2025年6月末をもって、惜しまれつつ廃止された松山小倉フェリー。その小倉行き最終便を撮るため、早朝の小倉港にやってきました。▲下船開始直後のフェリーくるしま入港・係留作業が終わると、ほどなくして下船が始まります。惜別乗船を終えたお客さんが、ぞろぞろとタラップを降りてきました。彼らが向かった先はもちろん、フェリーくるしまが停泊する岸壁!そこで船を撮ったかと思いきや、すぐに早歩きで去っていきました。何をし...
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1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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昨年、戸籍の広域交付制度を活用して、先祖の戸籍証明書をできるだけ取りました。これで高祖父母の生没年がほぼ分かったうえに、五世祖(高祖父母の両親)もすでに半数以上を把握済みです。おかげで先祖がどんな苗字でどんな生き方をしていたか、これまで知らなかったことが続々と明らかになりました。戸籍調査がひと段落ついたところで、先祖調査をいったん打ち切ったのが昨年末のことです。あれから新発見はなかったものの、母方...
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戦前からつづく老舗航路として、多くの旅人を載せてきた「関釜航路」。下関~釜山を格安移動できる交通手段として、いまも根強い支持を集めています。今回はそんな関釜航路で使用されているフェリー2隻のうち、韓国側が運航する船「ソンヒ」(星希)の船内についてご紹介します。日本側もちの「はまゆう」と、船内レイアウトがやや似通っているのが特徴です。▲ソンヒ (星希) 外観目次1 4甲板 1-1 エントランス窓口 1-2 給湯室...
地域タグ:韓国
【旅行記】香港エクスプレスで行く映画ロケ地めぐり 4日目 (完) ―窓際席で帰れる至福
あれだけ長いように感じた香港滞在も、ついに最終日を迎えた。宿泊代をケチったせいで、最後の夜は空港で雑魚寝という有様だ。しかも、中東系旅客が延々とおしゃべりをするからロクに睡眠をとれず、24時間以上も起きっぱなしのまま朝を迎えた。これから先、とにかく帰ることしか考えていない。とはいえ、福岡行きの出発は12時35分とかなり後だから、なんとか時間つぶしの方法を見つけたいところだ。さあどうしよう?目次1 ランタ...
地域タグ:香港
【旅行記】香港エクスプレスで行く映画ロケ地めぐり 3日目―新界エリアで乗り鉄
滞在4日間でもっとも重要な日がやってきた。これからはじまる3日目は一日中雨が降らない、屋外行動に適した日だ。それだけに、ジャッキー映画のロケ地をしっかり見ておきたい。同室のインド人は相変わらず、3時ごろまでスマホ遊びに興じた挙句、信じられないほど遅い時間に寝息を立てた。時計を見るともう5時を過ぎている。このまま眠ったら、9時過ぎまで寝きってしまう自信がある。でもそれは不本意だ。ならば寝るのはもうやめて...
地域タグ:香港
【旅行記】香港エクスプレスで行く映画ロケ地めぐり 2日目―憧れのトラム120号を求めて
同室のインド人たちは3時ごろ、ようやく寝静まった。疲れているというのに、これではとても満足に眠れやしない。今後、香港で宿泊するとしたら、値段はやや高くても個室にするか、利用者の質が高いドミトリーを使うのがベターかもしれない。目次1 香港らしい朝食といえば2 幻の香港神社参道でコツメカワウソに会った3 東鉄線のメトロキャメルは海峡を背に4 牛乳プリンを食べながら香港トラムのレア車「120号」を待つ5 ホンハ...
地域タグ:香港
【旅行記】香港エクスプレスで行く映画ロケ地めぐり 1日目―夜景と大群衆と
小学校3年生のころ、ジャッキー・チェンのアクション映画に出会ったのがすべてのはじまりだ。クラスメートや上級生から雑に扱われるなかで、強くて優しいジャッキー扮する主人公は、僕にとってのヒーローだった。あれから20年以上がたち、ジャッキーをはぐくんできた香港は変わろうとしている。言論の自由は陰りだし、民主主義は形骸化していった。誰もが知る国際都市ホンコンは、じきに中国のシャンガンへと変質するだろう。僕ら...
