われる。右端で子実体の形成が始まっている。左の変形体は朽ち木を移動中、右の変形体は子実体を作り始めるところと思われる。クダホコリドロホコリ?ドロホコリの仲間マメホコリヌカホコリ不明変形菌の未熟子実体ルリホコリ(Lamprodermacolumbinum)と変形菌

  • ヤマブシタケ

    秋が深まり、明日の夜には氷点下まで冷え込む予報。きのこの発生状況は比較的良い。左に突き出た房は10cm以上ある大きめのヤマブシタケ右側は複数の房が連結した超特大のヤマブシタケ房がいくつも連結したヤマブシタケエノキタケチャナメツムタケはたくさん発生していた。美味しそう。フチドリツエタケクリタケツバアブラシメジスギタケモドキタマゴタケナラタケは豊作オニナラタケカヤタケカラカサタケアシグロタケの仲間ウスキブナノミタケキララタケチシオタケモエギタケネクトリアキンナバリナ(Nectriacinnabarina)ニクザキン目ネクトリア属(アカツブタケ属)のきのこ。個々の子嚢は0.5mm以下と非常に小さい。ヤマブシタケ

  • メダマホコリ(Colloderma oculatum)と変形菌

    朽ち木に橙色の変形体がいたの拡大してみると、メダマホコリの子実体が点在していた。子実体はとても地味で小さいので、変形体がいなければ気付かなかっただろう。変形体はメダマホコリとは別種かもしれない。厚い透明なゼラチン質の子嚢壁に包まれた黒い子嚢が確認できる。両生類の卵を思わせるユニークな形状。キララホコリの未熟子実体?(メダマホコリと同じ朽ち木に発生)柄ががっしりしていて、きのこのよう。クダホコリの仲間と橙色の変形体大きな黄色いクダホコリの仲間白い未熟なクダホコリの仲間がたくさん見られた。橙色の変形体とケホコリの仲間の子実体橙色~黄土色の変形体があちこちで見られた。メダマホコリ(Collodermaoculatum)と変形菌

  • パンフウセンホコリ(Badhamia panicea)と変形菌

    パンフウセンホコリの子実体苔の生えた切り株の側面に発生別の場所の複数の立ち枯れた木でも見られた。エツキケホコリの未熟子実体?(アカマツの朽ち木に発生)4日後に同じものを撮影橙桃色から濃い褐色に変わり、子嚢の半分くらいまでの深い杯状体が確認できる。同じ菌?(同じ朽ち木に発生)ヌカホコリの未熟子実体ヌカホコリヘビヌカホコリトゲケホコリ?アワホネホコリの未熟子実体あちこちの草木を這い上って高い場所で子実体を形成していた。マルホネホコリ?(倒木に生えた苔に発生)キノウエホネホコリ?(岩の上の苔に発生)不明変形菌の未熟子実体マメホコリチチマメホコリ?美味いの?てか君たち誰?パンフウセンホコリ(Badhamiapanicea)と変形菌

  • ナラタケ

    大きな倒木から大量のナラタケが発生していた。ナラタケは、食べすぎると腹痛や下痢を起こすことがあるとされる。クリタケムササビタケチャナメツムタケは少しだけ発生していたヌメリスギタケモドキウラジロモミの大木から発生したサンゴハリタケモドキキホウキタケオオツガタケタケハリカビの生えたチシオタケキララタケヒトヨタケの仲間(コキララタケ?)ノボリリュウタケ列をなすホテイシメジムラサキゴムタケ?ナラタケ

  • ダイダイホネホコリの未熟子実体と変形菌

    ダイダイホネホコリの未熟子実体柄は細く、子嚢は底が平らな半球型の特徴的な形態より未熟な子実体。地上に生えた苔の上の広範囲に広がっていた。変形体の一部が残っているので、子実体が形成されつつある時期と思われる。まだ柄が太く、柄と子嚢の境界がはっきりしていない。エツキケホコリの未熟子実体と思われる。あちこちの倒木に大量に発生していた。エツキケホコリ(ヌカホコリかも?)の子実体マメホコリ(右)とエツキケホコリ?(左)ケホコリの仲間の未熟子実体(立ち枯れた木の1mほどの高さに発生)ガマグチフクロホコリ立ち枯れた木に発生したアワホネホコリの未熟子実体先月から度々出没している不明変形菌子嚢壁のシワシワは、アワホネホコリのシワシワタイプに似るが、白く短い柄が確認できる。変形体?不明不明ダイダイホネホコリの未熟子実体と変形菌

