エーラス・ダンロス症候群(指定難病168)
エーラス・ダンロス症候群(指定難病168)のページを更新エーラス・ダンロス症候群(Ehlers-Danlossyndrome:EDS)は、皮膚、関節、血管など全身的な結合組織の脆弱性に基づく遺伝性疾患である。その原因と症状から、6つの主病型(古典型、関節型、血管型、後側彎型、多発関節弛緩型、皮膚脆弱型)に分類されており、全病型を合わせた推定頻度は約1/5,000人とされている。さらに、最近、難治性疾患克服研究事業研究班において見出し、疾患概念を確立した「D4ST1欠損に基づくEDS(DDEDS)」を含め、新たな病型が発見されている。【原因】コラーゲン分子又はコラーゲン成熟過程に関与する酵素の遺伝子変異に基づく。古典型はV型コラーゲン(COL5A1、COL5A2)遺伝子変異により、血管型EDSはIII型コラ...エーラス・ダンロス症候群(指定難病168)
2024/10/11 19:15