「桜玄海ツツジ」(サクラゲンカイツツジ)は、玄海灘に接する地域に自生し、ピンクの花を咲かせる小型種で、早咲きのツツジです。4月10日、蕾から開花です。その3日後、その後の花、4月中旬です。現在は、庭のツツジも咲いてきました。鉢植えのツツジ(1)「桜玄海ツツジ」
小型の球根性野生ラン「イワチドリ」(岩千鳥)は、本州中部以西と四国に分布し、渓谷の湿った岩の割れ目などに自生します。今年は不調で、葉だけと思っていたら、遅れて6月下旬に1輪だけ花を咲かせました。しかし、花茎も短く、花形も変形したものでした。そこで参考に、同じ鉢の昨年の花を、(右に白花種も1株入っています)ついでに昨年のコアニチドリの花は、イワチドリとコアニチドリの交配種がエノモトチドリで、昨年の花は下画像で開花数が多かった。鉢植えの「イワチドリ」
花後のジューンベリーの果実です。5月初めの緑の果実、5月末には、径1cm程になって赤く色づく果実が出てきました。6月初め、熟すと赤から黒く色変わりします。果実は生食やジャムに加工できますが、量が少ないので放置したら、アッという間に鳥に食べられました。秋には紅葉します。昨年10月末の画像です。鉢植えの「ジューンベリー」(2)果実
「ジューンベリー」バラ科の落葉低木で、北米原産です。早春の花、初夏の果実、秋の紅葉と楽しめます。4月上旬から白い5弁花咲かせました。7号深鉢植えで、樹高140cm程です。4月10日頃に撮りました。白花のクローズアップ、実成りは(2)で、鉢植えの「ジューンベリー」(1)白花
「シャスターデージー」はキク科の常緑多年草です。フランスギクと日本のハマギクを交配した園芸種で、アメリカ合衆国で作出されました。カリフォルニアのシャスタ山の雪にたとえた名です。5月下旬、自宅周辺に踏み石周りで、庭の東南、ブロック塀脇で、6月上旬、終盤の花をクローズアップで、マーガレットに似た花で、舌状花は白く、中心部の管状花が黄色です。庭の「シャスターデージー」
「バイカウツギ」(梅花空木)はアジサイ科の落葉低木で、東北南部~四国・九州に分布します。茎が中空で、白い4弁花を咲かせ、5号鉢植えで樹高90cm程です。5月中旬の蕾です。5月下旬に開花しました。5月末の花です。鉢植えの「バイカウツギ」
「キョウガノコ」(京鹿子)は、バラ科の半常緑多年草で、日本原産ですが自生が見られず、園芸種と思われます。名は、京染の鹿の子絞りに似ていることから、自宅南東隅に苗を植えましたが、ナンテン・ススキ・シャクナゲに囲まれた場所です。南の西洋シャクナゲが大きく成長したため、日照が極めて少なくなりましたが、今年もどうにか2本の花茎を伸ばして、開花しました。ピンクの花穂と掌状の葉が、和の趣を見せ、茶花にも利用されます。5月末の開花姿、午後の短時間の陽を受けて、シマススキをバックに撮りました。6月初め、明るい緑色の葉と、小さな蕾が開いたピンクの花をアップで、6月上旬、朝陽を受けて、花の終盤です。庭の「キョウガノコ」
ユキノシタ科のヤマアジサイは、福島県以西の本州~九州に分布する落葉低木です。アジサイに比べて葉は薄く細長く小型で、地域による花色花形の変異が多くあります。「黒姫」(クロヒメ)は、花色が濃い青紫色で、早咲きの品種です。庭のオオモミジの樹下に植えて、樹高は80cm位です。5月下旬から咲きました。咲き始めの装飾花(4枚の花弁状のガク)はこんな色で、やがて濃い青紫色に変わっていきます。中心部にある多数の両性花(オシベ・メシベをもった普通花)はまだ蕾のままです。5月末です。中心部の両性花が咲き始めます。6月上旬です。周りでサツキが咲いてきて、装飾花が色褪せてきました。6月中旬の花です。庭のヤマアジサイ(1)「黒姫」
自宅から少し離れた住宅跡地が雑草に困り、果樹を植え菜園に利用しています。菜園と果樹地の境に自宅庭のイチゴ苗を移植したものです。自宅菜園周りのイチゴより遅れて、雑草の中に赤いイチゴが見えてきました。カラスとムクドリが多く来る所ですが、スギナなどの雑草に守られての実成りです。繫茂するスギナを少しかたずけて、撮りました。6月3日、1回の収穫です。生では食べず、すべてジャムに加工しました。放任イチゴの収穫(2)空き地の雑草の中で、
玄関前通路の南側には、紅花ヤマボウシ「紅富士」を植えました。富士山中で採取した種子で、実生選別を繰り返して作出したそうです。「サトミ」に比べて苞や葉が細長い特徴があり、樹幹を覆うように咲く多花性です。5月上旬、開花してきました。咲き始めの苞の色は、黄緑色が残ります。5月中旬、その4日後、5月下旬の花姿です。花弁に見えるのは4枚の総苞片で、その中心に花蕾があります。本来の花が開いてきます。黄緑色の小さな4弁花です。6月中旬です。苞を散らし、花弁も散らして、小さな集合果が残りました。秋の紅葉も、「サトミ」とは違った趣になります。庭の紅花ヤマボウシ(2)「紅富士」
元はHCで買ったイチゴ苗をプランターで育てたものですが、病害虫や鳥に食われて収穫出来ず、ツルを伸ばして、勝手に庭に出て世代交代してきました。自宅敷地では、菜園周りの雑草の中で開花し実を着けました。4月上旬の花、5月中旬の実成り、5月下旬の実成り、収穫例です。まとめて後日、ジャムに加工しています。放任イチゴの収穫(1)自宅菜園の周辺で、
小型球根性野生ランの「コアニチドリ」(小阿仁千鳥)は、花や草体が極めて小さく、亜高山の湿地や湿った岩場に育ち、北海道~北関東・北陸・北関東に分布します。(小阿仁は最初の発見地の地名です)エノモトチドリ(6月20日にブログアップ済)の交配親で、花形が似ています。5月下旬の開花でした。5月末の花、花後の6月10日、種子とは別に花茎にムカゴが着きます。鉢植えの「コアニチドリ」
