幼稚園~中学3年はクラシックピアノ、20代でジャズピアノを習いました。 ピアノラウンジでピアノ弾きを経験したのち会社員に転職。 年金生活をきっかけにピアノを再開しています。
2022年現在、クラシックピアノ、ジャズピアノ、フランス語会話のレッスンを 月2回ずつ受けています。 ブログは一応、音楽ブログを目指していますが、フランス語、映画、本について 脱線してしまうことがままあります。 また、懐かしい子どもの頃の思い出を「昭和」カテゴリーにおさめています。 同じように、「懐かしいなぁ」と思ってくださるかたがいれば幸いです。
ピアノコンクールの審査員が見たら凍りつきそうな映画「譜めくりの女」
2006年のフランス映画「譜めくりの女」 2006年のフランス映画「譜めくりの女」は怖い映画 映画「譜めくりの女」のあらすじ メラニーのここが怖い! 疑問はあってもなぜか引き込まれてしまう心理劇 YouTubeでみる映画「譜めくりの女」 2006年のフランス映画「譜めくりの女」は怖い映画 2006年のフランス映画「譜めくりの女」(原題:La tourneuse de pages)は得体のしれない怖さに心が凍りつきそうな映画である。もっとも何が怖いか、は人によって千差万別なのでいちがいには言えないかもしれない。しかし私にはハリウッド映画の血がドバッと流れるホラーよりも、「譜めくりの女」のような心…
庭の雪に埋もれるツェルニー40番 1月1日からツェルニー40番をはじめた つまらないのは承知のうえだった 田所政人氏によるツェルニー40番評価 ゆめこのオリジナル発想(オリジナルでもないかもしれないが) ツェルニーとの別れからドイツ民謡、そしてプレスリーへ 1月1日からツェルニー40番をはじめた 今年、1月5日に「いつまで続くか毎日一曲ずつツェルニー40番」という記事を書いた。書いたきっかけは、いつも途中で挫折しているツェルニー40番も、せめて毎日1曲ずつ弾いていけば、最後までさらえるのではないか、という思いつきからだった。 記事の日付は1月5日だったが、実際に始めたのは1月1日だった。いつも…
2023年1月28日兵庫県芦屋市 標高492.8mだと兵庫県南部でも雪が降り止まない 雪かきをしないので出かけられない サルヴァトール・アダモの「雪が降る」 ダーク・ダックスの「雪の降る町を」 標高492.8mだと兵庫県南部でも雪が降り止まない 今週は25日の水曜日から断続的に雪が降り続いていて、きょうでもう4日目になり、止む気配はない。といっても、私の住んでいるところは北海道でも北陸でも東北でもない。兵庫県南部なので、天気予報ではずっと今週は晴れマークである。この違いはやはり標高の違いによるものではないだろか?最寄りの鉄道駅であるJR芦屋駅付近の標高は18.3mだが、ウチの町は492.8mな…
みんなが知っているジャズを弾きたい理由 ベンチャーズもカヴァーした「木の葉の子守歌」 ジャズピアノのタッチとはスタカート?ノンレガート? 先生と私のタッチ比べ みんなが知っているジャズを弾きたい理由 不思議といえば不思議かもしれないが、自分が弾きたいクラシックピアノの選曲については、100人に聞けば90人までが知っているような曲を選びたいとは思わない。例えていえば、「トルコ行進曲」とか「子犬のワルツ」とか。 なのにジャズに関しては、どちらかと言えば少なくともジャズファンみんなが知っている曲をやりたいと思っていた。例えていえば「枯葉」「酒とバラの日々」とか「バートランドの子守歌」とか。 これはク…
バッハシンフォニア3番のフレージング間違いはソフィア・ローレンのCMのせい?
わが家にて シンフォニア3番は充分準備してレッスンに臨んだ 先日のレッスンでのシンフォニア3番 私の脳には「ラッタッター」が埋め込まれているのでは? ソフィア・ローレンには明るいイタリアのマンマが似合っている シンフォニア3番は充分準備してレッスンに臨んだ 発表会が終わったら、次の曲は何にしようかーこれは比較的早い段階からアタマのなかにあった課題であった。そして普段から何事にも準備のよい(?)私は、バッハについてはシンフォニア3番をやろうと心に決めていた。今の先生になってからシンフォニアは1,2番と進んだし、3番をチラっと弾いてみたら、なかなか明るくて親しみやすいメロディーだと思ったのだ。そし…
「老後とピアノ」稲上えみ子 ポプラ社発行 定価¥1,500 「老後とピアノ」は図書館で3か月待ちだった 「こう弾きたい」がない演奏はつまらない 練習魔に試練が訪れる 老後のピアノとの向き合い方を見出す 「老後とピアノ」は図書館で3か月待ちだった 元朝日新聞社記者で、アフロヘアが印象的な稲垣えみ子さんの、「老後とピアノ」をやっと読むことができた。やっと、と言うのは、この本はかなり人気なようで、図書館で予約してから約3か月は順番待ちをしたからである。 「大人のピアノ」をテーマにしていることから、この本とさきに記事にした、「ヤクザときどきピアノ」はジャンルが似ていると言えば似ているのかもしれない。た…
阪神芦屋付近から六甲山を望む 発表会の翌日、先生は体調が良くなさそうだった 発表会の会場選定はむずかしい 30分のレッスン時間は短かすぎるからどうしよう 来年の発表会はあと出しジャンケンで行こう 発表会の翌日、先生は体調が良くなさそうだった 今月は発表会の翌日がレッスン日という、珍しいめぐり合わせになった。先生宅に到着後、まず「きのうはお疲れさまでした。いろいろとありがとうございました。」とご挨拶をしたが、先生は見るからに体調があまり良くなさそうだった。「抗原検査はしたけど大丈夫だったから安心して」とおっしゃっていたが。どうやらお元気がない理由のある程度は、きのうの発表会のピアノが不評だったこ…
【自撮動画】ドビュッシーの幻想和音が六甲山に響いたクラシックピアノ発表会
旧東ドイツ製ピアノ ZIMMERMANN(ツィンマーマン) 創作和食レストランでのクラシックピアノ発表会 ZIMMERMANN(ツィンマーマン)というピアノ 阪神間ではドビュッシーが人気? 不出来な演奏に最大の賛辞をいただく 創作和食レストランでのクラシックピアノ発表会 1月22日(日)、クラシックピアノの発表会が兵庫県芦屋市内の創作和食レストランで行われた。参加者はピアノを弾く大人が十名余に、おちびちゃんのお嬢さん1名が応援参加。先生のお知り合いの関係で、バイオリンやフルート奏者も花を添えてくれた楽しい発表会であった。 tabelog.com 会場のレストランは芦屋川沿いにあるビルの5階にあ…
フランシス・カブレル(Francis Cabrel) セリーヌ・ディオンはお好き? 先生のイチオシはバルバラ 私の思い出のメロディー、「プティット・マリー」 ムッシュー先生の思い出のメロディー、「月を超えろ」 セリーヌ・ディオンはお好き? きょうは昨日の記事が終わらなかったので、続きである。ピアノの話でもなく、クラシック音楽の話でもなく恐縮なのだが・・・ 耳について離れない音楽について、フランス語のムッシュー先生がバッハのトッカータとフーガを挙げた。そのあとどういう展開でそうなったのかを覚えていないのだが、好きな歌手、嫌いな歌手という方向に会話が流れてしまった。 驚いたことに先生は、セリーヌ・…
ある曲の、ある部分が耳について離れない 耳のなかに虫がいるのか? 耳にこびりつく音楽の特徴 バッハのトッカータとフーガが耳にこびりついて離れない? ある曲の、ある部分が耳について離れない 誰しも、ある曲の、ある部分が耳について離れない、という経験はお持ちではないだろうか?それは主に、簡単なメロディー、リフレイン、リズムの繰り返しで、歯を磨いていても、メークをしていても、食事をしていても、アタマのどこかでそれが始終エンドレスで鳴っているというものである。 1月のフランス語レッスンは私がお題を出す番なので、ネット中を探索していたが、やっと面白そうな動画を見つけた。「Pourquoi certain…
うさぎ年でバニーガールを思い出した 私はステージで何を弾いたか 当時のスタンダード曲を今では耳にすることがない 1980年代の大ヒット曲2つ うさぎ年でバニーガールを思い出した よくよく気がつけば今年はウサギ年。ウサギ、つまりバニーちゃんなんだな。今回は私が大勢のバニーちゃんと毎日を過ごした4年間ー日本のバブル期を思い出して書いてみた。 バニーガールとは、うさぎの耳のかたちをしたカチューシャを頭につけ、肩を出したボディースーツに網タイツをはいた女性たちである。私がピアノを弾いていたクラブはアメリカのプレイボーイクラブを真似て全国展開した会員制のクラブレストランで、ウェイトレスは全員このコスチュ…
マルティン・ガルシア・ガルシアの手 ショパンプレリュードの17番が好きになってきた マルティン・ガルシア・ガルシアの演奏がお気に入り ドから次のソまで届くガルシアさんの手 ショパンはなぜ弾きにくい楽譜を書いたのか? 楽譜の書き直しは面倒くさい ショパンプレリュードの17番が好きになってきた ショパンのプレリュードのなかから、どれをレッスン曲に選ぼうかと徘徊しているうちに、この頃では17番がいちばん好きになってきた。最初のお気に入りは8番で、17番は大して印象に残らなかったのに。こういうのをことわざで(私はよくことわざを間違えて覚えていることがあるので確認してみた)、「だんだん良くなる法華の太鼓…
