このブログ内にある、原田 ひ香さんの記事をご案内します。
「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」という世界でいちばん小さな古本屋モドキにて販売中の本をご紹介。ほっこり・のんびり・時にせつなく、自分に自信が持てる本などを読んでいます。
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【感想】『三千円の使いかた』原田 ひ香(中央公論新社/中公文庫)❝人は三千円の使い方で人生が決まるよ、と祖母は言った。❞
本ページはプロモーションが含まれています いま、お財布に三千円が入っているとします。 あなたは何に使いますか? こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 いきなり心理テストみたいなことをしてしまいましたが、今回紹介する本を読むと、この質問の意味がわかると思います。 わたしがこの本を読んだのは年末で(注・『縁結びカツサンド』を先に投稿したかったので記事を書く順番を入れ替えました)、「三千円」と聞いて脳裏に浮かんだのは、「忘年会の料金」でした。 お酒をほとんど飲まないわたしにとって、三千円は決して安い料金ではありません。 もっとコース料金の高い居酒屋も多く、他の参加者いわく、三…
このブログ内にある、冬森 灯さんの記事をご案内します。
【感想】『縁結びカツサンド』冬森 灯(株式会社ポプラ社)――❝その誰かの日々の暮らしの中に、うちのパンがある、そんな風景。❞
本ページはプロモーションが含まれています こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 去年の最初に読んだのは、『強運の持ち主』瀬尾まいこ(文春文庫)でした。 今年も最初に読む本は縁起の良い本がいいな、ということで選んだのが今回の本、『縁結びカツサンド』冬森 灯(株式会社ポプラ社)です。 美味しい料理が出てくる本が大好きで、今年もたくさん読みたいと思っているのですが、この本は読んでいると本当にお腹が空いて、途中でご飯やおやつを食べながら読みました。 それもそのはず、この本はポプラ社の「おいしい文学賞」最終候補作品に選ばれたお話、をもとに書かれたお話なのです……! このお話は、駒…
このブログ内にある、マナブさんの記事をご案内します。
【感想】『億を稼ぐ積み上げ力』マナブ(株式会社KADOKAWA)――❝楽して稼ぎたい人は、この本を読まないでください。❞
本ページはプロモーションが含まれています 億単位のお金を稼ぐ人って、どんな人だと思いますか? こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は『億を稼ぐ積み上げ力』マナブ(株式会社KADOKAWA)です。 わたしはライターのお仕事をはじめた頃、マナブさんの動画に出会いました。 マナブさんはブログやプログラミングなどで成功している方で、動画ではそのノウハウを惜しげもなく公開していて、「こんなに有益なことを無料の動画で教えてもらっていいのか……」と驚いた記憶があります。 そんなマナブさんの、2020年当時、つまりこの本を出版したときの貯金は、なんと2億。 まさに夢の…
このブログ内にある、佐々木 典士さんの記事をご案内します。
【感想】『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木 典士(株式会社ワニブックス)――❝増えすぎたモノを減らすことは、幸せについてもう一度、考えてみること。❞
本ページはプロモーションが含まれています もう年末ですし、片づけや掃除をしなければ、と思っている人は多いのではないでしょうか。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回の本はミニマリストの草分け的存在である佐々木 典士(ささき ふみお)さんの著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(株式会社ワニブックス)です。 わたしはこの本を読むのに1か月もかかりました。 なぜなら、読んでいる途中で自分の部屋が気になってしまい、そこから読書そっちのけでモノを捨てる作業がはじまってしまったからです。 この本を読むと、なぜだか片付けの意欲が湧き、本を読んではモノを捨て、片づけ、掃除をし…
このブログ内にある、久住 邦晴さんの記事をご案内します。
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【感想】『あやかし恋古書店 ~僕はきみに何度でもめぐり逢う~』蒼井 紬希(TO文庫)――❝これから、かけがえのない恋をする、予感がする。❞
たまには恋するお話を読みたいなぁ、なんて思って本屋さんに並んでいる本のタイトルを眺めていたら、この本と出逢いました。 『あやかし』『恋』『古書店』『~僕はきみに何度でもめぐり逢う~』。 タイトルのすべての言葉がツボで、運命的で、この本だ! と思った瞬間に手にとっていました。 本との出会いって割と必然的で、必要なときに、出会うべくして出会っていると思います。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は、『あやかし恋古書店 ~僕はきみに何度でもめぐり逢う~』蒼井 紬希(TO文庫)です。 いままでわたしのブログに来てくださっている人なら、タイトルで萌菜花は絶対好…
