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『センツァマニ』（マクシム・ゴルキイ、訳＝森林太郎、青空文庫）
『Senza Mani/Familie Ohnehand』(Maksim Gorkii)底本『鴎外選集第15巻』岩波書店タイトルの「センツァマニ」はイタリ...
2024/04/23 15:21
『森の少女ローエラ』（マリア・グリーペ、訳＝大久保貞子、学習研究社）
『Pappa Pellerins dotter』（Maria Gripe,1963）挿絵＝ハラルド・グリーペ（著者のパートナー）本作はスウェーデンのジュブ...
2024/04/18 15:58
「堀河の太政大臣基経の語」 『今昔物語』巻二十二第六 （その2）
[호리카와의 태정 장관 모토츠네 이야기] 옛날 옛날에, 태정 장관 모토츠네라는 분이 게셨다. 뛰어난 재능을 가진 현명한 분으로 그 일족도 ...
2024/04/13 15:17
「堀河の太政大臣基経の語」 『今昔物語』巻二十二第六
今は昔、太政大臣基経という方がいらっしゃった。優れた才能を持った賢い方で、一族も繫栄した。娘は醍醐天皇の后となり、朱雀院、村上の二代の天皇の母となった。息...
2024/04/13 15:12
『刑罰』（フェルディナント・フォン・シーラッハ、訳＝酒寄進一、創元推理文庫）
『Strach』（Ferdinand von Schirach、2012）著者は1964年生まれで、祖父はナチ党全国青少年最高指導者だった。1994年から...
2024/04/08 15:45
『黒猫』（エドガー・アラン・ポー、訳＝佐々木直次郎、青空文庫）
『The Black Cat』（Edgar Allan Poe）底本＝新潮文庫（1951）物語はつぎのように始まる。「私がこれから書こうとしているきわめて...
2024/04/03 14:59
『四重奏/目』（イラジーミル・ナボコフ、訳=小笠原豊樹、白水社）
『Nabokov’s Quartet/The Eye』（Владимир Набоков、1965，1966）ナボコフ（1899～1977）は帝政ロシアの...
2024/03/29 14:12
映画鑑賞ノート70（2024.3.23作成）
2023年12月に見た映画とドラマの覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一言メモ画像は「フ...
2024/03/24 10:07
『門にて』（M.J.クロッサー、訳＝The Creative CAT、青空文庫）
『At the Gate』（M.J.Closser）底本＝Project GutenbergのFamous Modern Ghost Storiesまず登...
2024/03/18 09:20
『橋の下』（フレデリック・ブウテ、訳＝森鴎外、青空文庫）
（Frederic Boutet） 底本は筑摩書房の『諸国物語（上）』フレデリック・ブウテ（1874～1941）はフランス世紀末の残酷譚の名手で、サキ、ト...
2024/03/14 11:42
『Pygmalion』（G.B.Shaw, Drawings=Feliks Topolski、PenguinBooks）
『ピグマリオン』（G.B.ショー）タイトルに続いて「A Romance in Five Acts」とあり、そのあとには作者名とフェリクス・トポルスキによる...
2024/03/09 10:57
韓国ドラマノート-その23（2024.3.4作成）
2023年9月から2024年2月末までに見たドラマを上から新しい順に並べました。1行目：日本語タイトル、韓国語タイトル、放送局2行目：キャスト 3行目以降...
2024/03/04 14:39
『夜のパパ』（マリア・グリーペ、挿絵＝ハラルド・グリーペ、訳＝大久保貞子、偕成社）
『NATTPAPPAN』（Maria Gripe,1968）「夜だけのパパだっているのよ……/クラスの友だちにこの事実を証明しようと、/ユリアは本を書き始...
2024/02/28 11:25
『悪い仲間』（アンガス・ウィルソン、訳＝工藤昭雄＋鈴木寧、白水社）
『The Wrong Set abd Other Stories』（Angus Wilson,1949）本書に収録されているのは12編の短編であるが、一つ...
