花が黄色で、葉がスゲに似ているため、地名を付けてニッコウキスゲ(日光黄菅)と呼ばれる場合が多いが、日本各地に自生分布し、ゼンテイカ(禅庭花)と呼ばれるユリ科キスゲ亜科の多年草です。東庭の、木瓜・サツキとイトススキの間に植えてあり、今年も2本の花茎を伸ばして、咲きました。5月中旬、蕾から開花へ、5月下旬の花、6月上旬の花です。まだ蕾が1つ残っていたと思ったら、花後の果実でした。花後に花茎を切除するのを忘れていました。黒い種子が採れたので、蒔いてみようと思います。庭の「ニッコウキスゲ」
ヒペリカムはオトギリソウ科ヒペリカム属の半常緑低木です。ヨーロッパや中国原産の園芸植物が日本で栽培され、「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」は新品種のようで、通販で入手したポット苗です。5月上旬から開花し始めました。黄色花で、長く伸ばしたオシベが目立ちます。5月中~下旬の花、黄色い蕾から、花弁を開いて、花の終盤、オシベを落とし、花弁を落とすと、黄色からピンクの果実に変わります。6月上旬の花と果実、6月下旬~7月上旬、ピンクの果実が、こげ茶色に変わって来ました。7月中~下旬、殆どの果実が黒く変わって来ました。熟して種子が出来たようです。まだ樹高20cm位、枝先を剪定しました。鉢植えの「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」
スイセンノウ(酔仙翁)は、南ヨーロッパ原産のリクニス・コロナリアで、ナデシコ科の多年草(開花株は夏に枯れますが世代交代して)です。江戸時代に渡来し、赤花は酔仙翁と呼ばれます。株全体に白い綿毛が密生するので、別名がフランネル草です。柴犬と散歩中、道路脇から種をいただいて、蒔いたのが最初です。5月下旬の咲き始めでした。6月上旬の花、庭の南東塀際で、6月中旬、草丈数10cmになります。花の終盤、花芯部のシベが開いて授粉し、花後に結実します。放任すると、こぼれ種で発芽するので、花茎を刈り払います。庭のスイセンノウ(1)赤花
4月に開花したハナイカダ(花筏)、その後です。5月中旬、雌木の雌花のあとには、緑の実が着きました。5月中旬、中には3個の実が着いた葉もあります。6月中旬の緑実、7日後の6月末、緑色の実が茶色から黒へと色変わりしてきました。7月上旬になると、こげ茶色から黒光りする熟果へ、7月中旬、実が熟すとヒヨドリが一部食べ始めたので、防鳥網を掛けました。7月下旬、網を外して、完熟した径8mmほどの黒熟果です。甘みがあって食べられますが、私は1粒だけであとはヒヨドリに、最後に現在の樹姿を、庭の北西、黒松と枝垂れモミジの間の樹下で、樹高・横張りともに140cm程になりました。庭植えの「ハナイカダ」(2)実
フウラン(風蘭)は日本特産のランで、樹木に生育する着生植物です。江戸時代から栽培された古典園芸植物の1つで、その品種群を富貴蘭と呼びます。小鉢にミズゴケで盛り上げて植え付けます。「猩々」(ショウジョウ)は紅花品種で、花茎が濃紅紫色で、花は弁先と距に紅をさします。7月上旬に咲き始めました。距が長く垂れ下がります。その翌日、3輪咲き揃いました。7月中旬の花、その3日後です。鉢植えのフウラン(1)「猩々」
「ハナイカダ」(花筏)はミズキ科の落葉低木で、北海道南部~九州の森林や沢筋に自生します。葉の真ん中に花や果実を着ける様子を、筏に見立てた名です。雌雄異株なので、雌木と雄木を一緒に植えました。4月中旬の雌花の蕾、4月下旬、雌花の開花です。緑色の花を葉の中央に1~3個(普通は1個)、花茎が葉の主脈と合着したもので、葉脈の基部から花の着く場所まで、主脈が太く白っぽくなっています。4月中旬、雄花の蕾、葉の中央に数個ずつ着きます。4月下旬、雄花の開花です。花後の実成りは、(2)で、庭植えの「ハナイカダ」(1)花
「ユウスゲ」(夕菅)は、本州・四国・九州で、山地の草原に自生するユリ科の多年草です。ニッコウキスゲと同様に、線形の根生葉の間から花茎を伸ばし、淡黄色(レモンイエロー)の花を咲かせます。1番の特徴は、夕方に開いて翌朝には萎みます。7月7日、最初の1輪が開きました。蕾を長く伸ばして膨らませ、夕方6時40分、花弁を開き始めました。10分後、この後、居間に移して全開した花を撮りました。夜8時頃です。撮影後、玄関外に戻して置くと翌朝8時前には、花弁を閉じていました。その後は、2本の花茎から1日1輪ずつ開花、7月中旬に咲いた花、玄関外で夕方6時40分頃です。夕方6時過ぎの開き始めた花、最後の花が開き始めた、7月18日夕方6時30分です。鉢植えの「ユウスゲ」
「ツキヌキニンドウ」(突抜忍冬)は、北米原産の半常緑つる性花木です。オレンジ色の品種を鉢植えし、挿し木した鉢と2鉢あります。1鉢は6月上旬に開花しました。和名は、対生する枝先の葉が基部で合着し、茎が葉を突き抜けているように見える事と、冬でも落葉しないスイカズラを忍冬(ニンドウ)とも呼ぶことから。2鉢目は、6月下旬に咲きました。花後に出来る赤い実も楽しみにしてましたが、今年は暑さのせいか実が着きません。参考に過去画像を、鉢植えの「ツキヌキニンドウ」
ユリの花 2023 (4)オリエンタルユリの「コンカドール」
オリエンタルユリは、日本原産の原種ユリをもとに育成された品種群で、大輪で香り高を咲かせ、草丈も大きくなります。「コンカドール」は、黄色のオリエンタルユリで、白覆輪が入ります。プランター植えで、90cm以上に伸びて、厚弁の巨大輪花で、別名イエローカサブランカともいわれます。7月上旬に開花しました。その3日後の花、7月中旬、2輪目が開きました。別の小型カメラで、時間によってはこんな花色になりました。ユリの花2023(4)オリエンタルユリの「コンカドール」
