拙僧自身、まだまだ学びが足りないところなので、上手く記事に出来るか不安ではあるが、あくまでも「備忘録」として挙げておいて、今後、更に学びが進んだり、教えていただくことがあれば、更新したいと思っている。今回だが、日本仏教の主要宗派について、その戒律観を調べたいと思っている。主要宗派の選び方だが、色々なご意見があると思うし、日本史や日本仏教史が好きな人であれば、奈良仏教・平安仏教・鎌倉仏教・江戸仏教・明治仏教のように、時代毎に見ていきたいのかもしれないが、それは手間がかかり過ぎ。よって、江戸幕府が認定していた、いわゆる十三宗派を中心に見ていきたいと思う。◎奈良仏教・華厳宗・法相宗・律宗⇒元々この3宗派の戒律観は、律宗を中心に同一のものだったといって良い。端的にいえば、僧侶自身の資格に関わる部分で、沙弥戒と比丘...日本仏教各宗派に於ける戒律観(備忘録)