新年最初のジャズピアノレッスン 先生が発表会で驚いたこと 別のタイプの「美人」とフォローするところがすごい マスク美人か口裂け女か? 新年最初のジャズピアノレッスン 昨日は久しぶりのジャズピアノレッスンだった。発表会は去年の12/25だったのだが、その後、年末年始と教室の主催者であるカルチャーセンターがお休みだったせいである。 先生と顔を合わせてから、遅ればせながらまず、「明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。」のご挨拶。続いて発表会の反省会となった。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 先生が発表会で驚いたこと さて、発表会での…
クラシックにもポップスにも使い倒されたショパンのプレリュード20番
ショパンプレリュード20番のお気に入り演奏 ラフマニノフの「ショパンの主題による変奏曲」 プレリュード20番はバリー・マニロウの「恋はマジック」になった 日本では、なかにし礼が歌詞をつけてサーカスが歌った ショパンプレリュード20番のお気に入り演奏 ショパンプレリュードについて、とめどもなく考えたことの続きだが、きょうは20番をとりあげたい。この曲、たった13小節しかない。けれどもフォルティシモからはじまって、ピアノ、ピアニシモと強弱変化がジェットコースターみたいな曲だ。 いろいろなピアニストが弾いている動画があるが、私は体重のかけ方がわかる以下の動画が気に入ったので、ご紹介したいと思う。20…
映画「戦争と平和」はオードリー・ヘップバーンのための娯楽大作
娯楽大作としては上出来 CGに見慣れた眼には迫力の人海作戦 オードリー・ヘップバーンはいつもと同じ 音楽はあのニーノ・ロータだった 娯楽大作としては上出来 1956年のアメリカ映画「戦争と平和」をやっと見た。やっと、というのはこの映画についてはこれまであまり良いレビューにお目にかからなかったのと、上映時間が長いので(208分)眼が疲れるのではなかろうか、という危惧からだった。 おまけになぜか10代のころから歴史ものが大好きだった私は、トルストイの原作を2回も読んでいる。いくら3時間を超す映画とはいえ、あの長編の全部を網羅するのは無理だろう。だから大幅に端折られた映画を観るときっとがっかりするだ…
「ヤクザときどきピアノ」という本との出遭い 鈴木氏とABBAの「ダンシング・クィーン」 「これを絶対ピアノで弾きたい」願望があったか? レイコ先生をして語らしめるピアノ上達の極意 何よりも練習が足らない 「ヤクザときどきピアノ」という本との出遭い 「ヤクザときどきピアノ」という本を見つけたとき、ヤクザ屋さんがピアノを弾く話かと早合点した。だって表紙からして、坊主頭に黒メガネの、頑丈そうな体躯の男性がグランドピアノを弾いているのだものね。 でもパラパラとめくっているうちに、暴力団を専門(?)に取材をして記事を書いているプロのライターさんが、52歳にしてはじめてピアノを習った体験記であることがわか…
発表会まであと1週間しかない ヒジをお腹のほうまでもってくるヒジ腹 ドビュッシーは光だ!色彩だ! 速く弾きすぎると言われたのは多分初めて 発表会まであと1週間しかない クラシックピアノの発表会まであと1週間!この1週間でどれくらい伸びしろがあるのか? 疑問を心に持ちながら昨日、レッスンのため先生宅にうかがった。発表会までの最後のレッスンとなるので、ドビュッシーのパスピエを先生の前で弾くのは最後になるはず(?)である。 レッスンではまず一回、通しで弾いた。先生は、「まとまりがあってよかったと思います。どこか気になるところはありますか?」と聞いてくださったので、「特にはないんですけれど、前にも言っ…
すきっ歯の有名人は誰? すきっ歯は可愛い?魅力的?セクシー? 「幸福の歯」の語源はどこから来たのか? 昔、日本では八重歯が人気だった すきっ歯の有名人は誰? 先日、フランスの歌手、ファッションリーダーであるジェーン・バーキンについて書いたが、彼女は、というべきか彼女も、フランス人の有名人によくある、前歯がすきっ歯のかたである。その程度はそれほどひどいものではないけれど。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 彼女のほか、すきっ歯の有名人として古いところでは、ブリジット・バルドー、シルヴィ・ヴァルタン、比較的新しいところではヴァネッサ・パラディといったところであ…
ブラジルの海岸にあるアントニオ・カルロス・ジョビンの彫像 トリフォノフのプレリュード4番を聴く カティア・ブニアティシヴィリのプレリュード4番を聴くというか、見る アントニオ・カルロス・ジョビンの「How insensitive」 ジョビンの曲になるとブラジルの風に吹かれているようだ トリフォノフのプレリュード4番を聴く ショパンのプレリュード4番は本当にいい曲だなぁ。レッスンでとりあげてもらうとか、ピティナステップで弾くとか、そういう「打算?」は抜きにして、まずは自分でボチボチ弾いて感激することから始めようと思う。 それにしてもこの曲はピアニストによってテンポも表現もまちまちだなぁ。ロシアの…
ショパンのプレリュード4番とジェーン・バーキンの行方不明者シャンソン
ショパンの墓(パリ、ペール・ラシェーズ墓地) プレリュード4番は一見難しくなさそう ピティナステップの難易度では範囲が広すぎる セルジュ・ゲンスブルはプレリュード4番を拝借した アイデアは面白いと思う、ジェーン・B.~私という女 ご近所さんがポルテ・ディスパリュ(Portée disparue)の疑い プレリュード4番は一見難しくなさそう 相変わらず、ショパンのプレリュードのなかから出来そうな曲を探す作業が続いている。一番好きな8番が技術的に手にあまり、また老眼のせいで厳しいとなれば、他の曲を探すほうが賢明だ。そこで4番はどうか?ショパンの葬儀に使われた曲のひとつだけあって、ポロポロと涙がこぼ…
フジコさんのマヨルカ島訪問のドキュメンタリーをみて フジコさんの背中に注目してしまった ピアノを弾くときの姿勢は影響するのか? なぜ女性は高齢になると背中が曲がるのか フジコさんのマヨルカ島訪問のドキュメンタリーをみて 先日、年末に録画しておいたNHKの番組、「フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して~スペイン・マヨルカ島への旅」をやっとみた。番組は、かねてよりフジコさんの憧れの地、マヨルカ島ーショパンとジョルジュ・サンドの1838年の「愛の逃避行」の舞台ーを訪れたときのことを物語る密着取材形式となっている。 フジコさんについてはこれまで幾度となくドキュメンタリーやインタヴューでお姿を拝見し、…
ラテンの味と音楽が楽しい映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」
2014年のアメリカ映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 料理あり、音楽ありのヒューマンコメディ映画 よくも悪くもSNSの時代 息子ちゃんが可愛い 映画のテーマ曲、ラテンの「I like it like that」 料理あり、音楽ありのヒューマンコメディ映画 これは楽しい映画だった! いつまでも心に残り、ことあるごとに思い出し感慨にふけるというタイプの映画ではないけれど、たぶんあと半年ぐらいしたら見たことも忘れていると思うけれど(だからブログに書いておく)。 料理がおいしそう、ラテン音楽がステキ、親子や友人との心の交流にホロリとさせられるとあっては、よい点をつけないわけがない。この楽…
「プレリュード」の楽譜を買ったことを忘れていた トヨタのCMでプレリュード8番を知った あのCMのピアニストは若き日のポゴレリチ シニア泣かせの小さな音符 「プレリュード」の楽譜を買ったことを忘れていた 2022年8月から練習をはじめたドビュッシーの「パスピエ」が、2023年1月22日の発表会をもって一応終了する。もちろん完璧な出来とはいえないし、せっかく暗譜できたので今後も弾き続けるつもりだが、まあ一応区切りをつけるつもりなのだ。 それで次を何にするのか、相変わらず決まっていない。いっとき、シベリウスの「樅の木」をやる気があるように思われたのだが、なぜか樅の木はヤル木に成長しなかったようだ。…
【自撮動画】映画「ひまわり」のテーマを胸いっぱいの涙で弾いてみた
1970年のイタリア映画「ひまわり」 ロシアのウクライナ侵攻以来、話題の映画「ひまわり」 可哀そうすぎて涙と鼻水のせいで後半まで覚えていない 当時は反戦よりも悲恋映画だった ひまわり畑はウクライナであってロシアではなかった 【自撮動画】映画「ひまわり」のテーマを胸いっぱいの涙で弾いてみた ロシアのウクライナ侵攻以来、話題の映画「ひまわり」 ロシアのウクライナ侵攻以来、なにかと話題になっている1970年のイタリア映画「ひまわり」だが、私はこれを公開当時の中学生のときと、ずっと大人になってからも1回みている。ところが映画の後半についてはほとんど覚えていない。もちろんいわゆるハッピーエンドでなかった…
「シェルブールの雨傘」でおさらいするフランスの伝統菓子ガレット・デ・ロワ
映画「シェルブールの雨傘」より 日本でのガレット・デ・ロワの普及度 手作りのガレット・デ・ロワもいいけれど 映画「シェルブールの雨傘」でのガレット・デ・ロワ 覚えておけばよかったフランス語表現 日本でのガレット・デ・ロワの普及度 新年1月、ガレット・デ・ロワというお菓子を切り分けて、なかにはいっているフェーブを当てたひとが王様、または女王様となり王冠をかぶる、というフランスの伝統は日本ではそれほど知られていないように思う。 私はこの家庭的で、どこかほのぼのとした風習が好きなので、日本でもハローウィーンなんかよりずっと広まってほしいと願うのだが、ガレット・デ・ロワは相変わらず、ちょっとこじゃれた…
