今日6月10日は「時の記念日」らしい
今日6月10日は「時の記念日」とされる。理由は、天智天皇10年(671)の4月25日に、漏刻(水時計)が設置され、宮中に時がつげられるようになったが、この天智天皇10年4月25日を太陽暦に直すと671年の6月10日になったため、「時の記念日」に制定されたそうである。ところで、禅宗だと趙州従諗禅師などが、「十二時(一日二十四時間)」などを元に学人と問答している様子が知られるが、これもその1つか。雲門、因みに僧問う、「十二時中、如何が即ち空しく過さざることを得ん」、師曰く、「什麼の処に向かってか此の一問を著けん」。曰く、「学人、会せず。請う、師、挙せ」。師云く、「筆硯を将ち来たれ」。僧、便ち筆硯を取り来たる。師、一頌を作して曰く、「挙して顧みざれば、即ち差互す。思量せんと擬せば、何の劫にか悟らん」。『真字正法...今日6月10日は「時の記念日」らしい
2025/06/10 09:46