1輪だけ咲いた「春の海」は、白斑の入りが少ない花でした。4月10~11日に撮りました。昨年の花は、鉢植えの椿(9)「春の海」
「ヤマユリ」(山百合)は、本州の平地~山地に自生し、園芸的に最も重要なユリの原種です。大型の白色花で、強い香りがあります。庭の菜園の西側、サルスベリとキンモクセイの間に植えました。花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色の斑点が散ります。7月初め、2本の花茎を上げて、3個の蕾を膨らませてきました。7月上旬、初めの1輪が開きました。7月中旬、2輪目の開花です。その2日後に、3輪目も開花して、3輪が咲き揃いました。周りに草丈の高いキキョウや黄金オニユリ、ヤブカンゾウなどの先住草が元気で、山百合はまだ控え目です。花茎を80cm程に伸ばし、花径は18cm位になりました。庭植えのユリ「ヤマユリ」
「伊那紅てまり」(イナベニテマリ)は、長野県伊那谷産で、装飾花が手まりのように丸く固まって咲きます。花色が、白から紅へと変わりますが真っ赤にはなりません。5月末の咲き始めは、黄色味を帯びています。6月上旬、装飾花のガクが開き切った時には、白色となります。6月中旬、花色がピンクを帯びてきます。装飾花の中心の花は青く咲き、ガク片は鋸歯が出る特徴があります。6月下旬、高温と強い陽射しで傷みが出てきましたが、真っ赤に染まることは無いようです。以前に、折れた枝を、食虫植物サラセニアの鉢に刺したら根付き、生きミズゴケのマットで親株よりも大きく育ちました。7月20日、剪定前に、花の終わりを記録します。装飾花のガク片は反転し、こんな色に、ガク片が枯れ落ちる頃、両性花が種子を稔らせていました。今年開花したヤマアジサイの終い...鉢植えのヤマアジサイ(7)「伊那紅てまり」
園芸化したウチョウランの長舌花(チョウゼツカ)は、唇弁が長大化した花を咲かせます。野生種に比べて、丈夫で育てやすくなりました。元は1球でしたが、3号鉢植えで増殖して、たくさんの花を着けました。6月中旬、蕾が開き始め、3日後には、唇弁を長く伸ばして開花しました。6月下旬、たくさんの花を開きました。7月上旬、花の終盤です。ウチョウランの仲間(5)ウチョウラン長舌花
実桃の「武井白鳳」(タケイハクホウ)、花後の果実の生育と収穫の記録です。収獲できれば老人2人が家で食べるだけなので、無農薬で、袋掛けなどもしません。肥料もやりませんが、南側の菜園に根を伸ばし、北側のコンポスト(生ゴミや草をを投入して堆肥化するプラ容器)の下に根を伸ばしています。果実のサイズは小さいですが、美しい外観と食味の良い品種です。5月下旬に着いた、たくさんの緑の果実、摘果して実の数を減らします。6月下旬、順調に生育し、果実が肥大しました。小さい実や混んでいるところを再度摘果しました。7月上旬、毛が密生した果皮のためか?鳥の食害が殆どありません。7月10日、熟して自然落果する実も出てきました。この日、最初の収獲をしました。YD苗なので、樹高が低く、枝を横に張るので、背が低い私でもすべて手取り出来ます。...実桃「武井白鳳」の花と果実2022(2)果実
ウチョウランの白花種が2鉢あり、純白花を咲かせました。6月中旬の咲き始めです。6月下旬、開花数を増やしてきました。まだ蕾がたくさんあって、7月にかけて咲き続けました。地下の球根が増殖し、もう1鉢増えました。こちらは少し遅れての開花です。上が7月上旬、下が7月中旬です。玄関前で開花し、花後の現在は、自宅東側軒下に移動しました。ウチョウランの仲間(4)ウチョウラン白花
実桃の「武井白鳳」(タケイハクホウ)は、矮性台木接ぎ木苗(YD苗)なので、樹が大きくなりません。4月中旬に咲いた花は、花木として見てもきれいでした。葉が展開する前の4月上旬、たくさんの蕾が膨らんで、3日後には咲き始めました。桃色の花です。その2日後の4月中旬、開花後に、花の中心部が濃い紅色に変わって来ました。更に4日経た、花の終盤です。緑の新葉が展開し始めます。花後の実成りと収穫は(2)で、実桃「武井白鳳」の花と果実2022(1)春の花
「ギンパイソウ」(銀杯草)は、ナス科の多年草で、原産地は南米のアルゼンチンやチリだそうです。19年前に亡くなった養母が、庭に植えていたものです。その後、庭を作り変えましたが、東庭の踏み石周りで、点々とカップ状の白花を咲かせています。(別名がサカズキソウ)6月中旬、草丈5cm前後で、花径3cm程の白花を、上向きに咲かせました。7月初めに咲いていた花です。私が植えたヒメイワダレソウが強力過ぎて、追われるように移動しながらも、暑い夏に涼感を与えてくれます。庭で咲いた「銀杯草」
4月下旬に開花したハナイカダ、花後の6月には緑の果実を結び、7月に茶色から黒色へと変わって、熟してきます。6月上旬、各葉の中央部に、花後にできた緑果です。6月中旬の果実、中には3個着いた所も、6月下旬の暑い日、葉が垂れ下がって、庭木にも水やりをしました。7月上旬になると、果実が色付き始め、緑から、茶色、黒へと、果実の熟し度が色に現れます。7月中旬、殆どの果実が黒熟してきました。株立ち状に幹枝を伸ばし、樹高は90cm位(1本だけ130cm)、年数経ても、普通の樹木のように幹が太くなることはありません。この後、数日で殆んどの果実がヒヨドリに食べられました。食べ残しの果実を食してみました。中に2~4粒の種子を持ち、甘く食べれますが、庭には数株のブルーベリーがたくさんの実を着けて、収穫を始めているので、ハナイカダ...庭の「ハナイカダ」(2)緑果から黒熟果へ
小型地生ランのウチョウラン、白紫点花は、白花で、唇弁に紅紫色の斑紋が出ます。6月中旬から、咲き始めました。6月下旬、開花数を増やしてきました。7月上旬、初めに咲いた花は枯れましたが、まだ蕾がたくさんあります。3号深鉢植えで、花茎先まで13cm程です。7月中旬、7月下旬、終い花です。ウチョウランの仲間(3)ウチョウラン白紫点花
「ハナイカダ」(花筏)はハナイカダ科(←ミズキ科)の落葉低木、北海道南部~九州の林内や沢筋に自生し葉の上に花が咲くのが特徴で、花の乗った葉を筏に見立てた名です。雌雄異株なので、雌株と雄株を一緒にして、池脇の黒松の樹下に植えました。雌花は、葉の中央に1~3個の花が咲きます。4月25日、各葉に着いた蕾、4月28日、雌花は1個の場合が多いが、2~3個着いている葉もあります。既に雄花の花粉を被って、4月30日の雌花、5月7日、受粉後の雌花です。花は葉腋から出たもので、その軸が葉の主脈と癒合したためこの形になったそうです。次に、雄花は葉の中央に数個の花を咲かせます。4月4月25日の蕾と、開き始めの花です。4月28日、たくさんの花粉を出します。4月30日の雄花、5月7日の雄花、役割を果たして落花します。緑の葉上に緑の...庭の「ハナイカダ」(1)雌花と雄花
