やはり公務員の金銭感覚は狂っているという話
私は公務員として働いて15年以上が経ちますが、上司や同僚、後輩などと話をしていて感じることは、金銭感覚が世間一般と比較してズレている方が少なからずいる、いうことです。 ・お金のことを考えるなんて人間として器が小さい ・借金をしてこそ一人前 ズレていると感じるのは、概ねこのような感覚ですね。そして、このような感覚というのは仕事の能力と関係がありません。 ・仕事は真面目に取り組んでいる ・能力が非常に高い このような仕事においては優秀な職員であっても、金銭感覚がズレているケースが往々にしてあるということです。 これは、公務員の労働環境や給料形態によるところが非常に大きいですね。 ・年功序列 ・終身雇用 職種や部署によってある程度の差はあるでしょうが、公務員組織の給料形態はこの2つが給料を決める要素となります。 仕事をどれだけ頑張って成果を上げようが、それが給料に反映されることはほぼないということです。 そして、徹底した年功序列も金銭感覚がズレる要因のひとつとなっています。 ・先輩が浪費をするのが当たり前だと言っている ・上司が新築一戸マイホームを買うのが当たり前だと言っている このような環境下で働いていると、浪費をして借金をするのが当たり前だと認識するということです。 しかし、これらのことは当たり前ではないですね。もちろん、浪費や新築一戸マイホームを購入することが金銭感覚が伴わないこととイコールというわけではありません。 ・世帯の収入 ・家族構成 ・価値観 このような事柄で浪費やマイホーム購入の価値観というのは変わってくるのが当たり前です。 そのため、誰しもが浪費に散財したり、マイホーム購入をすることが人生における規定路線とはならないのですね。 しかし、公務員であれば、貯蓄をせずにお金を使い借金をすることが当たり前という感覚を持つ方が少なからずいるということです。 それを考えさせられたのが、同僚との車購入の話です。
2024/05/31 06:00