「ヤマボウシ」(山法師)はミズキ科の落葉高木です。花は淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に総苞片(葉の変形)が4枚あって、花弁のように見えます。中央の花穂を坊主頭に、普通は白い苞片を白頭巾に見立て、比叡山延暦寺の山法師になぞらえた命名です。庭に植えたヤマボウシは紅花種で、玄関前通路の両側に植えました。北側に植えたのが、「サトミ」(里美)という紅花品種です。赤い苞や葉が丸みを帯びていて、着花数が少ないようです。5月初めの開花でした。その5日後、4枚の苞片の中心に花蕾があります。5月中旬の花です。5月下旬です。本来の花が咲きました。小さな淡黄色の4弁花が次々に開きました。6月中旬、花後の若い果実です。庭の「サトミ」の場合、熟す前にほとんど落果してしまい、夏から紅葉してきます。庭の紅花ヤマボウシ(1)「サトミ」
シランの青花種「ブルーシラン」です。5月上旬の蕾、5月中旬、開花し始めました。5月20日の花、5月下旬、今年はたくさんの花が咲きました。6月上旬まで咲いていました。シランの花(2)鉢植えの「ブルーシラン」
「モッコウバラ」(木香薔薇)は中国原産の常緑低木、一季咲きのツルバラで、病害虫も殆どなく強健です。庭のどこに植えようか思案中で、未だ鉢植えのまま、棘が無く、扱いやすいバラです。黄花の八重咲種です。5月上旬に開花しました。その5日後です。5月中旬の花、白花の八重咲種もあるのですが、今年の花は2輪だけでした。鉢植えの「モッコウバラ」
「シラン」(紫蘭)は日向の草原などに自生する地生ランで、地下に丸く扁平な偽球茎を持ち、日本・台湾・中国が原産地です。プランターに植えた2種が増殖しています。花径30~40cmの先に、数個の花を咲かせます。a.基本色の紅紫色花で、葉の縁に白斑がはいる斑入り葉品種です。5月中旬の花、5月下旬の花、6月上旬の花です。b.次の「口紅シラン」は、白花で、唇弁の先にだけ紅紫色が残ります。5月下旬の花、6月初めの花です。シランの花(1)プランターの2種
オオヤマレンゲ(大山蓮華)はモクレン科の落葉低木で、関東~九州の山地の林内に自生します。観賞用に販売されるのは、「オオバオオヤマレンゲ」(大葉大山蓮華)で、中国東北部と朝鮮半島に分布する近縁種です。玄関前西側に苗木を植え、2m程に成長しました。径数cmの白花を下向きに咲かせ、花の中心に紅色のオシベが目立ちます。4月10日、蕾が見えてきました。5月初め、開花前の蕾です。5月中旬の花です。5月20日の花、花弁数には差があり、下画像は多弁花です。5月下旬の花、5月末です。まだ蕾があって、6月上旬まで咲きました。庭の「オオバオオヤマレンゲ」
「深山の満月」(ミヤマノマンゲツ)は交配種で、白地に赤紫の覆輪が入る花です。5月中旬に咲き始めました。その5日後です。5月20日、満開の花です。5月下旬の花です。「白妙」という白花品種もあるのですが、蕾なしでした。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(2)「深山の満月」
「エノモトチドリ」(榎本千鳥)榎本氏作出の園芸種です。小型の球根性野生ラン2種の交配種で、花形はコアニチドリに、花色と葉や茎はイワチドリに似ています。5月中旬、10cm程の花茎先で、2輪が開花しました。5月20日、3輪目も開花、5月25日の開花姿です。5月31日、初めに咲いた花が枯れ、2輪目も変色し始め、間もなく花を終えました。鉢植えの「エノモトチドリ」
ミヤマキリシマツツジの「紅小町」(ベニコマチ)は、濃い紅色の花を咲かせます。5月上旬、蕾から開花へ、その5日後、高山植物なので、丈低く横に張り、枝が細かく密生し、葉も小さい。5月中旬の花です。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(2)「紅小町」
鉢植えの「ミヤマキリシマツツジ」(深山霧島ツツジ)は、九州各地の高山に自生し、樹高1m程の低木です。園芸種4種を鉢植えしていますが、3種が開花しました。小鉢栽培ができ、小さく可憐なツツジです。「藤懸」(フジカケ)は、藤色の花です。5月初め、小さな木姿の割に大きな蕾を着けました。藤色の花が開花しました。5月9日の花、まだ蕾があって、5月中旬に満開となったのですが、以後の画像がありません。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(1)「藤懸」
アッツ桜(別名ロードヒポキシス)は小鉢でも楽しめ、地下に径1cmほどの小さな球茎を持ち、草丈数cm~10cm程です。「ルビーの輝き」は、濃い赤色(ルビー色)の小輪花です。5月中旬に咲いた花です。花弁数の多い変化咲きのようです。1週間後の5月下旬、6月初め、遅れて一斉に咲いてきました。6月10日の開花姿です。鉢植えの「アッツザクラ」(3)「ルビーの輝き」
落葉性低木ツツジの「箱根ツリガネツツジ」は日本固有種で、分布が限定され、丹沢・箱根・富士山麓などに自生します。枝先に、釣鐘状の紅紫色花4~5輪位を束状に咲かせます。5号鉢植えで、樹高は30cm程です。4月下旬の蕾、5日後の4月末、一部開花し始めです。満開となった5月上~中旬です。鉢植えの「箱根ツリガネツツジ」
山地の草原に自生するユリ科の「ニッコウキスゲ」(日光黄菅)は、日光地方に多いが、別名ゼンテイカ(禅庭花)で、日本各地に見られるようです。東庭の花木ボケとツツジの間で、毎年開花しています。数10cmの花茎を2本上げて、5月初めから咲き始めました。5月中旬に咲いた花、花径7cm程の黄橙色の花は1日花です。5月下旬に咲いた花です。庭の南、シモクレンとモミジの樹下にも植えたのですが、日照不足か?葉だけで開花しません。庭の「ニッコウキスゲ」
