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フライフィッシングの話 https://blog.goo.ne.jp/artisfoto

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックルなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。Since 2005

フライフィッシング歴50年とキャリアだけは長いですが、腕はまだまだ未熟です。

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2008/05/13

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  • 2024再始動@加賀フィッシングエリア その2

    休憩の後は、フローティングラインに替えてルースニングをやってみる。フライはスーパーオクトパスのオレンジを選択。すると、早速インジケーターにアタリがあったが、残念ながらフッキングには至らず。その後小さなアタリはあるものの、なかなか咥え込んでくれない。そのうちに、インジケーターがスーッと沈んでいき、ようやくフッキングに成功するも、足元まで寄せたところで外れてしまった。そんなことを繰り返しながら、最終的にはルースニングで2尾キャッチすることが出来たが、その後アタリはパッタリとなくなってしまった。気がつけば、だんだんと水面が騒がしくなってきて、あちこちでライズの輪が広がっている。そこで、今度は通常のシングルハンドロッドに持ち替え、6Xのティペットにミッジピューパ#18を結んでみる。ライズのある周辺へキャストすると...2024再始動@加賀フィッシングエリアその2

  • 2024再始動@加賀フィッシングエリア その1

    今年の夏は本当に長く、そしてものすごく暑かった。その間、フライフィッシングを休止していたわけだが、気がつけばもう11月である。そこで、いつもの釣り仲間を誘ってみたところ、皆も同じことを考えていたらしく、とんとん拍子に話が進み、最終的に釣行日が木曜日に決まった。早速、定休日のフィッシングリゾート上永野とFISHUP秋川湖が候補から外れ、残るは加賀フィッシングエリアとFISHON!鹿留に絞られたが、FISHON!鹿留はパインレイクが当日貸切のため営業しておらず、今回は久しぶりに加賀フィッシングエリアへ行くことにした。加賀フィッシングエリアと言えば、日本におけるポンドスタイルのルアー&フライ専用管理釣場としては老舗中の老舗である。今回11年振りに来てみたが、釣り人は意外と少なくて、オープンしたばかりで魚が少ない...2024再始動@加賀フィッシングエリアその1

  • DHテスト釣行@湯ノ湖 その2

    タックルをセットして湖畔に戻ると、さて、どこに入ろうかと考えてしまう。今日はたまたまレストハウスの貸しボートが休みだったので、とりあえず係留されたボートの間からウェーディングすることが出来た。ちなみに、今回から400グレインのDH用ヘッドに替えてみたのだが、ロッドにかかる負荷が丁度良く、圧倒的に投げやすくなり、飛距離も出るようになった。やはりスイッチ用では役不足だったのだろう。ここでは、前回同様かけ上がりを丹念に探ってみたが、まったく反応は無かった。開始して15分ほど経った頃、左の方向へ投げてリトリーブしていると、ようやくアタリがあったが、残念ながらフッキングせず。結局当たったのはその一度だけで、その後は場所を移動してみたもののやはり反応が無く、そのままルースニングに変更することにした。ついでに昼食のおに...DHテスト釣行@湯ノ湖その2

  • DHテスト釣行@湯ノ湖 その1

    今回は午前4時に自宅を出発。途中の佐野SAで朝食を食べ、宇都宮ICから日光道に入ると、途端に雲行きが怪しくなってくる。間もなく、ボツボツ降って来たと思ったら、やがて本降りになった。それでも、降ったり止んだりの不安定な雨で、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、途中のいろは坂〜中禅寺湖は曇っていたものの、湯ノ湖に到着した頃には、晴れ間が覗くほど天気が回復していた。午前7時前、釣り事務所に到着。岸釣り券を購入し、準備を済ませて湖畔に行くと、今回入ろうと思っていた場所は、すでに人が入っていたため、仕方なく、いつものポイントでルースニングを始める。気温は14℃と低かったが、不思議と寒くはなかった。穏やかな南風が吹いていたからであろう。そして、開始してから数投目で早速アタリがあり、合わせるとグングン引き回す...DHテスト釣行@湯ノ湖その1

  • リベンジツアー@湯ノ湖 その2

    昼食の後はまったくアタリが無くなったため、ここで一旦ルースニングに見切りをつけ、リトリーブの釣りを始めてみる。ところが、引っ張ったところでやはり反応は無く、淡々とキャスト&リトリーブの繰り返すしかなかった。とりあえず、この状況を打開するには、場所を移動するしかないと判断。レストハウス前へ行き、ニーブーツでギリギリ入れる深さまで立ち込むと、再びキャスティング&リトリーブを繰り返す。同行の二人は疲れてしまったのか、レストハウスで優雅にコーヒーを飲んでいる。ここでは、オーソドックスにかけあがりをカウントダウンしながら扇状に探ってみる。すると、正面よりやや右の1時くらいのところでラインにテンションが掛かり、合わせると久しぶりに魚の感触。上がってきたのは、30センチほどの綺麗な銀化ニジマスだった。その後も、同じ場所...リベンジツアー@湯ノ湖その2

  • リベンジツアー@湯ノ湖 その1

    前回の釣行からちょうど2週間、再び釣り仲間二人と3人で奥日光の湯ノ湖を訪れた。果たして、前回オデコだった二人はリベンジ出来るだろうか?朝5時15分に自宅を出発、途中、佐野SAで朝食を食べ、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、湯ノ湖に到着したのは8時30分。すぐに準備をして、とりあえず一人で湖畔に陣取り、ルースニングの仕掛けを投入。とここまでは前回と全く一緒だった。ところが、今日は待てど暮らせどアタリは無く、二人が到着してもしばらくの間は何も無い状態が続いた。午前9時頃、目の前でもポツポツとライズが見られるようになった。すると、となりでやっていた仲間の一人がとうとう魚を掛ける。が、残念ながら寄せる途中でバラしてしまった。それから15分後、ようやく自分にもアタリがあり、こちらは無事ランディング。オデ...リベンジツアー@湯ノ湖その1

  • 春蝉の季節@湯ノ湖 その6

    ユスリカのハッチは、期待したほどでもなく、ライズもあまり見られなかったが、それでも根気よく打ち返していると、ようやく魚が乗り、小型のニジマスが釣れた。続けてもう1尾ヒットしたところで、湖面が静まり返ったのを見計らい納竿。ちなみに、同行者二人は、バラシはあったもののネットイン出来ず、揃ってオデコだった。帰り道に、栃木IC近くの「みそや源兵衛」で、野菜味噌ラーメン+一本角煮のトッピング+餃子3個を3人揃って注文。皆で熱いラーメンをすすりながら、道具も釣り方もフライもほとんど変わらないのに、一人だけたくさん釣れて、他二人がまったく釣れなかったのは何故だろう?という話になった。確かに、不思議だったが、よく考えてみると、二人ともずっと管理釣場ばかりで、自分は芦ノ湖を始め自然のフィールドに通っていた。実はそういう目に...春蝉の季節@湯ノ湖その6

  • 春蝉の季節@湯ノ湖 その5

    リトリーブからルースニングに切り替えてみたものの、以降はまったくアタリが無く、静かに時間だけが過ぎていく。その間、カディスやカゲロウの類がハラハラと飛んでいくのが見えたので、時折起こるライズは、これらの虫たちを水面付近で捕食しているのだろう。結局、2時間以上が経過したところで、ようやくアタリが出始め、24センチの小振りな放流マスをキャッチする。そして、そこから20分後にもう一度アタリがあり、今度はロッドが伸されるほどの素晴らしいファイト。何度もスプールを逆転させて抵抗した魚は、ルースニングでは本日最大サイズの綺麗なニジマスだった。夕方は、予想外に寒くなってきて、ハッチ量は少ないものの、ユスリカのハッチが確認できたため、そろそろ定番のミッジフィッシングに切り替えることにした。つづくボートに乗った中国人親子は...春蝉の季節@湯ノ湖その5

  • 春蝉の季節@湯ノ湖 その4

    何しろ、13フィートのフルスペイロッドを振るのは、今日が初めてで、それこそぶっつけ本番ではあったが、シューティングヘッドは芦ノ湖で使い慣れていたため、さほど違和感なく振ることが出来た。ただし、飛距離の方はうまく行ってもせいぜい25メートルくらいと、なかなかうまく飛んでくれない。まあ、始めたばかりなのだから仕方ないだろう。半分は練習のつもりでやっていたら、そのうちにテンションがかかり、ロッドを立ててみたがピクリともせず。「あれ?根掛かりかな?」と思いながらラインを巻き取っていると、それまで何の動きも無かったロッドティップがググッと動いて、そこで初めて魚が乗っているのだと判った。ロッドが大きく曲がっていたので、「これはもしかしてデカいかも?」と思いながら引き寄せると、魚も本気を出したのかいきなり走り出し、スプ...春蝉の季節@湯ノ湖その4

