探訪する古代史 ~ 『魏志倭人伝』を探訪する(1)
小学校6年生の時に宮崎浩平氏の『幻の邪馬台国』を読んだ。年の離れた兄が読んでいたものを盗み読みしただけである。それでも、盲目の作者が自らの杖で遺跡周りの土の感触を確かめながら調べ歩く記述は、とても印象的であった。 それから50年ばかり経ったが、最近は仲間達と「古代史実地踏査」と称して各地を巡っている。三輪・纏向、高千穂・西都原、紀・熊野、平原・吉野ヶ里、出雲・丹後、埼玉・稲荷山、と古代史の舞台を探訪してきた。また、関連する古代史本も読んできた。どちらも、古代史の情景を思い浮かべる探訪である。 自らの頭の中で思い浮かべるだけでなく、少しでもアウトプットをしたいと、当ブログを開始した。どこまで継続…
2022/11/21 15:58