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夢でささやくピアノ https://kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com/

幼稚園~中学3年でクラシックピアノを習ったのち、20代でジャズピアノの即興演奏に魅せられこの道に入門。現在はクラシックとジャズの両立を目指して奮闘中。

ねむい ゆめこ
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神戸市
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2022/06/23

  • 【自撮動画】終わり良ければ総て良し?のジャズ・アンサンブル練習会後半

    3曲目に弾いた「Gone with the wind」 歌か小説か、どちらかが「パクリ」? 「Gone with the wind」無料楽譜 やっぱり「初見歌伴」から逃げてはいけない 3曲目に弾いた「Gone with the wind」 先日、行われたジャズアンサンブル練習会で想定外のミスを連発したことは、昨日の記事に書いたばかりである。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com・ きょうは、3曲目に弾いた「Gone with the wind」について。ところで3曲目ともなると肝もすわってきて、「えい、もうどうにでもなれぃ」という気になってくる。そして緊張より…

  • 【自撮動画】まさかのミスが連発したジャズ・アンサンブル練習会前半

    雨のなか、ジャズのアンサンブル練習会に参加 コード譜を忘れるというミス AABAC形式なのにAABCで終わったミス 出だしのリズムでこけた「ノルウェイの森」 雨のなか、ジャズのアンサンブル練習会に参加 3月26日の日曜日、神戸~大阪では花冷えの上、雨が降りしきる一日だったが、前から予定されていたジャズのアンサンブル練習会に参加した。 結論から先に言うと、いろいろとミスが多かったので、記事を書くまで一日ぼんやりと過ごす必要があったのだ。私にはアタマの整理ができるまでに一定の時間が必要なのである。翌日、ようやく勇気をだして自撮りの動画を再生してみた。そして「キャー」とか「うわぁー」とか心の中で叫び…

  • 英国王立音楽検定の理論の勉強をはじめることにする

    Music Theory For Young Musicians 「英国王立音楽検定」で理論も習うつもり 「嬰へ長調」とか「変ホ長調」とかに馴染めない 「英国王立音楽検定」のテキスト購入はアメリカのアマゾンで イラストがいっぱいのテキストが気に入った 解答がついていないから自習ができるのか心配 「英国王立音楽検定」で理論も習うつもり 4月から新しく習うことにしているクラシックピアノの先生については、「英国王立音楽検定」の日本での普及に尽力されていることは以前、記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 「英国王立音楽検定」については、私はまだまだ情報収…

  • あの合唱組曲「筑後川」が卒業式ソングの定番とは知らなかった

    筑後川 混声合唱組曲「筑後川」の「河口」は卒業式ソング 「筑後川」を大学のサークルで歌った 感動の嵐を巻き起こしてくれる「筑後川」のフィナーレ かつてのピアノ伴奏者さんを想う 混声合唱組曲「筑後川」の「河口」は卒業式ソング ふと気がつけば、いつのまにか3月もあと数日で終わる。 えー!!早すぎる! 月日はどんどん私を追い越していくようだ。3月も末ということは、巷では卒業式とか謝恩会はもう終わっているのか? 子どもや孫もいないから、どうしてもそのへんに事情に疎くなる。ましてや卒業式ソングとなるとなおさらだ。 そういうこともあって、先日私のお気に入りサイトである「世界の童謡・民謡」を何気なく見ている…

  • 忘れていた「アメリのワルツ」をフランス語の先生が思い出させてくれた

    2001年のフランス映画「アメリ」(原題: Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain) 「ヴィールスをもっている」➡「熱にとりつかれている」 パリの雰囲気がいっぱいの映画「アメリ」 テンポキープが難しい?「アメリのワルツ」 ランランが弾く「アメリのワルツ」 「ヴィールスをもっている」➡「熱にとりつかれている」 3月23日。ようやく関西でもところどころ桜が咲き始めたようだ。関東に比べると遅いなぁ。この開花時期の違いはどこからくるのだろう?どう考えても関西が関東より寒いということはないとは思うけど。 疑問に思いながら、フランス語学校へ到着すると、マスクなしの先生が満面…

  • ジャズピアノ:イントロに苦しみ、逃げるは恥だが役に立つ

    先生も気合がはいるアンサンブル練習会 「The end of a love affiar」の三つ山イントロはダメ出し 「Gone with the wind」のイントロは合格 「初見歌伴」からは逃げた 先生も気合がはいるアンサンブル練習会 私が月2回レッスンを受けているジャズピアノの教室では、だいたい3か月に1回の割合でアンサンブル練習会というのがあり、ふだんの練習ではお目にかかれないベーシストとドラマーに、いわばセッションの「胸を借りる」ことになっている。 もちろん参加されない生徒さんも多々いらっしゃるようだ。しかし自分でいうのもなんだが、私は「ヤル気まんまん」なので、初回から参加させていた…

  • 【自撮動画】絶景を楽しんだあと新神戸駅でストピと格闘した

    カフェ「teq-teq(テクテク)」より東神戸を一望する 懐かしい甲南病院じゃなかった甲南医療センター 神戸を見渡す絶景でランチプレート 急こう配の坂をおそるおそる下る 【自撮動画】新神戸駅でストピと格闘する 懐かしい甲南病院じゃなかった甲南医療センター 首都圏に住む姉が神戸にやってくるというので、新しくなった甲南医療センター(旧:甲南病院)前にある、うわさのカフェ「teq-teq(テクテク)」へ、ランチプレートを予約の上、賞味した。 尚、甲南医療センターとは前身の甲南病院から数えると80年の歴史を誇る、老舗の病院である(病院に老舗はヘンだね)。ともかく私の両親がかつてお世話になり、甥や姪も生…

  • 春よ春よの「花の街」は神戸が舞台だったとはね

    神戸市にある布引ハーブ園 朝礼のときはみんなで歌を歌った中学校 私が通っていた中学校では全校あげて、合唱に力を入れており、毎朝朝礼のときにみんなで歌を歌うのだった。全校生の前に立って合唱を指導するのは、合唱部の部員。不思議と合唱部の部員はみんな歌はうまく、学校の成績もよく、おまけにスポーツもできて「文武両道」の鑑みたいな生徒だったなぁ。昭和時代の公立中学、高校にはこういう生徒さんが結構いたように思う。 反して私はその他おおぜいだったので、眼の前にいる合唱部員に憧れながら、生徒全員に配布されている「歌集」のなかの歌を歌った。「さらばさらば わが友 しばしの別れぞ今は」とか「静かな夜更けにいつもい…

