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信越化学 1Q決算発表予定7/24(木) 来週決算の半導体関連の銘柄から、信越化学をピックアップして考えてみました。7月24日(木)に決算発表予定です。 通期業績予想が出るか? 例年、通期業績予想は1Q決算発表時に公表されてきましたが、「今期については四半期ごとの予想開示も検討する」とコメントしています。1Qで通期予想が出るのか否かは、7/23(水)の信越ポリマー決算発表で通期業績予想が出るのかが目安になるかもしれません。以下、TradingViewで示されている市場予想を事前に確認しておきます。 通期売上の予想ガイダンス: ?(公表あるか不明)市場予想: 2.62兆円 前期は2.56兆円でし…
そろそろ半導体メジャーどころの決算 トランプ政権の関税ネタや参議院選挙の行方など、市場にとって不安な材料がある昨今ですが、半導体関連にも決算シーズンがやってきました。来週はASML、TSMCといった海外のメジャーどころと、日本ではディスコの決算発表があります。 7/16(水):ASML (TradingView情報) ※会社webでは日時が確認できず 7/17(木) 14:30以降:TSMC 7/17(木) 16:00:ディスコ ここ最近の半導体関連は、ASML決算で下げ→TSMC決算で上げ という印象がありますが、今回はどうなるでしょうか。 ASML 過去の決算内容からの売上は下記となります…
去年の8/5クラッシュってたしかその少し前くらいから半導体がおかしな感じだったんだよね。今いくつかの半導体銘柄が伸びているので7月半ばくらいでなにかしら陰りが見えてきたらいったん逃げた方がいいのかなとは思っている。
ディスコの個別売上高および出荷額が強そうで、AI絡みの装置や部材にも期待?
ディスコ1Q好調の兆し? 7月4日に、ディスコが「2026年度 第1四半期 個別売上高および出荷額の速報値に関するお知らせ」をリリースしましたので、その内容を見ていきます。 個別出荷額は過去最高まずは市場連動性が高いと言われる出荷額についてです。水色は決算発表時に出る連結出荷額で、緑色が今回出た個別出荷額を示しています。1Q25の個別出荷額は過去最高となりました。こうなると連結での1Q25出荷額も会社予想の1,020億円から上振れして過去最高の水準が期待できるかもしれません。7月17日の決算発表にて内容確認したいと思います。 また、会社側コメントとして下記がありました。・精密加工装置は生成AI…
半導体関連が強い 最近は半導体関連が強く、日経平均も強いという印象です(アドバンテストと東京エレクトロンが日経平均構成率の2位、3位)。 週間パフォーマンスを見ると前回記事でピックアップしたディスコが今週、先々週と連続10%越えという結果になっています。 週間パフォーマンス東京エレク +14.72% (先週+0.78%)ディスコ +14.53% (先週+10.75%)アドバンテスト +6.76% (先週+15.6%) ynark.hatenablog.com 来週以降も半導体関連に注目しようと考えており、特にディスコは7月4日(金)に1Q売上高と出荷額速報が出る予定なのでチェックしたいと思いま…
半導体セクターが復活!2025年6月に急騰した注目銘柄まとめ
半導体ETFがS&P500を上回る成績。注目の10銘柄とともに、AIによる新たな成長の波を読み解きます。
地政学リスク顕在化で、相場は様子見で(それでも投稿予定だった記事を投下)
米国がイランを攻撃! 中東情勢が緊迫化してきました。原油価格が落ち着きを取り戻すまでは相場は様子見しようかなと考えています(前回記事記載のアドバンテストでそれなりに取れたこともあるので)。 ynark.hatenablog.com 米国メモリメーカーのマイクロンテクノロジーの決算発表とかもありますが、売りも買いもやりにくいかなと。 とはいえとりあえず、以下にて米国がイランを攻撃というニュースが出る前に考えていた内容をお送りします。 米国技術を使った半導体製造装置が中国向けに規制されても、ディスコなら? 中国向けの半導体製造装置が? 2022年10月、米国は先端半導体製造装置の中国向け輸出を原則…
アドバンテストが200日MA突破!半導体関連のチャートは…?