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【感想】『美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星』西尾維新(講談社タイガ)――❝「夢を見つけるのは、星を見つけるよりは、きっとたやすい」❞
本ページはプロモーションが含まれています ――『少年』。それは実に魅惑的な響きである。 まだ大人でなく成長段階であり、声変わりは完全に終わっておらず、その体の線の細さはこの時期だけのものである。 『少年』は永遠ではない。いつか『青年』になる存在である。 そして見目麗しい『少年』を、人は『美少年』と呼ぶ。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 ついに意を決して、西尾維新先生の本をご紹介しようと思います。 わたしは中学生の頃、先生のデビュー作である『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルズ/講談社文庫)を読んでハマり、独特すぎるキャラクターと中二病心をくす…
このブログ内にある、メンタリスト DaiGoさんの記事をご案内します。
【感想】『「好き」を「お金」に変える心理学』メンタリスト DaiGo(株式会社PHP研究所)――”貯めるべきなのは、お金よりも努力です。”
本ページはプロモーションが含まれています 20代の頃、当時していたお仕事を「あと35年も続けられるかな?」と考えたとき、答えは「NO」でした。 親は定年を迎えても働いているし、わたしの年齢では将来年金がもらえるかどうかすらも怪しい。 ――どうせ死ぬまで働かなきゃならないなら、好きなことを仕事にしたい! 時が経ち30代になり、日々自問自答する日々は続きますが、わたしはたくさん好きなものがあるんだなと気づかされました。 そのどれもに共通するのが、そう「本」。 料理の本もインテリアの本も観葉植物の本も音楽の本も、アイドルの本も雑貨の本もある。読めば知識になる。糧になる。こころが揺さぶられる。癒される…
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【感想】『真夜中の植物レストラン』春田 モカ(スターツ出版文庫)
本ページはプロモーションが含まれています 8月から観葉植物を育て始めました。 最近は野菜も値上がりしていて、いっそ再生栽培でもはじめようかな(すでに豆苗は実行済み)……と思っていたところで、この本に出会いました。 その名も、『真夜中の植物レストラン』。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『真夜中の植物レストラン』春田 モカ(スターツ出版文庫)です。 みなさんはごはんをいっぱい美味しそうに食べる女の子は好きですか? このお話は、真夜中に主人公の花井 菜乃(はない なの)があまりの空腹で倒れそうになったところを、エリート上司である草壁 爽(くさかべ…
このブログ内にある、レンタルなんもしない人さんの記事をご案内します。
【感想】『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』レンタルなんもしない人(晶文社)
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』レンタルなんもしない人(晶文社)です。 みなさんはレンタルなんもしない人さん(以下「レンタルさん」と呼びます)をご存じでしょうか? レンタルさんは、2018年に「ただ一人分の人間の存在だけが必要なシーンに自分を貸し出す」という画期的なサービスを始めた方です。 この本はそんなサービス開始から、日本テレビの「スッキリ」に出演するまでの半年間のTwitter(現X)のツイート(ポスト)をまとめた一冊です。 さらに、この本には続巻があります。 このサービス、そんなに需要があ…
このブログ内にある、光明寺 祭人先生の記事をご案内します。
【感想】『冥土の土産屋『まほろば堂』 倉敷美観地区へようこそ』光明寺 祭人(ことのは文庫)
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は、『冥土の土産屋『まほろば堂』 倉敷美観地区へようこそ』光明寺 祭人(ことのは文庫)です。 この本は、その名の通り、上の画像の通り、倉敷美観地区が舞台になっています。著者の光明寺 祭人先生は倉敷市在住で、岡山駅や倉敷駅周辺のリアルな描写に、県内在住のわたしは思わずテンションが上がってしまいました。 「8月らしい本を読もう!」企画第4弾にとしてこの本を読んだのは、ちょうどお盆に親戚が来て美観地区に行っていたからです。 春の美観地区もいいですが、夏の美観地区はパフェやアイスを売っているお店がたくさんあるので、デザー…
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このブログ内にある、小湊 悠貴先生の記事を紹介します。
【感想】『ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご』小湊悠貴(集英社オレンジ文庫)
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご』小湊 悠貴(集英社オレンジ文庫)です。 「ゆきうさぎのお品書き」シリーズの第2巻となるこちらは、19歳の碧の2月~8月までを描いたお話です。 1巻の『ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが』は、祖母のお店だった小料理屋「ゆきうさぎ」を受け継いだ大樹くんと、大学生の碧を中心に、「ゆきうさぎ」の向かいにある「桜屋洋菓子店」の蓮と星花(せいか)などの視点で話が進んでいました。 2巻はさらに登場人物が増え、1巻では語られていなかった碧のお母さんの話や、わたし念願の大樹くん…