今年は練習曲をさらうのか? これでも「ツェルニー左手のための練習曲」は3周やった 数えきれないくらい挫折したツェルニー40番の完走 川添文さんのツェルニー40番No.26はとにかく美しい 今年は練習曲をさらうのか? これは新年の抱負でも目標でもない。元旦にふと思いついたのだ。 「今年は練習曲はどうしたらいいのかな?」たぶん、このブログでも「練習曲はキライだ!キライだ!」を、何回も書いているかと思う。そのとおりで、ピアノレッスンを2年半ほど前に再開してから、練習曲というものに本腰を入れて取り組んだことはない。 今お世話になっている先生も、引っ越し前に半年ほどお世話になった先生も、レッスンで取り上…
働きたくないシニアにはオススメしにくい映画「マイ・インターン」
2015年のアメリカ映画「マイ・インターン」 「マイ・インターン」はこれまでと違った新しい視点の映画 大半のシニアにとって働くことは「生きがい」らしい 働くとピアノが下手になる悪循環 通販アパレルは浮き沈みの激しい業界だ 夢をみせてくれる映画として評価したい 「マイ・インターン」はこれまでと違った新しい視点の映画 2015年のアメリカ映画「マイ・インターン」(原題:The Intern)はなかなか評判の高い映画らしい。なんでも女性上司のもと、シニア・インターン制度で雇われることになったシニア男性が、最初は社内で浮いた存在であったものの、持ち前の機転と誠実さでみんなから好かれ、女性上司の信頼と友…
シベリウスの「樅の木」から大河ドラマ「樅ノ木は残った」へと移りゆく思考
1970年のNHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」の平幹二朗と吉永小百合 シベリウスの「樅の木」の無料楽譜をゲットした 館野さん演奏を聴いた印象と譜面が一致しない フィンランドの樅の木よりも日本の樅の木が気になるらしい 大河ドラマ「樅ノ木は残った」は豪華版だった 今年の大河「どうする家康」は私の好みにあうのか? シベリウスの「樅の木」の無料楽譜をゲットした 先日、ピティナステップを受けるにあたり、まずは発展2のカテゴリーに属するシベリウスの「樅の木」から練習する、と記事に書いた。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 練習開始の第一歩として早く楽譜をみてみたい、と…
反田恭平さんと小林愛実さん お正月にふさわしいめでたいご結婚報道 世界的ピアニストはどんなひとと結婚しているのか? プロピアニストが一家に二人いると防音はどうなるのか? 私は小林愛実さんのファンだ お正月にふさわしいめでたいご結婚報道 昨夜、もう寝ようかな、と思ったころだったろうか。お正月にふさわしいめでたいビッグニュースがパソコンの画面から私の眼に飛び込んできた。ピアニストの小林愛実さんと反田恭平さんがご結婚、小林さんはご懐妊中とのことである。ネットのニュースには反田さんがショパンコンクールで2位、小林さんが同コンクールで4位だったと紹介されている。 なるほど、世間の人全部がクラシックピアノ…
西宮神社 2023年元旦 謹賀新年 大宮氷川神社に屋台で負けない関西の神社は? 西宮は西にある街か? 西宮神社の屋台を楽しむ 阪急西宮ガーデンズはすごい混雑だった! 謹賀新年 明けましておめでとうございます。 皆さまはどんな元旦を過ごされたのだろうか?おかげさまで兵庫県南部はすばらしい陽気に恵まれ、西宮界隈の人出は結構なものだった。ニュースでは相変わらずコロナの話をやっているが、この賑わいをみるかぎり、「コロナって終わったよね?」と感じたのだが早計なのだろうか?まぁ、みなさんマスクはしているけどね。 大宮氷川神社に屋台で負けない関西の神社は? 関東から兵庫県南部から引っ越してきて丸2年が過ぎた…
1989年のアメリカ映画「恋人たちの予感」 カウントダウンパーティーにちなんだ映画「恋人たちの予感」 「恋人たちの予感」のあらすじをぐっと簡単にご説明すると・・・ 愛に気づいて走り出すのはハリウッド映画のパターン? カウントダウンパーティーの会場での愛の告白 カウントダウンパーティーは出会いの場? カウントダウンパーティーにちなんだ映画「恋人たちの予感」 きょうは大晦日ということで、カウントダウンパーティーにちなんだ1989年のアメリカ映画「恋人たちの予感」(原題:When Harry met Sally)について書いてみたいと思う。 この映画は大ヒットしたし、ラブコメの女王と呼ばれたメグ・ラ…
シンフォニア3番の準備をはじめた さいりえ先生のライブ配信はタメになるが・・・ 英語の勉強にもなる「デヴィ夫人」の分析動画 とりあえず、シンフォニアを習う順番は気にしていない シンフォニア3番の準備をはじめた 今年の11月からバッハコンクールの準備、そして来たる1月の発表会と行事が続くので、シンフォニアのレッスンは足踏み状態だ。けれども発表会が終わったら、シンフォニアの3番をレッスンで見てもらうぞ~とヤル気まんまん(?)なので、今から譜読みを始めた。 同時にどこが主題なのか、どういうアーティキュレーションで弾くべきなのか、について予習をしようと思い立った。というのもいったん悪いクセというか、自…
アップライトピアノのギリギリ音が再発 原因は鍵穴にあった 鍵がついているピアノは古い 鍵にオイルをふきふきしてみた結果 教えてくださった高橋調律師さんに感謝 アップライトピアノのギリギリ音が再発 以前、このブログの記事にもしたのだが、ウチのピアノちゃんは、ときどきギリギリというような、ピアノ本体のなかにネジが紛れ込んだかのような音がすることがあった。 この夏もそうだったのだが、調律師さんに来てもらったときには、ウンともスンとも言わない。彼は、「異音はその音がするときに診ないと、原因がわからないんですよねぇー」といともすまなそうである。とりあえず調律はしていただいて、その効果があったのかもしれな…
ピティナステップ計23はわかりにくい 課題曲が探しにくいから無料の案内冊子がほしい 課題曲1曲だけになったのは朗報 将来のレッスン曲を変更したらこうなった ピティナステップ計23はわかりにくい 先日、このブログで「暗譜してピティナステップを受ける!」という記事を書いてから、頻繁にピティナステップのホームページを閲覧している。あらまあ熱心なこと、と思われるかもしれないが、ピティナステップ未経験者の私には、はっきりいって少々わかりにくいシステムだと思える。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com ステップが23に分かれていて、それぞれに名前がついている。導入(1-3…
バッハとバレエ、タップダンスにサスペンス風味の映画「ホワイトナイツ/白夜」
1985年のアメリカ映画「ホワイト・ナイツ/白夜」 東西冷戦映画「ホワイトナイツ/白夜」とは? ダンスの基本は同じなのか? バッハ、パッサカリアとフーガが現代バレエにピッタリ! やっぱり、聴きたい主題歌の「セイ・ユー・セイ・ミー」 東西冷戦映画「ホワイトナイツ/白夜」とは? この映画の主題歌、「セイ・ユー・セイ・ミー」は1985年の大ヒット曲だ。これを歌ったライオネル・リッチーはそのころ、数々の賞を総ナメにしたので、この曲のことはよく覚えている。しかし、どうしてこの映画は観なかったのかなぁ。不思議だが、本でも映画でも、出会うべきとき、というのがあるのだろう。いずれにせよ、1980年代にはまった…
【自撮動画】「関西のおばちゃん」の底力を見せつけられたジャズ発表会
ジャズピアノ&ヴォーカル教室発表会に初めての参加 40代~80代の妖艶な女性たちのファッション 「関西のおばちゃん」の底力はトークにあらわれた 自撮り動画を聴きながらひとり反省会 ジャズピアノ&ヴォーカル教室発表会に初めての参加 12月25日のまさにクリスマスの当日、習っているジャズピアノ&ヴォーカル教室で発表会コンサートが行われた。私が今の先生にジャズピアノを習い始めたのは、今年の1月からなので、ちょうど1周年記念で初めての発表会出演となった。ちなみにヴォーカルを教えておられるのは先生の奥様である。 出演者はピアノが6名(うち、男性1名)、ヴォーカルが10名(全員女性)。えーっ、ピアノはどう…
ヴァイオリンとピアノのデュオリサイタル 「写真撮影はご遠慮ください」というアナウンスがあった シューベルトが堪能できたプログラム 写真撮影はなぜいけないのか? ヴァイオリンとピアノのデュオリサイタル 12月22日、私のクラシックピアノの先生が、パリ・オペラ座を拠点としてヨーロッパ各地で活躍しているヴァイオリニスト、大島莉紗さんとともにデュエットリサイタルを開く、というので心躍らせつつ会場へ足を運んだ。 場所は阪急西宮北口から徒歩5分の西宮市プレラホール。お隣にある兵庫県立芸術文化センターと比べれば小規模だが、それでも275席を有する立派なホールだ。これはいつ頃建ったのか?ネットで調べようとした…
日本人が一般にフランス(パリ)に対して抱くイメージ いちごのショートケーキは日本だけ? 今年のブッシュ・ド・ノエルはどうだったか? フランスのクリスマスソング、プチ・パパ・ノエル(Pepit Papa Noël) 日本人が一般にフランス(パリ)に対して抱くイメージ ウチの夫は、在日20数年になるが、もとをただせばパリ生まれのパリ育ちで、国籍はフランスである。そして日本に住んでいる他のフランス人と、ちょっと違うかなあというところは、日本人がフランスに対して抱いている一般的なイメージを、真っ向から否定することである。例えば彼は日本語の達人であるが、「フランス(パリ)っておしゃれ~~」のたぐいのフレ…
来年の決意は「暗譜してピティナステップを受ける」に決まった!