アドバンテストが200日MAを突破 6月5日(木)、6月6日(金)と2日連続して200日MA(移動平均線)を終値で超えましたが、この抵抗線っぽい200日MAをブレイクして上昇していけるのか?他の半導体関連銘柄はどうなのか?見てみました。 抵抗線ブレイクの条件 まずは抵抗線ブレイクの条件について考えてみます。判断基準は様々だと思いますが、個人的には下記ポイントをチェックしています。 1. 複数日連続で終値が抵抗線を超えるか 2. 出来高の増加を伴うか 3. 一定以上の乖離率があるか 銘柄によるが上抜け幅2〜4%以上欲しい 4. 他指標も強気転換しているか アドバンテスト 日足で25日・75日・2…
NVIDIA決算発表 5/29(木)早朝 5月29日(木)早朝にNVIDIA決算発表があります。最近は中東向け輸出の話があり、今後はソブリンAI投資が活発になって日本、欧州、インド、そして中国あたりにも大量に売れそうにも思います。中国向けにもというのは、中国向けBlackwellを6月にも量産開始(関係者談)という記事がロイターから5月24日に出たことによります。ニュースソースは身元を明かさない人物からとのことで信頼性がどのくらいあるのかはわかりませんが、最近NVIDIAとトランプ政権の関係は下記のように良さそうなのでリアリティがありそうに思いました。まぁ、NVIDIAの決算発表間近に出たニュ…
AMATが決算発表で株価下落!でも日本の半導体製造装置は…?
週明けは厳しいスタート? 米国債の格付けが下げられたというニュースが金曜の米国引け後に出てきて、週明けの日本市場も荒れそうな感じですが…今回は米国の半導体製造装置大手であるAMAT(アプライド・マテリアルズ)が決算発表後に-5.25%と大きめに下落したということで、半導体製造装置について書きました。まずはAMATの決算発表内容を見てみます。 AMAT決算発表内容Q2実績EPS:$2.39(市場予想:$2.31)売上:$71.0億(市場予想:$71.3億) Q3ガイダンスEPS:$2.15~2.55(市場予想:$2.35)売上:$67~77億(市場予想:$72.4億) Q2実績のEPSは市場予想…
半導体関連の決算説明会質疑応答みると、2025年末からAI関連需要増?
25年末〜26年のAI関連需要に期待? 前回、アドバンテストの見通し強気のような?という内容の記事を書きましが、東京エレクトロン、レーザーテックと半導体関連企業の決算説明会での質疑応答を見たり聞いたりすると、アドバンテスト同様に2025年末〜2026年にかけて先端ロジックやメモリの需要増が期待されているのかなと思いました。 これは、NVIDIAのGPUアーキテクチャが2025年末頃にBlackwell Ultra が登場するタイミングで、HBMも含めた様々な需要増が見込まれていると考えます。 以外、各社のコメント内容です。 アドバンテスト「顧客は下期の最後の方に次世代デバイス向けにテストキャパ…
アドバンテスト決算説明会での質疑応答を聞いてみたら、見通し強気なような?