このブログ内にある、小野 不由美先生の記事をご案内します。
【感想】『ゴーストハント 1 旧校舎怪談』小野不由美(角川文庫)
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『ゴーストハント 1 旧校舎怪談』小野 不由美(角川文庫)です。 この作品は30年以上愛されているロングセラー作品で、前身となる「悪霊」シリーズの文庫本が最初に出たのはなんと1989年。その後内容を大幅に改編したリライト新装版として「ゴーストハント」シリーズが2010年から単行本で刊行されました。 もともと1996年にラジオドラマ化された時点で、「ゴーストハント」という名前は使われており、1998年には漫画化、2006年にアニメ化もされました。 さらに、令和に入った 2020年にこのリライト版が角川文庫より刊行…
このブログ内にある、ささき かつお先生の記事をご案内します。
【感想】『空き店舗(幽霊つき)あります』ささきかつお【幻冬舎文庫】
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『空き店舗(幽霊つき)あります』(幻冬舎文庫)です。 この本は幽霊の出るビルを舞台にしたお話です。 武蔵小金井にある古くて小さなビルの中は、一階が古本屋さん、二階がパンケーキカフェ、三階が美容室、四階が法律事務所という魅力的なラインナップ。しかも駅から徒歩3分。築50年近くの古いビルとはいえ、リフォーム済で月6万。何故なら今は半額キャンペーン中だから。 新しくお店を開きたい店主さんには夢のような条件の物件ですが、ただし、「幽霊つき」の物件です。出ます。出るんです、女の子の幽霊が。 え? 幽霊が怖い? いやいや、…
このブログ内にある、横山 裕二先生の記事をご案内します。
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【感想】「非常識」でコミュニケーションはラクになる(横山裕二・心屋仁之助)
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『「非常識」でコミュニケーションはラクになる』(株式会社KADOKAWA)です。 この本は、当時一世を風靡した「性格リフォームの匠」こと心屋 仁之助先生のもとに、悩めるマンガ家・横山 裕二先生と、編集者のM井さんがコミュニケーション力を上げるコツを訊きに行くコミックエッセイです。 心屋先生は2021年にシンガーソングライターへ転身されたようですが、当時わたしは先生の本をいくつか所有し、読むことで背中を押してもらっていました。 突然ですが、あなたは「コミュニケーション能力が高くなったら、もっと周りの人とうまく話せ…
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【感想】おしゃべりな部屋(川村元気・近藤麻理恵)【片づけで幸せに】
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『おしゃべりな部屋』です。 「こんまり先生」こと近藤麻理恵先生は、「ときめくか・ときめかないか」という明確な基準を持って祭りのように楽しく、大々的に片づけをする画期的な方法で、たくさんの人を救ってきた伝説的なお方です。 そんな先生を題材に(?)した、モノの声を聴くことができるミコちゃんと、相棒ボクス(箱)が、お客様の片づけをサポートするお話しです。 片づけの本って、ちょっととっつきにくいイメージがありませんか? やり方を読んでもいまいち腰が上がらなかったり、その方法で片づけをしているところを想像して面倒になって…
【感想】食堂かたつむり(小川 糸)【命と食はつながっている】
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は小川 糸さんの『食堂かたつむり』です。 このお話は2010年の1月に映画化され、2011年にイタリアの文学賞であるバンカレッラ賞の料理部門賞を受賞しました。 タイトルの通り食堂のお話しなのですが、元からあるお店ではなくて、一からお店を作るお話しです。 わたしは以前、小川 糸さんの『海へ、山へ、森へ、町へ』を読んだことがあるのですが、そのときも「食事は命をいただくことなんだな」と強く感じました。 え、そんなの当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、当たり前のことこそ私たちは忘れてしまうものです。 今回の『食堂かた…
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【感想】神さまがやどるお掃除の本【春だ!キッチンを掃除しよう!】
こんにちは。「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『神さまがやどるお掃除の本』です。 家に貧乏神やトイレの神さまがいるように、みなさんの家にはたくさんの神さまがいらっしゃいます。 神さまには良い神さまと悪い神さまがいて、良い神さまはきれいな場所を好みます。 そう、だからこそ、運を良くするためには掃除が必須なのです……! 今回はそんな開運につながるお掃除の方法を知ることができるこの本をたっぷりご紹介してまいります!