2022年の総括について 平凡な生活にはアップダウンがない またフランス人の好きな「決意」かい! いきあたりばったりの人生に「決意」はなかった 暗譜をしてピティナステップを受けるのが来年の抱負だ 2022年の総括について 先日は月2回受けているフランス語レッスンの最終日だった。12月は先生がお題を出す番だったので、私は何も用意をしていかなかった。私がしゃべりたかったのはワールドカップイチ押しだったのだが、これまであまりサッカーの話題はでなかったので、先生がサッカーファンなのかどうかわからない。案の定先生は、ワールドカップの話題はまるで避けて通るかのように一言も触れず、出されたお題は「Bilan…
ジャズピアノの発表会まであと数日なのに決まらないイントロとエンディング
トミー・フラナガン (Tommy Flanagan) ジャズピアノの発表会まであと数日 本当に気になるのは当日のファッション トミー・フラナガンのエンディングを猛練習することに決定 トミー・フラナガンの「Chelsea Bridge」 ジャズピアノの発表会まであと数日 ふと気がつけば、ジャズピアノの発表会まであと数日しかない。なんか緊張感がないなぁ。きっとこれはコンクールを経験したからだろう。コンクールに比べたら発表会はお披露目会、社交行事みたいなもの、という感覚になってしまったみたい。だから先日のレッスンで、発表会で弾くことになっている2曲ともイントロ、エンディングを酷評されたにもかかわらず…
マクロン大統領の綴り字間違いにフランス国民は激怒、学習者は大混乱?
永遠のフランス語学習者には気になるトピック マクロン大統領のツィート間違い 間違いにはすぐ気がついたけれど マクロン大統領は目立つのがお好き? 永遠のフランス語学習者には気になるトピック 私は永遠のピアノ練習者であるとともに、永遠のフランス語学習者なので、先日のマクロン大統領のツィートでの綴り字間違いに非常に興味をもった。よってこの記事は音楽に関係がなく、フランスおよびフランス語に興味をもたれない方には申し訳ないのだけれど。 フランスが惜敗したワールドカップの翌日、「マクロンがツィートですごい間違いをしたので、フランスのネットで騒ぎになっているよ!」と夫が言った。そして「どこが間違えているか、…
求む!音楽が聞こえてきそうなTシャツ、セーター、バッグなどなど
ピアノのかたちのコースター 楽器店に行けば必ずすること ¥1,000以内の音楽グッズはつい買ってしまう 音符柄の長傘はけっこう売っている 音楽が聞こえてきそうなものを身に着けたい 楽器店に行けば必ずすること 先日の記事の繰り返しになるが、私は楽器店が大好きだ(先日はあからさまに楽器店名を書いてしまったが、そこの回し者ではないのできょうはやめておく)。なぜかというとピアノがいっぱい並んでいるのをみるだけで嬉しくなる。それもちょっと変わったタイプのもの、猫足とかアンティークなものがあるとよけいに嬉しい。 もちろん楽譜をペラペラめくるのも好き。特にヘンレ版がいいとか、パデレフスキ版でないといけないと…
アラビアっぽいフレーズが忘れらないワールドカップカタール2022のテーマ
FIFAワールドカップ2022カタール大会 フランスが負けてアルゼンチンが優勝した! 忘れらないテーマ曲のアラビアっぽいフレーズ アラビアっぽいフレーズがはいったテーマ曲を聴く 残念どころではないフランスの選手たち フランスが負けてアルゼンチンが優勝した! とうとうFIFAワールドカップ2022カタール大会が終わってしまった!アルゼンチンの初戦でのサウジアラビア戦から考えれば、ウソみたいな話だが、アルゼンチンの人々の優勝に賭ける望みは半端ではなかった。そして今大会が最後の大会と公言していたメッシも花道を飾ることができて良かった、と思っている。 それにしてももうドキドキ、ハラハラの試合がない、と…
きょうはツェルニーコンクールが東京で開催された日 ピアノコンクールは花盛り 趣味の大人向けピアノコンクールを考える もうしばらく比較を楽しむことにしよう きょうはツェルニーコンクールが東京で開催された日 私は定期的に、何も買い物の予定がなくてもヤマハ神戸店に足を運ぶ。レッスンもここで受けていないのだが、基本的に楽器店、書店が大好きなのだ。そしてコンクールやコンサートに関する情報も、最近はなんでもネットで探せるものの、チラシが一斉に展示してあるため、眼に入りやすい。 そんな折、先日は「ツェルニーコンクール」というチラシを見つけた。ヒェー!あのツェルニーにもコンクールがあるのだ!なんでも今年が第1…
映画「恋におちて」のざくっとすぎるあらすじ 奇跡の再会をはたしてから感動のラストシーン 名優の存在と携帯電話がない時代 デイブ・グルーシンのピアノが印象的なマウンテンダンス 映画「恋におちて」のざくっとすぎるあらすじ 1984年のアメリカ映画「恋におちて」(原題:Falling in love)はクリスマスで始まり、クリスマスに終わる恋愛映画である。また付け加えるなら、不倫純愛映画といったところか。あらすじをざくっとご紹介すると、 クリスマスイヴでごったがえすニューヨーク、リゾーリ書店でお互いの買い物をとりちがえてしまったことから知り合ったモリー(メリル・ストリープ)とフランク(ロバート・デ・…
ベスト8以上の超一流プレーに酔う NHKニュースで知ったアルゼンチンの応援歌 恋の歌がアルゼンチンの応援歌になった 「Muchachos, ahora nos volvimos a ilusionar」(みんなまた期待が高まったぞ)を聴いてみて ベスト8以上の超一流プレーに酔う ふつうのサッカーファンでない日本人なら、日本が敗退したFIFAワールドカップ2022にはもう興味はないと思う。しかし、私は日本が敗退したそのあとも、ゲームに熱中し、ベスト4の試合では、2試合連続で朝4時に起きてテレビの前に座ることになり、今、もう生活のリズムが狂ってヘロヘロだ。ひょっとして、私はサッカーファンなのではな…
ハノン批判の急先鋒?フィリップ・カッサール氏 ハノンは何の役に立つのか、と問うフィリップ・カッサール氏 ブラームスの練習曲集を絶賛 ハノンは全否定されるものなのか? ハノン批判の急先鋒?フィリップ・カッサール氏 クラシックピアノに情熱をもって取り組んでいらっしゃるかたは、みなハノンは基礎練習として取り入れていらっしゃるのだろうか?私自身は時間がないことと、面白くないことを理由にずいぶん長いこと、ハノンをやっていない。だが、それでいいという確信もない。 そういうことから、フィリップ・カッサール氏というピアニストがハノンを批判しているYouTubeの動画をみて面白かったので、記事にまとめてみた。 …
庭のモミの木を100均商品で飾ってフィンランドのシベリウス気分
人生で初めて庭をもつ 庭のモミの木をクリスマスツリーにすることを思いつく 100均でキラキラのボールを買ってきた シベリウス「樹の組曲」より「樅の木」 人生で初めて庭をもつ 現在住んでいるところに引っ越すまで、私は庭のある家に住んだことがなかった。マンションに住んでいるときは、バルコニーの掃除も、めったにしたことはなかったし(!)、それがバルコニーから庭になると、どういう家事が必要なんだろう?と考えるだけで気が遠くなりそうだった。なので、これまで戸建てに住みたいと思ったことはなかったし、庭が欲しいと思ったこともなかった。 ところがどういうわけか、2021年から人生初めて「庭持ち」となり、そこに…
クリスマスにかつての恋人と再会する映画「シェルブールの雨傘」
クリスマスに別れた彼氏に再会するなんて 映画「シェルブールの雨傘」のあらすじ 女はまったく再会を期待していなかったのか? 「Tu vas bien?」 の用法について これはハッピーエンドといえるのかもしれない クリスマスに別れた彼氏に再会するなんて 世の中にクリスマスソングは数多くあるが、根拠のない「ねむいゆめこ統計」によると、その背景の90%は「恋人たちのクリスマス」「ママがサンタにキッスした」「恋人がサンタクロース」に代表されるハッピーソングだと思う。 あとの10%は、山下達郎の「クリスマスイブ」やワムの「ラストクリスマス」のように、待っているけど彼女はこないとか、ふられて未練たっぷりの…
JazzではなくJazzyなのか? 青江三奈をご存じですか? ヘレン・メリルの「You'd be so nice to come home to」と聴き比べ 青江三奈がもっと長生きしていたら? JazzではなくJazzyなのか? ここ数週間はバッハコンクールのせいでジャズピアノの練習があまりできていなかった。そのせいでもないと思うが、先日のジャズピアノの先生の批評は、いつもより辛口であったと思う。 12月25日に予定している発表会のために、「Who can I turn to?」と「Chelsea bridge」を弾く予定なのだが、先日もいつものように、私がひととおり弾き終わった後、「うまい、…
【自撮動画】サッカーワールドカップベスト4にまつわる音楽を弾いてみた