  • 春蝉の季節@湯ノ湖 その3

    ここまでの釣果は、2時間半で5尾と順調だった。気がつけば、辺り一帯は春蝉の声で溢れ、奥日光にも新緑の季節がやって来たのだと実感する。それから、ようやくアタリがあったのは、1時間が経過した頃だった。6尾目、7尾目を連続キャッチして、その後はまたピタリとアタリが止まってしまったため、ちょうど昼になったのを見計らい、皆でおにぎりを食べながらひと休み。自分はここまで7尾キャッチしていたが、なぜか同行の二人は釣果ゼロと苦戦していた。昼食後も、すぐに1尾キャッチして、計8尾になったところで、タックル交換のため駐車場へ行く。新たなスペイロッドを試そうと思ったのだ。つづく11:166尾目は26センチのニジマス。11:267尾目は27センチ。12:208尾目は31センチ。タックルデータロッドMaxcatchV-Switch...春蝉の季節@湯ノ湖その3

  • 春蝉の季節@湯ノ湖 その2

    2尾目を追加した後は、しばらくアタリが遠のき、ようやく3尾目をキャッチ出来たのは40分後だった。時合いの周期はまちまちで、今回のように40分開く時もあれば、1時間以上開くこともある。こればっかりはいつやって来るかわからないから、休んでなどいられないのだ。そうこうしているうちに、すぐにアタリがあり、合わせると今度はなかなか引きで、ロッドがグーンと曲がり、ラインが勢いよく引き出される。スリリングなやり取りを楽しんで、上がって来たのは体格の良い綺麗なニジマスだった。この時合いを逃さないよう、すぐに釣りを再開。すると、早々にアタリがあって、3尾目と同サイズのニジマスが釣れた。この間、およそ12分程の出来事だった。つづく9:533尾目は30センチ。9:584尾目は綺麗な34センチのニジマス。10:055尾目は31セ...春蝉の季節@湯ノ湖その2

  • 春蝉の季節@湯ノ湖 その1

    前回の単身釣行からちょうど2週間、今度はフライフィッシングをずっと一緒にやってきた釣り仲間二人を誘い、3人で奥日光の湯ノ湖へ向かう。朝5時15分に自宅を出発、途中、佐野SAで朝食を食べ、いろは坂の手前にあるコンビニで昼食を買い込み、湯ノ湖に到着したのは8時30分だった。すぐに準備をして、まずは一人で湖畔に陣取り、ルースニングの仕掛けを投入。アタリを待っている間、偏光グラスをバッグから取り出していると、いきなりマーカーが勢いよく引き込まれ、ロッドティップまで曲がっていたのだが、慌ててロッドを持ったときはすでに遅く、すっぽ抜けてしまった。すぐに打ち返してみたところ、またアタリがあったものの、今度もすっぽ抜け。ちょうど時合いの終盤だったのか、そこからしばらく当たらなくなってしまう。仕方がないので、少し場所を移動...春蝉の季節@湯ノ湖その1

  • 単身日帰り釣行@湯ノ湖 その5

    納竿後にイブニングの滝上をチェックしてみたら、数人がウェーディングしていて、投げなくても良いんじゃない?ってくらい、足元のシャローでもライズがあった。竿を出したい気持ちもあったが、帰宅が遅くなってしまうのですぐに出発。幻想的な戦場ヶ原の夕暮れを堪能しながら車を走らせる。中禅寺湖を過ぎ、華厳の滝のところで今度は霧が発生、いろは坂を降りた頃は、すでに辺りは真っ暗になっていた。日光道から東北自動車道に入り、途中、佐野SAに立ち寄るが、建て替え中で施設はWCとGSのみ。仕方なく、蓮田SAまで行って、閉店間際のフードコートに滑り込み、目的の石焼ビビンバを食べることが出来た。本日の釣果、ニジマス10尾、カワマス1尾、バラシ10回くらい。自然湖でのツ抜けは今回初めてだけど、バラシもツ抜けとは・・・(汗)。滝上でウェーデ...単身日帰り釣行@湯ノ湖その5

  • 単身日帰り釣行@湯ノ湖 その4

    その後はまったくアタリの無い状態が続き、そろそろ上がろうか迷っていたら、結局、イブニングになってしまった。やがて風が止むと、ユスリカのハッチが増えたのか、帽子や偏光グラスにもユスリカが纏わりついてくる。とりあえず、6Xのティペットにミッジピューパを結び、しばらくの間、様子を見ていたら、足元の水面がモコッと盛り上がった。ディンプルライズはユスリカを捕食する際の特有のライズフォームだ。すぐにフライを投げ込んでみたところ、反応はあるもののなかなか乗らず。それでも何度か打ち返しているうちに、ようやく魚が乗って、イブニング最初の1尾をキャッチすることが出来た。調子が出てきたところで、ライズを狙い撃ちしてみるが、その後は3連続のバラシ。掛かりが浅いのか、フッキング直後のジャンプで外れてしまうのだ。そのうちにシャローで...単身日帰り釣行@湯ノ湖その4

  • 単身日帰り釣行@湯ノ湖 その3

    午後から風が吹くようになると、同時にパタリとアタリも無くなった。ちなみに、朝はシャツ1枚だったのが、昼には上着を着るようになり、とうとうそれでも寒くなってきて、車までダウンのインナーを取りに行く。途中、レストハウス前でやっていた女性と話したところ、先ほど大きいのが掛かったが、バラしてしまったと言う。自分もさっき大きいのをバラしましたよ。と話すと、何でバレたんだろう?と首を傾げていた。そうこうしているうちに、シャローでライズを発見。近くまで移動して、ピンポイントにフライを打ち込んでみる。どうやら悔しい気持ちを共有できた事で、モヤモヤが少し解消され、やる気が出てきたようだ。しばらくして、マーカーがスーッと静かに沈んでいき、合わせると久しぶりに魚の感触。しかも、重々しい良型の引きだ。思わず「大きいかも!」と呟き...単身日帰り釣行@湯ノ湖その3

  • 単身日帰り釣行@湯ノ湖 その2

    その後、綺麗な銀化レインボーを追加してからは、だんだんとライズも増えてきて、頻繁にフライを打ち返していたのだが、よ〜く観察していると、どうもライズの主は、シャロー近くでベイトを追い回しているようだった。そこで、マーカーをつけたまま、ライズのあった付近へフライを投げ込み、少し沈めてからスーッとロッドを立てるように引っ張ってみたところ、狙い通り、ゴン!という感触がティップに伝わった。すかさず合わせると、今度はかなり重い手応えで、ラインがキューンと勢いよく引き出され、さらにゴクンゴクンといった大型魚特有の感触が伝わってくる。ところが、しばらくやりとりした後、突然動きが止まったかと思ったら、うんともすんとも言わなくなってしまった。まさか魚が根に入るなんてことはないだろうと思ったが、少し強めに引っ張ったところ、急に...単身日帰り釣行@湯ノ湖その2

  • 単身日帰り釣行@湯ノ湖 その1

    前日の深夜に釣行を決断したため、寝不足のまま朝5時に自宅を出発。すでに辺りは明るくなっていて、真っ暗な中を芦ノ湖へ出かけて行った日々が懐かしく思えてくる。そんな芦ノ湖通いもついひと月前のこと。5月からは、芦ノ湖と入れ替わるように奥日光がトラウトシーズンを迎える。東北自動車道から日光道を通って、いろは坂を登り、明智平から白雲トンネルを抜けると、いよいよ奥日光だ。リッツカールトンの横を通り、その先の二荒橋前交差点を左折、そこから100mほど走ると、左にはトラウトの聖地、中禅寺湖が見えてくる。国道120号線沿いには、ウェーディングに最適なポイントが続くため、この日も大勢のアングラーで賑わっていたが、そんな光景を尻目に、さらに奥へと車を走らせる。戦場ヶ原を抜けて、硫黄の匂いが漂う湯ノ湖に到着したのは午前8時過ぎだ...単身日帰り釣行@湯ノ湖その1

  • 夏日のち豪雨@なら山沼漁場 その2

    漁協のテントでランチを済ませ、釣り場に戻ると、休憩前より何となく空が暗く感じられた。そのうちにポツポツと降ってきて、構わず釣りを続けていたら、雨足がだんだんと強くなったため、ついに耐えきれなくなって、ロッドを放置したまま車に避難した。スマートフォンで雨雲の位置を確認してみると、15分後に弱まる予報だったが、弱まるどころか、どんどん強くなる一方で、もう一度確認してみたところ、今度は雨雲が発達して、強雨が1時間ほど降る予報に変わっていた。ところが、15分ほどして雨が弱まったため、再度確認してみたところ、どうやら雨雲は去ってしまったらしく、その間、釣り客はほとんど帰ってしまったようで、釣り場は数人だけの貸切状態だった。いつも先客が居てなかなか入れない北池の尻にも誰も居なかったため、すかさずその池尻へ移動してみた...夏日のち豪雨@なら山沼漁場その2

