生きたいのか――。死にたいのか――。世界的権威である脳神経外科医の大道寺輝彦が殺人罪で逮捕された。大道寺は見込みのない6人の患者に対し、安楽死の処置を行っており、うち4人に対しては家族の同意を得ずに処置していた。なぜ大道寺はある日を境に突然悪魔と化したのか?
読書を趣味としているcoralのブログです。 ミステリを中心に読んでいますが、ホラーは苦手。
好きな作家さんは、赤川次郎さん、東野圭吾さん、中山七里さん、近藤史恵さん、下村敦史さん、秋吉理香子さんなど。 海外作家では、ジェフリー・アーチャー、ダン・ブラウン、スティーヴン・キングなど。
生きたいのか――。死にたいのか――。世界的権威である脳神経外科医の大道寺輝彦が殺人罪で逮捕された。大道寺は見込みのない6人の患者に対し、安楽死の処置を行っており、うち4人に対しては家族の同意を得ずに処置していた。なぜ大道寺はある日を境に突然悪魔と化したのか?
婚約者に捨てられ、自殺するために山に登った湯浅貴久子は、気を失ったところを2人のアルピニスト・影山と真柄によって救出される。無事に東京に戻った貴久子は2人から交際を申し込まれた結果、影山を選ぶ。貴久子と影山は婚前山行へ行くが、北アルプスのK岳山頂から、山麓で待つ貴久子への合図は、やがてSOSに変わり…
7/8、光文社文庫より、赤川次郎さんの『観覧車』が、文庫化されて発売されました。年4回発行される著者のファンクラブ会報誌「三毛猫ホームズの事件簿」で、毎号、会員から募集したタイトルを元に著者が書き下ろしているショートショートをまとめた1冊。
7/8、講談社青い鳥文庫より、東野圭吾さんの『流星の絆』が、発売されました。ペルセウス座流星群を見に、夜に家を抜け出した3人兄妹、功一・泰輔・静奈。星を見れずに家に帰ると両親が殺されていた。それから3人は、信じられるのは自分たちだけと手を握り合って生きてきた。復讐のため、両親を殺した犯人をさがすが……。
【新刊】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ24 アートの巡礼 後編』
7/8、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ24 アートの巡礼 後編』が、発売されました。ロンドンに着いた清貴は、絵画窃盗事件の調査のためにニューカッスルへ。一方、葵の前に現れたのは円生だった?そこに、篠原陽平から、事務所が爆破されたという連絡が入る。
この人はエリカじゃない――夫婦でブックカフェを営む和泉浩次郎が店に出勤すると、先に家を出て仕込みを行っているはずの妻・エリカが殺害されていた。警察がエリカについて調べたところ、戸籍を偽っていたことがわかる。激しく狼狽する浩次郎だったが、その理由は自らも戸籍を偽っていたためだった。
7/6、集英社より、岩井圭也さんの『風車と巨人』が、発売されました。彼女は、真実を撮っているつもりだった――若手ディレクター三田紗矢子が追ったのは、がん研究の世界的第一人者。研究不正疑惑が浮上するなか、彼女が撮り続けた映像は何を証明するのか。
世の中には騙す側と騙される側しかいない。どうせなら騙す側でいた方が、人生楽しいじゃんか――首都圏で闇バイトを使った大規模な特殊詐欺グループによる犯行が連続して発生。その裏には”ショウ”を名乗るリーダーの影が…復讐代行チーム〈ハングマン〉が”ショウ”に忍び寄る。
中学受験塾で常にトップの唐木田多門が突然姿を消した。同じ塾に通う東堂英太郎の家のプリンタには身代金を要求する手紙が、成田昌也の家からは多門の血のついたジャンパーが見つかる!母たちの心配がピークに達したとき、思いもよらない事実が明らかになる。
【新刊】知念実希人『放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件』
7/3、ライツ社より、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件』が、発売されました。夏の林間学校。飼っていたカブトムシがひっくり返って死んでいた。死んだカブトムシには、明らかにころされたようなあと。でも、次の日の朝、生きかえっている……。このナゾはいったい!?
7/2、角川春樹事務所より、愛野史香さんの『海が天に届くとき』が、発売されました。大学院で復顔を専門にする綾木遥花のバイト先の科学博物館の理学博士・郷間俊樹もとに、行方不明になっているある教授の復顔依頼が来る。「教授アンドロイド計画」によってアンドロイドとなるその教授の顔の復元を、遥花が請け負うことになる。
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.07.01 Update)
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年6月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月も面白い作品に当たったなぁという印象です。今年に入ってから刊行された作品や、文庫化された話題の作品も多く紹介できたように思います。
あの人に会って、受け取って来てほしいものがあるの――大学生の宮原亜希は、友人の日比野見帆に恋人の大高雄治に会って荷物を受け取ってきてほしいと頼まれる。亜希が大高から受け取ったのは、ずっしりと重い拳銃だった。公安に監視されている見帆に変わり、隠れ家を転々とする大高に食料を届ける亜希だったが…
それを「虐待」っていうんだよ――朝5時から深夜1時まで、時には手を上げられながら勉強机に縛り付けられている染野家の常識は、世間の常識ではなかった。そしてまた、それを告げた星愛璃嘉の家は母子家庭で、精神を病んだ母のために星がバイトで生計を立てていた。
大学に進学した成瀬あかりは、それと同時にびわ湖大津観光大使に選ばれる。任期は1年間。観光大使としてイベントに参加するときには、自宅から衣装を着て参加し、イベントのない日でも自主的に観光大使の衣装を着て大津市をアピールするなど、相変わらずマイペースに日々を謳歌する。
ストーカーにつけ狙われた千帆子は、遠距離恋愛中の彼と再会する。その日から、何もかもが思わぬ方へ転びはじめ…婚約中の彼氏に浮気された晶菜は、ふらりと立ち寄ったバーのバーテンダーから復讐を持ちかけられ…毒とスパイスが効いた6編のスペシャリテ。
ここが亜矢子の思い出だ――5年前、浦賀と亜矢子は地下室への階段を下りている途中に転落。幸い浦賀は軽症だったものの、亜矢子は意識不明のまま今も眠っている。事故が起きたとき、亜矢子の家にいた浦賀と吉野、北澤は亜矢子の兄に呼び出され、シェルターになっている地下室へ閉じ込められてしまう。「亜矢子がどうしてあんなふうになったのか分かったら、カメラの側でそれを説明してくれ。その説明で納得がいったら、僕は君等をここから出してあげる」と…
6/24、新潮文庫より、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』が、文庫化されて発売されました。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生…成瀬は様々な人と出会いながらマイペースに毎日を謳歌する
6/24、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』が、発売されました。大金持ちの令嬢鈴本芳子のもとを、天才科学者ドクター・フランケンシュタインが訪ねてきた。「あいつを止めないと大変なことになるんです!」と訴えるのだが…
あなた自身が住みたい家を建てて下さい――建築士の青瀬稔は、青瀬の建築が気に入ったという吉野夫妻からそう依頼された。そして立てたのが通称”Y邸”。北側からの光、ノースライトを取り込んだその建物は『平成すまい200選』にも選ばれた。しかし、引き渡しから4ヶ月、Y邸にはただの1度も住まれた形跡がなかった。
世界のクライマーから”ホワイト・タワー”と呼ばれ、恐れられたカスール・ベーラ。その北壁を1人で制覇した日本人クライマーがいる。しかし、その偉業に疑問を投じる一編のノンフィクションによって、その偉業が疑惑のものとなってしまう。根拠となったのは1枚の写真。その登攀は真実だったのか?
