北尾根のコナラ(小楢)大木伐採地。切り株の真上は暑い空。 伐採される前の景色を探してみましたが、ブログ記事に最も新しい画像は こちらしか見当たりませんでした。名古屋市緑政土木局天白土木事務所の相生山緑地を担当されている方と話すことが出来ました。「あのコナラの根元の幹に空洞が出来ていて、安全優先で伐採しました」「ええ、それは知っています。でも直ぐに伐る必要は無かったと思いますが」「幹や枝がいつ落ちてく...
名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。
自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/
ブナの森を歩いた前回の続きです。オキナクサハツ(翁臭発)ブナ科の木の付近に発生するベニタケ(紅茸)の仲間。ブナ林では比較的よくみられる種だが、相生山でもまれに見られることもある。幼菌のころはつやのある茶色で、甘栗の様な見た目をしているが、大きくなると表皮が割れ放射状の模様と条線が現れる。柄に細かい点が散らばる。 サンコタケ(三鈷茸)相生山ではまだ見つかっていないグレバで胞子を散布するタイプのキノコ...
地域タグ:愛知県
森を支える菌類が環境変化に一番デリケート。気候の変化が【キノコ Walking】こちら再開を促しています。⋆アドバイスはキノコの先生=カイトさん。 落ち葉や小枝から発生したキノコ集団、接写したのは代表的なヤマジノカレバタケ(山路の枯葉茸)。白いハナオチバタケ(花落ち葉茸)に交ざって、ウマノケタケ(馬の毛茸)も。 最後のは⋆シロホウライタケ(白蓬莱茸)の仲間ですね。中型のキノコも現れました。 散策路手すりの竹から...
地域タグ:名古屋市
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北尾根のコナラ(小楢)大木伐採地。切り株の真上は暑い空。 伐採される前の景色を探してみましたが、ブログ記事に最も新しい画像は こちらしか見当たりませんでした。名古屋市緑政土木局天白土木事務所の相生山緑地を担当されている方と話すことが出来ました。「あのコナラの根元の幹に空洞が出来ていて、安全優先で伐採しました」「ええ、それは知っています。でも直ぐに伐る必要は無かったと思いますが」「幹や枝がいつ落ちてく...
相生山緑地北尾根に広がった伐採地。「広場にするっていう話を聞いたのですが?」名古屋市の緑地担当部署の方から返事をもらいました。「あそこは緑地ビジョンでは『ふれあうゾーン』に入っています」「広場などを新たに設置するなら、既に樹林が切り開かれ土地利用されている『つなぐゾーン』に計画されるかもしれませんが」 「今のところそういうことは進んでいません」「指摘された区域は枯れた樹木を伐採したということで、今...
樹林の道も暑い。 小広場になってしまった北尾根の伐採地。「こんなにしてしまって。上の方は未だ葉が繁ってましたよ」通りがかった年配の女性。「ここで一休み、もう出来ないわねえ」緑が無くなった空間に、熱光線。 「前は良い木陰があったんだけど、高い木は幹が枯れてるからって伐られたんで。(仕方なく)陰のある所に」新しい擬木のベンチを据え付けた職人さん。 今年も6月から暑い。増々暑くなる季節に、樹々の恩恵を失くし...
久しぶりに北尾根に向かいました。コナラ(小楢)とヤマザクラ(山桜)の樹根が傷められています。キャタビラの後、そういえば「ベンチ修理」とか工事計画が貼られていましたね。生育している樹木や生きもののことを考慮すれば機械に頼らず極力人力での作業は出来ないものなのかと思いつつ・・・・。 異変!! 異常に明るい。何をした?ここの主、大きなコナラが伐られた。 擬木のちゃちなベンチが据えられた。カシノナガキクイ...
雨の中に密やかに咲き始める夏の花。イソノキ(磯の木)海辺でもないのに。梅雨の時期から盛夏まで、相生山緑地のあちこちに長く咲きます。最初の花が果実になっても、未だ別の株には蕾が付いていたりと。目立たない細かな花ですが、相生山の夏の花です。夏の昆虫たちを集めます。 長い蕊に雫を貯めて。アカメガシワ(赤芽柏)が咲きました。華やか雄花。トウダイグサ科=燈台草。花序が科名になったようです。 この子は雌雄別種、...