2024/02/23 15:16
『ヨガに行ってきました』（シン・ギョンスク/申京淑、2022，dalpublishers）
『요가 다녀왔습니다』（신경숙,달 출판사） 絵＝Meg韓国の現代作家・申京淑（1963～ ）が長年親しんできたヨガについて綴った随筆。ヨガ教室に通うよう...
2024/02/18 10:32
映画鑑賞ノート69（2023.12.15作成）
2023年9月3128日～11/22日に見た映画とドラマの覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以...
2024/02/13 09:14
『人はすべて死ぬ』（ボーヴォワール、訳＝川口篤＋田中敬一、人文書院）
『Tous les hommes sout mortels』（Simone de Beauvoir,1946）1908年にパリで生まれた著者はサルトルと並...
2024/02/08 17:49
『不死の人』（ホルヘ・ルイス・ボルヘス、訳＝土岐恒二、白水社）
『El Aleph』（Jorge Luis Borges,1957）本書は1960年代後半に白水社から出されたシリーズ「新しい世界の短編」の1冊。当時少し...
2024/02/03 11:37
『ムーミン谷の冬』（トーベ・ヤンソン、訳＝山室静、講談社青い鳥文庫）
『Troll vinter』（Tove Jansson,1957）物語は次のようにはじまる。空はほとんど真っ黒でした。でも、月の光を浴びて、雪がきれいな青...
2024/01/29 10:34
姓名談義 その4 (존칭)
우리 둘째 딸이 중학교에 다니던 시절의 이야기다. 어느 날 학부모를 위한 수업 참관 행사가 있었다. 저는 훌륭한 선생님이라고 소문난 4...
2024/01/24 10:59
『あの本は読まれているか』（ラーラ・プレスコット、訳＝吉沢康子、創元推理文庫）
『The Secrets We Kept』（Lara Prescott,2019）タイトルにある「あの本」とは『ドクトル・ジバゴ』（ボリス・パステルナーク...
2024/01/19 09:59
『インヴィジブル』（ポール・オースター、訳＝柴田元幸、新潮社）
『Invisible』（Paul Auster、2009）物語は1967年の春、アダム・ウォーカーがコロンビア大の二年生だった時に始まる。何かのパーティー...
2024/01/14 11:04
『ケイトが恐れるすべて』（ピーター・スワンソン、訳＝務台夏子、創元推理文庫）
『Her Every Fear』（Peter Swanson）物語はタクシーでローガン空港からボストン中心部へ向かう途中のケイトが、サムナー・トンネルで渋...
2024/01/09 10:39
和書の記録（2023年1月～12月））
『遠いアメリカ』（常盤新平、講談社）『繰舟で往く家』（牧野信一、筑摩書房） エスペラント訳（訳＝森田明）と並べて読みました。『オレオレさぎとフレンチトー...
2024/01/04 11:41
私の10冊（2023年）
この1年に読んだ本の中から特に気に入った本を「私の10冊」としてまとめてみました。また、選から漏れた本を「おすすめの10冊」として挙げてみました。画像は「...
2023/12/30 12:23
今年の花と木
2023年に楽しんだ花、木、風景の記録です。河津桜（カワヅザクラ）3月4日近隣の公園にて카와즈 자쿠라英名なしCerasus lannesiana 'Ka...
2023/12/25 20:45
『ガルヴェイアスの犬』（ジョゼ・ルイス・ペイショット、訳＝木下眞穂、新潮クレスト）
『Galveias』（José Luís Peixoto）物語は次のように始まる。1984年1月の夜中。ガルヴェイアスはゆっくりと眠りに落ちていくところで...
2023/12/20 10:34
『だからダスティンは死んだ』（ピーター・スワンソン、訳＝務台夏子、創元推理文庫）
『Before She Knew Him』（Peter Swanson,2019）物語の舞台はボストン近郊の町ウエスト・ダートフォード。ここの一戸建て住宅...