死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理小説作家の香月史郎。翡翠が視た死者の姿をもとに香月が推理を行うことで、いくつもの難事件を解決してきた。一方、関東では連続女性死体遺棄事件が発生し、世間を騒がせていた。2人は証拠を残さない連続殺人鬼を追いつめることができるのか?
【読書】小路幸也『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』
以前、イギリスでお世話になったロンドン警視庁のジュン・ヤマノウエが、ハネムーンで東京を訪れることになった。同じ頃、研人とCMソングで共演した小松稚奈の日暮里にある実家から、有名イギリス人画家の行方不明になっていた絵画が見つかる。日系イギリス人のジュンの父親は、かつて日暮里に住んでいたという話もあり…
8/19、集英社文庫より、恩田陸さんの『鈍色幻視行』が、文庫化されて発売されました。撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。
【新刊】[文庫化]赤川次郎『死者の試写会へようこそ 怪異名所巡り12』
6/19、集英社文庫より、赤川次郎さんの『死者の試写会へようこそ 怪異名所巡り12』が、文庫化されて発売されました。映画のスニークプレビューで放映されたのは、15年前に発生した殺人事件をモデルにした作品。1時間を過ぎたころ、「こんなこと――誰も知らないはずだ! どうしてだ!」と叫びながら、観客の1人が飛び出していった。
6/18、創元推理文庫より、石持浅海さんの『あなたには、殺せません』が、文庫化されて発売されました。そのNPO法人には、罪を犯すか悩む人が相談にやってくる。相談員はそんな犯罪者予備軍たる人々から聞き出した犯行計画の穴を次々と指摘していく。不備を突かれた者たちの殺意は、果たして本懐を遂げるのか。
6/17、双葉社より、山村紅葉さんの『祇園の秘密 血のすり替え』が、発売されました。「この子は、誰の子や?」“ミステリーの女王”山村美紗が没した65歳という年齢で、娘・山村紅葉が満を持して放つ、衝撃のデビュー小説。国民的俳優が「作家」として世に出すのは、虚実が共鳴し合う、京都サスペンスの新たな傑作。
6/16、角川文庫より、伊坂幸太郎さんの『777 トリプルセブン』が、文庫化されて発売されました。殺し屋の天道虫こと七尾は、ウィントンパレスホテルの2010号室にプレゼントを届けに行くという仕事を請け負う。しかし、裏社会の人間・乾の下で働いている神野結花を捕まえるために、”業者”たちが次々とウィントンパレスホテルに集まってくる。
6/16、角川文庫より、中山七里さんの『こちら空港警察』が、文庫化されて発売されました。成田空港でグランドスタッフとして働く咲良は人気芸人の帰国を知るが、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は、空港警察に着任したばかりの仁志村に身柄を確保されてしまう。
6/16、角川文庫より、東野圭吾さんの『魔女と過ごした七日間』が、文庫化されて発売されました。月沢陸真の父・克司が、多摩川で死体となって発見された。克司は指名手配されている犯人を街中で見つける、見当たり捜査官をしていたが、AIに取って代わられてから、民間の警備会社へ転職していた。
羽田空港の保安検査場で働く南谷結月巡査は、教官の向島から「警察官としての視野が狭い」として、とある飲み会に参加するよう言われる。その飲み会に参加している人物こそ、警視庁で3番目の地位に就く大迫警視長と座間味くんと呼ばれる会社員だった。結月は2人の話を訊くうちに警察官として成長していく。
【読書】岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く』
その謎、大変よく挽けました――京都にある純喫茶〈タレーラン〉の店員アオヤマは、オーナーの藻川又次から、藻川の姪でバリスタの切間美星と結婚する気があるなら、2人に店を譲っても良いと持ちかけられる。しかし、〈タレーラン〉は、ここ3ヶ月ほどレビューサイトに最低評価の投稿が3件続けて書き込まれていることに気づく。アオヤマと美星は、誰が何の目的で書き込んでいるのかを調べはじめる。
塚川亜由美が観劇に訪れた舞台上で発射された拳銃は本物だった――亜由美は劇団のマネージャー・村上佐知子から、大事にならないよう内密に処理して欲しいと依頼される。新たに劇団員になった千直子の人気に火がつき、大きな会場でミュージカルを上演することになるが、従来からの劇団のヒロイン・古山たか子が旅に出てしまう。
劒岳山頂に観測旗を立てよ――日露戦争直後、軍の陸地測量部で測量官として勤める柴崎芳太郎は、最後に残された未踏峰、劒岳山頂に三角点を埋設するよう指令を受ける。弘法大師が草鞋3000足を使っても登れなかったと言われる劒岳には、設立されたばかりの山岳会も初登頂を狙っており、軍の威信をかけたプロジェクトだった。
6/11、幻冬舎文庫より、越尾圭さんの『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』が、発売されました。売れない小説家の航平(とわ)と、十年前に母・美羽を亡くしたとわファンの明里は、満開の桜の下で出会う。航平と美羽が最期の一年を入れ替わっていたという真実を知らされた明里は――
6/10、文春文庫より、赤川次郎さんの『幽霊健診日』が、文庫化されて発売されました。警視庁捜査一課の宇野喬一警部が、女子大生の永井夕子とのデート中に気を失い、病院に搬送された。幸いすぐに意識を取り戻したが、翌朝、病院の休憩所で医師の神林早百合が殺害されてしまう。
6/10、双葉文庫より、知念実希人さんの『ヨモツイクサ』が、文庫化されて発売されました。「黄泉の森には絶対に入ってはならない」人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。
【新刊】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ 23 アートの巡礼 前編』