こんにちは。「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『旅屋おかえり』です。 このお話は2022年の1月にドラマ化され、数か月前に続編が放送されていました。原作は原田 マハさん。 そのため最近発売されたお話なのかな、と思いきや、発行されたのは2014年。 わたしは原田 マハさんのお話を読むのがはじめてだったのですが、すごく読みやすくて一気に読んでしまいました。 今回は思わず一気読みしてしまうほど惹き込まれる『旅屋おかえり』の魅力を余すところなく語りたいと思います! ちなみに作中に出てくる地名は実在するので、実際にロケ地めぐりもできます。旅のお供にいかがでしょうか?
【感想】妖怪アパートの幽雅な日常①(香月日輪)【日常とは、普通とは】
こんにちは。「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『妖怪アパートの幽雅な日常①』です。 こちらは2003年に講談社YA!ENTERTAINMENTから刊行されたシリーズもので、漫画・アニメ化もされた大人気シリーズです。 「講談社YA!ENTERTAINMENT」の「YA」は「ヤングアダルト」の略で、文字通り「児童文学と文学一般の間」をさします。 学生の頃、図書室で読んだ人も多いのではないでしょうか? さらにこの本は2008年に講談社文庫より待望の文庫版が刊行されました。 学生だった頃、講談社YA!ENTERTAINMENTといえば『妖怪アパートの幽雅な日常』『N…
【感想】伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書好日。【読書を好きになる本】
こんにちは。「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書日。』です。 わたしが大人になってから読書を再度好きになるきっかけとなった本が、『伊藤まさこの雑食よみ 日々、是、一冊。』という本です。この本は、伊藤まさこさんが日々読んでいる本を一冊にまとめているのですが、そのジャンルの広さにびっくりし、読書欲が沸いてきました。 今回の本は、その続刊。恥ずかしながら出ていることを知らず、10年の時を経てこの本の存在を知ったのでした。 とはいえ、本はいつ読んだっていいのです。 今回はこの『雑食よみ』の魅力をたくさん語っていきたいと思います!
【感想】森崎書店の日々(八木沢 里志)――読書をはじめる方法
皆様お久しぶりです。「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『森崎書店の日々』です。 2月に入り、急に本が読めなくなりました。 集中力が足りないというか、文字が頭に入ってこないような状態で、途中まで読んで止めて、少し開いては止めて、を繰り返していました。 読書は好きなのに最後まで読むことができず、やがて体調も崩してしまい、しんどい日々を過ごしました。 その中で、読書を再開するきっかけになったのがこの『森崎書店の日々』です。 この本の魅力とともに、わたしが読書を再開するに至るまでの方法をご紹介します。 気分が乗らなくて本が読めなくなった、本を読みたいけどなかなか読み…
その人の手料理は今しか食べることができないから――彼女のこんだて帖(角田 光代)
あなたは、ふと、誰かの手料理が恋しくなることはありませんか? わたしは母の作るお雑煮を毎年楽しみにしています。 母は海に面した地域の出身で、母が作るお雑煮には、かまぼことほうれん草とにんじん、大根、それから牡蠣、もちろんおもちが入っています。 正直牡蠣は苦手なのだけど、お雑煮には牡蠣が入ってないと違う、うちのお雑煮じゃないとさえ思ってしまいます。 母も歳をとってきたいま、お雑煮の作り方だけは、ちゃんと聞いておきたい。 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『彼女のこんだて帖』です。 角田光代先生といえば、かなり前に小豆島で買った『八日目の蝉』を読んだこと…
朗報だ! やる気を一瞬で出す方法が見つかったかもしれない!――ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣(大平 信孝・大平 朝子)
新しく○○をはじめるぞ! と、初日は意気込むけど、数日経つとなんだか面倒になって、「ま、今日はお休みするか」……と1日休んだら、……あれ? 気づいたら何日もしていない、なーんて。 あるあるすぎて怖い。 でもね、「三日坊主」になるのって、実は脳のせいなんだって! こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣』です。 わたしは非常に切り替えが苦手な人間なので、あと少し、とついダラダラしてしまって、気づけば30分、1時間経っていたりすることが学生時代からずっとあるのです。 いわゆる「三日坊主」というやつも、それはもう何度も。 で…
箱には秘密が詰まっている――大正箱娘 見習い記者と謎解き姫(紅玉 いづき)
