Chapter7. It . . . that . . .「�B 強調構文」より。 7.3.3 It is worth while to consider what it is that makes people happy, what they can do to make themselves happy. (訳) 人間を幸福にするものは何か、自己を幸福にするために人間は何をなしうるかを考えてみるのは価値のあることである。 どこが強調構文なのかと…
本は電車で読もう!立川在住・一児の父が読書と子育てに明け暮れる日々を綴ります。
自宅(立川)と会社(川崎)の二つの図書館を駆使して読書に耽る中毒者(読書ジャンキー)のアスランです。 結婚前は暇に飽かして映画館に入り浸る映画中毒者でした。いまや夫婦で育児に追われる親バカ中毒者でもあります。 このblogでは、本を紹介し、立川で育児に悪戦苦闘する日々を報告し、そして愛しき映画の記憶を語ります。
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Chapter7. It . . . that . . .「�B 強調構文」より。 7.3.3 It is worth while to consider what it is that makes people happy, what they can do to make themselves happy. (訳) 人間を幸福にするものは何か、自己を幸福にするために人間は何をなしうるかを考えてみるのは価値のあることである。 どこが強調構文なのかと…
Chapter7. It . . . that . . .「�B 強調構文」より。 7.3.2 It is just the literature that we read for "amusement," or "purely for pleasure" that may have the greatest influence upon us. (訳) 我々に最も大きな影響を及ぼす可能性があるのは、まさに「娯楽」のため、つまり「楽しみだけを求めて」読む文学である。
Chapter7. It . . . that . . .「�B 強調構文」より。 7.3.1 It is want of imagination that prevents people from seeing things from any point of view but their own. (訳) 人間が自分の立場以外の観点からものを見ることができないようにしているのは、想…
引き続き、第3期について。ただし、クイーンの二人が、最盛期と言われる第3期を私生活ではどう過ごしていたかについて語られる部分だ。 [原文](INTRODUCTION P.9) These Period Three years, 1942-58, saw Dannay and Lee at the peak of their powers and popularity, selling millions of copies a year, praised as highly by critics and their fellow writers as by…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2 例題 It has become usual to indicate the close relation between the particular problems studies by the scientist and the social conditions and technical requirements of his age. This certainly helps to dispel the false impression that the "pure" scientist works in a vacuum, com…
いよいよ第三期について、だ。あらためて著者による第三期の長編小説リストを挙げておく。 [第三期(12作品)] 災厄の町(1942) 靴に棲む老婆(1943) フォックス家の殺人(1945) 十日間の不思議(1948) 九尾の猫(1949) ダブル・ダブル(1950) 悪の起源(1951) 帝王死す(1952) 緋文字(1953) ガラスの村(1954) クイーン警視自身の事件(1956) 最後の一撃(1958)
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.10 It may seem at first sight that it is quite obvious what the desirable qualities in a man are. (訳) 人間にあって望ましい性質が何であるかはきわめて明瞭だと、最初は思うかもしれない。
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.9 Gradually I taught myself to feel that it did not matter whether I spoke well or ill. (訳) だんだんと修練を積んで、私は、自分が話し上手であろうと、口べたであろうと大した問題では…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.8 You must ascribe it to my forbearance that I have put up with his rudeness so long. (訳) こんなに長い間、彼の無礼な態度に耐えてきたのは私が寛容だからと考えてもらわなくては困りま…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.7 At the outset let it be acknowledged that freedom in reading is a fine thing. (訳) 最初に、読書の自由とはすばらしいものだということを認めていただきたい。 こ…
[髑髏城へのアクセス] ジョン・ディクスン・カー『髑髏城』に出てくる髑髏城にはどうやったら行けるか。アクセスについて考える。 ライン川下り(マインツ〜コブレンツ)の地図