2023/12/15 10:33
姓名談義 その3 （姓がない場合もある）
나의 일본어 교사 시절의 이야기다. 미얀마에서 온 [에에우] 라는 예쁜 여학생이 있었다. 그녀를 따라 그 남동생 [아웅륑우] 도 우리 ...
2023/12/10 10:43
『アリスが語らないことは』（ピーター・スワンソン、訳＝務台夏子、創元推理文庫）
『All the Beautiful Lies』（Peter Swanson,2018）物語の舞台はメイン州南部にある架空の町ケネウィック。モデルとなった...
2023/12/05 10:12
『라이팅 클럽』（강영숙, 민음사）
『ライティング・クラブ』（姜英淑/カンヨンスク、民音社）本作は1967年生まれの作家による2作目の長編小説。2010年10月に発表されて2011年に「自信...
2023/11/30 14:36
『時計仕掛けのオレンジ』（アントニイ・バージェス、訳＝乾信一郎、早川書房）
『A Clockwork Orange』（Anthony Burgess,1962）本書は20世紀英文学を代表するベストセラーであり、スタンリー・キューブ...
2023/11/25 17:41
映画鑑賞ノート68（2023.11.15作成）
2023年8月20日～8/31日に見た映画とドラマの覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一...
2023/11/20 10:45
『In Another Country』（Ernest Hemingway、Jonathan Cape）
『異国にて』（ヘミングウェイ、最初の49の短編集より）パオロ・コニエッテイの『狼の幸せ』に次のような文がある。 ミラノを歩きながらファウスト（主人公）はヘ...
2023/11/15 16:31
『My Name is Aram』（William Saroyan, Dell Books）
『わが名はアラム』（ウイリアム・サローヤン）著者（1908～1981）はアルメニア系移民の子としてカリフォルニア州フレズノに生まれた。本作はフレズノの移民...
2023/11/10 09:46
『フォンターネ 山小屋の生活』（パオロ・コニエッティ、訳＝関口英子。新潮クレストブックス）
『Il ragazzo. Elvatico/ Quaderno di montagna』（Paolo Cognetti,2013）本作は『帰れない山』でベ...
2023/11/05 11:13
天神、御製の詩の読みを人の夢に示し給ひし語 『今昔物語』巻二十四の第二十八
天神（菅原道真）がある人の夢に現れて詩の読み方を示した話 今は昔、天神のお作りになった詩があった。東行西行雲眇眇。二月三月日遅遅。後代の人たちは風流な楽し...
2023/10/31 09:58
『デミアン』（ヘルマン・ヘッセ、訳＝高橋健二、新潮文庫）
『DEMIAN』（HERMANN HESSE,1919）副題に「エミール・新クレールの少年時代の物語 Die Geschichte von Emil Si...
2023/10/26 17:28
『The Irish Boarding House』（Sandy Taylor）
『アイルランドの下宿』（サンディ・テイラー、usAmazon）本作はアイルランドを舞台に一人の女性の波乱万丈の人生を描いた物語。母親がメアリー・ケイトを産...
2023/10/21 11:50
『狼の幸せ』（パオロ・コニエッティ、訳＝飯田亮介、早川書房）
『La felicità del lupo』（Paolo Cognetti,2021）本作は『帰れない山』の作者による実体験が色濃く反映された山岳小説。主...
2023/10/16 12:10
韓国ドラマノート-その22（2023.10.11作成）
2023年1月から9月末までに見たドラマを上から新しい順に並べました。1行目：日本語タイトル、韓国語タイトル、放送局2行目：キャスト 3行目以降：一言メモ...
2023/10/11 20:11
『鳥の歌いまは絶え』（ケイト・ウィルヘルム、訳＝酒匂真理子、サンリオSF文庫）
『Where Late the Sweet Birds Sang』（Kate Wilhelm）著者の最高傑作と言われている本作は1977年度の「ヒューゴ賞...
2023/10/06 20:48
『ケレー家の人々』（ケート・D・ウィギン、訳＝村岡花子、角川文庫）
『Mother Carey’s Chickens』（Kate Douglas Wiggin）著者のケート・ウィギン（1856～1923）は19世紀後半から...