同じモクレン科のホオノキとオオヤマレンゲの自然交雑とされる、「受け咲きオオヤマレンゲ」です。葉はオオヤマレンゲよりも大きくホオノキより小さくて、幅10cm、長さ15cm程です。2輪目の花は20日ほど遅れて咲きました。5月23日、開花前の蕾、5月24日、花弁を開き始め、5月25日夕方です。朝は花弁を閉じて午後に開きました。5月26日、夕方、5月27日は、朝から開いたままでした。5月28日、花弁が茶変して、花の終わりを迎えました。鉢植えの「受け咲きオオヤマレンゲ」ー2
南アフリカ原産の球根植物アッツザクラは、別名をロードヒポキシスとも呼びます。この桃色花は、購入した山野草鉢の添え草で、品種名不明です。本体が枯れて、この添え草だけが毎年開花し続けています。5月上旬に初めの1輪が開花、5月下旬に2輪目が咲きました。基本は6弁花ですが、オシベが花弁花しています。鉢植えの「アッツザクラ」(2)桃色花
大きな花が上向きに咲く、「受け咲きオオヤマレンゲ」です。同じモクレン科のホウノキとオオヤマレンゲとの交雑種といわれています。数年まえに苗木を育成中に途中で枝枯れしてしまい、7号深鉢植えで、樹高は40cmしかなく、今年初めて2個の花を咲かせました。最初に咲いた花、左端に2つ目の蕾があります。3月末、今年初めて見た蕾です。4月末の蕾、蕾にピンクが入るのが特徴に1つ。5月初め、蕾が丸く膨らんで、翌日5月3日、花弁を開き始めた午後4時30分です。夕方6時40分、全開しました。白い花弁数は8枚で、中央にメシベの集合体、その基部にオシベが密生します。翌5月4日、昼過ぎから花弁を開き、夕方5時です。5月5日朝、全開したままです。5月6日、午後4時頃、花弁が薄茶色に変色してきました。その3日後の5月8日夕方です。初めて見...鉢植えの「受け咲きオオヤマレンゲ」
東庭の空いているところにも、市内のHCで買ったポット苗を植えました。近年入手した「オータムローズ」という品種です。以下の3種は品種名が分かりません。名称不明A名称不明B名称不明C過湿でなく、乾燥した所を好み、匍匐して根を張り、増殖しています。庭の芝桜(2)東庭の4種
玄関前通路脇で、自然実生で育ったツツジが3種あります。コンクリート通路の北側の際で、紅花のツツジが大きく育ってしまいました。樹の右下には、色違い(オレンジ色)で別の実生も育ってきました。大きくなった紅花種、ヤマボウシの樹下ですが1日中日が当たるので、花着きが頗る良い。東側から見ると、下部にオレンジ色の花を咲かせる樹が後で育ってきました。通路南側で育った実生株は紅紫色の花でした。常緑のラカンマキの樹下なので、昨年、東庭の塀際に移植しましたが、撮影条件が悪く、花は多く咲きましたが、画像は1枚だけでした。ツツジは庭植えも鉢植えも、花後に子房も一緒に摘み取ります。庭に無い実生の樹もあり、鳥が運んできた庭のツツジ(10)自然実生の3種
「芝桜」(シバザクラ)は、ハナシノブ科の多年草です。北米原産で、芝のように横に匍匐して伸び、桜のような花を咲かせるところが名の由来です。庭を作り変えた時、自宅と菜園コーナーとの間に果樹の苗木を植え、その下草として芝桜を植えたのが始めです。果樹が成長し、日照条件が悪くなると、ブロックを越えて南の菜園に移動してきました。10数年経過した4種で、4月に撮ったものです。「ブルーアイ」という品種です。「コーラルアイ」「スカーレットフレーム」「多摩の流れ」という品種です。庭の芝桜(1)果樹下の4種
「岩しだれ」は、クリーム色の壺型花の先端に、ピンクの縁取りが入ります。似ていますが「口紅錦」より淡い色合いです。4月下旬から咲き出して、画像は5月初めです。その7日後の満開の頃、樹高は120cm位です。鉢植えのドウダンツツジ(2)「岩しだれ」
セッコクは、岩や樹木に根を張る着生ラン。その園芸種で、代表的な覆輪花の「吉兆」(キッチョウ)です。3号の素焼き鉢にミズゴケで植えています。5月上旬、咲き始めました。5月中旬です。まだ蕾もあります。その3日後です。全て開花し、初めに咲いた花が閉じてきました。鉢植えのセッコク(2)「吉兆」
以前より庭にあった株を、南側の塀際に移植したものです。「ヤマツツジ」は北海道~九州にかけて、低山地の疎林名や林縁、草原などに分布する、日本の野生ツツジの代表種です。庭植えのツツジの中で、例年最後に開花します。樹高は1m余りで、大きくはなりません。5月初め、オレンジ色の花が開き始めました。その4日後、5月中旬、花数が増えてきました。その3日後、5月下旬の花です。庭ではヤマボウシも散り始め、サツキが満開となっています。庭のツツジ(9)「ヤマツツジ」
セッコク(石斛)は、岩や樹木に根を張る着生ランで、古典園芸植物としては、長生蘭の名で栽培されてきました。小鉢にミズゴケで植えた紅花品種の「万里紅」(マンリコウ)です。5月初め、1輪が開きました。その2日後、花の終盤です。5月10日、別の茎で咲きました。その3日後です。開花時以外は自宅北側軒下の棚に置き、冬は無暖房の納屋で冬越しします。鉢植えのセッコク「万里紅」
鉢植えのドウダンツツジ「口紅錦」(クチベニニシキ)は、クリーム色の花弁の縁が紅色に染まる花です。7号深鉢植えで樹高は90cm余りです。4月中旬から咲き始めました。画像は4月末です。5月上旬の花、その7日後、秋にはきれいに紅葉します。鉢植えのドウダンツツジ(1)「口紅錦」
西洋イワナンテンはツツジ科の常緑低木で、厚く常緑の葉をもち、枝が弓状に伸び、主に葉を観賞するようです。北米原産で斑入り葉種の「レインボー」という品種です。5号鉢植え、樹高、横幅ともに50cm程で、春にたくさんの白花を咲かせました。冬は雪囲いの中で春を待ち、3月上旬には枝先に蕾を着けていました。開花した4月下旬です。葉の下に隠れるように、白い筒状花を穂状に、5月上旬の満開の頃、下から覗くように、アップして見ると壺型の可愛い花です。5月下旬、花の終わりです。同時に新葉が芽吹いてきます。今朝の新葉です。鉢植えの「西洋イワナンテン」