6/10、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ 23 アートの巡礼 前編』が、発売されました。有馬温泉で行われた『アンダー25・アート・プロジェクト』のスタッフ試験をパスした真城葵は、家頭清貴とともに開催地のロンドンへ向かうが…
6/10、双葉文庫より、秋吉理香子さんの『無人島ロワイヤル』が、文庫化されて発売されました。バー〈アイランド〉の常連客7名とマスターは、無人島に3つ持っていくなら何を持っていく?という話題で盛り上がっていた。そこで、マスターが所有する無人島に実際に行ってみようということになるが、睡眠薬を入れた酒を飲まされている間に、クルーザーもろともマスターに置き去りにされてしまう。
6/10、双葉文庫より、辻堂ゆめさんの『サクラサク、サクラチル』が、発売されました。絶対に東大合格しなきゃ許さない――両親からの熱烈な期待を受けた教育環境は「虐待」なのか?高校3年生の高志と、ネグレクトを受けている星は、自分たちを追いつめた親への”復讐計画”を始動させることに…
弁護する相手は、自らを誘拐したとされる男だった。弁護士の松岡千紗は、21年前の少女誘拐殺人事件で有罪判決を受けた平山聡史の冤罪再審裁判を担当することになる。しかし、千紗はその事件で誘拐された少女の1人だった。千紗は平山の無罪を勝ち取るだけでなく、真犯人の姿を追い求めるが…
祖母が遺した”ジュピター”とは?イギリスに留学していた水野理瀬は、祖母の遺言に従って帰国し、祖母が亡くなった洋館で2人の伯母とともに暮らすことになった。強烈な百合の匂いに包まれた洋館は、近隣住民から”魔女の家”と呼ばれていた。”ジュピター”とはなんなのか? なぜ”魔女の家”と呼ばれるのか? 調べを進めるうちに、理瀬の身の回りで毒殺や失踪など、物騒な事件が起こりはじめる。
レース中にクラッシュし、炎上したマシンから間一髪脱出したドライバー。しかし、自力でコースサイドのガードレールを乗り越えて避難したドライバーは、刺殺体となって発見された。近くに観客はおらず、テレビカメラの死角になっていた場所で、誰が、どうやって殺害したのか?
事件を握るのは、野球界の実際の出来事!2021年――ヤクルト、20年ぶりの日本一2022年――日本ハム「きつねダンス」が大流行2023年――阪神、悲願の「アレ」成就2024年――大谷翔平選手の愛犬が始球式2025年――試合中、やたらバットが折れる
6/5、実業之日本社文庫より、東川篤哉さんの『放課後はミステリーとともに』が、新装版になって発売されました。某エアコンのような名前を持つ霧ヶ峰涼は、鯉ヶ窪学園探偵部の副部長。高等部で発生した盗難事件の犯人を、先輩や警備員とともに追いかけたが、その姿が館内で消失してしまう。
6/5、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『迷子の花嫁』が、発売されました。塚川亜由美の先輩・前田小夜子は、独身時代最後の思い出作りにと女性たちで大騒ぎ。翌朝二日酔いの頭で目を覚ますと、隣にはカッと白目をむいて苦悶の表情を浮かべた白髪の男性の死体が…
6/5、小学館より、辻村深月さんの『ファイア・ドーム』が、発売されました。25年前、平穏だったはずの地方都市で、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生。その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――
末期がんに冒された生駒洋一郎は、8年前に息子の慎吾が誘拐された時のことを病床で書き残し、生涯を閉じた。それから12年後、慎吾が勤めるリカードの社長・武藤為明の孫・葛原兼介が誘拐された。身代金は10億。その運搬役として、24歳になった慎吾が指名された。慎吾は勤務地であるカナダから急遽帰国するが…
【読書】城山真一『天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス』
10戦6勝で天才と言われる証券取引において、勝ちまくる天才株トレーダー・二礼茜。またの名をブラック・ヴィーナス。県庁の金融調査部で働く百瀬良太は、兄が茜に会社の運転資金の調達を依頼する場に立ち会うことになった。大金と引き換えに、依頼人の最も大切なものを要求する茜によって、良太は茜の助手に指名される。
友人のなつこと共に喫茶店〈北斎屋〉を切り盛りする野坂あやめは、常連客の提案で瀬戸内海の無人島へ慰安旅行に出かけることになる。参加したのは〈北斎屋〉の2人と常連客6名。訪れた島は、数年前まで新興宗教の聖地だったといういわく付きの島。そして、バカンス気分を吹き飛ばす出来事が発生する。
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.06.01 Update)
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『あしたの寄り道』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年4月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月も面白い作品に当たったなぁという印象。外れだった作品はなかったかな。今年に入ってから刊行された作品も、多く紹介できたように思います。最終的に5冊で悩んだのですが、下の3冊を選んでみました。
嫌々合コンに参加したハイスペな外資系コンサルタント、祖父の代からのスカブラな男、彼女に振り回されるスパダリの大学院生、妻を亡くしたイケオジの医師、1億円が入ったアタッシュケースを目にしたハングレの大学生、オレサマな売れっ子漫画家…彼らには人に聞かせたい六人六色の恋バナがある。
最初の犠牲者は名探偵、島では4人が殺される、ある章は過去、共犯者がいる…嵐によって孤立した双紋島で発生した連続殺人事件を描いた『双紋島の殺人』は、巻頭に7つのネタバレが加えられて単行本化された。作品の中では真犯人に辿り着いていないが、あなたは事件の真相を見破ることができるか?