ネムノキはマメ科(又はネムノキ科など?)の落葉高木で、河原や雑木林などに自生し、その枝垂れ性品種を鉢植えしています。赤い糸のような部分は花びらではなく、長く伸びた雄しべで、小さなたくさんの雄しべが集まって、1つの花のように見え、淡紅色の雄しべが長く美しい。6月下旬、開花してきました。中心に雌しべが1個、花弁は筒状に合体し、先が裂けています。6月末の朝です。花は夕方に開き始め、朝に萎んできます。(画像は全て朝の撮影です)7月初め、7月上旬の花です。樹高70cm位まであったのですが、上部の枝が枯れてきて、今年開花したのは、一番下の枝が垂れ下がって、その先に開花しました。和名は、夜になると葉が閉じることから、上画像が夕方5時半、下が6時40分です。夜は葉が閉じます(就眠運動)。花後には、細長く扁平は豆果が生りま...鉢植えの「枝垂れネムノキ」
オリエンタル系のユリ「コンカドール」は、花径20cm程の巨大輪は、クリーム黄色で先端がやや淡くなりイエローカサブランカともいわれます。今年は1輪だけ、咲き終えました。(ヤマユリなどの日本自生の原種ユリをもとに交配・育成された品種群をオリエンタル(ハイブリッド)系と呼び、カサブランカなど、大輪で香り高いユリです。)7月上旬の大きな蕾、2日後に開花しました。翌日の花、7月中旬です。花弁が厚く、花は長持ちします。鉢植えのユリ「コンカドール」
「コンロンカ」(崑崙花)は、アカネ科の常緑低木で、原産は熱帯のアフリカ・アジア・大平洋諸島です。黄色い花は小さく目立ちませんが、白いガク片が目立って、緑の葉とのコントラストが美しく、涼しげに感じます。6月上旬、各枝先に蕾がまとまって着き、その外側に2~3枚の白いがく片が伸び出してきました。6月中旬、白い大きなガクが開き、小さな黄色い5弁花も開き始めました。6月下旬、5号鉢植えで、樹高は70cm位です。黄花がたくさん開いてきました。7月下旬、白いガクは茶変して落ち、花弁を落として実を結んでいます。昨日、枝先を剪定しました。寒さには弱いので、冬は無暖房の玄関内に置きます。品種によっては、ガク片が白ではなくて桃色や赤色もあるようです。鉢植えの「コンロンカ」
ニンニクはネギ科の多年草で、球根(鱗茎)を香辛料として利用します。原産地は中央アジアといわれ、古代エジプトでは栽培されていた。少し離れた住宅跡地で、ジャガイモ・さつまいも・ネギなど一緒に、放任栽培しています。最初の種球はHCで購入した青森産のホワイト6片ですが、以後は前年の収穫の中から選んで、植え付けています。鍬で耕し、苦土石灰、自家製堆肥と元肥を入れて畝作りをし、植付けは昨年秋、10月上旬でした。鱗片を15cm間隔で深さ10cm位に、2列に埋め込みました。11月初めには一斉に芽を伸ばしてきました。その4日後には、葉を展開してきました。11月中旬です。右側は、長ネギの畝です。12月10日、以後は雪に覆われ、冬眠に入ります。雪融け後の3月下旬です。秋に出た葉は枯れて、新葉が出てきました。4月初め、葉が成長し...家庭菜園2022(4)ニンニクの栽培
「ネジバナ」(捩花)は、別名モジズリで、日本全土に分布するラン科の小型多年草です。山野草の鉢植えなどについて我が家に来たものが、自然実生で増殖しました。花色は通常桃色で、長い花茎に密着して小さな花を多数咲かせます。6月下旬から7月上旬にかけて庭と鉢で撮りました。庭では、踏み石周りなどで咲いています。各種の木や草の鉢植えに、自然実生で芽生えました。睡蓮鉢にさえ繁茂しています。花が花茎の周りに螺旋状に着くので、ねじれた花が和名に、画像の左が右巻きで、右の花は左巻きですね。巻き方は右左半々らしいですが、中には殆どねじれない花も、今年は、全体に花色が薄かったようですが、濃い目の花も、中には、白に近い薄色の花もありました。花形も、唇弁が大きく側花弁が小さいものや、唇弁も側花弁も細長い花形もありました。ナジバナだけの...庭と鉢で咲いたネジバナ
「イチジク」(無花果)はクワ科の落葉高木で、原産地は南西アジアやアラビア南部といわれています。雌雄雌株で、雌株の花嚢が果嚢となったのがイチジクの果実です。日本で栽培される品種は、イチジクコバチによる受粉を必要としない、単為結果性品種で、食用とする部分は果肉ではなく小花と花托です。住宅跡地に柿やブルーベリーと共にイチジクを植えました。品種はHCで入手した「桝井ドーフィン」で、夏果秋果兼用種で、7月中旬に夏果の収穫が終わりました。6月上旬の緑果、前年の枝に着いた蕾が成長しました。6月中旬の果実、春に芽生えた緑の新枝の葉腋には、小さな秋果の蕾が着いてきました。6月下旬、7月上旬、果皮が緑のうちは良いのですが、紫色に色付き始めるとヒヨドリなどが食害します。網袋などを被せました。紫色に熟した果実を収穫します。秋果は...イチジクの栽培(1)夏果の収穫
「サツマチドリ」(薩摩千鳥)は、ウチョウランの地域変種で、鹿児島県甑島の海に面した岩場だけに自生します。地下に小さな球根をもつ、小型の地生ランで、唇弁に紅紫色の斑点が入り、距が短いのが特色です。7月初めの開花姿です。7月中旬です。現在も3輪開花しています。ウチョウランの仲間(2)「サツマチドリ」
「羽衣の舞」(ハゴロモノマイ)は、高知県産のヤマアジサイで、装飾花が八重咲で、ピンクのピコティが入る小型種です。6月中旬に開花しました。5号鉢植で、樹高は20cm余りです。6月下旬の花、本来は、白地にピンクの縁取りが入るのですが、鉢植え用土が酸性のためか、紫や青になっているようです。6月末です。1輪は、こんな感じになりました。本日の花、3輪3様で、花の終わりを迎えました。鉢植えのヤマアジサイ(6)「羽衣の舞」
ウチョウランは本州・四国・九州の低山の湿った岩場に自生する、地下に小さな球根をもつ、小型の地生ランです。地域変異が多く、野生種は稀少化しましたが、交配育種による園芸化が進み、入手栽培できるようになりました。「アワチドリ」(安房千鳥)千葉県南部の低山が自生地ですが、人工交配による園芸種を鉢栽培しています。3号鉢に山野草用土で植え、草丈10cm程です。花径10mm余りで、唇弁に紅紫色の斑紋が入ります。6月中旬から咲き出しました。6月下旬です。1個の球根から増殖してきました。まだ満開前で、この後の満開の画像は撮り忘れてしまいました。現在も名残り花が咲き続けています。ウチョウランの仲間(1)人工交配アワチドリ
クチナシ(梔子)はアカネ科の低木で、東~東南アジアに広く分布し、日本では静岡以西に自生します。ヒメクチナシ(コクチナシともいう)は矮性品種で、5号深鉢植えで、樹高が40cmほどになりました。花径4~5cmの一重咲き白花で、良い香りを放ちます。6月中旬、枝先に伸ばした蕾から、咲き出しました。6月下旬です。6月末、花の終盤は、花弁を垂れて、黄変して萎んでいきます。我が家の鉢植えは、毎年開花しますが実を着けたことがありません。鉢植えの「ヒメクチナシ」
「ソラマメ」(空豆)は西アジア・北アフリカ原産で、和名は、豆果(サヤ)が空に向かって着くため。4月下旬、HCでポット苗を2つ購入し、マメ科の畝に植えました。5月中旬、開花してきました。5月下旬の花、5月末~6月初めの豆果、真っ直ぐ上に伸びていきます。6月中旬、収穫です。熟してくると莢が下に下がってくるので、収穫します。一部、鳥(カラス)に食われた?(キュウリやトマトもやられます)鮮度が命のソラマメ、少量ですが、すぐに食べる味は格別です。家庭菜園2022(3)ソラマメ
