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#精神科入院
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中3 72 部活のグチ
我が子が精神病院に入院してしまっても時間は関係なく流れていった。入院してから数日で予定通り思春期病棟のベッドに空きが出た。思春期病棟の咲の担当になった相葉さんという看護師さんから電話があって、病棟を移ったことを知った。そ […]
2022/05/18 20:57
精神科入院
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98 根性は出さなくていい
外泊はすぐ許可が出た。咲はこの週末に帰ってくることになった。そうすると合格者登校日までの一週間近く家にいることになる。今までになく長い外泊なのだが、どうやら退院に向けて元の環境に少しづつ慣らしていく意味らしかった。 週末 […]
2022/05/18 20:55
精神科の課題と選び方@時
信頼できる精神科専門医をどう選ぶか ~病院不信とクリニック乱立の時代~時事メディカルに2022/5/9に掲載された記事です。日本の精神疾患患者数は約 420 …
2022/05/11 06:43
偉大なる先生・私を救ってくれた副院長
瀕死の私を救ってくれたのは…
2022/05/02 20:34
そして人生で一度きりの入院へ
ぎりぎりで入院、なんとか生き延びました
2022/04/29 18:56
中3 73 部活のグチのつづきと週末の面会
そんな特異な環境にいるだけで保護者の私もメンバーの咲も大きなストレスを感じていた。 練習試合になるとレギュラーの子たちの保護者はビデオカメラと三脚を持ってきて試合をすべて録画する。その録画は家で繰り返し見て批評したり研究 […]
2022/04/23 21:14
中3 74 面会の終わり
面会の終わりに、切り出せずにいた受験の話をした。両親と本人が直接会える貴重なチャンスだったので、受験の話は最初からするつもりだった。 「今年も(嵐山に落ちた場合のすべり止めに考えていた公立高校が)二次募集あるらしいよ」 […]
2022/04/23 21:09
中3 75 病院の食事
荷物は看護師さんが持った。窓のない細長い部屋を出て咲は「じゃあまたね」と言って振り返らずに二枚目のドアの内側に戻って行ってしまった。 咲が行ってしまった後、私は咲の荷物を持っている看護師さんに「二宮医師に今回の入院につい […]
2022/04/23 21:08
中3 76 担当看護師さんからの電話
出願の書類を書いて中学校に提出したあと、数日してから病院から電話があった。咲の担当の看護師の相葉さんからだった。この人とは直接会ったことはまだなかった。 今後の見通しや状態の説明をするのと、病棟を移ったので書き直してほし […]
2022/04/23 21:07
中3 77 医師と話す
二宮医師との面談の日はあっという間にやってきた。その日は入院病棟に直接行くように言われていたので外来には寄らなかった。 数日前に咲から電話が来た時に「CDプレーヤーが使えるようになったからヘッドフォンと英語リスニンCDと […]
2022/04/21 20:54
中3 78 医師と話す2
成人病棟で書いた入院診療計画書には入院の期間は2カ月と書いてあったがそれは予想される最大値だそうだった。実際にはもっと入院期間が短くなる場合もあるものらしかった。 心配していた受験については 「受験に関する外出や外泊は全 […]
2022/04/21 20:53
中3 79 洗剤とマンガの話
「洗剤も無香料のものがいいんですか?」聞いてみると「なるべくなら……」という返事だった。無香料でないと持ち込めないとは言わなかった。無香料のボトル入りの洗剤を買おう、探しても見つからないときには香料入りのを買おう。今まで […]
2022/04/21 20:52
中3 97 また外泊の許可
夜に咲からいつも通り電話がかかってきた。いつも通りの定時連絡みたいになっていた。 「今日は学校に行ってきて私が卒業生みたいな体で卒業証書を受け取ってきたよ」と報告すると、全く関心がなさそうな「ふーん」という返事が返ってき […]