5/28、実業之日本社より、東川篤哉さんの『野球が好きすぎて 2021‐2025』が、発売されました。2021年から2025年まで、プロ野球界で起こった実際の出来事が事件のカギとなる不可思議な事件に挑むのは、捜査一課の神宮寺つばめと熱烈なヤクルトファンの父親の親子コンビ。さらには謎のカープ女子の安楽椅子探偵が現れ――
5/28、新潮文庫より、岩井圭也『水よ踊れ』が、文庫化されて発売されました。梨欣は17歳の早春、ビルの屋上から転落して死亡した。建築工学を専攻する瀬戸和志は、香港に留学生として戻ってきて、かつて恋していた少女の死の謎を追うが…
【新刊】スティーヴン・キング『もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ』
5/27、文藝春秋より、スティーヴン・キングの『もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ』が、発売されました。中学校で発生した爆弾テロ事件のニュースを見ていたホリー・ギブニーは、レポーターがこの惨事が起きることを事前に知っていたのではないかと、違和感に気づく。
ビンティ・チュリ――祈りの峰。そう名付けたエベレストの未踏峰に、それぞれに障害を持つサヤカと慎二、人生から落伍しかけた裕也が挑む。山に関してずぶの素人だった3人に登山技術を教えてくれたのは、山小屋の主人・パウロだった。4人で未踏峰に挑む計画は、パウロの不慮の死によって頓挫しかけるが…
5/25、角川文庫より、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズの闇将軍』が、発売されました。平凡な会社員の沖野のぞみは、自宅アパートのゴミ置き場で1億円が入ったゴミ袋を見つける。1年後、その金で起業し、大成功を収めたのぞみのもとに、「1億円を忘れるな」と、謎の人物から電話が入る。
【読書】スティーヴン・キング『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』
近所に住む大金持ちのハリガンさんの屋敷に出入りすることになった僕に、ハリガンさんが贈ってくれた宝くじつきのカードが3000ドルの大当たりになった。そのお金で僕はハリガンさんにスマートフォンをプレゼントする――『ハリガンさんの電話』世界が終末に向かう中、街中に現れた「ありがとう、チャック」という看板広告は、何を意味するのか?――『チャックの数奇な人生』
結婚相手は加東なつき?!エスカレータ事故に巻き込まれた塚川亜由美は、怪我をした女性から”お嬢様”に300万円を届けてほしいと言われ、加東なつきとともに山奥の洋館を訪ねる。”お嬢様”の伍代貴子は、なつきの名前を聞いた途端「もう終わりだわ!」と叫ぶ。
間違ったものに一度でも救われたら、それもすべて間違いだと思いますか?書けなくなった作家の岸田紗文は、知人の紹介で東京に出てきたばかりの東雲創と同居することになる。創は宗教2世の青年で、母親は殺人事件の加害者。孤独な魂と魂が惹かれあうとき、この世ならざる景色が見える――。
誰もが現実において、物語の主人公になれるシステム――フラッガーシステムのデバッグテストに高校生の東條涼一が選ばれた。テスト期間は1ヶ月。涼一は恋い焦がれる佐藤佳子との距離を縮めようと試みるが、ことごとく邪魔が入る。涼一は佳子との感動のエンディングを迎えることはできるのか?
5/20、新潮社より、一色さゆりさんの『モナリザの裏側』が、発売されました。大好きな母親とルーヴル美術館を訪れた女性は、パリ留学中に出会ったという父と母の、ある絵にまつわる秘密を知ることに。バブル期の好景気のなか、ゴッホ「医師ガシェの肖像」のオークションに携わることになったシングルマザー…名画に導かれ、自らの人生に向き合う人々をあざやかに描く、心温まる5篇の物語。
5/20、双葉社より、知念実希人さんの『エゴサ厳禁』が、発売されました。都内で起きた連続猟奇殺人は被害者全員の眼球がくり抜かれていた。父を殺された大学生・深山遥香は、殺人鬼「アイ・コレクター」の正体を暴くため、私立探偵に連絡をとるが…スマホサイズの小説第2弾。
婚約者から結婚の延期を告げられた女性、新しい恋を失ったシングルマザー、彼氏の代役をさせられた大学生、新しくオープンする店に雇われたピアニスト、アシスタントの女の子への誕生日プレゼントに悩むイラストレーター…1人ではじめて入ったバーで、信号待ちの交差点で…恋は突然やって来る。
「この問題、私が解決いたします」厚労相の元キャリア官僚で、ミス・パーフェクトの異名を持つ真波莉子は、実は現総理の隠し子。その事実が世間に知られ、厚労相を辞めた莉子は、職場を転々としながら、「ハラスメント大王」とあだ名がついた町長問題で炎上した町のイメージ回復や、いじめ問題で揺れるバレエ団の改革といった難問に立ち向かう。
南海電鉄岸和田駅前で無差別テロが発生した。犯人の笹清政市はその場で取り押さえられたが、ロスジェネの社会への恨みを犯行動機だと語る。そんな中、「ロスト・ルサンチマン」を名乗る人物から大阪地検に爆発物が送りつけられる事件が発生する。さらに、能面検事こと不破俊太郎一級検事までもが…
譲られたノートパソコンのパスワードを解読せよ――バー〈マーキームーン〉を涼子がふたたび訪れた夜、ママのルナ宛てにノートパソコンが届いた。ログインパスワードを入力する画面には、夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本の表紙絵が…ルナと涼子は、ログインパスワードを探すが、行く先々でまたしても事件に巻き込まれてしまう。
5/15、扶桑社から、スティーヴン・キングの『ロングウォーク』が、発売されました。14歳から16歳の少年100人を集めて開催される〈ロングウォーク〉。このレースにゴールはなく、ペースが落ち、3度以上警告を受けると射殺される。最後の1人が決まるまで続けられる文字通りの「死のレース」。
5/15、講談社文庫より、横関大さんの『メロスの翼』が、文庫化されて発売されました。世界中の強豪選手が集結した「第1回東京レガシー卓球」。会場では、急遽出場となった毛利翼という中国の補欠選手が注目を集めていた。初戦でいきなり世界ランク3位の選手を一蹴した男のユニフォームには、中国選手のはずなのになぜか日の丸が縫い付けられていた。
宮司百合子と善知鳥神、そして4人の数学者と2人の立会人は、北海道の孤島にそびえる大聖堂へ集められた。百合子と神の父であり世界的数学者である藤衛の講演を聴くために。しかし、講演の最中、数学者たちが殺害されていく。もっとも疑わしい藤衛は襟裳岬で講演中で、鉄壁のアリバイが存在するのだが…「堂シリーズ」ここに完結!