「隅田の花火」は、ガクアジサイの園芸品種で、八重咲の装飾花が、花火のように飛び出す感じです。庭池の東側と、南庭のラカンマキの樹下の2か所に植えて、樹高は50~90cm程です。6月中旬、装飾花の咲き始めです。2日後には、装飾花がほのかに青色に染まりました。6月下旬、両性花も咲いてきました。7月初めの花です。7月10日には、装飾花が下に垂れ下り、花の終盤です。この方が花火の感じがします。庭のアジサイ(3)ガク咲き―2「隅田の花火」
自宅南側の菜園コーナーに短い畝ですが8畝作り、連作障害にならないように、毎年畝を変えて栽培しています。春、最初に植え付けるのがエンドウ豆2種です。4月中旬、マメ科の畝に、HCで購入のポット苗を植え付けました。右からキヌサヤエンドウ1、スナックエンドウ2、ソラマメ2です。2株植えたスナックエンドウ、スナックは、実が大きくなっても莢が柔らかく、莢ごと食べられます。5月の花、収穫例、右がスナック、左がキヌサヤです。6月のスナックエンドウの収穫例、6月中旬、今年は早くに枯れ始め、収穫が終わりました。キヌサヤエンドウは、若い莢を食べる品種で、紅花の咲く品種を植えました。5月中旬の花、5月下旬の実成り、5月下旬の収穫例、ツルがあまり伸びないタイプですが、長く実成りを続けました。6月下旬の最終収穫です。家庭菜園2022(2)エンドウ豆2種
手毬のように、装飾花が丸く固まって咲くタイプです。日本のガクアジサイが、欧米で品種改良されて出来たそうです。元から庭に在った手まり咲きアジサイで青花種を移植しました。南庭で、新たに作ったブロック塀脇に植えたのが原因か?ピンクの花が咲いてきました。今年は花の後半では青味を帯びた花色になってきました。画像の下側の樹です。(アジサイの花色は、酸性度で青くなり、アルカリ土では赤くなる場合があります。)6月中旬の咲き始めは、黄緑色からピンクへ、6月下旬の花です。7月上旬、装飾花の中心部に、青い小さな5弁の両性花が咲いてきました。7月中旬、花の終わりはこんな花色に、(両性花は不完全で、種子は出来ないようです)7月中に剪定します。庭のアジサイ(2)手まり咲き―1
アスパラガスの原産地は地中海東部で、ユリ科の野菜です。苗株を植え付け、そのままで10年位は毎年収穫出来ました。庭を作り変えた時、南西の一角を菜園コーナーとしました。最初に作った畝に植えたのがアスパラでした。収獲してすぐ食べるアスパラの味が、家庭菜園を続ける原動力になりました。最初のアスパラ畝に、後で追加して植えた紫アスパラだけが、今年も収穫されました。4月中旬の最初の芽立ちです。3日後の収穫時、4月下旬、5月上旬、次々と芽を出し、1本ずつ収獲していきます。5月中旬、芽が細くなってきたので、この後収穫を休んで、茎葉を伸ばして光合成でを子葉を伸ばして、株に力を着けます。6月中旬、時々収穫です。6月下旬、7月中旬です。新芽が出てきますが、細いのでそのまま伸ばし、株の充実を図ります。旧アスパラ畝に残るのはこの1株...家庭菜園2022(1)アスパラガス
「土佐の海」(トサノウミ)は高知県産で、一重の青い装飾花を咲かせます。5月末、装飾花が開き始めましたが、白い部分があります。本来の花(両性花)は蕾のままです。6月初め、装飾花が濃く澄んだ青色となり、両性花が咲いてきました。その5日後です。両性花も青い5弁花で雄しべも青いので、土佐ノ海を連想・・・まだ4号鉢植えですが、樹高は60cmまで伸びました。猛暑続きで雨が降らなかったので、水切れで萎れるときもありました。7月初め、両性花は結実し、装飾花は色褪せて垂れ下がりました。鉢植えのヤマアジサイ(5)「土佐の海」
「ムシトリナデシコ」(虫取り撫子)はナデシコ科の越年草。ヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用として移入したものが各地で野生化した帰化植物です。道端に咲いていた花、採種して庭の通路脇に蒔いたのが最初。宿根草でないので、他の植物に追われながら、こぼれ種で移動、今年も、庭と空き地の菜園脇で咲いていました。5月末~7月初めまで開花、画像は6月に撮りました。開花時の茎先は20~50cm位です。濃いピンクの5弁花を、茎先にまとめて咲かせま、目立ちます。茎上部の葉の下に、粘液を分泌する部分があり、虫が付着していますが、食虫植物ではありません。蟻除けとも考えられています。庭や空き地で咲く「ムシトリナデシコ」
以前より庭植えされていた「アジサイ」(紫陽花)で、庭を作り変えた時に移植しました。ガクが発達した装飾花が、花序の周りを縁取るように並んだガク咲きと、花序が球形ですべて装飾花となった手まり咲きとに分けられます。2株あるガクアジサイの内、今年咲いたのはオオモミジ下の1株だけでした。6月中旬、装飾花の咲き始めです。6月下旬、ガクが咲いても、まだ花は蕾のままです。6月末になって、本来の花(両性花)が咲いてきました。小さな青い花弁に、白い雄しべたくさん着いています。異常高温が続き、雨が降らなかったので、装飾花が垂れ下がり、慌てて、庭木にも水やりをしました。7月中旬、両性花は結実し、装飾花は色褪せて垂れ下がり花の終わりを迎えました。この後、7月中に剪定する必要があります。庭のアジサイ(1)ガク咲き―1
近くの住宅跡地を菜園と果樹栽培に利用しています。イチゴが収穫できる頃、画像下側(南)の菜園で、ジャガイモが育ち、サツマイモを植えています。画像の上側は柿・イチジク・ブルーベリーなどの果樹を植えています。4月の初めの果樹下はツクシの海で、すべて摘み取りましたが、そのあとはスギナが繁茂し、イチゴの収穫後の除草の後は、この間に、イチゴも負けずにツルを伸ばして繁茂し、5月初めに花を咲かせ、実がなる頃にはスギナなどの雑草に覆われ、鳥や虫から果実が守られました。(撮影時は、草を避けて)光を求めて菜園側や通路脇にも出てきます。6月初めの収穫例です。その都度冷凍して置き、まとめてイチゴジャムに加工しています。無農薬無肥料、放任ですが、たくさんのイチゴが収穫出来ました。毎日の昼食はパンですが、ジャムを購入することはありませ...庭や空き地でイチゴを収穫(2)空き地の果樹下で
HCでイチゴ苗を購入し、プランター栽培したのが最初ですが、病気になったり虫や鳥に食われたりで収穫に至らず、以後、栽培は止めましたが、プランターから伸び出たランナーが、子株を作り、庭の菜園コーナーの周りで繁殖しています。4月下旬の花、5月下旬~6月上旬、赤く熟した果実を収穫しました。菜園の周りには、元は菜園で育てたニラが、周辺で野生化しています。その葉陰で果実を稔らせ、他の雑草もイチゴ収穫までは、できるだけ放任します。菜園コーナーの北側、果樹コーナとの境界ブロック周辺や、通路脇でも、赤熟した頃、撮影のために雑草を整理して、6月初めの収穫例、適宜に収穫し、その都度冷凍して置きます。空き地での収穫は(2)で、庭や空き地でイチゴを収穫(1)庭の菜園周りで
「白妙」(シロタエ)は、装飾花が白花八重咲きです。山梨・静岡の県境で発見されました。6号鉢植えで樹高20cm余りです。5月末に咲き始めました。花弁やガクが黄色味を帯びています。ガク咲きの装飾花が、白花の八重咲きです。6月中旬、花の終盤には、白いガク片が、紅を帯びてきます。6月末、装飾花が横向きから反転し、花が終わります。両性花も八重咲で、種子はが出来ません。鉢植えのヤマアジサイ(4)「白妙」