  • 夏日のち豪雨@なら山沼漁場 その1

    今シーズンの約2ヶ月間に及ぶ芦ノ湖通いが終了したので、久しぶりに管理釣場へ出かけてみることにした。場所は栃木県小山市の「なら山沼漁場」である。予報では、午後から雨ということで、午前9時と早めに釣り場へ到着。とりあえず、空いている南池に入ってみるが、水面に死んだ藻が浮いていて、非常に釣り難い状況だった。見ればほとんどの魚が氷層付近に居るため、ドライフライでやっても良かったのだが、今日はスペイキャストの練習を兼ねて、ルースニングから開始してみることにした。当初はあまり反応が無かったものの、そのうちにアタリが出始めると、立て続けにレギュラーサイズのニジマスが釣れた。中にはヒレがオレンジがかった体色の濃い「頂鱒(イタダキマス)」(※注)も釣れたが、食べるわけではないので、特段うれしくもない。とは言え、銀毛マスやホ...夏日のち豪雨@なら山沼漁場その1

  • いきなり初夏の陽気@芦ノ湖 その2

    1尾目をランディングした後、ボートが他の船や岸に近付きすぎたため、とりあえず、魚を生簀に放り込んでおく。やはり、アンカーフリーで魚とやりとりする際は、風に流されないよう何らかの対策が必要だろう。とにかく、まずは1尾キャッチ出来たので、そこからもうひと流してから、桃源台港の手前でラインを巻き取っていたら、ひったくるような大きなアタリがあり、一瞬魚が乗ったものの、すぐにバレてしまった。逃げた魚もなかなか大きかったのでは?と思いながら、ボート店の桟橋近くまで行き、その後はのんびりルースニングをしながらランチ休憩に入ることにした。結局、桟橋近くでは何の反応も無かったため、岡本の桟橋沖へ移動して、60〜90秒ほどのカウントダウンからゆっくりとリトリーブしてみたが、やはりこちらでも反応は無かった。仕方がないので、ハー...いきなり初夏の陽気@芦ノ湖その2

  • いきなり初夏の陽気@芦ノ湖 その1

    国道1号線を早川沿いに進むと、塔ノ沢辺りを境にだんだん霧が濃くなっていく。仙石原まで来ると霧は晴れたが、今度は小雨が降っていて、雨は湖尻に到着しても止むことは無かった。しかし、今日の芦ノ湖は暖かく、朝の気温は14度くらいあっただろうか。このまま晴れて気温が上がり、さらに風が出てくれれば、いよいよチャンスが巡ってくるかも知れない。期待を抱きながら、小雨が降る中、AFCおおばの桟橋から出船する。聞けば、最近はキャンプ場から七里ヶ浜辺りの比較的沖目が良いとのこと。アドバイス通り、桃源台沖からハーリングをしながらキャンプ場まで探ってみたが、まったく当たりは無かった。そこで、とりあえず前回と同じ早川水門の沖でアンカーを打ち、10メートル付近の深場で始めてみたものの、やはりまったく当たらず。水面は僅かに波立つ程度の穏...いきなり初夏の陽気@芦ノ湖その1

  • 山桜の季節@芦ノ湖 その3

    その後、風が南東から北東に変わったところで、またしても絶望的な状況に陥ってしまう。そこで早川水門に見切りをつけ、向かい風の中、必死にボートを漕いで、ボート屋の桟橋近くに辿り着く。とりあえず、桃源台港寄り水深5メートルほどの場所でルースニングを開始。しばらくしてマーカーが沈んでいるように見えたため、軽く合わせを入れてみたところ、重みを感じて魚が乗ったことを確認。なるべくドラグが掛からないよう、手元のラインを繰り出していたため、すぐにテンションを掛けられなかったが、緩んだラインを必死に巻き取ることで、何とかバレずに済んだ。ところがこの魚、最初はまったくやる気がなかったのだが、姿を見てから急に暴れ出し、何度もラインを引き出された上に、ロッドティップが湖面に突き刺さるほどのグッドファイトが続く。ネットインまでかな...山桜の季節@芦ノ湖その3

  • 山桜の季節@芦ノ湖 その2

    昼食後は、わりとすんなり2尾目を追加できたものの、1尾目をキャッチしてからすでに丸1時間が経っていた。これは、朝の絶望的な状況からすれば悪くないと思うが、やはり、アタリがないままキャスト&リトリーブを繰り返すには忍耐が必要だ。最終的に3尾目が釣れるまで、さらに1時間ちょっとかかり、すべての魚が、ラインヘッドが手元に来てからの追い食いで釣れたのだから、3月27日の釣行時と状況はあまり変わっていないということになる。今後、水温がどのように推移していくのか、少ないチャンスを逃さないためにも、見て行く必要があるだろう。つづく11:462尾目はサイズアップして33センチ。12:553尾目は銀化レインボー32センチ。椿の鼻の山桜は5分咲きといったところ。タックルデータロッドScottS3908-4リールMaxcatc...山桜の季節@芦ノ湖その2

  • 山桜の季節@芦ノ湖 その1

    朝7時前、湖尻に到着すると、元箱根方面は濃い霧に覆われていた。外気温2℃、風は無風のベタ凪である。湖尻港の桟橋近くでは、時折マスたちがユスリカを捕食しているのか、いくつかライズの輪が広がっていた。漁協のデータでは、朝7時現在、天候晴れ、気温1℃、水温10.0℃、水位2m30cm、風はほぼ無風となっていて、残念ながら水温は先週からほとんど上がっていないようだった。早速AFCおおばから出船。桟橋近くを60クラスのニジマスがうろついていると聞いて少しやってみるが、ベタ凪のためまったく反応なし。すぐに早川水門まで移動して、前回と同じくやや沖目で始めてみる。しかしここでもまったく反応が無く、淡々とキャスト&リトリーブを繰り返しながら、カウントダウンの時間や、リトリーブのスピードを変えたり、たまにフライを替えたりもし...山桜の季節@芦ノ湖その1

  • UV系マラブー

    これまで、湖用マラブーパターンにはスピードファイバーというマテリアルを使っていたが、今シーズンは、途中からUV系のマテリアルを使用している。定番のUVポーラーシェニールと、最新のアイスブルーフリッツだ。UV系は水中でキラキラと怪しい光を放つのが特徴だが、スピードファイバーと比べると、素材そのものが硬いため、動きがあまり良くない。その点、アイスブルーフリッツはファイバーそのものが細く、UVポーラーよりも動きは良さそうだ。また、芯材が細いため、スピードファイバーと同じように密に巻くことも出来るが、やはり適度な間隔で巻くのが最も効果的だと思う。実際、UV系を使用するようになってからの釣果は、明らかに上向いている。ただし、それが単に水温の上昇で魚の活性が上がっただけなのか、本当にUV効果があったのかは、定かではな...UV系マラブー

  • ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖 その4

    結局、飲み込まれたフライを外している間に時合いも終了。その後はパッタリと当たらなくなってしまう。その間、近くで父親と一緒にやっていた小学生くらいの男の子が、ルアーで良型のニジマスを釣り上げ、「ヤッター!ヤッター!」と大喜びしていたのは、見ていて微笑ましかった。その後、淡々とキャスト&リトリーブを繰り返すが反応はなく、何度かフライの色を変えてみたものの、結果は同じだった。そんな時、ふとルースニングのマーカーを見ると、突然スーッと勢いよく引き込まれ、置いてあったロッドのティップがグングン曲がっている。すかさずロッドを立てると、いきなりラインが引き出されて、その後は一進一退のリールファイトが続く。これも結構なサイズかと思ったが、ネットに収まったのは40センチのニジマスだった。ところが、よく見ると頭部に穴を開けら...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その4

  • ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖 その3

    その後はなかなか霧が晴れず、気温も低下気味だったが、風が南に変わり、再び暖かさが戻って来ると、途端にアタリが出始める。カウントダウンの最中、突然グーンとラインがひったくられたと思ったら、直後にもの凄いスピードで魚が走り出したのだ。こういう時に限って、不測の事態が起きてしまうもので、この時は、足下のランニングラインが絡まり、リールファイトが出来なくなってしまった。このままだと、これ以上ラインを出されないよう耐えるしかない。と言っても、8番ロッドのティップが真っ直ぐになるくらいの強烈な引きで、50センチはあるだろうと思ったが、姿を見せたのは40オーバーのヒレピンレインボーだった。しかし、姿を見てからさらに力強い抵抗が続く。長いファイトの末、ネットに収まった魚は、惚れ惚れするくらいの大きなヒレを持っていた。恐ら...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その3

  • ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖 その2

    その頃、近くの人が良いサイズを掛け、ロッドが大きく弧を描いているのが見えた。獲物が水面まで来ると、今度は大きく水飛沫を上げて、再び水中へと走り始める。10分ほどのやりとりを経て、ようやくランディングに成功。声を掛けると、サイズは60オーバーで、とにかく太さがもの凄いらしい。それを聞いて、羨ましくもあったが、これまで小型のニジマスしか釣れてなかったので、その中に大きなのも居るのかと思ったら、途端にやる気が湧いてきた。やがて、空が曇ってきて、それまで暑いと感じていた空気が急にひんやりしてくる。風が南から北に変わったのだ。その影響でボートの向きが逆になり、投げる方向も変わってしまった。同時に時合いも終了したのか、アタリもぱったりとなくなってしまう。すると、今度は霧が発生して、辺りが真っ白になるくらいの濃霧に覆わ...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その2

  • ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖 その1

    早朝の5時前に自宅を出発。明るくなり始めた小雨の首都高を走っていると、突然、電光掲示板に赤い光が点滅して「横浜町田IC〜綾瀬SIC間通行止」と表示された。このとき「ああこれで今日は終わったな。」と思ったが、とりあえず、港北PAで最短ルートを検索したところ、さほどロスすることなく行けることが判り、指示どおり横浜町田ICから保土ヶ谷バイパスを南下、中原街道に出て厚木基地の南を通り、綾瀬スマートICから無事東名高速へ再合流することが出来た。ところが、海老名SA辺りから急に雨足が強くなり、小田原厚木道路に入った頃にはかなりの雨量が降っていて、このままでは釣りどころではないと思ったが、箱根口を出る頃にはすっかり雨も上がり、箱根湯本から宮ノ下までの国道1号沿いでは、開花した桜がいくつも確認することができた。結局、早く...ようやく桜の季節がやって来た@芦ノ湖その1

  • 菜種梅雨の合間に@芦ノ湖 その2

    その後、風の影響でランニングラインがどうしようもないくらいに絡まり、30分ほどを費やしてしまった。おかげでアタリは遠のき、快晴だった空にも雲が広がり始めると、さらに冷たい南風の影響で湖面が激しく波立ち、もはやルースニングには厳しい状況である。もっとも、この低水温下で魚が表層を泳ぎ回るなんて殆どないだろうから、今回ルースニングで釣れたこと自体、ものすごくラッキーだったのだ。一方リトリーブでは、たまにコツッとショートバイトがあるだけで、なかなか魚が乗ってくれず、それでも、粘り強くキャスティング&リトリーブを繰り返していると、ラインにテンションを感じて、もう1尾追加することが出来た。そして、そろそろ渋い時間帯に入ってきたので、ここでいったんランチタイムにして、ボートから様子を見ていたのだが、昼前後は海賊船が頻繁...菜種梅雨の合間に@芦ノ湖その2

  • 菜種梅雨の合間に@芦ノ湖 その1

    芦ノ湖が解禁してもうすぐひと月が経とうとしているのに、水温がいっこうに上がってこない。このまま行くとGW頃に適水温に達するのではないかと思ってしまうほど、横ばいの状態が続いている。もっとも、3月1日の水温が7℃というのは、例年に比べるとかなり高い方なのだが、今年は彼岸前後に寒の戻りがあり、さらに菜種梅雨に入ったことで桜の開花が遅れ、春の訪れそのものが完全にずれ込んでしまった。AFCおおばに到着したのが朝8時頃。漁協のデータによると、天候は晴れ、気温5℃、水温7.0℃、水位2m21cm、風は南東微風。到着した時はすでに日差しが暖かく、風も穏やかで投げやすそうだった。早速ボートに乗り込むと、当初は早川水門〜キャンプ場辺りを目指していたのだが、海賊船が運行する前に、まずは桃源台港の桟橋近くでやってみようと思いつ...菜種梅雨の合間に@芦ノ湖その1

  • 露天風呂と桟橋の釣り@芦ノ湖 その2

    その後、同サイズのニジマスが水面まで追ってきたものの、残念ながらバイト寸前でUターンしてしまう。結局、それからは何の反応もなくなり、念のためフライをチェックしてみると、フックにウィードが引っかかっていたり、今回マラブーを長めに巻いたせいか、テールが絡んでいることも多かった。また、キャスト時にフライが桟橋(※注1)のロープに干渉して、その度にティペットがささくれるなど、いずれにしても後半はかなり厳しい状況だったことは間違いない。風がおさまると、ユスリカのハッチ量が増え、一転して釣れそうな雰囲気が漂ってくるものの、相変わらず反応なしの状態が続く。そのうちに、少し投げやりな感じでピックアップしたら、足元を60オーバーのニジマスが泳いでいくのが見え、思わずドキッとした。もしかしてフライを追ってきたのだろうか。そう...露天風呂と桟橋の釣り@芦ノ湖その2

  • 露天風呂と桟橋の釣り@芦ノ湖 その1

    今回の芦ノ湖は、一泊二日の温泉旅行。と言っても、昨年同様「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」に宿泊して、ホテルの桟橋でプライベート感覚の釣りを数時間楽しもうという魂胆だった。東名御殿場インターを出て、まずは昼食を食べるため御殿場市内へ向かう。夕食がバイキングなので、軽いものが良いだろうと、JAふじ伊豆の直営そば店に決めた。ちなみに、御殿場の蕎麦は「みくりやそば」と言って、つなぎに山芋か自然薯を使うのが特徴らしい。今回は天ざるを食べてみたが、蕎麦の風味が豊かで、天ぷらも美味しく揚がっていて、かなり満足のいく一品であった。今回の宿泊先一帯は「蛸川温泉」と呼ばれていて、名前の由来は知らないが、箱根十七湯の中では最も新しい温泉である。温泉地としては平成5年から、昭和62年に駒ケ岳ロープウェーの北側から噴出したのが始まりで、...露天風呂と桟橋の釣り@芦ノ湖その1

  • スギ花粉大量飛散の芦ノ湖で・・・。

    今年は暖冬の影響で、関東は2月初旬からスギ花粉の飛散が始まり、今まさにピークを迎えようとしているが、そんな中、先日解禁したばかりの芦ノ湖に行ってきた。いつものボート店AFCおおばに到着したのが朝7時半。漁協のデータによると、6時半現在で、天候晴れ、気温-2℃、水温6.7℃、水位2m18cm、風は南西、となっていて、到着した時の気温は1℃、南西の風が強く吹き、キャスティングには厳しい状態だった。今回はフィッシュパスで入漁券を購入してみたのだが、ボート店では提示するだけでOK、アプリがONの状態であれば、釣りをしている間にGPS位置情報が収集され、今後の放流地点に反映されるという優れもので、購入方法もわかりやすくて良い。早速ボートに乗り込み、浅場のブイに係留して開始するが、2時間やっても生体反応はなく、ロッド...スギ花粉大量飛散の芦ノ湖で・・・。

  • 2024年解禁前のアップデート。

    さて、2024年シーズンは、タックルのアップデートをいくつか予定しているのだが、最近始めたばかりのツーハンドはまだまだ練習が必要のため、とりあえず少し前のタックルを引っ張り出し、それに合わせてラインシステムの再構築を図っていくことにした。例えば、遊泳層を確実にトレース出来て、小さなバイトも逃さず、一度フッキングしたらバラさない。これはあくまでも理想に過ぎないが、その理想に少しでも近付けるよう、出来ることは全てやっておきたいのだ。と言っても、昨年のシステムを大きく変えるわけではなく、シンクレートのバリエーションを増やしたり、フロロカーボンリーダーを導入するくらいのものである。にほんブログ村2024年解禁前のアップデート。

  • 2024年シーズン。

    もうすぐ忍野や芦ノ湖などが解禁を迎えるが、実はいままで解禁日当日に釣りをしたことがない。理由は、冬の間にすっかり熱が冷めてしまい、寒さも相まって、なかなか行く気になれなかったからだ。しかし、最近は暖冬のせいか、解禁が待ち遠しく思えるようになった。とは言え、やはり解禁日は混雑するので、相変わらずハードルは高いままである。そうなると、いつ?どこへ行こうか?となるわけだが、今のところ3月の芦ノ湖から始めてみようと考えている。にほんブログ村2024年シーズン。

  • DHスペイ@なら山沼漁場 その4

    夕方になると、ユスリカのハッチがピークを迎えるが、ライズは思ったほどではなかった。そのままルースニングを続けていたら、コンスタントにアタリはあるのだが、何故かすっぽ抜けてばかり。そんな状態が15分ほど続き、ようやく魚が乗ったと思ったら、釣れたのは20センチほどの小さなニジマスだった。前回の南池ではコンスタントに30〜35センチクラスが釣れていたのに対して、北池は大型から極小サイズまで、釣れる魚のサイズに幅があるようだ。さて、キャスティングの方はというと、Dループを意識するようにしたら、少しは飛ぶようになったのだが、シュートしてから綺麗にフライまでターンオーバーさせると、うまくいってもせいぜい17〜18ヤードくらいまでで、ダブルハンドとしては少々物足りない飛距離だった。もしかしたらラインが少し重すぎるのかも...DHスペイ@なら山沼漁場その4

