chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
相生山からのメッセージ https://aioiyama.blog.fc2.com/

名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。

自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/

森の妖精アイ
フォロー
住所
天白区
出身
未設定
ブログ村参加

2019/03/27

arrow_drop_down
  • コツン・・コツン

    久しぶりに訪れた「樹木酒場」の洞に、スズメバチ(雀蜂)大集合。1,2,3・・・7匹も! なかに一段と大きい子!まさか女王様じゃないよね、この時期。働きバチの隊長さんかな? 樹液はあまり出ていない感じ。小さな虫が獲物だろうか?などと1.5mくらいまで近寄って、カメラ越しに覗いていたら。。。コツン・(1秒後)・コツン帽子の上から後頭部に誰かの合図。見回りメンバーからの警告、きっと。ふり返らず、そのままの姿勢で静か...

    地域タグ:名古屋市

  • 濡れて桜葉

    もう少し黄色いはずの落葉樹林は北尾根コナラ(小楢)付近。秋雨前線が掛かったり離れたりの空模様。向こうの若いヤマザクラ(山桜)の辺りだけが明るく見えました。 高齢コナラの足もとにアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)小さな草むら。畳んだ花びらが秋の灯り。降りの山根口。未だ靄った空からの少しの光に、今日の黄葉。 仰いだオオシマザクラ(大島桜)の橙が逆光、くすんで写りました。快晴の高い空も秋。今日のような落ち着...

    地域タグ:名古屋市

  • 続・ブナ林のキノコたち

    ブナの森を歩いた前回の続きです。オキナクサハツ(翁臭発)ブナ科の木の付近に発生するベニタケ(紅茸)の仲間。ブナ林では比較的よくみられる種だが、相生山でもまれに見られることもある。幼菌のころはつやのある茶色で、甘栗の様な見た目をしているが、大きくなると表皮が割れ放射状の模様と条線が現れる。柄に細かい点が散らばる。 サンコタケ(三鈷茸)相生山ではまだ見つかっていないグレバで胞子を散布するタイプのキノコ...

    地域タグ:愛知県

  • 秋陽穏やか

    朝晩が一気に涼しくなったので、変化求めて相生山。樹林手前の梅畑の向こう、のびやか秋の雲。 ヒガンバナ(彼岸花)が咲いた道。シロハツモドキ(白発擬き)が早い落ち葉を乗せて戻ったきた道。 空に溶けていきそうなヤマハギ(山萩)の花穂。主張するクサギ(臭木)の碧い珠。黄色くなった葉が増えていましたヤマザクラ(山桜)、秋の陽を浴びて。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • ブナ林のキノコたち

    愛知県では数少ないブナ原生林を歩いてきました。出会ったキノコの一部を紹介します。ドクツルタケ(毒蔓茸)毒キノコの名前を挙げる時には毎回三本の指に入るほど有名な猛毒キノコ。今年、中毒で死亡した人が国内から出た。ドクツルタケの中にも何種類かあり、相生山でもまれに見られるが恐らく別種。類似のシロタマゴテングタケ(白玉子天狗茸)とは、大型である点、ツバの位置が低い点、柄に繊維状のだんだら模様がある点より判別...

    地域タグ:愛知県

  • ヌルデの小さな実

    先日の雨中に撮ったヌルデ(白膠木)の画像、果実が写っていました。小さなピンクが膨らみ始めた雌花の花柱―子房。開花は遅くなりましたが、そのぶん結実を急いでいるようにも見えます。 小さな果実が見えた枝を切りとってみました。これが雌花。 受粉した雌花と果実。もう少しすると こんな になります。 「異常」気象という言葉が氾濫しているからこそ、自然の摂理が変わらないことにホッとしますね。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 雨に萩

    雨滴が大気を冷やして、花序を育て蕾を揺らせました。 ヤマハギ(山萩)の花が咲きました。 先立って先週に開花していたマルバハギ(丸葉萩)に比べると、それぞれの花弁が大きく色も大人びて。葉腋から長く伸び出す穂には続く蕾が次々。同じように咲きかけなのに、比べて花色が白い株はツクシハギ(筑紫萩)だろうか。 降り始めの雨が葉の表面で珠になって、やがて一面を濡らす時、洗われた花びらに仲秋宿る。 相生山に萩の秋が始...