『終身検視官』、『死体掃除人』、『クライシス・クライシ』…数々の異名を持つL県警の凄腕検視官・倉石義男の活躍がドラマになった。2009年、2010年にドラマ化された『臨場』のオフィシャルガイドブックと、未収録作品4本をひとつにしたスペシャルブック。登場人物相関図や出演俳優へのインタビュー、各エピソードのあらすじ、ドラマの原作となった短編4本を収録。
【新刊】[文庫化]小路幸也『失踪人 – 磯貝探偵事務所ケースC』
5/12、光文社文庫より、小路幸也さんの『失踪人 - 磯貝探偵事務所ケースC』が、文庫化されて発売されました。〈銀の鰊亭〉の青河文を通じて、探偵の磯貝に依頼が舞い込んだ。依頼人は今をときめく女優・西條真奈。北海道知事の特別秘書をしていた姉の最上紗理奈が失踪したので探して欲しいのだという。
5/12、光文社古典新訳文庫より、アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』が、発売されました。優しい夫と3人の子供に恵まれたジョーンは、娘が住む中東を訪れた帰路、荒天のため足止めを食った砂漠のレストハウスで、ひとり自分の人生を振り返る。
5/12、徳間文庫より、赤川次郎さんの『森がわたしを呼んでいる』が、発売されました。母が出張で留守の夜、渡部佐知子はドスンという音で目が覚めた。父を自身で亡くしていたので、揺れに敏感なのだ。翌朝玄関を出ると、家の周りの雑草がいやに伸びているのに気づく。
学校も、友人たちも知らないことだけど、同じクラスの西脇融と甲田貴子は異母きょうだいだった。歩行祭――。朝8時に出発し、翌日の朝8時までに80kmを踏破する。1、2年生にとっては今年最後のイベント。3年生にとっては高校生活最後のイベントだ。この歩行祭の間に、貴子はほとんど話をしたことがない融に話しかけようと考えていた。
あなたのお嬢さんを誘拐しました――警視庁に勤務する刑事・佐原真一のもとに、ひとり娘の深雪を誘拐したと、中年男性から電話がかかってきた。要求された身代金の額は1億円。しかし、事件当初から警察の介入を許可し、身代金の受け渡し現場を警察官に警備させるなど、通常誘拐犯が嫌がることばかりを指定してくる変わった犯人だった。
8歳でバレエと出会い、15歳で海を渡った世界的舞踏家にして振付家の萬春。その半生で出会った踊る者、作る者、見る者、奏でる者――それぞれの情熱がぶつかり合い、交錯する中で生まれてくる無限の世界。舞台の神に魅入られた1人の天才をめぐる物語。
5/8、文春文庫より、石持浅海さんの『花嫁と殺し屋』が、発売されました。塚原俊介は経営コンサルタントの傍ら、殺し屋を副業としている。依頼料は650万円。一部上場企業の従業員の平均年収だ。塚原はビジネスを仕事と割り切るために、被害者について深く知ることを避けることを信条としているが…
科学警察研究所に勤める津久井操は、警備の成功と失敗の”分かれ目”を標準化する研究をしていた。過去の事例を調べるために警視庁を訪れた際、警備部の大迫警視正に声をかけられ、”座間味くん”との飲み会に参加することになった。過去の事例を紹介すると、座間味くんはたちどころに警察も気づいていなかった事件の真相を言い当てた。
【読書】谷春慶『筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 ~鎌倉の猫は手紙を運ぶ』
書の達人でありながら、学内随一の変人である東雲清一郎。祖父の手紙の鑑定を依頼したことがある近藤美咲は、清一郎と会話ができる数少ないひとり。黒猫を通じた奇妙な文通相手の謎、飲食店の看板に書かれたバツ印の謎…知り合って以降、美咲と清一郎が行動を共にする機会が増えるが、清一郎の毒舌は相変わらずで…
旧友の御笠が殺人の容疑で逮捕された――アパートの1室で、ゲームクリエーターの九十九孝輔の腐乱死体が発見された。後頭部には鈍器で殴られた痕があり、部屋の中からは訪れたことがないはずの元同僚・御笠徹二が鼻をかんだティッシュが発見された。民間の鑑定センターの所長・氏家京太郎は、旧友の冤罪を晴らそうとするが、証拠物件のティッシュは、科捜研での鑑定で使い果たされたあとだった。
【読書】三上延『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』
「これから1週間ほど、わたしも夫もこの店を空けます」ビブリア古書堂の店主・篠原栞子が言った。店番をする栞子の娘・扉子の高校の後輩樋口恭一郎に、扉子が古書についての相談ごとに関わらないように監視してほしいというのだ。しかし、栞子が帰ってくるのを待てない依頼が飛び込んできて…
著作100冊を超えた東野圭吾さんの作品の中から、私のオススメ10冊を紹介します。本当はもっと多くの作品を紹介したいのですが、泣く泣く10冊に絞り込んでみました。つまり、オススメ中のオススメ。どの作品から読もうかな?と悩んでおられる方、次にどの作品を読もうかな?と悩んでおられる方の参考になればと思います。
続編は、より派手にさらに過激に、いっそう残酷でなくてはならない――鬼人館の事件から2年後、映画監督の鳳灾子が、瀬戸内海の孤島に建つ百々目館で映画を撮影することになった。鬼人館の事件を解決した音更風゛は、その映画に探偵監修として関わることになる。灾子は虫1匹殺さないと言うが、さっそく撮影技師の薩摩がされててしまう。
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.05.01 Update)