土砂降りのコナラ樹林の下に、クチナシ(山梔子/口無し)咲く。 こんな日に・・・今朝開いたらしい花も幾つか。大きな花が滴りの緑の中でも映える。強い花なんだね。薬用になるくらいだもの。でも、高い香りは雨に流されて流れて来ないよ。明後日まで待てば梅雨の晴れ間。人の感覚とは違う、クチナシの事情。雨に咲き、雨に散る、見事に。 by アイ...
タンポタケモドキ(短穂茸擬き)とツチダンゴ(土団子)??な方は こちら ご覧ください。相生山緑地の雑木樹林地に、ひっそりと生育していました。キノコにくわしい青年が「相生山の四季を歩く会」に来てくれるようになって、早いころの会話「ここに冬虫夏草ある?」「ああ、多分見つかると思いますよ」最初に見つかったのが、この場所のこの子たちでした。最近の「園路補修」工事によって、生育地がかなり削られました。その一生...
雨が降ったらキノコの季節「相生山の四季を歩く会」前記事の続編です。 *相生山のキノコの多さ、楽しくなるよ。(あきこ)*年に1回キノコの時だけ来ている。ふだんは主に食べられるキノコを探して歩いているので、きょうは久しぶりに全般的なことを知れてよかった。(三河の鈴木) *ていねいにきのこの説明をしていただけました。何回(年)か重ねて参加したら、よくきのこのことがわかるように思います。(ゆきえ) *下見の際に...
*今日一番の出会いはタコのような“ヒメツチグリの仲間”でした。(MICHI) *ヒメツチグリ、インパクトのある形で覚えられそう。ツチダンゴとタンポタケモドキも記憶に残りそう。(エリー) *ツチダンゴ-タンポタケモドキ、クジラタケの説明をしてもらった。共生しているキノコのことがわかった。自分ではなかなかキノコが見つけられません。ありがとうございました。(ともこ) *たくさんのキノコを知ることができました。木...
梅雨入り直前の曇り空。夕方まで降らないで欲しい、きょうは一日キノコの日。 午前中は「相生山の四季を歩く会」シニアの多い常連さんに、キノコ好きな初参加、リピータも迎えて33人。 生きてる木の根っこ、枯れた幹、倒木、落ち葉の下。先生の案内で、キノコが発生しやすく長持ちしそうなコースを巡ります。 「こんなにたくさん!」「秋のものだと思ってた」「匂ってみて」・・・「う~ん、微妙」「匂いで蠅を呼ぶのもあるから」...
樹林の入り口で気づく、ムラサキシキブ(紫式部)6月の香り。 ヒサカキ(姫榊)の若い葉、朱色くぐって、こんなに伸びた。 ナナフシモドキ(七節擬き)はヤマザクラ(山桜)の小枝とともに揺れて。サカキ(榊)の花が咲きました。 一番早いクチナシ(山梔子)の花も見つけました。 深まる緑の狭いすき間を、少し尖った強い香りが流れます。イグチ(猪口)の仲間のコウジタケ(麹茸)、ナメクジや虫たちが齧ったケショウハツ(化粧...
第2日曜前の木曜日は「相生山の四季を歩く会」の下見。6月は夏のキノコ観察会、ここ数年恒例になりました。 火曜日にまとまった雨が降って、夏日になって、今日は絶好。でも日曜日までは好天続き。短命なキノコには困難な状況になりそうです。 詳細はこちら 去年は58人もの参加があったのでした。今年はどんな運営をしようか?考えながらの下見です。キノコらしいキノコ・・・アカカバイロタケ(赤樺色茸)の広がりを見つけまし...
見上げるとサカキ(榊)に蕾が並んでいました。 一つぐらいは咲いてないかな?と探してみたけれど、どれも固そう。あの気高い香りが待ち遠しいです。樹林の低木層、ひと際目立つのがクチナシ(山梔子)の蕾。大きいです。1週間もせずに開くかな?咲いたら直ぐ黄色く萎れちゃうからタイミングが難しい。 花の春が過ぎて、初夏の花が咲き乱れて、雨の季節には雨が似合う花が咲いて、相生山の夏。 by アイ...
地上から空に向かって伸びていたテイカカズラ(定家蔓) 花が終わりました。同じく相生山のヒメボタル(姫蛍)の指標花、ネジキ(捻木)に残り花一つ、膨らみ始めた子房並ぶ花序。 名古屋市の「繁殖期のピーク時に実施のヒメボタル分布調査」も終了したもようです。 相生山にやって来る「ホタル愛好家」や撮影者たちによれば「去年までと大違い森が明るくなってホタルが見えない」との実感でしたが。調査の結果は「横ばい」でしょ...