「伊那紅てまり」の花、6月上旬~中旬の様子は前回見ました。その後の変化で、こんな紅色に変わりました。6月下旬の花、茶変した装飾花のガク片もありますが、残ったガクは赤味を強めてきました。6月末です。7月中旬の花、装飾花のガク片が全て反転しました。7月下旬の花、裏返った萼片も、光の当たり方では、最後の輝きを見せました。ガクが枯れ落ちた後、両性花が実を結んでいます。以上が2023年に咲いた鉢植えのヤマアジサイの記録です。鉢植えのヤマアジサイ(11)「伊那紅てまり」(後半)
「桃花シラン」は台湾産のアマナランとシランの種間交配種です。リップ(唇弁)に黄色が入る、澄んだ淡桃色花で、花もちが良く、少し高い草丈で切り花にも向きます。6月上旬から咲き始め、中旬の花です。6月下旬に休みなく咲いた花、7月上旬、花茎の下の方から咲き上がり、最終の花になります。鉢植えの「桃花シラン」
ヤマアジサイの「伊那紅てまり」は長野県伊那谷産で、装飾花が手毬の様に丸く固まって咲きます。初めは白花で、徐々に紅花に移り咲ます。装飾花のガク片に大きな鋸歯が出るのが特徴の1つです。6月上旬の咲き始め、その5日後、6月10日、異常高温もあって、装飾花のガク片が茶変し、ガクが枯れ落ち、中心にある花が青く咲き出した花も出ました。6月中旬の花です。ほんのりと赤みが差してきました。その4日後、徐々に赤みを帯びてきましたが、真っ赤にはならないと書かれています。この株は、折れ枝を食虫植物サラセニアの鉢の水苔に刺したものが、生水苔とともに成長し樹高50cm程になりました。画像枚数が多くなったので、6月下旬~7月下旬の記録は(後半)で、鉢植えのヤマアジサイ(10)「伊那紅てまり」(前半)
筒状の花を横向きに咲かせる日本原産の鉄砲ユリ、「デリアナ」は、園芸品種で黄色のテッポウユリです。8号深鉢に植えて、草丈60cm前後です。6月下旬に開花しました。明るい黄色が輝きます。その2日後には、濃い黄色花は、クリーム色に変わってしまいました。7月上旬の花、筒状の花形が維持されず、割れてしまう難点もあるようです。ユリの花2023(3)テッポウユリの「デリアナ」
ヤマアジサイの「羽衣の舞」(ハゴロモノマイ)は高知県産で、装飾花が八重咲で白地にピンクの覆輪入る小型種です。5号鉢植えで樹高20cm余りです。鉢植えの用土が酸性のようで、覆輪がピンクでなく紫になっています。6月上旬の咲き始め、地色が黄緑色です。その4日後、6月中旬、6月下旬、本日の樹姿です。鉢植えのヤマアジサイは、本日、全ての花茎を剪定し、鉢を移動しました。鉢植えのヤマアジサイ(9)「羽衣の舞」
「夢千鳥」は、野生のウチョウランをもとに、人工交配により改良した園芸品種群です。花数が多く、長期間咲き続け、夏の暑さに強く丈夫です。もう1鉢の夢千鳥、2球から増えてきました。6月下旬の咲き始め、上と下、2タイプの花、7月上旬、最盛期の頃、7月中旬まで、南向きの玄関前で、異常な暑さの中で咲いていました。鉢植えのウチョウランの仲間(6)「夢千鳥」b
「隅田の花火」(スミダノハナビ)は、八重咲のガクアジサイで、装飾花は白色から、次第に淡青色に変わります。星形の花が四方に飛び出すように咲き、花火にたとえて名付けられました。6月中旬、装飾花の咲き始めは白~クリーム色ですが、開き切ると、淡青色の八重咲花となります。その4日後です。6月20日の樹姿です。庭の東、オオモミジの樹下に植えて、樹高1m程です。装飾花のアップと、中心部の両性花も八重咲化しています。6月下旬の花、装飾花が垂れ下がって、花の終盤です。今朝の花、まだ残っていた装飾花は淡黄緑色に変わっていました。本日、剪定作業をします。商品名「墨田の花火」と表記されてもいますが、初めに名付けて売り出した坂田種苗では「隅田の花火」です。庭植えのアジサイ(4)「隅田の花火」
ウチョウランの「夢千鳥」(ユメチドリ)は園芸種で、野生のウチョウランを交配親とした人工交配種群です。原種はウチョウラン・アワチドリ・サツマチドリ・クロカミランなどです。多くの花色変化と、暑さに強く丈夫で、長期間花を咲かせる、強健な多花性グループです。2鉢のうちの1鉢です、2球から増殖しました。従って、花色・紋様が2系統混在します。6月中旬の咲き始めです。6月下旬の花、7月上旬、たくさんの花を咲かせた終盤です。鉢植えのウチョウランの仲間(5)「夢千鳥」a
ヤマアジサイの「天の川」(アマノガワ)は四国産で、青色の装飾花は、中心部が白く絣状になる、特徴的な花です。5月下旬から咲き始めました。6月上旬、中心部の両性花も、小さな青い4弁花を開いてきました。6月10日です。6月中旬、装飾花が反転しました。7月初め、両性花は結実し、装飾花は薄墨色に変わりました。鉢植えのヤマアジサイ(8)「天の川」
日本各地の低山に自生するウチョウラン(羽蝶蘭)は、各地に特徴ある変種が存在します。「アワチドリ」は、千葉県房総半島の一部にのみ自生し、距が短く小輪花が多数咲きます。開花が遅れましたが、7月上旬に2輪だけ開花しました。その3日後の花、野生個体は絶滅危惧種ですが、交配による品種改良が進みました。下画像は人工交配によるアワチドリの園芸種で、たくさんの花が咲きました。6月下旬、咲き終えた花もありますが、蕾もたくさん着いています。ウチョウランの変種には、他にサツマチドリやクロカミランなどがありますが、開花なしです。鉢植えのウチョウランの仲間(4)「アワチドリ」
もう1株のガクアジサイです。6月中旬の咲き始め、6月下旬、装飾花は濃い青紫色です。両性花も咲き始め、白い糸覆輪の青い5弁花です。6月30日です。7月上旬、装飾花が横向きになり、更に反転して垂れ下がりました。昨日の樹姿、樹高は80cm程です。庭植えのアジサイ(3)ガクアジサイb
ウチョウランの園芸品種で、唇弁が長大化した長舌花(チョウゼツカ)です。6月中旬の咲き始めです。6月下旬の花、小鉢で増殖し、今年はたくさんの花を咲かせました。7月上旬です。鉢植えのウチョウランの仲間(3)長舌花