  • 陸生ホタルの幼虫

    クロマドボタル幼虫?(オオマドボタル幼虫との見分けが難しいとされる)成虫よりも強く発光するらしい。にほんブログ村陸生ホタルの幼虫

  • アカヤマタケ

    鮮やかな赤橙色のアカヤマタケアオイヌシメジは、秋の初めに短期間だけ発生する年が多いが、今年は1ヵ月も発生が続いている。残暑が何度もぶりかえし、秋の初めを繰り返しているかのよう。ムキタケ幼菌クリタケクロチチタケホウキタケの仲間サンゴハリタケトビイロノボリリュウタケヒトヨタケの仲間クロカワ老菌アカヤマタケ

  • アワホネホコリと変形菌

    生草?を覆いつくしたアワホネホコリの未熟子実体生草?の根元に横になっていた枯草を引きはがしてみた。網目状に見えるのは、出来立ての変形膜。タマジクホコリケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)シロススホコリ不明落ち葉の上に広がった白い変形体アワホネホコリと変形菌

  • チャイロスズメバチ

    30~40匹のチャイロスズメバチが樹液に集まっていた。赤褐色の頭胸部と黒い腹部が特徴であり、他のスズメバチとは外見が大きく異なる。武闘派の女王が単独で他のスズメバチの巣に乗り込み、巣の主の女王バチを殺して巣を乗っ取るという過激な行動で知られる。近年生息域を広げているというが、八ヶ岳でも増加傾向かもしれない。リンゴドクガ幼虫にほんブログ村チャイロスズメバチ

  • マイタケ

    今週はほとんど雨が降らず、きのこは森から姿を消しつつある。ようやく適温になってきたのに、来週も雨は降らない予報であり、今年も残念なきのこシーズンになりそう。八ヶ岳にはミズナラの大木は多いものの、マイタケはほとんどみられない。今日は4年ぶりにマイタケに遭遇した。森の恵みに感謝。発生場所は2ヵ所あり、合計4株のマイタケがあった。毎年歩いている森であり、ここでマイタケを見たことはなかったのだが。来年以降も出てくれるといいな。アカヤマタケヤマブシタケアオイヌシメジ柄が2本見える。オニイグチガーネットオチバタケ不明マイタケ

  • タマジクホコリと変形菌

    子嚢が虹色に輝くタマジクホコリ子嚢壁が剥がれ始めていて、暗褐色の胞子塊が見えている。モミジの落ち葉にびっしりと発生していた。アワホネホコリホネホコリワガタホネホコリ?ホネホコリの仲間?フクロホコリの仲間?(落ち葉から発生)同じ菌?(落枝から発生)イオウモジホコリ?(落枝から発生)今月繰り返し遭遇しているやつササの葉からも発生ヘビヌカホコリとケホコリの仲間ケホコリの仲間?白いのが未熟子実体、成熟すると茶色くなると思われる。ムラサキホコリの仲間ツノホコリ先週末に見たのと同じ変形菌黄色から黄緑色に変わりつつある子実体が混ざっている。何かの卵っぽいタマジクホコリと変形菌

  • とぐろを巻いた黒い蛇

    遊歩道の上でとぐろを巻いた黒い蛇がいた。丸まった状態で5cm程度とかなり小さい。こんなところにいたら踏まれてしまうよ。この付近で良く見られる蛇は、アオダイショウ、ジムグリ、ヤマカガシにシマヘビ。黒化型はシマヘビで出現頻度が高いというが、黒いと見分けるのが難しい。にほんブログ村とぐろを巻いた黒い蛇

  • 緑色のモジホコリと変形菌

    落枝から発生した緑色のモジホコリ落ち葉からも発生柄は白~淡黄色、太く短い。図鑑には載っていないし、画像検索するとウリの仲間ばかり出てくる。名前がないなら、スイカモジホコリにしたらどうだろう。落ち葉から発生したコシロジクキモジホコリヤマグリの花穂からも発生シロジクモジホコリシロジクモジホコリとツヤエリホコリイオウモジホコリ?今月はこの変形菌がよく出没している。ダイダイモジホコリ?アワホネホコリ?マメホコリの仲間不明変形菌同じ菌。子嚢壁が割れているもの不明変形菌不明変形菌上と同じ菌?同じものを4日後に撮影色が変化したが種は不明不明不明落ち葉に付いていた全長2mm程度の小さなゴマガイ科の巻貝(同じ葉に3個体付いていた)。変形菌を探していると見つかるやつ。緑色のモジホコリと変形菌