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.6 All who have fought in a battle know how necessary it is that someone should be in command. (訳) 戦闘の経験がある人ならみな、誰か指揮者がいることがどんなに必要か知っている。
米澤さん、今度は刑事物を書きたくなったのか、そう思った。 二月四日土曜日の午後十時三十一分、群馬県利根警察署に遭難の一方が入った。 … 十時五十九分、最寄りの派出所から急行した警察官が芥見から事情を聞いたところ、埼玉県さいたま市から来た五人連れのスキー客のうち、四人と連絡が取れないことがわかった。 非常に緊迫感あふれる乾いた筆致でたんたんと事件発生の状況を描…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.5 It is regrettable, but it is a fact, that children do not look upon their parents with the same degree of affection as their parents look upon them. (訳) 親が子供を見るときと同じくらい愛情をこめて…
(この文章は『屍人荘の殺人』にも登場する明智恭介に関するある事実を明かしています。それは結末に関わる事実ではないのでいわゆるネタバレとは言えないけれど、初読の人の楽しみを奪いかねないので、少なくとも『屍人荘の殺人』未読の方は読まないでください。) 確か「このミス」の第一位に、ある新人作家のデビュー作が選ばれたとの前評判を聞…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.4 It it not surprising that a man of such persistent and untiring energy should have exercised so great an influence over the thoughts of mankind for many hundreds of years. (訳) このように不撓不屈の力をそ…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.3 It is hardly to be expected that the less prosperous parts of the world will tamely accept the continually widening inequality. (訳) 世界の中で繁栄において劣る地域が、たえず広がりつつあるこの不平等を今後も従順に容…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.2 It would seem logical that if parents care for children when they are not yet able to enter the labor market, then children will care for parents when they are no longer permitted to remain in it. (訳) 子どもが労働…
Chapter7. It . . . that . . .「�A It(形式主語) . . . 名詞節」より。 7.2.1 My father died on Tuesday. He had an intense love for me and it adds now to my grief and remorse that I did not go to Dublin to see him for so many years. (訳) 父は火曜日に死にました。父は私をとてもかわいがってくれ…
Chapter7. It . . . that . . .「�@ It+V+that . . .」より。 7.1 例題 In the violent conflicts which now trouble the earth the active contenders believe that since the struggle is so deadly it must be that the issues which divide them are deep. I think they are mistaken. Because parties are bitterly opposed, it does not necessarily follow that they ha…
アントニイ・バークリーという作家はかなり前から知っていた。なぜかと言えば江戸川乱歩編纂の『世界推理短編傑作集』の中に『偶然の審判』が含まれていたからだ。この作品は、本格ミステリー黄金期の作品の愛好者であれば必読とも言える名作で、毒の入ったチョコレートを食べた人が死ぬという事件を、暇とお金をもてあましたような有閑階級の男女が持論を持ち寄っては解決を図るという内容だ。クリスティの『ミス・マープルと…
手元には『髑髏城』の旧訳(宇野利泰)と新訳(和爾和子)があり、今回、この順に立て続けに読んでみた。宇野さんの訳は雑誌「探偵倶楽部」1956年1月号〜12月号に掲載されたものが元で、1958年に「世界大ロマン全集22」(東京創元社)に収められ、翌1959年に文庫化された。対して和爾さんの訳は2015年発行で、言ってみればおよそ60年ぶりの新訳という事になる。聞くところによると、ディクスン・カーの長編を、一部絶版状態ではある…
オカルト雑誌に掲載するため、ライターの私と編集者の小沢くんは、近畿地方の「ある場所」に関連した文章を収集。私たちは「ある場所」に潜む怪異の存在に気づき…。綴じ込みの「取材資料」付き。『カクヨム』掲載に加筆修正。 『カクヨム』とは何だろう。角川の小説投稿サイトか。ラノベの投稿サイトはゆえあって見渡す事があるが、それ以外の投稿サイトはのぞいた事がない。調べると今でもこの小…
