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#オリジナル小説
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#5 運命の接触
朝の日差しが営業所の窓ガラスに反射して、一瞬、誠一郎の目が眩んだ。営業所の前に群がる鳩たちが、人影を察知して慌てて飛び立つ。毎朝の光景だ。 掃除用具を手に取り、営業所の前の鳩の糞を丁寧に掃除する。この作業から一日が始まる。誠一郎は黙々と掃除
2024/11/14 17:38
オリジナル小説
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【夜想曲16話】悪夢の暴走2
Dream16.悪夢の暴走2 「とにかく順番に話しなさい。左から発言を許す!」 呆れ顔のレアはこめかみに手を当てて二、三度首を横に振ると、まずはクライスを指名した。 すると彼はニヤリと笑い、なぜか悔しがるセシルドとリュイに対してガッツポ
2024/11/13 22:38
#4 夜明けの決意
午前三時二十八分。目を開いた瞬間、誠一郎は時刻を悟っていた。何十年も続けてきた生活リズムは、体内時計として完璧に機能していた。暗闇の中で、ゆっくりと上体を起こす。 「さあ、どうだ」 声に出して確認するように呟く。背中が軽く痛む。後部座席を倒
2024/11/13 17:59
#1 サウナの中の出来事
社長室の大きな窓から、街の喧騒が遠く聞こえてきた。城山誠一郎は革張りの椅子に深く身を沈め、目を閉じた。地方都市とはいえ一等地に建つこのビルは、彼が二十年の歳月をかけて築き上げた帝国の象徴だった。しかし今、その重みが肩に重くのしかかっていた。
2024/11/13 14:20
#2 フードコートでの出会い
意識が戻った時、誠一郎は運転席に座っていた。見覚えのある車内の匂いと、懐かしい革のハンドルの感触。高級車に乗り慣れた手は、このハンドルの質感が決して上質なものではないことを覚えている。しかし、この懐かしさは何なのか。なぜここにいるのか、記憶
#3 決断の時
フードコートの喧騒が、誠一郎の混乱した思考をかき消すように響いていた。ランチタイムのピークを過ぎた午後、それでも客足は途切れない。店舗から漂う様々な料理の香りが、空腹感を一層強くさせる。 水を一口飲んで喉を潤す。財布を持っていないことが、こ
第88話 もしも私のがんが治ったら…
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る田口さんの家にうかがうのは、これで4回目になる。初めてお目にかかってから、3週間が過ぎていた。私が行ったからといって、終末期のがんで余命幾ばくもない人に、何かできるわけではない。それでも、もう1回、もう1回と思いながら通っ
2024/11/13 10:26
兄を迎えに行ったら反社の人達に囲まれた朝
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ その日の朝……… 私は組… 私は社長から呼び出しを受けた……………… 「えーっ 私がですかぁ?…………… あんなヤツほっといてよくないですか? 今日は私…… アニメとか観ながら ずっと家でごろごろして居るという予定が在るんで 超忙しいんですけど………」 昨日取引先に赴いたきり帰ってこないスタッフを…… 迎えに行って来て欲しいと言う組長…… 社長からのお願いを快諾した私は 横長のジュラルミンケースと地図を渡され… 事務… 会社を後にした………………………………… ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ 私は鉄筋コンクリートの無機質な建物に入り…
2024/11/13 06:35
【残049話】断罪の日(3)
「尋問じんもんて……何を……」「それは言えない。ヴァンプにはヴァンプのやり方がある。だが……レイの尋問は決して甘くはない。カルディナが簡単に口を割ったところを見ると……それなりの事はしたのだろう」 その言葉に、一気に背筋が寒くなった。思わ
2024/11/12 07:47
挑戦するのに年齢は関係ない #46
馬を歩かせながら、ヒロは色々と話をしてくれる。たまにはヒロを独り占めするのもいいかもしれない。僕はすっかり馬に慣れてきた。「気持ちいいね」「三日月みたいな形だから馬にとってもいい運動になる」「ダディ、まだかな」「そろそろ来てもいい頃なんだけどな」すると、後ろからドドドッと音が聞こえてくる。「何の音?」ヒロはため息をついている。「マザコン野郎が来たってことだ」「ダディ、来たの?」「走らせてる。こっち...
