1輪だけ咲いた「春の海」は、白斑の入りが少ない花でした。4月10~11日に撮りました。昨年の花は、鉢植えの椿(9)「春の海」
「鹿の子ユリ」(カノコユリ)は、日本・中国・台湾に自生し、日本では九州・四国に自生(絶滅危惧)していました。シーボルトがヨーロッパに持ち帰った日本のユリの代表種の1つ。オリエンタルHBの元になった1種で、開花期が遅いユリです。7号深鉢植えで、草丈70cm程で、花径10cm程の花は、花弁に鹿の子模様の斑点がありす。雨の降らない梅雨から、酷暑の長い夏、蕾は着いていましたが、開花前に葉のすべてが茶変してしまい、鉢を半日陰に移動して、様子を見ました。蕾が膨らんで、ピンクを帯び、8月中~下旬に2輪開花しました。8月半ばの朝、玄関前の庇下で1輪開花しました。花色は、縁が白で、中心にいくほど紅色となります。昼の花、花茎を2本伸ばし、先端に1個づつ蕾を着けました。翌日です。翌々日に、2輪目も開花しました。2輪揃った翌日の...鉢植えのユリ「鹿の子ユリ」
「アフリカ長葉モウセンゴケ」は、南アフリカ原産です。白花種が先に咲いたので8月1日にアップしました。基本種の赤花種は、遅れて咲き始め現在も開花中です。花径2cm位の、桃紅色の5弁花です。6月下旬、花茎を10~20cmほど伸ばし、先にたくさんの蕾を着けて、下から順に1~2輪ずつ咲かせます。7月上旬、7月下旬、生きたミズゴケに植えたまま数年経ています。冬は無暖房の納屋で越冬しています。細長い葉からは粘液を分泌し、虫を捕えます。8月下旬、まだ咲き続けています。食虫植物の花(2)アフリカナガバモウセンゴケ赤花
「ヘメロカリス」は、ツルボラン科(ワスレグサ科)またはユリ科、原産は東アジアで、日本のキスゲ・ユウスゲ・カンゾウなどが、欧米で交配された園芸品種をヘメロカリスと呼んでいます。花色・花形・草姿など様々な品種がありますが、花は1日花で、一斉には咲かず、1~2輪ずつ咲き、丈夫です。7月上旬の花、7月中旬、7月下旬に咲いていた花です。2鉢の内、今年の開花は1鉢だけでした。鉢植えの「ヘメロカリス」
「ヒメイワダレソウ」は南アメリカ原産で、クマツヅラ科の多年草です。茎が地面を這うように広がり、根が深く張り丈夫です。6月から7月にかけて、花の最盛期です。這性で強健なグランドカバープランツとして、東庭の踏み石周りに植えました。6月中旬の花です。3~4mmの小花が多数集まって、径1.5cm位の球状の花を咲かせます。6月下旬、7月上旬です。踏まれても平気なようで、勢力を拡大中です。庭の「ヒメイワダレソウ」
「キュウリ」(胡瓜)は、ウリ科のつる性1年草で、インド北西のヒマラヤ山麓が原産地ですが、日本でも平安時代から栽培されたそうです。5月初め、HCで購入した苗を植え付けました。ウリ科の畝、連作障害を避けるため、毎年栽培する畝を変えます。右から、ミニカボチャ、小玉西瓜、キュウリ各1本ずつで、後にゴーヤを左端に植えました。雌雄異花ですが、単為結果するため、雄花が咲かなくても結実し、雌花は小さなキュウリの先に開きます。雄花です。6月上旬、最初になった実は、未熟の内に今年もカラスにやられました。実を落とし皮だけ残して食べますが、今回は慌てて逃げました。株周りに金網を立てて置くと、以後は来ません。6月中旬、先が地面についているので、早採りしました。ピーマン、えんどう豆と一緒に、初収穫でした。6月下旬の実成りと収穫例、7...家庭菜園2022(6)キュウリの栽培
「イヌゴマ」(犬胡麻)はシソ科の多年草で、地下茎で殖えます。果実の形がゴマに似るが食用にはなりません。過去に毎日、柴犬散歩で歩いた栖吉川堤防から、スギナが繁茂して困る住宅跡地に、花が美しいこの野草を2株、移植しました。柿とイチジクの樹下に植えたものが、果樹の成長とともに光を求めて移動し、隣家や、菜園の近くで繁茂しています。7月上旬の花です。茎が直立し、高さ30~60cm位で、茎も対生する葉も、短い刺毛が生えて触るとざらざらします。花は数段に分かれて輪生状に咲き、淡紅色の2唇形です。下唇が3裂して淡紅色の斑点をもちます。8月上旬の花です。雄しべが4個と雌しべ1個です。花後には、5つに裂けたガクの奥に、黒い種子が3~4個できます。空き地の果樹下で繫茂する「イヌゴマ」
「カシワバアジサイ」(柏葉紫陽花)は北米東部原産で、大きい葉に深い切れ込みが入り、カシワの葉のように見えます。八重咲の園芸種「スノーフレーク」を、鉢植えにしています。8号深鉢植えで、樹高60cm程です。白い八重咲の装飾花を円錐形にまとめて咲かせます。6月上旬から開花しました。葉は深い切れ込みが入った大きな葉になります。6月中旬の花、この後の花色変化を見ます。7月中旬、装飾花が白色から淡黄緑色に変わって来ました。8月上旬には、ピンクを帯びてきました。8月中旬には、花房の重みで枝も曲がって垂れ下がってきます。酷暑の中で、茶変してきます。こげ茶色に変色しても、花を散らさずドライフラワーに、(撮影の為に果房を立てました)秋には葉の紅葉も見られます。鉢植えの「カシワバアジサイ」
「桃花シラン」は、日本のシランとアマナラン(台湾シラン)との種間交配種です。6号深鉢植えで、花着きが良く、長期間咲き続けました。シランより遅れて、6月中旬から咲き出しました。リップに黄色が入るのが特徴です。葉はシランより細長く、花径も長く伸ばします。6月下旬の花、7月上旬、8月上旬に咲いた、終盤の花です。耐寒性がやや低いのですが、雪囲いの中で屋外越冬します。鉢植えの「桃花シラン」