  • リュックかショルダー?エコバッグはどう持つ?悩ましいバッグ選び

    肩が痛くてピアノの練習時間が減っている ショルダーかリュックか? エコバッグの持ち方 肩が痛くてピアノの練習時間が減っている ここ1-2か月ほど肩が痛く、整形外科を訪れたところ、軽い症状ではあるものの「腱板損傷」と診断されたことは、先日記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com あれから約1週間経つが、痛みというか疼痛のぐあいは日によって違うようだ。一昨日は朝、目覚めたときから左腕がうずき、まるで他人の腕のように感じた。当然、ピアノを弾いていても不調である。 ジャズを弾くときはほとんど痛まないが、これはもともと左手の出番が少ないからそうなのだろう。しか…

  • クロード・フランソワの春の歌:歌詞間違いに悩むこと数年

    クロード・フランソワって誰? 「最後のマイ・ウェイ」はクロード・フランソワの伝記映画 お気に入りの春の曲「Viens à la maison」 なんだ、ネットの歌詞が間違っていただけ クロード・フランソワって誰? 1970年代にフランスで爆発的な人気を博したクロード・フランソワをご存じの日本人はかなりのフレンチ・ポップス通ではないだろうか? 私が子どものころ、日本で流行したフレンチポップスの歌手には、まずシルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャル、そしてミッシェル・ポルナレフと続くが、当時でもクロード・フランソワを知る日本人は非常に少なかったのではないか、と思う。 しかし、布施明さんや尾崎紀世彦さ…

  • これまでに出会っていながら気づかなかったバッハのいろいろ

    インヴェンションより先にモテットに出会った 大学で混声合唱のサークルにはいったわけ 大学の合唱では考えも及ばなかったこと バッハのモテットは絢爛豪華なポリフォニー インヴェンションより先にモテットに出会った 私が最初にピアノを習ったのは幼稚園の年少組のとき。 もっとも楽譜と鍵盤の関連性がどうしてもわからなかった幼児には、ちょっとこのお稽古事は早すぎたようで、まともに習い始めたのは、小学校にはいってからだと思う。 この時の先生のおかげで私はピアノに興味をもつようになり、当時の慣習にしたがってバイエル➡ブルグミュラー➡ソナチネ➡ソナタ➡ショパンワルツ、ノクターンと進むに至ったのだが、どうしてバッハ…

  • シニアのピアノラーナーへ春の京都散策の参考になるか

    北野天満宮と梅の花 京都観光について私的なオドロキ 清水寺付近は混み具合No.1 「庭」と桜以外の「花」の名所は穴場かもしれない 京都でピアノスタジオを探す あるものさえあれば京都のホテルの選択肢は広い 京都観光について私的なオドロキ 本日の記事は昨日の続き。 何しろ大学卒業後、前を向いて人生運転をするのに気を取られ、よそ見をする気にもなれなかったから、数えるほどしか京都を訪れていない。テレビのニュースで「インバウンド観光地拡大」「コロナで外国人観光客激変」などの映像をみてもまるでピンとこなかった私には、今回の京都散策では驚くことが多かった。 驚きのベスト3といえば、 コロナ終息宣言が出たのか…

  • 脳内に「学生街の喫茶店」が鳴らなかった母校40年ぶりの散策

    ガロのヒット曲「学生街の喫茶店」 今出川⇔新町間に喫茶店を探す 40年もたつと記憶と一致しない構内 新島襄が以前よりも活躍していた ガロのヒット曲「学生街の喫茶店」 私が10代だったころ、ガロという3人組のフォークグループが人気を博していて、その代表的なヒット曲に「学生街の喫茶店」というのがあった。ウィキペディアで調べてみると、発売されたのは1972年とあるから、私の大学在学中には、旬のヒット曲というより、すでにスタンダード曲の仲間入りを果たしていたのかもしれない。 いずれにしろ、学生時代によく通った喫茶店とそのころの「君」との想い出を歌った歌は私のお気に入りだった。歌詞のなかに、「ボブ・ディ…

  • 30日どころか30週間になりそうなピーター・マーティンのジャズピアノ・プラクティス

    ジャズピアノの練習方法がわからない 篠田さんが紹介する「30 day Challenge」のDay 1 ショート動画の特徴を初めて知った 譜面を自分で書いたが移調はどうするか ジャズピアノの練習方法がわからない ジャズピアノを習っている方で、バリバリ弾ける人以外、私のようにいつまでも発展途上学習者のなかには、「どういう練習をしたらいいのだろう」と考え込むひとは少なくないのではないか、と思う。 なにしろ、クラシックピアノのように「楽譜通りに弾く」という大前提がない科目である。セッションをしていて、他の楽器より速くなったり遅くなったり、というのはもちろんダメだ。しかしテンポにずれがなくても、その演…

  • 肩腱板損傷はピアノが原因ではない、とすると?

    断捨離を免れたストレッチポール 肩の痛さでとうとう整形外科を受診した 問診のあとエコーとレントゲンも撮った ストレッチポールを使用するリハビリ 50肩と間違いやすい肩腱板損傷 肩の痛さでとうとう整形外科を受診した この1-2か月ほど肩が痛く、ノートパソコンの高さに問題があるのではないかと思ったり、弾きにくいショパンプレリュード17番のせいにしていたが、「これ、本当に治るのかな?」とだんだん心配になってきた。そこで重い腰をあげ、整形外科を受診することにした。 もっとも整形外科って歯医者ほど選択肢があるわけではない。ウチの最寄り駅、JR芦屋駅よりいちばん近いところはここしかない。でもね、ここね、当…

  • チャーリー・パーカーは本当にベートーヴェンでスイングしたのか?

