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科学は人間を理解することができない?//科学の出発点は「絵の存在否定」/科学は身体を機械と誤解/医学は身体に起こる出来事を一点のせいにする(ガン、ウィルス、細菌、たばこ等)/医学は差別の体系(ひとを異常と判定するのは実は差別)/科学には快さ苦しさが何なのかわからない(治療目的の齟齬、副作用軽視)/精神医学は人間理解を拒絶してきた/統合失調症の幻聴、幻覚とは本当は何か

ブログタイトル
(新)Nothing happens to me.
ブログURL
https://whatisgoing-on.hateblo.jp/
ブログ紹介文
科学には人間を理解することができないというのは本当?
更新頻度(1年)

154回 / 365日(平均3.0回/週)

ブログ村参加:2015/05/22

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Bacchusさんの新着記事

1件〜30件

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(7/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 ◆「正常か、異常か」は「苦しくないか、苦しいか」とはまったく別のもの でも、ひょっとすると、こう勘違いしてしまうひともいるかもしれません。 「苦しくないか、苦しいか」を争点にすることと、「正常か、異常か」を争点にすることとは、実は同義なのではないか、って。 けど、同義ではないのは明らかではありませんか。病院で「苦しさ」を訴えても、「異常」ではないと診断され、とり合ってもらえないことは、よくありますね? 「苦しさ」と「異常」は明らかに同義ではありませんね? とはいえ、もう少し突っ込んでこのことを見てから、今回はお開きとすることにしましょう…

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(6/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 ◆先ほどの女性の「訴え」と「要望」を医学はどう解したか ここで、先ほどの女性に再度目を向け、いま言ったことを確認してみますよ。その女性が精神科の診察室で、苦しさを「訴え」、苦しまないで居てられるようになることを「要望」しているのを先に確認しました。そうしたことを「訴え」、「要望」するというのは、苦しくないか苦しいか、を争点にするということである、とのことでしたよね。でも、その女性のそうした「訴え」と「要望」を耳にしながらも、(精神)医学がそこで争点にするのは、それとはまったく別のこと、すなわち、正常か異常か、です。 ほら、先の引用文のつ…

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(5/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 ◆みなさんの「訴え」と「要望」は医学に伝わっているか さあ、いま、みなさんが病院の診察室や病室で、何を「訴え」、何を「要望」するのか、ふたとおりの仕方で確認しました(ひとつは女性の実例を使って、もうひとつは健康・病気という言葉の意味を考えることで)。みなさんが訴えるのは「苦しさ」であり、またそのときに要望するのは「苦しまないで居てられるようになること」であるとのことでしたね。 では、いまから当初の目的を果たしましょう。みなさんのそうした「訴え」と「要望」がちゃんと医学に伝わっているか、これから見ていきますよ。 いまさっき、こう言いました…

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(4/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 ◆健康、病気という言葉の意味からも考える でもそのことを、いちおう、別の角度からも簡単に確認してみますよ。 病院とは病気を診てもらいに行くところですね? ではみなさんにとって、健康や病気とはそもそもいったい何を意味しますか。 健康とは「健やかに康らかに」と書きますね。ふだんのみなさんにとって、健康という言葉は、「苦しんでいない」ということを表現するものではありませんか。 かたや病気とは「気を病む」と書きますね。「気を病む」とは苦しむということですね? ふだんのみなさんにとって、病気という言葉は、「苦しんでいる」ということを、その苦しみが…

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(3/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 ◆この女性の「要望」は何か いま、女性の訴えが、「苦しさ」を訴えるものであることを確認しました。では、つぎに、その女性の「要望」のほうに考察を移しますね。 女性は、ブスと言われることが無くなるよう整形手術をしてほしいと医師に「要望」していたとのことでしたよね。 それは何を「要望」するものと言えるか。 それは、ひとにブスと思われているのではないかと気になって仕方がないその「苦しさ」から、整形手術で顔を変えることによって解放されることを「要望」するもの、つまり、「苦しまないで居てられるようになる」ことを「要望」するもの、と言えるのではないで…

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(2/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 ◆この女性の「訴え」は何か 「ブス、ブス」という声が聞こえてきて、うるさくて堪らないという「訴え」のほうからいきますね。 女性は、ひとにブスと思われているのではないかと気になって仕方がなかったのかもしれませんね。ひとにブスと思われているのではないかと気にするのが止められなかったのかもしれませんね。 だけど、自分がしきりにそんなことを気にするなんて、その女性にはまったく思いも寄らないことだった。 いや、いっそ、その、思いも寄らないことだったということを、語弊があるかもしれませんけど、こう言い改めてみましょうか。そのときその女性には、自分が…