ベスト4の役者は揃った! フランスの曲で知っているのはたくさんあるが アルゼンチンの曲は知っているが練習していない モロッコとクロアチアには困った 自撮りでベスト4の曲を弾いてみた ベスト4の役者は揃った! 先日、サッカーワールドカップ2022のベスト4予想を記事にしたが(元々サッカーファンとは言えない私がなんと恐れ多いことか!)、結果はなんと50%の正答率でしかなかった! kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 私にとっての番狂わせはクロアチア対ブラジル。前回の記事で、「大したことあらへん」なんて書いて本当に失礼しました!クロアチアがあんなに粘り強く根性がある…
バッハコンクール後、はじめてのレッスンへ 採点票をみた先生の反応 「それでもあなたをバッハをやるか?」と問われた気がした 映画「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」 バッハコンクール後、はじめてのレッスンへ 先日受験したバッハコンクールの結果は、先生にはすでにメールでお知らせしていたが、やはり詳しく報告するのが筋道かと思い、「奨励賞の賞状1枚」「採点票3枚」「菓子折り1個」の3点セットを準備の上、レッスンにお伺いした。 採点票をお見せした結果は、意外に淡々としたもので助かった。淡々というのは、私が過去に大手英会話教室に受付として勤務していた時代、英検やTOEICに不合格、または不本意な成績で終…
ワールドカップベスト4予想 各国の民謡を自分流に弾く遊び ポルトガルだったら知っている曲がない タモリの「SOBAYA」に抱腹絶倒 ワールドカップベスト4予想 ワールドカップのときだけサッカーファンになる私は、ここ数日サッカーの試合がないのでつまらない。12月10日(土)の0:00まで待たないといけないんだね。 ここでまた(土)の0:00とは金曜の夜の続きなのかどうか、自信がない。毎回夫に確認している。 とにかく(土)の0:00はクロアチア対ブラジルだが、予想としてこれはもうブラジルの勝ちでしょ! クロアチアは日本戦をみたところで、「大したことあらへん」と思った。 そして4:00からはオランダ…
クラシックの女性プロピアニストのパンツスタイルをみたことがない ドレスはできるだけ着たくない 発表会用の格安ドレスをポチした ユジャ・ワンのセクシースタイルにはポリシーがあるのか? クラシックの女性プロピアニストのパンツスタイルをみたことがない 先日のバッハコンクールで、ただひとりの「普段着」参加者として恥ずかしい思いをしてから、肝心の演奏よりも、女性のクラシックピアニストの服装についてばかり考えている。自分でも本末転倒だとは思うのだが、いかんせん仕方がない。 コンクールに限らず、クラシックのプロピアニストのコンサート、一般人の発表会などをおいても、私はパンツスタイルの女性をみたことがない。 …
ホームページで予選落ちを確認 レターパックで賞状と採点票が送られてきた 最高点をつけてくれた先生のファンになる 採点コメントはどうだったか ホームページで予選落ちを確認 12月4日(日)に受験したバッハコンクール、一般A。結果はその日の夜にホームページで発表、とあったので、その日の夜、まさかとは思いながら8時すぎから何度かホームページにアクセスしてみた。 12月4日にはもちろん他の会場でもコンクールが行われたようで、でも私が受けた神戸ってなかなかアップされないようで・・・気のせいかもしれないけれど。見るたび発見するのは大分とか苫小牧で。でも9時過ぎに神戸も表示された。 ちゃちゃっとスクロールし…
熱血レスリング親父と娘たちの映画「ダンガル きっとつよくなる」
2016年のインド映画「ダンガル きっとつよくなる」 インド映画「ダンガル きっとつよくなる」とは? 2016年のインド映画「ダンガル きっとつよくなる」(原題:Dangal)は、インドアマチュアレスリング界の元王者がその娘たちに自らの理想を託し、周囲の反対や無理解を押し切って、インド女子レスリング界の第一人者に育て上げる感動のスポーツ根性映画である。 www.youtube.com 日本は女子レスリング大国? 父と娘でレスリングに賭ける、といえば、日本人にはすぐ、「気合だーー!」の掛け声で有名な元プロレスラーのアニマル浜口とその娘、浜口京子の二人三脚ともいえる戦いぶりを思い出すのではないか。…
インド料理レストラン「アールティ・北野本店」 わが家のインドブーム インド料理店「アールティ・北野本店」でランチ ターリセットはボリューム満点! 「国際都市神戸」は健在か わが家のインドブーム 先日、インド映画「きっと、うまくいく」を見てから、わが家(といっても夫と私だけ)では、ちょっとしたインドブームになっている。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com そこで今度はぜひ、インド料理店へ食べに行こうということになったが、夫が「ナンが食べ放題の店に行きたい」と言い出した。夫は兵庫県南部に引っ越してくる前には、東京、丸の内近辺で勤めていたのだが、なんでもその近所に…
それでもコンクールに参加してよかった 参加者の曲目はみな難易度が高い 最低ワンピースにパンプスを用意すべきだった 肝心の演奏は? それでもコンクールに参加してよかった 12月4日(日)、私にとって人生初めてとなるピアノコンクールであるバッハコンクール神戸大会に一般Aで参加した。 何事も経験なので、結果はどうあれ、参加してよかったと思っている。 なぜなら、もしコンクールの参加がなければ、バッハでなくとも、他の作曲家の曲であっても、細部にわたって神経を使って曲を仕上げることはなかっただろう、と思われるからだ。 しかし、もしこれから書くことが最初からわかっていたら、参加を決めていたかどうか疑問なのだ…
川崎美術館外観 神戸市立博物館で開催の「よみがえる川崎美術館」展 川崎美術館はなぜ消えたか 川崎正蔵の家族について 死に急いだ久坂葉子 神戸市立博物館で開催の「よみがえる川崎美術館」展 12月2日。体調を崩すかもしれないから、この時間帯なら絶対見るまい、と心に決めていたワールドカップの日本vsスペイン戦だが、夫が小さな音でかけているテレビ音で目が覚めてしまった。 2対1で日本が勝っている、とのことだったから、そのまま見続けてしまい、勝ったからよかったようなものの、ボーッとしていたアタマのままで、予定していた神戸市立博物館での「よみがえる川崎美術館」展を見に行った。この日を逃せば、最終日を含めて…
布施明はいつもスターだった ジャズも歌う布施明 布施明とオリヴィア・ハッセーの結婚 オリヴィア・ハッセーは大女優だったのか? 布施明はいつもスターだった 布施明は私が小学生のころからのスターである。 その姿を歌謡番組で見、聴くたびに、「うまいなぁ~ こんなうまい人、ほかにおらへんわ」と感嘆していた。 実際のステージも、一度だけではあるが、無理やり夫を誘って聴きに言ったし、CDも一枚持っている。 紅白歌合戦も布施明が出ている時代は、その時間帯だけを選んで見た。出なくなってからは、まったく見ていない。 そのわりに「霧の摩周湖」も「シクラメンのかほり」も「マイ・ウェイ」も歌自体はそれほど好きではない…
ドラマチックな「マイ・ウェイ」より「Comme d'habitude(いつものように)」が好きな理由
「マイ・ウェイ」は苦手だった シナトラと布施明による「マイ・ウェイ」 オリジナルのクロード・フランソワ クロード・フランソワの不可解な行動 「マイ・ウェイ」は苦手だった 私がラウンジやクラブでソロピアノを弾いていた1980年代、リクエストが多かったのは、「愛の讃歌」「ミスティ」「想い出のサンフランシスコ」など、いわばスタンダードなポピュラーソングだが、それらを抑えてダントツNo.1だったと思う曲はなんといっても、「マイ・ウェイ」だと思う。 私は「マイ・ウェイ」が苦手だった。ほとんど嫌いだったといってもよい。なぜかというと、出だしはmpで右手単音、左手アルペジオでなんとかなるが、サビからの盛り上…
バッハコンクール神戸大会まであと数日 視奏可の場合は常に楽譜を見る 2曲弾く場合、弾く順番を厳守する 最後の最後まで問題箇所をさらう バッハコンクール神戸大会まであと数日 ピアノコンクール人生初参加となる、バッハコンクール神戸大会まであと数日しかない。 クラシックピアノのレッスンは月2回なので、先日のレッスンがコンクールまでの最後のレッスンだったのだが、確認しておくべきことが意外にあった。 いずれも私からすると、そこまでは考えていなかった、そんなに重要とは思っていなかった、とも言うべきもので、これを契機に、大げさに言えば人生観、とまではいかなくても、処世術が変わるかもしれない。 視奏可の場合は…