2024/11/11 22:48
女の死体はずっと私の目を見てた
~ 追憶 バーテンダー ~ 昨日は女の服を……… 正面からめくり上げただけだったので全く気が付かなかったが…………… 女の軀には右肘から巻き付き背中まで向かう 美しい蛇の刺青が入って居た………………… くちから赤い絵の具を流して倒れて居る女の死体は 目線だけこちらに向けて言った………………… 「ちょっと手伝ってくれない?」 ………………………………………………… 気付けば私と女は昨日と同じ形になって居た……………………… ただ違うのは……… 女が何も身につけて居ないということと…… 自分のくちを手で押さえて居ないということ……… そして…… まるで死体のように完全な無抵抗だということだった………
2024/11/11 07:57
キャラクター設定をしっかり作り込んで構想ぶれを防ぐ
キャラ設定は物語の展開に影響するため、プロットを書く前にしっかり決めておきたいもの(´・ω・`) 行き当たりばったりだと必ず書き直す事になります ゲーム制作についても同じよ
2024/11/11 06:42
No.6-027 Blue Dreaming
「幸せって、好きな人と一緒にいることじゃないの? 家を出た私には、もう『あなただけ』なのに、何度電話しても連絡くれなかったのは……レイチェルを愛してたからじゃないの?」レイチェルが、たまらず声を上げた。「私のせいなの! あなたからの留守録を消して、アシュリーには一切伝えなかった。あなたからアシュリーを奪おうとしたのよ!」
2024/11/10 20:38
【小説紹介・感想】異世界パッチノート ~神々の掲示板~【神様掲示板・異世界運営・完結】
フレラガさんのWeb小説「異世界パッチノート ~神々の掲示板~【」の感想紹介を記事にしました。掲示板メインで普通の小説パートは少な目。ゲームクソ運営のノリでバージョンアップされる異世界と、それに振り回される人間をはじめとした各種族たちとそれに加護と神託を与える神々の物語。(・ω・)ノ
2024/11/10 12:26
理科室に在った美しい蛇の絵と女の死体
~ 追憶 バーテンダー ~ po-l.hatenablog.com 理科室を出た帰り道…… 私は 美術教師の頬骨に筆の柄を突き立てたとき親を呼ばれたり… こっちに非は無いのに謝らせられたりして けっこう大変だったことを思い出して居た…………… 今回はもっと面倒な事になるかも知れないと…… そう思った……………… 夜にでも誰かが来るかも知れないとも思って居たが それは無く いつもどうり親に千円渡されて 「暫く外に出てろ」 と言われ 行くところも無いので階段を降りたところで座って居るだけという 普段と変わらぬ夜を過ごした……………………………… ……………………………………………………… 翌日 学…
2024/11/09 07:36
挑戦するのに年齢は関係ない #45
僕はヒロと一緒に乗り、ダディは1人で乗る。「ジュン、見てろ」「なにを?」「トモはもう少しで落馬する」「そうなの?」時間をおかずにダディは馬から落ちた。「なんで・・・・・・。ダディ、大丈夫?」「ってぇ・・・・・・。なんで」ヒロは一言だ。「あんな乗り方だと直ぐ落ちる」「うー・・・・・・」腰をさすっているダディを見てると、なんとなくだけど分かってきた。「ダディは、馬に乗れる年齢、いや、乗れる体つきではないから落ちたの?」...