  • ウスムラサキイラガ幼虫(有毒)

    鮮やかな黄緑色が美しいウスムラサキイラガ幼虫(体長は2cm弱)イラガ科の幼虫は一般的に毒棘を持ち、触れると激痛が走るらしい。ガードレールの裏側にアシナガバチが密集していた。中心には巣があるようだ。模様からキアシナガバチと思われる。もう巣作りの時期ではないはずだが、何をしているのだろう。エゾハルゼミの抜け殻軍団にほんブログ村ウスムラサキイラガ幼虫(有毒)

  • ダイダイホネホコリ(子実体/変形体)と変形菌

    ダイダイホネホコリの未熟子実体成熟すると子嚢壁が裂けて暗褐色の胞子塊が現れる。朽ち木に広がったダイダイホネホコリの変形体ヘビヌカホコリヘビヌカホコリと不明きのこヘビヌカホコリとホソエノヌカホコリ?ホソエノヌカホコリの成熟子実体赤色の鮮やかなウツボホコリの未熟~成熟子実体モモイロウツボホコリ真っ白なシロウツボホコリ灰色のシロウツボホコリ黒いコが混ざっている。カビてる?ジクホコリ子嚢壁が半分以上剥がれて軸柱が見えているサビムラサキホコリダイダイホネホコリ(子実体/変形体)と変形菌

  • ベニチャワンタケモドキ

    ベニチャワンタケモドキガーネットオチバタケは豊作で、次々と発生している。キイロイグチキノボリイグチミヤマタマゴタケ?ムラサキアブラシメジモドキチチタケクリノシロコナカブリは大発生中で、ヤマグリの落葉、花穂、イガから発生していた。ムラサキゴムタケアイコウヤクタケ傘が6-7mm程度の不明きのこヤマグリは大豊作。実は大きく味もよい。森の中に大粒の栗の実がごろごろ落ちていて、ついつい拾ってしまう。今年は雨が多く、日照時間も少なくなく、気温が高かったのが好条件だったようだ。全国でクマの出没がニュースになっている。山に広葉樹を植えてクマの餌を増やせばよいと、専門家がテレビで言っていた。広葉樹を植樹するのは良いことだが(生物多様性の維持のため)、クマ対策としてそれで良いのだろうか?近年の気候変動により、木の実が極端に不...ベニチャワンタケモドキ

  • アミホコリの仲間と変形菌撮影における小絞りボケ

    小絞りボケは、レンズの絞りを絞った時に光の回折により画像がボケる現象。大きな被写体では気にならないことが多いが、変形菌のような微小な被写体では大きな問題になる。今年の夏から変形菌の世界に迷い込み、すぐに小絞りボケに悩まされることになったが、ようやく撮影に慣れてきた。アミホコリの仲間(種は不明、杯状体が大きい)。小さな落枝上に5本だけ発生していた。子嚢の直径は0.5mm弱程度。LEDライト内蔵レンズ(EF-M28mmF3.5マクロISSTM)を使用(スーパーマクロモード、LED照明ON)左右の子嚢にフォーカスを合わせている。同じフォーカスで、F16まで絞って撮影。被写界深度は大きくなった一方で、子嚢は少しボケている。最大絞りF22まで絞ると、フォーカスがどこに合っているのか分からないほどボケてしまう。このレ...アミホコリの仲間と変形菌撮影における小絞りボケ

  • ミカンモジホコリ?

    オレンジ色の粒々をつけた木の葉が落ちていた。シロジクキモジホコリの未熟子実体に良く似ているが・・・・・シロジクではなく、柄はオレンジ色である。手元の図鑑には、シロジクキモジホコリの類似種としてミカンモジホコリPhysarumcitrinumが紹介されている。ミカンモジホコリでググっても画像は見つからないが、海外のウェブサイトを見ると、Physarumcitrinumは全体が黄色いものやオレンジ色のものがあるようだ。ミカンモジホコリ?