2023/10/01 14:42
『The Last Restaurant in Paris』（Lily Graham, usAmazon）
『パリの最後のレストラン』（リリー・グレアム、2022）1987年のパリ。シスレーの風景画の一部のようなカルディネ通りに古書店がある。60代半ばの店主のジ...
2023/09/26 18:24
映画鑑賞ノート67（2023.9.21作成）
2023年8月4日～13日に見た映画とドラマの覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一言メモ...
2023/09/21 14:01
『ブライトン街道にて』（リチャード・バラム・ミドルトン、訳＝hiro、青空文庫）
『On the Brighton Road』（Richard Barham Middleton）著者のリチャード・ミドルトン（1882～1911）は事務員...
2023/09/16 16:26
『最終の午後』（モルナール・フェレンツ、訳＝森鴎外、青空文庫）
底本＝『諸国物語（上）』（森鴎外、筑摩書房、1991）底本の親本＝「鴎外全集」（岩波書店、1971～1975） 登場するのは――夫を持っていて色をしようと...
2023/09/11 09:47
『女王スカァアの笑い』（フィオナ・マクラウド、訳＝松村みね子、青空文庫）
（Fiona Macleod）底本＝『かなしき女王 ケルト幻想作品集』ちくま書房（2005）底本の親本＝『かなしき女王 フィオナ・マクラウド短編集』第一書...
2023/09/06 16:33
映画鑑賞ノート66（2023.8.31作成）
2023年6月～7月に見た映画とドラマの覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一言メモ画像は...
2023/09/01 10:53
2023年夏の読書記録（202..8.27作成）
異常な暑さが続いたこの夏の6月から8月末にかけて読んだ本の記録 『茶室』（リシャール・コラス、訳＝堀内ゆかり、集英社） 『アーモンド』（シン・ウォンピョン...
2023/08/27 11:35
『夫婦の中のよそ者』（エミール・クストリッツァ、訳＝田中未来、集英社）
『Étranger dans le mariage』（Emir Kusturica,2013）原書はセルビア語の短編集『Sto jada（すごくヤなこと）...
2023/08/22 22:09
『われら闇より天を見る』（クリス・ウィタカー、訳＝鈴木恵、早川書房）
『We Begin at the End』（Chris Whitaker,2020）本作はアメリカを舞台としたミステリ、リーガル・スリラー、ロード・ノヴェ...
2023/08/17 10:29
姓名談義 その2
（이번에는 개인 이름을 화두로 삼고자 한다. ）우리 부부는 맏딸에게 이름을 지어주려고 했을 때 이렇게 생각했다. 종래의 일본식 이름이 아니...
2023/08/12 10:44
『アーモンド 』（ソン・ウォンピョン、訳＝矢島曉子、祥伝社）
『Almond』（Sohn-Won-Pyung）本作は1979年生まれの作家によって2017年に発表されて韓国でベストセラーになり、13の国と地域で翻訳出...
2023/08/07 18:25
『Quail Seed』（H.H.Munro, Doubleday&Company,Inc.）
『鶉の餌』（H.H.マンロウ）舞台はロンドン郊外の食料品店。店主のスキャリック氏はクリスマスに備えて店内の設備を整え、クリスマス用品をいっぱい仕入れたが、...
2023/08/02 17:40
『嘘の木』（フランシス・ハーディング、訳＝児玉敦子、創元推理文庫）
『The Lie Tree』（Frances Hardinge,2015）本書は19世紀のイギリスを舞台に、SF、ファンタジー、さらにサスペンス活劇まで盛...
2023/07/28 10:39
映画鑑賞ノート65（2023.7.22作成）
2023年5月に見た映画とドラマの覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一言メモ画像は「大統...
2023/07/23 09:53
『プリディン物語 5 タラン・新しき王者』（ロイド・アリクザンダー、訳＝神宮輝夫、評論社）
『The Chronicle of Prydain5 The High King』（Lloyd Alexander,1968, Holt,Rinehart...