ガク咲きアジサイは日本に自生し、装飾花が、花の縁取りをするように咲きます。庭に以前よりあったものを2株、東庭に移植しました。6月中旬、蕾の外側に装飾花が開き始めました。花色が徐々に変化して来ます。6月下旬の花、両性花が咲き出し、青色の6弁花です。7月上旬、遅れて開花した花がありますが、両性花は実を結び、装飾花は、色褪せて横向きから下向きに垂れ下ってきました。樹高50cm余り、今朝の樹姿です。長年この庭にあって、幹が枯れこんだ時もあるのですが、株元から新枝を伸ばして復活してきました。庭植えのアジサイ(2)ガクアジサイa
ウチョウランの白花種です。6月中旬の咲き始めです。6月下旬です。7月上旬の花です。鉢植えのウチョウランの仲間(2)白花
ヤマアジサイの「白妙」(シロタエ)は、山梨県と静岡県の県境で発見されました。白花八重咲で、終盤には紅色がさしてきます。5月下旬に開花してきました。5月末の開花姿、6号鉢植えで樹高は20数cmです。6月上旬です。その3日後、花弁先に少し紅を帯びてきた花があります。6月20日です。両性花は結実せずに落ち、装飾花だけが残りました。7月初め、装飾花が反転し、花の終わりを迎えます。鉢植えのヤマアジサイ(7)「白妙」
「ウチョウラン」は小型の地生ランです。低山の岩場で、湿った岩の隙間に貯まった土や苔の中になどに自生し、花色は通常紅紫色で、唇弁に濃い斑紋と距があり、地下に小豆大から小指の頭大の球根を持ちます。野生は希少ですが、品種改良が進み園芸植物化しています。2~3号の小鉢植えで、草丈は5~10cm位です。「白紫点花」は白い花ですが、唇弁の斑紋だけが基本種と同様に出現しています。6月下旬の花、7月上旬の花です。鉢植えのウチョウランの仲間(1)白紫点花
「土佐ノ海」は高知県産で、澄んだ青色が印象的です。咲き始めは6月上旬で、装飾花の中心部に白が残ります。6月10日、両性花も咲いてきました。その3日後です。4号深鉢植えで、樹高50cm程ですが、水切れに要注意です。6月下旬、装飾花が横向きになり、反転してきました。その5日後、実を結び、花色の青が退色してきました。鉢植えのヤマアジサイ(6)「土佐ノ海」
庭の通路脇や、各種の草や木の鉢植えで、自然実生で増殖するラン科の小型多年草「ネジバナ」(捩花)、別名モジズリです。湿っていて日当たりの良い草地などに自生します。太く短い数本の根を持ち、花茎の周りに小花を螺旋状に並んで咲かせます。(ねじれた花序が名の由来)今年は、何故か睡蓮鉢で群生して咲きました。長く植え替えせず、スイレンの根茎が鉢で満杯になり、葉だけで花が咲かなくなった睡蓮鉢です。ネジバナだけを植えた鉢植えは無いのですが、自然実生で多くの鉢で芽生えて咲きました。6月中旬の花、6月下旬の花、1つの花は径5mm位、花弁がピンクで唇弁が白ですが、ピンクの濃淡は個体差があります。7月上旬の花、巻きの強い花、上が右巻き、下が左巻きでしょうか。殆んど巻かない花もあります。庭や鉢で咲いた「ネジバナ」
以前より庭植えされていた一般的なアジサイ(紫陽花)で、手まり咲きアジサイは、日本原産のガクアジサイが欧米で品種改良されたもので、装飾花が丸く固まって咲くアジサイです。庭を作り変えた時、青い花を移植したつもりですが、新たに作ったブロック塀脇で、用土も新しくなり、桃色の花が咲くようになりました。樹高は80cm程です。6月上旬の咲き始めです。6月中旬の花、(小さな紅花はスイセンノウが、実生で育ったもの)その5日後、装飾花の隙間から見える両性花は青花でした。6月下旬の花です。7月上旬、終盤の花はこんな色になりました。庭植えのアジサイ(1)手まり咲きの桃色花
食虫植物の「ハエトリソウ」は、北アメリカの温帯湿地に自生し、葉をロゼット状に出し、虫が触れると棘を付けた葉を素早く閉じて、獲物を捕食します。小鉢にミズゴケで栽培し、6月に白花を咲かせました。5月中旬、蕾を着けた花茎を2本、長く伸ばしてきました。6月10日、花が開いてきました。その時の葉、2枚貝のような形で、周辺に棘が並びます。1枚の葉が虫を捕えていました。その1週間後、6月中旬の花です。花後の7月上旬、真夏のような高温の中で、実を結ばずに、花茎先が枯れこんだようです。鉢植えの食虫植物(1)「ハエトリソウ」の花
「甘茶」(アマチャ)はヤマアジサイの変種の1つで、葉に甘味があって、葉を煎じて甘茶が作られました。お釈迦様に甘茶を注ぐ灌仏会に使用され、庭に甘茶の樹が植えられ、家庭でも飲んだ子供の頃を思い出します。6月初め、装飾花が開き始めました。4号深鉢植えで、樹高20数cmです。6月中旬の花、両性花も開きました。その6日後、6月下旬、装飾花が反転し始め、7月初め、花色が変わり、種子が稔ってきました。鉢植えのヤマアジサイ(5)「甘茶」
テッポウユリ(鉄砲百合)は、ラッパに似た筒状の花を横向きに咲かせます。「ディファレンス」という品種は、鮮やかン黄色~オレンジ色の花を咲かせます。6月下旬の蕾から、3日後に開花しました。さらに2日後です。ユリの花2023(3)テッポウユリの「ディファレンス」
ヤブデマリはスイカズラ科の落葉低木で、関東以南の林中などに自生し、基本種は白花です。「ピンクビューティー」は園芸品種で、花色が白色からピンクに変化し、赤い実を稔らせます。4号鉢植えで、幹が途中で折れて樹高は高さ10cm、横に25cm程枝張りしています。今年は1輪だけの開花でした。5月上旬の咲き始め、ガクアジサイ型の花です。その7日後、中心部の両性花も咲き出しました。5月中旬の花、両性花は小さな白い5弁花で、オシベが目立ちます。5月下旬、ガクのピンク色が、今年は薄い。6月上旬、花の終わりです。6月下旬、花後の果実は2個だけ稔り、赤くなってきました。7月初め、枝先が折れ落ちました。参考に、たくさん咲いた昨年の画像です。鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」の花と実
ラベルを失い名称不明であった2種で、過去画像を調べました。ともに花は1輪ずつの開花です。1鉢は「紅葉の舞」という品種です。6月中旬の開花で、その3日後です。もう1鉢も6月中旬の開花で、花弁が伸び切らない感じですが、「五月晴れ」という品種のようです。その翌日には花弁を閉じ始めました。鉢植えの花菖蒲1輪だけ咲いた2種