    地域タグ:名古屋市

  • 彼岸ヒガンバナ

    秋の彼岸 お中日小雨上がり 期待半分 いつもの小径 秋の花が軒並み遅れているから ことしは無理かな・・・ 歓びの赤 一株3本濡れて 開きかけの紅 相生山のヒガンバナ 人のつくった暦に律義に ことしも 咲いてくれました by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • 帰ってきたシロオニ

    見慣れたキノコ、相生山で多くの人が一番最初に気づいて覚えるキノコ。シロオニタケ(白鬼茸)が復活してきました。 未だ傘の直径が掌ほどもあるほどのものは出ていませんが、散策路から樹林林床をのぞくと、白い塊が点々が奥に連なっているのが望めます。梅雨6月7月にいったん広がって、地中に潜んでいた菌糸が活性化しています。相生山の初夏、白い木の花が咲き溢れます。相生山の秋は、白いキノコが地面に並びます。残暑、猛暑と...

    地域タグ:名古屋市

  • 3分咲き萩

    相生山のコナラ樹林も少しだけ黄ばんで、“秋の七種”筆頭のハギの花が増えてきました。 例年ならハギ3種が咲き揃う頃ですが、ことしはマルバハギ(丸葉萩)の数株が花咲かせています。この子は色合いが白っぽいのでツクシハギ(筑紫萩)かなと花序を確かめると短いので違っていました。 ヤマハギ(山萩)系の株はどれも、やっと花序が伸び始めたばかりです。 数年前から緑地全体でハギの花が急激に減っている感じです。その原因は(1...

    地域タグ:名古屋市

  • ヌルデの疑問

    今年は遅いだろうな・・・と油断しているうちに開花してました。相生口のヌルデ(白膠木) 小さくて地味な花だけど、これだけ咲くと華やかです。さて、未解決の問題があります。この株の花、雄花ですよね。雄しべの葯が立ち上がって、中央に花柱は見当たりません別の雌株の花 こちら でも、この子、実がなるんです。雌花が見つからないうちに。毎年。雌雄別株のウルシ科ヌルデ・・・もしかして両性花アリ? by Oak....

    地域タグ:名古屋市

  • 荒れ地が先行

    次第に「秋」は進んでいるようですが、本家ハギが咲く前に 林縁や生産緑地沿いの草地ではアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)が咲き乱れています。 木本のハギ(萩)や在来種の本家ヌスビトハギ こちら に比べると外来種であるこの子の風格はイマイチ、しかも種子のクッツキムシは嫌われものですが、こうしてみるとなかなかの風情ではあります。儚げな青紫は、やっぱり秋の色。 by アイ...

    地域タグ:名古屋市

  • やっと葛花

    秋の七種 その三 葛花相生山の林縁に盛んに繁る蔓の中に、やっと❢花の赤紫が見えました。 ずい分長かったです。立秋から白露、もう秋分まで1週間。昨年は こちら一昨年は こちら5年前は こちら今年は猛暑日が遅くまで・・・だけでなく、クズの開花だけで見ると、年々遅くなってきているようです。 だいたい同じ場所で観察しているので、その場所の生育条件―周りの植生の変化による日照とか、クズの株の成長具合とかの要因もあると...

    地域タグ:名古屋市

  • 枯死?エドヒガン

    相生山コナラ(小楢)樹林の真ん中広場に続く、エドヒガン(江戸彼岸)の小さな桜並木。異様な姿が気になります。主幹にほとんど葉が無い!!青々と繁った葉が少し黄葉も見せて季節の移ろいを知らせるのが今の頃。それがまるで枯死寸前に見えます。今年の「異常な暑さ」のせいではないと思います。 100年くらい前に土地の持ち主だったであろう農家の方が植えたらしい、桜とアベマキ(棈)は長年の景観でした。先ず「桜に陽が当たらない...