    私がチャーリー・パーカーを知ったきっかけ 夢の中でチャーリー・パーカーが吹いてくれた「コルコヴァド」 ベートヴェンのピアノ協奏曲一番、三楽章でスイングする 「スイングする」とはどういう意味なのか? 私がチャーリー・パーカーを知ったきっかけ モダン・ジャズの父であり、伝説的なアルト・サックス奏者のチャーリー・パーカーの名を私が初めて耳にしたのは、20歳のとき意を決して、好きで聴いていたジャズピアノを習おうと思い、ヤマハのジャズピアノ教室の門を叩いた時のことである。 先生は「まずブルースから始めましょう」と言って、チャーリー・パーカーの「Now's time」を練習曲として指定されたのだった。私は…

  • バッハシンフォニア4番は悲し気に、でも切ったりつないだり

    バッハのシンフォニア4番はけっこう練習した また「アーティキュレーションの解釈違い」をやってしまった バッハは始める前に注意事項を確認すべき ニ短調は『悲しい』 バッハはプロテスタントとは考えたことがなかった バッハのシンフォニア4番はけっこう練習した バッハのシンフォニア4番は、記録をみると、2月25日から練習を始めている。最初は「なんと陰欝な曲だろう!」と思い、あまり練習に乗り気ではなかった。ところがやっているうちに、だんだん面白くなってきた。アンダンテだからそれほど速く弾けなくてもよいし、苦手なトリルが延々とあるわけでもないから、どちらかと言えば弾きやすい。私には悲し気、というより陰欝、…

  • シューマンの「謝肉祭」はOKでも「醜い女性」はいかがなものか

    村上春樹氏「一人称単数」のなかの「謝肉祭 (Carnaval)」とは なぜシューマンを選ぶのか なぜシューマンの「謝肉祭」が無人島へもっていくピアノ曲なのか すべての女性は松竹梅である 村上春樹氏「一人称単数」のなかの「謝肉祭 (Carnaval)」とは またしても村上春樹氏の短編で思うこと、である。短編集「一人称単数」は図書館で借りているからね。返却期日までに気になることを書いておきたいのだ。文庫本も720円ででているから買えばよさそうなものだが、今のところ購入するべきかどうかは決めていない。さて、きょうはそのなかの一編、「謝肉祭(Carnaval)」について。 著者本人を思わせるクラシック…

  • ショパンの楽譜を改ざん?するのは「クラシック道」からはずれるのか

    ショパンプレリュード17番にラクに弾く裏ワザ アタマが固いと指使いの即変更はむずかしい 音符を書き換え、貼り付けるという作業 改ざん楽譜を見たときの先生の反応 ショパンプレリュード17番にラクに弾く裏ワザ ショパンプレリュード17番では、楽譜通りに弾こうとすると、右手左手が交差し、大変弾きにくい思いをすることは以前、何回か記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com その弾きにくさをがまんしているうちに、私は筋肉痛なのか50肩かわからないのだが、とにかく肉体的にある種の不快感を味わうようになった。これを避けるためにいちばん有効なのは、この曲を弾かない、あ…

  • 村上春樹氏短編「クリーム」でピアノ連弾について考えた

    「一人称単数」村上春樹 文藝春秋 村上春樹氏の短編「クリーム」とは 村上春樹氏は少年時代にピアノを習っていた 連弾のむずかしさを本当に経験したのだろうか 神戸の山頂近くにホールはないが豪邸サロンはある 村上春樹氏の短編「クリーム」とは 村上春樹氏の短編「クリーム」は、「一人称単数」というタイトルの短編集のなかに収められている。主人公の男性が、かつてピアノ教室でいっしょだった女の子からリサイタルの招待状を受け取った。出席するつもりで神戸の山の上を訪れたが会場がみつからず、代わりに見知らぬ老人から意味深なことばを投げつけられる・・・あれ、こんなシチュエーション、他にもなかったっけ?と思うのだが、こ…

  • 3月末にフェードアウトで「さよならは言わない」または「さよならを教えて」

    クラシックピアノのその都度予約制が面倒くさい 体験レッスン中に4月からの入会を決めた 退会の意向を、いつ、どのように知らせるべきか 「さよならは言わない」と「さよならを教えて」 クラシックピアノのその都度予約制が面倒くさい 私が今お世話になっているクラシックピアノのレッスンは、いってみれば、「その都度予約制」である。もっとも子どもの生徒さんには別のやり方をされているのかもしれないが。確かなのは大人の生徒さんの場合、次に待っている生徒さんを待たせて、素早く先生とのアポ取りをするか、メールで先生にご予定をお伺いしたりする。こういうやり方だというのは、お教室のホームページには書かれておらず、入会後に…

  • ショパンのせいではなく50肩なのかもしれない

    ジャズピアノのレッスン形態 肩の異変を先生に説明すると ジャズピアノの先生の50肩経験談 「風と共に去りぬ」には2種類ある ジャズピアノでは指の準備はいらない ジャズピアノのレッスン形態 クラシックピアノと同じく、私は月2回のペースでジャズピアノのレッスンも受けているが、こちらはあるカルチャーセンターの科目のひとつとしてお教室が開かれており、そこに先生が出張レッスンに来てくださる、というかたちで行われている。 そのせいか、レッスン日はカルチャーセンターの年間計画であらかじめ決められており、時間も決まっている。これが私にはとても心地よい。毎回バスの時間を確かめたり、先生からのメールの読み違いがな…

  • 人種差別より認知症が気になった映画「ドライビングMissデイジー」

    1989年のアメリカ映画「ドライビングMissデイジー」(原題:Driving Miss Daisy) 1989年のアメリカ映画「ドライビングMissデイジー」とは? やんわりと人種差別の問題を提議しているようにみえるが? デイジーの「老い」が一番の関心事 ドボルザークの「月に寄せる歌」 1989年のアメリカ映画「ドライビングMissデイジー」とは? 1989年のアメリカ映画「ドライビングMissデイジー」は、同年アカデミー賞の4部門で受賞した名作中の名作と言われる映画である。 元教師の気難しいユダヤ系老婦人デイジー(ジェシカ・タンディ)と彼女の専属運転手をつとめる初老の黒人男性ホーク(モーガ…

  • ショパンプレリュード17番:禁断の裏ワザ奏法を考えた

    ショパンプレリュード17番:パデレフスキ版 左腕の異変は何が原因か? 体験レッスンで脱力の具合をみてもらった 腕、指が交差すると弾きにくい ショパンプレリュード17番:禁断の裏ワザ奏法とは? 楽譜通りに弾かないのも面倒くさい 左腕の異変は何が原因か? 実はこの一か月ほど前から左腕に異変を感じることが多くなった。あれ、これはノートパソコンの置き方が悪かったか?と思い、ノートパソコンの下に不要楽譜を置いて高さを調節し、しばらく様子を見た。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com それから約10日間を経過しても、違和感はなくなるどころか、より強く感じるようになった。そ…