ヤマアジサイの「日向絞」(ヒュウガシボリ)は宮崎県産で、紺色地に白い絞りが入る品種です。まだ苗木で、4号鉢植えの樹高20cm程、2輪だけ開花しました。6月中旬の咲き始めです。その4日後、中心部の両性花も咲き出しました。7月初めには、装飾花が反転し、両性花は結実してきました。鉢植えのヤマアジサイ(4)「日向絞」
ヤマアジサイの「くれない」(紅)は長野県産で、装飾花が白から濃い赤に変わります。5月下旬の咲き始め、装飾花は白色で両性花は蕾です。その3日後です。6号鉢植えで樹高20~30cmです。6月上旬、赤く色付き始め、中心部の両性花も咲いてきました。6月10日には紅が色濃くなって、6月中旬、装飾花は濃い赤色となって横向きになりました。7月初め、両性花は実を結び、花の終わりを迎えています。鉢植えのヤマアジサイ(3)「くれない」
ヤマアジサイの「七段花」(シチダンカ)は、シーボルトが「日本植物誌」で紹介し、幻の花とされていましたが、1959年に神戸の六甲山で発見されました。5号鉢植えで、樹高20cm余りです。装飾花が星形の八重咲で、青紫色です。6月上旬の開花でした。その3日後、6月下旬、花の終わりです。装飾花が横向きから下向きに反転し、両性花が退化して、すでに落下し結実はしません。鉢植えのヤマアジサイ(2)「七段花」
4月上旬に満開の花を咲かせた実桃の「武井白鳳」、花後の果実の生育と収穫です。5月中旬の緑の果実、その9日後です。今年は実生りが多過ぎるので、摘果して数を減らします。6月中旬には、果実の一部が紅に色付きました。実が熟すと、鳥が毎朝食べに来るようになったので、HCで防鳥網を買って、樹を覆いました。6月下旬、1回目の収穫をしました。数日後、2回目の収穫です。7月3日、防鳥網を外して、残った桃の最終収穫です。酸味が少なく甘い自家産の桃を、毎日食すことが出来ました。庭の実桃「武井白鳳」2023(2)初夏の果実
「ロリポップ」はスカシユリの園芸種、鮮やかなバイカラーで、白と濃いピンクンの対比が鮮やかです。今年は6月中旬に、1輪だけの開花となりましたが、赤が特に鮮やかでした。参考に過去画像を、ユリの花2023(2)スカシユリの「ロリポップ」
クチナシはアカネ科の常緑低木で、東アジアに広く分布し、日本では静岡以西に自生し、樹高1~3mです。「ヒメクチナシ」(姫梔子)は小型で、樹高20~40cm程、葉は細長く花も小さめです。(別名コクチナシ)6月中旬に開花しました。5号鉢植えで、樹高25cm程です。花径4cm程の白い6弁花です。6月下旬です。花色が白から徐々に黄色に変わって、花が終わります。何故か私の鉢植えは、花後に果実が稔ったことがありません。花は香りが良いので、玄関に飾ります。鉢植えの「ヒメクチナシ」
ユリの花 2023 (1)スカシユリの「ロイヤルサンセット」
スカシユリ(透百合)は、日本の中部以北で海岸の砂礫地や崖などに自生し、花を上向きに咲かせ、花弁の付け根がやや細く、隙間が見えることが透かし百合の和名に。「ロイヤルサンセット」はオランダで改良された園芸品種で、花色が、オレンジ色と朱色のグラデーションが独特です。6月上旬、径10cm程の花を1輪開きました。その2日後、6月中旬、40cmほど伸ばした茎頂に6個の蕾を着けて、次々と開花し、その2日後の花です。ユリの花2023(1)スカシユリの「ロイヤルサンセット」
アスパラガスは地中海東部が原産で、古代ギリシャから栽培され、日本で食用に導入されたのは明治で、本格的には大正時代から栽培されたようです。ユリ科またはキジカクシ科の多年草で、一度植えれば、放任でも10年くらいは毎年収穫できます。最初に植えた苗は、13年目にほぼ全滅し、新たに別の畝に新苗を植え付けました。数株植えてあるのですが、まだ細い芽しか出ず、1株だけ太い芽が出ました。3月末の芽出しです。4月初め、2本だけ収穫し、他は株を充実させるため伸ばしました。初めに作ったアスパラの畝に、後に追加して植えた紫アスパラが1株残っていて、今までで一番多く収穫出来たので、記録に残します。4月中旬の最初の1芽です。紫色ですが、加熱すると緑色に変わります。4月下旬、2本を収穫し、1本はそのまま成長させました。5月中旬、2本収穫...家庭菜園2023(3)アスパラガス
鉢植えのヤマアジサイ、「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県で発見され、濃紺の装飾花が終盤には薄墨色に変わります。5月下旬の咲き始めは、淡青色の装飾花です。その3日後の花、6月上旬の花、6号深鉢植えで、樹高30cm位です。今年は装飾花が揃わず、不完全な花が多く着きました。装飾花が無く、両性花だけで咲いた花もありました。6月中旬、花の終盤には、装飾花が黒紫色に変わって横向きになり、さらに下向きに変わって、色は薄墨色に変わります。6月下旬、装飾花は垂れ下がり、中心部の両性花は種子を結び、花期が終わります。鉢植えのヤマアジサイ(1)「伊予の薄墨」
実桃の「武井白鳳」(タケイハクホウ)を庭植えしています。中果で外観が美しく、食味が良い早生系優良種ということで、コンパクトに栽培できるYD苗(矮性台木接ぎ木苗)を植えました。春の花は淡桃色で、たくさん咲きました。3月下旬、蕾が膨らんで、開花し始めました。4月初めの開花姿です。満開となった4月4日、樹高は2m弱です。咲き始めは淡色で、花の終盤は濃色になって、散りました。実成りと収穫は(2)で、庭の実桃「武井白鳳」2023(1)春の花
「テリハノイバラ」(照葉野茨)は、バラ科のつる性低木です。普通のノイバラよりも、葉に光沢があり、花数は少ないが大きく、径3~3.5cmの白い5弁花を咲かせます。「濃紅テリハノイバラ」は、濃色桃色タイプで通販入手しました。3号鉢植えで6月中~下旬に2輪だけ開花しました。6月上旬の蕾から、6月中旬に開花しました。6月下旬に咲いた花です。鉢植えの「濃紅テリハノイバラ」