モロッコ料理(右:ラタトゥイユ 左:クスクスのサラダ、お好み焼き、ケバブ モロッコ料理に参加したきっかけ 講師はモロッコ人の正木カデ氏 モロッコ料理超ざっくりレシピご紹介 ラタトゥイユにさつまいもとシーチキン! モロッコお好み焼きは野菜たっぷり! ケバブは鶏肉で! クスクスサラダ 「作って食べよう世界の料理」が本になるって! モロッコ料理にはモロッコ音楽を! モロッコ料理に参加したきっかけ 兵庫県芦屋市では、定期的に芦屋市在住の外国人を料理講師に招き、その出身国の料理をともに作って食べる会の参加者を広報紙で募集している。 私は広報紙をチェックするたびごとに、「ヘェー 〇〇料理かぁ、食べてみたい…
1970年のアメリカ映画「ある愛の詩」 1970年の大ヒット、アメリカ映画「ある愛の詩」 「愛とは決して後悔しないこと」はどういう意味? バッハの「チェンバロ協奏曲」3番ニ長調 フランシス・レイによるテーマ曲 1970年の大ヒット、アメリカ映画「ある愛の詩」 今思うと、「なんであの映画がそんなにヒットしたんだろう?」と思う映画が過去にはあるが、1970年の大ヒット、アメリカ映画「ある愛の詩」(原題:Love Story)はそのひとつかもしれない。 日本での公開当時、私は中学生だったが、映画といい、エリック・シーガルの同名小説といい、キャッチコピーの「愛とは決して後悔しないこと」も含めて、その流…
ハイヒールを見かけなくなったのはいつから? ソニー・クラークの名盤ジャケットはハイヒール 「クール・ストラッティン」を断捨離した大バカの私 ハイヒールの流行は再燃するか ハイヒールを見かけなくなったのはいつから? 通勤時にパンプスというか、ハイヒールをはいているひとを見かけなくなってからずいぶん経つような気がする。 私が都内まで通勤していたのは2015年までだから、あれからもう7年もたつのか。その頃、新橋で下車後、職場のある汐留まで歩いていたのだが、電通にお勤めのおしゃれな女性もたくさんいたはず。でもすでに、ヒールのある靴をはいているかたを、あまりお見かけしなかったような気がする。 そういうか…
1955年のアメリカ映画「7年目の浮気」 「7年目の浮気」がイチオシのコメディである理由 映画「7年目の浮気」のあらすじ 妄想場面で必ずでてくるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ピアノソロ版 有名なモンローのスカートがめくれあがる場面 「7年目の浮気」がイチオシのコメディである理由 私は1955年のアメリカ映画「7年目の浮気」を少なくとも3回は観ている。けれども、この映画を有名にした一因である、マリリン・モンローのスカートが、地下鉄の風でめくれ上がるところを見たかったからではない。 もちろんマリリン・モンローについては、非常に魅力的な女優さんだとは思っている。豊…
「ドホナーニ指の練習」は効果あり ツェルニー30番No.18の15小節目はどの指で弾くか ツェルニー30番は簡単か? 川添文さんのツェルニー30番No.18 「ドホナーニ指の練習」は効果あり いままで結構、「ドホナーニ指の練習」にケチをつけるような記事を2本書いてしまったので、きょうはちょっとその罪滅ぼしをしたいと思う。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 結論から先にいうと、「ドホナーニ指の練習」はハノン、ツェルニー、その他アルペジオなどの基礎練習に勝るとも劣らない効果がある、とは素人…
ワールドカップ、日本vsドイツはまさかの展開 「ドイツの歌」ともいわれるドイツ国歌 ドイツ国歌の元歌はハイドンにあり 神戸市灘区曽和町にあった「神戸ドイツ学院」 ワールドカップ、日本vsドイツはまさかの展開 きのうのFIFAワールドカップ、日本vsドイツの試合。 にわかサッカーファンの私は、あらゆる用事を済ませてから、キックオフ直前にテレビの前に陣取った。紅白歌合戦も数年前から見ていないので、こんなことは一年に一回、あるかないかである。 そして画面に写る、ドイツの選手。「ワーーー、みんなでっかい!」。そして大写しになるドイツの監督。「なんか、テレビドラマの24のジャック・バウアーみたい!」。 …
FIFAワールドカップ・カタール大会開幕 にわかワールドカップファンになる理由 第3位はジプシー・キンギスの「Oh eh oh eh」 第2位はポルノグラフィティの「Mugen」 第1位はリッキー・マーティンの「La Copa De La Vida」 FIFAワールドカップ・カタール大会開幕 11月21日にFIFAワールドカップ・カタール大会が開幕した。 人権問題、労働問題、性的マイノリティ問題などさまざまな問題が話題になっているせいか、欧米諸国はもちろん、日本でも盛り上がりも今ひとつな気がしている。 だが、もし日本代表が23日のドイツ戦で勝利、なんていう大金星でもあげれば、手のひらを返したよ…
1970年のフランス映画「ボルサリーノ」 「ボルサリーノ」競演のふたり 実際のギャングをモデルにした映画「ボルサリーノ」 「ボルサリーノ」おすすめ場面 必見!作曲者が弾く「ボルサリーノ」のテーマ 「ボルサリーノ」競演のふたり 1970年のフランス映画で当時の2大スターが競演した「ボルサリーノ」という映画がある。 二人のうちのひとりはジャン・ポール・ベルモンド。 残念なことに2021年9月になくなってしまった。 もうひとりはアラン・ドロン。 まだご存命で、このブログでも記事にしたことがある。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 二人ともかつては、フランス映画界…
YouTubeで知った坂本龍一/音楽の学校 ベートーヴェンとドビュッシーのわかりやすい比較 ドビュッシーが影響を受けたガムランとは? 映画「ラスト・エンペラー」の中国的なフレーズは? YouTubeで知った坂本龍一/音楽の学校 何気なくYouTubeを徘徊していたら、「ドビュッシー、サティ、 ラヴェル編①坂本龍一/音楽の学校/NHK Eスコラ」というのが出てきた ので、視聴したら大変面白かった。 こんなに面白いものってシリーズであるのかな、と調べてみたら、 もともとこれは2010年にNHKがEテレで放送していたものらしい。 2010年! それでは12年も私はこれを知らずにいたのか、やっぱりテレ…
1958年のフランス映画「モンパルナスの灯」 1958年のフランス映画「モンパルナスの灯」 山田五郎氏「オトナの教養講座」 明らかになったオドロキの真実 藤田嗣二画伯の演技指導 ジョニー・ディップがモディリアーニになるのか? 1958年のフランス映画「モンパルナスの灯」 「モンパルナスの灯」とは、近頃では100億円を下らない価値で作品が 取引されている画家、モディリアーニとその妻、ジャンヌとの愛を 描いた1958年のフランス映画である。 モディリアーニは、当代随一の美男と謳われたジェラール・フィリップ、 そしてジャンヌは、あえて今風の表現を使うと「美しすぎる」アヌーク ・エーメが演じた。 (美…
神戸市役所をのぞむ バッハコンクールの時間割と参加票がきた コンクール会場は「神戸ポートオアシス」 60年前と今の写真比較 昔の神戸がどんどんなくなっている 威風堂々たる神戸税関 会場のトイレ表敬訪問 バッハコンクールの時間割と参加票がきた 12月4日のバッハコンクールの時間割と参加票が郵送で送られてきた。 「何にもこないなぁー。このまま何にもなくてもいいなぁー。」 と思っていたのでちょっとぎょっとした。 さっそく開封してみると、私が属する一般Aの受付時間は10:30 となっている。 世間様にとっては早い時間ではないだろうが、私の場合、バスで 山を降り、電車に乗る、という行程がある。 それにな…
インド文化に興味がもてなかった原因分析 映画「きっと、うまくいく」の見どころポイント インドの苛烈な競争社会 ボリウッドの音楽とダンス インド文化に興味がもてなかった原因分析 正直なところ、これまであまりインド文化に興味がもてなかった。 原因をつらつら考えてみると、 その1 中学生の頃、ビートルズファンだったが、ジョージ・ハリスンがシタールを 使った曲はあまり好きになれなかった。 一番の例は「ノルウェーの森」。 ノルウェーなのに、なんでインド楽器なん? これはいちいち理由を求めるほうが野暮かもしれない、と今では思っているが 別にシタールでなくっても?という気がしないでもない。 その2 インド料…
内田光子氏、グラミー賞にノミネートされる 日本のメディアには登場数が少ない内田光子氏 内田光子氏、英語インタビューで「ディアベッリ変奏曲」を語る 「ディアベッリ変奏曲」チラ聞き感想 内田光子氏、グラミー賞にノミネートされる アメリカの第65回グラミー賞候補が発表され、ピアニストの内田光子氏 の「ベートーヴェン・ディアベッリ変奏曲」が最優秀クラシカル・インス トゥルメンタル・ソロ賞にノミネートされた、というニュースをネットで 読んだ。 ベートーヴェンは知ってるよ!もちろん。 でも「ディアベッリ変奏曲」って何なん? もうすぐ66歳になろうかというのに、それに趣味のひとつがクラシック ピアノです、と…