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『あしたの寄り道』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年4月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月紹介した作品の中には、飛び抜けて面白かった作品が1冊。次点に4冊が並んだといった感じでしたが、面白かっただけでなく、個人的に興味のある話題を取り上げている2冊を選んでみました。
4/30、創元推理文庫より、米澤穂信さんの『倫敦スコーンの謎』が、発売されます。なあ常悟朗。お前に頼んでいいことなのかどうかわからないんだが……小佐内を紹介してくれないか?小鳩常悟朗の友人・堂島健吾が、以前絵の謎を解いた小佐内さんの知恵を借りたいと言い出した。
30人分の警察手帳が盗まれた――J県警U署で一括保管されていた30人分の警察手帳が紛失した。県警本部の貝瀬正幸の起案で、警察手帳の紛失事故防止を狙って勤務時間は所属長が部下の手帳を預かる制度を試行中のことだった。内部犯を疑った貝瀬は、記者発表まで2日の猶予をもらい、犯人探しをはじめるが…
土砂崩れの先では連続殺人事件が起きている――世界的アーティスト・土塔雷蔵に恨みを持つ小笠原恒治は、雷蔵が住む荒土館を目指すが、地震による土砂崩れで荒土館に繋がる唯一の道路が寸断されてしまう。そんな時、土砂崩れの向こうにいた女性から、交換殺人の提案を受ける。自分が雷蔵を殺害する代わりに、旅館の若女将を殺害して欲しいと…
冤罪が起きるということは、真犯人を取り逃がすことなのです――アメリカ帰りの元弁護士・東山佐奈らが立ち上げた冤罪被害者の救済活動に取り組む団体チーム・ゼロに、死刑囚・宮原信夫から冤罪を訴える手紙が届いた。佐奈と弁護士の藤嶋、安原が中心となって検証した結果、冤罪の可能性ありということで、再審を求める活動をはじめることになるが……
大昔に閉鎖された金山で、サイバー犯罪容疑で監視されていた夫婦の遺体が発見された。夫婦の遺体は衣服を剥ぎ取られ、トレッキングポールで体を貫かれていた。さらに、検屍局法医学調査官のマリーノが、坑道の中で巨大な足跡を発見する。ヴァージニア州検屍局長のケイ・スカーペッタは、事件に思わぬ人物が関わっていたことを知らされる。
【新刊】三上延『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』
4/24、メディアワークス文庫より、三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』が、発売されました。両親に代わり、ビブリア古書堂の店番をしていた扉子が特殊な依頼に首を突っ込まぬよう監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。
【新刊】小路幸也『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』
4/24、集英社より、小路幸也さんの『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』が、発売されました。ロンドン警視庁のジュン・ヤマノウエがハネムーンで来日。そんな中、研人がCMソングで共演した小松稚奈の実家から、行方不明になっていた有名イギリス人画家の絵画が発見される。
【新刊】スティーヴン・キング『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』
4/23、文藝春秋より、スティーヴン・キングの『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』が、発売されました。近所に住むアメリカ有数のお金持ちハリガンさんから贈られた宝くじつきのカードが、3000ドルの当たりになった。そのお金で、僕はスマートフォンをプレゼントすることにしたが…
4/23、河出書房新社より、島本理生さんの『ノスタルジア』が、発売されました。書けなくなった作家の女と、5年前に消えた最愛の人そして、殺人事件の加害者を家族にもつ青年孤独な魂が交差する傑作長編
4/22、光文社より、下村敦史さんの『ネタバレあり 双紋島の殺人』が、発売されました。「島での最初の犠牲者は名探偵」、「ミステリー作家は犯人ではない」、「登場人物の一人は偽名」など、巻頭に描かれた7つのネタバレ。嵐に閉ざされた孤島で起こる連続殺人を描いた作中作「双紋島の殺人」は、現実に起きた事件をもとにしたノンフィクションノベルだった。
4/22、講談社より、秋吉理香子さんの『月夜行路 Returns』が、発売されました。冷え切った夫婦関係に不満を募らせていた涼子は、バーのママ・ルナに誘われるまま、涼子の大学時代の元カレの行方を追って大阪へ行った。東京に戻り、ふたたびルナを訪ねたときに届いた古いノートパソコンのパスワードを、涼子とルナは事件に巻き込まれながら探すことになる。
生きたいのか――。死にたいのか――。世界的権威である脳神経外科医の大道寺輝彦が殺人罪で逮捕された。大道寺は見込みのない6人の患者に対し、安楽死の処置を行っており、うち4人に対しては家族の同意を得ずに処置していた。なぜ大道寺はある日を境に突然悪魔と化したのか?