ガイダンスはコンセンサス以下 アドバンテストの2026年3月期の連結純利益の見通しは、事前の市場予想(QUICKコンセンサス)に対して-18%と大きめに下という結果でした。 ガイダンスが保守的かな?と思ったので会社側がどのように出した内容なのかを探るために質疑応答の音声を聞いてみたところ「どの企業も関税とかマクロ経済を注視している中で、厳しめに見積もるしかない」というような印象を持ちました。 質疑応答(音声)で印象的だった内容 ガイダンスは慎重なアプローチによる SoCテスターはシェア拡大見込み 2025年の市場規模はマクロ経済影響がなければレンジ上限と考えるが、社内での様々な議論を踏まえてミ…
減収減益がインパクト大 4月17日にディスコの決算発表がありましたが「2025年1Qの営業利益が前期比-28.7%」というのが強烈なインパクトに…この数字だけを見るとネガティブな印象ですが、実際の装置需要は旺盛であると考えました。以下、その理由を述べていきます。 出荷額、為替も考慮してみると… 1Q減収減益が注目されていそうですが、市場連動性が高いのは出荷額です。売上は検収されてから計上されるので、顧客側の検収タイミング(装置設置後)次第であることから出荷と売上の期がズレることもあります。 減収減益についての会社コメント「前四半期に検収が大きく伸長したことが大きな要因」 会社側の出した出荷額予…
エヌビディア(NVIDIA Corporation)の企業分析
にほんブログ村 株式ランキング エヌビディアは、AI、ゲーム、データセンター、自動運転などの分野で革新的な技術を提供する世界的な半導体企業です。 目次 1 企業概要2 事業内容3 ビジネスモデル4 強み5 過去5年間の業績・財務状況6 世界経済と株価のアウトパフォーマンス7 今後の動向8 まとめ 企 […]
関税で大波乱に 今週はトランプ政権の関税が〜ということで大きく荒れた株式市場でした。テクニカルや決算内容よりもトランプ大統領の行動の方が値動きに支配的なのではとは思いますが…来週は半導体関連メジャーどころのASML、TSMC、ディスコの決算発表がありますので、半導体関連の全体的な傾向を見るためのSOX指数と共に各銘柄のチャートをチェックしておきます。 SOX指数(月足)48ヶ月移動平均線と、その乖離率を下段に示しています。以降のチャートでも表示内容は同じです。2013年以降、48ヶ月移動平均線を割り込んだのは今月の他では2022年9月〜11月くらいであり、サポートラインのように見えます。この傾…
にほんブログ村 株式ランキング ブロードコムは、半導体およびインフラソフトウェアの分野で世界的に展開する企業です。 特にネットワーク、データセンター、ワイヤレス通信、ストレージソリューションに強みを持っています。 目次 1 企業概要2 事業内容3 ビジネスモデル4 強み5 過去5年間の業績・財務状況 […]
SOX指数は戻し気味 下図はSOX指数の日足です。20日、200日移動平均線とRSIを示します。昨年4月、8月安値あたりで下げ止まり、戻し始めた印象です。昨年9月くらいからのレンジ下限&20日移動平均線あたりを突破できるか注目しています。 アドバンテスト 日足で25日(日本株は20日ではなく25日としています)、200日移動平均線とRSIを示しています。200日移動平均線タッチからの反発というのは前回記事での狙い通りとなりました。RSIは30付近まで落ちてから50近くまで戻しています。株価は昨年11月からのレンジ下限あたりまで上げていますが、長く続いたレンジ下限付近ということもあってヤレヤレ売…
ブロードコム好調でAI関連に再注目?日本の半導体関連株もそろそろ…?
ブロードコムが決算後に高い 3/6(木)の米国市場が引けた後にブロードコム(AVGO)の決算発表がありました。Q1売上実績、Q2ガイダンスとも市場予想を超えて、翌日3/7(金)の株価は+8.64%となりました。AI関連が大きく伸び、今後も伸びるという見通しとなっておりロイターから「AIラリー復活への期待が高まる」という記事も出ています。 ブロードコムの日足を見てみます。200日移動平均線とRSIを示しました。決算を受けて、サポートラインのように見える200日移動平均線タッチからのリバウンドという印象です。そもそもSEMIやWSTSは2025年も半導体市場は二桁%で成長する見込みとしており、TS…