地域タグ:香港
激動の時代を乗りこえて...ソウル素月路に残る朝鮮神宮の玉垣
韓国の首都・ソウル中心部にはかつて、日本人によって作られた神社「朝鮮神宮」がありました。今回はその数少ない痕跡を一つご紹介します。韓国併合(1910年)によって日本領になった朝鮮半島で、行われた施策の一つが神社造営でした。朝鮮各地に建立された神社の総鎮守として、朝鮮神宮は京城すなわち現在のソウルに造営されました。戦後、朝鮮統治の終了にともない同神宮は廃止され、現在は南山公園の敷地に取り込まれています。...
地域タグ:韓国
4月10日、宗像市内の小学校で入学式が行われました。当初の予報では雨天とされていましたが、ふたを開けてみると天気は曇り!ソメイヨシノは散ることなく、子供たちに微笑んでくれました。それにしても、今シーズンのソメイヨシノは長く持つじゃないですか。花冷えが数日続いたおかげか、2週間もお花見ができました。花を見すぎてもうおなかいっぱいです...。時間をさかのぼること数日前。ちょうどソメイヨシノが満開を迎えた頃、...
地域タグ:宗像市
ソメイヨシノが満開を迎えた頃、宗像市内の桜スポットをたずねました。今回めぐるのは主に市内西側の地域です。ついでに市境を越えて福津市にも入っちゃいましょうか。▲釣川の対岸から河東天満宮を遠望してまず最初にたずねたのは河東天満宮。山の斜面にそってソメイヨシノが植樹されています。釣川の対岸から神社を遠望してみると、堤防に咲く菜の花が手前に見えて、春らしい写真を撮ることができますよ!▲見ごろを迎えた河東天満...
地域タグ:宗像市
宗像のソメイヨシノが満開を迎えた頃、田熊にある示現神社をたずねました。ここの桜並木は毎年、すばらしい春景色を見せてくれます。あまり人に教えたくない、隠れた桜スポットなのです。散りだす前にお花見を楽しんでおこうじゃないですか!▲宗像の桜スポットといえば示現神社!ここを忘れちゃいけんばーいここは古い住宅地の奥まった場所に鎮座しています。駐車場がないせいか、ここでお花見するのは地元民ぐらいです。それだけ...
地域タグ:宗像市
2日続けて「くりえいと宗像 桜まつり」を見にいきました。あいにくの曇りだった1日目とは打って変わり、2日目の天気は快晴!心なしか前日よりも来場者が多かった気がします。そんなイベント会場を散策しながら、この日も宗像の人気ご当地キャラクター2体を探しました。▲2日目は快晴に恵まれたくりえいと宗像に到着したのは11時頃のこと。気温は前日とほぼ変わらず、日陰に入ると相変わらず肌寒いです。ソメイヨシノの開花シーズン...
地域タグ:宗像市
くりえいと宗像 桜まつり2025にテンちゃん&黒子のイカが来た!
毎年恒例のイベント「くりえいと宗像 桜まつり」が開催されました。このイベントはソメイヨシノ開花シーズンに合わせ催されているもので、ダイソー前を中心に会場が設営されています。満開の桜並木やキッチンカーをめあてに、大勢の人で賑わいました。そんな同イベントには、いまや市内のイベントには欠かせない「あの二体」も来てくれましたよ。宗像市観光協会の公認キャラクター、むなかたのテンちゃん&黒子のイカです。今回は1...
地域タグ:宗像市
2025年3月末をもって、宗像市内から複数の西鉄バス路線が撤退しました。今回はその中から、東郷駅日の里口を中心に運行されていた「日の里循環線」のバス停を辿っていきます。日の里団地を西鉄バスが行きかったのも今は昔。最晩年は朝6時台に1往復(西大回り・東大回り各一本ずつ)の運行と、事実上の免許維持路線でした。この系統が廃止されたことで、東郷駅日の里口から発着する西鉄バスは姿を消しました。目次1 東郷駅日の里口...