  • 阪急六甲で本場ブルターニュのクレープを味わう

    分かれガレットとサツマイモのスープ、シードル(LE MARRON にて) 私の大好物、ガレットとクレープ 私はクレープ、およびソバ粉でつくったガレットが好物なのだが、日本ではクレープはともかく、ガレットが食べられるお店は少ない。なので、先日フランス語学校で、みんなでクレープを焼いて食べる会が催されたときは、喜んで参加し、そのことも記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 阪急六甲下車徒歩5分のクレープ屋さん発見 ところがその後、ネットを徘徊していると、なんと私の子ども時代のホームグラウンドである阪急六甲駅近くにクレープ・ガレット専門店があるということ…

  • 体験レッスン2時間超のクラシックピアノ熱血先生と出会う

    クラシックピアノ体験レッスンを受けるようになった経緯は? 体験レッスンは2時間を超えた! 日本の音楽業界の現状について 英国王室音楽検定について 実は英国びいきなのかもしれない クラシックピアノ体験レッスンを受けるようになった経緯は? レッスン時間の予約の難しさや、先生側からの変更が頻繁にあることやらで、現在お世話になっているクラシックピアノの先生を変更したくなったことは前に記事にした。そしてピティナを通じて問合せをした先生のところへ体験レッスンに行くことになったのだが、昨日無事に(?)レッスンを終えた。 さて、新しく見つけた先生はどうだったのか? kuromitsu-kinakochan.h…

  • ジャズピアノの先生の説明を補ってくれるYouTubeジャズピアノ講座

    ジャズピアノの先生のわかりにくいご説明 もともと日本語にないジャズ用語 ジャズピアニスト篠田淳氏の講座動画 音使い、つまりメロディーはリズムのあとで ジャズピアノの先生のわかりにくいご説明 私も含め、私たちのジャズピアノの先生は生徒間でとても人気が高い。プライベートレッスンのみなので、生徒間の交流はあまりないはずなのだが、3か月に一回はピアノトリオ、あるいはヴォーカルがはいってのアンサンブル練習があるため、他の生徒さんと顔をあわせて話をする機会はけっこうある。 そんなとき、常に話題となるのが、先生のピアノ演奏力の高さ、お人柄の良さ、そして説明が抽象的でわかりにくいことである。これは最初私にだけ…

  • ショパン「華麗なる大ポロネーズ」の魅力が溢れた映画「世界で一番好きな人」

    1995年のフランス映画「Dis-moi Oui」(邦題:世界で一番好きな人) ショパン「華麗なる大ポロネーズ」に惹かれたきっかけ 映画「世界で一番好きな人」とは? 映画中でショパンの「泣かせ」フレーズがでてくるところ 「長い春の果てに」というタイトルで宝塚で上演 ショパン「華麗なる大ポロネーズ」に惹かれたきっかけ 先日私が一番憧れているクラシックピアノ曲はショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」で、そのきっかけは1995年のフランス映画「Dis-moi Oui」(邦題:世界で一番好きな人)を見たからだ、と書いた。 その後、この映画とショパンのこの曲がリンクする動画、あるい…

  • モシュコに目覚めノルウェイの森を彷徨いクレープを食べた2月終わる

    神戸市東灘区「岡本梅林公園」の梅 2月はかくのごとく逃げて行った 2月のピアノ練習時間を総括する 「モシュコフスキー20の小練習曲」は面白い! ノルウェーの森は何コーラスでもいけそう ジョン・レノンに「六甲山もええで~」 2月はかくのごとく逃げて行った 子どもの頃から3学期の短さを例えて、大人たちから「1月行く、2月逃げる、3月去る」と言われたものだが、これは大人にも通じる格言(?)ではないかと思う。 学校にも職場にも行っていないのに、2月はあっという間に終わってしまった。ま、28日しかないもんね。あっという間の2月を振り返ると、ざっとこんな風だった。 小曽根真さん絶賛の「モシュコフスキー20…

  • 見果てぬ夢に終わりそうなクラシック難曲制覇と原書読破

    プルースト「失われた時を求めて」の原書 私のお気に入りクラシックピアノ曲 映画に使われた「アンダンテ・スピアナーと華麗なる大ポロネーズ」 クラシックピアノの難曲に取り組むことと、外国語の原書を読むこと 「失われた時を求めて」の読破が目標だった もはや原書読破はあきらめた 「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」はいまだ手つかず 私のお気に入りクラシックピアノ曲 ピアノを習っている大人の方の中には、いつか弾けるようになりたい、と胸に秘めた難曲があるかと思う。多くは「ラ・カンパネラ」だったり「ショパンエチュード」だったり「英雄ポロネーズ」だったりするようだが。 私にだって、そういう曲がま…

  • 村上ラジオをPCで録音してあとで聴く方法を探した

    「村上ラジオ」の放送スケジュールを確認した 「村上ラジオ」を聞き逃してしまうわけ 「らじれこ」をインストールするまで ラジオの放送局探しに手間取った 「村上ラジオ」の放送スケジュールを確認した 先日、珍しく「村上ラジオ」の放送前に、放送スケジュールを確認することができ、直近では2月26日と3月26日に放送があることがわかった。 私は先日の記事でも書いたように、村上春樹氏の短編のファンである。長編のファンではないが。そしてひょっとしてその短編より好きなのかもしれないのは、クラシックであっても、ジャズであっても、ロックであっても、氏が音楽についてさらっと語ったり書いたりした記事なのだ。 どうしてか…

  • ピアノの先生探しは今のところ順調だけれどこれでいいのか?