  • みなさんが診察室や病室でする「訴え」と「要望」は(精神)医学には届かない(統合失調症理解#19)(1/7)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.41 目次・女性の「訴え」と「要望」はそれぞれ何か・この女性の「訴え」は何か・この女性の「要望」は何か・健康、病気という言葉の意味からも考える・みなさんの「訴え」と「要望」は医学に伝わっているか・先ほどの女性の「訴え」と「要望」を医学はどう解したか・「正常か、異常か」は「苦しくないか、苦しいか」とはまったく別のもの ◆女性の「訴え」と「要望」はそれぞれ何か みなさんは病院の診察室や病室で、目が見えにくいとか、息がしにくいとか、気分が鬱々とするとかと「訴え」ますね? で、目がよく見えるようになりたいとか、息がしやすくなりたいとか、気分が晴れるよ…

  • 統合失調症の「デブ、ブス、奴はダメだ、と言う声が聞こえてくる」を理解する(統合失調症理解#18)(6/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.40 ◆肉まん放置事件returns さて、みなさん、どうでしたか? 今回見たDさんの3事例は、統合失調症の症例(幻聴)とされ、「理解不可能」とされるものばかりでしたよね。だけど、その3事例でのDさんはほんとうに、そうした(精神)医学の見立てどおり、「理解不可能」でしたか? 「人間の知恵をもってしては永久に解くことのできぬ謎」でしたか? いや、十分、「理解可能」でしたよね。 みなさんもふだんよくする「現実修正解釈」を、Dさんもしていたにすぎませんね? もちろん、いまDさんのことを完璧に理解できたと言うつもりは俺にはサラサラありませんよ。むしろ…

  • 統合失調症の「デブ、ブス、奴はダメだ、と言う声が聞こえてくる」を理解する(統合失調症理解#18)(5/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.40 ◆すべての事例で共通して起こっていたこと 以上、Dさんの引用文のなかに書かれてあった、統合失調症の症例(幻聴)とされる3つの事例について考察してきました。その3事例のいずれでも、Dさんがしていたのはおなじことだったのではないか、とのことでしたね。 Dさんはいずれの事例でも、他人からの評価を気にしていた(現実)。まわりのひとたちに常々、「デブ、ブス、副指揮者はダメだ、頼りがいがない」と思われていたのではないかとか、周囲のひとたちに「おしゃれっぽい、かわいい、きれい……」と思われているのではないかとか、先生に「Dは授業態度が良くないなあ」と…

  • 統合失調症の「デブ、ブス、奴はダメだ、と言う声が聞こえてくる」を理解する(統合失調症理解#18)(4/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.40 ◆授業中、先生がわたしのことを話している いま、事例をふたつ見終わりました。ここで、さらに時間を遡りましょう。Dさんが最初に挙げていた事例を最後に考察してみますね。 「高校生のとき、授業中に先生がわたしのことを話しているような気がした。授業が終わった後に聞いてみると、『それは空耳だよ』という返事だった」と、Dさんは言っていましたよね。 授業中Dさんは先生に、たとえば、「Dは授業態度が良くないなあ」とかと思われているのではないかとふと気になったのかもしれませんね。だけど、そこで自分が、他人からの評価を気にするなんて、Dさんにはまったく思い…

  • 統合失調症の「デブ、ブス、奴はダメだ、と言う声が聞こえてくる」を理解する(統合失調症理解#18)(3/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.40 ◆「おしゃれっぽい、かわいい、きれい」と聞こえてくる さあ、つぎは、Dさんがその路上肉まん放置事件のまえに語っていた事例を見てみましょう。Dさんはこう言っていましたよね。 「大学一年のときには、自分が人に良く言われているような幻聴が始まっていた。合唱部にいたのだが、部活から家に帰るときに『おしゃれっぽい、かわいい、きれい……』などと聞こえたような気がして、解放感でいっぱいでフワフワとしていた」って。 Dさんは帰宅中、他人からの評価が、先ほど見たのとは逆の意味で、気になったのかもしれませんね。いま自分は「おしゃれっぽい、かわいい、きれい……