    地域タグ:名古屋市

  • 妖変モリノカサ

    日陰の散策路、ちょっと変わった不気味なキノコ。いつか見たヒトヨタケ(一夜茸)に似ています。「これはウスキモリノカサ(薄黄森の傘)の終盤の姿ですね。こちらに成菌があります」一緒に歩いていたキノコ先生。 「えっ、こんなに変わるの!?」とても同じ種とは思えないです。「こっちに老菌がありますね。さっきの姿になる前の段階です」 確かにハラタケの仲間の特徴、傘の裏=胞子が詰まった襞が黒い、柄には崩れたツバの残骸...

    地域タグ:名古屋市

  • ノウタケの場合

    その形が“きのこ型”をしていないので気になるキノコがあります。ノウタケ(脳茸) 育っていくにつれ、柄が傘に隠れてツチグリ(土栗)の仲間のように見えますが、れっきとしたハラタケ科。もっともきのこ型をしたキノコの仲間です。出始めはポッコリ可愛いのです。やがて傘に皺が出て脳そっくり! 今年はいつもよりよく見かける感じです。老菌と更に古くなった個体とが並んでいました。雨風に打たれたり、誰かに食べられたりして、そ...

    地域タグ:名古屋市

  • マツオウジ成長

    9月8日の「相生山の四季を歩く会」で、キノコの成長のようすを教えてもらいました。例はベニイグチ(紅猪口) 「ちょうど良いサンプルがありました」言われてみれば確かに色も姿かたちも同じに見えますが?!成長の早いキノコは発生から消滅まで、キツネノハナガサ(狐の花笠)こちら のような子はたったの1日。図鑑などでは典型的な成菌を載せているので、現地で見かける幼菌や老菌は全く別種に見えます。キノコ同定の難しさはその...

    地域タグ:名古屋市

  • 秋ですねぇ!

    きょうの「相生山の四季を歩く会」9月の集いはキノコがテーマ。ところどころで採取したり説明を聞いたり元気にロングコースを歩きました。⋆9月の相生山、残暑はきびしいが木々は元気。きのこも色々。空気は旨い。楽しい半日を過ごせました。(巌) ⋆キンミズヒキが咲いて秋を感じました。(ヒメシャガ) *ずっとキノコ探し歩いて、ふと見上げたらアゲハチョウの姿。初めてのナガサキアゲハ、秋の蝶舞う美しさ。(ひろ子)正午過ぎ...

    地域タグ:名古屋市

  • 秋のペア

    未だ風は暑い。けれど空の色は変わった。枯れマツに ミドリスギタケ(緑杉茸) 松に杉のミスマッチ? 散策路沿いに老菌の残骸。ミドリニガイグチ(緑苦猪口)だったかな、胞子散布を終えた子実体が土に還る。朽ちるキノコと生まれるキノコ。キイロイグチ(黄色猪口)の幼菌。 落ち葉の下から傘をもたげた ベニイグチ(紅猪口)は 地中の菌糸から菌環をつくる。紫の咲くキツネノマゴ(狐の孫)の草地に アンズタケ(杏茸)は反対...

    地域タグ:名古屋市

  • 色々イグチ

    秋のキノコがテーマ「相生山の四季を歩く会」昨日の下見。予想以上に多かったイグチ(猪口)の仲間、形が大きく分かりやすいので、いろんな表情が見られました。 この子はナメクジに齧られて模様が出来たベニイグチ。イグチの特徴は傘裏の胞子を発生する器官がスポンジ状の「管孔(かんこう)」になっていること。アワタケ(泡茸)の仲間は、少し触っただけで変色が著しい。ほのかに甘っぽい匂いから コウジタケ(麹茸) には傘が滑る...