鉢植えの肥後椿で「王冠」(オウカン)です。白地に紅覆輪や縦絞りが入る、平開咲き梅芯大輪花です。5月中旬、大きく膨らんだ蕾から、花弁を開きます。5月中旬の花、今年は気温の寒暖差が大きく、夏日があったりして、白い花弁が特に傷みました。多数のオシベが放射状に広がる梅芯(ばいしん)が見事で、白・赤・黄色のコントラストが美しい椿です。鉢植えの椿(23)「王冠」
カワラナデシコ(河原撫子)の高山型を、タカネナデシコと呼び、タカネナデシコのの変種で、北アルプス白馬岳の特産種が、クモイナデシコ(雲居撫子)で濃い紅色の5弁花ですが、その白花種が「白花クモイナデシコ」です。テカリダケキリンソウの鉢に混植し、今年は2輪しか咲かず、画像が1枚だけですが、開花した記録です。花茎10数cmの先に、花径3cm程で白い5弁花、その先端部が細かく深裂しています。鉢植えの「白花クモイナデシコ」
「ヤナギバドウダンツツジ」は、細かな繊細な葉が特徴で、赤い釣鐘状の花を咲かせます。南庭のラカンマキの樹下に植え、樹高80cm程で大きくはなりません。5月初めから開花しました。その4日後、5月中旬、5月下旬の花、5月末まで咲いていました。庭のツツジ(8)「柳葉ドウダンツツジ」
キリンソウはベンケイソウ科の常緑多年草で、多肉植物です。「テカリダケキリンソウ」(光岳麒麟草)は、南アルプス赤石山脈にある光岳(テカリダケ)に自生します。亜高山の岩場や礫地に育つ地域変種で、草丈5~10cmと小型で、厚い葉の縁が赤みを帯びています。5月下旬、丈数cmの茎頂に着けた蕾が、開き始めました。その3日後です。皿鉢に植えて、長年植え替えもしないのに、毎年開花してきました。鉢植えの「テカリダケキリンソウ」
自宅東側軒下に、バラの苗木を1本植えました。ツルバラの「ブルームーン」は、青いバラを目指す過程で生まれ、半剣弁高芯咲きで、ラベンダーブルーの香り良い花を咲かせます。5月中旬、開花し始めました。その3日後、南側から見ると、北側から見ると、東庭から見ると、花のアップ、ほぼ満開となった5月20日、無農薬・無肥料ですが、耐病性があり生育旺盛です。秋にも返り咲きが見られます。庭のツルバラ「ブルームーン」
肥後椿の白花で、「満月」(マンゲツ)という品種です。白色一重、平開咲の中~大輪で、梅芯(ばいしん、梅の花のようなオシベ)です。4月下旬の花、たくさん咲いたのですが、高温で強い陽射しの日に、白い花弁が傷みました。5月上旬に咲いた花です。鉢植えの椿(22)「満月」
「キレンゲツツジ」(黄蓮華躑躅)は、レンゲツツジの黄花品種で、南庭のイロハモミジと花梅の間に苗木を植え、樹高150cm余りに成長しました。5月初めから開花し、庭を明るく照らしました。花と葉が輪状に並ぶ様子を蓮華(ハス)の花に例えたレンゲツツジ、朝陽を受けた黄花と緑葉が輝きます。5月中旬の花、花弁が落ちた後の姿も特異でした。庭のツツジ(7)「キレンゲツツジ」
「カキツバタ」(杜若)は、湿地に群生するアヤメ科の多年草です。斑入り葉の園芸品種を鉢植えして、水容器に入れました。根茎が枝分かれして密生し、鉢の外に広がっています。5月上旬の蕾から、5月10日の開花へ、5月中旬、14日には、終わりかけた初めの1輪と蕾が5個でした。その3日後、5輪開花です。背後の濃い青紫花はサキガケアヤメです。カキツバタには網目模様はありません。昨年まで使った漬物用のポリ容器が破損したので、今年は昔の火鉢に入れました。5月下旬の花、1つの蕾から2個目の花が咲いてきます。鉢植えの「斑入り葉カキツバタ」
肥後椿は、江戸時代から明治にかけて、熊本藩士とその後裔によって育成されてきた肥後六花の一群です。(六花は、椿・山茶花・芍薬・花菖蒲・朝顔・菊の6種で、共通して、花芯(オシベ)が見事、花形が一重一文字咲き、花色が純粋)この紅花種は、散歩中に枝をいただいて挿し木したもので、品種名は不明です。紅花で、一重平開咲、梅芯(多数のオシベが放射状に広がる)、4月上旬、蕾から開花後の変化です。4月中旬の花、5月上旬の花、5月中旬、花の終盤です。鉢植えの椿(21)肥後椿の紅花
「二人静」(フタリシズカ)は、沖縄以外の日本全国の山林下に分布し、茎の先に2本の花茎を伸ばし、小さな白い花を着けます。鉢植えは消えたのですが、種が飛んで庭で咲きました。南庭、ラカンマキとイロハモミジの樹間で、石灯篭の脇です。5月中旬、草丈10cm余りで4枚の葉を輪生し、その先に2本の穂状花序を出しました。白いのはオシベの花糸で、内側にメシベがあるという変わった花です。5月下旬、小さな白い花は、花弁もガクもありません。3個のオシベが丸くなって子房を抱いています。自然のままに種子が散布されました。庭の「二人静」
「卜伴」(ボクハン)は、江戸時代から人気の品種だそうです。濃い紅色の一重小輪花で、オシベの先が変形し、花弁化して盛り上がった唐子咲きが特徴です。4月下旬、蕾から開花しました。4月末の花、5月上旬の終い花です。鉢植えの椿(20)「卜伴」
「カバレンゲツツジ」はレンゲツツジの赤花品種で、朱~オレンジ色の花を咲かせます。3月下旬の蕾、この姿が蓮華に見えることから名が、開花すると、大きなロート状の花です。満開となった5月上旬です。鉢植えの「カバレンゲツツジ」
「サルト」はアメリカ生まれの品種で、明るい紅色の一重咲き小輪花で、香りがあります。4月上旬から開花しました。4月中旬の花です。鉢植えの椿(19)「サルト」
「安田錦」(ヤスダニシキ)は、白地に紅絞りが入る花で、白花や紅花もある咲き分け品種です。葉や花が小さく小品盆栽向きです。4月中旬に咲いた花です。4月下旬の花です。春の花木、ボケの鉢で、今年咲いたのは以上でした。鉢植えのボケ(7)「安田錦」