2024/11/08 21:02
【夜想曲15話】悪夢の暴走
Dream15.悪夢の暴走 「おい! お前! さっさとオイラをココから出せ!」 硬い鉄格子の隙間から顔を覗かせてその少年は叫ぶと、両手で掴つかんだ冷たい金属の格子こうしを力一杯揺さぶった。 暗く冷え切った石の壁にガチャガチャと無機質な音
2024/11/08 19:24
【残048話】断罪の日(2)
「リーディアは? リーディアは無事なの?」 ただでさえ早い段階で背中に大きな一撃を受けていた上に、彼女もエルフェリスの傍そばで戦っていた。リーディアも同じように、さらなる傷を浴びせられてしまったのだろうかと、エルフェリスの瞳が不安に揺れる
2024/11/07 10:50
第87話 エエかっこしいはツライよ
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る私は気が弱いほうではないと思う。しかしどちらかというと、エエかっこしいの部類ではある。この性格のせいで、これまで何度、後悔するはめになったことだろう。大腸がんの下田さんのときだって、初めにはっきりと断っていれば、何か月も
2024/11/06 10:01
【夜想曲14話】東の魔術師
Dream14.東の魔術師 夜が明けてすぐ私達は広場を後にし、再び街道を東の魔術師の元に向けて進んだ。 今日はうっすら雲が広がって、あまりすっきりとは言えない空模様。 私の瞼まぶたもあまりすっきりしない。 馬上ではクライスに支えられ
2024/11/04 15:52
【小説紹介・感想】乙女ゲームのヒロインに転生したTS少女(闇)は、何一つ気づかずに剣を片手にマイペースに生きる【TS転生・最強・乙女ゲーム】
さえぐささんのWeb小説「乙女ゲームのヒロインに転生したTS少女(闇)は、何一つ気づかずに剣を片手にマイペースに生きる」の感想紹介を記事にしました。戦乱に巻き込まれた異世界ファンタジーのTS転生令嬢が地球の剣客と出会ってヤベー剣士として覚醒してしまうお話。(・ω・)ノ
2024/11/04 12:05
オリジナルBL小説「落日」第4部
2024/11/03 21:23
No.6-026 Blue Dreaming
feat. Cutting Crew 「でも、こんな口うるさい女、嫌われて当然よ!? レイチェルは私とは正反対ね、必死にアシュリーを庇って……きっと何もかも包み込む、聖母のよう人なんだわ。私はダメ、突き放してばかりでバチが当たっちゃった」 ケイトはゆっくりと視線を僕に移し、話を続けた。 「私、ジェムを好きな気持ちは嘘じゃないの。一目見て素敵だと思ったし、あなたと過ごす甘い時間は、女性として至福のひとときだった。だから、アシュリーがレイチェルを選んだように、私も次へ進もうって、そう決心したんだけど……」 涙と雨で顔をグズグズにしてもケイトは凛とした表情を崩さなかった。 「でも、もうこれ以上、気づ…
2024/11/03 20:47
【小説紹介・感想】ただの村人が戦場に放り込まれるお話【戦記・フィジカル無双】
おろんさんのWeb小説「ただの村人が戦場に放り込まれるお話」の感想紹介を記事にしました。異世界ファンタジーの村人現地人主人公の純朴な少年が、村一番の力持ちだった事から魔法吹き荒れる戦場に徴発されちゃうお話。なお、村一番は外に出ても最強であるものとする。(・ω・)ノ
2024/11/03 16:08
更新情報(2024/11/03)
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で、「鵺の集う街でX ——Payitforward.」の三章目「可能性と対策」をUPしました。シリーズ目次は↓こちら。小説家になろうへの転載は、明日の10時を予定しています。■鵺..