今年、庭で咲いたホタルブクロ、終いは赤紫花ですが、東庭の赤松の樹下から通路用の踏み石周りで、花色の濃淡差が大きい2種が咲きました。6月上旬、初めに咲いたのは濃色の赤紫花でした。この花も一度庭から消えたと思われましたが、今年は、たくさんの花を咲かせました。暑さのためか、7月上旬に咲いた花は、色褪せしてきました。別に、遅れて咲いたグループは花色が薄く、この花色を植えた記憶はありません。7月下旬の花、花茎を倒しながらも咲く、この種は8月中旬まで咲いていました。庭のホタルブクロ(4)赤紫花
「ユウスゲ」(夕菅)は、ツルボラン科(←ススキノキ科←ユリ科)の多年草で、鮮やかなレモンイエローの花を夜に咲かせます。和名は、花が夕方開いて翌朝萎み、葉が菅に似ていることに由来。6号深鉢植えで、今年は3本の花茎を上げて、たくさんの蕾を着け、7月中旬から8月初めまで咲きました。咲き初めの頃、1輪の開花を撮りました。7月20日、18時30分、玄関外で開き始めました。居間に移し、18時50分です。19時10分、19時50分、完全に開き切った花です。花弁は6つに深裂し、少し芳香があります。20時20分、20時50分まで居間に置き、この後玄関外に移しました。翌朝には萎んでしまいました。7月24日には3輪が同時に開花しました。18時30分、玄関前で、3本の花茎に1輪ずつです。居間のテーブルに移しました。20時の開花姿...鉢植えの「ユウスゲ」
4月下旬、白い4弁花を咲かせた「シロヤマブキ」(白山吹)、花後の5月中旬には、4本の雌しべが、4個の緑色の果実を着けました。7月下旬には、緑果は茶色から黒色へと変化し、7月末日です。8月中旬の鉢植え姿です。樹高は低く30cm程ですが、横幅は70cm余りに伸ばして、側枝先に開花結実しています。暑さのせいか、例年よりも早くたくさんの果実が黒熟しました。黒熟果はなぜか鳥が食べないようで、翌年の開花期にもまだ残っています。鉢植えの「シロヤマブキ」花と果実(2)黒い果実
「白花ホタルブクロ」も、いったん庭から消えたのですが、東庭の庭石や踏み石周りで、近年増えてきました。この1枚は、10年位前の画像です。今年、6月中旬の咲き始めです。6月下旬の花、7月初めの花です。8月上旬まで、ポツポツと咲いていました。庭のホタルブクロ(3)白花
「シロヤマブキ」(白山吹)は、バラ科シロヤマブキ属の落葉低木。一属一種で、中国地方の石灰岩地に自生しする、絶滅危惧種です。(ヤマブキの白花種ではありません)散歩中に種子をいただいて実生したもので、6号深鉢植えです。4月~5月に咲いた花は、花径3cm余りの白色4弁花です。4月下旬、開花し始めました。その4日後です。樹高は30cm位ですが、枝を横に70cmほど伸ばし、側枝の先端に1個ずつ花を着けています。昨年の種子が、まだ残っています。4月末、花芯部には4本の雌しべと多数の雄しべが、5月上旬の花、受粉が済むと4個の実が着きます。緑色から黒熟する果実は(2)で、鉢植えの「シロヤマブキ」花と果実(1)白い4弁花
アガパンサスは南アフリカ原産の多年草で、ロート状の花を咲かせ、ユリ科、ネギ科、ヒヒガンバナ科などに分類されているようです。「スーパーブルー」は、清々しい青花種です。異常な暑さの中でも、玄関前で爽やかな涼感を、7月上旬、7号鉢植えで、12本の花茎を伸ばして、先に蕾を着けました。7月中旬の咲き始めです。7月下旬、初めに咲いた花は萎みましたが、次々と休みなく咲いて、まだ蕾もたくさんあります。8月上旬まで咲いていました。常緑種で、耐暑性・耐寒性共に強く、冬は雪囲いの中で屋外越冬します。白花の「ホワイトアイス」の鉢植えもあるのですが、今年は葉のみで開花しなくなりました。鉢植えのアガパンサス「スーパーブルー」
「二重咲き赤紫花」は、二重咲き白花より先に植えたもので、玄関南のムクゲの樹下で一時期群落を作りました。次の2枚は、10年前の画像です。ムクゲの成長とスイセンやクロッカスも殖え、数年前に消えました。ところが、なんと、消えたはずの二重咲き赤紫花が、今年、花梅の東側の黄レンゲツツジの樹下で、6月中旬、1本だけ花茎を上げて開花しました。6月下旬、7月上旬、7月中旬です。日当たりの悪い場所で、花色が薄く、前に栽培したものとは別物の感じですが、今後を注目したいと思います。庭のホタルブクロ(2)二重咲き赤紫花
「ホタルブクロ」(蛍袋)は、キキョウ科の多年草で、各地の平地から山地に分布し、日当たり良い草原や林縁などに見られ、関東では赤紫花が、関西では白花が多いそうです。和名は、子供が袋状の花にホタルを入れて遊んだこと、提灯の古名「火垂る袋」が転じたともいわれます。地下茎で増殖し、現在の庭で一番繁茂しているのが、この「二重咲き白花」種です。庭の南側、紫モクレンと花梅の樹下に植えました。6月中旬の花、6月下旬です。現在も名残り花が咲いています。庭のホタルブクロ(1)二重咲き白花
ギボウシの中で一番小型の「乙女ギボウシ」、原産は韓国済州島だそうです。4号の小鉢植えです。7月中旬、例年より少なく、2本の花茎を伸ばしてきました。7月下旬に開花しました。開花しなかった鉢植えが1鉢、こんな斑入り葉ですが・・・残る1鉢は、毎年秋に咲いてきたので、咲いたら(2)で、鉢植えのギボウシ(1)「乙女ギボウシ」