決算良くても株価イマイチ 半導体製造装置の下記銘柄の決算内容は実績もガイダンスもコンセンサス以上の良い内容だったと考えますが、株価の動きは冴えない印象です。 ・ASML・LRCX・KLAC・アドバンテスト・SCREENホールディングス・東京エレクトロン 半導体関連はDeepSeekネタで下がったりと色々と思惑がありそうですが、SOX指数を見るとレンジのように見えます。直近3ヶ月程度を線形回帰±2σ(LinReg)でみて中心線(線形回帰)より下領域の下限近くで買って、上領域の上限近くで売っておけば良さそうなイメージです。日本の半導体関連もSOX指数の影響を受けやすいので、日本株の売買方針の指標と…
2025年の半導体市場はどうなる? インフィニオンが見せた明るい未来
2025年の半導体市場はどうなる? インフィニオンが示した成長の兆しとEV市場の影響を徹底解説。
TSMCの設備投資額が大きいので、半導体製造装置関連の伸びに期待したい
TSMC設備投資額の見込みは大きめ TSMCの決算発表が先週1/16(木)にあり、そこで2025年の設備投資額についてもコメントがありました。 2025年の設備投資額の見込み380〜420億ドル(市場予想:352億ドル) 市場予想よりも大きく、過去最高の投資額になる見込みです。これがどのくらいのインパクトがあるのか考えてみます。 SEMI予想に対して2024年12月8日にSEMI(国際半導体製造装置材料協会)が SEMICON Japan 2024にて世界半導体製造装置の市場予想を発表しています。それによると2025年の半導体製造装置販売額(Worldwide)は、1,214億ドル(前年比+6…
米国雇用統計が強くて株安っぽいけど、決算に向けて準備してみる
雇用統計が強めで金利高の株安 1月10日の米国雇用統計は強めの結果で、今後の利下げも難しそう…ということで金利高の株安という反応でした。週明けの米国がどうなるかわかりませんが、この流れが月曜も続くと連休明けの日本株も安く始まりそうです。 前回記事で取り上げた銘柄は先週好調でしたので一部利食いをしつつ、決算シーズンでの狙いどころを考えてみます。ynark.hatenablog.com 前回記事でのピクアップ銘柄は堅調 週間パフォーマンス・東京エレクトロン +11.74%・東京応化 +5.58%・ディスコ +12.33%・SCREENホールディングス +6.22% 半導体関連は年明けから大きく上げ…
チャートで見る半導体関連株 大きく上がれば大きく下がり、大きく下がれば大きく上がるのが半導体株…ということで2024年に大きく下がってから戻りきれていない半導体関連銘柄のチャートをチェックして、上がるターンに期待できるのか考えてみました。 まずはグランビルの法則にあるような「下落していた移動平均線が横ばい、上向きとなり株価が移動平均線を上抜ける」(下図 買い①のイメージ)というようなチャートになっているか or なりそうか、というのをベースとして見ていきます。 また、戻り売りで回復が遅れそうなのか、出遅れ感で上昇ハードルが低いのかなどの要素から下記(1)〜(4)のポイントで考えています。 チャ…
なんだかんだでSOX指数は底堅い? 前回記事にて、「SOX指数は200日移動平均線との乖離率-5%もいかないところでの反発に期待」と書きましたが、今のところSOX指数は底堅い印象です。12/13(金)終値では200日移動平均線の上まで回復しました。SOX指数にはAI関連ど真ん中銘柄が含まれているので、なんだかんだで今年は強かった印象です(まだ今年終わっていませんけど)。 ynark.hatenablog.com ただし、その他の半導体関連は製造装置関連も含めて弱くなっていますが来年はどうなりそうか?と考えてみました。 WSTSの205年予測 WSTS(世界半導体市場統計)が、12/3(火)に世…
【2025年に期待!】マーケットウォッチが予測する半導体業界の未来と注目銘柄
AI需要がけん引する2025年の半導体市場。マーケットウォッチが選ぶ成長が期待される企業を特集!
SOX指数は底堅い?でも日本株は利上げ警戒で年末どうなることやら…
SOX指数が底堅い? SOX指数が200日移動平均線を割り込んだと話題になりましたが、このあたりが底堅いのか注目しています。下図はSOX指数の日足で、200日移動平均線とその乖離率(下段)に示しています。なお200日移動平均線は上昇傾向なら青色、下落傾向なら赤色で表示しています。 去年11月、今年の8月と9月にも200日移動平均線を割っていますが、その乖離率が-5%にもならないところで反発しました。直近で乖離率が大きめにマイナスとなったのは11/27(水)が挙げられます。この日は場中では結構下げましたが、終値では-3.6%程度となりました。200日移動平均線が上向きでいられるなら、乖離率-5%…
【IPO承認】キオクシアHD、話題性・規模とも超ド級です(*゚0゚*)スッゴッイ!