カーペンターズの人気ぶりを振り返る ビートルズのカヴァーも歌っていたカーペンターズ カレン・カーペンターは拒食症だった 「スーパースター」が一番好き 【自撮動画】カーペンターズの「スーパースター」 カーペンターズの人気ぶりを振り返る およそ1970年代前半のカーペンターズほど勢いのあったグループを 私は知らない。 「え、ビートルズがあるでしょ!」 と思われるかたもいらっしゃるかもしれないが、ビートルズが解散した のは1970年なのだ。 だからビートルズへの人々の熱狂ぶりを知るには私は幼すぎた。 せいぜい、近所に住んでいたK子ちゃんがビートルズのファンで、 そのためにK子ちゃんは不良と言われてい…
ドビュッシーのパスピエは8月から ママチャリ vs マセラッティ ママチャリ風パスピエで褒められる 観客のレベルのいろいろ ドビュッシーのパスピエは8月から 先日のクラシックピアノのレッスンの記録。 ブログというものをはじめて良かったと思うことは、レッスンの曲を 始めた時期がわかるということ。 自分のブログを調べて初めて、ドビュッシーのパスピエは8月からやって いるのだ、とわかり一驚した。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com これを1月の発表会まであと2か月もやるのか、と思うと気が遠くなる。 かくしてたまにはポップスに逃げることになるのだが、夫はジャズや ポ…
酒が飲めないとジャズのライブは敷居が高い 柏谷淳(sax)永田有吾(pf)本川悠平(bs)のトリオ演奏 聴く側の年齢層は高い 幅広い演奏曲目 ジャズカラバッシュ(Jazz Calabash 2022) 酒が飲めないとジャズのライブは敷居が高い 本当ならジャズのライブにはもっともっと足を運びたい。 けれども、私はお酒が飲めず、夜の外出も最近はとんと苦手になった。 お酒が飲めないのは体質上仕方がないのだが、これで人生ずいぶん損を しているのかなぁ、と思うことがある。 だってもし、お酒が飲めたらおばさんが一人で、ジャズバーのカウンター に座って、カクテルだがブランディーだか知らないが、そういうたぐい…
私の家族と中華料理の縁 大阪や東京では中華料理が食べられなかった 食べていた中華料理は日本人向けのものらしい ガチ中華の食材とは? 世界の人口逆流現象? 私の家族と中華料理の縁 以前、「神戸元町別館牡丹園と老祥記」という記事で、私の家族と中華料理は きわめて縁が深いことを書いた。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com この2店以外でも、たとえば祖父母が主催の親戚縁者が集まる忘年会、 あるいは新年会では御影の蘇州園が多かった。 ここはお庭がすばらしく、祖母がことのほか気に入っていたようだ。 今は結婚式会場で使われることが多いようで、それ以外では入れるのか? so…
ヴィキングル・オラフソンに度肝を抜かれたきっかけ グランドピアノとアップライトピアノの両方で録音 アップライトで弾いた「トロイメライ」を聞く グランドピアノを逃してしまった固定観念 ヴィキングル・オラフソンに度肝を抜かれたきっかけ ヴィキングル・オラフソンを知ったのは、私がまだインヴェンション12番 をレッスンで見てもらっていたときのことだから、まだこのブログを 始める前のことだ。 初めての曲をレッスンで取り組む前、私はありとあらゆる音源を主に YouTubeで聴きまくる。 ほとんどすべてのプロピアニストのインヴェンション12番を聞いたあと、 「こりゃ、一生かかっても真似できん」 と思ったのが…
ジャズピアノの発表会 「チェルシーブリッジ」(Chelsea Bridge) ゆめこがみる気持ち悪い夢 フュースリの「夢魔」 ジャズピアノの発表会 ジャズピアノ&ボーカルの発表会が、クリスマスパーティーをかねて 12月25日に開催される。 クラシックピアノの先生が、レッスンや発表会の曲を全面的に生徒に 任せているのに対し、ジャズピアノの先生は、 「今度はこれをやって、発表会はあれにして」 と全部ご自分でオーガナイズされる。 こういうところ、いつもニコニコしていらっしゃるけれど、案外がんこ爺 (!)なのかもしれない。 レッスン中も、急に、 「もっとテンポをあげて、♩=160ぐらいで」とか平気でお…
新語・流行語大賞ノミネート 私が知らなくてもよい流行語 定着してほしい流行語 死語でつくる裏プロフィール 新語・流行語大賞ノミネート たぶん数日前になるかと思うのだが、「新語・流行語大賞ノミネート」 というのが発表された。 流行に疎い私には、見るに恐ろしい新語・流行語のオンパレードだ。 私が流行を苦手とする理由は、いちいち追っかけるのが面倒なのと、 そんなことに容量が限られた脳の場所をとられては、モーツァルト ソナタ12番第2楽章やシューベルトの即興曲90-3が暗譜で弾ける日は 永遠にこないだろう、という危惧からだ。 とはいえ、全面的に流行に背を向けるほど、私は君子でも仙人でもない。 やはり、…
ドホナーニの指の練習を始めてから1週間 私の指はパブロフの犬か? フィンガートレーナーで代用できるのでは? フォルテでも弾くべきなのか? ツェルニーを好きになるかもしれない ドホナーニの指の練習を始めてから1週間 クラシックピアノの先生から、ドホナーニの指の練習をやってみるよう 勧められたことは先日、記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 私は先生に喜ばれたいので、さっそくアマゾンで購入し、約1週間 これと格闘している。 格闘しながら、これをやめる正当な理由を探している。 その理由は以下に書いてみた。 私の指はパブロフの犬か? むずかしい。 譜読み…
「断捨離」を初めて耳にした日 もともと捨てることが好きだったけれど 断捨離後悔その1 「メアリー・ポピンズのお料理教室」 断捨離後悔その2 「風と共に去りぬ」 断捨離後悔その3 ジャズピアノ3大巨匠のレコード ねむいゆめこ:断捨離の法則 「断捨離」を初めて耳にした日 初めて「断捨離」ということばを耳にしたのは、たしか2015年ごろ だったと思う。 なぜかというと、私はそのころ職歴最後にあたる、英会話教室の受付を していたときの思い出につながるからだ。 その英会話教室では、ロビートークというのを売りにしていた。 ロビートーク、とはつまりロビーで交わされる雑談で、授業の前後に 講師と生徒のあいだで…
役柄によって別人になれる俳優とそうでない俳優 「名探偵ポワロ」が当たり役のデヴィッド・スーシェ 「ダイヤルM」でのデヴィッド・スーシェ 「バンク・ジョブ」でのデヴィッド・スーシェ ポワロの声のレシピ デヴィッド・スーシェはあの人に似ていないか? 役柄によって別人になれる俳優とそうでない俳優 一般的にいって、「あの俳優は演技がうまい」「大根役者だ」という のはどういうところを見てそう言っているのだろうか? 私もよくそういうことを言うが、私の場合、役者さんが演じる役柄に よって、別人と感じられる演技ができる人を「うまい」といっている ような気がする。 例えば、ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリー…
フランスでは10月末、冬時間に変わった 日本で夏時間・冬時間が導入される可能性 フランスにあったミニテルとは? 「~は長くは続かなかった」という表現 フランスでは10月末、冬時間に変わった フランスでは今年も10月末、正確には10月30日日曜日に夏時間から 冬時間への変更がなされたようだ。 これで夏には日本との時差が7時間だったのが、来年の3月まで8時間 となるわけだ。 1年に2回も時間を早めたり、ずらしたり、フランスだけでなくヨーロッパ の人たちは面倒くさくないのだろうか? フランスでは、大戦中は別として、70年代の石油危機から電力の消費量を 抑えるためにはじまった施策らしいが、現代では思う…
トシのせいか暗譜ができない バッハコンクールに申し込んだわけ 覚えることは苦手ではなかった 認知症にならないための努力として暗譜に挑戦 昔のことを忘れたら暗譜もできるかも? トシのせいか暗譜ができない 来月で66歳になる。 本当にたまたま運がいいだけだと思うのだが、体調はまったく悪くないし、 手も指も脚も、痛いところはない。 働いているときは、しょっちゅう風邪をひいていたし、週末など朝寝は もちろん、2時間以上昼寝をしないとカラダがもたなかった。 ところが今は、働いていないおかげで睡眠時間は8-9時間とれる。 (相変わらず、朝は苦手だが) しかし、気にしていることが一つある。 それは、昔に比べ…
ワンサカにイェイイェイと答える レナウンのワンサカ娘のCM 弘田三枝子さんの思い出 レナウン、そして渋谷のハローワーク ワンサカにイェイイェイと答える 先日のジャズピアノレッスンでのこと。 ただいま練習中なのは、「In Walked Bud」というセロニアス・モンクの 一風変わった曲だ。 いつものように私がピアノ、先生がベースギターを弾いていると、先生が、 「あかんあかん、ちょっと替わって」 といい、私は先生に席を譲った。 先生は左手バッキングを弾きながら、 「こういうふうにやるとな、右手アドリブもアイデアがワンサカワンサカ 湧いてくるんや。」 とおっしゃった。 そこで私、まさかOui (ウィ…