別にフェミニストでもないけど、女性というだけで損だよなあ、と思うことがこの歳になると多くなる。 でも、いまは令和だ。 昔はもっともっと、女性は生きにくかったはず。 こんばんは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『大正箱娘 見習い記者と謎解き姫』です。 著者は『ミミズクと夜の王』で鮮烈なデビューをした紅玉いづき先生。わたしの大好きな作家さんです。 『ミミズクと夜の王』からはじまる『人喰い三部作』と、『ガーデン・ロスト』までは読んだ記憶があるのですが、紅玉いづきさんの本を読むのはかなり久しぶり。 色鮮やかな表紙のイラストが目を引く『大正箱娘』。 ノスタルジーでどこか…
見栄を張らず、本音を話せる相手を作れば、きっと老後も楽しく過ごせる――老後の資金がありません(柿谷 美雨)
祖母がついに施設に入った。 施設は人の目があるし、ごはんは出てくるし、何かあれば連絡がくるから安泰。 そう、お金があれば、ね。 施設は家ではないから、何もかもにお金がかかる。もらった年金はほぼ飛んでいく。それでも安全や健康や手間や時間を考えたら、他に方法はなかった。 祖母はどうにかひと段落したけど、両親は? わたしは? 老後にかかるお金はうん千万? そんなお金、あるわけないじゃん! こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『老後の資金がありません』です。 そう、ないんですよ、老後の資金なんて。 今を生きるので精一杯。 なんなら今は貯金を崩しながら生きてる。…
直接やりとりができないからこそ、目に見える形でこころを示す――かわいいネットショップ(パイ インターナショナル)
わたしは雑貨が好きで、文房具も好きで、いつかは雑貨屋さんを開きたい! と思った時期がありました。 いろいろな経験を経て、今は「古本屋モドキ」を細々営んでいます。 『ラクマ』を使ったやりとりなので、直接顔を見てお客様と接することはありません。 だからこそ、梱包を丁寧に、かわいくしてみたり、しおりを作って一緒に入れたり、お手紙を書いて差し上げたり。 そういったこころくばりが繋がった『評価』を見ると、いつもうれしく思います。 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『かわいいネットショップ』です。 今はメルカリショップやBASEなど、手軽にネットショップを作れる…
『自立する』って、きっとこういうこと。――魔女の宅急便(角野 栄子)
十三歳の満月の夜。 ≪魔女≫はひとり立ちをする。 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『魔女の宅急便』です。 言わずと知れた名作ですが、実は読んだことがないな、という人もいるのではないでしょうか? 児童向けの本として有名だと思いますが、実は文庫本になっています。 『働くこと』の意味がわかる、子どもにも大人にも読んでほしい一冊です。 ※イメージ画をつけてみましたが、お話の中ではとんがり帽子は被ってないし、満月の夜に出発しています。念のため。
エキナカにある『読みたい本が見つかる』と噂の本屋さん――金曜日の本屋さん(名取 佐和子)
北関東にある小さな駅野原駅。 その跨線橋に直結した、いわゆるエキナカにある本屋さん。 その名も<金曜堂>。 地元野原高校の読書同好会に所属していた同級生3人が営んでいる。 その本屋さんの秘密は、なんと地下。 その地下には、こぢんまりとした本屋さんからは想像できない光景が広がっていた! こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『金曜日の本屋さん』です。 そこは、『読みたい本が見つかる』と噂の本屋さん。 野原高校という、生徒数3000人のマンモス校の通学を支える野原駅直結、喫茶スペース完備、野原高校の生徒をターゲットに日々フェアを行う小さいけれど聞くだけでわく…
憧れのていねいな暮らしに癒される――すっきり、ていねいに暮らすこと(渡辺 有子)
この本には憧れが詰まっている。 渡辺 有子さんは、シンプルに素材の料理を活かしたレシピを得意とする料理家。 その私生活は文字通り、すっきりとしていて、ていねい。 ぱらぱらとページをめくって写真を眺めているだけでも癒される。 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『すっきり、ていねいに暮らすこと』です。 料理家である渡辺 有子さんのライフスタイルにスポットを当てた一冊です。 単行本は2014年に、文庫版は2017年に発行されていますが、今見てもシンプルで整っており、なおかつおしゃれなご自宅の写真にうっとりとしてしまいます。書いてある内容も古さを感じません。
気持ちを整理してしあわせに!――気持ちを整理すると「いいこと」がいっぱい起こる!(植西 聰)
1年を良い年にするなら、物の片づけだけでなく、こころの整理も。 うまく気持ちを整理して、前向きな気持ちになるだけで、生活も人間関係も変わります。 こんばんは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『気持ちを整理すると「いいこと」がいっぱい起こる!』です。 難しいことは何ひとつなく、必要なものもなし。 ただ、少しだけ意識を変えたり、考え方を変えてみるだけでも「いいこと」が起こりやすくなるようです。
リアルすぎるアイドルファンの内面を描く――推し、燃ゆ(宇佐見 りん)