「キオクシアホールディングス」がIPO承認されました。12月18日にプライム市場に上場が決定!何度も上場の噂が出ていた超大型IPOがついにきましたね。キタキタキタキタ━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━!!時価総額7500億円で
台湾半導体への課税案で何が変わる?エヌビディアやAMDへの影響を徹底解説
台湾からの半導体輸入への課税で米国テクノロジー業界はどう変わる?エヌビディアやAMDへの影響を検証。
アプライド・マテリアルズが決算受けて大幅下落 米国の半導体製造装置大手、アプライド・マテリアルズ(以降AMAT)の株価が決算発表後に-9.20%と大幅に下落しました。週明けの日本市場でも半導体製造装置関連が下げて始まりそうですが…AMATと東京エレクトロン、SCRENの決算内容や会社コメントなどを見ておきます。 AMAT 24Q4決算発表時のガイダンス25Q1売上予想:前四半期比+1.5% HBM向けのTSV(though-silicon via)なども手掛けておりAI関連に乗れていそうかなとも思っていましたが、会社発表の25Q1売上予想が弱めということで決算発表翌日の株価は-9.20%と大幅…
SCREENは通期上方修正 10/31に決算発表があったSCREENホールディングスは通期経常利益を上方修正、配当も増額となりました。通期経常利益はコンセンサスを上回っていた様子ですが、株価反応は今のところはさほど良くなさそうです。ASML決算の影響が半導体製造装置全体の株価を重くしているような気もします。 ASML決算の考察 2nmプロセスなどの最先端EUV露光装置がイマイチなのかもしれません。まずはスマホやPCといった民生品に適用と考えますがスマホ市況に左右されているようにも思います。 一方、需要が旺盛なAIサーバーなどの産業用は量産実績がある4nm(5nm拡張版)プロセスと考えます。 A…
日本製半導体製造装置販売は増加傾向 10/24(木) 15:40に、SEAJ(日本半導体製造装置協会)から9月度の日本製半導体製造装置販売高が発表されました。この数字をベースに4-6月から7-9月への変化を確認、また日本の半導体製造装置メーカーとして東京エレクトロン、SCREENホールディングスの売上予想値との比較をしてみます。SEAJ発表の販売高の値は3ヶ月移動平均値なので、Q1=6月度x3、Q2=9月度x3として計算しています。 日本製半導体製造装置販売高・Q1(4-6月):10,320億円・Q2(7-9月):11,088億円(前Q比+7.4%) 東京エレクトロン予想値(新規装置売上 25…
半導体市場の今後:ASMLの衝撃的な業績発表から読み解く投資戦略
はじめに:ASMLの衝撃的な業績発表 ASMLの業績詳細:予想を大きく下回る受注額 市場の反応:半導体関連株の連鎖的な下落 今後の見通し:緩やかな回復と慎重な顧客動向 投資への影響:短期的リスクと長期的機会 まとめ 分散投資の重要性 長期的視点の保持 段階的な投資 はじめに:ASMLの衝撃的な業績発表 オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングスが、予定より1日早く2023年第3四半期(7-9月)の業績を発表し、市場に衝撃を与えました。 この予期せぬ発表は、半導体業界全体の健全性に対する懸念を引き起こし、投資家の間に動揺を広げています。 ASMLの業績詳細:予想を大きく下回る受注額 A…
決算シーズン、半導体関連にも動きある?中国向けが…って言われるけど…