地域タグ:宗像市
4月に入っても全然暖かくならないんですけど...。でもね、外を見るとソメイヨシノがちゃーんと満開を迎えています。ビニールシートを敷いてお弁当並べて、一日中お花見したい雰囲気があるんですよ。それなのに、季節外れの肌寒さが残っていて、なんだか奇妙な心地がします。この寒さを俗に「花冷え」というんですって。自然現象一つ一つに言葉がついているあたり、さすがは桜と共生してきた日本人らしいなと思いながら、暖かい服装...
地域タグ:宗像市
...と言いたいところですが、現実はなかなか上手くいかないもんでして。そりゃもちろん、タイトルみたいに世界一周したいですよ。けれどもそれを叶えるには相応の資金が必要です。人生うまくいかないもんでしてね...。さて、今回はなぜこんなタイトルにしたかというと、日付を見てくださいよ。2025年4月1日じゃないですか。エイプリルフールですよ!たまにはジョークぐらい飛ばしたっていいじゃない。なかなか嘘をつけない僕がつけ...
地域タグ:宗像市
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2025年6月末をもって、惜しまれつつ廃止された松山小倉フェリー。その小倉行き最終便を撮るため、早朝の小倉港にやってきました。▲下船開始直後のフェリーくるしま入港・係留作業が終わると、ほどなくして下船が始まります。惜別乗船を終えたお客さんが、ぞろぞろとタラップを降りてきました。彼らが向かった先はもちろん、フェリーくるしまが停泊する岸壁!そこで船を撮ったかと思いきや、すぐに早歩きで去っていきました。何をし...
名作『警察故事』とほぼ時を同じくして、ジャッキー・チェンは2作目となるアメリカ映画への主演を果たしました。それが『プロテクター』(The Protector/威龍猛探)です。この映画には香港島南部にあるアバディーン、すなわち香港仔が登場します。バイクに乗ったジャッキーが、義経の八艘飛びのごとく、小船を乗り移って敵を追いかけるアクションは見ものです。今回はジャッキー映画のロケ地を一目見ようと、金鐘からMTR南港島線...
九州と四国を結ぶ航路の一つ「松山小倉フェリー」が、2025年6月30日の出発便をもって廃止されました。本来は2隻体制のところ、利用者減をうけ僚船「フェリーはやとも2」が退役。最末期は1隻体制による隔日運行でした。▲4時40分ごろ撮影開始フェリーくるしまが近づいてきた!▲フェリーくるしまの灯が港湾を照らす▲小倉港に到達したフェリーくるしま▲回頭作業が始まった▲反時計回りに回頭するフェリーくるしま▲一文字のファンネルマ...
釜関フェリー「星希」 (ソンヒ) は、関釜フェリー「はまゆう」と交互運用するかたちで下関~釜山間をむすぶ韓国船です。外国持ちの船ということもあり、異国情緒あふれる船旅を体験できます。今回お届けするのは、そんなフェリー星希の乗船記です。目次1 ターミナル到着から乗船まで2 レストランで夕食をとるには3 出航のときをデッキで過ごす4 朝食から下関港到着までターミナル到着から乗船まで2024年秋、釜山から乗船...
香港の食文化を支える要素の一つに「焼味」があります。これは下味をつけた肉をあぶり焼にしたもので、日本ではラーメンの具材に使われることの多いチャーシューがとくに有名です。香港の人たちはそれを白飯にのせ、丼のようにして食べたり、テイクアウトしておかずの足しにしたり(これを斬料という)します。焼味を丼のような形で提供したものを「焼味飯」といいます。今回はその名店としてミシュランガイドに掲載された「再興焼...
灯台下暗しとはよく言うじゃないですか。見たことないものを求め、遠い場所に旅する人々は古くから絶えません。それはまあ結構なことだと思いますよ。僕自身も昔から旅好きですし、未知の発見はいわば人生の一部と化しています。だからこそ言わせてください!外に目がいきすぎると、かえって足元に目が行かなくなるものです。それを先日、近所の山でふと感じました。宗像市と宮若市の境界にそびえる「新立山」に登ったときのことで...
マジっすか!ついにやるんだ...あの唐ワンくんとちぃたん☆が共演するなんて...。詳しい理由は書きませんが、2体の共演は望み薄だと思っていました。どちらも奇抜なパフォーマンスに定評があって、おまけに個人的な縁もある唐ワンくんとちぃたん☆。心の奥底では「混ぜるな危険」と感じつつも、2体の共演をひそかに期待してきました。ついに実現すると聞いた以上、見に行かないわけにはいきませんよね。今回のイベント会場はパチンコ...