相生山のヒメボタルことしのピーク時期、先週の深夜観察時に初めて会った新しい友人から画像を提供して頂きました。ヒメボタルの住む森林でヒメボタルを愛でるとき、この環境がいつまでも続くよう、自分が何をしなければならないか、 何をしてはいけないのか、しっかり思う人が増えて欲しい。ヒメボタルの相生山が最終章を迎えることがないように。 by アイ...
生産緑地の縁にアケビ(木通)の果実。 「相生山のサクラで、これだけは苦味が少ない」そうです。オオシマザクラ(大島桜)園路に。花の旬を見過ごしました。ソヨゴ(冬青)雄株雄花は未だ残っていましたが、雌株雌花の多くは結実。 6月の代表花はネズミモチ(鼠黐)、モチノキ科を連想させますが対生で少し前まで咲いていたイボタノキ(水蝋樹)にそっくりな花、モクセイ(木犀)科です。金木犀のような匂いがするかどうか確かめ...
「こちらはもう栗の花が咲いてましたが、そちらは?ヒメボタルも終盤じゃないですか?」名古屋市北部在住のケイコさんから電話が来ました。 ここしばらく相生山散歩は夜が続きました。馴染みの栗畑を訪問すると、満開過ぎた雄花序の下に果実と出会いました。ヒメボタル(姫蛍)今年の生殖期はもう終わり。人間からの負の影響をはねのけて、ちゃんと子どもを残せただろうか。 by アイ...
「コレは酷いな!誰がやっとんのや」「犬の散歩に来とる連中がジャマやとやったんやないか?」「天白土木の警告のついてる木やぞ」 「役所に恨み持っとるやつか」「それにしても酷すぎる!こっちの枝、実ぃ成っとるやないか」展望台跡のズミ(酢実)の樹、花のときは こちら近くの案内標識に(たぶん)無許可で貼り付けられた私製の看板。いつまでたっても撤去しないのは何故?クロミノニシゴリ(黒実の錦織)が繰り返し被害に遭う...
昨5月28日深夜11時ころ、相生山緑地「オアシスの森」相生口に至る道路の状況です。駐車禁止場所への違法駐車、住宅街に次々侵入してくる何台もの車。この時間でも樹林地に入っていく人々の小塊。もう少し早い時間では大声で燥ぐ若い人や幼児連れの家族も多く見られました。仲間の報告では撮影機材を持ち込んだ人だけで50人程、見物人は200人以上を数えたそうです。「まるで祭り」を生みだした原因は・・・私たちは問い合わせ申し込...
ナツハゼ(夏櫨)が満開になりました・・・と言っても「どこどこ?どこに?」って声が聞こえて来そう。 前記事のネジキ(捻木)より更に目立たない。新緑の中、粗い毛を持つ葉に隠れて。ツツジ科スノキ属のウスノキ(臼の木)に似ていますが、この子は長い花序を持ちます。匂いも無いのに、どうやって虫を呼ぶのかなあ。 「赤いのと白いのがあるよ」相生山の四季を歩く会のJunさんに教えてもらいました。秋にはブルーベリーに似...
東海地方やっと梅雨入り。いつもの年のように「宣言」の後、雨が去って。今日は夏至日。 真上に高い太陽から、樹林の園路に木洩れ日。 咲き終りのクチナシ(山梔子) 一番花ツクシハギ(筑紫萩) 午後5時の太陽、きょうは日の入りまで未だ2時間以上。雲消えて快晴、けれど湿気含む空。週末から週明けにかけて、前線が雨を呼ぶそうです。森の景色が変わります。 by アイ...
科樹林のアチコチ・・・・キノコの世界🍄名前が不確かなのはカイト先生に画像を送って同定してもらいました。先ずは菅田口のアベマキ林から。 テングタケ(天狗茸)の仲間の フクロツルタケ(袋蔓茸)と コテングタケ(小天狗茸) 色合いや感じは似ているけれど違う種のようです。古木コナラ(小楢)の根元に ベッコウタケ(鼈甲茸)の幼菌、ただ今発展途上中。 マツ(松)の枯れ落ちた幹から群生 ウマノケタケ(馬の毛茸)柄が馬...
1日足らずでしたが、久しぶりにたっぷりの雨を得ました。樹木に水玉。ソヨゴ(冬青)の果実に。シャシャンボ(小小坊)の花穂に。 空から樹林に落ちた雨水が、枝葉を濡らし幹を伝い地表の落ち葉の重なりに。菌糸が水を得て、倒木から、土からキノコ=子実体が胞子を飛ばして繁殖の時。 雨が止んだ15時、気温は22℃。湿気はあるものの、ずいぶん涼しい。明日になって気温が上がれば、森は一気にキノコの世界。 by アイ...