ヤマアジサイ「くれない」(紅)は、長野県産で、白で咲き始めて、真紅に輝く、変化が鮮やかです。東庭の赤松の樹下でたくさん開花してきましたが、枯れました。予備に挿し木で育てた鉢植えが、今年も開花しました。6号中深鉢植えで、樹高は25cm程です。5月末、装飾花が開いてきましたが白花です。6月上旬、中心部の両性花が咲いてきました。小さな白い5弁花で、雄しべの葯も白です。装飾花が、少し色付き始めました。6月中旬、両性花が咲き終えて結実する頃、装飾花が濃い赤色に変わります。6月末です。種子を結び、装飾花は反転して終わりを迎えます。鉢植えのヤマアジサイ(3)「くれない」
スイセンノウ(酔仙翁)の白花種です。6月上~中旬に撮りました。白い5弁花の花芯部が開いて、花芯の周りがピンクに染まってきます。この状態が酔仙翁の名にふさわしい?受粉が行われる花の終盤です。花後、刈残した株の今朝の姿、遅れて咲いた花が1輪残っていました。茶色くなった果実を2個、割って中を見ます。小さな黒い種子が、たくさん入っています。開花株は枯れるようですが、こぼれ種で繁殖します。庭で咲く「スイセンノウ」(2)白花
「ナツツバキ」(夏椿)はツバキ科の落葉高木で、宮城県以西の本州・四国・九州に自生します。挿し木苗をいただき、鉢植えで毎年開花した樹を庭の東と南のブロック塀際、2か所に移植しました。樹は3~4mmに成長しましたが、移植が良くなかったようで、全く花が咲かない年もありました。今年は3個と2個、計5個の蕾が着き、花を見ることが出来ました。6月中旬の蕾、6月下旬に開花しました。径5cm程の白い5弁花です。道路に向いた高い所で咲いたので、脚立を使って撮りました。花は1日花なので、あっと言う間に花期が過ぎました。庭の「ナツツバキ」
「スイセンノウ」(酔仙翁)はナデシコ科の常緑多年草で、ヨーロッパ南部が原産地です。白い毛が生えたフェルトのような質感の茎葉から、フランネル草の別名があります。(学名:リクニス・コロナリア)庭を作り変えたばかりの頃、犬散歩中に種をいただき、庭に蒔いたものが世代交代しながら殖えています。5月下旬から咲き始めました。塀際や樹木の周りなど、こぼれ種の実生で移動しながら、花茎3cm弱、紅紫色の5弁花です。漢字の酔仙翁は、赤い花が酔っ払っているように見えたから?6月上旬の花、6月下旬、遅れて咲き出した株です。庭で咲く「スイセンノウ」(1)赤花
鉢植えのヤマアジサイ「甘茶」(アマチャ)です。若葉を蒸して、乾燥させたものを煎じて飲料としました。幼稚園も保育園も無い時代、村の寺院で、お釈迦様に甘茶をかける灌仏会(花まつり)の行事を思い出します。6月上旬、装飾花が咲き始めました。6月中旬の花、まだ中心部の両性花は開花しません。6月下旬、両性花が開きました。小さな青い5弁花で、アップで見ると、雄しべと雌しべが目立ちます。6月末、装飾花は反転して枯れ始め、両性花は花弁を落として種子を結びます。鉢植えのヤマアジサイ(2)「甘茶」
4月上旬に白花を咲かせた「藤五郎梅」、花数が少なかったので、実成りも少しになりました。5月下旬の緑実、6月下旬の黄熟する果実、連日、熟して落果する果実が増えてきたので、枝に残っている実をすべて収穫しました。まだ緑のものも、大きさも大小差があります。量が少ないので、今年は梅干し加工は止めて、梅ジュースだけにしました。連日の猛暑、雨が降らないので、毎日の水やりが重労働になってきました。毎日朝晩、池から6リットルのジョウロで水を運び、数100の鉢植えに、1鉢ずつの水やりをし、池に水道水を入れます。作業後は、昨年作った梅ジュースで、水分補給です。新潟の実梅「藤五郎」(2)果実の収穫
実梅「藤五郎」(トウゴロウ)は、主に新潟市亀田地区で栽培されている新潟特産梅です。藤五郎は人名で、江戸時代末期の栽培者です。紀州梅よりは小さいが、果肉が多い品種で、市内のHCで苗木を入手して庭植えしました。4月上旬に開花しました。冬は倉と呼ぶ板囲いをする場所なので、樹を大きくできず、業者に剪定してもらいました。今年は花数が少なくなりましたが、マンサクに次いで庭に春を知らせました。蕾はピンクですが、開花すると少しピンクを帯びた白花となります。実成りと収穫は(2)で、新潟の実梅「藤五郎」(1)花
ヤマアジサイは小型なので、鉢植えで十分楽しめます。「七段花」(シチダンカ)は江戸時代にシーボルトが世界に紹介し、その後は幻の花とされていたが、1959年に神戸市六甲山で、自生種が発見されました。装飾花が八重咲で、ガク片が7段に重なる所から七段花の名が、各萼片が剣状に尖り、重なって星状に見えます。5号深鉢植えで、樹高は20cm余りです。6月初め、今年は1輪だけの開花でした。その6に日後、装飾花が青紫色になった時には、中心部の両性花は消失し、種子はできません。6月中旬の花です。6月末、花の終いは、装飾花が反転し、こんな花色になりました。表は黄緑、裏は黄色です。鉢植えのヤマアジサイ(1)「七段花」
カワラナデシコ(河原撫子)は、ナデシコ科の多年草で、本州以西・四国・九州に分布し、日当たり良い草原や河原に自生します。園芸種の「絞り咲きカワラナデシコ」は、白地に紅の絞りが入り、花弁先が細かく分かれて美しい撫子です。5月末から咲き始めました。6月上旬、次々と開花、6月中旬の花、紅絞りの入り方が様々で、6月末まで、玄関前を飾ってくれました。鉢植えの「絞り咲きカワラナデシコ」
「深山八重紫」(ミヤマヤエムラサキ)は京都府産で、装飾花が濃い青紫の八重咲花です。池の北側に植えましたが、隣りのエゾムラサキツツジが大きく成長し、その陰で樹高30cm程と小さくひっそりと咲いています。今年は僅か2輪だけの開花でした。6月上旬に咲き始め、6日後には、6月中旬、その4日後、装飾花の花色が、濃い青紫色に変わって来ました。6月下旬です。八重の装飾花と小さな両性花をアップで見ます。現在も色褪せながらも咲いています。花色は土質で変わる性質があるので、赤紫色の場合もあります。樹高30cm位で、業者による雪囲いでは無視されて、冬は雪に押しつぶされ、春に立ち上ってきました。黒松の樹下には「清澄沢」が咲いていたのですが、雪囲いの支柱の下敷きになり、1本だけ枝を伸ばして命をつないでいます。庭のヤマアジサイ(2)「深山八重紫」
「ヤツシロソウ」(八代草)は、キキョウ科の多年草で、熊本県の八代で発見されました。海外ではヨーロッパや北部アジアに分布しています。実生苗を入手して鉢栽培中です。ホタルブクロ属ですが、紫色の花を上向きに咲かせます。6月初めから開花しました。3日後には、4本の花茎で次々と咲いてきました。6月中旬、5号鉢植えで、草丈は30cm程です。6月下旬の花です。鉢植えの「ヤツシロソウ」
(7月6日の投稿で、鉢植えサツキで咲いたのは1鉢だけと書きましたが、もう1鉢、名称不明の紅花が咲きました。)柴犬と毎日散歩していた頃、ある公園で、剪定後の落とし枝を拾ってきて、挿し木したものです。5号浅鉢植えで、樹高は20cm弱です。二重咲きの紅花ですが、品種名は分かりません。6月下旬、赤い蕾から、開花しました。オシベが花弁化して、外花弁と内花弁が各5枚ずつの二重咲きとなっています。遅く咲いたので、今も名残り花が咲いています。鉢植えのサツキ(2)二重咲きの紅花