2022/04/21 20:46
中3 80 直前模試の会場変更しなきゃ
桜井先生が応答した。折り返し電話を待っていたのだろうか。 思った通り今日の様子を聞かれたのでざっとを話した。 先生は「トークエコノミーって何なんですかね……」とどうも納得できないモヤモヤがにじみ出た感想を言った。(「ン」 […]
2022/04/19 21:35
中3 81 入院中の外出
直前模試の日の朝、病院に咲を迎えに行った。いつもの部屋に通されて待っていると、相葉さんと咲が一緒に部屋に入ってきた。 相葉さんは夜の八時までに戻ってくること、そして遅くなる場合は必ず病棟に連絡するようにと私たちに言った。 […]
2022/04/19 21:34
中3 82 入院中の外出2
模試の会場に着くと、筆記用具が入った手提げとレジ袋入りのサンドイッチとオレンジジュースのお昼ご飯を持って咲は会場に入っていった。お箸を使わないで食べられるものを選んだ理由は何となくわかる。時間をかけて一人でお昼ご飯を食べ […]
2022/04/19 21:33
中3 83 入院中の外出3
4人掛けのテーブル席について、咲は流れてくるお寿司(当時はコロナウイルスが蔓延してなかった)を嬉しそうに選び、にこにこしながら味わうようにゆっくりと食べていた。 「病院の食事はおいしいんだよ、少し甘いの」「おやつも毎日で […]
中3 84 また漫画の話
アッと言う間に時間が流れて、病院に戻る時間が近づいてきた。 病院へ向かう車の中で私は買っておいた漫画を渡した。その漫画は「ニーチェ先生」というギャグ漫画で、4コマ漫画だから気楽に読めるし頭も使わないと思って選んだものだっ […]
中3 86 受験の直前
翌週に相葉さんから電話がかかってきた。 受験の前日は自宅に前泊して当日直接受験高校に行くようにしたらどうか?という提案だった。 前泊できるなんて思ってもいなかったし、思いつかなかったので相葉さんにすごく感謝した。 (「相 […]
2022/04/19 21:32
高校受験
入院中に外出して受けた受験の直前模試の結果は悪かった。以前の咲なら絶対とらない点数だった。本当に病気なんだとしみじみ実感が深まった。 本人が結果を見たがったので週に1回の面会の時に持って行った。 本人の受けた模試なのだか […]
中3 88 合格発表
二日目の受験が終わって、校舎からぞろぞろと受験生たちが出てきた。しばらく待っていると咲も出てきた。 私を見つけてこちらに歩いてくると、真っ先に 「あんまりできなかった」と笑いながら言った。 また笑い顔を見ることができた… […]
2022/04/19 21:31
中3 89 合格発表2
読み間違えたんじゃないかと掲示板をそのままずっと見続けていると、咲が「他の人も待ってるから場所を空けようよ」と言った。私は我に返って掲示板の横の人が少ない場所に二人で移動した。すぐ近くに目を真っ赤にして泣いている子がいた […]
中3 90 合格発表の夜
この日の夜は咲の合格を家族で祝った。病気になってしまったのによく頑張った!と、本人不在でも盛り上がった。 夜にいつものように本人が病院からから電話をかけてきたので、夫も実樹も(実樹は春休みなので家に帰る時間が早くなってい […]
中3 91 卒業式の前の日
先生の希望は卒業式に出席してほしいということだった、私も出席の方がいいと思っていた。 でもそのまま「欠席させます」と押し切った。あの子は今まで周りに気を使ってばかりで自分の気持ちを大切にしてこなかったのだと思う。だから本 […]
2022/04/19 21:30
中3 92 卒業式第二部
卒業証書を受け取るのに指定された時間は、同じ日の本番の卒業式が終わった3時間後だった。その日は先生方も礼服で学校に来ているはずだから、私が一人普段着で行ったら卒業証書を受け取るときに気まずいだろう。そんな理由で私もスーツ […]
中3 93 卒業式第二部2
「卒業式第二部」が終わると、校長室にいた大勢の先生方はまたぞろぞろと教務室に戻っていった。校長室には私とあやか親子、それぞれの担任の先生、他に校長先生と教頭先生が残った。 すぐにあやかの担任の先生が「(あやかが学校に置い […]
2022/04/19 21:29
中3 94 卒業式第二部3