決算シーズン 決算シーズン到来で、今週は10/16(水)にASML、10/17(木)にはTSMC、ディスコなどの半導体関連銘柄の決算発表があります。半導体製造装置関連は株価が軟調な銘柄もありますが、最近は25日移動平均線がわずかに上向いてきた銘柄も出てきました。前回記事に続いて東京エレクトロン、SCREENホールディングス、ディスコについて見ていきます。 東京エレクトロン 最近の日本製半導体製造装置の販売額を見ると、会社予想より上振れるかな?なんて期待しています。下記はSEAJ(日本半導体製造装置協会)発表値から算出した日本製半導体製造装置の販売額です。 ・2024年4-6月:10,319.7…
半導体製造装置の株価、やっと25日移動平均線を上回ってきたものも
半導体関連も株高に乗れる? 米国雇用統計が強かったこともあり、円安株高になってきました。ここから、例年株高になりやすい11月に繋いでもらえたらなんて思っています。半導体関連の株価は8/5(月)の暴落からさほど回復していない銘柄が多くありますが、数ヶ月振りに25日移動平均線を上回ってきたような銘柄も出てきてました。このあたりが本格的な株価回復のきっかけになれるのか注目したいと考えています。 東京エレクトロン25日、75日、200日移動平均線と、MACDを示しています。以下も同様です。 SCREEENホールディングス ディスコ 半導体製造装置の売上は上昇基調? 半導体製造装置の売上は中国向けの特需…
半導体製造装置関係の目標株価を引き下げ? 米国、日本ともに証券会社による、半導体製造装置関連についての投資判断格下であったり目標株価の引き下げが出た影響もあるのか、株価の回復が緩いような印象です。特に半導体業界出身のアナリストさんとか人気なので影響力がありそうで。ただ内容を見ると、事実を示すにしても個人的にはちょっと思うところがありました(あくまで個人の感想です)。基本的にSEMI(国際半導体製造装置材料協会)がSEMICON West 2024 (2024.07.09)で発信した内容と同様なので悲観しなくて良いと思っています。SEMI会員のアナリストさんもいますから内容が同じなのは当然かもし…
【速報】半導体業界に激震!QualcommがIntelに買収提案?業界再編の可能性を探る
半導体業界に激震が走る。Qualcommが半導体大手Intelへの買収を打診したとの報道を受け、両社の株価が大きく変動。業界再編の可能性や規制当局の審査、AIへの取り組みなど、この驚きの展開が持つ意味と今後の展望を詳細に分析する。
ここからは上昇に期待? 前回記事にて「東京エレクトロンの下値目処として20,000円割れ程度、数日で起こるかも?」と書きましたが、その記事の翌営業日に-7%程度の20,450円まで付けました。 ynark.hatenablog.com 20,000円割れは無かったものの、その後は4日連続で上昇しています。テクニカル面でもここから上昇に期待できるかな?と思っていますが、以降ではテクニカルでの見どころを書いていきます。 東京エレクトロン テクニカル(月足)前回記事同様に月足を見てみます。48ヶ月移動平均線(19,777円)にかなり迫って(20,450円)から戻しており、48ヶ月移動平均線のサポート…
半導体関連のリバウンド時期を、東京エレクトロンの月足から考える
半導体関連が戻らない! 8/5(月)の大暴落から東京エレクトロンなどの半導体関連は値を戻せていないどころか、更に下値となっている銘柄もあります。 果たしてどこまで下がるのか?考えてみました。 東京エレクトロン まずは株価位置を日足で見てみますが、9/6(金)終値は8/5(月)安値を割り込んでいます。週末の日経平均先物(ラージ)が-1,210円なので、週明けは更なる下落で始まる展開だと思います。 直近では株価が下値切り下げていても、MACDを見ると上昇傾向にありそうです。週明けもMACDが株価と逆の動きのダイバージェンスになっていれば底が近いような…? 続いては月足です。変化率を見やすくするため…
NVIDIA決算通過で、NVIDIAから他の半導体関連に資金が入る?
