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#実験小説
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第72話 自然治癒力でがんは治るのか
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むどうにか他の患者さんの予約をやりくりして、最初の施術の3日後には京子さんの家に向かった。たとえ無料奉仕だとしても、がんという病気の程度から見れば、最優先になって当然だろう。何よりも、最初の施術が終わってからというもの、
2024/07/24 10:10
実験小説
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第71話 無料奉仕でがんに挑む
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むまずは紹介者の近野さんとの約束通り、子宮頸がんの京子さんの家でお話をうかがった。がんの手術を前にして、彼女が不安に思っていることにも答えられたし、しっかりと体のチェックもした。これで約束は果たせたはずだ。ところがそれで
2024/07/17 09:49
第70話 これは体に現れるがんの前兆なのか
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む子宮頸がんで来月手術することになっている京子さんは、左腰の上の部分が大きく盛り上がっていた。だが初対面の段階で、私にはもう一つ気になるところがあった。鼻筋の真ん中あたりから、左に向かって鼻がクキッと折れ曲がっているの
2024/07/10 09:31
第69話 初めて知ったがんの感触
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む近野さんから、子宮頸がんで手術を1か月後に控えた京子さんを紹介された。もちろんがんが私の手に負えるわけではないから、一旦は施術をお断りした。しかし「せめて一度診るだけ」と懇願されて、仕方なく彼女の家を訪れたのだ。そこで
2024/07/03 09:32
第68話 子宮頸がんの患者の背中にあったのは…
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むまた近野さんから電話がきた。彼女の紹介で私が施術した森本さんから、施術の経緯を聞いたそうだ。森本さんはその後もずっと調子がいいらしい。それ以前は職場でも半病人のようだったから、施術後の変化にみんなが驚いているのだという
2024/06/26 09:26
第67話 医学への疑問だらけで新たな壁にぶち当たる
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む海外ではどうだか知らないが、日本には西洋医学と東洋医学という分け方がある。だから日本のお医者さんは、自分は西洋医学だと思っているはずだ。これが民間療法となると、なぜだかみんな東洋医学にくくられる。他にも、科学的かどう
2024/06/19 09:33
第66話 バトル再開から病気のシステムに迫る
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むあれから2週間がたった。あんなに楽しみにしていたのに、森本さんのアパートに向かう道すがら、つい心配性の私が顔をのぞかせていた。ひょっとしてあのときの刺激が元で、彼女は体調を崩しているのではないか。何か悪い影響が出てい
2024/06/12 10:03
第65話 人体の未知の現象との格闘と再生
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む人間というのは、つくづくよくわからない生き物だ。今までふつうに楽しくしゃべっていたかと思うと、突如として怒り出す人がいる。理由もわからず、ただただその豹変ぶりにとまどってしまう。そんな奇妙なことが、人間の体にも起こる
2024/06/05 10:08
第64話 突然やってきた激痛と左腰のしこりの変化
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むアメリカの映画やドラマを見ていると、彼らは赤ちゃんが大好きなようだ。生まれたばかりの赤ちゃんがいると、みんな「私も私も!」といって、順番に抱っこさせてもらうシーンがよく出てくる。もちろん日本にも、赤ちゃん好きはたくさ
2024/05/29 09:42
第63話 再出発と左の腰のこぶ
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む芳子さんが肺がんで亡くなってからというもの、私は何をするにも力が入らなくなっていた。施術には出かけるが、消化試合をこなしているような感覚に陥っていた。そして来る日も来る日も頭に浮かぶのは、「芳子さんはなぜあんなに早く
2024/05/22 09:37
第62話 手のなかに残された記憶と挫折
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私が学生のころ、池袋の怪しいエリアに文芸坐という映画館があった。たしか当時の学割で、3本立てが100円で見られたと思う。私は子供の時分から映画が好きで、学校帰りに近所の映画館に通っていた。東京に出てきてからも、お金もな
