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当ブログで度々述べてきていますが、私は極端よりも中道を好みます。世間における一部の人は中道の姿勢を好まないことがあることを知りつつも、意図的かつ積極的に中道を目指している次第です。 今回は中道の姿勢がどのようなものか、個人的な中道の取り扱いではなくもう少し全体としての中道を説明してみます。 中道はどっちつかずの真ん中ではない 中道に対する特に多い批判は「どっちもどっち」「どっちつかず」「妥協的」といった意見です。 これは中道に対する双方の誤解によって生じていると考えます。双方というのは批判側も、批判される側もです。 中道とは妥協や中立を求める思想ではありません。誤解を恐れずに断言すれば、客観や…
世の中のありとあらゆる、までは言い過ぎですが、大抵の事柄には本音と建て前が存在します。 腹芸が苦手なこともあり、私自身は本音と建て前を好んで使い分けませんし使い分けることもできません。上手く使いこなせる人は素直に凄いと思っています。 そんな本音と建て前をきっかけに、少し話を進めてみましょう。 物事の適量 摂取すると昏睡に至る危険な物質も上手く適量を使いこなせば麻酔薬となるように、本音と建て前は薬と毒のようなものです。適量であれば角を立てずに物事を円滑に進めることができ、度が過ぎれば信頼関係を阻害する毒となります。 だからこそ本音と建て前を過剰に忌避することは望ましいことではなく、同様に本音と建…
苦諦佐々木閑 仏教講義 8「阿含経の教え 4,その74」(「仏教哲学の世界観」第11シリーズ) - YouTubewww.youtube.com集諦佐々木閑 仏教講義 8「阿含経の教え 4,その75」(「仏教哲学の世界観」第11シリーズ) - YouTubewww.youtube.com滅諦佐々木閑 仏
佐々木閑 仏教講義 8「阿含経の教え 4,その73」(「仏教哲学の世界観」第11シリーズ) - YouTubewww.youtube.com [感想]ブッダは中道を説いて、苦行を否定した。ところで苦行とは何か。 ゴータマ・シッダルタ(後の釈尊)は釈迦族の王子として生
「日本スゴイ」や「日本駄目だ」は個人的に使い勝手が悪いと考えている理由の言語化
メディアやインターネットでは様々な「日本スゴイ」或いは「日本駄目だ」が日々飛び交っています。 良い側であろうと悪い側であろうと極端な意見を打ち立てれば賛否双方の人を呼び寄せてPV稼ぎになりますので、使い勝手が良い言葉として商業ライターやまとめサイトが多用しているのでしょう。 そういった理屈は分かっていますが、当ブログでは「日本スゴイ」や「日本駄目だ」といった類の表現はあまり用いていません。個人的な趣味として、どうにも使い勝手が悪いと考えているためです。 今回はそんな屁理屈の言語化を試みます。 この記事は「日本スゴイ」や「日本駄目だ」といった言説自体の是非ではなく、私が個人的に使い勝手が悪いと考…
昔から自分の好みとしてバランス系が好きなことに気がつきました。最近ちょっとした知り合いになったヒーラーさんが本職が研究系のいわゆる超理系男子の方なんですけど、こういうスピリチュアルなこともされてる方で、いわゆる理系男子って左脳優位の人がほとんどだと思うんですけど、その方は右脳もバランスよく動いているタイプで、そういえば昔からこういうタイプの人が人間的に好きだったなぁと今更ながら思いました。私が年単...
度々言及しているため多少くどいかもしれませんが、私は基本的に中道を好みます。 この中道とは一般に間という意味ですが、それは両論の真ん中ということではありません。 類似の言葉としては中正、中庸、中観があります。つまり、どこかに偏らず、中立公正で、調和が取れていて、両論の矛盾対立を超えることが中道です。両論の真ん中を常に選ぶというのは真ん中に偏っているのと同義であり、それは中道的姿勢とは言えません。 さらに単純化して言えば、中道とは「極端」の反対です。 (厳密に中道を語ると宗派ごとに異なる見解があるのですが、長くなるので単純化します) 棒には必ず両端があるように、ある極端に対して必ず反対の極端が存…
大台ヶ原ハイキング、帰りの中道(散策路の名称)で野鳥と遭遇、少しだけバードウォッチングです 野鳥の知識は皆無、間違ってたらスミマセンヒガラ 初めて撮影小鳥の名は? さらにピンぼけで不明・・コマドリに出会ったようですが、素早くて捕らえられません月日が経つのは早いもの大台ヶ原ハイキング・吉野山散策 続編撮影 20年7月上旬 カケス 初めて撮影野鳥のいる風景一覧 備忘録に追加正木ヶ原では鹿にも遭遇し...