「店長日記」というブログを書いていたこともある ECサイトの店長になった経緯 ECサイトの店長の仕事とその末路 「店長日記」というブログでのネタ なぜ14年前の情報がネットから抹殺されていないのか? 「店長日記」というブログを書いていたこともある 先日、ブログを書くのは本ブログが初めてだ、と記事に書いた。 その言葉にウソはない。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com しかし過去には、勤めていた会社のECサイトの店長をしていたことがあり、 その関係で「店長日記」というブログを書いていたことがある。 先日、このブログを書くときに、「あれ、なんだったかな~」と確かめ…
「ハスラー」ってどんな映画? 映画「ハスラー」のあらすじ サラはいつから目がハートになったか 愛は鎖にきまっている サラはどうすべきだったのか? 男のロマンにはつきあっていられない 「ハスラー」ってどんな映画? これってたしか、ビリヤードをする男の挫折と再起を描いた映画じゃ なかったっけ? ポール・ニューマンという名優が主演し、名画の評判が高い1961年と かなり古い映画を今まで見る機会がなかったのは、なんとなく私の好みの 映画ではない、と思い込んでいたからかもしれない。 最近、NHK BSで放映していたので、先日録画しておいたのをやっと見たの だが、まず出だしから60年代のジャズが流れたので…
ドビュッシーのパスピエをまたレッスンしてもらうことにした 音抜け多すぎでドホナーニをすすめられる ドホナーニの指の練習は音楽ではない 私は練習曲がキライだ 練習曲はサプリメントと同じかもしれない ドビュッシーのパスピエをまたレッスンしてもらうことにした クラシックピアノのレッスンについてだが、バッハコンクールまであと 一か月ある、ということで、レッスンでシンフォニアを見てもらうのに もう飽きてしまった。 先生に、 「バッハコンクールは記念受験みたいなものだから、これでいいです。 ドビュッシーのパスピエをまた見てもらってよろしいですか?」 と聞いてしまったのだ。 まったくコンクールに対する危機感…
神戸元町の別館牡丹園でランチした 中華料理店でオムライスを食べていたこどもの頃の姉 豚まんの「老祥記」の昔と今 近いうちに豚まんをイートインする 神戸元町の別館牡丹園でランチした 先日、関東に住む姉が一年ぶりに神戸に来た時に、「布引ハーブ園」に 行ったことを記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 実は、「布引ハーブ園」に行く前に元町の別館牡丹園で中華料理の ランチをしたのだ。 夫はあまり中華料理を好まない。 だからもし、私が中華料理を食べたいから、と言って夫を誘っても夫は 多分却下すると思う。 だから、私は 「お姉ちゃんがここのワンタンメンが好きや…
ミッシェル・ポルナレフをご存じ? ポルナレフはクラシック音楽の英才教育を受けた はて、プマシェリーとは何か? サッカーの応援歌に使われた「シェリーに口づけ」 耳コピで弾いてみた「シェリーに口づけ」 ミッシェル・ポルナレフをご存じ? このブログに立ち寄ってくださった訪問者さんのなかで、ミッシェル・ ポルナレフをご存じのかたはどれくらいいらっしゃるのだろう? 今から50年前、彼の歌を聴いたことのない中高生はいなかったと断言できる くらい大ヒットを次々と飛ばした「フレンチ・ポップスのスーパースター」 なんだけど・・・ 今はフレンチ・ポップスで何が流行っているか知ろうと思えば、ネットで 検索しなければ…
業務スーパーからバターが消えた バターの品薄はまえにもあった バターの値段を調べるためスーパーを廻った 日本人とバターは縁が薄いのか 業務スーパーからバターが消えた 夫が、最近業務スーパーでバターを見かけない、とぼやいている。 私は最寄りの駅から徒歩30分もかかる業務スーパーには行かない。 そのために電車に乗るのも面倒だし。 だいたい、コレステロール値が高いから、朝食のトーストに塗るのもバター でなく、マーガリンなのだ。 (しかしマーガリンのほうがバターよりずっと健康に悪い、と夫は言う。 そうかもしれない) ところで、夫にとってバターは必需品だ。 彼が日曜日につくる「フランス家庭料理」にはバタ…
年明けの発表会はお食事しながらなんだって 小学生のときの発表会とイソベ君の思い出 先生には先生がいることを知ったときの驚き 子どものための発表会は豪勢なのだ 年明けの発表会はお食事しながらなんだって 年明けの大人のクラシックピアノ発表会の案内が、先生からメールで 送られてきた。 「今回は、眺めの良い創作和食レストランでお食事をいただきながら、 ゆるゆるの楽しい発表会になればと思います。」 と書いてあった。 食事をいただきながら、ということは、かなりゆるい発表会になるので はないか。 だって、どうしても物音がするからね。 ミスをしてもあまり目立たないだろう。 私が弾く予定にしているドビュッシーの…
はてなブログの予約投稿機能はすばらしい 「日本ブログ村」のPING送信って何なん? おすすめのかぼちゃ煮レシピ 夫が火事を心配しているのはわかるのだが はてなブログの予約投稿機能はすばらしい 私はブログを書く時間を決めてはいないが、たいてい2つくらいの記事を いつも「下書き」にいれている。 そしてそれぞれに投稿の日を予約で割り当て、時間はいつも同じ19:00 に 設定している。 はてなブログの優秀な機能のおかげで、私のような忘れん坊でも、毎日 記事が投稿できているわけだ。 (別に毎日する必要はないのだろうけどね) 「日本ブログ村」のPING送信って何なん? ところが、参加している「日本ブログ村…
体験レッスンで断った先生から「いつまでもお待ちしています」と言われた
今のクラシックピアノの先生の個人的なことは何も知らない 独学をやめ、体験レッスンを関東で受けることにした 饒舌な先生の体験レッスンでショパンのノクターン20番を弾いた 先生の饒舌さとざっくばらんさに違和感 先生から「いつまでもお待ちしています」と言われた 今のクラシックピアノの先生の個人的なことは何も知らない 今のクラシックピアノの先生には、引っ越し以来お世話になっているから もうすぐ2年になる。 とてもお優しく、上品で、演奏活動にも指導にも熱心に取り組まれている すばらしい先生である。 が、私は今もって先生がどこにお住まいなのか知らない。 レッスンの場をこれまで、「先生宅」とこの記事でも書い…
私が子どものころ、両親のことを「パパ、ママ」と呼んでいた。 私の世代、住んでいた地域では、「おとうちゃん、おかあちゃん」が 多数派だったと思うが、その呼称はハイカラ好きな母の趣味にあわな かったのだろう。 子どものころは、「パパ、ママ」は英語だと思っていた。 ところが、英語を習うようになり、また英語のドラマや映画に親しむように なってから、登場人物が父親のことを「ダッド」「ダディ」、母親のことを 「マム」「マミィ」と呼んでいるのに気づき、私のアタマは混乱した。 「パパ・ママって英語とちゃうんやろか?」 これが、当時の私の素朴な疑問だった。 大学で第二外国語としてフランス語を履修したが、この時代…
プレリュードから平野啓一郎氏の「葬送」へ ショパンのローストチキン事件 寅さんのメロン騒動 起こるべくして起こったショパンの事件 食べ物の恨みはこわい プレリュードから平野啓一郎氏の「葬送」へ 皆のすなるショパンを私も弾かねば、とプレリュードに挑戦しようとしたが、 一番好きな8番が超むずかしいので、突如、平野啓一郎氏の「葬送」の再読へ 逃避している。 「葬送」はショパンとドラクロワの友情を軸に描いた19世紀を舞台にした 大作だが、数年前にその長さのため、ひぃひぃ言いながら読んだ。 あんなに苦労しながら読んだのに、中身についてはほとんど忘れている。 覚えているのは、ショパンが非常な寒がりで、ズボ…
わざわざ不便な土地に引っ越してきた この2年で庭はジャングルとなった 植木屋さんをどう選ぶか 剪定のBefore、After ハゲ松君の成長を願う わざわざ不便な土地に引っ越してきた 今住んでいる六甲山の山あいに引っ越してきてから、丸2年となる。 ひとは高齢に近づくと足腰の衰えを見越して、交通至便なところに住み替える のが昨今の風潮のようだが、私たちは異なっていた。 これまで交通至便なところに住んでいたのに、地域には商店がいっさいなく、 コンビニもない、公共交通手段は一時間に1-2本のバスしかないところに やってきたのだ。 私たちはクルマも持っていないから、まるで隠遁者のようにひきこもって 静…
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