「ヤブカンゾウ」(藪萱草)はツルボラン科(←ユリ科)の多年草で、原産地は中国ですが、本州以南の野原や藪に群生しています。「忘れ草」として、万葉集に複数の歌があるそうです。(1日しか花が咲かないことからワスレグサと)自宅を処分して施設に入られた知人の庭から移植しました。年々殖えて、オレンジ色の八重咲花を7月に咲かせていました。オシベが残っていますが、3倍体のため結実はしません。庭の南西、隣家との境界沿いで、2株植えたのが、ランナーを出して殖えました。7月上旬、数10cm伸ばした花茎の先に蕾を着けて、開花し始めました。7月中旬の花、後に植えたキキョウやオウゴンオニユリが背を伸ばし、花が長く持たないヤブカンゾウは、見劣りします。7月下旬、花は2日位しか持ちません。若葉や蕾が食用になるそうですが、まだ食したことが...庭の「ヤブカンゾウ」
4号鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」です。5月上旬に白色の装飾花を開き、5月中旬には、中心部の両性花が開花しました。花後の6月中旬、緑色の果実が出来る頃、装飾花の花色はピンクに変わりました。残念ながら、暑さと強い陽射しの中で、傷みが目立ちます。7月上旬、果実が緑から赤へと変化してきました。7月中旬、開花数が多い割に実成り数は少ないですが、小さな赤い実が美しい。8月上旬、8月中旬、昨日の実姿、完熟果は黒色になります。秋には紅葉も楽しめます。鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」(2)赤い実
自宅の東側で咲いたギボウシ、2種の花です。ドウダンツツジの樹下で咲いた1種。(品種名は忘れました)もう1種は以前から庭植えされていたもので、オオバギボウシと思われます。ブロック塀と大きな庭石とツツジに囲まれてた日陰で、大きな大きな葉を広げ、長く花茎を伸ばして咲いています。東軒下の西王母ツバキの樹下に植えたギボウシは、日照不足で花が咲きませんが、毎年葉のみ出しています。庭のギボウシ(2)東庭で咲いた花2種
「オウゴンオニユリ」(黄金鬼百合)は、対馬にのみ自生するオニユリの変種です。花は黄色に赤紫の斑点が入り、鬼百合と同様に葉の付け根にムカゴを作ります。7月上旬、開花し始めました。7月中旬、菜園コーナーの西側、サルスベリとキンモクセイの間で、桔梗・ヤブカンゾウ・ヤマユリなどと競いながら、ムカゴで増殖してきました。玄関前通路の脇の鉢植えや、樹下でも、玄関右手前のハナミズキの株元でも、植えたのでなくムカゴから成長して1mを越えました。7月下旬、下から順に蕾を開き、最後の花を咲かせています。鉢や庭で咲いた「黄金オニユリ」
ヤブデマリはレンブクソウ科(←ガマズミ科)又はスイカズラ科の落葉低木です。「ピンクビューティー」は、日本に自生する白花の「姫ヤブデマリ」の園芸種です。苗木を4号深鉢に植えました。幹が折れて、樹高は13cm、枝が横に伸びて、30㎝幅です。4月末、中心部に小さなの両性花の蕾を多数つけて、装飾花が開き始めました。縁をピンクに染めた黄緑色です。1週間後の5月上旬、装飾花が純白に変わりましたが、中心部の両性花はまだ蕾のままです。5月中旬、両性花が開花してきました。黄色味を帯びた小さな白い5弁花です。6月上旬、両性花が散り終えた頃、装飾花はピンクに変わりました。この後の赤い果実は(2)で、鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」(1)白い花
「ギボウシ」はキジカクシ科で、東アジアに分布し、特に日本に自生が多い。シーボルトがヨーロッパへ持ち帰って以来、欧米で多くの園芸品種が作出されました。品種名は分からなくなりましたが、自宅北側で、ブルーベリーの果樹の間で開花した2種です。個々の花は1日花で、下から順に咲き上がります。花の画像は7月に撮りました。蕾が擬宝珠(ギボウシ、橋の欄干に付くネギ坊主の形をした装飾)に似る所から名付けられました。1種は、大きな斑入り葉のギボウシ、もう1株は、葉が小型で、花も小さめです。日照が足らず、開花出来なかった株がもう2種あります。花が咲かなくても、葉だけで日陰の庭が明るくなります。庭のギボウシ(1)自宅北側で咲いた花2種
ラベンダーはシソ科の常緑性低木で、原産地は地中海沿岸、紫色の花と香りが魅力のハーブです。「フレンチラベンダー」は、別名ストエカスラベンダーで、薄紫色でウサギの耳のような苞のある花を咲かせます。栽培し易く、6月に複数の鉢やプランターで咲いていました。「イングリッシュラベンダー」は、別名コモンラベンダー、一般にラベンダーといえばこの種で、香りの良さは随一です。寒さに強いが、高温多湿には弱く、夏越しが難しいのですが、1鉢だけが、長く我が家に定住しています。フレンチより送れて7月に咲き始め、現在も名残り花を着けています。鉢植えのラベンダー2種
「オニユリ」(鬼百合)は、北海道~九州の平地から低山に自生します。園芸店から球根を入手して、鉢植えしましたが、庭や鉢のあちこちで咲くようになりました。暗紫色の斑点をもつオレンジ色の花弁が強く反り返り、種子を作らず、葉の付け根にムカゴを作り増殖します。7月中旬の咲き始めです。玄関前通路脇に置いた鉢植えから、ムカゴがとんで芽生えた苗が1m以上に伸びて、多くの蕾を着け、下から順に咲き上がります。(下に咲いている黄花は黄金オニユリで、後にブログアップします。)7月下旬に咲いていた花、花梅の樹下にも、ムカゴが飛んで殖えました。葉の付け根にできたムカゴです。放置するとあらゆる鉢に芽生え、庭にも増えていきます。なお、鱗茎(球根)は食用になります。鉢や庭で咲いた「オニユリ」