2024/11/03 10:21
短編から長編まで小説の文字数によるジャンル別の戦略
ざっくり2、3万文字でまとめるのが短編、6から8万文字なら中編、10万文字以上で長編一冊分が12万字前後です ステータスオープンとか、厨二の作文には言ってもムダです
2024/11/03 07:30
小説『虚像に囚われた呼び声』
2024/11/02 21:26
【小説紹介・感想】TSオレっ娘魔法少女は堕ちたくない【R15・悪の女幹部・悪落ち】
きし川さんのWeb小説「TSオレっ娘魔法少女は堕ちたくない」の感想紹介を記事にしました。悪の組織のTS悪堕ち魔法少女モノ。悪の組織にTS魔法少女悪の女幹部に改造された元ヒーロー(♂)が、無理やり正義の魔法少女と戦ったり悪の組織に調教されたりするお話。(・ω・)ノ
2024/11/02 13:35
【残047話】断罪の日(1)
「カルディナはドールとしての行動を見誤みあやまった。速やかに血の契約を破棄し、処分決定までの間、地下牢獄に幽閉ゆうへいとする」「そんな……嫌です! ロイズ様……ロイズ様!」「私の客人がそれほどまでに気に入らなかったのか? しかし、一介いっか
2024/11/01 15:32
第86話 追い詰められてもうどこにも逃げ場がない
*小説『ザ・民間療法』全目次を見るこの仕事を始めたころは、確かリラクゼーションを目的とした施術だったはずだ。それがいつしか、がんや難病といった、たいへんな症状の患者さんばかりがやってくるようになっていた。民間療法家にすぎない私のところに、そんな重病の人が
2024/10/30 10:01
【夜想曲13話】凍える夜
Dream13.凍える夜 それからしばらくして、壊れて行く手を阻はばんでいた橋が仮復興し通行可能になった。 足止めを強しいられていた旅人たちは一人また一人と街道に姿を消して行き、私達も慌ただしく出立しゅったつの支度を整えた。 東の魔術
2024/10/30 08:23
スープの森〜動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語〜
読書記録:■スープの森〜動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語〜 https://ncode.syosetu.com/n9497hs/日替わりスープがメインのお店「スープの森」は、最寄りの町から10キロほど離れた森の中にぽつんと..
2024/10/29 18:39
【残046話】狂愛の果て(4)
その瞬間。 「リーディ……ア様、いらっしゃる……、の?」 幾分大きくなったその声に、エルフェリスとリーディアは顔を見合わせると、すぐさまアルーンが縛り付けられている木の裏側に回り込んだ。 そしてそこにいた者の姿を認めて、リーディアがそ
2024/10/29 14:45
BLレストラン・・・№1
~ レストランで 酒森百合絵と東雲坂田鮫アネモネ藤子 ~ 今朝………………… 東雲坂田鮫さんに声をかけられた…………………… ランチのお誘いだった………………………… 本当は私でなく……… 鯖戸先輩と行きたかったそうだが………… 鯖戸先輩が 本日有給休暇を取得して居たことを……… 東雲坂田鮫さんは 忘れて居たらしい…………………… 聞けば予約を入れて在るレストランのシェフは……………… あのバーテンダーの先輩だという………………… その関係で……… 今日は かなりお値打ちにランチが愉しめるというのだ…………… 正直………… 東雲坂田鮫さんと…………… 二人で食事に行くことには…… 不安を禁じ得…
2024/10/29 06:28
カクヨムとpixivで書くことを再開しました
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。月白(つきしろ)です。 メインのブログで「月白の日常」というブログがあるのですが、日常のことを書いたりレビュー記事や読書感想と販売しているハンドメイドアクセサリーの宣伝などを、主に書いています。 ちょっとメインのブログが、これ以上ごちゃごちゃな感じになってもと思って、分けたかったので創作文章の宣伝用のブログを作ることにしました。 以前、フォレストページで書いていたことがありました(かなり前)。 フォレストページはもう閉鎖されてしまい、サイトも長い間非公開にしていました。 また書こうなんて思ってもいなかったんですが、気が付いたら書くという衝動に駆られた…