    地域タグ:名古屋市

  • キノコで決まり!

    ゆっくりゆっくり秋の風萩の花 日ごと秘かに増えています。 次の日曜日は「相生山の四季を歩く会」 こちら 条件があればキノコ、難しければ木の実のテーマ設定。下見に出かけました。 昨年は10月にキノコでした。「9月の方が多く見れた」「来年は早めよう」・・・ところが今年の第2は最短の8日、しかも雨の少ない暑い夏。「台風の後オチバタケ(落ち葉茸)の仲間が出ていたけど、雨が降らないし涼しくならないね」「日曜まで真夏日...

    地域タグ:名古屋市

  • 再開?キノコ Walking

    森を支える菌類が環境変化に一番デリケート。気候の変化が【キノコ Walking】こちら再開を促しています。⋆アドバイスはキノコの先生=カイトさん。 落ち葉や小枝から発生したキノコ集団、接写したのは代表的なヤマジノカレバタケ(山路の枯葉茸)。白いハナオチバタケ(花落ち葉茸)に交ざって、ウマノケタケ(馬の毛茸)も。 最後のは⋆シロホウライタケ(白蓬莱茸)の仲間ですね。中型のキノコも現れました。 散策路手すりの竹から...

    地域タグ:名古屋市

  • 秋探し昼下がり

    タカノツメ(鷹の爪)の葉に空蝉。ツクツクホウシ(法師蝉)のかな? 高いアオハダ(青肌)の樹冠から午後の陽。向こうにもアオハダ、あっちは雌の樹、ちらっと赤い果実の房が見えた。 未だ陶器質、熟してないね、もっと輝くはず。この前の雨の日に、いつもの樹木酒場・・・オオスズメバチ(大雀蜂)が4頭もいました。さすがに、これだけ居ると逃げ腰、ビビってピンボケ。 女王様一人の初夏から、働き蜂が単独で来始めて盛夏、...

    地域タグ:名古屋市

  • 花落葉

    小さなキノコたちの顔見せです。秋本番は彼女たちから始まるのかもしれません。 地面の濡れ落ち葉にビッシリ。そんな中に赤い子を見つけると得したような気分になります。アベマキ(棈)の下には白い子。ハナオチバタケ(花落ち葉茸)です。白いのも赤のも、開いたのもすぼんでるのも。 思いっきり低くなって下からのぞくと、光を透かすヒダヒダが美しい❢ 小さな落ち葉を栄養源にして発生する、小さな宝石ハナオチバタケ。秋の華落ち葉...

    地域タグ:名古屋市

  • 秋は気長に

    台風一過とは言いがたい、すっきりしない空すっきりしない空気感。七十二候の【天地始粛(てんちはじめてさむし)】とは程遠い。「秋探し」は期待薄? 秋の花は気温低下でスイッチが入るのでしょう、標高・緯度の高いところから開くから。相生山のヌルデ(白膠木)の花序に蕾は固く、ススキ(芒)の穂は一本、萩の花はマルバハギ(丸葉萩)が一株に数個・・・・で止まったまま。立秋の頃はより気配を感じたんだけどなあ。 猛暑日照りの...

    地域タグ:名古屋市

  • 台風不到来

    相生山には台風10号は到来しませんでした。 数年前、八丈島の友人に台風見舞いの電話をしたときに「しょっちゅう来るから慣れてるさ。それよりそっちへ行った方が大変でしょ。全部引き受けたげるっていう気になるよ」と明るく返されたことを思い出し、迷走停滞で被害が増えるニュースに「さっさと呼びたい」気分でした。 地形的に沢筋になる竹藪の林床や谷部の散策路にスニーカーでは踏み込むのに躊躇する水溜りが出現していました...

    地域タグ:名古屋市

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、森の妖精アイさんをフォローしませんか?

ハンドル名
森の妖精アイさん
ブログタイトル
相生山からのメッセージ
フォロー
相生山からのメッセージ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用