    クラシックピアノの先生を変更したくなった ピティナの「ピアノ教室紹介」を利用する 月謝の安いほうの先生に問い合わせメールをおくった 先生と私は年齢が近い! クラシックピアノの先生を変更したくなった レッスンの質や先生の性格とは別に、レッスン時間の決め方や長さについて満足度が低いため、他の先生を探すというひとは少ないのではないか?その少ないうちのひとりが私である。 自分でもなんだかなぁ、と思うのだが、毎回レッスン日時をメールで問い合わせ、あるときは「すでにはいっている人がいます」(一か月前でも!)と言われたり、前後に生徒さんがいるため正味20数分のレッスンになってしまうのがイヤになってきたのだ。…

  • 【自撮動画】修了でも合格でもなくシンフォニア3番終わってタララッタッター

    ひどい雨降りのレッスン日、駅で時間をつぶす 「これはもういいです」のシンフォニア3番 ノン・レガートではじめるとあとが大変 【自撮動画】レッスン後に録画する ひどい雨降りのレッスン日、駅で時間をつぶす クラシックピアノ、2月の2回目レッスンは2月24日11時からだった。もともとメールで先生が指定された時間は14時30分だったが、2,3日前に「所用があるので11時に変更してほしい」との連絡をいただいていた。 「所用」。なるほど便利かもしれない。「所用があるので、しばらくレッスンはお休みにさせていただきます」とこの先言えるかもしれないなぁ、と最近、先生を代えたくなっている私は思った。しかし、いまは…

  • カーニバル 行けぬかわりにクレープを この日は天皇誕生日

    マルディグラで仮面をかぶったフランス語の先生 フランス語学校で「クレープを食べる会」のお誘い 授業料が安すぎ、小規模な学校のことを心配していた マルディグラ(肥沃な火曜日)にクレープを食べる習慣 生徒たちは焼くだけ、食べるだけのクレープ 先生と受付マダムの「残業」を心配する フランス語学校で「クレープを食べる会」のお誘い 先日、神戸市営地下鉄花時計前駅のストリートピアノを弾いてから、気分よくフランス語学校に到着すると、受付マダムから、「2月23日の祝日に、みんなでクレープを作って食べる会を催します。参加しませんか?」と聞かれた。 「はい、はい、もちろん!」 私はクレープが大好物なのである。さら…

  • 目指すべきはピアノ・リリシズム、たとえばジョージ・ウィンストン

    兵庫県芦屋市六甲山近くの池 「ノルウェイの森」が難曲だと思ったわけ 90年代の人気ピアニスト、ジョージ・ウィンストンを思い出す 思いのほか、先生にウケたリリシズム風ピアノ 「ノルウェイの森」より「六甲山の森」を発信したい 「ノルウェイの森」が難曲だと思ったわけ ただいまのジャズピアノの課題曲のひとつが、ビートルズの「ノルウェイの森」であり、これには大変苦労しそうだ、と思ったことを先日、記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 苦労しそうだと思った理由は、 曲想がなんだか不思議~なカンジである 不思議なカンジであるにもかかわらず、コードが簡単すぎる ジ…

  • クラシックピアノの先生を変更したくなったのは「3年目の浮気」か?

    これは「3年目の浮気」かもしれない レッスン日時の間違いやら変更やら メールでレッスン時間を決める今の先生 理想のピアノ教室、そして先生 時間がつぶせるところがあればベスト これは「3年目の浮気」かもしれない このブログは、基本的にわたしのお稽古事日誌(クラシックピアノ、ジャズピアノ、フランス語)である。なので、私につきあってくださっている先生方が登場する場面も多く、しかもどの先生も素晴らしいかたなので、こういう先生方に巡り合うとは、私はたまたま運がいいのだなぁと思っていた。そしていつまでご縁があるかわからないが、少なくとも私が歩行困難などで高齢者施設に入所するまでは、お付き合い願いたいものだ…

  • 不要楽譜はノートパソコンの下の力持ちという運命

    ディスプレイスタンド代わりになった不要楽譜 ノートパソコンのせいで肩が痛くなってきた ディスプレイスタンドを買うより不要楽譜を積む 不要楽譜ベスト3 捨てられない子ども時代の楽譜 ノートパソコンのせいで肩が痛くなってきた 私は会社員時代、40代くらいからすいぶんとヒドい肩こりに悩まされてきた。あまりに辛いので半休をとってマッサージ屋に駆け込んだことさえある。しかし62歳でいっさいの仕事を辞めてから基本的に肩こりというのはなくなった。あれは睡眠不足によるところが大きいのだろう。昼寝も不要なくらい睡眠たっぷりの今となっては、肩こりはないはずだった。 ところがここ2週間ほど、左肩に何か違和感がある。…

  • 雪村いづみさんと78回転レコードの思い出

    雪村いづみ 78回転SPレコード 映画「ジュディ 虹の彼方に」で思い出したこと 元祖三人娘のひとりが雪村いづみ 78回転のレコードはぶんぶん回って怖かった A面の「青いカナリヤ」は「ちくわと野菜」? 涙なしに聴けないB面の「オーマイパパ」 映画「ジュディ 虹の彼方に」で思い出したこと 先日、映画「ジュディ 虹の彼方に」という私にとっては大変面白かった映画をみたので、それについて記事を書いた。この映画は私に、ほとんど忘れかけていたことを思い出させてくれたのと、新しい発見もあった。第一には、その昔、結構好きで自分のレパートリーにしていたのに、最近ではほとんど弾かなくなっていたスタンダードナンバーの…

  • 天才ピアニストでないのなら、ピアノは顔を上げて弾こう?

    猫背で弾くジャズピアニストの巨匠、ビル・エヴァンス 姿勢にうるさいジャズピアノの先生 背もたれにもたれて弾く練習方法 手元を見ないで弾く練習方法 坂本龍一氏も認めている グレン・グールドとビル・エヴァンスという猫背の天才ピアニスト 姿勢にうるさいジャズピアノの先生 子どものときから通算すると私は計6人の先生にピアノを習ったことになる。そのうちの2人はジャズピアノの先生だが、思いもかけずこの2人目の先生からピアノを弾く姿勢について、口やかましく指導を受けることになった。 しかしこれは思いもかけなかったことだった。ふつうピアノを弾く姿勢、つまり指、腕、肘の位置がどうのこうの、とか椅子の高さとか、細…

  • 【自撮動画】スキマ時間のストリートピアノ、そして誰もいなくなった

    神戸市営地下鉄花時計前駅構内にあるピアノ 不便なところに住んでいると、スキマ時間ができる スキマ時間にストピを弾くことにきめた 誰も聴いていないから緊張とは無縁のストピ メドレーで弾いた曲が5曲、そして誰もいなくなった 不便なところに住んでいると、スキマ時間ができる 月に2回、神戸三宮で受けているフランス語レッスンの時間は、だいたい午後3時頃と決まっている。もし私が駅近に住んでいるのなら、JR、阪急、阪神で20分もあれば現地に到着するのだが、あいにく山のふもと暮らしときている。しかもこの時間帯のバスは1時間に1本しかない(朝夕なら1時間に2本)。したがって私は午後3時のレッスンにまにあうよう、…