2024/10/28 17:15
【小説紹介・感想】魔法少女がいく~TS魔法少女は運が悪いようです~【ハーメルン】【TS魔法少女】【現地人主人公】
ココア@レネさんのWeb小説「魔法少女がいく~TS魔法少女は運が悪いようです~」の感想紹介を記事にしました。腐った魔法少女のせいで死んだ会社員(♂)が魔法少女のマスコットとして異色の"悪魔"と契約して、魔物とそれを操る魔女と腐敗した魔法少女・組織に立ち向かうダークヒーロー味のあるお話。(・ω・)ノ
2024/10/28 14:53
No.6-025 Blue Dreaming
pick out:A Flock Of Seagulls 霧雨の中、足早に駐車場まで 向かっている途中、ケイトが不動産屋の張り紙に目をとめた。すると、偶然にも中からアシュリーが出てきたんだ。 驚きの表情の二人。ケイトは震える声で言った。 「……どうして、ここに?」 彼は僕に目をやり、控えめに口を開いた。 「……もしかして、二人で住む家を探してる?」 黙って俯くだけのケイトにアシュリーは話を続けた。 「だったら、戻ってくるといい。僕があそこを出るから」 「レイチェルと一緒に住むのね⁉︎」 鋭い口調のケイトをなだめるように彼は説明した。 「いや、彼女は変わらず親元にいるよ。あの家は一人で住むには広…
2024/10/27 21:11
【小説紹介・感想】黒崎一護なオリ主と五条悟【呪術廻戦×BLEACH】【異世界転生・オリ主】
ラムセス_さんのWeb小説「黒崎一護なオリ主と五条悟」の感想紹介を記事にしました。主人公はBLEACHの知識はあれど呪術廻戦の知識は無し。BLEACHの主人公黒崎一護になった転生者のお話…ただし転生先は呪術廻戦で五条先生に捕捉されちゃうスタート。(・ω・)ノ
2024/10/27 12:06
【小説紹介・感想】ドラゴンだけど人類が弱すぎて草【ファンタジー内政・文明発展】
三笠木さんのWeb小説「ドラゴンだけど人類が弱すぎて草」の感想紹介を記事にしました。冬色の好きな超越者による箱庭系文明発展モノ。異世界ファンタジーのドラゴンに転生した主人公が、ヨワヨワ人間さん達にテコ入れして文明を発展させるお話。(・ω・)ノ
2024/10/26 14:33
クリエイト業で試されるプロデューサーと監督のスキル
ゲーム制作、映像、音楽、またはライブの手配など あらゆる分野で責任者がいる・・普通はチームを組んで役割を決めてる 個人でリリースするなら全て兼任さw
2024/10/26 11:02
【夜想曲12話】短剣と黒水晶2
Dream12.短剣と黒水晶2 「黒き欠片に還かえったか。華の命は短いものよ。なぁ……サキュバス」 男の目の前で揺れる天秤から黒水晶がひとつ、消えていた。 だが男は不気味に笑い続ける。 「キラか……面白くなってきたわ。ヒヒヒヒヒ」 冷
2024/10/26 09:23
いつも理科室に居た彼女・・・PART3
~ 追憶 バーテンダー ~ 細身の軀に白い肌・・・ いかり肩が特徴的な美人だった・・・・・・ その日全ての授業が終わったら・・・ 理科室に来るようその女に言われた・・・・・・・・・ その時間が来るまで・・・・・ 私の心は 輪郭も中心もバラバラに・・・・・ まるで空気にほどけてしまったようだった・・・・・・・・・ 私の目は 殆ど進まない時計の針ばかりを見て居た・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ やっとその時が来て・・・・・・・・ 私は足早に理科室へと向かった・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 心…
2024/10/26 07:54
挑戦するのに年齢は関係ない #39 ロシア旅行の始まり~
ヒロが教えてくれる。「あそこの明るい所に泊まるよ。あそこで3日間過ごす」「今って何時なの?」「時計は2時間早めにしろよ」「早めるの?」「そうだよ。ドイツ時間からロシア時間にしないと」ロシアって、どこ?そう思っていたらダディは呟いている。「たしかに、緊急オペが入っても無理な距離だ」「だろ」ロッジに入ると、中は綺麗だ。「掃除を頼んでおいたからアラ探ししないように」「はいはい」テレビが置いてあるので点け...