「ハンゲショウ」(半夏生、半化粧)はドクダミ科の多年草で、本州以南の日が当たる湿地などに、太い地下茎で群生します。犬散歩中に、道路脇の軒下に植えられていたのを1株頂き、住宅跡地の果樹下に植えました。現在は、草丈数10cmで繁茂しています。花には花弁が無く、すぐ下に位置する葉が白く変化して、花弁の役割を果たします。6月上旬、一斉に草丈を伸ばし、先に花穂を着けてきました。6月下旬、穂状花序を、葉の付け根に着け、花のすぐ下に位置する葉の表面が、白く変化してきました。7月2日、夏至から11日目は、72候の半夏生に当たります。紐状に花が開花してきました。花は虫媒花で、葉の白化は虫を呼ぶためで、花弁の無い花は、雌しべ1本に、雄しべが6~7本です。7月中旬です。7月下旬、受粉が済んで、種子が稔ります。白化した葉が黄緑色...空き地の果樹下で繫茂する「ハンゲショウ」
5月下旬に開花後、結実して、7個の実が生りました。果実はキウイフルーツを無毛にして小さくしたような、緑色で2cm位の実です。7月上~中旬の緑果です。7月下旬、厚く固い葉を付けていますが、強い日差しと高温で、葉焼けし始めました。8月初め、水切れで果実も茶色く乾いてしまいました。緑皮の多い果実を1個食べてみると、甘みと酸味があり、キウイに似た味です。山形・福島・長野・岐阜・香川などの各県では、栽培されているところがあるようで、生食・果実酒・ジュースやジャムにも加工されるようです。観賞用に実物樹木として小鉢植えにしていますが、果樹として庭植えした方が良いかと思っています。鉢植えの「サルナシ」(2)果実
「サルナシ」(猿梨)は、マタタビ科の落葉ツル性中木で、日本・中国・朝鮮に分布します。実が梨に似て、猿が良く食べることから名が、自然では5~10mになるようですが、3号深鉢に植えて、樹高10cm位で、枝を横に伸ばしています。下向きに咲く花は花は、白色で花径1~1.5cmです。5月下旬の蕾と花、雄花と雌花が別々に咲く、雌雄異株が多いそうですが、我が家の鉢植えは、両性花を咲かせています。小さな木ですが、今年は花が多く咲きました。鉢を脚立の上に置いて、下から撮りました。柱頭が分裂した白い雌しべと、葯が黒いたくさんの雄しべが着いています。キウイフルーツはシナサルナシを品種改良したものだそうです。サルナシの果実は(2)で、鉢植えの「サルナシ」(1)花
「ジャガイモ」はナス科の野菜、原産地は南米アンデス高地です。日本へは16世紀、インドネシアのジャガタラ(ジャカルタ)から、オランダ商船が長崎に持ち込み、ジャガタライモといわれたという。毎年、少し離れた空き地(住宅跡地)で1畝栽培します。種イモは、HCで購入したメークインとキタアカリの2種類で、5月5日に植え付けました。5月中旬、芽出し時にカラスが一部の新芽を食い散らかし、芋まで掘り出したところがあったので、一時防鳥網をかけました。(初めてのことでした)5月下旬、左はニンニク、右は挿し芽したサツマイモです。6月中旬、花が咲きました。上がメークイン、下がキタアカリです。6月下旬、右はサツマイモですが、前年のこぼれ種で、コスモスの実生が出てきました。7月上旬です。8月2日に収穫しました。コスモスに囲まれて、半枯...家庭菜園2022(5)ジャガイモの栽培
「フウラン」(風蘭)は日本原産の着生ランです。関東南部以西で、山中の樹幹や岸壁に張り付くように生えます。風を好むことが名の由来でしょうか。花姿、葉、根など株全体が鑑賞の対象になり江戸時代からの古典園芸植物として、「富貴蘭」とも呼ばれます。乾燥に強く過湿と寒さに弱い性質で、小鉢にミズゴケで高植えにし、冬は無加温の納屋に置きます。今年開花したのは「翡翠」(ヒスイ)という品種1鉢だけでした。7月中旬、1本の花茎を伸ばし、4輪の緑花を開きました。花をアップして見ます。花の下にある距(きょ)は下に向かって垂れながら曲がって、最後は前に向きます。7月下旬の花、7月中は咲き続けました。開花中は香りを放ち、夕方になると濃厚となります。スズメガを呼び、受粉の助けを求めてのようです。鉢植えのフウラン「翡翠」
庭に以前よりある手まり咲きのアジサイで、名称は不明、球形に装飾花で覆われた花が、白から赤へと変化しいきます。庭の南、ヤマボウシ・紅富士とブロック塀の間に移植し、大株になっています。6月中旬の咲き始めは、少し淡黄緑を帯びていましたが、4日後には純白に変わりました。6月下旬、装飾花のガクがピンクに変わって来ますが、強い陽射しと高温で、ガクに傷みが出ました。6月末、ガクの中心で、小さな白い両性花が開花してきました。7月上旬の花、7月中旬、7月末、花の終わりです。塀の外の歩道から、この後、枝先を剪定して、紫陽花のシーズンを終えました。庭のアジサイ(4)手まり咲きアジサイ
産地の違うウチョウラン各種を交配して作出した「夢チドリ」、我が家のもう1鉢です。6月下旬の開花でした。7月上旬、7月中旬、初めに咲いた花は茶変し、遅れて咲いた花が元気です。開花鉢が年々減ってきましたが、ウチョウランの仲間は以上です。ウチョウランの仲間(7)夢チドリ-2
ウチョウランの仲間を人工交配させて作出した交配種群で、原種との区別を明確にするために「夢チドリ」と名付けたものです。原種はウチョウラン・アワチドリ・サツマチドリ・クロカミラン等。多くの花色変化を見せて、夏の暑さに強く丈夫で、たくさんの花を長期間咲かせるという特徴を持ちます。2鉢あるうちの1鉢目です。6月中旬、開花し始めました。その3日後です。3号鉢の2球植えたのが、増殖して鉢いっぱいになりました。花色の濃淡で、2種の花が咲いています。6月下旬の花、まだ蕾がたくさんあります。開花時は、南向き玄関の庇下に置き、猛暑の中で咲き続けていました。ウチョウランの仲間(6)夢チドリ-1