「深山八重紫」(ミヤマヤエムラサキ)は京都府産で、ガク咲きの八重咲きです。花色は青紫~赤紫で土質によって変わります。東庭の北側、エゾムラサキツツジの隣に植えてあり、樹高30cm程で、2輪だけですが開花しました。6月初め、2輪咲き始めました。その6日後です。装飾花のガクが濃い青紫色に変わり、中心部の普通花も開いてきました。6月中旬の2輪です。7月上旬です。装飾花が変色して、横向きになり反転して花が終わります。花画像だけでしたので、今朝、全体像を撮りました。庭植えは2種だけの開花でしたが、鉢植え㋨ヤマアジサイが多く咲きましたので、順次アップします。庭のヤマアジサイ(2)「深山八重紫」
3月に開花した新潟の実梅「藤五郎梅」、初夏の実成りと収穫です。5月上旬の実成りです。5月中旬、6月中旬になると自然落果するようになり、数が少なくなった6月下旬の実成りです。6月24日、残りをすべて収穫しました。量が少ないので、梅ジュースを作っています。庭の実梅「藤五郎梅」2023(2)実成りと収穫
花菖蒲(ハナショウブ)は花弁の付け根が黄色で、アヤメのような網目模様がありません。「爪紅」(ツマベニ)は、白い花弁に鉾の先のみ薄紅に染まり、原種のノハナショウブに近い花形です。6月上旬、蕾から、初めの1輪が開きました。翌日には3輪揃って開花しました。6月中旬、初めの花が咲き終えると、2輪目が咲いてきました。花芯部の鉾先は、紅にはならず、薄紫色です。花弁を閉じて、花の終盤です。庭植えの花菖蒲は、葉だけで咲かなくなりました。鉢植えの花菖蒲「爪紅」
庭植えの新潟の実梅「藤五郎梅」(トウゴロウウメ)、今年の開花から収穫の記録です。3月中~下旬に咲いた花は、少し淡紅を帯びた白色です。3月中旬の花です。3月下旬の花です。3月末です。今年は雪で枝折れもあり、開花数が少なくなりました。実成りと収穫は(2)で、庭の実梅「藤五郎梅」2023(1)早春の花
未熟な莢食用とするキヌサヤエンドウに対して、スナップエンドウは、豆が大きく生育しても莢が柔らかく、豆と莢の両方を野菜として利用します。5月2日、マメ科の畝で、スナップは2ポット苗を植えました。ツルを伸ばして成長し、5月下旬、蕾から白花を開花させ、花弁が落ちると実が育ちます。5月末の実成りです。6月上旬の実成りと収穫例です。6月中旬の実成りと収穫例、6月下旬にはツルが萎れ、栽培が終了です。家庭菜園2023(2)エンドウ豆bスナップエンドウ
「サワラン」(沢蘭)はラン科で、別名がアサヒランです。本州中部以北の高地湿原でミズゴケの中に自生します。緑色で丸い偽球茎を持ち、20cm程の花茎を伸ばして、先に1個横向きに花を着けます。基本種は紅紫色花ですが、今年も咲いていたのは白花種です。生きたミズゴケに植えっ放しなので、容器から出て大きなミズゴケマットで毎年開花しています。6月上~中旬に開花しました。今は消えてしまいましたが、基本種の紅紫色花は、過去画像で、鉢植えの「白花サワラン」
柴犬と毎日散歩していた頃、ある公園で咲くサツキで、剪定作業後の落枝を拾って挿し木したもので、名称不明です。二重咲きの桃色花です。6月中旬、蕾から開花へ、6月下旬、5号平鉢植えで、樹高20cm余りです。玄関前で、現在も咲き続けています。鉢植えのサツキ(2)二重咲き桃色花
春に菜園を耕して、畝作りして、最初に植える苗がえんどう豆です。花がきれいなので、紅花の「キヌサヤえんどう」を1ポットだけ植えています。4月下旬、HCで買ったポット苗を植え付けました。南の自宅側から見て、マメ科の畝の1番奥がえんどう豆です。5月下旬のの花と実生りです。6月初めの収穫例、右がキヌサヤ、左がスナップです。このキヌサヤえんどうは、ツル長長く伸びないタイプなので、早期に収穫が終わりました。家庭菜園2023(1)エンドウ豆aキヌサヤ
小鉢植えのサツキで、「緋梅」(ヒバイ)という品種です。緋赤色・白色などの単色と、玉斑入りの桃色花や、車咲き咲きなどの変化を楽しめます。6月上旬、挿し木した鉢が先に開花しました。元鉢が6月中旬に開花です。その3日後です。鉢植えのサツキ(1)「緋梅」
クレマチスはキンポウゲ科のつる性多年草です。「白万重」(シロマンエ)は花弁数が多く、四季咲きです。5月下旬、蕾が開き始めました。咲き始めは淡いグリーンです。6月上旬、6月中旬、6月下旬の花、花色がクリーム色に変わって来ました。1輪が長く咲き続けます。鉢植えのクレマチス「白万重」
庭に以前より植えられていた白花のサツキで、品種名は不明です。1株ですが大株で、花も大輪ですが、開花は少し遅れました。6月上旬の咲き始め、6月中旬の花、まだ蕾がありますが、咲き終えた花が茶変して、6月下旬まで咲き続けますが、花ガラ摘みをしないと美しくありません。庭のサツキ(2)白花種
「白馬アサヅキ」はユリ科ネギ属で、北アルプスの白馬岳に多く自生する高山性山野草です。4号深鉢植えで、草丈10cm程です。5月中旬の蕾です。その3日後、蕾がほころび始め、5月下旬、開花しました。6月上旬の花です。鉢植えの「白馬アサヅキ」
サツキ(皐月)はツツジ科で、山奥の岩肌などに自生し、盆栽に利用されています。他のツツジに比べ1か月ほど遅い開花で、旧暦の5月(皐月)に咲き揃うことから名付けられました。庭を作り変えた時に植えた品種が、「大盃」(オオサカズキ)です。5月下旬玄関前のハナミズキの樹下で咲き出しました。6月初めです。池の東南側岩組の間で、ヤマアジサイ黒姫と一緒に、池の北東、岩の間で、6月初めとその3日後です。池の西で、6月上旬、6月中旬には、咲き終えた花ガラ摘みをしました。庭のサツキ(1)「大盃」