2024/05/15 10:06
第61話 水は気を通さないから気功でがん治療はできません
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む毎月のように施術していた芳子さんが肺がんになったと聞いて、私は動揺していた。ちょっと前までは、患者ががんだとわかると家族には伝えるが、本人にはいわないことになっていた。がんだと告知してしまうと、あまりのショックで自殺す
2024/05/08 10:01
第60話 突然おそいかかった肺がん
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む出張整体で開業して早2年が過ぎた。少しずつ患者さんも増えてきている。施術の予約はスポットで入ることもあるが、定期的に訪問する人も多いので、経営的には安定していた。そんな定期の患者さんの一人に、84歳になる田中芳子さんが
2024/05/01 10:03
第59話 ペット愛にも苦しみと別れがついてくる
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む今から20年も前になるだろうか。私は小沢昭一や永六輔が大好きで、彼らのラジオ番組をよく聞いていた。その巧みな話芸は、そんじょそこらの芸人では決してマネのできないレベルだった。おかげでどれだけ笑わせてもらったかわからない
2024/04/24 10:03
第58話 四つ足の動物だって腰痛になるのヨ
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むこの前、お寺の住職に馬乗りになって施術しているのを見られて、とんでもないかんちがいをされてしまった。しかし患者に馬乗りになっているのを見てかんちがいするのは、実は人間だけではない。私が施術にうかがうお宅では、ペットを飼
2024/04/17 10:01
第57話 お坊さんと金髪さんの危ない一夜
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私は出張専門の整体業なので、いろいろな家に出かけていく。家の大きい・小さい、新しい・古いのちがいだけでなく、通される部屋もまちまちではあるが、古い家では圧倒的に仏間に通されることが多い。仏間というのは畳敷きの和室のせい
2024/04/10 10:00
第56話 民間療法の世界はゴッドハンドで花盛り
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む先日、近藤くんに連れられて行った勉強会の内容には少しガッカリだった。それでも世の中には、まだまだ私の知らないスゴイ治療家がたくさんいるはずだ。テレビをつければ、ド派手なパフォーマンスを披露するスゴウデの治療家が登場する
2024/04/03 10:02
第55話 凸凹会の腰痛治療と迷走神経刺激で得た悟り
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む近藤くんに連れられて行った凸凹会で、「の」の字による腎臓病の治療法はマスターした。ここでは毎回ちがう病気をテーマにしているそうだから、腎臓病が「の」の字なら、流れとしては前回が心臓病か肝臓病あたりで、「へ」の字だったの
2024/03/27 10:01
第54話 「の」の字で腎臓病を治す勉強会に潜入
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む近藤くんから電話があった。彼は私が特殊美術をやっていたころからの知り合いで、放送作家のかたわら治療院も経営しているという変わり種である。その彼が突然ぎっくり腰で動けなくなって、同じ治療家である私に助けを求めてきたのだ。
2024/03/20 10:02
第53話 ヘルニアも坐骨神経痛も腰痛もみな同じ?
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む最近、また腰の痛みがひどくなってきた。だれでも腰痛にはなるものだから、私だって腰が痛いときがあるのは当然だ。腰痛治療が仕事であっても関係ない。しかも今回は痛いのが腰だけじゃない。お尻から足にかけて痛みが広がって、し
2024/03/13 10:02
第52話 奇跡の代償
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むやっぱり健太くんのような重大疾患の人に施術するのは、私にはあまりにも荷が重すぎたのだ。それがわかっていたから無償で施術してきたのだが、これは健太くんだけではなかった。子育て中なのに膠原病になってしまった女性や、友人の
2024/03/06 10:02
第51話 奇跡は起きるのか(6/6)カメラが捉えた奇跡、その後。
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む健太くんの家に通い始めて、半年が過ぎようとしていた。言葉と知能はかなり前進したようだったけれど、歩行機能については全く進歩が見られない。脳性麻痺なのだから、歩けないのは当たり前かもしれない。それでも私の心のどこかには、
2024/02/28 10:02
第50話 奇跡は起きるのか(5/6)イルカと泳ぐと癒やし効果がある!?