  • コンイロイッポンシメジ

    厳しい残暑が続いているが、木の葉がわずかに色付き始め、ヤマグリが実を落とし始めた。気温が高いものの雨がしっかり降っていて、きのこの発生状況は比較的良い。コンイロイッポンシメジ初めて見るきのこ。アオイヌシメジサクラシメジは豊作バター炒めや天ぷらにすると美味い。アイシメジムラサキフウセンタケガーネットオチバタケヤマブシタケ針の短い幼菌ナラタケはたくさん発生していた。オニナラタケムラサキホウキタケハナヤスリタケ左に小さなタンポタケ(ミヤマタンポタケ?)が写っている。ツチダンゴ類に寄生する菌生菌とても地味なので、近くにタンポタケがなければ気付かなかっただろう。タンポタケ頭部が小さいので(直径6mm程度)ミヤマタンポタケかもしれない。ツチダンゴ類に寄生する菌生菌ハナヤスリタケのすぐ近くに2本発生していた。ハナイグチ...コンイロイッポンシメジ

  • ジクホコリから発生した細胞性粘菌の子実体と変形菌

    先週ジクホコリを撮影した場所に行ってみると、白く細長い糸状のものが大量に発生していた。風に揺れてブレているが、これは細胞性粘菌(カビモドキ属?)らしい。ウツボホコリの仲間(ウスベニウツボホコリ?)未熟子実体は、オリーブ色~濃紫色~ベージュ色。成熟すると子嚢壁が裂けて細毛体が露出する。小さなカタツムリ(数mm程度)とヤスデの仲間がご来店中。変形菌レストランは千客万来。様々な小さなお客様が食べ物を求めてやってくる。オムレツのようなキフシススホコリイオウモジホコリ(落ち葉から発生)シロサカズキホコリ(落ち葉から発生)サカズキホコリ(落ち葉から発生)シロジクキモジホコリの腐ったやつ?朽ち木の下面にヌカホコリの未熟子実体が密生していた。ホソエノヌカホコリの成熟子実体ケホコリの仲間?成熟するにつれて白から茶色に変わる...ジクホコリから発生した細胞性粘菌の子実体と変形菌

  • ネズミの赤ちゃん

    森の中を歩いていると、小さなネズミが2匹走っているのが見えた。体長は3cm程度。まだ目が開いていないよう。母ネズミは先に逃げちゃったのかな?私に撮影されるようでは、野鳥か動物の餌食になりそう。もう1匹。頭隠して尻隠さず。にほんブログ村ネズミの赤ちゃん

  • ホソエノヌカホコリに寄生する極小きのこと変形菌

    ホソエノヌカホコリの子嚢(直径1mm程度)から発生した白く細長い菌生菌Polycephalomycestomentosusこのきのこは、様々な変形菌に寄生するという。きのこを食べる変形菌もいれば、変形菌に寄生するきのこもいるのだ。ヌカホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)ヌカホコリの成熟子実体イオウモジホコリ?(落枝から発生)サカズキホコリ?(落ち葉から発生)キミミズフクロホコリ?(落ち葉から発生)ガマグチフクロホコリ(落ち葉から発生)マメホコリホソエノヌカホコリに寄生する極小きのこと変形菌

  • サクラシメジ

    サクラシメジは、毎年9月になると発生する美味しいきのこガーネットオチバタケムラサキフウセンタケナスコンイッポンシメジ?タマゴタケウスヒラタケマスタケアカマツの幹(根元)から発生したキイロイグチハンノキイグチチチタケカラカサタケヤマグリのイガから発生したクリノシロコナカブリこのきのこは、しばしばヤマグリの花穂から発生する。ハンノキ類の果穂からも発生する。ミヤマオチバタケホウキタケの仲間ザラエノハラタケワタカラカサタケアラゲキクラゲオオゴムタケヒイロハリタケサクラシメジ

  • ジクホコリの虹を待つ&変形菌

    朽ち木に密生するジクホコリの子実体未熟なため虹色はあまり見られない。約3時間後に戻ってくると・・・虹色出てる!!アオモジホコリ(黄)とシロモジホコリ(白)(ジクホコリと同じ朽ち木から発生)2色のお花畑のよう。アオモジホコリとシロモジホコリは、森の中のいたるところに出没していた。ツノホコリ右側にシロウツボホコリの子実体が3つススホコリの仲間ケホコリ?ケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)同じ菌の未熟子実体?(アカマツの朽ち木から発生)フシアミホコリ?黒っぽいのは未熟子実体と思われるアミホコリの仲間(広葉樹の朽ち木から発生)子嚢はかなり小さく(0.5mm以下)、節が目立つ倒木の上を這う変形菌ジクホコリの虹を待つ&変形菌