  • 統合失調症の「デブ、ブス、奴はダメだ、と言う声が聞こえてくる」を理解する(統合失調症理解#18)(2/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.40 ◆肉まん放置事件 故Dさんがちょうどいま、「デブ、ブス……」という幻聴が聞こえてきたと言っていた肉まん放置事件から、考察をはじめることにしましょうか。 友人のひとりが道端に肉まんの食べかけを捨てようとしたとのことでしたよね。Dさんは「そのとき『そんなことすると片付ける人に悪いから、地面に置かずにごみ箱に捨てよう』と言いたかったのだが、そのときなぜか言えなかった。一緒に旅行するくらいの仲ではあったが遠慮して言えなかった」とのことでしたね。「そしてわたしの友人が肉まんを下に置いた瞬間」、Dさんは不意に、他人からの評価を気にしはじめたのかもし…

  • 統合失調症の「デブ、ブス、奴はダメだ、と言う声が聞こえてくる」を理解する(統合失調症理解#18)(1/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.40 目次・3つの事例をとり挙げる・肉まん放置事件・「おしゃれっぽい、かわいい、きれい」と聞こえてくる・授業中、先生がわたしのことを話している・すべての事例で共通して起こっていたこと・肉まん放置事件returns ◆3つの事例をとり挙げる この世に異常なひとなどただのひとりも存在し得ないということを、かつて論理的に証明しましたよね。 〈参考1:その証明をしたときの記事をいちおう挙げておきますね。〉 〈参考2:上記より簡単な証明法はこちら。〉 そしてそれは、この世に、「理解不可能」なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを意味するとのこ…

  • 漫画に出てくる幻聴「神様の声に、触れ、食べるな、と命令される」を理解する(統合失調症理解#17)(6/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.39 以上、今回は、もつおさんの、はじめて“神様の声が聞こえた”場面を見させてもらいました。(精神)医学は、これを幻聴という異常体験と診断し、「理解不可能」と決めつけて、脳のなかの一部がおかしくなって起こる現象だと説明してきましたよね。けど、もつおさんのその体験は、まったく「理解不可能」なんかではありませんでしたね? もちろん、そのもつおさんの体験をいま完璧に理解できた、と言うつもりはサラサラありませんよ。むしろ、もつおさんのことを多々誤ったふうに決めつけてしまったのではないかと、悶々としているというのが正直なところですよ。 でも、そうは言っ…

  • 漫画に出てくる幻聴「神様の声に、触れ、食べるな、と命令される」を理解する(統合失調症理解#17)(5/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.39 ◆ゲン担ぎの発想をした さあ、いま、もつおさんがはじめて“神様の声を聞いた”場面を考察しました。もつおさんは、「現実修正解釈」をしたのではないかということでしたね。つまり、簡単に言うと、悩みと不安でいっぱいになったそのとき、「ベンチを触れば…」(ベンチを触れば大丈夫だ)と考えついたが、自分がそう考えついたことに、もつおさんは、気がついていなかったのではないか、ということでしたね。 でも、仮にそうだったのだとしても、そのとき「ベンチを触れば…」と考えついた、というのは果してどういうことだったのでしょう? それは、そのとき、ゲン担ぎの発想を…

  • 漫画に出てくる幻聴「神様の声に、触れ、食べるな、と命令される」を理解する(統合失調症理解#17)(4/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.39 ◆「急に自分の考えではない思考が脳にボン!って入ってくる感じ」 いま立てつづけに言ったことを簡単にまとめてみますよ。 悩みと不安でいっぱいになって、居たたまれなくなったそのとき、もつおさんは、「ベンチを触れば…」(ベンチを触れば大丈夫だ)と考えついた(現実)。だけど、そのもつおさんには、自分が「ベンチを触れば…」と考えついたはずはないという「自信」があった。このように「現実」と「自信」とが背反するに至ったとき、ひとにとることのできる手は、つぎのふたつのうちのいずれかであるように、俺には思われます。 A.その背反を解消するために、「自信」…

  • 漫画に出てくる幻聴「神様の声に、触れ、食べるな、と命令される」を理解する(統合失調症理解#17)(3/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.39 ◆はじめて神様の声が聞こえたとき 先のインタビュー記事によると、塾が終わったあと、お母さんが迎えに来るのを、もつおさんは公園で待っていた、ということでしたね。 母の迎えを待っている時に突然友達のこと、勉強のこと、家族のこと、当時の悩みや不安がブワッと一気に頭いっぱいに広がって苦しくなったのを覚えてます。何で急にそうなったのかは分からないのですが、パニックみたいになってしまって、とにかくこの苦しみから解放されたい!っと思った時にふと「ベンチを触れば…」という考えが頭に浮かびました。本当に意味がわからなかったんですがとにかく早く解放されたく…