先生は咲の荷物の箱を渡した後に「中学から高校に連絡する書類があるんです。病気のことを知らせた方がいいですか?知らせないでおくこともできます」と聞いてきた。 そんな書類があったとは知らなかったが、「入院や自殺未遂のことも含 […]
中3 95 保護者グループLINEを抜ける
留め金がやっと外れて、ネックレスは一本のパールの紐みたいになった。それを片手にぶらさげて居間に戻ると、LINE電話が鳴っていた。着信はついさっき「卒業式第二部」で会ったあやか母からだった。 出てみるとあやか母は友好的な口 […]
中3 96 LINEグループ抜けてすっきり
笑いが口元に残っているのを感じながら、ついでに部活の関係でつながっていた保護者のアカウントを全部友達から削除した。これからは無関係なのだからどう思われてもいい。連絡が取れなくても困らない。今までだって咲が入院したことは知 […]
2022/04/18 21:07
中3 85 外出の終わり
食事のあとは咲を病院に送って私たちは家に帰った。名残惜しかったが、本人はあっさりとドアの内側に消えていった。外出時に渡された外出許可証はケースごと病棟のドアを開けてくれた看護師さんらしき人に渡した。 買った漫画は私がその […]
2022/04/18 21:04
医療保護入院 廃止を削除@Y
医療保護入院、「廃止」を削除 精神科、厚労省が表現後退YAHOO!ニュースに2022/4/15に掲載された記事です。精神科病院の医師が家族らの同意を得て患者を…
2022/04/17 08:19
廃人の恐れ 精神科入院体験@O
【こころの健康について考える】(下) いまだに問題含みの日本の精神科病院OVOに2022/4/7に掲載された記事です。残念ながら、こんにちの日本の精神科病院で…
2022/04/13 07:10
断酒88日目。アル中病棟から退院して現実を思い知る!厳しい現実とは・・・
3月29日(火) いいちまるです。 このブログは アルコール依存症の アルコール依存症による アルコール依存症とその家族の為の ブログである。 ハイ。 おひさしぶりです! 久しぶりのブログ更新です。
2022/04/08 20:12
74日目。退院準備。〜アル中病棟編〜
3月22日(火)久里浜医療センター いいちまるです。 このブログは アルコール依存症の アルコール依存症による アルコール依存症とその家族の為の ブログである。 ハイ。 Rチウねずみいや〜、退院が近づ
71日目。入院中、突然爆発物と遭遇した話。〜アル中病棟編〜
3月16日(水)久里浜医療センター いいちまるです。 このブログは アルコール依存症の アルコール依存症による アルコール依存症とその家族の為の ブログである。 ハイ。 あやちゃん強退って言葉を聞いた
2022/04/08 20:02
入院決意 安井、行って参ります!
五藤医師に入院を打診された際、正直抵抗があった。 その時敏記は小学校低学年、茂洋は保育園であった。 子供が小さい事に加え、精神科にかかったいるだけでも 何か後ろめたいような、こそこそする気持ちがあったのに (この気持ちについてはブログ内「逃れられない偏見」でも 触れている)入院となっては…・ 人に言えない、もし知られたら。入院するようになってはお終いだ。 これを読んで不快に思われる方もいらっしゃると思うが それが正直な心境だった。 ただ、一方でその時の私の状態は三井クリニックに通い続けてもはかばかしく なく、汚れ切ったよれよれでぐちゃぐちゃの雑巾のような状態だった。 ここで入院を試してみる価値…
2022/04/06 09:46
精神科初入院 はらはらどきどき後安心
前述したがA病院は総合病院で他にも科がたくさんある。 どちらかと言うと精神科はひっそりとした存在である。 入院はフロアごとに科が決まっていて、精神科は 内科と同じフロアだった。ただ精神科の患者は内科患者とは 同室になることはなく、決まった部屋にまとめられていた。 とは言え、食堂は一緒だし、風呂や談話室も共用なので 一見精神科の患者なのか、内科なのかはわからない。 のちに入院したB病院(精神科単科病院)とはかなり様相が違っていた。 精神科単科病院だと、紐類や刃物の持ち込み(自殺・事故を防ぐため) 禁止の決まりのところもままあるのだが、A病院ではそういう事もなかった。 普通の病院。精神科入院という…
2022/04/05 09:53