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私はいつも自炊している。1年のうち1000食は自炊しているだろう。経済的な理由だから、弁当や惣菜を買って家で食べるようなこともない。ところが出張整体の仕事だと、出先からそのまま次の場所に移動することが多い。するとなかな
2024/02/21 10:11
第49話 奇跡は起きるのか(4/6)ボランティアの落とし穴
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む ある日のこと、いつものように健太くんの家に行くと、お母さんがいいづらそうに「実は…」と話を切り出した。隣町に、健太くんと同じ脳性麻痺の子供を抱えるお母さんがいて、健太くんが急にしゃべれるようになったことを、つい話して
2024/02/14 10:01
第48話 奇跡は起きるのか(3/6)突然しゃべり始めた健太くん
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む毎週日曜日に、脳性麻痺の健太くんの家に通うことに決めた。健太くんのトレーニングのためである。トレーニングといってもごく軽い動作なので、健太くんは遊びだと思っていることだろう。子供の扱いが苦手なはずの私が、なぜこんなこと
2024/02/07 10:02
第47話 奇跡は起きるのか(2/6)健太くんのトレーニングを始める
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む助産師の酒井さんに連れられて、脳性麻痺の健太くんの家に行った私は、なぜ彼の背骨には、脊髄損傷の人のような緊張が現れていないのか、それを不思議に思った。これは全く予想外だったのである。そもそも脳性麻痺と脊髄損傷による麻痺
2024/01/31 10:01
第46話 奇跡は起きるのか(1/6)脳性麻痺の健太くんとの出会い
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む開業して半年も過ぎると、だんだんと整体の仕事にも慣れてきた。もちろんまだまだ知らないことばかりで、毎日が勉強に次ぐ勉強だ。それでも学生のころとちがって勉強が全く苦にならない。知識はすぐ実践に反映されるので、そこに充実感
2024/01/24 09:32
第45話 釣りに行って命がけレスキュー
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む最近また釣りを始めた。始めたといっても、月に1回も行けるわけではない。それでもふとした瞬間に、「今度は何を釣ろうか」と考えるだけで楽しい。もともと田舎育ちの私は、子供のころから近くの川で釣りをするのが好きだった。しか
2024/01/17 09:31
第44話 出産に立ち会って背骨のズレをもどす
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私にとって仕事の予約の電話は生命線である。できるだけ受け損ねないように、寝るときだっていつも手が届くところに電話を置いている。その日も夜中にグッスリと眠り込んでいるときに、突然、枕元の電話が鳴り響いた。深夜にかかって
2024/01/10 10:20
第42話 特殊美術の技で内臓を見抜く
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私の整体は出張専門なので、いろいろなお宅に出かけていく。一人暮らしの小さなアパートから高級住宅街の豪邸、企業の会議室や高級ホテルにいたるまで、行き先はさまざまだった。友人の近野さんのおかげで(せいで)、私の患者には医
2023/12/27 10:02
第40話 整体の限界から特殊美術系オリジナル手技へ
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む整体の仕事を出張専門で開業した私は、紹介のおかげで予約がたくさん入るようになった。これなら仕事としてつづけられそうで、まずは一安心である。ところが整体と銘打っている以上、整体を提供しなくてはならない。これが予想以上につ
2023/12/13 10:55
第39話 整体で開業したら人の体に触れるのが怖くなった!
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む整体の学校を卒業した私は、いよいよプロの整体師として開業することにした。とはいっても、ちゃんと場所を構えて看板を上げるようなゆとりなどない。不動産バブルは崩壊していたが、それでも東京都内の路面店となれば、べらぼうに家賃
2023/12/06 10:00
第38話 占い師プロデビューと整体学校の卒検突破
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む友人たちに、最近占いの勉強をしているというと、みんなキラッと目が光り、「見て見て!」とせがんでくる。整体なんかよりも、占いに興味がある人が多いようである。そこで頼まれるまま、あちこちで運勢を占ってあげていた。そんな話が
2023/11/29 10:01
第37話 100%絶対当たる占いで未来を知る
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む世の中は占い流行りである。今や街のいたるところに、占いの看板が立っている。ところが今ほど占いが流行っていなかった、私がまだ中学生のころ、地元の飲み屋街に住んでいた「児島のおばさん」が占いを始めた。始めたといっても、おば
2023/11/22 08:01
第36話 漢方医学の真髄は気功と占星術にあり!?
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む平日通っている整体の学校では、私が顔を出すたびに、大外先生をはじめみんなが私の気功修行の成果を知りたがる。そこで週末に習ってきたことを、「にわか気功師」の私がレクチャーすることになった。初歩的な「気」の出し方から始ま
2023/11/15 10:04
第35話 気功で悪霊を封じ込める!?
