メインカテゴリーを選択しなおす
地名で街歩き(13)札幌・博士町と呼ばれた場所<札幌でカフェタイム>
地名について色々興味が湧くものですから、当ブログ、地名に関するテーマ(「地名で街歩き」)を一つ持っております。先日も、「大学村」に関する記事を1本あげました。(地名で街歩き(12)初めは「10万円住宅」と呼ばれた場所<札幌市>-コツコツ歩き隊!)記事を書く時は、できるだけネットや本で調べることにしておりまして、「大学村」の時も「大学村」がついている施設や建物はないか、真面目に調べました。そうしたら、桑園(そうえん・札幌中央区)にも「大学村」と呼ばれた場所があることを知りました。せっかくなので、そちらの方にも出かけてみました。桑園の「大学村」は北6条西12丁目あたりにあります。(「cafeBEAN's」さんのある辺り)北海道大学の教授たちが居を構えていたことが、名前の由来となっています。またの名を「博士町(...地名で街歩き(13)札幌・博士町と呼ばれた場所<札幌でカフェタイム>
地名で街歩き(12) 初めは「10万円住宅」と呼ばれた場所<札幌市>
地名の成り立ちとは面白いものであります。時に「通称」からできることを、ここ札幌で学びました。例えば「美香保(みかほ)」や「光星(こうせい)」、先日取り上げた「鳥居前」などがその一例であります。(これらはすでに記事にしております。)まだまだそうした例は、札幌にはあるようでして、それがこちら。「大学村」であります。(住居表示とはなっておりません。)「大学村」と呼ばれる理由は、ここの歴史に関係があります。ここは元は札幌農学校第三農場でありました。(札幌農学校は現在は北海道大学。)ちなみに第三農場はだいたいこの辺り。(目安としてご覧ください。)北20~49条東1~8丁目にあったそうです。めちゃくちゃ広いですね。昭和25年(1950年)、北海道大学はそれまでの「法文学部」を「法経学部」と「文学部」に分割し、本州から...地名で街歩き(12)初めは「10万円住宅」と呼ばれた場所<札幌市>
かなりへたばっていたこともあり、カフェ記事が多かった先月(12月)であります。まだへたばっているのですが、ぼちぼちちゃんとウォーキング系の記事を書かないと、グルメブログになってしまうという危機感がわきまして、とにかくウォーキングに出かけなくては、と頭をひねることにしました。しかし、路面コンディションがあまり良くないホワイトシーズンの北海道。どんなテーマで歩けば良いでしょう。ポクポク………ああ、木魚の音が頭の中で鳴り響きました。そうだ、神社にお参りに行こう!(木魚は仏具だけど。)そう言えば、以前、1月は七福神巡りをしておりました。という訳で、久しぶりに「北海道神宮」に行ってまいりました。「北海道神宮」は、明治2年に創建、道民はもちろんのこと、国内外からも多くの参拝者が訪れる北海道の総鎮守であります。御祭神は...地名で街歩き(11)札幌市「鳥居前」
散策!札幌(69) 日本三大河川の1つ、石狩川にかかる札幌大橋を眺める
≪前回からの続き<札幌市北区「あいの里」散策プラン>【散策マップ】・かなりの距離を歩きます。良い飲食店もありますので、営業時間や電車の時間など予め調べておき、よく計画を立てて足をお運びください。・強風の日に札幌大橋を歩く時は、くれぐれもお気を付けください。無理をせず、場合によっては端折っても良いと思います。【見どころ】4.札幌大橋「札幌大橋」は、札幌市北区あいの里と石狩郡当別町(とうべつちょう)間にある、石狩川に架かる橋梁約980mの桁橋であります。1988年開通、現在の橋は2期目で、石狩川河口から数えて2番目の橋であります。札幌の歴史に触れますと、洪水で苦しんできた過去を知ります。日本三大河川の1つ、石狩川もまた幾度となく、洪水が繰り返されてきました。洪水の度に川の流れが変わってしまうため、橋を架けるこ...散策!札幌(69)日本三大河川の1つ、石狩川にかかる札幌大橋を眺める