頻繁にジェフリー・ディーヴァー作品を読んでいるような気がしていたので、このコルター・ショウシリーズの前作『ファイナル・ツイスト』を読んだのも最近の事のように思っていたが、なんとあれから1年も経っていたのか。その間にというか立て続けに、リンカーン・ライムシリーズの最新作『真夜中の密室』も読んでいるし、短編集の2分冊「トラブル・イン・マインド」1&2も読んだりしてるから、まあ一年中読んでいるような…
「方舟」と書いて「はこぶね」と読む。「箱船」の方が表記としては一般的だが、どちらで書いても意味は変わらない。国語辞典を引くと「四角な形をした乗り物。方形の船」(精選版日本国語大辞典)という語釈が筆頭に来るが、二番目に「旧約聖書の『ノアの箱船』をいう」(日国)と書かれている。広辞苑では「ノアの方舟」と書かれていて、明鏡や新明解に至っては「ノアの——」と書かれていて見出しの表記は「箱船・方舟」のいずれ…
『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』の書評は一段落したが、パンクチュエーションについての考察は、引き続きできる限りやっていこうと思う。『Easy Learning Grammar and Punctuation』の次は本書だ。『Easy Learning …』はアメリカの出版社が出している英文法とパンクチュエーションのガイドブックだったが、本書はイギリスのオックスフォード大学出版が刊行しているガイドブックだ。なので説明文や例…
「セミコロン」についての本の書評、終盤戦だ。(その2)では5章までの内容を取り上げて、セミコロンの誕生の経緯からセミコロンが流行の最前線に飛び出して、やがて法律の条文に紛れ込んで騒動を引き起こすまでを解説した。この(その3)では6章以降の内容を取り上げる。 [本書の目次] はじめに 言葉のルールをめぐる愛憎 …7 1章 音楽を奏でるように:セミコロンの誕生 …
『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』(セシリア・ワトソン)の書評(その3)を書く前に、再びパンクチュエーション(句読法)のお勉強をしておく。前回は『英語ライティングルールブック 第2版』でカンマ、コロン、セミコロンの使い方についておさらいをしたが、やや不完全燃焼だったのは否めない。これまでちゃんと勉強してこなかったせいとも言えるが、やはり日本人向けに手ごころを加えた解説になっている…
「セミコロン」についての本の書評、後半戦だ。「はじめに」の訳文でケチがついて、1章からは共著者のものと思われる訳文で持ち直した結果、実は最後まで面白く読めた。後半からの訳文にちょっと不安を覚えたのだけれど、それはある理由から問題が回避されている事もわかった。それについては後述する。それよりも書評(その1)では「はじめに」の文章を過剰に論ったおかげで、実はその後の文章の見通しがよくなった。この序章…
『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』を読んでいる途中で、次第にセミコロンやコロンやカンマの使い分けについて「ちゃんと」は分かっていないことを痛感したので、前から・積ん読状態だった本書で勉強する事にした。もちろん全部読むのではなく、あくまでカンマ、セミコロン、コロンについてだけだ。なので、タイトルは『英語ライティングルールブック 第2版』となっているけれど、この本全体の書評じ…
3ヶ月おきの通院。5月にやった腹腔鏡手術であけた4箇所のうち1箇所だけがどういうわけか閉じなかったので、なかなか全快とはいかなかった。「閉じなかった」というのはかなり語弊がある言い方になるが、なんというか、もちろん穴はふさがってるのだが、表面の皮膚が開いてしまって血液が浸みだしてしまう状況がなかなか改善しなかったのだ。こういうときこそ傷パワーパッドの出番だと思ったら、蓋をした絆創膏の内部で浸潤…
今回はとりあえず「はじめに」限定で、まず言いたい事を書こうと思う。以前に『カンマの女王』を期待して読み出した時とまったく同じ事が、再度起きた。デジャブと言っていい。「カンマ」の次が「セミコロン」だなんて、シャレにもならない。悪夢だ。 とにかく一読では頭に入ってこない。期末で仕事に追われてたので、疲れて頭が回らないのかと最初のうちは思った。そのうち、どうやら文章が気持ち悪くて、いろいろと引っ…
(今さらですが、今回は後半に犯行現場についての文章を細かく見ていきます。ネタバレもありますので、未読の方はエラリイ・クイーン「犯罪カレンダー」の「皇帝のダイス」を読んだ後にお読み下さい。) 前回同様、比較の際の色づけと下線の意味を説明しておく。 緑=翻訳の出来が素晴らしい 赤=誤…
途中から読む人はいないと思うが、とりあえず事情説明。 エラリイ・クイーンの短編集「犯罪カレンダー」の12編のうち4月の短編「皇帝のダイス」の原作と宇野利泰訳(ハヤカワ・ミステリ文庫版)とを比較している。目的は「なぜ宇野さんの訳は何故長くなるのか」を明らかにする事だったが、すでに判明しているように宇野訳のスゴさを明らかにする事に変質してきている。まあ、結論はもうちょっと先に延ばすとして、これまでのあ…
さっそく続き。なにしろエラリイ・クイーンの短編集「犯罪カレンダー」の「皇帝のダイス」の原文と宇野訳とを最後まで調べ尽くしてあるので、すべての労力を回収するまでは終われない。改めて、比較の際の色づけと下線の意味を説明しておく。 緑=翻訳の出来が素晴らしい 赤=誤訳あるいは訳に疑問がある
以前に、角川文庫版「Yの悲劇」(越前敏弥・訳)の書評を書いた際に、それまで愛読してきたハヤカワ・ミステリ文庫版(宇野利泰・訳)との比較をちょっとだけ試みた。というのも、ハヤカワ・ミステリ文庫の「Yの悲劇」は分厚い一冊というイメージだったのに、角川文庫のそれはかなりスリムな一冊に仕上がっていたからだ。一頁あたりの文字数…
1985.6.17(Mon) 曇り 12:00まで寝た。前進ギシギシいっている。だるい。大学に行き、F田先生の授業。 生協でCD(谷山浩子)を買う。帰りの都営三田線で寝過ごして、最寄り駅の「板橋区役所前」駅を乗り越し「蓮根」駅で下車。折り返す。 帰宅は21:00すぎ。三田駅でもトイレで吐いた。家に戻って吐いた。最悪。
著者の連作短編は、読み進めていくうちに幸せな気分になる。人と人とのつながりから生み出される善意の存在を信じたくなるし、時として耐えられなくなるような人生のよい面だけを見ようという気にさせられる。それはもちろん、裏側に落ち込んだ人たちが同じくらい、いやひょっとしてそれ以上に存在する事の証かもしれない。そういった人生の悲劇と悲しみとを受け止めたうえで、ではどうしたらいいのかという姿勢を、青山さんの…