梅雨が来ない6月。雨予想が外れて、今日も夏日。 常緑樹の樹林帯を抜けて、尾根のシャシャンボ(小小坊)訪問。日照りにもかかわらず、しっかり蕾がついてます。 でも、心配なことがあります。北尾根や展望台跡、ひろば北など、花序が無い。相生山緑地のシャシャンボ、樹齢100年以上の株も多いと聞きました。弱ってきているのかな。常緑低木を仇のように伐る人たちによって、次世代が育ってないのも心配です。 by アイ...
夏至近づいて、例年ならハギ(萩)の花が咲き出す頃です。去年も一昨年も咲いたツクシハギ(筑紫萩)は未だ蕾、というより花序が伸びきってません。 ことしは梅雨入り遅れて乾燥した夏日が続いてるからな、あきらめきれず、もう一か所。 紅紫の灯が見えました!マルバハギ(丸葉萩)の小さく丸っこい旗弁と翼弁。他のハギが尾根の乾燥地に生育しているのに比べて、この株は斜面上部でコナラ(小楢)の軒下、何種かの低木類と混生してい...
午後の生産緑地、梅畑を通る道は乾いて、相生山でも31℃超え真夏日。 早々にシンボル-コナラー(小楢)から樹林に潜り込むと、夏至日近い真上からの太陽があっても、緑と木洩れ日の中は2~3℃下がった気分になれます。 もわっと都会の熱が押し寄せて来そうな展望地。晴れても湿気の多い梅雨期の空に伊吹も養老も見えない。 足元のイソノキ(磯の木)にアリ(蟻)、微かに開いた花弁の奥を小まめに訪ねるのは蜜を捉えたから?たまたま通りか...
「相生山の四季を歩く会*6/9」参加者アンケートから紹介します。 *きのこか~と軽い気持ちで来ましたが、大勢の目で見るとこんなにもたくさんの珍しいきのこがあって楽しかった。感触を手で触ったり匂いをかいだり、キノコに興味がわきました。帰ったら図鑑を見ようと思います。(せっちゃん) *思った以上に多くのキノコを発見でき楽しかったです。(恵)*相生山にいろいろとキノコが育っていることを知りました。☆子どもの参加...
土曜日の深夜2時、会員の皆さんに翌日の観察用資料を添付して以下のメールを送りました。雨のタイミングが合わず、キノコには厳しい状況です。それでもblog記事の通り、みんなで「キノコ眼」を発揮すれば10や20種は見つかるでしょう。(中略) 土曜日少しでも雨が降りますように。日曜の朝には止みますように。。。。果たして熱い願いが天に届いたのでしょうか、日曜の真夜中から明け方にかけて少しの雨が来ました。そして集合時間...
水曜日の下見から3日、雨は一滴も降りませんでした。もう一度回って来ました。「相生山の四季を歩く会」みんなでキノコを探す森。 比較的湿り気の残っていそうな枯れ枝が積み重なったところ、樹液がにじみ出している太いコナラの幹根。 乾燥キノコや、虫やナメクジの食べ残しや、サルノコシカケ(猿の腰掛)の仲間のニクウチワタケ(肉団扇茸)・カワラタケ(瓦茸)・マンネンタケ(万年茸)などには会えましたけれど、「キノコらしい形の...
夏日の日射しを透かして咲くウメモドキ(梅擬き) 可憐で、かつ強靭さも持ち合わせて輝きます。 相生山の樹林には雄株と雌株が何本か、それぞれ花色が純白のとピンク帯びたのと。今日は白い雄株、ピンクの雌株に会いました。ずいぶん前の記事ですが。こちら *ウメモドキの木発見。つぼみがたくさんついていたので、赤い実がなるまで毎月見ていきたいと思います。楽しみが増えた!!静かに力をたくわえ実になった秋にまた会えるの...
相生山の四季を歩く会⋆6月はキノコ特集、「新聞表記には無いので」(中日新聞の担当者さん)ということで『雨季』が換わってしまいましたが。「ことしも雨が無~い」「今日か明日に降ればバッチリなんだけどね」スタッフで下見に出かけました。≪期待できないからテーマ変更≫も視野に。 真夏日の午後、それでも意外に森の中は冷んやり。しかも散策路の縁は湿気も感じました。乾燥に強いサルノコシカケ(猿の腰掛)類、お馴染みのヒイ...