2023/07/18 09:30
『プリディン物語4 旅人タラン』（ロイド・アリクザンダー、訳＝神宮輝夫、評論社）
『The Chronicles of Prydain4 Taran Wanderer』（Lloyd Alexander,1965, Holt,Rineha...
2023/07/13 09:25
『プリディン物語3 タランとリールの城』（ロイド・アリクザンダー、訳＝神宮輝夫、評論社）
『The Chronicles of Prydain3 The Castle of Llyr』（Lloyd Alexander,1965, Holt,Ri...
2023/07/08 10:46
성씨 이야기 姓名談義
우리 집 성씨 [후타츠기（二木）]는 한자로 쓰면 아주 간단하지만, 이 한자는 읽는 방법이 여러가지 있어서 조금 까다롭다. 예를 들면 유...
2023/07/03 09:42
『Treasure Island』（R.L.Stevenson, Project Gutenberg）
『宝島』（スティーヴンソン）物語は、大地主のトゥリロニーさんや医者のリヴジー先生たちに頼まれたジム・ホーキンズが、宝島についての顛末を語る、という形で展開...
2023/06/28 17:58
『エルサレム』（ゴンサロ・タヴァレス、訳＝木下眞穂、河出書房新社）
『Jerusalém』（Gonçalo Tavaares、2004）ポルトガルで出版され、レール賞、ジョゼ・サラマーゴ文学賞、ポルトガル・テレコム文学賞（...
2023/06/23 10:18
『復讐』（アンリ・ド・レニエ、訳＝森林太郎、青空文庫）
『BALTAHASAR ALDRAMIN. Kurze Lebensgeschichte aus dem alten Venedig』（旧ベネチアの短い物...
2023/06/18 10:38
映画鑑賞ノート63（2023.5.20作成）
1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一言メモ画像は「Holiday in the Wild」です。 ...
2023/06/13 11:12
『Крейцеровасоната』（Лев Николаевич Толстой、1891）
ロマンチックな物語を期待させるようなタイトルであるが、その内容は、結婚制度における男女の不平等、性欲と利害による結びつきのもたらす不幸について論じたもの。...
2023/06/08 16:47
『大聖堂』（レイモンド・カーヴァー、訳=村上春樹、中央公論新社、2007）
『Cathedral』（Raymond Carver、Knopff、1983）巻頭にテス・ギャラガー（カーヴァーと11年間生活を共にした画家）による「夢の...
2023/06/03 11:05
『A Child’s Garden of Verses』（R.L.Stevenson、THE PROJECT GUTENBERG EBOOK、1885）
『子どもの詩の園』（ロバート・ルイス・スティーヴンソン）本書は『宝島』『ジキル博士とハイド氏』などで知られる著者による児童詩集で、病弱だったという著者の子...
2023/05/29 14:44
映画鑑賞ノート62（2023.5.20作成）
2023年2月に見た映画とドラマ（ほとんどNetflix）の覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ...
2023/05/24 10:22
『世界の測量 ガウスとフンボルトの物語』（ダニエル・ケールマン、訳=瀬川裕司、三修社）
『DIE VERMESSUNG DER WELT』（Daniel Kehlmann、2005）物語は1828年の9月、国内最高の数学者であるガウス教授がベ...
2023/05/19 22:44
『네모난 기억』（윤성희）『四角い記憶』（尹成姫）
『날마다 만우 절（毎日エイプリルフール）』中の1篇。副題に「ミンジョンとジョンミン、男女二人の人生の記録」とある。この作品も著者の『ある夜』と同じく、改...
2023/05/14 12:15
『プリディン物語2 タランと黒い魔法の釜』（ロイド・アリクザンダー、訳＝神宮輝夫、評論社）
『The Chronicles of Prydain2 The Black Cauldron』（Lloyd Alexander,1965, Holt,Ri...
2023/05/09 11:33
ChatGPT를 시험 삼아 사용해 봤습니다 （2023.4.17）
ChatGPT（주1）한테 다음과 같은 것들을 질문해 봤다.1.[천변 풍경] 의 박태원 작가는...