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む何か得体のしれない黒いモノ、意念でしか見えないソイツは、人に取り憑いて悪さをするのだという。それはいわゆる「悪霊憑き」というヤツだろうか。ナカバヤシ先生は、その取り憑いたヤツを「気」の力で引きはがすのだ。そのためには
2023/11/08 09:31
第34話 気功治療の恐るべきディープな世界
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む「私は気功に向いているのかもしれない」そう思うと練習が楽しくて仕方がない。毎週、日曜にナカバヤシ先生のお宅に行くのが待ち遠しいほどだった。夢中で通い続けてしばらくたったころ、ようやく治療のための気功を教えてもらえるこ
2023/11/01 09:13
第33話 気功の達人になって相手を倒す
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むさあ今日から気功の修行が始まる。私はいくつか電車を乗り継いで、ナカバヤシ先生の自宅がある埼玉県の郊外まで出かけていった。ナカバヤシ先生は痩せ型の50代ぐらいで、ちょっと見は中国人の風貌をしている。弟子はとらないと聞い
2023/10/25 08:47
第32話 だれも知らない整体の歴史と気功治療への道
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む整体の学校に1か月も通うと、技も少しずつ使えるようにはなってきた。しかし整体そのものの実体が、私には今いちナゾのままである。自分なりにいろいろ調べてみたが、整体にはそれほど古い歴史があるわけではなさそうだ。19世紀末
2023/10/18 10:02
第31話 極妻との一夜に輝くサファイアと円空仏
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む私とアケミママを乗せて夜の街を走り続けた車は、赤坂にある一軒の店の前までくると、ようやく停まった。運転していたホソダという若い衆に案内され、ママの後ろについて店に入る。そこからまた奥に進んだところで、広めの部屋に通さ
2023/10/11 09:20
第30話 スナックの厨房バイトと唐獅子牡丹
*小説『ザ・民間療法』を始めから読む平日は朝から晩まで整体の学校で練習に励んでいる。実践も兼ねて、友達の家で整体をやってあげたりしていると、それだけで1週間のスケジュールはいっぱいだ。そんなとき友達から、知り合いのスナックで厨房のバイトを探していると聞
2023/10/04 10:08
第29話 お色気「ランバダ流」整体 VS 白衣を着た「〇〇流」整体
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むやっと住むところも決まったことだし、私は意気揚々と池袋の整体の学校に通い始めた。40になったばかりの私など、かなり若い部類である。生徒の大半は中高年で、退職や定年を機に新たな技術を身につけ、人生の再出発を目指している人
2023/09/27 13:04
第28話 池袋の怪しい整体学校と新たな人生の始まり
*小説『ザ・民間療法』を始めから読むヒロコさんが旅立ってしまってからも、彼女が遺した「あったかい」という言葉は、私の耳に響き続けていた。あのときお腹に軽く手を当てただけで、死にゆく人に向けて言葉にならない気持ちを伝えることができた。言葉ではなく、触れる
2023/09/20 09:01
第27話 それぞれの旅立ちと永遠の別れ
心づくしのごちそうのおかげで、少しずつ食欲が回復し、インド暮らしで失った体重とともに、本来の体力ももどってきた。そこでささやかではあるが、お礼として今までの治療法に加えて、インドで覚えたオイルマッサージを披露してみた。すると・・・
2023/09/13 10:15
第26話 立志編「ホームレスと劇症型風土病」
せっかくインドでの暮らしに慣れてきたが、Mは栄養失調で倒れてしまった。もうこれ以上、ここで暮らせば死んでしまう。失意の末にチベットを回ってインドを後にした。そして成田空港にたどりついた彼を待っていたのは…
2023/09/06 09:01
第23話 インド編「断食修行で死にかけて得た悟り」
Mは昨日から今いち体調が優れない。今朝も頭がボーッとして寝起きが悪かった。そういえばインドに来てからどれだけ痩せただろう。ヨーロッパから来た人たちは平気なのに彼だけがどんどん痩せていく。そしてとうとう…
2023/07/21 09:43
第20話 インド編「寒気と高熱で気絶したあとのイタリアン味噌汁」
オーロビルでは毎年4月ごろから急に暑くなる。日によっては夜でも室温が40度から下がらない。暑いだけではない。ここは南インドでも海岸に近いため、その分、湿度も高い。そのせいで寝苦しい夜が続き体力を消耗し尽くしたMはとうとう…
2023/06/30 10:58
第19話 インド編「特大パワーストーンの魔除け効果とヒーリング」
Mの住むコミュニティから少し離れたエリアにパワーストーンを扱う人たちがいた。そこへ出かけて行くと、色も大きさもちがう珍しい石がズラリと並んでいる。説明によれば、石にはそれぞれちがったパワーがあって、水晶などはヒーリングにも使われるのだという。確かに…
2023/06/23 10:59
第18話 インド編「1杯2000円のコーヒーとインドの外国人専用歯科」
インドのオーロビルで暮らすM。彼がある日、食べ残しの硬いパンをかじっていたら、パンの中にもっと硬いものが混じっていた。石でも入っていたのかと思って吐き出してみるとそこには…
2023/06/16 10:23
第17話 インド編「本場インドのオイルマッサージ師と頂上対決!?」
私が治療もどきのことをしているのを聞きつけて、あのマッサージ師のアドンがたずねてきた。どうやら私の実力のほどを確かめたいらしい。二人でお互いを治療し合って、得意の技を競おうというのだ。私は一瞬身構えた。
2023/06/09 10:04
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