  • DHスペイ@なら山沼漁場 その3

    一応ここまでは、飽きない程度に釣れていたし、キャスティングの方も大分慣れてきたのだが、そもそも北池に入った目的が、大型魚とサクラマス狙いだったので、いつまで経ってもアベレージサイズのニジマスばかりでは、さすがにモチベーションが下がってくる。隣のルアーマンは40弱の良型ニジマスを釣っていたので、まったく居ないわけではないのだろう。そして、PM2:00を少しまわった頃、椅子に座ってのんびりアタリを待っていたら、マーカーがスーッと吸い込まれ、合わせると今度はゴクンゴクンと重い手応え。これは大きそうだと思い、すぐに立ち上がって臨戦体制を築く。ロッドは大きく弧を描き、ずっしりとした重さは、明らかに今までと違っていて、ひとたび走り始めると、止めるのが大変なほどだった。さきほど良型を上げたルアーマンが「大きいの?」と聞...DHスペイ@なら山沼漁場その3

  • DHスペイ@なら山沼漁場 その2

    今回は広い北池の方に入ってみたが、相変わらずルアーマンに人気の釣り場で、対岸もほぼ隙間なく人が並んでいた。今日は活性が高いのか、常にあちこちで釣れていて、フライの方はというと、たぶんユスリカだと思うが、ライズがポツポツ程度と確信が持てなかったため、とりあえずルースニングを選択。一投目から釣れてしまったので、そのまま続けることにした。風は、南西風が吹いたり止んだりで、マーカーとラインが左へ流されるため、あらかじめやや右方向へ投げておき、流されたらピックアップして、また斜め右へ打ち返すという感じだった。なるべく長い間ステイさせたいが、やはり周りに人が居る状況では致し方ないだろう。肝心の釣りの方は、アタリの多い時間帯と、まったく当たらない時間帯があり、その度にタナを変えたり、フライの色を変えたりしてみたものの、...DHスペイ@なら山沼漁場その2

  • DHスペイ@なら山沼漁場 その1

    前回に引き続き、栃木県小山市にある「なら山沼漁場」へ行ってきた。実はこの釣り場、池の周りが小高いバンク(土手)で囲まれていて、フライの場合バックキャストが少々やり難い。ここで快適に釣りをしたいなら、やはりロールキャストかスペイキャストが望ましいわけだが、前回シングルハンドスペイで結構楽しめたので、今回はライトタックルのダブルハンドでトライしてみる事にした。使用したのはトラウトスペイ(マイクロスペイ)と呼ばれる最軽量のダブルハンドで、アベレージサイズのトラウトを釣るため米国で確立されたアンダーハンド用ロッドのカテゴリーである。ダブルハンドとなっているが、実際には片手で振れるほど軽く、グリップも短いので、スイッチロッドのように扱うことが出来る。とは言え、ダブルハンドを振るのは今回が初めてだったため、最初はうま...DHスペイ@なら山沼漁場その1

  • SHスペイ@なら山沼漁場 その4

    早速、ミッジに替えてみたものの、ライズは散発的で一貫性がなく、なかなか最初の1尾を引き出せなかった。もちろんいつものタックルなら、テンポ良く打ち返しながらライズを追うことも出来るのだが、今日はスローリトリーブで、水面の変化とロッドティップの感触に集中してみようと思ったのだ。しばらくすると、魚がフライを咥えようとして、モコッと水面が盛り上がる。反射的にアワセを入れるが、魚は乗らなかった。何度か同じことを繰り返すうちに、今度はグーンとティップが持っていかれ、小振りではあるが、コンディションの良いニジマスが釣れた。ところが、その後はすっぽ抜けるばかりで魚が乗らず、念のためフライをチェックしてみたところ、針先が内側に曲がっていて、フォーセップで真っ直ぐに戻したら、今度はほぼ入れ食い状態になった。夕暮れ時は風が止ま...SHスペイ@なら山沼漁場その4

  • SHスペイ@なら山沼漁場 その3

    午後2時半を回ると、徐々にライズも目立つようになってくる。そして、たまにインジケーターに食いついてくるのはどこの管釣りも同じだった。ドライに替えても出そうな雰囲気ではあったが、今日のテーマはスペイキャストとマーカーの釣りなので、そのままルースニングでマラブーを使い続ける。一方、タナは頻繁に変えてみたものの、今日は気温が高かったため、1〜1.5メートルくらいで最もアタリが多かった。魚は相変わらずコンディションが良くて、ジャンプは繰り返すし、場合によっては糸鳴りがするほど強烈な引きをみせてくれるのだが、どうもリールドラグの具合が思わしくなく、ややきつめに設定しておいたら、勢いよく走られた際にティペットが切れてしまった。管釣りのしかもアベレージサイズ(30センチクラス)で、これまで合わせ切れはあっても、ファイト...SHスペイ@なら山沼漁場その3

  • SHスペイ@なら山沼漁場 その2

    その後もコンスタントに釣れていたが、1時間ほど経ったところで突然パタリと当たらなくなった。気がつけば、風が止まり水面が鏡のように静まりかえっている。とりあえず何とかしなければと、フライを黒色に変えてみたものの、僅かに反応があるだけで効果は変わらず。タナを変えても同じで、結局そのまま続けていると、またコンスタントに釣れだすといった具合である。まったくつかみどころがなく、釣れる時間と釣れない時間が同じくらいで交互にやってくるから、時合いのサイクルなのだろう。ところで、今回のテーマであるSHスペイだが、実を言うと、私自身スペイキャストをやるのは今回が始めてだった。ヨラン・アンダーソンのDVDやYoutubeなどで動画を見ることはあっても、実際にやったことは無かったのだ。なぜ今ごろ?と思うかも知れないが、バックを...SHスペイ@なら山沼漁場その2

  • SHスペイ@なら山沼漁場 その1

    さて、初釣りから3週間、今回は栃木県小山市にある「なら山沼漁場」へ行ってみた。なら山沼漁場は下都賀漁協が運営する管理釣場で、近くを流れる思川から水を引いているため、オープンは夏場以外の毎年10月1日から6月30日の9ヶ月間。料金は、大人(男性)が1日4,000円、半日(午後)3,000円、女性と子供(中学生以下)は2,700円と比較的リーズナブルな釣り場である。予定時刻より早く着いてしまったため、近くの「よろずや」というそば屋へ開店と同時に入ってみる。さすがにそば処をうたっているだけあり、更科粉の手打ちそばが抜群に美味しかった。やはり栃木は蕎麦が美味い。時間に余裕があったので、今回は蕎麦湯までゆっくりと味わうことが出来た。そば屋を出て、釣り場に到着したのが午前11時45分頃。タックルを準備してもまだ時間が...SHスペイ@なら山沼漁場その1

  • 折れたロッドのメーカー保証。

    先日、東山湖で折ってしまったロッドは、そのまま廃棄しようと思っていたのだが、ダメ元でメーカーに問い合わせてみたところ、無償でパーツを送ってくれると言う。1週間後、届いたものを開封してみると、何とケースの中身はパーツではなくて、新品ロッドがまるごと入っていた。保証内容はメーカーによって様々だが、セージやウィンストン、スコットといった高級ロッドは生涯保証なので、折れても送料を一部負担すれば修理してくれる。例えばセージの正規輸入品なら、ロッドと保証書をウォルトンへ発送すれば、セージのファクトリーで修理した後、自宅まで送り返してくれるというわけだ。これは、破損状態を確認する意味もあるが、ティップが折れたからと言って、ティップ部だけを送ってもらうのではなく、一本一本微妙にアクションが異なるロッドを元通りにするという...折れたロッドのメーカー保証。

  • 初釣り@東山湖フィッシングエリア その5

    やがて湖面が静かになり、それそろ納竿かなと思っていたら、最後にサクラマスが1尾釣れた。時計を見るとすでに4時半を回っていて、上がりついでに桟橋中央でもやってみたかったのだが、何しろ6番ロッドを失ってしまったため、とりあえず今回は諦めることにした。そして、アフターフィッシングは、御殿場中心部の丸源商店で味噌ラーメンと餃子を食べ、帰宅の途につく。今日の釣果、ニジマス10数尾、サクラマス5尾。最後の魚もサクラマス。PM4:45終了、前回12月の時よりだいぶ日が延びてきた。身体が冷え切った後の味噌ラーメンは格別だ。タックルデータロッドMaxcatchUniglass8ft.5wt.リールHardyMarquis6ラインGotureGeneralWF5FリーダーバリバススタンダードST9ft.5Xティペットフジノプ...初釣り@東山湖フィッシングエリアその5