『推し』。 好きなアイドルやキャラクターのことを差す。 キャラクターはときに、原作で急に退場することがある。 アイドルや俳優など、『推し』が生身の人間である場合、急なお休みや病気、スキャンダル、卒業、脱退、引退、解散など、いつ何が『推し』の身にふりかかるかは誰にもわからない。 それは神のみぞ知る。 こんばんは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『推し、燃ゆ』です。 文字通り『推し』が炎上したところからはじまる衝撃のお話。 『推し』が存在しているひとは、めちゃくちゃ刺さる一冊です。
お正月には縁起の良いタイトルの本を――強運の持ち主(瀬尾まいこ)
あけましておめでとうございます。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今年1冊目の本は「強運の持ち主」。 新年だからこそ、縁起の良いタイトルの本を読んでみませんか?
本が売れない現代に一石を投じる本――拝啓、本が売れません(額賀 澪)
作家にとって『本が売れない』というのは、大問題だと思う。だって売れないと作家生命に関わるし。食っていかれんくなるし。ただ、それはいち作家だけじゃなくて、出版業界全体の問題だったりもする。こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。みなさんは本ができる仕組みってご存知ですか?作家さんが担当さんと頑張って書いて、本になるまでの過程。少し前に「校閲ガール」というドラマも放送されていたので、知ってるよーという方もいるかもしれません。今回ご紹介する本は、『拝啓、本が売れません』。そのタイトル通り、発行部数が少なくなったことに危機感を感じた額賀 澪先生が、自分の本を売るための方法を探すお話で…
キュンとしたいあなたに贈る本――キュンとしちゃだめですか?(益田 ミリ)
そして、ほめられたのを、いつまでも覚えている彼にキュンとする。 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は『キュンとしちゃだめですか?』です。 表紙のドアを抑えてくれているイラストにキュンとして、この本を手に取りました。 はじめての益田 ミリさん。一度は読んでみたい! ということで読むことにしました。 わたしのような人の他にも、 ・益田 ミリさんが好き・読みやすい本を読みたい・キュンとしたい! そんな方におすすめの一冊です。 本の情報と本の内容、感想を本の中の言葉を引用しながら書きたいと思います。 気になる方はぜひ、最後まで読んでください。 なお、こちらは「…
読書は人生を変える。悩みを抱えるあなたに贈る本――新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。(千田 琢哉)
自分探しをしている人は多いですが、答えはあなたの本棚にあります。 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は『新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』です。 【新版】が発売されているのを発見し、この本を手に取りました。 そして20代が終わる前に読まなくては! とこのタイミングで読むことにしました。 わたしのような人の他にも、 ・読書の方法が知りたい・人生を変えたい・お金持ちになりたい そんな方におすすめの一冊です。 本の情報と本の内容、感想を本の中の言葉を引用しながら書きたいと思います。 気になる方はぜひ、最後まで読んでください。 なお、こちらは…
それでもきっと、かわいいものは永遠に大好き。――よくばりな毎日(杉浦 さやか)
こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は『よくばりな毎日』です。 杉浦さやかさんの本が大好きで、表紙に一目惚れして購入し、すぐに読みたい! と今この本を読みました。 わたしのような人の他にも、 ・かわいいイラストやカラフルな服や古着、かごバックが好き・旅行の記録が読みたい・エッセイが好き そんな方におすすめの一冊です。 本の情報と本の内容、感想を本の中の言葉を引用しながら書きたいと思います。 気になる方はぜひ、最後まで読んでください。 なお、こちらは「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」にて、実際に販売中の商品になります。
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本ページはプロモーションが含まれています いま、お財布に三千円が入っているとします。 あなたは何に使いますか? こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 いきなり心理テストみたいなことをしてしまいましたが、今回紹介する本を読むと、この質問の意味がわかると思います。 わたしがこの本を読んだのは年末で(注・『縁結びカツサンド』を先に投稿したかったので記事を書く順番を入れ替えました)、「三千円」と聞いて脳裏に浮かんだのは、「忘年会の料金」でした。 お酒をほとんど飲まないわたしにとって、三千円は決して安い料金ではありません。 もっとコース料金の高い居酒屋も多く、他の参加者いわく、三…