ジャッキー・チェンの代表作『ポリスストーリー/香港国際警察』のロケ地めぐりをはじめてから、数時間が経ちました。いよいよ今回最後となる、訪問3か所目に向かいたいと思います。映画冒頭のバスジャックに着目しながら、ここまで行動してきました。悪役クーン一味を乗せたバスは最後、先回りしたジャッキー扮するケビンによって止められます。これから向かうのは、バスを止めるシーンが収録された場所です。▲ここまで徒歩は無茶...
ジャッキー・チェンの代表作『ポリスストーリー/香港国際警察』のロケ地めぐりは、いよいよ訪問2か所目に突入しました。これから向かうのはMTR石門駅から徒歩圏内にある、こちらも冒頭のバスジャックシーンに登場するロケ地です。▲屯馬線の石門駅で下車!これが今回訪問したロケ地のヒントだ天気予報は一日中くもりのはずですが、それにしても空暗すぎない!?駅を出て歩き出すと、嫌な予感は的中しました。雨がポツリ、ポツリと落...
ジャッキー・チェンの代表作『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(警察故事)の公開から、今年でちょうど40年になります。ジャッキーの体を張ったアクション・スタントの数々は、いまもなお色あせていません。そんな警察故事のロケ地といえば、九龍・尖沙咀にある「永安広場」がよく知られています。もちろん100分近い映画ですから、九龍以外のいろんな場所でロケが行われました。その中にはよほどのジャッキーファンでない限り、...
香港MTR荃湾線の葵芳駅でメトロキャメル製電車を撮影しました。1976年の製造開始からすでに40年以上が経過しており、本系列は新型車両への置き換え対象になっています。まだたくさん走っているうちに記録しておこうと、定番撮影地の葵芳駅をたずねたのです。異国情緒あふれるその姿を、心行くまで記録してやろうじゃないですか。▲人で賑わう葵芳駅高層マンション群が林立するなか、葵芳駅に降り立ちました。休日のせいか人で賑わっ...
ついにやってきましたよ...ジメジメした季節がっ!これから7月下旬までの約1か月、福岡をふくむ九州北部は梅雨シーズンです。博多祇園山笠などの名物行事が控えているかたわら、水害リスクを気にしながらの生活がしばらく続きます。そんな梅雨入りを前に、こつめそう太と宗像市内を散歩しました。例によって巨大化できないので、そーくんはミニサイズでの出動です。いつかテンスケとお仕事できたらいいねとおしゃべりしながら、宗...
1978年に公開されたアクション映画『スネーキーモンキー 蛇拳』は、ジャッキー・チェンの名を香港中に知らしめました。京劇仕込みのコミカルな動きと笑いありのコメディ要素が、ジャッキー映画の特徴です。ユエン・ウーピン監督との相性が良かったのでしょうか。比較的初期の作品ながら、蛇拳でも彼の持ち味が炸裂しています。そんな蛇拳のロケ地の一つが「厦村鄧氏宗祠」です。劇中ではジャッキー扮するチェンフー(簡福)の居候...
宗像市内を走るコミュニティバス&ふれあいバスの停留所に、かわいい新標識がお目見えしました!新キャラのイラスト入りですよ。ここまで充実するとは思ってもいませんでした。宗像市観光協会の公認キャラクター「むなかたのテンちゃん」が大ヒットしたことで、わが町は今やご当地キャラ激戦区の様相を見せています。言うほどキャラ多くないでしょ...滋賀県彦根市に比べたらさー。「ほんとぉ?」なんて声が聞こえてきそうですが、...
香港グルメと聞いて、お茶を飲みながら点心をいただく「飲茶」をイメージした方は多いはず。蒸したてのシュウマイやマーラーカオって美味いですよね!じつは、香港では早朝から飲茶できるってご存じでしたか?朝から夜までプランをギュウギュウに詰め込んだ旅行者にとって、早朝はノンビリできる貴重なひと時です。飲茶をしながら一日のプランを考えるのも、けして悪くないですよ。今回訪れたのは、香港島の中環(セントラル)にあ...