NVIDIA決算は良好でも… 8/29(木)早朝にNVIDIA決算発表があり、実績もガイダンスも市場予想平均を上回るという良好な内容でした。ただし株価は決算を受けて翌日-6.38%と下落、その翌日は+1.51%と戻し気味ですが、決算内容ほどの勢いは株価の動きに見られない様子です。 NVIDIAの株価が決算後に勢いがないというのは、AIを軸とした半導体需要が終わりに向かっているという訳ではなく、株価位置であったり需給によるものだと考えています。NVIDIAの業績が良いというのは誰もが予想しており、世界的に多くの人が既に買っていたと推定しますが、そうなると決算後に更に買う勢力よりも利益確定の売り勢…
劇リバ! 日経平均は8/5(月)の歴史的な下げから劇的リバウンドで8/2(金)終値も超えました。PF(ポートフォリオ)入れ替え作戦で前月比-2.40%まで戻せました。まあ、日経平均は-2.66%なので大して変わらないんですけど頑張ったかなと。再びPF入れ替えて、重工や銀行から半導体関連に一部シフトしてみましたが、来週もこれが功を奏して欲しいなんて思っています。 というのは、半導体関連のチャートを見るとテクニカル的に期待できそうな銘柄が多いように思ったからです。テクニカルでメジャーな部類になりそうなMACD、またMACDよりも早めにシグナルが出るスローストキャスティクスで期待してみたい銘柄をピッ…
PF入れ替えで8/5(月)を乗りきったけど…SUMCO下がりすぎ?
8/5(月)の下落に驚愕! 先週記事ように、8/2(金)の大幅下落を受けて更なる下落を警戒する体制をとっていましたが、まさか日経平均が1日で-12.4%になるなんてまったく思っておらず、とにかく驚きました。 先週記事に書いた現物ポートフォリオ(PF)の組み直しをすることで、翌日8/6(火)に前戻しすることができました。…8/2(金)までは戻せていませんけど、焦らずにできることをやっていこうと考えています。 ynark.hatenablog.com 8/5(月)に売った銘柄SCREEN:前日比-2%程度で売りJR東:前日比-2〜-3%で売りJAL:前日比-3〜4%で売り 8/5(月)に買った銘柄…
今回は2024年7月末日時点の資産額を公開します。 7月は株価下落と円高のダブルパンチで資産額が大幅に減少しました。今年は年初から調子が良かったので、調整局面が来たということだと思います。短期的には9月頃までは株は軟調に推移するのではと予想してます。
とにかく株安 日銀が利上げに踏み切りました。今までの異次元から戻ってきただけなら良いとしても、賃金上がっているから追加利上げもっていう発言はどうなんだろ?って思いますが…(そう言うだけで、ノーコストで政治家の皆さんが望む円高に誘導できるって思惑あったりするのでしょうか?) 米国も株安で、あちらは利下げが遅くて景気後退懸念と言われているようです。 なんにせよトレードは流れに乗らないといけないので、コロナショックを乗り切ったときを思い出して今後の方針を考えてみます。 なお、コロナショックのときは板がスカスカで買いと売りの値がかなり開く状態にまでなりました。値が飛びすぎてすぐにロスカットラインを超え…
インテル株価大暴落:15,000人の人員削減、配当停止、期待はずれの決算と低調なガイダンス
インテルの第2四半期決算と配当停止、15,000人の人員削減により株価が急落。詳細をレポート。
今回は私が投資している「レバナス」と「SOXL」の運用報告を致します。リアルな「レバナス」と「SOXL」の運用状況をみていただき、皆さんの参考になれば幸いです。
思ったよりも長くて深い調整 先週の記事では、4月の米国OpEx(第3金曜日)を過ぎた頃のと同様の展開を想定して「4月の方が下げが少しキツイ感じもしますが、同様の展開だとすると来週あたりに反発するかもしれません。」と書きましたが、7月第4週も下落が続く展開となりました。ただし、7/26(金)の米国市場は久々に反発して日経平均先物(ラージ)も+510円となりましたので、週明けは大きめに戻す展開に期待しています。 ynark.hatenablog.com セクターローテーションはかなり進んだ? SOX指数(SOX)とラッセル2000(IWM)を比較してみます。ローソク足がSOX、オレンジ色のラインが…
【ハイリターンが期待できる?】MAXIS日経半導体株上場投信(221A)の基本情報および概要
ハイリターンを狙え!2024年7月19日に上場!MAXIS日経半導体株上場投信(221A)で半導体関連銘柄にまとめて投資! 半導体不足が叫ばれる中、将来性抜群の半導体関連銘柄に投資したいけど、銘柄選びが難しいと感じている投資初心者の方は多い