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花が黄色で、葉がスゲに似ているため、地名を付けてニッコウキスゲ(日光黄菅)と呼ばれる場合が多いが、日本各地に自生分布し、ゼンテイカ(禅庭花)と呼ばれるユリ科キスゲ亜科の多年草です。東庭の、木瓜・サツキとイトススキの間に植えてあり、今年も2本の花茎を伸ばして、咲きました。5月中旬、蕾から開花へ、5月下旬の花、6月上旬の花です。まだ蕾が1つ残っていたと思ったら、花後の果実でした。花後に花茎を切除するのを忘れていました。黒い種子が採れたので、蒔いてみようと思います。庭の「ニッコウキスゲ」
「京鹿子」(キョウガノコ)は、バラ科の多年草で、現在は自生が見られないそうです。初夏に咲く花姿が、京染の鹿の子絞りに似ていることから名付けられました。草丈は数10センチで、花色は赤・ピンク・白などがあり、小さな花が集まって咲きます。大きな葉は、モミジのような切れ込みがあります。桃色種を自宅南東隅に植えました。東に斑入りススキ、南は西洋シャクナゲに囲まれ、朝晩わずかに日が当たるだけの場所ですが、毎年開花しています。5月中旬の蕾から、6月2日、咲き始めました。6月5日、咲き進み、6月8日、満開となりました。花後の6月下旬、緑の実を着けてきました。庭の「京鹿子」
「口紅シラン」は、リップの先端を、ほんのりと桃色に染めた花です。5月下旬、花茎を30センチほど伸ばし、先につけた蕾から、開花しました。6月上旬の花です。鉢植えのシラン(2)口紅シラン
「シロウマアサズキ」(白馬浅葱)は、ヒガンバナ科の多年草で、本州の中部以北~北海道で、高山帯の砂礫地や草地に自生し、小型で、白馬岳に多いという。5月下旬の花、6月上旬の花です。鉢植えの「シロウマアサズキ」
「シラン」(紫蘭)は、ラン科の多年草で、日本・台湾・中国で、日向の草原などに自生します。地下に扁平な球状の偽球茎を連ね、茎葉を伸ばして先端に花を咲かせます。a、一般的な紅紫色花です。5月下旬に開花しました。6月上旬の花、b、白花種もあり、6月上旬の花です。鉢植えのシラン(1)紅紫色と白花
「フレンチラベンダー」は、シソ科で、原産地は地中海沿岸です。ウサギの耳のような花が特徴で、暑さに強く育てやすいです。5月下旬の花です。花穂の先端につく、紫色の4枚は、花穂を守るために葉が変異した苞葉(ほうよう)です。鉢植えの「フレンチラベンダー」
サツキ(皐月)はツツジ科で、他のツツジに比べて開花が1か月ほど遅く、旧暦5月(皐月)の頃に咲き揃うところから名が付いた。花も葉も樹高も小さめです。a、紅花は「大盃」という品種です。庭を造り変えたとき、池周りの岩組の間に4株新たに植えました。6月上旬から咲きました。6月中旬、満開となった花、b、白花は、1株だけ以前より庭にあったもので名称不明です。東庭でボケの木陰となって、花着きが少しでした。6月中旬の花です。庭のサツキ紅花と白花
耕すことがない菜園の周りで、イチゴ(苺)が大豊作でした。元はHCで購入したイチゴ苗をプランターに植えたものが、脱出し、菜園周りで雑草と競って増殖しています。4月下旬の花、5月中旬の実成り、5月下旬、赤く色づき、熟した実が出始めました。5月21日、初収穫です。5日後の5月26日、実が熟してくると野鳥が食べに来るので、防鳥網をかけました。2日にわたり1羽ずつ、ムクドリが網に絡まり、網を切って救出しました。5月30日の収穫例、6月上旬、次々と赤熟して、収穫が続きました。近くの空き地でも、菜園と果樹(柿)との境界で、雑草(スギナ)の中で育ったイチゴが、一緒に収穫しました。収穫した大量のイチゴが冷蔵庫に収められ、ジャムに加工して、毎日食しています。庭でイチゴを収穫
紅花のヤマボウシ、「紅富士」(ベニフジ)です。「サトミ」に比べて苞や葉が細長いのが特徴で、樹幹を覆うように咲く多花性です。5月上旬、咲き初めの花、5月中旬、5月11日、5月18日、苞全体が赤く染まってきました。5月下旬、5月23日、玄関前から見て、5月26日、南東側車道から見て、左が紅富士、右背後にサトミ、さらに背後に赤松です。4枚の苞の中心に、球状に花蕾が集まっています。開花画像は過去画ですが、5月28日、6月上旬、花後の果実、多くが異常な高温続きの中で、落果していますが、残っている実の現在です。(9月には赤く熟します)庭のヤマボウシ「紅富士」
クジャクサボテンは、中南米原産で、大型の森林性サボテンの園芸品種群です。植え替えをしてないので、今年咲いのは1鉢だけになりました。黄色い大輪花を咲かせる「チバラブリードーン」です。5月27日、蕾を大きく膨らませ、6月7日、花茎を横に伸ばして、6月13日、開花しました。鉢植えのクジャクサボテン「チバラブリードーン」
ヤマボウシ(山法師)は、ミズキ科の落葉高木で、山地の谷筋などに自生します。花弁のように見えるのは総苞片4枚で、基本種の白花が、頭巾をかぶった法師のように見えると名付けられた。東側車道から玄関前通路に入ると、北側に「サトミ」、南側に「紅富士」の紅花ヤマボウシを植えました。「サトミ」は紅色の丸弁花です。5月上旬の咲き始め、苞が上に伸びています。5月18日、苞が横に開きました。5月26日、その2日後、花の中心部には、小さな花が球状に集合し開花しています。(今年撮り忘れたので、過去画像です)6月上旬、6月中旬には花が落ち、昨日6月23日、花後の果実です。異常高温と晴天が続く中で、花後の果実も多くが落果しています。庭のヤマボウシ(1)「サトミ」
「ブルーデージー」はキク科の多年草で、原産地は熱帯および南アフリカです。細い花茎をたくさん伸ばして、先端に1個ずつ青い花を咲かせます。5月中旬の花、5月下旬の花、花後の姿、昨日の画像です。鉢植えの「ブルーデージー」
早春に開花した「ジューンベリー」、初夏には果実を稔らせます。6月7日の果実、緑色から赤色に、この後、果実が黒紫色に熟してくると、早朝にヒヨドリがやってきて食べられてしまいました。わずかに残ったに未熟果に、網袋をかぶせました。6月19日、黒紫色になった塾果、径1~1、5cm程の果実は、甘酸っぱい味で、多く収穫できればジャムなどに加工できます。鉢植えの「ジューンベリー」(2)初夏の果実