「ユウゼンギク」(友禅菊)は北米原産のキク科多年草です。東庭で小群落を作っていて、草丈20cm余り、花径3cm位です。6月中旬から咲き始めました。青紫色の花です。花色が友禅染のように美しいとして名が、6月下旬、7月上旬の花です。草丈が高い品種群は、孔雀アスターの名で流通しているようです。庭の「ユウゼンギク」
「アフリカナガバモウセンゴケ」モウセンゴケ科の多年草で、南アフリカ、ケープ地方原産です。基本種は桃紅色の花で現在も開花中白花種の方が咲き終えましたのでアップします。6月下旬の咲き始めです。10~20cm程の花茎を伸ばし、先に5~30位の蕾を着けて、下から順に咲いてきます。7月上旬の花、白い5弁花は花径2cm位です。生きたミズゴケに植えて、冬は無加温の納屋か玄関で越冬しています。食虫植物の花(1)アフリカナガバモウセンゴケ白花
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1輪だけ咲いた「春の海」は、白斑の入りが少ない花でした。4月10~11日に撮りました。昨年の花は、鉢植えの椿(9)「春の海」
レンギョウ(連翹)はモクセイ科の落葉低木で、葉が芽吹く前の早春に、黄色い4弁花を咲かせます。中国原産のシナレンギョウは、枝が直立するキダチレンギョウで、朝鮮原産のチョウセンレンギョウは、枝が下垂するシダレレンギョウです。キダチレンギョウの先に枝垂れレンギョウを接木した鉢植えが、幹の途中から枯れてしまいました。現在、元木のキダチレンギョウが残った幹から枝を伸ばして咲きました。4月上旬の花、4月10日です。枯れる前に、予備として枝先を挿し木したシダレレンギョウも、別の鉢で、枝を横に伸ばして咲いていました。4月10日の画像です。参考に、元の鉢植えは、長く伸びたキダチレンギョウの幹先に、枝垂れレンギョウを接木たものでした。鉢植えの「レンギョウ」2種
「富士しだれ桜」はマメザクラ系で、淡紅色の一重咲きです。小型で、花着きが良く、枝垂れの樹形が美しいので、鉢植え向きです。7号鉢植えで、樹高30数cmです。4月1日、咲き始めました。満開となった、5日後の4月6日朝です。同日夕方です。数日後には、花色が濃くなって散り終えました。鉢植えの「富士しだれ桜」
「西王母」(セイオウボ)椿は、一重筒咲きの中輪花で、淡い桃色に薄紅のボカシが入ります。9月~4月に開花し、幕末に金沢で誕生したとされます。例年ですと、秋に多く咲いて、残りが3~4月に咲くのですが、昨秋の開花が僅かで、今冬からの開花が大部分となりました。冬に咲いた花は、寒さと雪で花弁が傷み、ヒヨドリなどの野鳥が蜜や花弁を食べにきて、花が傷みました。1月中旬に咲いた花、2月上旬に咲いた花、2月中旬に咲いた花、自宅の南東隅軒下に植えています。樹高は170cm位です。2月下旬の花、3月上旬、雪を被る日もありましたが、3月中旬の花、3月下旬、たくさんの花が咲いてきました。4月上旬、残る蕾が一斉に咲き出しました。毎日の開花と落花で、ほぼ咲き終えました。庭植えの椿(1)「西王母」
今年は3鉢だけの開花で、白花と桃花は1輪だけの開花でした。4月上旬の白花です。オシベが2本しかなく、白いがく片の一部に緑色が入った奇形花?でした。もう1鉢は濃い桃色花でした。4月上旬の花、4日後には、少し色褪せて、夏に枯れたと思われた小鉢でも、元気に新葉を展開している鉢が数鉢あるので、来年に期待して、水やりと鉢置き場を選びたいと思います。鉢植えの雪割草(2)白花と桃花
栖吉川(すよしがわ)は東山から流れて、信濃川に合流する支流の1つで、自宅から北西へ約2.5km程の寿(ことぶき)地区の桜並木です。4月12日午前、快晴、栖吉川の左岸堤防道路を歩いて、桜並木へ、背後の建物は市の衛生センターなどの施設です。桜の樹は堤防の斜面に植えてあるので、巨木に成長した桜の枝先が、堤防脇と上空を覆います。咲き始めの花は白く、咲き進むと花芯部が赤く染まります。途中で、来た道を振り返って見ると、先に進みます。また振り返って、桜並木の終わりに、堤防下の車道から、見上げます。堤防に戻って帰路に着きます。ブログアップが遅れ、今は葉桜となった桜ですが、自宅から歩いて行ける私の桜名所でした。桜花見2024(5)栖吉川左岸寿地区
「錦キリン」は雪椿の1品種で、紅色の八重咲~獅子咲き中輪種です。5号深鉢植で樹高30cm程、3輪の花が咲きました。4月上旬の蕾から、初めの1輪が開花しました。4日後の4月10日、2輪目の開花です。4月中旬、3輪目が開花しました。鉢植えの椿(8)「錦キリン」
長岡の西山丘陵は雪割草(オオミスミソウ)の自生地で、市内には雪割草を栽培する愛好家がたくさんいます。昨夏の猛暑で、今年開花した鉢は3鉢だけでした。赤花の絞り咲きが2輪開花しました。3月下旬、花茎を上げてきました。4日後の3月31日開花しました。オシベ・メシベとも正常な標準花で、6枚の花弁に見えるのはガクで、花の背後にあるガクのようなものは苞です。4月上旬、徐々に色が薄れてきました。鉢植えの雪割草(1)赤絞り咲き