  • 初釣り@東山湖フィッシングエリア その4

    予想通り、ソフトハックルの表層リトリーブではサクラマスが連続ヒット。しかしターゲットをサクラマスに特化したため、群れが去るとアタリも遠のいてしまう。こんな時は寒さが身に染みるものだが、今回は某衣料量販店で買い揃えた暖パン+タイツ+長袖インナーとフル装備だったため、つらい状況には至らなかった。もっとも、今年は暖かいので例年との比較は出来ないけど、とりあえず解禁直後の芦ノ湖くらいならこれで何とかなりそうだ。今日は自分の不注意でメインの6番ロッドを折ってしまい、おかげで現代のグラスロッドというものを多少なりとも理解することが出来た。このSグラスを使ったロッドは、グラス特有のフィールを持ちながらもアクションは現代的で、グラスにしては軽快な印象である。いわゆる昔のグラスファイバーとはまったくの別物だ。もっとも私の場...初釣り@東山湖フィッシングエリアその4

  • 初釣り@東山湖フィッシングエリア その3

    とにかく今日は終了まで、このグラスロッドだけになったので、かえって迷いなく釣りが出来るだろう。そう心の中でつぶやいてみたものの、やはりこの強風下ではなかなか思うように行かなかった。とりあえずそのままルースニングを続けていたが、向かい風だとインジケーターもろとも押し戻されてしまうため、試しに桟橋の反対側から風下へ向かってロールキャストを試みたところ、綺麗にターンオーバーして、そこからようやくアタリが出始める。しかし、釣れるのは放流間もない小型のニジマスばかりだった。しばらくして風が弱まり、徐々にライズも増えてきた。ここでルースニングに見切りを付け、前日に巻いておいたソフトハックルを使ってみることにした。このフライ、実は回遊するサクラマスを狙い打ちするために用意したもので、表層をスローリトリーブすることにより...初釣り@東山湖フィッシングエリアその3

  • 初釣り@東山湖フィッシングエリア その2

    南西の風は、常に吹いているわけではなく、強くなったり弱まったりの繰り返しで、5番ラインだとちょっと難しく、6番でギリギリ何とかなる感じだった。キャスト重視なら7番でも良いのだが、管理釣場だとオーバースペックに思えてなかなか使う気になれず、そうなると6番あたりがちょうど良いのだろう。まあ、今日の選択は半分が正解で、半分が間違っていたということだ。やはりグラスロッドは風の無い穏やかな日に、ゆったりとしたループでのんびりキャストするのが合っている。それにしても、今日の釣りはなかなか正解が見出せなかった。シンキングで引っ張ってもすぐに当たらなくなるし、ルースニングにしてもいつもよりコンスタントではなかった。フライの色を替えてみたりもしたが、当たらない時間があるのはどの色も同じで、もしかしたら濁りによる影響が見た目...初釣り@東山湖フィッシングエリアその2

  • 初釣り@東山湖フィッシングエリア その1

    2024年は元日から大きな災害や事故が続いて、辛い年明けになってしまったけど、そんな中、連休明けとなる1/9に初釣りへ行ってきた。場所は釣り納めの時と同じ東山湖フィッシングエリアである。9時半過ぎに東京を出発し、首都高経由で東名高速へ。今日はいつもと違って全く渋滞が無く、あっという間に足柄SAまで来てしまった。仕方がないのでサービスエリアでゆっくり昼食を食べ、エリア内をうろついてから釣り場へ向かったが、それでも昼前には到着してしまう。そして、いつもよりのんびりタックルをセットしてから事務所へ行くと、午後券はPM12:00にならないと発券出来ないと言われてしまった。いや待てよ、確かに腕時計はPM12:00を回っていたのだが・・・、もしかしたら5分ほど進んでいたのかも知れない。そう思いながら待つこと数分、つい...初釣り@東山湖フィッシングエリアその1

  • ハーディマーキスとキャップ&リング

    次の釣行のため準備していたグラスロッドが、キャップ&リング式リールシートだったことに気付き、久しぶりにハーディのマーキスを使うことにした。何故ハーディなのかというと、キャップ&リングはリールフットの端からリングを被せて固定するため、フットのテーパーがきついとうまく固定できないが、ハーディの古いシリーズは、元々リールフット自体が薄くテーパーも緩いため、往年のバンブーロッドをはじめキャップ&リング式リールシートとの相性が良いのだ。実際にセットしてみると、予想通りピッタリと収まった。次回は久しぶりにマーキスの軽やかなクリック音を楽しもうと思う。にほんブログ村ハーディマーキスとキャップ&リング

  • 釣り納め@東山湖フィッシングエリア その4

    湖面を観察していると、散発ではあるが、ぽつぽつライズも見受けられるようになった。そろそろミッジの時間かなと思っていたら、やがてインジケーターにまで食いついてきたので、早速ミッジピューパをティペットに結び、15ヤード先にキャストしてみる。すぐに反応は無かったものの、そのままゆっくりリトリーブしているとラインがスッと入っていき、合わせるとバシャバシャと元気よく銀色の魚体が目の前で走り回った。ネットに収まったのは、またしても銀色に輝くサクラマスである。すぐさま打ち返すと、さらにもう1尾サクラマスが釣れた。たまたまタイミングよく群れが回ってきたのだろう。しかし、その後は30センチクラスのニジマスしか釣れず、それでも、マラブーを使っていた時よりは、明らかに魚のコンディションが良く引きも強かった。やはりマッチザハッチ...釣り納め@東山湖フィッシングエリアその4

  • 釣り納め@東山湖フィッシングエリア その3

    ここの釣り場は、湖の真ん中に大きなT字の桟橋があり、バックを気にせずに思いきりキャスト出来るのがいい。しかも、桟橋はフロート式だから、筏の上に居るのとほぼ同じ状態で、それこそキャスティングなどせずとも足元で釣れてしまう。まさにファミリーからベテランまで幅広く楽しめる釣り場だ・・・と言いたいところだが、やはり簡単に釣れるというのは反面、飽きやすいということでもあり、こうなると、自分で釣り方を変えるなどの工夫をしていくしかないだろう。とりあえず、フローティングラインにインジケーターとマラブーをセットして、15ヤードほど投げてみると、すぐにアタリがあり、左右に勢い良く走り回るファイトから、もしかしてサクラマスかな?と思ったら、予想通り、上がってきたのは銀色に輝く35センチの良型サクラマスだった。すかさずもう一度...釣り納め@東山湖フィッシングエリアその3

  • 釣り納め@東山湖フィッシングエリア その2

    穏やかな湖面を眺めながら淡々とリトリーブを繰り返していると、ふと昔の記憶が蘇ってくる。思えば、45年前から管理釣場ではマラブーを使っていた。主にウーリーマラブー(ウーリーバガー)やモンタナマラブーといったシェニールボディにヘンハックルを巻いたパターンで、巻きやすい上に良く釣れるため重宝したものだ。ところが、風の強い日などにフォルスキャストを繰り返していると、螺旋状に巻いたハックルの影響でティペットがよれてしまうという欠点があり、40年ほど前からパートリッジのソフトハックルを使用したマラブーパートリッジというオリジナルパターンを使うようになった。以来、それを25年間使い続けていたのだが、やはり今どきのフライパターンには敵わない。何しろ、リトリーブ中でもたまに飲み込んでしまうほどなのだ。そんなことを考えている...釣り納め@東山湖フィッシングエリアその2

  • 釣り納め@東山湖フィッシングエリア その1

    この数年間、パンデミックの影響で管理釣場の再編が進み、老舗の釣り場はことごとく経営が変わってしまった。その結果、魅力的な釣り場は減少し、代わりに新たな釣り場がオープンしたりもしているのだが、今のところフライに限って言えば、個人的に何となくしっくりこない釣り場ばかりといった印象である。そこで、今回は東名高速御殿場ICを出てすぐの東山湖フィッシングエリアへ行ってみることにした。ここは、栃木県佐野市にある加賀フィッシングエリアと並び、国内のルアー・フライ専用釣り場としては老舗中の老舗だ。実は私も45年ほど前に一度訪れているのだが、その時は腕が未熟でほとんど釣れなかった覚えがある。なので、それ以降は自然と足が遠のいてしまい、今回が二度目の訪問だった。PM12:15に釣り場へ到着、受付事務所で午後券(12:00〜1...釣り納め@東山湖フィッシングエリアその1

  • 3時間コース@FISH UP 秋川湖

    夏以来となる久しぶりの釣行は、中央道八王子ICからほど近い、あきる野市にあるFISHUP秋川湖へ。早速、センターハウスで3時間券を購入して釣り場へ向かうと、昼時とあって空いてる場所がほとんど無く、唯一空いていた切り株Pのベンチを確保。その場でロッドにラインを通しながら様子を見ていたが、その間水面に変化が無かったため、とりあえずルースニングから始めてみる。開始してすぐにアタリがあり、合わせると、いきなりヒレピンのアルビノが釣れてびっくりしてしまう。というのも、実は今までアルビノを釣った経験がほとんどなかったからだ。確かに水中を良く見るとアルビノがたくさん泳いでいたので、ここは他の釣り場よりアルビノ率が高いのかも知れない。その後もコンスタントに釣れてはいたのだが、ここはバックスペースが無いため、ロールキャスト...3時間コース@FISHUP秋川湖