九広東鉄(現:MTR東鉄線)の電化以来、ながらく香港住民に親しまれてきたメトロキャメル製電車。つりかけ駆動を採用したことで、「音鉄」を中心に根強いファンがめだつ車両です。韓国製電車の導入にともない、2022年に惜しまれながら引退しました。そんなメトロキャメル製電車は、現在どうしているでしょうか。さっそく調べてみると、香港島の湾仔地区に静態保存されていることが判明しました。保存先はビクトリアハーバーをのぞ...
5月最後の水曜日といえば世界カワウソの日!世界的に希少なカワウソ亜科(イタチ科)の保護・理解促進をうたい、創設された記念日です。猫の日に比べたらマイナーですが、カワウソ好きならぜひ知っておきたい日ではないでしょうか。ちなみに、2025年は5月28日に指定されています。今年も世界カワウソの日にあわせて、そーくんの新作イラストを描きおろしました!少しづつ蒸し暑くなってきたので、冷たい床にペターンと貼りつく姿を...
タダでカワウソに会えるって最高じゃないですか!?僕みたいにカワウソの指先にすら触れたことのない「欲求不満勢」にとって、まさに天国といえるような場所が香港にあります。それが、ビクトリアピークの中腹部に位置する「香港動植物園」です。▲香港政府レジャー関連部署のマスコット「活力仔」と「思文喵」のブロックアート思文喵には泣きぼくろがあるMTR中環駅(香港駅)から歩くこと20分。動植物園の入口が見えてきました。一...
物事がスンナリいくことってそうないですよ。だからこそ、とんとん拍子でうまくいったときは嬉しいですし、その喜びをバネにまた新たな挑戦ができるってもんです。そんな「とんとん拍子の喜び」を、香港の街中で感じる機会がありました。香港トラムで最も古い車体形状をとどめるレア車・120号に出くわしたのです。この車両を探しはじめてから、たった1時間後の出来事でした。▲銅鑼湾のそごう前でメチャクチャ人が多いんだ!なにか...
鹿児島市街地を一望できる観光スポット「城山公園展望台」にやってきました。観光客がここで注目するのはもちろん、真正面にそびえる桜島でしょう。普段から雄大な姿を見せてくれるだけでなく、ときには噴煙を噴き上げるなど、大自然の迫力を私たちに見せてくれる鹿児島きってのランドマークです。たしかに桜島もいいですけど、それ以上に鹿児島港が気になってしまいます。停泊している船が何隻あるか、それを見るだけでも楽しいで...
今回は兵庫県北西部、養父市中心部に鎮座する「諏訪神社」をめぐります。この神社が鎮座しているのは、平成の大合併まで存在した旧八鹿町の中心地です。養父市役所本庁舎・やぶ市民交流広場(YBファブ)が近く、のどかな山間部にありながら活気を感じました。▲神社入口JR八鹿駅から伸びる商店街沿いに、参道入口を見つけました。山裾の境内に向かって、細長い階段が伸びています。さっそく上がってみましょう!▲参道沿いに鎮座する...
北近畿最大級のハンドメイトフェスタ「但馬ピクニックフェスタ2024」が、養父市立全天候運動場「いきいきドーム」で開催されました。このイベントに欠かせないのが、養父市マスコット「やっぷー」です。10年前にご当地キャラ博で完全スルーしてしまった失敗を挽回すべく、遠路はるばる養父にやってきました。やっぷーの午前グリーティングに立ち会ったところで、お昼のランチタイムを迎えました。会場周辺の屋台エリアには、キッチ...
兵庫県養父市で「但馬ピクニックフェスタ2024」が開催されました。養父市立全天候運動場「いきいきドーム」を会場に、個性豊かなハンドメイド作品の展示販売が行われる、北近畿最大規模のハンドメイドフェスタです。ここに養父市マスコット「やっぷー」が来るというので、福岡から遠路はるばる見に行ってきました。目次1 ここまでのいきさつ2 会場はけっこう山奥にあるんだ3 やっぷーの午前グリーティングに突撃!ここまでのい...