  • モシュコフスキー4番からロシア国歌、そしてパッヘルベルのカノン

    「モシュコフスキー20の小練習曲」の4番が好きな理由 ソヴィエト国歌に心奪われた東京オリンピックの思い出 「モシュコフスキー20の小練習曲」4番はロシア国歌のどこと似ているか ふたつのメロディーをコードで考えてみたら 「モシュコフスキー20の小練習曲」の4番が好きな理由 最近、「モシュコフスキー20の小練習曲」に凝っていて毎日欠かさず弾いて楽しんでいることは何回か記事にしている。 そのなかでも特に4番がお気に入りで、なぜかというとロシア国歌に似ている部分があるからだ。さて、きょうびの時局からいって、ロシア国歌がどうのとかピロシキ、ボルシチ、チャイコフスキーがどうのとかもあまり話題にしてはいけな…

  • サマにならない「ノルウェイの森」でノルウェイの森を彷徨う夢をみる

    新曲は「ノルウェイの森」という難曲 簡単なコードで複雑な曲想がどうして可能なのか 昔はその良さがわからなかった 「ノルウェイの森」というのは素晴らしい誤訳(?) ピアノが弾けなくて小説に走るという不思議 新曲は「ノルウェイの森」という難曲 月に2回、レッスンを受けているジャズピアノの進捗状況といえば、3月下旬にあるアンサンブル練習に向けて、ベースとドラムのお兄さんたちにはいってもらう曲を選択しているところ。今のところ「The end of a love affair」と「Lullaby of the leaves」はなんとかできあがった。それでもうちょっとほかのもやってみようか、と先生に言われ…

  • ショパンプレリュード17番の適正テンポとは?

    ショパンプレリュード17番の進捗状況 ゆっくりで弾く20世紀の巨匠、クラウディオ・アラウ 速めで弾く現代屈指のピアニスト、キーシン グレッグ・ニームチュクのチュートリアルで学ぶ ショパンプレリュード17番の進捗状況 1月23日から練習を始めたショパンプレリュード17番。もう一つのレッスン課題であるシンフォニア3番が難航しているため、前々回のレッスンでは5分しかみてもらえず、前回はまったくみてもらえていない、という不遇の待遇を受けている。 たしかに譜読みには苦労した。右手左手が交差する箇所が多く、「ここは左手で弾いたほうがええんちゃう?」とか「ここの右手部分は下の部分を左手で弾いたほうがいいかも…

  • CD、DVDの貸出がない図書館なんて信じられない!

    中古で買った内田光子氏のモーツァルトソナタとミシェル・ルグラントリオ 音楽配信サービスは利用していない さいたま市にあったCD貸出が芦屋・神戸にはないという不思議 図書館のおかげで充実した知的生活が送れたのに これからの音楽の聴き方はどうなるのか? 音楽配信サービスは利用していない 昨今では音楽を聴く手段として、音楽配信サービスを利用するのが主流なのだろうか? 私自身は現在、音楽配信サービスをまったく利用していない。なんどか期間限定の無料サービスを利用したことはあったが、聴く対象アーティストに偏りがあり、同じものをしつこく聞くタイプなので、結局それでは月額使用料がもったいないのではないか、と思…

  • 大当たりだったモシュコフスキー20の小練習曲

    「モシュコフスキー20の小練習曲」にどハマリ中 「モシュコフスキー20の小練習曲」はなぜ面白い? 「モシュコフスキー20の小練習曲」の評価 モシュコフスキーってどんな音楽家なのだろう 小学生たちの演奏に舌を巻く 「モシュコフスキー20の小練習曲」にどハマリ中 ジャズピアニストの小曽根真さんが、子どもの頃、ハノンが嫌いでその代わりに「モシュコフスキー20の小練習曲」をやり、それがとても好きだった、という話をYouTubeで知ったのが、たぶん10日ほど前。そして街の楽器屋さんで、その楽譜を購入したのが1週間前の2月7日。同日に練習を始めた。 そしてそれ以来、「モシュコフスキー20の小練習曲」にどハ…

  • 映画「ジュディ 虹の彼方に」で圧巻の演技と歌唱を披露するレネー・ゼルウィガー

    2019年のアメリカ映画「ジュディ 虹の彼方に」 映画「ジュディ 虹の彼方に」(原題:Judy) もし、この映画を何の予備知識もなく見ていたら、私はこの主演女優が「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズで、ちょっと太めで音痴のブリジットを演じたレネー・ゼルウィガーと気がついただろうか? それほどあの明るくずっこけたブリジットの影は微塵もなく、かつての名声と人気は影を潜め、酒と薬に依存する孤独な歌手、ジュディ・ガーランドをパーフェクトに演じきったレネー・ゼルウィガーは凄すぎる。アカデミー主演女優賞の受賞は当然でしょう。おまけに映画で歌われた曲も彼女自身が歌っている。これもなかなかの出来栄えである…

  • 【自撮動画】追悼バート・バカラック!で「雨にぬれても」を弾く

    映画「明日に向かって撃て!」より主題歌「雨にぬれても」の場面 次々に亡くなった20世紀ポップス界の巨匠 20世紀を代表するポップス界の巨人、作曲家、編曲家、ピアニストのバート・バカラックが2023年2月8日に亡くなった。享年94歳。 これで10代の頃の私を励まし、慰めてくれた作曲家はビールズを除き、みんな亡くなってしまった。 ミッシェル・ルグラン、2019年に86歳で没。フランシス・レイは2018年に同じく86歳で没。フランシス・レイはいかにもパリの香りがするメロディーとサウンドが魅力だったし(パリで生まれ育った夫が聞いたら嗤うだろうが)、ミシェル・ルグランはパリの香りにジャズのテイストもあり…