ヤマアジサイはユキノシタ科の落葉低木で、福島県以西の本州・四国・九州に分布します。アジサイに比べて、葉は薄く細長く小型で、花色花型の地域変異が多くあります。鉢植えが多いのですが、庭で咲いた株が2種あります。「黒姫」(クロヒメ)は、青色が濃い花で、葉・茎共に黒味を帯びています。(黒姫山とは関係なし)池の東側のオオモミジの樹下に植えました。5月末から咲き始めました。初めに開く外側の花は、4枚の花弁状のガクを持つ装飾花です。中心部にあるたくさんの蕾が、本来の花(両性花)です。6月上~中旬、池脇で、サツキと共演しています。中心部の両性花が開花します。濃い青紫色の6弁花で、雄しべと雌しべを持ちます。6月下旬です。現在、両性花は種子を結び、装飾花は色褪せました。来年のために剪定をします。庭のヤマアジサイ(1)「黒姫」
鉢植えのクレマチスで、八重咲の「白万重」(シロマンエ)です。5月中旬、枝先に着いた緑の蕾が開いて、咲き始めました。外側の花弁だけ開き、淡黄緑色です。5月下旬、中心部にはオシベが花弁化し、固まり状になってすぐには開きません。開いた花弁が、淡黄緑色からクリームがかった白色に変わって来ます。6月上旬には中心部の花弁が開いてきました。半球状となり、花弁数が非常に多いので、万重咲きとも呼ばれます。1輪が1カ月ほどかけて咲き進み、花期が長いのが特徴です。先に開いた外側の花弁が散り落ちた後も、後から開いたたくさん小花弁が咲き続け6月いっぱい楽しめました。この後も、剪定をうまくやると繰り返し開花してくれます。鉢植えのクレマチス「白万重」
バイカウツギ(梅花空木)はアジサイ科の落葉低木で、本州、四国、九州に分布します。基本種は一重の白花4弁花ですが、「スノーファンタジー」は、八重と一重が混在する半八重咲品種です。5月末に開花し始めました。5号深鉢植えで、樹高50cm位になりました。花弁数が多い半八重咲の花が含まれます。6月上旬です。撮影中に、小さなハチ?6月中旬、花の終盤です。花後の現在、実を稔らせて、鉢植えのバイカウツギ「スノーファンタジー」
鉢植えで今年咲いたサツキは、この1鉢だけでした。(鹿山や藤懸などの鉢は枝葉は茂ってますが、蕾なし)「緋梅」(ヒバイ)は、玉斑が美しい車咲きの園芸種です。6月上旬の蕾から1輪が開花、紅花や白花の単色が咲くこともありますが、4月中旬、次々と咲く花は、白地にピンクの斑入り花です。6月下旬にかけて咲きました。4号鉢植えで、樹高20cm程です。鉢植えのサツキ「緋梅」
「ツキヌキニンドウ」(突抜忍冬)はスイカズラ科で、半常緑のツル植物です。英名でハニーサックルとも呼びます。和名は、対生する枝先の葉が基部で合着し、茎が葉を突き抜ける様に見えること、冬でも落葉しないスイカズラを忍冬(ニンドウ)とも呼ぶ事に由来。細くて先端が開いた漏斗状の花を、枝先にまとめて咲かせます。5月上旬の蕾、5月中旬に開花し始め、花の外側は紅オレンジ色、内側は黄色で、対比が鮮やかです。咲いてからは、時間の経過とともに、内側も濃い赤に変わって来ます。花が落ちた後、結実を見たかったのですが、猛暑続きが原因か?実が着きません。過去画像で、こんな綺麗な実が着くのです。庭植えすれば数mにもなるそうですが、鉢植えで数10cmにツルを伸ばしています。雪国なので冬は落葉します。鉢植えの「ツキヌキニンドウ」
以前より庭植えされていた白花のサツキで、品種名は不明です。6月初めの東庭で、紅花の大盃より少し遅れて開花しました。咲き終えた花柄を摘み取ってから、まだ残っていた蕾が開花し、6月中旬も咲き続けました。庭のサツキ(2)白花種
花菖蒲は、庭植えと鉢植えで数種あるのですが、今年は開花したのが1種1輪だけでした。「爪紅」(ツマベニ)は、原種のノハナショウブに近い花形で、白い花弁に、鉾の先のみ薄紅に染まります。我が家の鉢では薄紫に染まっています。6月中旬に開花しました。花弁の付け根が黄色で、アヤメのような網目模様がありません。中央に立っている鉾の先が、薄紫に染まります。開花して4日後には、花弁が萎んでこんな形で花を終えました。鉢植えの花菖蒲「爪紅」
サワラン(沢蘭)は、本州中部以北~北海道に分布し、高地湿原のミズゴケの中に自生しています。緑色の偽球茎(球根)を地下に持ち、葉は細長い1枚葉です。花茎を20cmほど伸ばして、花を1個横向きに着けます。基本種は紅紫色の花ですが、その白花種です。6月上旬に開花しました。花のアップを撮り忘れたので、過去画像で、元は3号深鉢に生きたミズゴケ植えなのですが、年々水苔が増殖し、40X60cm位のミズゴケのマットが出来、サワランも新球を先に伸ばして広がりました。この水苔は、生まれ故郷の魚沼で、畑の脇の山裾から持ち帰った水苔です。参考に、かつて鉢で開花していた基本種のサワラン(別名アサヒラン)です。生きたミズゴケ植えの「白花サワラン」
ヤマボウシの「源平」(ゲンペイ)という品種です。白花と紅花を咲き分ける品種で、樹が若いうちは白花が目立ち、成長に従って白花がピンクに変わります。今はまだ鉢植えで、7号鉢で、樹高70cm余りです。昨夏の猛暑が原因か?今年は蕾が1個だけでした。5月中旬、苞(ホウ)の開き始めは黄緑色でした。5月末、苞の色は白に変わりました。中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い苞を白頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえた命名です。6月上旬、小さな花の開花です。6月中旬になると、苞の色が白からピンクに変わって来ました。残念ながら、この後、突然枝折れして花が枯れてしまいました。鉢植えのヤマボウシ「源平」
サツキ(皐月)はツツジ科で、山奥の岩肌などに自生するそうです。他のツツジに比べて1か月ほど遅く開花し、旧暦の5月(皐月)頃に咲き揃うことから名付けられました。「大盃」(オオサカズキ)は、紅花の一重中輪種で、古くから栽培される代表的な園芸種です。庭を作り変えた時、池を囲む岩組の間に4株と、玄関手前のハナミズキの樹下に1株植えました。5月下旬の咲き始めの頃、6月上旬、ハナミズキの樹下では、ツツジの咲き終わる頃サツキが満開です。池周りのサツキです。6月中旬です。花の終盤、背後の青花はヤマアジサイの「黒姫」です。庭のサツキ(1)「大盃」
カワラナデシコの高山型をタカネナデシコと呼び、その中で、北アルプスの白馬岳産の「白馬ナデシコ」として、入手したタカネナデシコの白花種です。5月下旬~6月上旬、7号皿鉢植えで、草丈は数cm、花茎を10数cm伸ばして白花を咲かせました。花弁が細かく裂けた白花です。鉢植えの高山植物(2)「白馬ナデシコ」
(1)4月の白花から、(2)6月に黒塾した果実、ジャムにしていただいた後、未投稿の過去画像で、紅葉も綺麗なので紹介します。8月には、一部で黄葉し始め、昨年の11月初めの紅葉姿です。派手さはなく、控えめな紅葉ですが、春から秋まで、鉢植えでも楽しめる果樹です。鉢植えの「ジューンベリー」(3)秋の紅葉
植物栽培の趣味は30歳代後半から、山野草や高山植物からでした。その頃から○○年、現在も毎年開花している2鉢のうちの1つ。キリンソウはベンケイソウ科の多肉植物で、普通は草丈20~50cmになります。「テカリダケキリンソウ」(光岳麒麟草)は、南アルプス光岳(テカリダケ)に自生する、極小型のキリンソウで、6号浅鉢植えで数cmの草丈です。5月下旬から6月上旬に咲きました。多肉質で光沢のある葉上に、黄色の星形の花を咲かせます。今年は花数が少しでした。鉢植えの高山植物(1)「光岳キリンソウ」