「ジューンベリー」は、北米原産で、バラ科の落葉低木です。早春に白花を咲かせ、初夏に果実を熟させ、秋に紅葉します。4月下旬、蕾から開花へ、径1.5cm程の白い5弁花が、展葉する前に全開しました。鉢植えの「ジューンベリー」(1)早春の花
品種名が分からなくなった、4種の芝桜d~gです。4月中旬~5月中旬に撮りました。d、e、f、g、庭の芝桜(2)4種
芝桜(シバザクラ)は、北米原産でハナシノブ科の多年草です。自宅南で果樹・花木と菜園との間、後に東庭の踏み石の周りに苗を植えました。a、「多摩の流れ」は、白地にピンクのストライプが入る花です。近年、他の草に追われてしまいました。b、「ブルーアイ」、紫の花弁で中心部が青い花、c、「オータムローズ」は、ピンクの花です。庭の芝桜(1)3種
ヤマツツジ(山ツツジ)は、北海道~九州に広く分布し、日本の野生ツツジの代表種です。径4cmほどの朱色の花は、漏斗形で先が5つに裂け、上の裂片(上弁)には濃い斑点があります。5本のオシベは先が上に曲がります。以前から庭にあったものを、改築して庭を作り変えた時、庭の南端、塀際で、灯篭の脇に植えました。樹高1m余りで、年数経ていますが大きくはなりません。5月上旬、咲き始めました。5月中旬、その3日後の5月18日、5月下旬、その5日後の5月31日、現在も蕾が残り、ぽつぽつと咲いています。庭のツツジ(10)ヤマツツジ
オオヤマレンゲ(大山蓮華)は、モクレン科の落葉低木で、本州中部以西、四国、九州の高地などに自生します。観賞用に販売されるのは朝鮮に自生する「オオバオオヤマレンゲ」(大葉大山蓮華)です。径8~10cm位の白い花を、うつむき加減に咲かせます。花の中心にメシベ、囲むように赤いオシベが目立ちます。(日本の自生種のオシベは黄色です。)玄関前左手前で、菜園コーナーとの境に苗木を植え、樹高3m程です。5月1日の花蕾、5月中旬、蕾が膨らんで、開花へ、5月下旬、開花中の樹姿と花です。庭の「オオバオオヤマレンゲ」
「モッコウバラ」(木香薔薇)は、中国原産の常緑ツル性低木です。一季咲きのツルバラで、棘がなく、病害虫も殆んど無いので扱いやすい。基本種は白花一重咲きですが、八重咲の黄花種と白花種の2鉢を持っています。a、八重咲黄花種5月9日、咲き始め、5月10日、5月13日、b、白花八重咲のラベル付きで市内HCで購入したものですが・・・、黄花種であった?5月16日、初めは白っぽい花でしたが、5月27日には、こんな花色に、鉢植えの「モッコウバラ」2鉢
ツツジのミヤマキリシマ(深山霧島)は、九州各地の高山に自生する小型のツツジです。鉢植えで、今年咲いたのは、「紅小町」という品種だけでした。5月中旬に咲いた、濃い紅色の花です。5月11日、開花しました。5月16日の花です。白花や、咲き分け品種の鉢もあるのですが、今年は開花無しでした。鉢植のミヤマキリシマツツジ「紅小町」
品種名不明ですが、二重咲きのサツキです。かつて柴犬と廻った公園で、花後に剪定した落ち枝を拾って挿し木したもので、2鉢あります。6月上旬から咲き出しました。6月中旬の花、6月20日の花、6月下旬の花、現在も咲き続いています。鉢植えのサツキ(3)品種不明の二重咲き
「サワラン」(沢蘭)は別名アサヒランで、鮮やかな紅紫色の花を咲かせます。本州中部以北の高地湿原で、ミズゴケの中に自生します。栽培していた基本種は、いつの間にか消えたので、過去画像を1枚、今年も咲いたのは「白花サワラン」です。6月上旬の開花です。生きたミズゴケで鉢植えし、増殖したミズゴケのマットの中で、緑色の偽球茎から、一枚葉と20cm前後の花茎を直立させて、6月中旬の花あっぷです。鉢植えの「サワラン」
「バイカウツギ」(梅花空木)はアジサイ科の落葉低木で、本州の東北南部から四国、九州に分布します。茎が中空となっていて、径4cm程の白花を咲かせます。5月下旬から咲き出しました。基本種は4弁花のようですが、「バイカウツギ・スノー」という品種で、5弁花です。5月末の花、6月上旬、咲き遅れた1輪も開花して、花は長持ちし、6月末まで咲きました。鉢植えの「バイカウツギ・スノー」
「緋梅」(ヒバイ)は、玉斑入りの花柄と、車咲きの花形に特色があります。6月上旬の咲き始めです。緋赤色の単色に近い花から咲き出しました。6月中旬、玉斑入りの花が咲き出し、次々と咲いてきました。反対側から見ると、6月下旬の花、現在も名残り花が咲いています。鉢植えのサツキ(2)「緋梅」
「ムシトリナデシコ」(虫取り撫子)はナデシコ科の越年草です。ヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用に移入され、野生化した帰化植物です。30~60cmの茎上部に、花径1cm程の濃いピンクの5弁花が咲き、花の下方の茎に、茶色く粘液を分泌する部分があります。柴犬と散歩していた頃、道路脇に咲いていたので、種を採取し庭の通路脇に蒔きました。多年草ではないので、年々自然実生で移動し、いつの間にか消えました。近くの住宅跡地を、果樹と菜園に利用していますが、その菜園脇で隣家との境界に毎年開花しています。6月下旬の画像です。花は現在も、名残り花が咲いています。蟻が粘着した部分をアップして見ます。虫が付着しても、栄養として吸収することは無く食虫植物ではありません。授粉の手助けにならないものを、花から遠ざけるためでしょうか。空き地の「ムシトリナデシコ」
「鹿山」(カザン)は大盃の枝変わりで生まれた品種です。小鉢植えで、1輪だけ開花しました。開花しない年もあるので、記録としてアップします。6月上旬の1輪です。それも少し貧弱でした。葉が厚く角張った感じも鹿山の特徴です。過去画像を1枚、鉢植えのサツキ(1)「鹿山」
