徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症(指定難病154)
徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症(指定難病154)徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症は、焦点性発作ならびに一見全般性の発作(片側あるいは両側性の間代発作、強直間代発作、欠神発作)を生じ、徐波睡眠時に広汎性棘徐波が持続性に出現し、知的・認知機能の退行の形をとる神経心理学的障害を伴うことが特徴である。関連症候群に、広汎性棘徐波が優勢に出現する部位に対応して、聴覚性言語障害を主徴とするランドウ・クレフナー症候群がある。【原因】本疾患の30~60%に神経放射線学的異常があり、多種の病変を認めるが、発病にかかわる機序は不明。遺伝子については、現時点において、直接に本疾患との関連が明らかになった遺伝子はない。【症状】下記の発作と、運動・高次機能障害を認める。1)臨床発作型発作は、焦点性運動発作と、転...徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症(指定難病154)
2024/05/02 09:13