4月中旬に白花を咲かせた後、6月には黒熟した果実を収穫出来ました。5月の緑の小果が、下旬には色付いてきました。5月末の果実、熟すと黒色になり、ヒヨドリなどに食べられるので、防鳥網を掛けました。6月上旬、網を外して撮影後、黒熟した果実を収穫しました。6月中旬、残った果実を収穫しました。果実が径8~10ミリと小さいので、量は少ないですが、初めて単独でジャムにしてみました。鉢植えの「ジューンベリー」(2)果実
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1輪だけ咲いた「春の海」は、白斑の入りが少ない花でした。4月10~11日に撮りました。昨年の花は、鉢植えの椿(9)「春の海」
レンギョウ(連翹)はモクセイ科の落葉低木で、葉が芽吹く前の早春に、黄色い4弁花を咲かせます。中国原産のシナレンギョウは、枝が直立するキダチレンギョウで、朝鮮原産のチョウセンレンギョウは、枝が下垂するシダレレンギョウです。キダチレンギョウの先に枝垂れレンギョウを接木した鉢植えが、幹の途中から枯れてしまいました。現在、元木のキダチレンギョウが残った幹から枝を伸ばして咲きました。4月上旬の花、4月10日です。枯れる前に、予備として枝先を挿し木したシダレレンギョウも、別の鉢で、枝を横に伸ばして咲いていました。4月10日の画像です。参考に、元の鉢植えは、長く伸びたキダチレンギョウの幹先に、枝垂れレンギョウを接木たものでした。鉢植えの「レンギョウ」2種
「富士しだれ桜」はマメザクラ系で、淡紅色の一重咲きです。小型で、花着きが良く、枝垂れの樹形が美しいので、鉢植え向きです。7号鉢植えで、樹高30数cmです。4月1日、咲き始めました。満開となった、5日後の4月6日朝です。同日夕方です。数日後には、花色が濃くなって散り終えました。鉢植えの「富士しだれ桜」
「西王母」(セイオウボ)椿は、一重筒咲きの中輪花で、淡い桃色に薄紅のボカシが入ります。9月~4月に開花し、幕末に金沢で誕生したとされます。例年ですと、秋に多く咲いて、残りが3~4月に咲くのですが、昨秋の開花が僅かで、今冬からの開花が大部分となりました。冬に咲いた花は、寒さと雪で花弁が傷み、ヒヨドリなどの野鳥が蜜や花弁を食べにきて、花が傷みました。1月中旬に咲いた花、2月上旬に咲いた花、2月中旬に咲いた花、自宅の南東隅軒下に植えています。樹高は170cm位です。2月下旬の花、3月上旬、雪を被る日もありましたが、3月中旬の花、3月下旬、たくさんの花が咲いてきました。4月上旬、残る蕾が一斉に咲き出しました。毎日の開花と落花で、ほぼ咲き終えました。庭植えの椿(1)「西王母」
今年は3鉢だけの開花で、白花と桃花は1輪だけの開花でした。4月上旬の白花です。オシベが2本しかなく、白いがく片の一部に緑色が入った奇形花?でした。もう1鉢は濃い桃色花でした。4月上旬の花、4日後には、少し色褪せて、夏に枯れたと思われた小鉢でも、元気に新葉を展開している鉢が数鉢あるので、来年に期待して、水やりと鉢置き場を選びたいと思います。鉢植えの雪割草(2)白花と桃花
栖吉川(すよしがわ)は東山から流れて、信濃川に合流する支流の1つで、自宅から北西へ約2.5km程の寿(ことぶき)地区の桜並木です。4月12日午前、快晴、栖吉川の左岸堤防道路を歩いて、桜並木へ、背後の建物は市の衛生センターなどの施設です。桜の樹は堤防の斜面に植えてあるので、巨木に成長した桜の枝先が、堤防脇と上空を覆います。咲き始めの花は白く、咲き進むと花芯部が赤く染まります。途中で、来た道を振り返って見ると、先に進みます。また振り返って、桜並木の終わりに、堤防下の車道から、見上げます。堤防に戻って帰路に着きます。ブログアップが遅れ、今は葉桜となった桜ですが、自宅から歩いて行ける私の桜名所でした。桜花見2024(5)栖吉川左岸寿地区
「錦キリン」は雪椿の1品種で、紅色の八重咲~獅子咲き中輪種です。5号深鉢植で樹高30cm程、3輪の花が咲きました。4月上旬の蕾から、初めの1輪が開花しました。4日後の4月10日、2輪目の開花です。4月中旬、3輪目が開花しました。鉢植えの椿(8)「錦キリン」
長岡の西山丘陵は雪割草(オオミスミソウ)の自生地で、市内には雪割草を栽培する愛好家がたくさんいます。昨夏の猛暑で、今年開花した鉢は3鉢だけでした。赤花の絞り咲きが2輪開花しました。3月下旬、花茎を上げてきました。4日後の3月31日開花しました。オシベ・メシベとも正常な標準花で、6枚の花弁に見えるのはガクで、花の背後にあるガクのようなものは苞です。4月上旬、徐々に色が薄れてきました。鉢植えの雪割草(1)赤絞り咲き
自宅から西へ10数分歩くと、信濃川堤防に出る手前に金峯神社があり、年間通して、お参りに行くところです。神社拝殿の西側に蔵王堂城址があり、長岡発祥の地とされています。現在は桜の名所の1つとなっています。4月12日、青空の下、満開の桜を堪能しました。神社拝殿の西、濠にかかる石橋を渡り、城址へ、大きな桜の樹下に城址の石碑があり、東側を見ると、金峯神社拝殿が見えます。東と南側に、濠と石垣が残っています。私の他には、2名の見学者ががいるだけでした。桜花見2024(4)蔵王堂城址
「シモクレン」(紫木蓮)は、中国原産の落葉花木で、庭で年数経ていますが、樹高2m30cm程で低いです。玄関前の南庭、歩道脇でたくさんの花を咲かせました。花弁が長い舌状で、外側が濃い紅紫色で、内側は白色です。12月下旬の冬囲いは、竹支柱だけの簡単なもので、1月上旬の積雪も平気です。2月中旬、外皮を脱いで、3月下旬の蕾、4月上旬、蕾先に花弁を覗かせ、開花してきました。その翌日、4月10日、2日後には満開に、花弁が開き切ると、間もなく散り始めます。樹高が低く、風向きの関係もあって、全て敷地内に散り落ちました。庭の「シモクレン」
福島江(ふくしまえ)は、市内中心部を流れる用水路で、大正時代の大改修時に、桜が植えられ、古木が枝を川面に広げ、多くの花見客でにぎわいます。平日の午前、人の少ない時に歩きました。愛宕公園から数分、北に向かって歩くと桜並木に出ます。長岡駅東口方面から一直線に伸びてくる用水路で、何か所もかけられている橋で、両岸の桜並木を撮りながら、左岸(西岸)道路を、駅東口に向かって歩きます。途中から駅裏まで、ボンボリが吊るされ、夜桜見物が出来ます。橋の中央から、北と南を見ます。長岡駅東口近くで、右岸(東岸)に渡って、帰路につきます。桜花見2024(3)福島江
「シラネアオイ」(白根葵)は、シラネアオイ科の多年草で、一属一種の日本固有種です。北海道~本州中部の日本海側に分布する深山の植物です。名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ていることから、3月下旬の芽出しです。長年育てて鉢増しし、7号深鉢植えです。4日後の3月31日、5日後の4月5日、蕾が着いたのは1個だけでした。昨夏の酷暑で、葉が秋まで持たずに枯れこんだから?翌日に開花しました。淡青紫色の花弁に見えるのは、4枚のガク片です。その翌朝、2枚のガク片が鳥にかじられてしまいました。3日ほど開閉し、花を終えました。現在は草丈20~30cmで、鉢いっぱいに葉を広げています。参考に、過去画を1枚、鉢植えの「シラネアオイ」