自宅から西へ10数分歩くと、信濃川堤防に出る手前に金峯神社があり、年間通して、お参りに行くところです。神社拝殿の西側に蔵王堂城址があり、長岡発祥の地とされています。現在は桜の名所の1つとなっています。4月12日、青空の下、満開の桜を堪能しました。神社拝殿の西、濠にかかる石橋を渡り、城址へ、大きな桜の樹下に城址の石碑があり、東側を見ると、金峯神社拝殿が見えます。東と南側に、濠と石垣が残っています。私の他には、2名の見学者ががいるだけでした。桜花見2024(4)蔵王堂城址
「シモクレン」(紫木蓮)は、中国原産の落葉花木で、庭で年数経ていますが、樹高2m30cm程で低いです。玄関前の南庭、歩道脇でたくさんの花を咲かせました。花弁が長い舌状で、外側が濃い紅紫色で、内側は白色です。12月下旬の冬囲いは、竹支柱だけの簡単なもので、1月上旬の積雪も平気です。2月中旬、外皮を脱いで、3月下旬の蕾、4月上旬、蕾先に花弁を覗かせ、開花してきました。その翌日、4月10日、2日後には満開に、花弁が開き切ると、間もなく散り始めます。樹高が低く、風向きの関係もあって、全て敷地内に散り落ちました。庭の「シモクレン」
福島江(ふくしまえ)は、市内中心部を流れる用水路で、大正時代の大改修時に、桜が植えられ、古木が枝を川面に広げ、多くの花見客でにぎわいます。平日の午前、人の少ない時に歩きました。愛宕公園から数分、北に向かって歩くと桜並木に出ます。長岡駅東口方面から一直線に伸びてくる用水路で、何か所もかけられている橋で、両岸の桜並木を撮りながら、左岸(西岸)道路を、駅東口に向かって歩きます。途中から駅裏まで、ボンボリが吊るされ、夜桜見物が出来ます。橋の中央から、北と南を見ます。長岡駅東口近くで、右岸(東岸)に渡って、帰路につきます。桜花見2024(3)福島江
「シラネアオイ」(白根葵)は、シラネアオイ科の多年草で、一属一種の日本固有種です。北海道~本州中部の日本海側に分布する深山の植物です。名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ていることから、3月下旬の芽出しです。長年育てて鉢増しし、7号深鉢植えです。4日後の3月31日、5日後の4月5日、蕾が着いたのは1個だけでした。昨夏の酷暑で、葉が秋まで持たずに枯れこんだから?翌日に開花しました。淡青紫色の花弁に見えるのは、4枚のガク片です。その翌朝、2枚のガク片が鳥にかじられてしまいました。3日ほど開閉し、花を終えました。現在は草丈20~30cmで、鉢いっぱいに葉を広げています。参考に、過去画を1枚、鉢植えの「シラネアオイ」
南に向かって数分歩きます。JR信越本線の下を国道8号線が地下道で通っています。その地下道の上に愛宕公園が出来、周りが桜で囲まれています。公園の東入り口に来ました。4月11日、桜は満開です。北側の桜並木、南側の桜、手前は大きな欅です。西側には遊具が、返り道で立ち寄ると、近くの保育園の園児が、楽しそうに遊んでいました。背後の高架橋は上越新幹線です。桜花見2024(2)愛宕公園
ボケ(木瓜~実が瓜のような形だから)はバラ科の落葉低木で、中国原産のボケ(一般的)と日本原産のクサボケがもとになり、自然交配や突然変異も多く、たくさんの品種があります。通販で入手した「ファンタジーレッド」は、濃い赤色の花です。4月上旬の蕾、翌日に開花しました。その翌日の花、4月10日の花、5号深鉢植えで、樹高10数cmで、自然に幹が下垂しました。現在は散り始めています。鉢植えのボケ(1)「ファンタジーレッド」
ウオーキングできる範囲で、満開の桜を見て回った記録です。町内の神明神社境内は児童公園でもあり、桜の古木があります。西側の特に大きな古木、北西側にも2本の桜が、東側道路沿いにあった桜は半枯れ状になって伐採され、子供の数が少なくなって、寂しい公園になりました。桜花見2024(1)町内の公園
自宅と南側の菜園との間に果樹を植えていますが、実桃と実梅の果樹の間に植えたカタクリが、今年も咲きました。生まれ育った魚沼で、山際の水田や畑の脇で咲いていたカタクリを、長岡に持ち帰って、鉢植えしていたものを移植しました。芽出しから開花姿を、4月3日~8日の間、毎日の記録です。4月3日、少し離れた2か所で、芽出しです。4月4日、花芽が確認できます。4月5日、4月6日、まだ花茎が短いですが、花弁を開きました。4月7日、花弁を折り曲げて、独特な花形を作り、4月8日、花茎を伸ばしてきました。葉には、まだら模様があります。その5日後の4月13日、花弁に傷みが出て、花の終盤です。種子は発芽から開花まで、8~9年かかるそうなので、花茎を切除して休ませます。庭の「カタクリ」
「港の曙」(ミナトノアケボノ)は、一重の桃色花で、猪口咲きの小輪花で、甘い香りがします。3月下旬から咲き始めました。その7日後、さらに3日後の3月末日、7号深鉢植で、樹高80cm余りです。少し遅れて、挿し木した予備鉢でも開花しました。4月上旬の4月上旬の花、4月10日、花の終盤です。鉢植えの椿(7)「港の曙」
「梅ヶ香」(ウメガカ)は、椿とサザンカの自然交雑と考えられる品種で、ごく淡い桃色地に外弁の裏に桃紅い色のボカシが入る、ほのかに香る八重咲中輪花です。3月下旬の蕾から、開花しました。その3日後、さらに3日後には、その後、少し間をおいて、4月10日の花です。その2日後、その後は、全開せずに萎れてしまいました。鉢植えの椿(6)「梅ヶ香」