2024/10/25 21:09
【残045話】狂愛の果て(3)
† † † † † 時が凍りついたように、エルフェリスもまた衝撃を受けて固まっていた。 「ロイズハルトが……禁術使い……?」 禁術はもはや伝説の中の伝説。知る人ぞ知る、忘れ去られた過去の遺物。 その術をヴァンパイアの中では唯一ロイズハ
2024/10/24 17:28
いつも理科室に居た彼女・・・PART2
~ 追憶 バーテンダー ~ あるときその美術教師は…… その薄汚い手に絵筆を握り…………………… 私の描いた絵の上に…… 悪意に満ちた絵の具を乗せた…………………………………… そのとき咄嗟に… 私は美術教師の目を潰そうと思って…… 絵筆を順手に持ち…… すぐに大きく振りかぶって柄のほうを振り下ろした……………………………… ……………………………………………… が…………………… 筆の柄は美術教師の目ではなく 頬に刺さり…… しかも 頬骨で止まった為…………………… 致命傷などには全く至らず………… 唯のちいさな傷を残しただけだった……………………………… ………………………… 結局このとき…
2024/10/24 07:37
挑戦するのに年齢は関係ない #38 久しぶりの親子3人
2人に、この4年間のことを話していた。ヒロは溜息をついていたけれど、ダディは笑っている。「どうしよう・・・・・・」「それなら、あと1年欺き通せ」「でも」「あいつは必死になって味の改良に励むだろうよ」「僕は」「ジュン。お前はそのままでいればいいんだよ」「いいの?」「マサとジュンヤとエドの3人はお喋りじゃないからな。ジュンにとって、誰が一番頼れる?」「ジュンヤ先生。GPボスは怖いけれど、でも、好きだよ」「なら...
2024/10/23 21:05
第85話 これは事件なのか
*小説『ザ・民間療法』全目次を見る下田さんが病院での治療を受け入れてくれたおかげで、やっと私も彼の大腸がんとの闘いから解放された。あのまま彼が病院での治療を拒みつづけていたら、私はずっと彼のもとへ通って施術をつづけていただろう。それでは、私のほうが先に
2024/10/23 10:02
【夜想曲11話】短剣と黒水晶
Dream11.短剣と黒水晶 目覚めた時に真っ先に瞳に映ったのは、酷ひどく心配そうな表情を浮かべたクライスとリュイだった。 そしていつも通りのセシルド。 「キラ……良かった!」 私が瞬まばたきを繰り返すと、クライスは長い溜め息と共に笑
2024/10/22 14:30
せんせいとしたこと・・・PART1
~ 追憶 バーテンダー ~ ザー ザー これを耳鳴りと言って良いのかどうかは解らないが………… 私は 昼夜を問わず…… 眠りにつこうとすると この ザー ザー という音により………… それを妨げられる……………………………… この ザー ザー という音は……………… 起きて居るとき…… また…… 単に軀を横たえて居るだけでは 聞こえて来ることがない…………………… 眠ろうとするとき………… 或いは 眠ってしまいそうになったとき…………………… そのときだけ…… 聞こえてくるのだ……………………………… はじめの頃は鬱陶しく…… 眠れぬ日々に狼狽えもしたが…………………… 日を月を………… 年月…
2024/10/22 07:28
挑戦するのに年齢は関係ない #37
誰かの声が聞こえてくる。が、痛みも襲ってきた。「ったーい・・・・・・」ダディの声も聞こえてくる。「優しく起こしてくれる?」すると、イラついた声も聞こえてくる。「2人揃って仲良く寝やがって・・・・・・」ヒロだ。「今、何時?」「19時」その言葉にダディも一緒に跳ね起きる。「夕食」「僕、スープ」「お前はメイン! スープは私が作る」「えー、時間かかるじゃない」本当は起きて待っていたかったんだ。でも、寝るのが好きなダディ...
2024/10/21 21:05
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