南に向かって数分歩きます。JR信越本線の下を国道8号線が地下道で通っています。その地下道の上に愛宕公園が出来、周りが桜で囲まれています。公園の東入り口に来ました。4月11日、桜は満開です。北側の桜並木、南側の桜、手前は大きな欅です。西側には遊具が、返り道で立ち寄ると、近くの保育園の園児が、楽しそうに遊んでいました。背後の高架橋は上越新幹線です。桜花見2024(2)愛宕公園
ボケ(木瓜~実が瓜のような形だから)はバラ科の落葉低木で、中国原産のボケ(一般的)と日本原産のクサボケがもとになり、自然交配や突然変異も多く、たくさんの品種があります。通販で入手した「ファンタジーレッド」は、濃い赤色の花です。4月上旬の蕾、翌日に開花しました。その翌日の花、4月10日の花、5号深鉢植えで、樹高10数cmで、自然に幹が下垂しました。現在は散り始めています。鉢植えのボケ(1)「ファンタジーレッド」
ウオーキングできる範囲で、満開の桜を見て回った記録です。町内の神明神社境内は児童公園でもあり、桜の古木があります。西側の特に大きな古木、北西側にも2本の桜が、東側道路沿いにあった桜は半枯れ状になって伐採され、子供の数が少なくなって、寂しい公園になりました。桜花見2024(1)町内の公園
自宅と南側の菜園との間に果樹を植えていますが、実桃と実梅の果樹の間に植えたカタクリが、今年も咲きました。生まれ育った魚沼で、山際の水田や畑の脇で咲いていたカタクリを、長岡に持ち帰って、鉢植えしていたものを移植しました。芽出しから開花姿を、4月3日~8日の間、毎日の記録です。4月3日、少し離れた2か所で、芽出しです。4月4日、花芽が確認できます。4月5日、4月6日、まだ花茎が短いですが、花弁を開きました。4月7日、花弁を折り曲げて、独特な花形を作り、4月8日、花茎を伸ばしてきました。葉には、まだら模様があります。その5日後の4月13日、花弁に傷みが出て、花の終盤です。種子は発芽から開花まで、8~9年かかるそうなので、花茎を切除して休ませます。庭の「カタクリ」
「港の曙」(ミナトノアケボノ)は、一重の桃色花で、猪口咲きの小輪花で、甘い香りがします。3月下旬から咲き始めました。その7日後、さらに3日後の3月末日、7号深鉢植で、樹高80cm余りです。少し遅れて、挿し木した予備鉢でも開花しました。4月上旬の4月上旬の花、4月10日、花の終盤です。鉢植えの椿(7)「港の曙」
「梅ヶ香」(ウメガカ)は、椿とサザンカの自然交雑と考えられる品種で、ごく淡い桃色地に外弁の裏に桃紅い色のボカシが入る、ほのかに香る八重咲中輪花です。3月下旬の蕾から、開花しました。その3日後、さらに3日後には、その後、少し間をおいて、4月10日の花です。その2日後、その後は、全開せずに萎れてしまいました。鉢植えの椿(6)「梅ヶ香」
「土佐ミズキ」(トサミズキ)は、四国高知県産でマンサク科、葉より先に、7~8個の小花が、下向きに穂状の花序を出し、春を告げる花木で、日向ミズキと近縁です。3月下旬、蕾が開いてきました。4日後の3月末日、5号深鉢植えですが、幹の上部が枯れてしまい、樹高は25cm程で、横に枝を伸ばしています。4月上旬、小花が全開してきました。長さ4cm程の花穂、径7mm程の小花が5~10輪集まって、花弁とオシベは5個ずつです。4月10日、花の終盤を迎え、新葉が展開してきました。先に咲いた花から萎れてきました。鉢植えの「土佐ミズキ」
「エゾムラサキツツジ」(蝦夷紫ツツジ)は、ツツジ科の半落葉低木で、北海道や北東アジアの山地の岩場に分布し、樹高1~3m位で、花後に葉が茂るのが特徴です。ツツジの中で最初に開花し、山野に春を告げる花の1つで、葉の展開前に紅紫色の花が、枝先に数個かたまって着きます。3月下旬、蕾から開花へ、枝先には前年葉が少し残り、その上に蕾が数個着いて、開花します。その3日後の開花姿、自宅北東側、池の脇に苗木を植えました。更に3日後の3月31日、4月初めの花、4月5日の満開の頃、落花し始めた、一昨日の花姿です。花後に新葉が展開してきます。庭の「エゾムラサキツツジ」
春咲きのクリスマスローズ、今年咲いた鉢は5鉢でした。「ダブルホワイトブロッチ」は、白地に濃い紅紫色の斑一面に入り、コントラストが美しい八重咲花です。2月下旬の玄関前の庇下で、芽出しです。3月上旬、蕾を着けた花茎を6本伸ばしてきました。3月中旬、その7日後、開花直前の白い蕾です。2日後の3月下旬、咲き始めです。その2日後、3月末、20数cm伸ばした花茎の先に、1輪ずつ花を咲かせています。4月中旬、夕方撮ったので、花が黄色味を帯びました。今年開花しなかった鉢も、新葉を展開してきました。鉢植えのクリスマスローズ(5)「ダブルホワイトブロッチ」
アイフェイオン(イフェイオン)は、ユリ科の小球根植物です。中南米(メキシコ~アルゼンチン)が原産で、茎や葉を折るとニラ臭があり、別名がハナニラです。星形の花を咲かせ、英名がスプリングスターフラワーです。今年咲いたのは「ジェシー」という濃青色の花です。3月下旬、初めの1輪が開きました。その5日後、3月末日の花、4月上旬、その4日後、色褪せした花の終盤です。黄花のセロウイアナム、ピンクのピンクスターの2鉢は今年開花ナシでした。参考に過去画像を、鉢植えのアイフェイオン「ジェシー」
「ゴールデンベル」は、ペチコート咲きの小型品種です。原種系で、糸状の葉が鉢いっぱいに生い茂り、花は間をおいて3輪だけの開花でした。4月上旬に初めの1輪が咲きました。花弁が殆どなく、副冠のみのロート型の花姿です。4月中旬に咲いた3輪目の花です。鉢植えの小型スイセン「ゴールデンベル」
オシベ・メシベともに小さな花弁状になり、花びらが100枚以上になる花を、千重咲きと呼びます。小鉢植えで2輪だけ咲いた、千重咲の紅花です。3月下旬、1輪が開花しました。その4日後、3月末日、2輪目も全開しました。4月上旬まで咲いていましたが、花の重みで花茎が垂れ下がってしまい、以後の画像ナシです。鉢植えの雪割草(9)千重咲きの紅花
「レンギョウ」はモクセイ科の落葉低木です。元は、中国原産のシナレンギョウ(キダチレンギョウ)の頂部に、チョウセンレンギョウ(シダレレンギョウ)を接木したものでした。幹と頂部が枯れて、台木から伸びた枝が開花しています。開花直前の蕾、3月下旬に開花、黄色い4弁花です。雌雄異株で、この樹は雌株のようでオシベがありません。3月末、台木から芽生えたシナレンギョウでした。4月上旬の花、花後に新葉が伸びて、この後結実もするので、近くに雄株があるようです。剪定した枝を挿し木した枝垂れレンギョウも、鉢で開花しています。枝を横から下に伸ばし、小さめな花を咲かせました。鉢植えの「レンギョウ」
「ダブルゴールドピコティ」は、黄金色の八重咲花で、赤の糸覆輪(ピコティ)が入ります。2月末には花芽を上げてきました。3月上旬、3月中旬、20数cmに花茎を伸ばし、7日後の3月19日、開き始めです。その翌々日、4日後の3月25日、2輪目も開花です。3月27日、4月上旬、オシベを落としましたが、花弁に見えるのはガクなので、長く持ちます。4月中旬には、こんな姿になりました。鉢植えのクリスマスローズ(4)「ダブルゴールドピコティ」