  • シラヒゲソウの咲く小川

    シラヒゲソウは湿地や川沿いに自生し、山梨県では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。シラヒゲソウの咲く小川

  • ムラサキアブラシメジ

    今月は月初から雨の日が多かったが、今週は迷走台風の影響で毎日のように雨が降った。森の中では、秋のきのこが少しだけ見られ始めた。ムラサキアブラシメジモドキ(秋のきのこ)アカヤマタケ(秋のきのこ)アオイヌシメジ秋の初めに良く見られる落枝から発生したガーネットオチバタケスギタケモドキ?ヌメリツバタケウスヒラタケシワチャヤマイグチは30本ほど見られた。コガネヤマドリススケヤマドリタケタマゴタケタマゴタケモドキヌメリガサ科ヌメリガサ科ハナガサタケサクラタケハナホウキタケチシオタケサンコタケキホコリタケ逆三角形型の基部が特徴ムラサキアブラシメジ

  • イタモジホコリ

    きのこから発生したイタモジホコリイタモジホコリは、きのこが大好物。硬くて人間が食べないようなきのこも食べる。雨に濡れて子嚢が互いにくっついている。イタモジホコリ

  • ガーネットオチバタケ

    20本あまりのガーネットオチバタケの花畑が見られた。落ち葉から発生したガーネットオチバタケ簡易暗室で撮影ISO25600,F3.5,SS30秒ひとつ上の写真で落ち葉の色が薄くなっている場所で発光している(子実体は発光しない)。菌糸が広がって落ち葉の成分を分解した場所が退色し、得られたエネルギー(ATP)でルシフェリンを発光させる?・・・知らんけど小川沿いに発生したアカヤマドリ傘が開くとひび割れるシワチャヤマイグチヒイロベニヒダタケサマツモドキコケイロサラタケウラムラサキサクラタケニカワハリタケとマメホコリ(変形菌)ガーネットオチバタケ

  • イタモジホコリと変形菌

    子嚢が平べったい円盤型のイタモジホコリ(朽ち木から発生)シロモジホコリ(イタモジホコリと同じ朽ち木から発生)アオモジホコリの未熟子実体(イタモジホコリ&シロモジホコリと同じ朽ち木から発生)上部のネバネバは変形体っぽい3種のモジホコリの仲間が同じ朽ち木から発生しているのは、'ひとつなぎの大秘宝'?アオモジホコリ(別の朽ち木から発生)シロジクキモジホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)モジホコリの仲間(落枝から発生)子嚢の底が暗い色のやつツヤエリホコリ(朽ち木から発生)銀色の子嚢壁がはがれやすい。朽ち木上の50cm以上の幅に広がっていた。クモノスホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)フシアミホコリ(朽ち木から発生)落ち葉の上を這う変形体どんな子実体を作るかな?・・・夏休みの自由研究の素材に良さげ変形菌の子実体はと...イタモジホコリと変形菌

  • コイヌノエフデ

    6年ぶりにコイヌノエフデに遭遇した。前回コイヌノエフデを見た2018年は、秋のきのこが驚愕の大豊作だった。今年はどうだろう。昨年は夏から秋にかけて雨があまり降らず、きのこは不作だった。今月は3日と空けず雨が降っていて土が乾く間もない。このまますっと気温が下がれば良いのだけれど。キナメアシタケ幼菌ミズナラの幹から発生カサヒダタケセンボンイチメガサイヌセンボンタケツノシメジ枯木から発生したイグチの仲間傘は1cm程度ドングリから発生したビョウタケの仲間コイヌノエフデ

  • シロジクキモジホコリと変形菌

    シロジクキモジホコリの未熟子実体(落ち葉から発生)変形体から子実体が作られつつある。コシロジクキモジホコリの未熟子実体(落枝から発生)アオモジホコリ(朽ち木から発生)アオモジホコリの未熟子実体サカズキホコリの仲間の未熟子実体(落枝から発生)クモノスホコリ(アカマツの朽ち木に発生)アミホコリ(?)(ウラジロモミの朽ち木に発生)子実体はとても小さく(0.5mm以下)、撮影が難しい。アミホコリの仲間今日は、アカマツ林の3ヵ所でこの変形菌が見られた。子嚢はアミホコリよりも大きい。柄は赤褐色で上部の色が濃い。ヒメカタホコリ(?)柄は黒い。クダホコリマメホコリツノホコリ子実体が作られつつある。タマツノホコリシロジクキモジホコリと変形菌

