マルティン・ルター『九十五箇条の提題』を学ぶ・56
ドイツ宗教改革の発端にもなったとされるマルティン・ルターの『九十五箇条の提題』の日本語訳を学んでいく連載記事である。連載56回目である。なお、英訳された『九十五箇条の提題』を、当方で日本語訳して掲載することとした。6〔56〕教皇が免罪符を与える「教会の宝」は、キリストの民の間で十分に知られていない。訳は当方結局、「教会の宝」について、キリスト教徒の間でその実態が理解されていない、という事らしい。それから、この後の数条は「宝」が問題となっているので、「教会の宝」についても、それらを読むことで理解が進むことだろう。【参考文献】・WorksofMartinLuther:AdolphSpaeth,L.D.Reed,HenryEysterJacobs,etAl.,Trans.&Eds.(Philadelphia:A...マルティン・ルター『九十五箇条の提題』を学ぶ・56
2024/04/26 06:47