  • 猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野その3

    そうこうしているうちに昼になったので、そのままレストハウスへ行きランチタイム。ここの釣場は食事が美味しいと聞いていたので、来る前から楽しみにしていたのだが、出てきたものは本当に美味しそうだ。今回注文したのはミックス定食で、豚肉の生姜焼きと鶏の唐揚げの両方が一度に味わえるという贅沢な一品。そして、ご飯や味噌汁だけでなく、小鉢が二つとお新香も付いてくる。これが1,000円で食べられるのだから、確かに満足度は高いと思う。実際、味量ともに大満足なランチだった。食後は、すぐに釣りを再開しようと思ったが、最も暑い時間帯と食後の睡魔が重なり、木陰で再度休憩となる。そして、午後3時を回ったところで、川沿いの広い場所へ行き釣りを再開、ひとまずルースニングをやってみたところ、ここでもコンスタントに反応があり、飽きない程度に釣...猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野その3

  • 猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野その2

    日が高くなるにつれ日陰の範囲が狭くなってくると、同時にライズの数も減り、喰いが渋くなってきた。そこで、タックルを4番から5番へ変更し、ルースニングの釣りを開始。早速、前回巻いた管理釣場用フライを使ってみたところ、頻繁にアタリがあり、効果の程を確認できた。ところが、その後、シェルターを省いた簡易版も試してみたのだが、反応にほとんど差はなく、これなら簡易版でも充分ということになる。それにしても暑い。そう思いながら時計を見るとまだ午前10時だった。これからさらに暑くなると思ったら恐ろしくなってくるが、それでも頻繁にアタリがあるので、そのまま釣りを続けていた。しかし、じっとしていても蒸し風呂みたいに汗が止まらず、このままでは危険と判断。自販機で冷たい水を買い、とりあえず木陰のベンチで休むことにした。つづく今日一番...猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野その2

  • 猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野

    今日は明け方からすでに蒸し暑かった。こんな日に北関東の管理釣場やゴルフ場へ行くなんて、どうかしてると思うが、自分たちを含め、そういう人たちが一定数は居るものだ。案の定、釣り場に到着すると、良い場所はすでに人が入っていて、いつものように空いている場所に入るしか無さそうだった。とりあえず、入口近くの木陰になった場所で始めてみると、すぐにアタリがあって、ファイトの感じからニジマスと思ったが、上がってきたのはまるまると太った尺ヤマメだった。しかし、魚体はあまり綺麗では無かったためすぐにリリース。その後もコンスタントにニジマスやサクラマスが釣れるが、唇が欠けていたり、ヒレの丸い放流魚だったり、写真に収める魚はなかなか出てくれない。そのうちに、ラインがロッドティップに絡んだので、それを直そうとラインを手繰っていたら、...猛暑の釣り@フィッシングリゾート上永野その1

  • 管理釣場用フライを巻いてみる。

    さて、次の釣行はどこへ行こうかと考えていたら、いつのまにか1ヶ月が経ってしまった。歳を取ると、あっという間に月日が経つと言うが、それは本当である。ということで、次の釣行をイメージしながら、新たにフライを巻いてみることにした。今回、管理釣場用に巻いたのは、定番のマラブー。スピードファイバーとシェルターをミックスした、いわゆる「桶ピラ」である。通常「桶ピラ」は湖の引っ張り用で、泳ぎのバランスやシルエットが重要となるが、これはルースニングで使用することを念頭に、マラブーはややボリュームをつけながら短めに、そしてボディラップはやや多めに巻いてある。また、ネイティブのモンスタートラウトを前提としないため、ファインワイヤーのドライフライ用フック#10(バーブレス)を使用。ビーズヘッドもそれに合わせてブラスの2.8mm...管理釣場用フライを巻いてみる。

  • 湯ノ湖で岸釣りその5

    朝6時、アラームの音で目を覚ましカーテンを開けると、まだ雨は降っていなかった。辺りは霧のような低い雲に覆われていたが、空が明るいので、しばらくは降らないだろう。とりあえず朝風呂に浸かってから、7時に朝食会場へ。どうせ今日も昼ごはんは食べれないのだから、ここぞとばかりに食べておく。山盛りのサラダに山盛りの白飯、味噌汁と漬物、ソーセージにスクランブルエッグ、海苔と明太子、そして温泉卵と納豆、フルーツにヨーグルト、最後にコーヒーといった具合である。早々にチェックアウトを済ませて釣り場へ向かうと、ボートを待つ釣り人がレストハウスの前で大勢待機していた。一方、砂浜ポイントには誰も居らず、どこにでも入れる状況だったが、とりあえずは昨日と同じ場所から始めてみることにした。すると開始早々からアタリがあり、30センチ弱の銀...湯ノ湖で岸釣りその5

  • 湯ノ湖で岸釣りその4

    イブニングはほぼ無風状態となり、期待が持てそうな雰囲気だった。湖面を観察すると、ライズは沖の方からだんだん岸よりに近づいてくるものの、なかなか決め手を見出せずにいた。何しろユスリカのハッチ量が少なく、ライズも散発で、ライズフォームにも一貫性がなかったからだ。とりあえず、ミッジピューパ#18を6Xのティペットに結んで、近場から探ってみるが、これにはまったく反応が無かった。放流量が多いとは言え、やはり自然湖のマスともなると、なかなか一筋縄では行かないらしい。やがて、足元でディンプルライズが散発的に起きたので狙い撃ちしたところ、水面がモコッと盛り上がり、すかさず合わせを入れると、銀色の魚体がバシャバシャっと水面で暴れた。魚は右に左に走り回り、この引きはもしかしてホンマスかな?と思ったが、ランディングしてみたら3...湯ノ湖で岸釣りその4

  • 湯ノ湖で岸釣りその3

    午後は断続的に風が強く吹くようになり、急に水が濁り始める。湖面は大きく波立ち、底からはドロドロとした茶色の堆積物が浮き上がってきて、それがラインに絡んでくるため、釣りづらいことこの上ない。そんな中、マーカーがスーッと水中に入っていったので、合わせると今までにない重い手応え。今度こそは良型と確信する。しかし、隅っこの狭小スペースでかけたため、隣のぶっ込み仕掛けに絡まないよう、ロッドを傾けたり、スプールをサミングしたりしながらコントロールを試みたものの、結局、もの凄いスピードで隣側へ走られてしまった。すると、隣の人が良型をかけたことに気付き仕掛けを上げてくれたので、とりあえず充分なスペースを確保出来て、そこから一進一退のやりとりが始まる。実は、午後の釣りを再開する際、イブニングのミッジを念頭に、5番ロッド+6...湯ノ湖で岸釣りその3

  • 湯ノ湖で岸釣りその2

    今日の関東は真夏日の予想で、奥日光の湯ノ湖でも風の無い午前中は少し暑いくらいだった。午後になると風が強くなり、そのぶん体感的には涼しくなったが、それでも長袖シャツがちょうど良いくらいの快適な気候である。果たしてこの暑さが釣果にどう影響するのか、それは午後の釣りではっきりすることだろう。昼休みを終えて砂浜に戻ると、先ほどまでやっていた場所もすでに人が入っていて、本当に端っこの狭小スペースしか残されていなかった。それでも、ルースニングであればまだ充分に釣りは可能と判断、午前中に何となくコツが掴めたので、開始早々からすぐにアタリがあり、オリーブ色のニジマスがヒットした。良く見るとカムループスのように斑点が大きい個体である。続いて今度はスリムで美しい銀色のマスがヒット、黒い頭部と白いヒレを見て、一瞬ホンマスかと思...湯ノ湖で岸釣りその2

  • 湯ノ湖で岸釣りその1

    今年は15年ぶりに芦ノ湖へ通ってみて、60オーバーを筆頭に、まずまずの成果が得られたと思っている。やはり自然湖の魅力は、環境の素晴らしさ。雄大な景色の中で、自然のサイクルに順応したマス達を相手にするのは、本当に楽しい。そして、芦ノ湖の余韻が冷めないうちに、私は次の目的地を奥日光、湯ノ湖に定めることにした。約10年ぶりとなる湯ノ湖だが、実はフルタイムで釣りをしたことがない。以前は湯川と共通の遊漁券だったため、湯川の後にやってみるとか、温泉旅行のついでにやってみるとか、いつもついでに竿を出す感じで、これまで真剣に釣りをしたことが無かったのだ。朝7時過ぎ、釣り事務所に到着。状況を聞いたところ、砂浜と兎島で釣れているという。早速、準備をして砂浜へ向かったが、すでにエサ釣りの人たちが陣取っていて、仕方なく空いている...湯ノ湖で岸釣りその1