クチナシ(山梔子,口無し)の咲く季節になりました。相生山のは植栽ではなく、野生種。それでも今年は、こんなにも蕾たくさん。 「クチナシって良い時が短いんだよね」「蕾見つけてるなって、頃合い見て出かけると未だだったり」「ああ、昨日だった!だったり」そんな話をしていたら、ツッチーさんが撮って来てくれました。 「朝早くだともっといいのかナ?」「もの子は明日満開?」こっちの蕾は明朝が良いみたい・・・行ってみます...
緑濃い相生山の徳林寺。日曜日は「かぜのこ ゆるマルシェ」、お寺の一角にある「風の子幼児園 こちら」の親子たち中心に賑わっていました。企画を担われた一人のお父さんからの声かけで「相生山の四季を歩く会 こちら」も特別参加、「相生山の虫さんをさがそう」の準備をしていて、未就学児中心に30人もの申し込みがあったのですが・・・・。朝8時頃から強い雨。「雨で虫さんお休みなので・・・」中止になってしまいました。楽しみ...
南の樹林入り口、陽当たりの中にムラサキシキブ(紫式部)の花。 ほとんどは未だ蕾、なかに数個だけ開花が見えました。5月の花は甘く強く匂うけれど、花が少なくなって競わなくてもいいから、ムラサキシキブは控えめ。何の香か思い出せずに通り過ぎてから気づきます、彼女の季節になったこと。 コナラ(小楢)の下に、低木ながら意外と大きく枝を拡げた株。真緑の葉に押されて散らばる小さい紫、送粉者を求めて細い蕊が精いっぱい伸び...
水面に映る緑が涼しげです。 大雨が止んで暫くするとせせらぎになっていました。森に入って聞こえてくるのはキビタキの鳴き声、こちらも涼しさを覚えます。いつもは中々見つけられないのですが、紅葉谷で姿を現してくれました。次の写真はかなりボケてますが、雰囲気が伝われば嬉しいです。梅雨間近、過ごしにくい季節の変わり目に自然からの贈り物・・・ありがたいことです。 by ツッチー...
一昨日までヒメボタル(姫蛍)たちが舞った谷は、大雨で一夜のうちに川になりました。 辛うじて川岸になった辺りに産み落とされた卵は、無事に来年につながるでしょうが、流れの中に没してしまったいのちもあるでしょう。 それとも、私たちよりもずっと長く地球上に生息してきた彼らは、雨の危険も流れの出現も予知済みで、したたかに存続していける存在なのかもしれません。 by アイ...
「線状降水帯発生」予測も報道された遅い午後。相生山の北尾根で、いきなりの大雨に見舞われました。 樹林の縁のシンボル-コナラー(小楢)の大枝までを揺する風。傘が用を為さない。梅畑西端では、やや風凪いで。アカメガシワ(赤芽柏)の雄花序は燈台草。 いつの間にか満開のクリ畑。ヒメボタル(姫蛍)の生殖期、終盤は不遇な気象。ネズミモチ(鼠黐)、今日は匂えず。華やぎから地味へ、花が移っていきます。 慣れてしまった「異常...
昨夜22時頃に行きました。その時間は稲田口の辺りが一番多く感じる程で、全体の数は少なかったです。撮影をされていた方が沢山みえたので聞いてみたら、丁度22時頃は風も吹いていたので、この後風が収まれば結構飛ぶんじゃないか、と言われてました。 ただ1つ気になったのは、コロナ禍以来「初めて」の人が増えた事で、マナーの気になる方が増えているようです。 ・眩しいぐらいの明かり点灯 ・コースアウト ・場所取り(常識の範囲...
「相生山の四季を歩く会」のヒメボタル観察会(18~24日)の感想コメントから *ホタルの輝きも、お月さまも本当にきれいで、お話もとても楽しかったです。ありがとうございました。家路でも道端のあちこちで輝きを見せてくれました。いつも散歩で歩いているこの場所に?!という発見がうれしくて。自然のバランスを壊してしまうことなく、暮らしと共存していけたらいいなと思いました。(緑地となりのN)*なかなか行けないような...
市街地では真夏日相生山の樹林内でも真夏の空気感ますます深くなる緑の中に 見え隠れチラチラ夏の和菓子の透明感と造形一足早く果実が輝くコバノガマズミ(小葉の莢蒾)を背景にナツハゼ(夏櫨)の季節が続いています by アイ...