「土佐ミズキ」(トサミズキ)は、四国高知県産でマンサク科、葉より先に、7~8個の小花が、下向きに穂状の花序を出し、春を告げる花木で、日向ミズキと近縁です。3月下旬、蕾が開いてきました。4日後の3月末日、5号深鉢植えですが、幹の上部が枯れてしまい、樹高は25cm程で、横に枝を伸ばしています。4月上旬、小花が全開してきました。長さ4cm程の花穂、径7mm程の小花が5~10輪集まって、花弁とオシベは5個ずつです。4月10日、花の終盤を迎え、新葉が展開してきました。先に咲いた花から萎れてきました。鉢植えの「土佐ミズキ」
「エゾムラサキツツジ」(蝦夷紫ツツジ)は、ツツジ科の半落葉低木で、北海道や北東アジアの山地の岩場に分布し、樹高1~3m位で、花後に葉が茂るのが特徴です。ツツジの中で最初に開花し、山野に春を告げる花の1つで、葉の展開前に紅紫色の花が、枝先に数個かたまって着きます。3月下旬、蕾から開花へ、枝先には前年葉が少し残り、その上に蕾が数個着いて、開花します。その3日後の開花姿、自宅北東側、池の脇に苗木を植えました。更に3日後の3月31日、4月初めの花、4月5日の満開の頃、落花し始めた、一昨日の花姿です。花後に新葉が展開してきます。庭の「エゾムラサキツツジ」
「ゴールデンベル」は、ペチコート咲きの小型品種です。原種系で、糸状の葉が鉢いっぱいに生い茂り、花は間をおいて3輪だけの開花でした。4月上旬に初めの1輪が咲きました。花弁が殆どなく、副冠のみのロート型の花姿です。4月中旬に咲いた3輪目の花です。鉢植えの小型スイセン「ゴールデンベル」
オシベ・メシベともに小さな花弁状になり、花びらが100枚以上になる花を、千重咲きと呼びます。小鉢植えで2輪だけ咲いた、千重咲の紅花です。3月下旬、1輪が開花しました。その4日後、3月末日、2輪目も全開しました。4月上旬まで咲いていましたが、花の重みで花茎が垂れ下がってしまい、以後の画像ナシです。鉢植えの雪割草(9)千重咲きの紅花
「レンギョウ」はモクセイ科の落葉低木です。元は、中国原産のシナレンギョウ(キダチレンギョウ)の頂部に、チョウセンレンギョウ(シダレレンギョウ)を接木したものでした。幹と頂部が枯れて、台木から伸びた枝が開花しています。開花直前の蕾、3月下旬に開花、黄色い4弁花です。雌雄異株で、この樹は雌株のようでオシベがありません。3月末、台木から芽生えたシナレンギョウでした。4月上旬の花、花後に新葉が伸びて、この後結実もするので、近くに雄株があるようです。剪定した枝を挿し木した枝垂れレンギョウも、鉢で開花しています。枝を横から下に伸ばし、小さめな花を咲かせました。鉢植えの「レンギョウ」
「ダブルゴールドピコティ」は、黄金色の八重咲花で、赤の糸覆輪(ピコティ)が入ります。2月末には花芽を上げてきました。3月上旬、3月中旬、20数cmに花茎を伸ばし、7日後の3月19日、開き始めです。その翌々日、4日後の3月25日、2輪目も開花です。3月27日、4月上旬、オシベを落としましたが、花弁に見えるのはガクなので、長く持ちます。4月中旬には、こんな姿になりました。鉢植えのクリスマスローズ(4)「ダブルゴールドピコティ」
「ナイトライダー」は、ュージーランドで作出された洋種の黒椿で、八重咲の小輪花、黒に近い赤紫色の花です。5号鉢植えで樹高は20数cmと小さく、1輪だけの開花でした。4月初めの蕾、その4日後に開き始めました。全開した4月8日です。4月9日、4月10日の花です。鉢植えの椿(6)「ナイトライダー」
長岡の西山丘陵にも自生分布するオオミスミソウは、まだ雪が残っている頃から、雪を割るようにして咲き出すことから雪割草と呼ばれて親しまれてきました。実生栽培が容易で、花の色・形の変異が多く、栽培する愛好家が多くいます。千重咲(センエザキ)は、オシベ・メシベとも小さな花弁状となり、花びらが100枚以上になった花です。小鉢植えで、2輪だけ咲いた千重咲きの桃色花です。3月下旬の咲き始めです。その2日後、翌日には、3月末、花が重くなって花茎が曲がり、垂れ下がってきます。石で支えて撮りました。鉢植えの雪割草(8)千重咲きの桃色花
庭植えのカタクリが今年も咲きました。生まれ故郷の魚沼から持ち帰って、鉢栽培して庭に移植しました。自宅の南側、菜園との間に植えた果樹、桃と梅の樹の間です。3月下旬、芽が伸び出し、蕾が着いています。2日後の3月31日、まだ花茎が短いうちに花弁を開きました。翌4月1日、陽気に誘われて、ビロードツリアブが訪れて吸蜜しています。4月2日、4月3日、晴天で、気温が高い日が続きました。その後の曇雨天で花が終わり、4月11日には種子を膨らませていました。桃の花が散り落ち、葉も虫害を受けて、間もなく茎葉が枯れていきます。庭の「カタクリ」
「トサミズキ」(土佐水木)も、黄花を咲かせて春の訪れを告げる、マンサク科の落葉低木です。日向ミズキよりも果房が大きく、8個以上の小花の集合体です。3月中旬の蕾、小さな花の集合体で1つの花となっています。オレンジ色のオシベが透けて見えます。3日後の3月下旬、開花しました。その5日後の3月末、5号深鉢植えで、幹が折れて樹高は20cm程です。4月初め、花の終盤です。4月10日、花から種子へ、新葉の展開も始まりました。鉢植えの「トサミズキ」
青紫色の花が3輪咲いた鉢です。その花形は、オシベ、メシベともに花弁化した花で、三段咲きと呼ばれています。3月中旬、1株から3本の花茎を伸ばし、開花してきました。いずれもオシベが花弁化した花です。4日後の3月下旬、3花3様の花形に見えます。左から順に1輪ずつをアップで、7日後の3月末、3輪の花をクローズアップしました。1輪は、オシベが花弁化し、ヘラシベ状の日輪弁となった日輪咲きです。2輪が、オシベ・メシベともに花弁化した三段咲きです。鉢植えの雪割草(7)三段咲きの青紫花