兵庫県養父市の新キャラ「やっぴー」が26日、晴れやかにデビューしました!やっぷーのお友達として、今後いろんなイベントで活用されることが予想されます。やぶ市観光協会によると、お披露目式に際してグッズ販売も行われたそうです。平日ながら売れ行きはよく、在庫はすでに残りわずかとのこと。市民に愛されてるもんね...。やっぴー誕生後初となる週末を迎えた6月29日、養父に行く機会をえました。「道の駅ようか但馬蔵」にある...
癒し系キャラで有名な兵庫県養父市マスコット「やっぷー」にお友達ができました!つい昨日(6月26日)のことです。「やっぴー」という名前のかわいいキャラクターが誕生しました。市役所でお披露目会があったらしく、その様子が市観光協会の旧ツイッターに掲載されています。シルエット自体はやっぷーとほぼ同じですが、いくつか相違点があります。頭の桜は「樽見の大桜」、首元のリボンは壮大な草原、手足の色はブナの木がモチー...
むなかたのテンちゃん&こつめそう太の共演イラストを製作しました!そこそこ共通点の多い2体ですから、マッチしないわけがないですよね。そーくんの立体化はまだですが、イメージ絵ができたので並べてみました。背景は玄界灘と沖ノ島です。2体が立っている場所は、大島砲台のあたりだと思ってください。宗像市大島には90年前までカワウソ(ユーラシア?)がいたそうですし、事あるごとにテンスケが失踪するのもここです。大島が似...
久々の新作イラストです!数年前に製作したイイズナのキャラクターをリメイクしました。今どきのトレンドを意識して、ふんわり具合を意識してみたのは...見たら分かるっ?オコジョにしなかったのは、別にひねくれてるからじゃないですよ。手のひらに載るぐらいのミニサイズに、おもわず「妖精み」を感じたからだったりします。胴長なイタチ系でも、デフォルメの仕方によっては2頭身にできます。うま~くまとまってくれました。SNS...
世界有数の泥湯として知られる、台湾南西部の温泉地・関子嶺。日本統治時代に湯治場が整備されて以来、台湾を代表する温泉地の一つとして親しまれています。今回はその中から、日本統治時代に開業した老舗宿「関子嶺ホテル」についてお届けします。目次1 外観2 新館 2-1 パブリックスペース 2-2 客室(洋室) 2-3 部屋風呂で濃厚泥湯を満喫しよう3 旧館に残る日本統治時代の面影 3-1 新館から旧館におりる 3-2 荒れ果...
野暮用で福岡市東区、JR箱崎駅周辺をたずねました。用といっても大したことはありません。ほんの10分で用を済ませたら、あとは自由時間です。ちょうどお昼時ですから、散歩を兼ねてランチを食べに行きました。▲日中の鹿児島本線上り普通は折尾どまりになった終点では直方発門司港方面行きが接続しているそうだ▲福岡空港を離陸したばかりのエバー航空桃園行き箱崎駅から3号線バイパスに向かって歩いていると、頭上で轟音がしました...
天気のいいある日、トレーニングがてら孔大寺山登山口までポタリングした。自宅から主要道を通って、池田地区にある梛野集落を目指す。短距離でなおかつアップダウンも少ないため、手軽に体を動かすにはもってこいのルートだ。時間がないときでも行けるからありがたい。▲はるか遠くに地島が見える梛野集落に入ると、ほどなくして孔大寺山登山口が見えてきた。ここから玄界灘や地島を一望できる。日没が近いせいか、西日が視界に入...
宗像に居を構えて24年、つくづく思います。「ここって坂だらけじゃん」ということに。平地の少ない宗像市には、数えきれないほどの坂道があります。まだ行ったことのない場所も多いです。今回はその中から、とある住宅地にある急坂をたずねました。▲坂道全景距離自体はとても短い住宅地ド真ん中ということもあり、所在地などの詳細は差し控えます。今回お伝えできるのは、その坂道がコンクリート舗装であること、距離が27メートル...
先日、親戚からもらったトマトが変な形でした。俗にいう「乱形果」というもので、温度管理が十分でないと発生してしまうそうです。2つのトマトが無理やりくっついたような形をしています。まるで「2つに分裂したかった」といわんばかりに...。▲変な形のトマトをもらったんだけど...▲なぜかズームしてみた▲裏側から見た乱形果位置を変えるごとに、異なる姿を見せてくれます。角度によっては桃のような形に見えますし、またずらして...