2023/05/04 17:27
『プリディン物語1 タランと角の王』（ロイド・アリクザンダー、訳＝神宮輝夫、評論社）
『The Chronicles of Prydain1 The Book of Three』（Lloyd Alexander,1965, Holt,Rin...
2023/04/29 16:09
『The Yarkand Manner』（H.H.Munro,Doubleday&Company,Inc.）『ヤーカンド方式』（マンロウ）
「The Complete Works of SAKI」中の1篇で、ヤーカンドは中国の新疆地区南部、タリム盆地西縁にあるオアシス都市である。「あまり移動し...
2023/04/24 10:15
『忘却のパレルモ』（シャルル＝ルー、訳＝高橋たか子、新潮社）
2023/04/19 17:14
『今昔物語』巻三十の第十四 人の妻化して弓となり、後に鳥となりて飛び失せし語
ある男の妻が弓に変じ、後には白鳥に変じて飛び去った話今は昔、□□の国□□の郡に住んでいる男がいた。その妻は美しく、すばらしい姿をしていた。ある日、男の夢の...
2023/04/14 17:39
『The Dressmaker’s Gift』（Fiona Valpy, Lake Union Publishing）
『ドレスメーカーの贈り物』（フィオナ・ヴァルピー）2017年9月のある日、ひとりの若い女性がサン・ジェルマン・デプレ駅に降り立つ。イギリスの学校を出てパリ...
2023/04/09 11:14
『死せる魂』（ゴーゴリ、訳＝中村融、河出書房「世界文学全集12」）
『МEPТВЫЕ ДҮШИ 』（Nikolai Vasilievich Gogolj）副題「チーチコフの道中奇譚」。画像はシャガールの『死せる魂』物語は次...
2023/04/04 10:32
『나는 그냥 버스기사입니다』（허혁、2018、수오서재）『わたしはただのバス運転手です』（許赫）
本書は韓国の全州市で市内バスの運転手をしていた著者が綴った「バス運転席から眺めた庶民の素顔」である。著者は哲学科を出たインテリなので、路線バスというものに...
2023/03/30 15:30
映画鑑賞ノート61（2023.3.24作成）
2023年1月に見た映画とドラマ（ほとんどNetflix）の覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ...
2023/03/25 11:15
『Domo alirebla pere de ŝnur-pramo』（『繰り舟で往く家』のエスぺラント訳）
MAKINO Shin’ichi著、MORITA Akira訳本書は幻想的な作品群を残して早逝した牧野信一（1896～1936）の短編のエスペラント訳であ...
2023/03/20 14:01
『높고 푸른 사다리』（공지영,해남출판사）『高くて青い梯子』
『高くて青い梯子』（孔枝泳/コン・ジヨン、2013）本作は現代韓国のベストセラー作家コン・ジヨンが2013年に発表した長編小説。カトリック修道会の若き修道...
2023/03/15 17:59
『十三の不気味な物語』（ハンス・ヘニー・ヤーン、訳＝種村季弘、白水社「新しい世界の短編」）
『13nicht geheme Geschichten』（Hans Henny Jaҥɴɴ, 1963）本書は1967年から1968年にかけて白水社から発...
2023/03/10 09:54
모리타 쇼크（2023.1.30）/森田ショック
목요일 아침 우리 남편이 발열과 현기증으로 움직일 수 없다고 했다.열은 39.2도 였다.구급상담전화[#7119]로 전화했더니 앰블런스를 수...
2023/03/05 10:59
『相似』（ジェイムズ・ジョイス、訳＝安藤一郎、河出書房新社「世界百物語5」）
『Counterparts』（James Joyce）本作は『ダブリン市民』（1914）の中の一編。舞台は2月の夕方のダブリン。主人公のファリントンは法律...
2023/02/28 17:52
『나의 문화유산 답사기 중국편3』（유홍준, 창피）
『私の文化遺産踏査記 中国編3』（兪弘濬、創作と批評社）著者のユ・ホンジュンは美術史の専門家。由緒ある建物、造形物、無形文化とそれらを生んだ歴史的背景、そ...