以前より庭にあったツツジで、№6は、桃色で1枚の花弁だけに紅の斑紋が入る大輪花です。玄関前通路の南側に植え替えて、毎年たくさんの花を咲かせています。5月初めに咲き出しました。南の歩道から塀越しに見ると、庭のツツジでは、一番の大株です。花のアップ、一部に、紅紫色の花が混じります。5月10日、一気に満開となりました。北側から見て、玄関前から見ると、5月中旬の花、西側で、キレンゲツツジが咲き出しました。花後に、萎れた花弁と一緒に子房も摘み取ります。庭のツツジ(6)桃色花
「白鳥」(ハクチョウ)は、「都忘れ」の白花種です。桃色花の「浜乙女」の隣で、1輪だけ咲いていました。5月初めに花弁を開き、その3日後、5月中旬の花です。1輪だけですが、リンゴの樹下で5月末まで咲いていました。青花種もあって、自宅軒下やプランターでも咲いていたのですが、都忘れは乾燥に弱いようで、いつの間にか消えてしまいました。庭の「ミヤコワスレ」(2)「白鳥」
「長寿楽」(チョウジュラク)は朱色を含んだ紅色で、八重咲の大輪花です。4月上旬、蕾が開き始めました。4日後の4月10日、4月中旬の花、5月上旬、最後の花は株元で、大きく複雑な八重咲になりました。鉢植えのボケ(6)「長寿楽」
「ミヤコワスレ」(都忘れ)は、キク科のミヤマヨメナノ園芸品種で、江戸時代から栽培されたそうです。名は、鎌倉時代の「承久の乱」に敗れた順徳天皇が、佐渡島に流された際、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたとの伝承によるもの。「浜乙女」は桃色花です。5月上旬に咲き始めました。5月中旬の花です。自宅南側、菜園コーナーとの間のリンゴ富士の果樹下で、5月末まで咲いていました。庭の「ミヤコワスレ」(1)「浜乙女」
シャクナゲ(石楠花)はツツジ科の常緑低木で、日本原産のシャクナゲは栽培が難しく、庭では育ちませんでした。西洋シャクナゲは、ヒマラヤ地方原産のシャクナゲを、欧米で品種改良した園芸種です。「太陽」という品種は、小さな苗木を鉢で育て、玄関前のハナミズキの隣に植えました。10数年経て、樹高3m余りに成長しました。花が大きく、赤に近いピンクで、暑さに強く育てやすい品種です。大きく蕾を膨らませた4月上旬です。4月中旬、咲き始めました。4月下旬、背後の赤松の樹にかけた巣箱に、今年はシジュウカラが出入りしていますが、・・・4日後の4月末、5月上旬、満開です。玄関前で東を見ます。左はハナミズキの白花です。庭の西洋シャクナゲ「太陽」
西洋オダマキは、主にヨーロッパ原産で、多くの園芸品種があります。庭や他の鉢で実生で世代交代しています。元株は消えたのに、丈夫な2種が5月上~中旬に咲いていました。青紫色の西洋オダマキが、菜園周りで大株になっています。桃色花の西洋オダマキです。5月下旬、花後に種子が稔るので、花茎を切除しています。自然実生で殖える「オダマキ」(3)西洋オダマキ
「銀長寿」(ギンチョウジュ)は、白花八重咲の大輪花です。今年は蕾のうちから傷みが出て、きれいに咲くことが出来ず、画像は5月上旬の1枚だけとなりました。鉢植えのボケ(5)「銀長寿」
「若楓」(ワカカエデ)は、濃紅色一重、筒咲き筒シベの小輪花です。4月上旬の咲き始め、4月中旬の花、4月下旬の花、鮮やかな紅色と黄色いシベとの対比が美しいです。鉢植えの椿(18)「若楓」
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「桜玄海ツツジ」(サクラゲンカイツツジ)は、玄海灘に接する地域に自生し、ピンクの花を咲かせる小型種で、早咲きのツツジです。4月10日、蕾から開花です。その3日後、その後の花、4月中旬です。現在は、庭のツツジも咲いてきました。鉢植えのツツジ(1)「桜玄海ツツジ」
「旭山桜」(アサヒヤマザクラ)はサトザクラ系の小型品種で、鉢栽培に適します。淡い紅色八重の花で多花性です。4月中旬、蕾が開いてきました。4月15日の花、咲き始めはピンクで、開き切ると淡い色に、翌日、4月16日の開花姿、16ⅹ12cmの角鉢植えで、樹高30cm程です。さらに2日後の4月18日、花芯部が赤く染まってきました。アップで見ると、オシベから花弁に変わる途中の旗弁(ハタベン)が、目立ちます。花後の今朝、4月30日、葉を伸ばし、花後に小さな実を着けています。鉢植えの「旭山桜」
鉢植えのボケ「銀長寿」(ギンチョウジュ)は、大輪の白花八重咲種です。4月中旬、白い蕾が膨らんで、咲き始めました。その2日後の花です。その後、完全に全開せずに、半開の多弁花の状態で花弁が傷んで、散り終えました。鉢植えのボケ(2)「銀長寿」
庭の南西に菜園コーナーがあります。雑草しか生えてない野菜栽培前に咲く花として、スイセンの球根を菜園周り3か所に植えました。①菜園の北西側で、4月4日の咲き始め、先に咲いた4月6日の花、咲きそろった4月11日、少し遅れて咲いた2種、②菜園の北側中央で、3月末の蕾、4月4日、早く咲いた花、4月8日には咲き揃いましたが、4月10日、品種の異なる球根を混ぜたので、草丈に大きな差が出ました。③菜園の西側で、日照時間が短く、他の場所より少し遅れた4月3日の蕾、株数は殖えています。4月8日、ほぼ一斉に開花、4月10日の花です。庭のスイセン(2)菜園コーナーの周り
元から庭にあったスイセンが、2か所で大株になっています。玄関前通路南側で、ボケ東洋錦の樹下で、3月下旬の蕾、4月上旬の花、雨風で花茎が倒れたので、テープで縛りました。同じ、昔からのスイセンで、玄関前ムクゲの樹下で、4月上旬の咲き始め、4月10日の花、玄関右手前で、ハナミズキの背後に、細長い花壇を設け、チューリップの右側に園芸種の水仙を植えています。4月上旬の咲き始め、その2日後、4月中旬の花、株元にはムスカリも、庭のスイセン(1)