婚約者に捨てられ、自殺するために山に登った湯浅貴久子は、気を失ったところを2人のアルピニスト・影山と真柄によって救出される。無事に東京に戻った貴久子は2人から交際を申し込まれた結果、影山を選ぶ。貴久子と影山は婚前山行へ行くが、北アルプスのK岳山頂から、山麓で待つ貴久子への合図は、やがてSOSに変わり…
7/8、光文社文庫より、赤川次郎さんの『観覧車』が、文庫化されて発売されました。年4回発行される著者のファンクラブ会報誌「三毛猫ホームズの事件簿」で、毎号、会員から募集したタイトルを元に著者が書き下ろしているショートショートをまとめた1冊。
7/8、講談社青い鳥文庫より、東野圭吾さんの『流星の絆』が、発売されました。ペルセウス座流星群を見に、夜に家を抜け出した3人兄妹、功一・泰輔・静奈。星を見れずに家に帰ると両親が殺されていた。それから3人は、信じられるのは自分たちだけと手を握り合って生きてきた。復讐のため、両親を殺した犯人をさがすが……。
7/8、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ24 アートの巡礼 後編』が、発売されました。ロンドンに着いた清貴は、絵画窃盗事件の調査のためにニューカッスルへ。一方、葵の前に現れたのは円生だった?そこに、篠原陽平から、事務所が爆破されたという連絡が入る。
この人はエリカじゃない――夫婦でブックカフェを営む和泉浩次郎が店に出勤すると、先に家を出て仕込みを行っているはずの妻・エリカが殺害されていた。警察がエリカについて調べたところ、戸籍を偽っていたことがわかる。激しく狼狽する浩次郎だったが、その理由は自らも戸籍を偽っていたためだった。
7/6、集英社より、岩井圭也さんの『風車と巨人』が、発売されました。彼女は、真実を撮っているつもりだった――若手ディレクター三田紗矢子が追ったのは、がん研究の世界的第一人者。研究不正疑惑が浮上するなか、彼女が撮り続けた映像は何を証明するのか。
世の中には騙す側と騙される側しかいない。どうせなら騙す側でいた方が、人生楽しいじゃんか――首都圏で闇バイトを使った大規模な特殊詐欺グループによる犯行が連続して発生。その裏には”ショウ”を名乗るリーダーの影が…復讐代行チーム〈ハングマン〉が”ショウ”に忍び寄る。
中学受験塾で常にトップの唐木田多門が突然姿を消した。同じ塾に通う東堂英太郎の家のプリンタには身代金を要求する手紙が、成田昌也の家からは多門の血のついたジャンパーが見つかる!母たちの心配がピークに達したとき、思いもよらない事実が明らかになる。
7/3、ライツ社より、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件』が、発売されました。夏の林間学校。飼っていたカブトムシがひっくり返って死んでいた。死んだカブトムシには、明らかにころされたようなあと。でも、次の日の朝、生きかえっている……。このナゾはいったい!?
7/2、角川春樹事務所より、愛野史香さんの『海が天に届くとき』が、発売されました。大学院で復顔を専門にする綾木遥花のバイト先の科学博物館の理学博士・郷間俊樹もとに、行方不明になっているある教授の復顔依頼が来る。「教授アンドロイド計画」によってアンドロイドとなるその教授の顔の復元を、遥花が請け負うことになる。
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
2026年6月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月も面白い作品に当たったなぁという印象です。今年に入ってから刊行された作品や、文庫化された話題の作品も多く紹介できたように思います。
あの人に会って、受け取って来てほしいものがあるの――大学生の宮原亜希は、友人の日比野見帆に恋人の大高雄治に会って荷物を受け取ってきてほしいと頼まれる。亜希が大高から受け取ったのは、ずっしりと重い拳銃だった。公安に監視されている見帆に変わり、隠れ家を転々とする大高に食料を届ける亜希だったが…
それを「虐待」っていうんだよ――朝5時から深夜1時まで、時には手を上げられながら勉強机に縛り付けられている染野家の常識は、世間の常識ではなかった。そしてまた、それを告げた星愛璃嘉の家は母子家庭で、精神を病んだ母のために星がバイトで生計を立てていた。
大学に進学した成瀬あかりは、それと同時にびわ湖大津観光大使に選ばれる。任期は1年間。観光大使としてイベントに参加するときには、自宅から衣装を着て参加し、イベントのない日でも自主的に観光大使の衣装を着て大津市をアピールするなど、相変わらずマイペースに日々を謳歌する。
ストーカーにつけ狙われた千帆子は、遠距離恋愛中の彼と再会する。その日から、何もかもが思わぬ方へ転びはじめ…婚約中の彼氏に浮気された晶菜は、ふらりと立ち寄ったバーのバーテンダーから復讐を持ちかけられ…毒とスパイスが効いた6編のスペシャリテ。
ここが亜矢子の思い出だ――5年前、浦賀と亜矢子は地下室への階段を下りている途中に転落。幸い浦賀は軽症だったものの、亜矢子は意識不明のまま今も眠っている。事故が起きたとき、亜矢子の家にいた浦賀と吉野、北澤は亜矢子の兄に呼び出され、シェルターになっている地下室へ閉じ込められてしまう。「亜矢子がどうしてあんなふうになったのか分かったら、カメラの側でそれを説明してくれ。その説明で納得がいったら、僕は君等をここから出してあげる」と…
6/24、新潮文庫より、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』が、文庫化されて発売されました。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生…成瀬は様々な人と出会いながらマイペースに毎日を謳歌する
6/24、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』が、発売されました。大金持ちの令嬢鈴本芳子のもとを、天才科学者ドクター・フランケンシュタインが訪ねてきた。「あいつを止めないと大変なことになるんです!」と訴えるのだが…
7/10、創元推理文庫より、東川篤哉さんの『仕掛島』が、文庫化されて発売されました。出版社の社長・西大寺吾郎が遺した遺言書PART 2を開封するときに立ち会うべき人を示した遺言書PART 1に従い、西大寺の親族と、甥の鶴岡和哉を探し出した探偵の小早川隆生、弁護士事務所の矢野沙耶香、僧侶の道楽は、瀬戸内海に浮かぶ孤島・斜島にある西大寺の別荘・御影荘に集まるが…