日本統治時代の台湾を代表する大規模建築物「烏山頭ダム」について、3回に分けてお届けしております。八田與一像、ダム堰堤に続いて、建設時の犠牲者を記した「殉工碑」を見に行ってきました。目次1 殉工碑2 八田水力発電所・旧放水口・八田與一記念室3 平圧塔・放水バルブ4 総括殉工碑これからダム堰堤をくだり、殉工碑に移動していきます。冒頭で通った道をもどり、ひとまず烏山頭水庫風家区分処(事務所)に向かいましょう...
日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。前回は八田與一技師の銅像を見たところで終わりました。これからダム周辺を散策しながら、見どころを探してみたいと思います。目次1 八田與一像の奥にホテル発見!2 ダム建設で活躍したミニ蒸気機関車3 ダム堰堤を歩いてみた八田與一像の奥にホテル発見!八田與一像の奥にも何かありそうです。おや、3階建ての立派な建物が見えるじゃないですか!とりあえず、...
日本統治時代は台湾にとって変革の時期でした。鉄道・道路網といった交通インフラが整備されたほか、ダム・用水路が縦横無尽に張りめぐらされたことで、農業は大幅な進歩を遂げました。日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。八田與一技師による指揮のもと、1930年(昭和5年)に完成しました。現在は歴史公園として整備されており、日本からも多くの観光客が訪れています。今回は八田與一技師の功績に...
季節が春から夏へと移り変わるころ、宗像中学・高校で開催されるのが、文化祭「鳳雛祭」です。今年は月またぎでの開催(5/31~6/1)となりました。一般公開日の6月1日、後輩たちをたずね母校の門をくぐりました。2024年のテーマは「輝憶」。輝かしい青春の一コマを見ながら、昔を懐かしんでみようじゃないですか!目次1 テンスケ&イカの校庭さんぽ2 単独でもイケる黒子のイカ3 学食でランチタイム4 美術部にエールを送り隊☆テ...
5月の毎週水曜日といえば「世界カワウソの日」です。世界的に希少なカワウソ亜科を保護し、その血筋を守っていこうという試みが、世界中でなされています。ぜひそれを知ってもらいたいと思い、毎年ブログで紹介するようにしています。みなさん、カワウソと聞いて何をイメージしますか?アイドル的可愛さのコツメカワウソ、アマゾンの猛獣オオカワウソ、それに絶滅種扱いのニホンカワウソなんてのもいます。一口にカワウソと言って...
目次1 入口付近の様子2 木造駅舎が残る烏樹林駅3 園内設備など4 観光用に動態保存された「五分車」を見るもよし5 総括入口付近の様子▲入口全景▲動態保存用に使われているナローゲージの線路▲左手前:阿里山森林鉄道DPC1形の中間車「DTC5号」右奥:阿里山森林鉄道客車「SPC8号」▲952号ディーゼル機関車▲ナローゲージの事業用車木造駅舎が残る烏樹林駅▲駅舎(正面から)▲駅舎(別角度から)▲駅舎内部は資料館になっている▲かつ...
除籍謄本から家族史をひも解いていくと、「見たくないもの」が見えてしまいます。祖先の離婚歴や、早死にした子供の多さは、祖先調査をしている人なら誰しもが直面する「現実」といえます。今回はその現実にスポットライトを当てつつ、母方祖父の系統をたどってみました。先祖調査の最初期に、「存在するのになぜか取れない」と悲嘆にくれた、天草市鬼池の戸籍証明書についての続報です。除籍謄本が「知らない過去」を明らかにする...
台南の奥座敷として、日本統治時代に整備された関子嶺温泉。濃厚な泥湯をたのしめることから、今も日本人の心をつかんでやまない名湯です。関子嶺温泉は日本統治時代に整備された旧温泉街と、戦後整備された新温泉街に分かれています。新温泉街の麓にのこる旧温泉街、すなわち「関子嶺老街」を散策しながら、台湾に残る昭和レトロを探してみました。目次1 関子嶺温泉公園からスタート!2 関子嶺温泉の老舗「静楽館」3 もう一つ...