「タリア」はカップ咲きのスイセンで、香り良く、ややうつむいて咲く純白の花です。7号深鉢植えで、草丈30cmほどになります。夏の暑さに弱いので、今年は葉ばかり茂って1輪だけの開花でした。4月10日の開花でした。その4日後の花です。参考に、たくさん咲いた過去画像も、鉢植のスイセン「タリア」
1輪だけ咲いた「春の海」は、白斑の入りが少ない花でした。4月10~11日に撮りました。昨年の花は、鉢植えの椿(9)「春の海」
レンギョウ(連翹)はモクセイ科の落葉低木で、葉が芽吹く前の早春に、黄色い4弁花を咲かせます。中国原産のシナレンギョウは、枝が直立するキダチレンギョウで、朝鮮原産のチョウセンレンギョウは、枝が下垂するシダレレンギョウです。キダチレンギョウの先に枝垂れレンギョウを接木した鉢植えが、幹の途中から枯れてしまいました。現在、元木のキダチレンギョウが残った幹から枝を伸ばして咲きました。4月上旬の花、4月10日です。枯れる前に、予備として枝先を挿し木したシダレレンギョウも、別の鉢で、枝を横に伸ばして咲いていました。4月10日の画像です。参考に、元の鉢植えは、長く伸びたキダチレンギョウの幹先に、枝垂れレンギョウを接木たものでした。鉢植えの「レンギョウ」2種
「富士しだれ桜」はマメザクラ系で、淡紅色の一重咲きです。小型で、花着きが良く、枝垂れの樹形が美しいので、鉢植え向きです。7号鉢植えで、樹高30数cmです。4月1日、咲き始めました。満開となった、5日後の4月6日朝です。同日夕方です。数日後には、花色が濃くなって散り終えました。鉢植えの「富士しだれ桜」
「西王母」(セイオウボ)椿は、一重筒咲きの中輪花で、淡い桃色に薄紅のボカシが入ります。9月~4月に開花し、幕末に金沢で誕生したとされます。例年ですと、秋に多く咲いて、残りが3~4月に咲くのですが、昨秋の開花が僅かで、今冬からの開花が大部分となりました。冬に咲いた花は、寒さと雪で花弁が傷み、ヒヨドリなどの野鳥が蜜や花弁を食べにきて、花が傷みました。1月中旬に咲いた花、2月上旬に咲いた花、2月中旬に咲いた花、自宅の南東隅軒下に植えています。樹高は170cm位です。2月下旬の花、3月上旬、雪を被る日もありましたが、3月中旬の花、3月下旬、たくさんの花が咲いてきました。4月上旬、残る蕾が一斉に咲き出しました。毎日の開花と落花で、ほぼ咲き終えました。庭植えの椿(1)「西王母」
今年は3鉢だけの開花で、白花と桃花は1輪だけの開花でした。4月上旬の白花です。オシベが2本しかなく、白いがく片の一部に緑色が入った奇形花?でした。もう1鉢は濃い桃色花でした。4月上旬の花、4日後には、少し色褪せて、夏に枯れたと思われた小鉢でも、元気に新葉を展開している鉢が数鉢あるので、来年に期待して、水やりと鉢置き場を選びたいと思います。鉢植えの雪割草(2)白花と桃花
栖吉川(すよしがわ)は東山から流れて、信濃川に合流する支流の1つで、自宅から北西へ約2.5km程の寿(ことぶき)地区の桜並木です。4月12日午前、快晴、栖吉川の左岸堤防道路を歩いて、桜並木へ、背後の建物は市の衛生センターなどの施設です。桜の樹は堤防の斜面に植えてあるので、巨木に成長した桜の枝先が、堤防脇と上空を覆います。咲き始めの花は白く、咲き進むと花芯部が赤く染まります。途中で、来た道を振り返って見ると、先に進みます。また振り返って、桜並木の終わりに、堤防下の車道から、見上げます。堤防に戻って帰路に着きます。ブログアップが遅れ、今は葉桜となった桜ですが、自宅から歩いて行ける私の桜名所でした。桜花見2024(5)栖吉川左岸寿地区
「錦キリン」は雪椿の1品種で、紅色の八重咲~獅子咲き中輪種です。5号深鉢植で樹高30cm程、3輪の花が咲きました。4月上旬の蕾から、初めの1輪が開花しました。4日後の4月10日、2輪目の開花です。4月中旬、3輪目が開花しました。鉢植えの椿(8)「錦キリン」
長岡の西山丘陵は雪割草(オオミスミソウ)の自生地で、市内には雪割草を栽培する愛好家がたくさんいます。昨夏の猛暑で、今年開花した鉢は3鉢だけでした。赤花の絞り咲きが2輪開花しました。3月下旬、花茎を上げてきました。4日後の3月31日開花しました。オシベ・メシベとも正常な標準花で、6枚の花弁に見えるのはガクで、花の背後にあるガクのようなものは苞です。4月上旬、徐々に色が薄れてきました。鉢植えの雪割草(1)赤絞り咲き
自宅から西へ10数分歩くと、信濃川堤防に出る手前に金峯神社があり、年間通して、お参りに行くところです。神社拝殿の西側に蔵王堂城址があり、長岡発祥の地とされています。現在は桜の名所の1つとなっています。4月12日、青空の下、満開の桜を堪能しました。神社拝殿の西、濠にかかる石橋を渡り、城址へ、大きな桜の樹下に城址の石碑があり、東側を見ると、金峯神社拝殿が見えます。東と南側に、濠と石垣が残っています。私の他には、2名の見学者ががいるだけでした。桜花見2024(4)蔵王堂城址
「シモクレン」(紫木蓮)は、中国原産の落葉花木で、庭で年数経ていますが、樹高2m30cm程で低いです。玄関前の南庭、歩道脇でたくさんの花を咲かせました。花弁が長い舌状で、外側が濃い紅紫色で、内側は白色です。12月下旬の冬囲いは、竹支柱だけの簡単なもので、1月上旬の積雪も平気です。2月中旬、外皮を脱いで、3月下旬の蕾、4月上旬、蕾先に花弁を覗かせ、開花してきました。その翌日、4月10日、2日後には満開に、花弁が開き切ると、間もなく散り始めます。樹高が低く、風向きの関係もあって、全て敷地内に散り落ちました。庭の「シモクレン」