「ナイトライダー」は、ュージーランドで作出された洋種の黒椿で、八重咲の小輪花、黒に近い赤紫色の花です。5号鉢植えで樹高は20数cmと小さく、1輪だけの開花でした。4月初めの蕾、その4日後に開き始めました。全開した4月8日です。4月9日、4月10日の花です。鉢植えの椿(6)「ナイトライダー」
長岡の西山丘陵にも自生分布するオオミスミソウは、まだ雪が残っている頃から、雪を割るようにして咲き出すことから雪割草と呼ばれて親しまれてきました。実生栽培が容易で、花の色・形の変異が多く、栽培する愛好家が多くいます。千重咲(センエザキ)は、オシベ・メシベとも小さな花弁状となり、花びらが100枚以上になった花です。小鉢植えで、2輪だけ咲いた千重咲きの桃色花です。3月下旬の咲き始めです。その2日後、翌日には、3月末、花が重くなって花茎が曲がり、垂れ下がってきます。石で支えて撮りました。鉢植えの雪割草(8)千重咲きの桃色花
庭植えのカタクリが今年も咲きました。生まれ故郷の魚沼から持ち帰って、鉢栽培して庭に移植しました。自宅の南側、菜園との間に植えた果樹、桃と梅の樹の間です。3月下旬、芽が伸び出し、蕾が着いています。2日後の3月31日、まだ花茎が短いうちに花弁を開きました。翌4月1日、陽気に誘われて、ビロードツリアブが訪れて吸蜜しています。4月2日、4月3日、晴天で、気温が高い日が続きました。その後の曇雨天で花が終わり、4月11日には種子を膨らませていました。桃の花が散り落ち、葉も虫害を受けて、間もなく茎葉が枯れていきます。庭の「カタクリ」
「トサミズキ」(土佐水木)も、黄花を咲かせて春の訪れを告げる、マンサク科の落葉低木です。日向ミズキよりも果房が大きく、8個以上の小花の集合体です。3月中旬の蕾、小さな花の集合体で1つの花となっています。オレンジ色のオシベが透けて見えます。3日後の3月下旬、開花しました。その5日後の3月末、5号深鉢植えで、幹が折れて樹高は20cm程です。4月初め、花の終盤です。4月10日、花から種子へ、新葉の展開も始まりました。鉢植えの「トサミズキ」
青紫色の花が3輪咲いた鉢です。その花形は、オシベ、メシベともに花弁化した花で、三段咲きと呼ばれています。3月中旬、1株から3本の花茎を伸ばし、開花してきました。いずれもオシベが花弁化した花です。4日後の3月下旬、3花3様の花形に見えます。左から順に1輪ずつをアップで、7日後の3月末、3輪の花をクローズアップしました。1輪は、オシベが花弁化し、ヘラシベ状の日輪弁となった日輪咲きです。2輪が、オシベ・メシベともに花弁化した三段咲きです。鉢植えの雪割草(7)三段咲きの青紫花
「キルタンサス」は南アフリカ原産で、ヒガンバナ科の球根植物です。桃色花は早く咲いたので、2月にブログアップしましたが、3月から咲いた黄花種の鉢です。2月中旬の蕾、長く伸ばした3本の花茎の先に1個ずつ蕾を着け、1つの蕾から3~4本の筒状の花を咲かせます。3月上旬の開花でした。その4日後、3月中旬の花、その5日後、3月下旬、4月上旬、遅れて咲いた花、先に咲いた2本の花茎先では種子が作られています。鉢植えの「キルタンサス」(2)黄色花
「梅ケ香」(ウメガカ)は椿とサザンカの自然交配による種間雑種で、淡桃色の八重咲中輪種、ほのかな香りがあります。小鉢植えで、蕾が1個だけ着きました。3月下旬、ピンクの蕾から、翌日に開花しました。3日後、4月上旬、花の終盤です。鉢植えの椿(5)「梅ケ香」
「シモクレン」(紫木蓮)は中国原産で、モクレン科の落葉小高木です。HCの苗木を、自宅南の塀際に植えて10数年、樹高が3m余りで樹は小ぶりですが、花は大きくたくさん咲かせました。3月初め、冬の間も大きな蕾を着けていました。3月中旬、蕾を大きく膨らませ、花弁の紫が見えてきました。3月下旬、開花直前です。その2日後の3月31日、開花しました。6枚の花弁は舌状で長さ10cm程、内側が白く、外側が紅紫色です。4月初めの開花姿、散歩で見る他所の紫モクレンは、半開状ですが、我が家の花は全開して、少しだらしないような花姿になります。その翌日の朝、朝陽を受ける花を逆光で、さらに翌日の午後になると、そして翌朝、大きな花は長く持たず、4月上旬で花弁を落とし始め、途中で私が手で取り去りました。庭の「シモクレン」
オシベが花弁状に変化した花を、二段咲きと呼び、紫花の二段咲きの鉢です。3月中旬に咲き始め、その4日後です。3月下旬の開花姿です。鉢植えの雪割草(6)二段咲きの紫花
HCで「ブラック系」と表示されていた鉢で、咲いた花は、セミダブル系の青みがかった黒花でした。3月上旬、花芽が伸び出しました。3月中旬、4本の花柄を伸ばし、膨らんだ蕾を開き始めます。3月下旬、開花です。3月末の花、4月中旬、先に咲いた花は、雄しべをすべて落としましたが、花弁に見えるガク片は長く残ります。鉢植えのクリスマスローズ(3)「ブラック系」
「ヒマラヤユキノシタ」は、ユキノシタ科の常緑性多年草で、東アジア~中央アジアが原産、早春にピンクの花を咲かせます。自宅の北東軒下で、太い根茎を伸ばして増殖してきました。雪が消えた庭で、3月中旬の蕾もピンクです。楕円形の大きな葉は、革質で厚みがあり、積雪も平気でした。その6日後、咲き始めました。3月下旬、花茎の先に房状に着く花をクローズアップ、3月末です。4月上旬の花、塀際にスイセンも咲き出しました。長持ちした花もほぼ終わりを迎えました。庭の「ヒマラヤユキノシタ」
「エゾムラサキツツジ」(えぞ紫つつじ)は、ツツジ科の半常緑低木で、北海道の山地に自生し、葉が開く前の早春に開花します。東庭の池脇に植えた樹、3月中旬の蕾です。枝先には前年の葉が一部残っています。3月下旬、紅紫色の花が咲き始めました。その2日後には、3月末の満開の頃、南側から見て、樹高は2m程になります。西から見ると、朝陽に輝き、花のアップ、4月になっても花は長持ちし、庭を明るく照らしました。小さく可愛いビロードツリアブが吸蜜に来ていました。現在は一斉に落花して、緑の新葉が展開してきました。この樹は挿し木して育てたもので、親樹は自宅西側にあり、3月下旬、マンサクと雪柳の間で、咲いていました。庭の「エゾムラサキツツジ」
「シラネアオイ」(白根葵)はキンポウゲ科の多年草、北海道~本州中北部の日本海側で、亜高山~低山に分布する、一属一種の日本固有種です。購入した元株は枯れましたが、自家実生で育った苗が7号深鉢いっぱいに増殖しました。草丈は30cm程で繁茂してますが、何故か今年は蕾が1個だけでした。3月末の蕾、翌日に開き始め、その翌日には全開し、茎頂に咲く1輪の花です。花弁は無く、紫色の大きなガク片が4枚です。4月初めの花と、花芯部アップ、開花後5日目の花です。参考に、過去画像を1枚、鉢植えの「シラネアオイ」
「富士しだれ桜」はマメザクラ系で、白~淡紅色の一重咲き、7号鉢植えで、樹高は30数cmです。3月下旬の蕾、その3日後、咲き始めました。さらに3日後、開花数が増えました。4月初めには、花色が白から淡紅色に変わって来ました。花色が徐々に濃くなって散り終えました。鉢植えの「富士しだれ桜」