  • 指は曲げるのか、伸ばしたままか?きょうも行きます迷い道

    バッハを弾く内田光子さん 老いて知るモーツァルトの美しさ モーツァルトをきれいな音で弾くとは? ジャズ、ポピュラーのピアニストは指を曲げない エルクレス・ゴメスの指は踊っている ジャンル、作品によって弾き方が変えられればいうことなし 老いて知るモーツァルトの美しさ 子どもの頃はモーツァルトの曲がどうしても好きになれなかった。メロディーが単純すぎて面白くなく、また左手が「ドソミソ ドソミソ」を繰り返すところがどうしょうもなくダサく思えた。それが齢65を過ぎると、好みが変わってきた。このシンプルなところがだんだん気に入りだしたのである。こどもの頃わからなかった和風料理の薄味が好ましくなってきたのと…

  • 【自撮動画】ダンシング・クィーン弾けど You can dance と言い難し

    「ヤクザときどきピアノ」が面白かった 著者にしたくなる大きなお世話 アバの人気がすさまじかったころ、私は・・・ ポップスでも挑戦したくなった 「ヤクザときどきピアノ」が面白かった 今年の初め、ピアノにそれまで触れたこともない52歳の男性が猛練習を重ねて、アバの「ダンシング・クィーン」が弾けるようになったという本、「ヤクザときどきピアノ」を読んで、大変に面白かったので記事にした。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 著者にしたくなる大きなお世話 そのとき、記事には書かなかったのだが、「もうちょっとソロピアノとして弾きやすい曲にしはったらよかったのに」と思った。…

  • 当分「モシュコフスキー20の小練習曲集」をやります!

    「モシュコフスキー20の小練習曲集」に挑戦するわが家のマリー嬢 「モシュコフスキー20の小練習曲集」をついに入手 小曽根さんの「モシュコフスキー20の小練習曲集」の20番 YouTubeで音源を探すコツ エスタ・ブジャージョさんの模範演奏を聴いて 「モシュコフスキー20の小練習曲集」をついに入手 ジャズピアニストの小曽根真さんが子ども時代に学び、「どれも全部ステキな曲」と絶賛する「モシュコフスキー20の小練習曲集」をついに入手した!ついに、というのは神戸三宮の大型楽器店に置いていなく、芦屋市内の大型書店にも置いてなく、「まさか、ここにはないでしょ」と思われた芦屋市内の小さな楽器店の書棚で見つけ…

  • 小曽根真さん&角野隼斗さんの夢のセッションが夢を見せてくれた

    角野隼斗さんと小曽根真さん 気づくのが遅すぎた!小曽根さんと角野さんの対談&セッション きょうの記事のお題は、私が気づくのが遅すぎた、でもクラシックとジャズの両立という夢をみるのは今からでも遅くはない、と思うに至った小曽根真さんと角野隼斗さんが対談&セッションをされた動画である。なんでもこれは角野隼斗さんのラジオ番組らしいのだが、私は今まで、彼の大ファンというわけもなかったので、詳しいことはわからない。ただ2021年の2月に収録されたものらしいので、「ああ、知るのが遅すぎた」と思うのはこのゆえんである。 この動画がなぜ私に、クラシックとジャズの両立という夢を見せてくれるかというと、以下の心奪わ…

  • 円熟のピアニスト小川典子さんの演奏をテレビでみる

    BSテレ東「おんがく交差点」で演奏する小川典子さん ピアニスト小川典子さんが出演したBSテレ東「おんがく交差点」 小川典子さんの子どもピアニスト時代 ピアニストの条件は太うで腕まくり? メディアにはもっと円熟のピアニストを紹介してほしい ピアニスト小川典子さんが出演したBSテレ東「おんがく交差点」 ふだんほとんどテレビを見ない私が、BSテレ東「おんがく交差点」にピアニスト小川典子さんが出演されることを知ったのは、偶然以外の何物でもない。たまたま映画を録画しようと思い、テレビの番組表をリモコンでいじっていたら、「ピアノ」と「小川典子」という文字を見つけたので、とるもとりあえず予約ボタンを押した。…

  • ちょっといい話:フランス、ボルドーで手術前に歌う外科医

    フランス:ボルドーの歌う外科医 数少ない心温まるニュース 歌う乳がん専門医がフランスのボルドーにいる アイシャさんが手術前に歌うようになったきっかけ アイシャさんの歌はうますぎてレパートリーも広い 数少ない心温まるニュース 前にも書いていると思うのだが、私は永遠のピアノ学習者とフランス語学習者でもあるので、ピアノの練習とともに、フランス語の聞き取りのため、意図的にフランス語のニュースをネットで見ることにしている。 ところでニュースというものは、基本的に良くないことばかりを知らせるためにあるのではないか? 戦争、強盗、殺人、疫病、テロ、その他いろいろだが、日仏のニュースを比較すると日本のほうが国…

  • 急に厳しくなった先生にいったい何が起こったか?

    なぜか先生のレッスンが急に厳しくなった シンフォニア3番の最初の3小節 レガートになるようにやり直しの連続 楽譜の代わりにページオープナーを買う なぜか先生のレッスンが急に厳しくなった 前回のクラシックピアノのレッスンはさんざんだった、とブログの記事にも書いた。さんざんよりさらに悪い場合はどういう形容詞、副詞が適切なのだろうか?めちゃめちゃ?ぼろぼろ?子どものときのように、練習をしていかなかったからではない。それなりにしていったのだが、なぜか先生のレッスンが急に厳しくなったのである。それもバッハ:シンフォニア3番で。厳しく、というか細かくなったので、最初の8小節しか進まなかった。よってショパン…

  • ジャズもクラシックも自由自在の小曽根真さんを尊敬する

    世界的ジャズピアニスト 小曽根真さん ジャズの天才少年だった小曽根真さん クラシックの分野にも挑戦する小曽根真さん ジャズピアノとクラシックピアノの弾き方の違いをどうするか 「ジャズピアニスト小曽根さん、クラシックに挑む」の動画を研究 ジャズの天才少年だった小曽根真さん バークリー音楽大学のジャズ作曲・編曲科を首席で卒業された世界的ピアニストの小曽根真さんは神戸のご出身である。少年のころからジャズオルガン・ジャズピアノの分野で天才と謳われていたから、当然昔からお名前は存じ上げていた。しかし、お父上が小曽根実氏という「神戸ジャズの父」と呼ばれるレジェンド的存在であったから、私の若いころはまだ「オ…

  • 村上春樹さんは新作でどんな音楽を聴かせてくれるのだろう?