福島江(ふくしまえ)は、市内中心部を流れる用水路で、大正時代の大改修時に、桜が植えられ、古木が枝を川面に広げ、多くの花見客でにぎわいます。平日の午前、人の少ない時に歩きました。愛宕公園から数分、北に向かって歩くと桜並木に出ます。長岡駅東口方面から一直線に伸びてくる用水路で、何か所もかけられている橋で、両岸の桜並木を撮りながら、左岸(西岸)道路を、駅東口に向かって歩きます。途中から駅裏まで、ボンボリが吊るされ、夜桜見物が出来ます。橋の中央から、北と南を見ます。長岡駅東口近くで、右岸(東岸)に渡って、帰路につきます。桜花見2024(3)福島江
「シラネアオイ」(白根葵)は、シラネアオイ科の多年草で、一属一種の日本固有種です。北海道~本州中部の日本海側に分布する深山の植物です。名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ていることから、3月下旬の芽出しです。長年育てて鉢増しし、7号深鉢植えです。4日後の3月31日、5日後の4月5日、蕾が着いたのは1個だけでした。昨夏の酷暑で、葉が秋まで持たずに枯れこんだから?翌日に開花しました。淡青紫色の花弁に見えるのは、4枚のガク片です。その翌朝、2枚のガク片が鳥にかじられてしまいました。3日ほど開閉し、花を終えました。現在は草丈20~30cmで、鉢いっぱいに葉を広げています。参考に、過去画を1枚、鉢植えの「シラネアオイ」
南に向かって数分歩きます。JR信越本線の下を国道8号線が地下道で通っています。その地下道の上に愛宕公園が出来、周りが桜で囲まれています。公園の東入り口に来ました。4月11日、桜は満開です。北側の桜並木、南側の桜、手前は大きな欅です。西側には遊具が、返り道で立ち寄ると、近くの保育園の園児が、楽しそうに遊んでいました。背後の高架橋は上越新幹線です。桜花見2024(2)愛宕公園
ボケ(木瓜~実が瓜のような形だから)はバラ科の落葉低木で、中国原産のボケ(一般的)と日本原産のクサボケがもとになり、自然交配や突然変異も多く、たくさんの品種があります。通販で入手した「ファンタジーレッド」は、濃い赤色の花です。4月上旬の蕾、翌日に開花しました。その翌日の花、4月10日の花、5号深鉢植えで、樹高10数cmで、自然に幹が下垂しました。現在は散り始めています。鉢植えのボケ(1)「ファンタジーレッド」
自宅を改築し庭を作り変えた後、玄関右手前で、ハナミズキの背後に狭小な花壇を作り、スイセンとチューリップにムスカリを植えました。3月末、植えっ放しのスイセンが咲き揃ってきました。4月上旬、その7日後、ムスカリも咲き揃い、4月中旬、チューリップも咲いてきました。庭で咲いたスイセン(2)
今年咲いた雪割草の中で、最も多く花を咲かせた鉢で、オシベが花弁化する途中の1タイプです。(花弁に見えるガク片は、普通は6~8枚です)3月中旬、咲き始めが一斉ではなかったのですが、濃い紅色で咲き出して、全開するとピンクになりました。5日後、3月下旬の満開の頃です。オシベが花弁化、またはその途中の状態が見れます。開花期は南側の玄関前の置きますが、花後は東側軒下に、夏場は北側の日陰になる棚に鉢を移します。鉢植えの雪割草(10)多弁花の紅花
庭に以前からあったスイセンを移植したものです。庭の南、ムクゲの樹下で、3月下旬から開花、3月末、4月上旬、日当たりが良い場所なので増殖しています。北側の塀際、ブルーベリーの樹下で、3月末~4月上旬、庭の南東、ヤマボウシとボケの樹下で4月中旬、日照に恵まれず、葉ばかり増えました。庭で咲いた(1)
自宅の西側、マンサクの南側に植えた「ユキヤナギ」(雪柳)です。バラ科の落葉低木で、株立ち状にたくさんの細い幹枝を伸ばし、白い小花が覆って、雪をかぶったように見えます。3月下旬の蕾から、3月末、咲き始めました。4月上旬、小さな白い5弁花を、満開に、4月中旬、名残り花を着けながら、種子を稔らせてきました。あちこちに実生苗が出てきます。庭の「ユキヤナギ」
ゲンカイツツジは、岡山県以西の本州、九州北部、四国北部などの岩場に自生し、対馬や朝鮮半島にもあり、玄海灘を囲むように分布する。葉の展開に先立って開花する、早咲きです。鉢植えの2種は、上がサクラゲンカイツツジ、下がタンナゲンカイツツジです。サクラゲンカイ(桜玄海)ツツジ、4月上旬の花、4月中旬、明るいピンクの花を咲かせました。タンナゲンカイ(耽羅玄海)ツツジは、朝鮮の済州島(旧名が耽羅)が原産で、赤紫色の花を咲かせる小型種ですが、今年花数が少しでした。4月中旬の花です。鉢植えのツツジ(2)玄海ツツジ2種
「ベビームーン」は、糸葉の小型種で、草丈20cm余り、爽やかな香りを放ち、原種に近い花姿の園芸種です。4月上旬、咲き始めの頃、4月中旬、花数が増えました。鉢植えの小型スイセン「ベビームーン」
「黄鳳」(キホウ)は、淡黄色で一重筒咲きの小~中輪花です。1980年に中国の黄色椿「金花茶」が日本に導入され、日本の「白鳳」との交配によって生まれた品種で、1990年に命名されました。接ぎ木苗木を入手し、鉢で育ててから自宅北東隅の軒下に植えました。4月上旬から咲き始め、画像は中旬に撮ったものです。開き始めの花、全開すると、樹高は2m30cm程になりました。花は長持ちせず、花弁に傷みが出やすく、茶変して落花しました。庭の椿「黄鳳」
鉢植えのツツジ「さざなみ」は、シャクナゲとの交配種で、淡い青紫色の花を咲かせます。4月初め、蕾が開いて、開花しました。4号鉢植えで、樹高10cm位、枝を横に張っています。鉢植えのツツジ(1)「さざなみ」
春咲きのクリスマスローズ、今年咲いた鉢は5鉢でした。「ダブルホワイトブロッチ」は、白地に濃い紅紫色の斑一面に入り、コントラストが美しい八重咲花です。2月下旬の玄関前の庇下で、芽出しです。3月上旬、蕾を着けた花茎を6本伸ばしてきました。3月中旬、その7日後、開花直前の白い蕾です。2日後の3月下旬、咲き始めです。その2日後、3月末、20数cm伸ばした花茎の先に、1輪ずつ花を咲かせています。4月中旬、夕方撮ったので、花が黄色味を帯びました。今年開花しなかった鉢も、新葉を展開してきました。鉢植えのクリスマスローズ(5)「ダブルホワイトブロッチ」
