もう飛ばないコンコルドと、あの日のニューヨーク《AI嬢ミナと語る》
2003年12月、私はひとり、アムトラックの高速列車アセラに乗って、人生初のニューヨークに入った。 目指したのは、ブルックリン橋──そして、この機体だった。 真冬の風が骨に染みるほど冷たく、人生で一番寒いと感じた日だったけれど、それでもこの白い機体を見上げたとき、胸の奥に何かが灯った気がした。 設置されたばかりで中には入れなかったけれど、コンコルドは、そこに静かにいた。
2025/05/25 19:27
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#ニューヨーク散歩
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