「京鹿子」(キョウガノコ)は、バラ科シモツケソウ属の多年草です。日本原産とされますが、自生は見られず、栽培されてきました。小さな花を密集させて咲く様子が、京都で染めた鹿の子絞りに似ていることから名付けられました。自宅南東側、ハナミズキとシャクナゲの背後で、シマススキの脇に苗を植えました。50cm程花茎を伸ばして、5月下旬の開花です。深い切れ込みの入った大きな緑葉は、径13~16cmです。花をアップして見ます。花径6~7mmで、紅色5弁の小花は、たくさんのオシベが目立ちます。6月初めの花、その4日後、更に4日後の6月9日、咲き終えた花が多くなりました。花後の6月下旬です。緑色で小さな果実が出来ています。庭の「京鹿子」
ミヤマキリシマツツジの園芸種で、「ミヤマ満月」です。挿し木したので2鉢で咲きました。白地に赤紫の覆輪が入る花です。5月中旬から開花しました。その3日後、5月下旬の花、5月末の花です。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(3)「ミヤマ満月」
東庭の空いている所にも3種ほど植えていますが、HCで購入した苗で、品種名は不明です。①ピンク系、②赤紫系、③赤系、庭の芝桜(2)東庭の3種
「白妙」(シロタエ)はミヤマキリシマの白花品種です。5月中旬の開花でした。その3日後、さらに3日後、花数は少しでしたが、まだ蕾があり、5月末まで咲きました。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(2)「白妙」
芝桜(シバザクラ)は、ハナシノブ科の多年草で北米原産、芝生状に密生して、桜型の花を咲かせます。自宅の南側、菜園コーナーとの間に果樹を植え、その下草として植えた芝桜で、4月~5月に咲いた花です。「ブルーアイ」という品種です。リンゴや梅などの果樹が大きくなったり、他の草が生えてくると、ブロックを越えて日当たりの良い菜園に移動してきます。「オータムローズ」という品種、(撮影時間により色が少し違って、)縮小した2種、「スカーレットフレーム」と、「多摩の流れ」です。庭の芝桜(1)果樹下の4種
ミヤマキリシマツツジ(深山霧島ツツジ)は、九州各地の高山に自生する1m程の低木です。枝先に紫紅色の花を、5~6月に咲かせます。小鉢植えの園芸種3鉢が開花しました。樹高は10cm前後です。「藤懸」(フジカケ)は、花色が藤色の品種です。5月初め、大きな蕾から、咲き出しました。その3日後、さらに3日後、5月中旬に咲いた花です。葉が小さいので、花を大きく感じます。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(1)「藤懸」
「ツキヌキニンドウ」(突抜忍冬)はスイカズラ科で、北米原産の半常緑つる性花木です。長さ4~5cmの紅色の筒状花を輪生して咲かせ、先が5裂して開き、5本のオシベと1本のメシベを持ちます。5月上旬、咲き始めました。花序のすぐ下の葉だけ基部が合着し、茎が葉を突き抜けているように見えます。その3日後、咲き揃いました。5月中旬の花、花後に径8mmほどの赤い果実が出来る年がありますが、今年はできないので、過去画像を参考に、鉢植えの「ツキヌキニンドウ」
「シャスタデージー」はキク科の常緑多年草で、フランス菊と日本のハマギクを交配して、アメリカで作出された園芸種です。舌状花は白、中心部の筒状化は黄色で対比が美しい。①自宅周りの通路脇で、5月中旬です。②近くの住宅跡地で、果樹と菜園の境に、移植したものが、南側が駐車場西側が車道で、日当たりが良く、繁茂しました。アメリカ、カリフォルニア州のシャスタ山の雪の如く(花名)、一斉に開花しました。5月下旬の画像です。この西側で、ニンニク、ジャガイモ、サツマイモを栽培しています。庭の「シャスタデージー」
品種名は不明ですが、以前より庭にあるサツキの白花種です。東庭の赤松の南側で、5月上旬より開花し、5月下旬の花、6月上旬の花、6月中旬の花、樹の下方で少し遅れて咲きました。庭のサツキ(2)白花種
日本に自生するシランの基本種は紅紫色花ですが、「青花シラン」はその選抜品種です。5月下旬の蕾から、開花へ、その3日後の花、6月上旬の花、その6日後、6月中旬の花です。鉢植えの「青花シラン」
サツキ(皐月)はツツジ科の落葉低木で、関東以西の山中に自生し、他のツツジに比べて1か月ほど遅い開花です。旧暦の5月(皐月)頃に一斉に咲き揃うことから名付けられました。「大盃」(オオサカズキ)は一重中輪の園芸種で、古くから栽培される代表品種です。池周りと、玄関手前のハナミズキの樹下に植えました。5月中旬から咲き始め、①5月下旬の花、庭の北東にある池の南側です。②少し遅れて池の北側で、5月下旬、6月上旬の花です。③ハナミズキの樹下で、5月下旬~6月上旬の花です。庭のサツキ(1)「大盃」
一緒に植えた白花シランは、咲かなかったのですが、「口紅シラン」は咲きました。唇弁の先がピンクに染まる花です。5月中旬の咲き始め、その3日後の花、更に4日後の5月下旬の花、まだ花茎の先に蕾を着けて、その8日後の5月末日、紅紫色の基本種と一緒に6月上旬まで咲いていました。プランター植えの「シラン」(2)口紅シラン
「シラン」(紫蘭)はラン科の多年草で、日本・台湾・中国が原産地で、関東以西の日向の草原に自生します。プランターに、紅紫色の基本種と、白花種・口紅種の3種を植えました。地下に球状で緑色の偽球茎を持ちます。基本種の紅紫色花です。5月中旬の花、5月下旬の花、8日後の5月末日、口紅シランと一緒に、プランター植えの「シラン」(1)基本種
紅花ヤマボウシの「紅富士」(ベニフジ)も園芸品種で、富士山中で採取した種子を実生し、選別を繰り返して作出したそうです。「サトミ」に比べて、葉や苞が細長く、晩秋の紅葉も違います。今年は異常に開花数が少しでした。5月中旬の咲き始めです。5月下旬の開花姿です。花弁に見える苞の中心に丸い蕾の集合体があり、(その開花の様子は昨年の5月末の画像で)花が終わった6月上旬、6月中旬、小さな果実の集合果ができ、この後、花弁に見える苞が散り落ちます。下は昨年の画像で、例年たくさんの開花でした。今年は春から異常高温が続いているので、来年の開花も心配です。庭のヤマボウシ(2)「紅富士」