アイフェイオン(イフェイオン)は、ユリ科の小球根植物です。中南米(メキシコ~アルゼンチン)が原産で、茎や葉を折るとニラ臭があり、別名がハナニラです。星形の花を咲かせ、英名がスプリングスターフラワーです。今年咲いたのは「ジェシー」という濃青色の花です。3月下旬、初めの1輪が開きました。その5日後、3月末日の花、4月上旬、その4日後、色褪せした花の終盤です。黄花のセロウイアナム、ピンクのピンクスターの2鉢は今年開花ナシでした。参考に過去画像を、鉢植えのアイフェイオン「ジェシー」
「ゴールデンベル」は、ペチコート咲きの小型品種です。原種系で、糸状の葉が鉢いっぱいに生い茂り、花は間をおいて3輪だけの開花でした。4月上旬に初めの1輪が咲きました。花弁が殆どなく、副冠のみのロート型の花姿です。4月中旬に咲いた3輪目の花です。鉢植えの小型スイセン「ゴールデンベル」
オシベ・メシベともに小さな花弁状になり、花びらが100枚以上になる花を、千重咲きと呼びます。小鉢植えで2輪だけ咲いた、千重咲の紅花です。3月下旬、1輪が開花しました。その4日後、3月末日、2輪目も全開しました。4月上旬まで咲いていましたが、花の重みで花茎が垂れ下がってしまい、以後の画像ナシです。鉢植えの雪割草(9)千重咲きの紅花
「レンギョウ」はモクセイ科の落葉低木です。元は、中国原産のシナレンギョウ(キダチレンギョウ)の頂部に、チョウセンレンギョウ(シダレレンギョウ)を接木したものでした。幹と頂部が枯れて、台木から伸びた枝が開花しています。開花直前の蕾、3月下旬に開花、黄色い4弁花です。雌雄異株で、この樹は雌株のようでオシベがありません。3月末、台木から芽生えたシナレンギョウでした。4月上旬の花、花後に新葉が伸びて、この後結実もするので、近くに雄株があるようです。剪定した枝を挿し木した枝垂れレンギョウも、鉢で開花しています。枝を横から下に伸ばし、小さめな花を咲かせました。鉢植えの「レンギョウ」
「ダブルゴールドピコティ」は、黄金色の八重咲花で、赤の糸覆輪(ピコティ)が入ります。2月末には花芽を上げてきました。3月上旬、3月中旬、20数cmに花茎を伸ばし、7日後の3月19日、開き始めです。その翌々日、4日後の3月25日、2輪目も開花です。3月27日、4月上旬、オシベを落としましたが、花弁に見えるのはガクなので、長く持ちます。4月中旬には、こんな姿になりました。鉢植えのクリスマスローズ(4)「ダブルゴールドピコティ」
「ナイトライダー」は、ュージーランドで作出された洋種の黒椿で、八重咲の小輪花、黒に近い赤紫色の花です。5号鉢植えで樹高は20数cmと小さく、1輪だけの開花でした。4月初めの蕾、その4日後に開き始めました。全開した4月8日です。4月9日、4月10日の花です。鉢植えの椿(6)「ナイトライダー」
長岡の西山丘陵にも自生分布するオオミスミソウは、まだ雪が残っている頃から、雪を割るようにして咲き出すことから雪割草と呼ばれて親しまれてきました。実生栽培が容易で、花の色・形の変異が多く、栽培する愛好家が多くいます。千重咲(センエザキ)は、オシベ・メシベとも小さな花弁状となり、花びらが100枚以上になった花です。小鉢植えで、2輪だけ咲いた千重咲きの桃色花です。3月下旬の咲き始めです。その2日後、翌日には、3月末、花が重くなって花茎が曲がり、垂れ下がってきます。石で支えて撮りました。鉢植えの雪割草(8)千重咲きの桃色花
庭植えのカタクリが今年も咲きました。生まれ故郷の魚沼から持ち帰って、鉢栽培して庭に移植しました。自宅の南側、菜園との間に植えた果樹、桃と梅の樹の間です。3月下旬、芽が伸び出し、蕾が着いています。2日後の3月31日、まだ花茎が短いうちに花弁を開きました。翌4月1日、陽気に誘われて、ビロードツリアブが訪れて吸蜜しています。4月2日、4月3日、晴天で、気温が高い日が続きました。その後の曇雨天で花が終わり、4月11日には種子を膨らませていました。桃の花が散り落ち、葉も虫害を受けて、間もなく茎葉が枯れていきます。庭の「カタクリ」
「トサミズキ」(土佐水木)も、黄花を咲かせて春の訪れを告げる、マンサク科の落葉低木です。日向ミズキよりも果房が大きく、8個以上の小花の集合体です。3月中旬の蕾、小さな花の集合体で1つの花となっています。オレンジ色のオシベが透けて見えます。3日後の3月下旬、開花しました。その5日後の3月末、5号深鉢植えで、幹が折れて樹高は20cm程です。4月初め、花の終盤です。4月10日、花から種子へ、新葉の展開も始まりました。鉢植えの「トサミズキ」
青紫色の花が3輪咲いた鉢です。その花形は、オシベ、メシベともに花弁化した花で、三段咲きと呼ばれています。3月中旬、1株から3本の花茎を伸ばし、開花してきました。いずれもオシベが花弁化した花です。4日後の3月下旬、3花3様の花形に見えます。左から順に1輪ずつをアップで、7日後の3月末、3輪の花をクローズアップしました。1輪は、オシベが花弁化し、ヘラシベ状の日輪弁となった日輪咲きです。2輪が、オシベ・メシベともに花弁化した三段咲きです。鉢植えの雪割草(7)三段咲きの青紫花
「キルタンサス」は南アフリカ原産で、ヒガンバナ科の球根植物です。桃色花は早く咲いたので、2月にブログアップしましたが、3月から咲いた黄花種の鉢です。2月中旬の蕾、長く伸ばした3本の花茎の先に1個ずつ蕾を着け、1つの蕾から3~4本の筒状の花を咲かせます。3月上旬の開花でした。その4日後、3月中旬の花、その5日後、3月下旬、4月上旬、遅れて咲いた花、先に咲いた2本の花茎先では種子が作られています。鉢植えの「キルタンサス」(2)黄色花