7/9、光文社文庫より、赤川次郎さんの『奇妙な日常: 「謎」3分間劇場3』が発売されました。『あざやかな結末』、『心あたたまる物語』に続くショートショート集の第3弾。
高校教師の水口里紗子が誘拐、監禁された。公開された動画によると、卒業式が行われる3日後の午前10時に里紗子を殺害するという。犯人の指示により、クラスも性別も異なるバラバラの4人が集められ、謎を解けと指示される。「真相は君たちにしか分からない」というのだが…
7/11より、テレビ東京系にて、中山七里さんの「能面検事シリーズ」がドラマ化されて放送されます。
二人一組になってください。誰とも組むことができなかった者は、失格になります。京都にある女子高の卒業式の日、生徒たちが登校すると黒板に特別授業(ゲーム)のルールが書かれていた。最後に1人または2人が残るまで、このゲームが続くという。しかも、クラスでいじめられていた美心が失格になった場合は、全員が失格になるという――
7/3、宝島社文庫より、塔山郁さんの『705号室に、泊まらないでください』が、新装版になって発売されました。使用禁止になっている隣の705号室から聞こえてくる壁を叩く音。705号室に引き寄せられてしまうデリヘル嬢…705号室が引き起こす惨劇とは。
7/3、ライツ社より、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ7 音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件』が発売されました。「夜、だれもいないはずの音楽室からピアノの音がきこえてくるんだって」知念実希人さんが、大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書いた、小学校中学年向け児童読み物。
7/2、KADOKAWAより、東川篤哉さんの『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』が発売されました。谷根千の路地裏にある雑貨屋〈怪運堂〉の店主・竹田津優介は、事件のあらましを聞いただけで解決に導く安楽椅子探偵。岩篠(いわしの)つみれが今日も謎を持ち込むと、猫の相手をしたり、寄り道ばかりしながらも、事件を解いてしまう。
7/2、角川春樹事務所より、中山七里さんの『災疫の季節』が発売されました。医療従事者の苦悩、陰謀論者の暴走、ジャーナリストの葛藤…コロナ禍に生きるそれぞれの立場の人たちが交わったとき、その悲劇が起こった。
赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『三毛猫ホームズと甘い誘惑』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
6/30、早川書店より、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』が、特装版になって発売されました。ミステリの女王の最高傑作が、ファン垂涎の仕掛けのついた豪華な函入り本として登場。
6/30、大修館書店より、平井杏子さんの『アガサ・クリスティを楽しみ尽くす百問百答』が発売されます。ミステリの女王の生涯や人となり,作品の登場人物や背景,モチーフ、映像化などを,1ページ読みきりのQ&A形式で紹介。
教父は千人弱の信者とともに集団自殺する道を選んだ。新興宗教〈人民協会〉の教父ジム・ジョーデンは、信者を連れてアメリカを飛び出し、南米の密林を切り開いた"ジョーデンタウン"を造り上げた。その〈人民協会〉を調査するために、4名の調査団が結成されたが、調査団のメンバーが次々と不可解な状況で殺害される。これは神罰なのか?
円生の展覧会をキュレーターとしてプロデュースすることになった真城葵は、いよいよ具体的に動き出す。その中で、切子ガラスを現代的のアートとして継承しようとしている「神戸切子」とのコラボレーションを思いつくが、打合せにやってきたデザイナーは、円生が弟同然に可愛がっていた人物だった。その円生には、足を洗った贋作作りを依頼する人物が…円生の展覧会は無事開催にこぎ着けられるのか?
ニューヨークで世界の第一線として活躍しているキュレーター、サリーにその才能を認められた真城葵。初めて1人で手がける展覧会は、元贋作師で画家の円生の個展に決まったが、アイデアが浮かばず悶々とする日々。そんな葵を、友人の香織が大学のサークル「京もっと」に誘う。一方、葵の恋人で、骨董品店〈蔵〉のオーナーの孫・家頭清貴のもとに、探偵の小松経由で浮気調査の依頼が入る。
寄宿制学校〈星の教室〉の生徒・唐沢ゆかりは、時々学校を抜け出して、大人に迷惑をかけるのを楽しみ(?)にしている。いつものようにゆかりが学校を抜け出して駅へ行ったところ、〈星の教室〉の〈M商会〉の社長・南田秋子の命を救うことになる。ゆかりは秋子の養子となり、学校に通いつつ経営者としての教育を受けることになる。
私にとってスーツは戦闘服。常時着用し、日頃から面接時の言葉遣いを徹底しております。ちなみに私は、就寝時も着用しております。なお、私は常に就活から逆算して毎日を全身全霊で生きております次第でございます。そんな蜂矢徹郎のことを、学生たちは「就活侍」と呼ぶ。これは、蜂矢の就職活動と、突然聴講生としてゼミにやってきた50歳の"おじさん"たちの物語でございます。
シェフ2人、ソムリエ1人、ギャルソン1人で営業する〈ビストロ・パ・マル〉。三舟シェフが創り出す料理に舌鼓を打つためにきた客で、今日も店内は賑わっているが、その中には、人知れぬ悩みを抱えた客が混じっている。コウノトリの模様が描かれた陶器の鍋の使い方がわからない客、店では出していないブルーベリーのタルトを食べたという客…シェフの三舟が、小さなヒントを頼りに謎を解いていく。
「お願いだから今回は見送って、もっといろんなことがきちんとしてから子供を作ろう」そう言って将来の約束をして堕胎を迫った不倫相手は、その数ヶ月後に妻との間に子供を授かった。留守中、不倫相手の夫婦の間に生まれた赤ん坊を見に行った希和子は、泣き止んだ赤ん坊が自分に向かって笑ったのを見て、衝動的に連れ出してしまう。希和子は、身分を偽り、過去を偽りながら逃避行を続けるが…
深夜に水筒を洗うために公園へ行く保育士、独身で同居人もいないのに紙おむつを買う男…経営コンサルタントの傍ら、副業として殺し屋をしている富澤充への依頼は変わり種ばかり。標的だけでなく、母親が付き添ってくる依頼人や、吸血鬼に噛まれたかのような痕をつけて殺害して欲しいと注文をつけてくるなど、依頼人の方も変わっている。感情に押し流されないように、標的のことや依頼の動機を考えないようにしている富澤だが…