<札幌市北区「あいの里」散策プラン>北海道に引越しが決まった時、うれしくて早速、地図を買い、散策計画を立てました。「篠路(しのろ)」と「あいの里」は、早い段階で立案できていた地域であります。ところが、実行には至りませんでした。(途中でコロナ禍がありましたしね。)今回、JR学園都市線に乗ってみようということになり、ようやく実行の運びとなりました。お邪魔したのは「あいの里」エリアの方。明治の開拓期に、付近一帯で藍の栽培が盛んだったところで、「あいの里」名前の由来は、藍と「人々に愛される街になること」の願いから来ています。ウォーキングの経験を重ねるうち、興味を持つポイントもちょっとずつ変わっていき、初期の計画と違うものになってしまいましたが、久しぶりの散策、大いに楽しみました。【散策マップ】・かなりの距離を歩き...散策!札幌(66)「あいの里」を歩く
日本には読めそうで読めない地名が多いものです。その地域に住んでいる方は知っている地名でも少し離れた地域に住んでいる方にとっては難解な読み方の地名も多い。そんなちょっと読めない日本の地名をまとめてみました。北海道留萌・・・るもい岩手県八幡平・・・はちまんたい山形県寒河江・・・さがえ茨城県潮来・・・いたこ栃木県下野・・・しもつけ埼玉県加須・・・かぞ千葉県匝瑳・・・そうさ東京都福生・・・ふっさ神奈川県秦...
夏休みに北海道旅行を計画していますか?本記事では、AIがおすすめする北海道の旅行先TOP5を紹介します。札幌、小樽、函館、旭川、富良野と幅広くカバー。北海道の魅力を最大限に味わうための旅行プランはこちらから。
地名で街歩き(8) 「美香保公園」の由緒を知って、胸が熱くなる
札幌の中心街は大通公園と創成川を中心に整備された住居表示があり、「北〇条東〇丁目」とか、「南〇条西〇丁目」といった具合に表示されます。(町名がありません。)ちなみに北は51条、南は39条、東西はともに30丁目まであります。しかし、住所はそう表示しても、各所に「エリア名」があり、学校や公園、支店名などによく用いられます。例えば、札幌市東区にある「美香保(みかほ)」。こちらもその1つで、「美香保公園」周辺を指すエリア名となっています。この地名の由来は「美香保公園」から来ているのですが、最初は「ミカオ公園」と呼ばれていました。「美香保公園」はとても広い公園で、遊技場の他に野球場(3面)、テニスコート(4面)、体育館等があります。この公園には高射砲があったとのこと。高射砲の台座がスキー山の下にあるとのこと。こちら...地名で街歩き(8)「美香保公園」の由緒を知って、胸が熱くなる
風景印(174) 「瑞穂」ではなく、「水穂」です。<札幌菊水北郵便局と札幌菊水上町郵便局>
何のためにウォーキングをするのか。「テーマ」(時に「クエスト」とも言う。)を持つと楽しみが増えます。「ご朱印集め」は代表的なものと言えるでしょう。私の場合は「風景印集め」。消印の一種である風景印をもらいに郵便局に出かけます。配置局は全国で1万局以上。ガイドブックには載っていない街の名所・名物を知ることもできておすすめです。「瑞穂(みずほ)」とは、みずみずしい稲穂のことであります。この名称は様々なものに使われており、三大メガバンクの1つ「みずほ銀行」などは、最も身近な例だと言えるのではないかと思います。(企業名や地名にたくさん使われています。)さて、札幌にも「みずほ」と名付けられた橋があります。「水穂大橋」であります。豊平川に架かり、白石区の菊水(きくすい)エリアと中央区の苗穂(なえぼ)エリアをつなぐ橋であ...風景印(174)「瑞穂」ではなく、「水穂」です。<札幌菊水北郵便局と札幌菊水上町郵便局>
2018年10月に、創成(そうせい)川のそばにできた、こちらの建物がグランドオープンした時、それはそれはうれしくて、しょっちゅう足を運びました。「さっぽろ創世スクエア」であります。私、創成川のそばにあるのだから、てっきり最初、「創成スクエア」だと思いました。ところが大間違い!「創世スクエア」であります。なんて、ややこしいのでしょう!なんで「創成スクエア」じゃないのでしょう。絶対、どっかで間違える気がします。(笑)さて、「さっぽろ創世スクエア」は、「北一条西一丁目」街区全体を指しているそうで、名前の由来は、次の通り。「札幌の発展の起点となった創成川沿いに位置する、正方形の街区という、当施設の特性を表しているとともに、『創世1.1.1区』(そうせいさんく)の名で推進してきたエリアのイメージを継承。頭文字に3つ...地名で街歩き(7)創成と創世