  • ダイダイガサ

    今週は毎日のように夕方以降に雨が降った。ゲリラ雷雨もあり、降水量は多かったものの、夏きのこはあまり発生していなかった。ダイダイガサ傘が開くにつれて、オレンジ色が薄くなっていく。カブベニチャガーネットオチバタケチチタケニカワハリタケサンコタケヤマグリの雄花穂から発生した小さい不明きのこダイダイガサ

  • ジクホコリと変形菌

    子嚢が虹色に輝くジクホコリ(落枝から発生)落ち葉の両面から発生したジクホコリ20-30枚の落葉と生草に広がった大群生が見られた。落ち葉から発生したヨリソイフクロホコリ変形膜が分かりやすい。若い子実体と思われる。ヨリソイフクロホコリ子嚢が密着している。クラカタホコリ子嚢は中央が凹む鞍型同じ形で子嚢と柄が黄色いタイプが複数個所で見られた。同種か別種か不明カタホコリの仲間(ゴマシオカタホコリ?)サカズキホコリホネホコリホネホコリとサカズキホコリこの落ち葉には、コシロジクキモジホコリを含めて3種の変形菌が同居していた。変形菌は、ひとつの落ち葉や朽ち木に3種以上同居していることが珍しくない。ガマグチフクロホコリがま口財布のような形態ジクホコリと変形菌

  • コシロジクキモジホコリと変形菌

    落ち葉に発生したコシロジクキモジホコリの未熟な子実体宝石のようにきらきらしている。朽ち木からも発生成熟するとひび割れて胞子を放出する。モジホコリの仲間ヤマグリの雄花穂にびっしりと発生コシロジクキモジホコリに似るが、子嚢底部が暗い色で、柄が淡黄色。未熟な子実体朽ち木に発生したシロジクモジホコリマルウツボホコリ?クダホコリススホコリの仲間の変形体黄色い変形体は、立ち枯れの木の樹皮の下に広がっている(単細胞なので黄色い部分は全て連結している)。3日後に同じ場所を撮影子実体が形成され、胞子を飛ばしていた。朽ち木の裏側に2種類のヨコバイの仲間がいた。左下の白いものは、胞子をほとんど飛ばし終えたモジホコリの仲間コシロジクキモジホコリと変形菌

  • ヒメロクショウグサレキン

    ヒメロクショウグサレキンシワチャヤマイグチバライロウラベニイロガワリ?ヒナノヒガサヒイロガサ?ウスヒラタケアラゲキクラゲチャワンタケの仲間深い緑色の美菌パイプタケ1mmに満たない小さなきのこヒポクレアフラボビレンスヒメロクショウグサレキン

  • アオモジホコリと変形菌

    梅雨明け後の森の中では、多種多様な変形菌(真正粘菌)が姿を見せていた。倒木の下側に発生したアオモジホコリ子嚢の直径は0.3-0.6mm。特徴的な割れ方をする。未熟な子実体も混ざっている。白いのは別の変形菌かもしれない。アオモジホコリの未熟子実体シロジクモジホコリシラカバの倒木上の黒い物体から発生していた。ルリホコリの仲間子嚢は銀色で上部が瑠璃色に見える。クモノスホコリが大量に発生していた朽ち木(たぶんアカマツ)から発生クモノスホコリススホコリの仲間変形体は、胞子の散布に適した高い場所に移動し子実体を形成するという。落枝上のススホコリの仲間(キフシススホコリ?)高い場所へ移動したのが分かる。不明白いネバネバの上の黒いタマタマアオモジホコリと変形菌

  • ウツボホコリと変形菌

    ウツボホコリキウツボホコリシロウツボホコリムレウツボホコリオオムラサキホコリ?サビムラサキホコリ?ムラサキホコリの仲間ムラサキホコリの仲間銀色の被膜のようなものが少し見える。ムラサキホコリの仲間胞子を飛ばして透き通っている。クダホコリクダホコリの仲間クダホコリの仲間20cmほどに広がったフンホコリウツボホコリと変形菌

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