  • 漫画に出てくる幻聴「神様の声に、触れ、食べるな、と命令される」を理解する(統合失調症理解#17)(2/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.39 このインタビュー記事の冒頭にこう書かれていましたよね。 ある平凡なひとりの女子高生が経験した凄絶な日々を描いたコミックエッセイ『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』(KADOKAWA)。著者のもつおさんは、ある日、唐突に不安や悩みが頭に広がり「触らなければいけない」という、まるで“自分のなかにいる神様”からの命令のようなものが浮かぶように。その命令は日を追うごとにエスカレートしていき、日常を支配していく。強迫性障害、摂食障害、強制入院、退院後の揺り戻し…… 凄絶な経験から何を考え、どのように作品へと昇華さ…

  • 漫画に出てくる幻聴「神様の声に、触れ、食べるな、と命令される」を理解する(統合失調症理解#17)(1/6)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.39 目次・今回は、漫画家さんのインタビュー記事を読ませもらう・はじめて神様の声が聞こえたとき・「急に自分の考えではない思考が脳にボン!って入ってくる感じ」・ゲン担ぎの発想をした ◆今回は、漫画家さんのインタビュー記事を読ませもらう この世に異常なひとなどただのひとりも存在し得ない、ということを、かつて論理的に証明しましたよね。 〈参考①:そのことを証明したのは下の記事でです。〉 〈参考②:それより、もっと簡単な証明法はこちら。〉 そしてそれはこの世に、「理解不可能」なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを意味するとのことでしたよね…

  • この世に異常なひとはただの一人も存在し得ないということについて

    もうひとつのブログのほうの手短な近況報告をさせてもらって構いません? そちらのほうのブログで、今年に入ってから立てつづけに、記事を3本書きました。 その1本目の記事でまず、医学が、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてきたことを、確認しました。 そしてつぎの記事で、医学がそのように健康や病気を定義づけるのに用いてきた、正常、異常という言葉の意味を確認しました。 で、3本目の記事ですよ。 正常、異常という言葉の意味を踏まえたうえで、その記事で、つぎのことを確認したわけです。 この世に、異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ない。 言うなれば、ひとはみな正常である。 にもかか…

  • ひとのことを、やれ正常だ、やれ異常だ、とさんざ言ってきたけど、はて、そもそも、正常、異常ってどういう意味なんだっけ?