「キルタンサス」は南アフリカ原産で、ヒガンバナ科の球根植物です。桃色花は早く咲いたので、2月にブログアップしましたが、3月から咲いた黄花種の鉢です。2月中旬の蕾、長く伸ばした3本の花茎の先に1個ずつ蕾を着け、1つの蕾から3~4本の筒状の花を咲かせます。3月上旬の開花でした。その4日後、3月中旬の花、その5日後、3月下旬、4月上旬、遅れて咲いた花、先に咲いた2本の花茎先では種子が作られています。鉢植えの「キルタンサス」(2)黄色花
「梅ケ香」(ウメガカ)は椿とサザンカの自然交配による種間雑種で、淡桃色の八重咲中輪種、ほのかな香りがあります。小鉢植えで、蕾が1個だけ着きました。3月下旬、ピンクの蕾から、翌日に開花しました。3日後、4月上旬、花の終盤です。鉢植えの椿(5)「梅ケ香」
「シモクレン」(紫木蓮)は中国原産で、モクレン科の落葉小高木です。HCの苗木を、自宅南の塀際に植えて10数年、樹高が3m余りで樹は小ぶりですが、花は大きくたくさん咲かせました。3月初め、冬の間も大きな蕾を着けていました。3月中旬、蕾を大きく膨らませ、花弁の紫が見えてきました。3月下旬、開花直前です。その2日後の3月31日、開花しました。6枚の花弁は舌状で長さ10cm程、内側が白く、外側が紅紫色です。4月初めの開花姿、散歩で見る他所の紫モクレンは、半開状ですが、我が家の花は全開して、少しだらしないような花姿になります。その翌日の朝、朝陽を受ける花を逆光で、さらに翌日の午後になると、そして翌朝、大きな花は長く持たず、4月上旬で花弁を落とし始め、途中で私が手で取り去りました。庭の「シモクレン」
オシベが花弁状に変化した花を、二段咲きと呼び、紫花の二段咲きの鉢です。3月中旬に咲き始め、その4日後です。3月下旬の開花姿です。鉢植えの雪割草(6)二段咲きの紫花
HCで「ブラック系」と表示されていた鉢で、咲いた花は、セミダブル系の青みがかった黒花でした。3月上旬、花芽が伸び出しました。3月中旬、4本の花柄を伸ばし、膨らんだ蕾を開き始めます。3月下旬、開花です。3月末の花、4月中旬、先に咲いた花は、雄しべをすべて落としましたが、花弁に見えるガク片は長く残ります。鉢植えのクリスマスローズ(3)「ブラック系」
「ヒマラヤユキノシタ」は、ユキノシタ科の常緑性多年草で、東アジア~中央アジアが原産、早春にピンクの花を咲かせます。自宅の北東軒下で、太い根茎を伸ばして増殖してきました。雪が消えた庭で、3月中旬の蕾もピンクです。楕円形の大きな葉は、革質で厚みがあり、積雪も平気でした。その6日後、咲き始めました。3月下旬、花茎の先に房状に着く花をクローズアップ、3月末です。4月上旬の花、塀際にスイセンも咲き出しました。長持ちした花もほぼ終わりを迎えました。庭の「ヒマラヤユキノシタ」
「エゾムラサキツツジ」(えぞ紫つつじ)は、ツツジ科の半常緑低木で、北海道の山地に自生し、葉が開く前の早春に開花します。東庭の池脇に植えた樹、3月中旬の蕾です。枝先には前年の葉が一部残っています。3月下旬、紅紫色の花が咲き始めました。その2日後には、3月末の満開の頃、南側から見て、樹高は2m程になります。西から見ると、朝陽に輝き、花のアップ、4月になっても花は長持ちし、庭を明るく照らしました。小さく可愛いビロードツリアブが吸蜜に来ていました。現在は一斉に落花して、緑の新葉が展開してきました。この樹は挿し木して育てたもので、親樹は自宅西側にあり、3月下旬、マンサクと雪柳の間で、咲いていました。庭の「エゾムラサキツツジ」
「シラネアオイ」(白根葵)はキンポウゲ科の多年草、北海道~本州中北部の日本海側で、亜高山~低山に分布する、一属一種の日本固有種です。購入した元株は枯れましたが、自家実生で育った苗が7号深鉢いっぱいに増殖しました。草丈は30cm程で繁茂してますが、何故か今年は蕾が1個だけでした。3月末の蕾、翌日に開き始め、その翌日には全開し、茎頂に咲く1輪の花です。花弁は無く、紫色の大きなガク片が4枚です。4月初めの花と、花芯部アップ、開花後5日目の花です。参考に、過去画像を1枚、鉢植えの「シラネアオイ」
「富士しだれ桜」はマメザクラ系で、白~淡紅色の一重咲き、7号鉢植えで、樹高は30数cmです。3月下旬の蕾、その3日後、咲き始めました。さらに3日後、開花数が増えました。4月初めには、花色が白から淡紅色に変わって来ました。花色が徐々に濃くなって散り終えました。鉢植えの「富士しだれ桜」
自宅近くの栖吉川堤防は私のウォーキングコースの1つですが、下流の寿地区の左岸堤防が桜並木となっていて、年に一度だけ歩きます。ブログアップは遅れましたが、今年は早く、晴天の4月4日、満開の桜花見でした。桜並木の堤防歩道を歩きます。青空に映える桜花をアップで、途中で後ろを振り返ると、人混みの無い樹下を前に進みます。下を見ると、歩道脇に近年殖えてきたオオイヌノフグリ、子供のころ食した思い出の、スイバとイタドリも、帰りは堤防下の車道を歩きました。栖吉川は東山から流れ出て、この先で信濃川に合流する支流の1つです。桜花見2023(5)栖吉川左岸(寿地区)の桜
「夢」(ユメ)は、桃色と白色の花弁が交互に並ぶ、一重咲きの小~中輪種です。3月中旬、蕾から開花へ、3月下旬、6号深鉢植えで、樹高50cm余り、次々と開花し、4月上旬まで咲きました。鉢植えの椿(4)「夢」