2023/02/23 16:41
『騎兵隊物語』（ホーフマンスタール、訳＝辻瑆、河出書房新社『世界100物語5』）
『Reitergeschichte』（Hugo von Hofmannsthal）舞台は独立運動が激しさを増した19世紀の半ば、オーストリア傘下のイタリア...
2023/02/18 17:17
韓国ドラマノート-その21（2023.2.12作成）
2022年9月から12月末までに見たドラマを上から新しい順に並べました。1行目：日本語タイトル、韓国語タイトル、放送局2行目：キャスト 3行目以降：一言メ...
2023/02/13 09:46
『アラルエン戦記14 東国下』（ジョン・フラナガン、訳＝入江真佐子、岩崎書店）
『Ranger’s Apprentice ⑩ The Emperor of Nihon-ja』（John Flanagan、2010）シリーズの最終巻。原...
2023/02/08 10:48
『愛しのヘレン』（レスター・デル・リー、訳＝福島正美、早川書房）
『HELEN O’LOY』（Lester Del Rey、1938）世界SF全集32「世界のSF（短編集）現代編に収録されている作品。原題の意味は「アロイ...
2023/02/03 11:55
『어느 밤』（윤성회）
『ある夜』（尹成姫）短編集『날마다 만우절（毎日エイプリルフール）』に収録されている1篇。 「一週間前、私はアパート団地内の公園でキックボードを盗んだ」と...
2023/01/29 17:06
映画鑑賞ノート60（2023.1.24作成）
2022年11～12月に見た映画（およびドラマ）の覚え書き。1～2行目：タイトル（原題）制作年、制作国、監督（鑑賞日）2～3行目：キャスト、それ以降：一言...
2023/01/24 16:12
『ある秘密』（フィリップ・グランベール、訳＝野崎歓、新潮クレストブックス）
『Un secret』（Philippe Grimbert、2004）舞台は1950年代のパリ。物語は次のような文で始まる。「ひとりっ子なのに、ぼくには長...
2023/01/19 09:39
『グッバイ・コロンバス』（フィリップ・ロス、訳＝中川五郎、朝日出版社）
『Goodbye Columbus』（Philip Roth,1959）本作は青春の出会いと別れを主題とした伝説的な青春小説。舞台は1950年代末のニュー...
2023/01/14 10:55
『地震』（ハインリッヒ・フォン・クライスト、訳＝森鴎外、筑摩現代日本文学全集7）
『Das Erdbeben in Chili』（Henrich von Kleist, 1810）本作は1647年のチリの大地震を素材とし、1755年のリ...
2023/01/09 15:05
私の10冊（2022年に読んだ翻訳書、洋書、韓国書）
この1年に読んだ本の中から特に気に入った本を「私の10冊」としてまとめてみました。また、選から漏れた本を「おすすめの10冊」として挙げてみました。まだ読書...
2023/01/04 13:51
今年の花と木（2022年）
2022年に楽しんだ花と木の記録です。 雲南黄梅 4月8日、友人の家で撮影 原産地は中国西南部で、明治時代に渡来。別名＝黄梅もどき 일본재스민（ニホン...
2022/12/30 10:16
『Reginald’s Christmas Revel』（H.H.Munro, Doubleday snd Company,Inc.）
『レジナルド クリスマスのおふざけ』（マンロウ、サキ全作品集）この作品集はⅠ短編 Ⅱ小説 Ⅲ戯曲 の三部門に分かれているが、本作品はⅠ短編小説の最初のグル...
2022/12/25 09:56
『クリスマス・プレゼント』（ジェフリー・ディーヴァー、訳＝池田真紀子ほか、文春文庫）
『Twisted』（Jeffery Deaver）本書は長編ミステリーで名をはせる著者の初めての短編集で、16編の作品が収録されている。表題作は集中唯一の...
2022/12/20 18:51
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