    医学なるものに触れ、一番最初にひとが疑問に思うのは、「正常、異常という言葉の意味は果して何なのだろう」ということではないでしょうか。 だって、医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてやってきたじゃないですか。 〈参考:その独自の定義についてはこちらで書きました。〉 だけど、正常、異常という、そんな大事な基礎的な言葉の意味を、みなさん、教わったことありますか。 俺はありませんよ? たとえば、正常、異常ということについてひとが、こんなことを言うのは、よく耳にしますよ。 正常と異常のあいだの線引きはむつかしい。どこからが正常で、どこからが異常なのかは正直よくわからない、っ…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(9/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆診断という名の差別で患者を傷つける このように、ほんとうは「理解可能」で、正常であるNさんのことを、(精神)医学は、不当にも「理解不可能」と決めつけ、異常であるということにして、差別してきました。人生に挫折しそうになっているなか、精神科で権威者からそうした差別を受け、Nさんは果してどう感じたことでしょうね? 前のほうでも一度言いましたように、余計、追い詰められることになったのではないでないかと、みなさん思いません? そうした差別を医学という名の権威から受けていたNさんは、人間の尊厳を踏みにじられたような屈辱を覚えていたのではないかと俺…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(8/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆(精神)医学はNさんのことをお手軽に「理解不可能」と決めつけ、差別してきた だけど、(精神)医学は、そうした努力をつゆしてきませんでした(人間のことを理解したいという情熱が無いのでしょうね)。そんな(精神)医学は、ほんとうは「理解可能」であるNさんのことを、早々に、「人間の知恵をもってしては永久に解くことのできぬ謎」(理解不可能)とお手軽に決めつけ、差別してきました。 こんなふうに、ね? Nさんは、嫌がらせなんか実際はされていないのに、学校や予備校でされたと言っている。普通じゃない。理解できない。 彼は、ひととすれ違いざま、「うぜえ」…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(7/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆Nさんは「理解不可能」なんかではなかった さて、ここまで、「思春期に発症し典型的な経過がみられた統合失調症のケース」*1とされるNさんの事例を計6回に分けて、見てきました。 みなさんどうでした? 統合失調症と診断され、「理解不可能」と決めつけられてきたそのNさんが、ほんとうは「理解可能」であることが十分、確認できたのではありませんか。 Nさんの身に起こっていたのは、思春期にはしばしばあることばかりだったのではありません? 勉強しなければならないのに、気が散って勉強が手につかない。勉強そっちのけで女性に夢中になってしまう。成績が悪くなり…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(6/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆かたや医学が争点にするのは何か その、苦しくないか苦しいか、を争点にするというのは、Nさんもおなじだったのでないでしょうか。1浪生の11月にはじめてかかった精神科や、2浪生の夏か秋頃に入院することになったふたつ目の精神科で、Nさんは、こうしたことを「訴え」ていたのではなかったでしょうか。 同級生たちの嫌がらせがひどくて勉強が手につかない。 予備校に行っても、嫌がらせをされる。 ひととすれ違いざま、「うぜえ」とか「バカ」とか言われる。 女性の顔のようなものが目のまえに浮かびあがってきて勉強等に集中できない。 死にたい。 そうしてNさんは…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(5/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆Nさんが争点にしていたのは何か いま、こう言いましたよ。Nさんは苦しさを「訴え」、苦しまないで居てられるようになることを「要望」していたが、その声は医師や看護師には届いていなかったのではないか、って。 せっかくですし、この機会に、いま言ったそのことが何を意味するのか、今後のために、ちょっと立ち止まって考察しておきましょうか。 そもそも、ふだんのみなさんにとって、健康や病気という言葉は何を意味します? 健康とは「健やかに康らかに」と書きますね? ふだんのみなさんにとって、健康という言葉は、苦しんでいないということを表現するものではありま…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(4/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 けど、そうした苦痛がかなりのものであるということは横に置いておいたとしても、やっぱりNさんが大声で怒鳴ったのは自然な成り行きだったと思いません? ここまで、Nさんは、かなり苦しんできていますよね。Nさんが精神科医にしきりに苦しさを「訴え」ていたらしいことが、いま読ませてもらっている事例報告からヒシヒシと伝わってきていませんか? Nさんは精神科医にこうしたことを「訴え」ていたのではないでしょうか。 予備校に行っても、嫌がらせをされる。 ひととすれ違いざま、「うぜえ」とか「バカ」とか言われる。 女性の顔のようなものが目のまえに浮かびあがって…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(3/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆大声で怒鳴ったのはおかしなことか その後のことはこんなふうに記されていました。 入院直後から抗精神病薬の投与がなされたが、Nさんの状態はすぐには改善しなかった。本人は、「やっぱり辛い、帰りたい」と訴える。翌朝になっても、「辛くて仕方がない。だれも、食事を持ってきてくれない、歯磨きをする場所が遠い」「入院がこんなに辛いとは思わなかった。退院したい」と幼稚な退院要求を繰り返した。 よっぽど、病院が嫌だったのでしょうね。どんな理由をつけてでもそこから逃れたかったということもあるかもしれませんね、もしかすると、ね? で、こういうことでした。 …

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(2/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 ◆絶望したり、死にたくなったりしたのはおかしなことか 第4段落目からひとつひとつ順に追っていきますね。 予備校にも行けず、死ぬこともできず、依然勉強にも集中できないでいる2浪生のNさんは、ゴールデンウィークの直前、「けじめをつけると言って、突然予備校をやめてしま」ったとのことでしたね。 Nさんは、厳しいところまで追い込まれましたね? どうですか、みなさん? こんふうにとことんまで追い詰められたら、もう絶望してしまったとしても何ら不思議はないと思いませんか。 絶望すると、どうなります? いろんな意欲を失いますね? 集中力やものごとへの興味…

  • 統合失調症の「思春期に発症し、典型的な経過がみられたケース」を理解するpart.6(統合失調症理解#16)(1/9)

    *短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.38 目次・前回までを簡単にふり返る・絶望したり、死にたくなったりしたのはおかしなことか・大声で怒鳴ったのはおかしなことか・Nさんが争点にしていたのは何か・かたや医学が争点にするのは何か・Nさんは「理解不可能」なんかではなかった・(精神)医学はお手軽にNさんのことを「理解不可能」と決めつけ、差別してきた・診断という名の差別で患者を傷つける ◆前回までを簡単にふり返る 「思春期に発症し典型的な経過がみられた統合失調症のケース」*1とされるNさんの事例を、ここ最近はずっと見させてもらっていますよね。 その事例の当事者Nさんが、(精神)医学の見立て…

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