小さい発見でも楽しいもの。たとえ小さくても積み重ねていくと、さらにまたそこから発見があるかもしれません。ウォーキング中に「発見」があると、ウォーキングがやめられなくなります。色々関心を持ってみるといいですよ。散策時は、ブログのネタ探しに忙しくしております。マンホールや工事現場、郵便ポストに植物、路上設置物(単管バリケードなど)、ビル、橋、記念碑(時々超有名人の字を見ることができる)等々。これに交通安全に努め、マナーを守ってウォーキングに励まなければならないので、頭の中はフルモードであります。(笑)ところが、これにさらなる観察ポイントが加わりました。「地名」であります。北海道江別市に「代々木」がある…なお、江別市には「世田ケ谷」もある。信号下についている交差点名や自治会の掲示板、公園名、橋名などチェックしま...北海道・街の一コマ:なぜ「体育の里」なのか?<江別市>
小さい発見でも楽しいもの。たとえ小さくても積み重ねていくと、さらにまたそこから発見があるかもしれません。ウォーキング中に「発見」があると、ウォーキングがやめられなくなります。色々関心を持ってみるといいですよ。先日、美原大橋(北海道江別市)を見に行った時、こちらの施設を見つけました。「越後村樋門」とあります。そして、2つの疑問が湧きました。なぜ、越後村という名が付けられているのか。樋門とは何か。調べてみました。<樋門とは>河川から用水を取水したり、排水路の水を河川へ排水したりするために、堤防を横断してつくられる暗渠(あんきょ)。樋管(ひかん)ともいう。用水樋門(用水樋管)と排水樋門(排水樋管)がある。樋門にはゲートが設置される。ゲートは平常時は開けられているが、洪水時には閉鎖して洪水が用水路、排水路に流入し...北海道・街の一コマ:江別市の越後村樋門<江別市>
小さい発見でも楽しいもの。たとえ小さくても積み重ねていくと、さらにまたそこから発見があるかもしれません。ウォーキング中に「発見」があると、ウォーキングがやめられなくなります。色々関心を持ってみるといいですよ。今年はおそらく、江別市散策に燃えて、1年が終わらせるのではないかと思います。そんな訳である日のこと、石狩川に架かる「美原大橋」(江別市)を見るために、近くまで行こうと「東光橋」を歩いておりました。東光橋は千歳川に架かる橋。大きな川名の看板の下には、川の名の由来が書かれていました。それによりますと、現在の千歳市街周辺は、「シ・コッ(大・沢)」と呼ばれていましたが、「死骨」を思わせることもあるため、あたりに飛来する鶴にちなみ、「千歳(ちとせ)」に改名したそうです。そして、この「千歳」と言う名が川にも付けら...北海道・街の一コマ:千歳川の由来<江別市>
「渡嶋」と目にすれば、大抵の人が北海道の渡島(おしま)半島を連想します。ただし、読みは「ワタリノシマ」です。北海道~本州に跨る海峡付近を指しました。 ※引用(改行を加えました) 津軽の北ということから、当然のなりゆきとして導かれる、渡嶋を北海道とする説が、近年の学界では有力である。しかしその前提には、当時の「津軽」を現在の津軽半島一帯にまで広げて考える理解があり、この点についてはさらに慎重に検討し...
2022/03/26土晩ご飯は置戸駅前にある、そば処いなだ屋におじゃま~置戸町は北見市のお隣、訓子府町の更に隣にある小さな町で「おけと」「くんねっぷ」と読みます道民でも読めない人がいるかもしれませんね~北海道の地名あるある建物は新しいけど、100年以上続く老舗の蕎麦屋
私のブログは北海道の話と道外・海外の話が混在しているため、私がブログで書いた「北海道弁」や「北海道の生活に関連した言葉」を集めて目次を作ってみました。転勤族と…