このブログ内にある、冬森 灯さんの記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 去年の最初に読んだのは、『強運の持ち主』瀬尾まいこ(文春文庫)でした。 今年も最初に読む本は縁起の良い本がいいな、ということで選んだのが今回の本、『縁結びカツサンド』冬森 灯(株式会社ポプラ社)です。 美味しい料理が出てくる本が大好きで、今年もたくさん読みたいと思っているのですが、この本は読んでいると本当にお腹が空いて、途中でご飯やおやつを食べながら読みました。 それもそのはず、この本はポプラ社の「おいしい文学賞」最終候補作品に選ばれたお話、をもとに書かれたお話なのです……! このお話は、駒…
このブログ内にある、マナブさんの記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています 億単位のお金を稼ぐ人って、どんな人だと思いますか? こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は『億を稼ぐ積み上げ力』マナブ(株式会社KADOKAWA)です。 わたしはライターのお仕事をはじめた頃、マナブさんの動画に出会いました。 マナブさんはブログやプログラミングなどで成功している方で、動画ではそのノウハウを惜しげもなく公開していて、「こんなに有益なことを無料の動画で教えてもらっていいのか……」と驚いた記憶があります。 そんなマナブさんの、2020年当時、つまりこの本を出版したときの貯金は、なんと2億。 まさに夢の…
このブログ内にある、佐々木 典士さんの記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています もう年末ですし、片づけや掃除をしなければ、と思っている人は多いのではないでしょうか。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回の本はミニマリストの草分け的存在である佐々木 典士(ささき ふみお)さんの著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(株式会社ワニブックス)です。 わたしはこの本を読むのに1か月もかかりました。 なぜなら、読んでいる途中で自分の部屋が気になってしまい、そこから読書そっちのけでモノを捨てる作業がはじまってしまったからです。 この本を読むと、なぜだか片付けの意欲が湧き、本を読んではモノを捨て、片づけ、掃除をし…
このブログ内にある、久住 邦晴さんの記事をご案内します。
このブログ内にある、木皿 泉先生の記事をご案内します。
このブログ内にある、杏さんの記事をご案内します。
このブログ内にある、有川 ひろ(浩)先生の記事をご案内します。
このブログ内にある、蒼井 紬希先生の記事をご案内します。
たまには恋するお話を読みたいなぁ、なんて思って本屋さんに並んでいる本のタイトルを眺めていたら、この本と出逢いました。 『あやかし』『恋』『古書店』『~僕はきみに何度でもめぐり逢う~』。 タイトルのすべての言葉がツボで、運命的で、この本だ! と思った瞬間に手にとっていました。 本との出会いって割と必然的で、必要なときに、出会うべくして出会っていると思います。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は、『あやかし恋古書店 ~僕はきみに何度でもめぐり逢う~』蒼井 紬希(TO文庫)です。 いままでわたしのブログに来てくださっている人なら、タイトルで萌菜花は絶対好…
このブログ内にある、西尾 維新先生の記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています ――『少年』。それは実に魅惑的な響きである。 まだ大人でなく成長段階であり、声変わりは完全に終わっておらず、その体の線の細さはこの時期だけのものである。 『少年』は永遠ではない。いつか『青年』になる存在である。 そして見目麗しい『少年』を、人は『美少年』と呼ぶ。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 ついに意を決して、西尾維新先生の本をご紹介しようと思います。 わたしは中学生の頃、先生のデビュー作である『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルズ/講談社文庫)を読んでハマり、独特すぎるキャラクターと中二病心をくす…
このブログ内にある、メンタリスト DaiGoさんの記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています 20代の頃、当時していたお仕事を「あと35年も続けられるかな?」と考えたとき、答えは「NO」でした。 親は定年を迎えても働いているし、わたしの年齢では将来年金がもらえるかどうかすらも怪しい。 ――どうせ死ぬまで働かなきゃならないなら、好きなことを仕事にしたい! 時が経ち30代になり、日々自問自答する日々は続きますが、わたしはたくさん好きなものがあるんだなと気づかされました。 そのどれもに共通するのが、そう「本」。 料理の本もインテリアの本も観葉植物の本も音楽の本も、アイドルの本も雑貨の本もある。読めば知識になる。糧になる。こころが揺さぶられる。癒される…