ここまでおいで!行動範囲が広がる
寝る→食堂まで歩いて行き、食事を取る→寝る のサイクルが続いた。食堂まで歩く事、朝夕着替えたり顔を 洗うだけの事が、酷く負担で大仕事だった。 一週間ほどたってやっと人心地ついた。周りにも目を 配る余裕も出来て来た。入院しているフロアの端から端まで 歩いたり、同室の人と言葉を交わしたりできるようになった。 行動制限も途中階の院内食堂(本来外来用で軽食やコーヒーなどの提供 がある)までOK→一階の売店まで行って良いと徐々に緩められていった。 のちには半日外出OK、一日外出OK(外出先は届けなくてはならない) 自宅外泊と段階を踏み、自宅外泊を数回試みた上で退院となる。
2022/04/04 09:00
私が探していたのはカウンセラー
私は四人部屋だったが、一人の人は食事に出る他は、ずっとカーテンを 閉め切って寝ていたので全く接触がなかった。 他の二人(相沢さん 伊原さん 仮名)とは良く話をした。 その二人については患者図鑑で触れようと思うが、 二人と話して得た大きな収穫が「この病院にはカウンセラー がいる」という情報だった。 一ノ瀬、三井、五藤医師とも、短時間(5~10分)話をして 、薬を処方し次回の予約。 そのような流れに私は不安と不満を持っていた。心の問題は薬だけで 解決できるのだろうか?もっと話を聞いて欲しい。心理療法を試したい。 一ノ瀬・三井両クリニックはカウンセラーを置いていなかったし 、A病院もカウンセラーをお…
2022/04/04 08:59
患者図鑑5 洋食屋のおかみさんの摂食障害
同室の相沢さんについて書こう。今まで待合室で精神科の患者さんと 居合わせたことはあったが(患者図鑑1~4)親しく言葉を交わしたのは 同室になった相沢さんと伊原さんが初めてだった。 相沢さんはショートカットの似合う40代くらいの女性で、はきはきと話す方だった。 「私ねぇ。摂食障害で入院してるのよ。拒食症」 確かに病的に痩せていて、手足は木の枝のように細かった。 顔色は悪く、爪はぼろぼろ。目がぎょろぎょろ目立っていた。 「食べても、喉に指入れて吐いちゃうの。何度も吐くから歯も悪く なっちゃって」じっくりと見た訳でないが、確かに歯は悪いように見えた。 患者は食堂で一堂に食事を取るのだが、相沢さんもき…
2022/04/03 14:13
患者図鑑6 宿題は病院の机で
伊原さんは、相沢さんとはタイプが違い、物静かでおとなしい感じの方だった。 うつで繰り返し入院している、とおっしゃてっいた。 昼間は起きて本を読んだり、庭園で散歩をしたり手紙を書いたりしていた。 私自身がそうだったのだが、うつが酷いとトイレに行くのすらしんどい。 昼間起きていることなど出来ない。 なので、私が入院した時は伊原さんは少し調子が良くなってきていたのかも しれない。 伊原さんは、私が親に小さい子を預けているのを聞き 「うちは中学生の女の子だから、何とか主人と二人で留守番大丈夫なのよ」 と話してくれた。 お嬢さんとはすぐに合う機会が出来た。ご主人は退社時間を考えると面会時間(午後7時まで…
2022/04/03 14:12
回復、退院
入院時に言われたように。薬の調整・家から切り離すことでの休養・生活リズム の調整そしてカウンセリングを開始したことで、病状は好転していった。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com 最初は病室のあるフロアの移動しか許されなかったものが、自宅で数泊 しても大丈夫なまでになり、三か月後に退院した。
2022/04/02 15:54
患者図鑑番外編 バンダナを巻いた人たち
前述したように、A病院の精神科入院患者は、内科の病棟の 端でひっそりと生息していた。 あちこち自由に歩き回れるようになると、病棟の あちこちにバンダナを巻いた女性たちが多いのに気づいた。 迂闊なことに私は、始め何故彼女たちが頭にバンダナを巻いているのか、 考えが及ばなかった。 癌の治療で髪の毛が抜けているのだ。派手な物、綺麗な色のバンダナ、 地味なバンダナ、様々なバンダナを巻いた人たちが廊下を歩き、 ソファで雑談し、食堂でお茶を飲んでいた。 癌患者と精神疾患の患者がすれ違い、同居する。そんな不思議な空間が●階病棟だった。
2022/04/02 15:52