  • 今シーズン最後の芦ノ湖でまさかの・・・。

    20年前なら、高速道路の渋滞は、長くてもせいぜい20から30キロくらいだったが、最近は、正月、GW、お盆休みと、大型連休の度に50キロ台の自然渋滞が発生するようになった。それでも、全く進まないというわけではないから、我慢すれば良いのだろうけど、わざわざ混んでる時に出掛けることもなかろうと、もう随分と前から大型連休の遠出は避けている。一方、芦ノ湖の水温はGWを過ぎると一気に上昇する。なので、芦ノ湖のフライフィッシングシーズンは、実質GW前の今週からGW終盤までで、おそらく今回が最後の釣行になるだろう。湖に到着すると、適度な南風が吹いていて、湖面が波立っている。なかなか良い雰囲気ではあったが、魚の気配はほとんどなく、湖面は静まり返っているように見えた。すぐにボートを出し、手始めに早川水門までハーリングで流して...今シーズン最後の芦ノ湖でまさかの・・・。

  • 適水温域に入った芦ノ湖で、その2

    ランディングネットを取りに行き、すぐにボートに戻るが、これからもう一度キャンプ場まで行くとなると、こっこうな時間をロスしてしまう。今はまだ午前の良い時間帯なので、すぐに再開したほうが得策だろう。そう思いながら桟橋のすぐ近くでアンカーを下ろしてみる。幸い桟橋周辺は朝から誰も入っておらず、雰囲気だけは良かった。しばらくすると、ルースニングの方にアタリがあった。合わせるとなかなかの手応えと思ったが、すぐに魚がジャンプして、サイズはそれほどでもないことを確認。どうやらグラスロッド特有のしなりが手応えにも影響しているようだ。それにしても、今日はどの魚もジャンプを繰り返すなど、いかにもニジマスらしく一段とやり取りが楽しい。やはり適水温域に入って魚のコンディションも良くなっているのだろう。ランディングすると、1尾目と同...適水温域に入った芦ノ湖で、その2

  • 適水温域に入った芦ノ湖で、その1

    いよいよ芦ノ湖の水温が12度を超えてきた。トラウトの適水温は13度前後と言われているので、ほぼ適水温域に入ったと言えるだろう。到着すると、今日は朝から南西の風が吹いていて気温も暖かく、かなり期待が持てる状況だった。急いで準備して、いつものローボートでキャンプ場へ向かう。キャンプ場の正面でアンカーを下ろし、タックルの準備をしていると、大量のユスリカが頭の周辺にまとわりついてきた。湖面は風でやや波立っていて、特にライズは見られない。とりあえず前回同様、ルースニングを置き竿にして、シンキングラインで引っ張りを始めてみる。始めて30分ほどは何の反応も無かったが、風が止んできた途端、ゴンとアタリがあって、サイズはそれほどでも無かったが、何度もジャンプして走り回る元気の良いニジマスがヒットした。ところが、魚が寄ってき...適水温域に入った芦ノ湖で、その1

  • 芦ノ湖でルースニングその2

    その後、昼過ぎまで粘ってみたものの、食いが渋く反応は無かった。陸に上がって昼食でも食べようと思ったが、どこも外人ばかりで混雑していて、いつもの「網元おおば」では、午後2時ちょっと前にも関わらず空席待ちの状態である。インバウンドが戻って来るのは良いことだが、さすがにここまで急激に押し寄せてくるのは辛い。お陰で、席を待つこと15分、カツ丼が出て来るまで30分、それから食べ終わるまで15分と、昼食だけで1時間余りを費やしてしまった。午後3時、気を取り直しボートに乗り込むと、午前と同じ桟橋近くでアンカーを下ろす。最初のうちはシンキングラインでマラブーを引っ張っていたのだが、一度だけ、リーダーの接続部が見えたところでピックアップしたときに、50センチオーバーのニジマスがフライを追ってくるのが見えて俄然やる気になる。...芦ノ湖でルースニングその2

  • 芦ノ湖でルースニングその1

    日々水温が上昇する4月の芦ノ湖は、ワカサギやウグイが産卵のために接岸したり、ユスリカのハッチが増えてくるなど、マスたちが水面を意識しはじめる時期であり、例年4月中旬はそのちょうど境目にあたる。シンキングラインかフローティングラインか、現場での判断はいつも悩ましいものだ。朝、ボートに乗るため桟橋に出ると、けっこうな量のユスリカがハッチしていて、桟橋のすぐ近くでは良型のマスがライズを繰り返していた。当初の予定では、桟橋沖からハーリングしながらキャンプ場か早川あたりまで行こうと思っていたのだが、すぐに予定変更、桟橋沖でミッジを試してみたところ、これにはまったく反応がなく、仕方がないのでシンキングでマラブーを引っ張ってみるが、これもだめ。桃源台の岸寄りでやっていたフライマンが良型をヒットさせていたので、一度海賊船...芦ノ湖でルースニングその1

  • 芦ノ湖で風に翻弄される

    箱根の山桜がそろそろピークを迎え、、ワカサギの接岸が始まると、芦ノ湖のマスたちはだんだんと水面近くで餌を捕食するようになる。そのタイミングを見計らって今回はボートから狙ってみたのだが、結果は思わしくなかった。朝のうちはほぼ無風、手始めに飯塚〜キャンプ場でアンカーを下ろして、シンキングラインで開始するも反応はなし。水面では時折マスたちがライズを繰り返していたが、ユスリカのハッチはではなさそうだ。やや沖目でやっていたシンキングの引っ張りの人は、ポツポツ釣れていたが、とりあえず、今回の目的のひとつ、「芦ノ湖でルースニングの釣り」を試してみることに。最初のうちは、インジケーターを見ながら同時に引っ張りの方もやっていたのだが、意外にもルースニングはすぐに当たりがあって、しかし置き竿のため合わせられず。そこで、一旦シ...芦ノ湖で風に翻弄される

  • 大芦川F&Cフィールドビレッジでもミッジフィッシング

    今年は初釣り(1月12日)に、大芦川F&Cフィールドビレッジに行ってみた。以前は近くのレイクウッドリゾートに通っていたのだが、そこがだんだん寂れて釣れなくなったこともあり、他の場所を探す必要があったのだ。そうして最終的に行き着いたのが大芦川F&Cフィールドビレッジである。結論から言うと「灯台下暗し」といった感じで、何でもっと早くここに来なかったのだろう?と後悔、それほど楽しい釣り場だった。池はひとつしかないが、広々していて気持ちが良い。そして何より水が綺麗で、水温も安定している。聞けば、水源は湧水なのだという。そのせいか、魚のコンディションはすこぶる良くて、ひとたびフッキングすれば、かなりのファイトで楽しませてくれた。広くて気持ちの良いフィールド。魚種はニジマスやサクラマスの他に、ヒレピンのカムループスレ...大芦川F&Cフィールドビレッジでもミッジフィッシング

  • アウトドアビィレッジ発光路の森FAでミッジフィッシング

    恐らく、10年ほどのブランクがあったと思うが、最後の釣行は管理釣り場だったか、それとも湯ノ湖だったか、もはやその程度も覚えてないほど遠い記憶となっていた。それでも、一旦釣り場に入ってしまえば、以前と同様にキャスティングが出来て、シャープな合わせも決まる。衰えたのは体力と気力だけである。さて、この釣り場は初めての訪問で、最寄りの栃木ICからかなり遠いことを除けば、なかなかのロケーションだと思う。エリア内には3つの池があり、それぞれが特徴的で面白い。レストハウスに近い1号池はコンディションの良い小型のニジマスが中心で、比較的混雑しないため、のんびり楽しむことが出来る。2号池は水深があり、魚種だけでなく量も豊富で、ブラウンやサクラマスが良く釣れる。一方、3号池はルアー専用で、ほとんどが50〜60センチクラスの大...アウトドアビィレッジ発光路の森FAでミッジフィッシング

  • 15年ぶりの芦ノ湖で

    昨年の12月にフライを再開して、その間、管理釣り場へ3度ほど通ってみたのだが、すっかり以前の感覚が戻って、今では道具も新調するほどやる気満々になっていた。そこへ、ちょうど温泉にでも行こうという話が持ち上がり、私はすぐに「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」を予約した。「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」は芦ノ湖の湖畔に面したホテルで、ちょうど湖尻と箱根湾の間、芦ノ湖東岸のど真ん中に位置している。宿のロケーションは抜群だが、漁協の放流地点からはかなり離れており、けっして魚影が濃い場所とは言えない。しかも、3月中旬の箱根はまだまだ冷え込む日が多く、気温や水温の上昇具合が釣果に大きく影響してしまうのだ。調べてみると、このホテルには桟橋があって、宿泊者はその桟橋で釣りが出来るのだという。早速Googleで衛生画像をチェックしたところ、...15年ぶりの芦ノ湖で

  • 6年振りの忍野は初夏の陽気~その1

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • 釣り納め@管理釣場LWR~その3

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • 釣り納め@管理釣場LWR~その2

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • 釣り納め@管理釣場LWR~その1

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • 渓谷の流れ

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • ネイティブレインボーのライズ

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • ネイティブレインボー

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • ライズの嵐

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • 森のライズリング2

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

  • トラウトの群れ

    忍野、芦ノ湖を中心とした国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

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