このブログ内にある、春田 モカ先生の記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています 8月から観葉植物を育て始めました。 最近は野菜も値上がりしていて、いっそ再生栽培でもはじめようかな(すでに豆苗は実行済み)……と思っていたところで、この本に出会いました。 その名も、『真夜中の植物レストラン』。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『真夜中の植物レストラン』春田 モカ(スターツ出版文庫)です。 みなさんはごはんをいっぱい美味しそうに食べる女の子は好きですか? このお話は、真夜中に主人公の花井 菜乃(はない なの)があまりの空腹で倒れそうになったところを、エリート上司である草壁 爽(くさかべ…
このブログ内にある、西尾 維新先生の記事をご案内します。
本ページはプロモーションが含まれています ――『少年』。それは実に魅惑的な響きである。 まだ大人でなく成長段階であり、声変わりは完全に終わっておらず、その体の線の細さはこの時期だけのものである。 『少年』は永遠ではない。いつか『青年』になる存在である。 そして見目麗しい『少年』を、人は『美少年』と呼ぶ。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 ついに意を決して、西尾維新先生の本をご紹介しようと思います。 わたしは中学生の頃、先生のデビュー作である『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルズ/講談社文庫)を読んでハマり、独特すぎるキャラクターと中二病心をくす…
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本ページはプロモーションが含まれています 20代の頃、当時していたお仕事を「あと35年も続けられるかな?」と考えたとき、答えは「NO」でした。 親は定年を迎えても働いているし、わたしの年齢では将来年金がもらえるかどうかすらも怪しい。 ――どうせ死ぬまで働かなきゃならないなら、好きなことを仕事にしたい! 時が経ち30代になり、日々自問自答する日々は続きますが、わたしはたくさん好きなものがあるんだなと気づかされました。 そのどれもに共通するのが、そう「本」。 料理の本もインテリアの本も観葉植物の本も音楽の本も、アイドルの本も雑貨の本もある。読めば知識になる。糧になる。こころが揺さぶられる。癒される…
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本ページはプロモーションが含まれています 8月から観葉植物を育て始めました。 最近は野菜も値上がりしていて、いっそ再生栽培でもはじめようかな(すでに豆苗は実行済み)……と思っていたところで、この本に出会いました。 その名も、『真夜中の植物レストラン』。 こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『真夜中の植物レストラン』春田 モカ(スターツ出版文庫)です。 みなさんはごはんをいっぱい美味しそうに食べる女の子は好きですか? このお話は、真夜中に主人公の花井 菜乃(はない なの)があまりの空腹で倒れそうになったところを、エリート上司である草壁 爽(くさかべ…
このブログ内にある、レンタルなんもしない人さんの記事をご案内します。
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』レンタルなんもしない人(晶文社)です。 みなさんはレンタルなんもしない人さん(以下「レンタルさん」と呼びます)をご存じでしょうか? レンタルさんは、2018年に「ただ一人分の人間の存在だけが必要なシーンに自分を貸し出す」という画期的なサービスを始めた方です。 この本はそんなサービス開始から、日本テレビの「スッキリ」に出演するまでの半年間のTwitter(現X)のツイート(ポスト)をまとめた一冊です。 さらに、この本には続巻があります。 このサービス、そんなに需要があ…
このブログ内にある、光明寺 祭人先生の記事をご案内します。
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は、『冥土の土産屋『まほろば堂』 倉敷美観地区へようこそ』光明寺 祭人(ことのは文庫)です。 この本は、その名の通り、上の画像の通り、倉敷美観地区が舞台になっています。著者の光明寺 祭人先生は倉敷市在住で、岡山駅や倉敷駅周辺のリアルな描写に、県内在住のわたしは思わずテンションが上がってしまいました。 「8月らしい本を読もう!」企画第4弾にとしてこの本を読んだのは、ちょうどお盆に親戚が来て美観地区に行っていたからです。 春の美観地区もいいですが、夏の美観地区はパフェやアイスを売っているお店がたくさんあるので、デザー…
このブログ内にある、又吉 直樹さんの記事をご案内します。
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