    自宅にある村上春樹さんの本 村上春樹さんの長編が4月に刊行 村上春樹さんの短編とエッセー、紀行文が好き まず図書館で読んでから本を買う リストの「ル・マル・デュ・ペイ」は村上春樹さんが教えてくれた 村上春樹さんの長編が4月に刊行 村上春樹さんの長編が約6年ぶりで刊行されるとのニュースを読んだ。「へぇー」と思っていたら某書店からも、「確実に入手できるよう予約を受け付けております」と営業メールが届いていた。 私は「へぇー」と思ったのは、ひょっとして村上春樹さんはもう長編をお書きにならないかもしれない、とひそかに思っていたからである。6年前に出た「騎士団長殺し」は賛否両論だったし、このごろは「村上ラ…

  • エクセルの練習記録で上手にはなってないなくとも下手にはなっていないと感じる

    神戸市営地下鉄 三宮・花時計前駅のピアノ 練習時間を測ることにした経緯 前回のクラシックピアノレッスンの出来は散々だった。それなりに練習してから臨んだと思ったのだが、バッハ:シンフォニア3番ではまさかのフレージング間違いで撃沈、すっかり平常心を失ってしまった。ショパン:プレリュード17番では譜読みが完全に終わっていないので、前半だけ、ということで聴いていただいたのだが、「この曲はメロディー8割、伴奏2割の音で弾かねばなりません」と言われ、「ええっ」と思った。どうせメロディーは右手小指で弾くのだから、意識せずとも自然に聞こえるだろう、と思っていたのだ。そんなこんなで思ったのである。 いったい譜読…

  • 小川典子さん「夢はピアノとともに」でピアノの努力を考える

    「夢はピアノとともに」小川典子著 時事通信社 定価¥1,900 「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれたピアニスト 「夢はピアノとともに」で考えるピアノの努力と練習 「努力」や「根性」は英国では評価されない 絶対に効果のある練習方法を紹介してくれた 学習動画「ドビュッシー アラベスク1」 「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれたピアニスト 英国と日本で活躍しているピアニスニト、小川典子さんを知ったのは、先日読んだ「ヤクザときどきピアノ」の参考文献として挙げられている彼女の著作「夢はピアノとともに」がきっかけである。 それまで私は彼女が2006年、Newsweek誌によって「世界が認めた…

  • ピアノコンクールの審査員が見たら凍りつきそうな映画「譜めくりの女」

    2006年のフランス映画「譜めくりの女」 2006年のフランス映画「譜めくりの女」は怖い映画 映画「譜めくりの女」のあらすじ メラニーのここが怖い! 疑問はあってもなぜか引き込まれてしまう心理劇 YouTubeでみる映画「譜めくりの女」 2006年のフランス映画「譜めくりの女」は怖い映画 2006年のフランス映画「譜めくりの女」(原題:La tourneuse de pages)は得体のしれない怖さに心が凍りつきそうな映画である。もっとも何が怖いか、は人によって千差万別なのでいちがいには言えないかもしれない。しかし私にはハリウッド映画の血がドバッと流れるホラーよりも、「譜めくりの女」のような心…

  • ツェルニー40番とはしばしの別れ?永遠の別れ?

    庭の雪に埋もれるツェルニー40番 1月1日からツェルニー40番をはじめた つまらないのは承知のうえだった 田所政人氏によるツェルニー40番評価 ゆめこのオリジナル発想(オリジナルでもないかもしれないが) ツェルニーとの別れからドイツ民謡、そしてプレスリーへ 1月1日からツェルニー40番をはじめた 今年、1月5日に「いつまで続くか毎日一曲ずつツェルニー40番」という記事を書いた。書いたきっかけは、いつも途中で挫折しているツェルニー40番も、せめて毎日1曲ずつ弾いていけば、最後までさらえるのではないか、という思いつきからだった。 記事の日付は1月5日だったが、実際に始めたのは1月1日だった。いつも…

  • 雪ごもりで聴く「雪が降る」と「雪の降る町を」

    2023年1月28日兵庫県芦屋市 標高492.8mだと兵庫県南部でも雪が降り止まない 雪かきをしないので出かけられない サルヴァトール・アダモの「雪が降る」 ダーク・ダックスの「雪の降る町を」 標高492.8mだと兵庫県南部でも雪が降り止まない 今週は25日の水曜日から断続的に雪が降り続いていて、きょうでもう4日目になり、止む気配はない。といっても、私の住んでいるところは北海道でも北陸でも東北でもない。兵庫県南部なので、天気予報ではずっと今週は晴れマークである。この違いはやはり標高の違いによるものではないだろか?最寄りの鉄道駅であるJR芦屋駅付近の標高は18.3mだが、ウチの町は492.8mな…

  • ジャズピアノのタッチに悩みながらベンチャーズも聴く

    みんなが知っているジャズを弾きたい理由 ベンチャーズもカヴァーした「木の葉の子守歌」 ジャズピアノのタッチとはスタカート?ノンレガート? 先生と私のタッチ比べ みんなが知っているジャズを弾きたい理由 不思議といえば不思議かもしれないが、自分が弾きたいクラシックピアノの選曲については、100人に聞けば90人までが知っているような曲を選びたいとは思わない。例えていえば、「トルコ行進曲」とか「子犬のワルツ」とか。 なのにジャズに関しては、どちらかと言えば少なくともジャズファンみんなが知っている曲をやりたいと思っていた。例えていえば「枯葉」「酒とバラの日々」とか「バートランドの子守歌」とか。 これはク…

  • バッハシンフォニア3番のフレージング間違いはソフィア・ローレンのCMのせい?

    わが家にて シンフォニア3番は充分準備してレッスンに臨んだ 先日のレッスンでのシンフォニア3番 私の脳には「ラッタッター」が埋め込まれているのでは? ソフィア・ローレンには明るいイタリアのマンマが似合っている シンフォニア3番は充分準備してレッスンに臨んだ 発表会が終わったら、次の曲は何にしようかーこれは比較的早い段階からアタマのなかにあった課題であった。そして普段から何事にも準備のよい(?)私は、バッハについてはシンフォニア3番をやろうと心に決めていた。今の先生になってからシンフォニアは1,2番と進んだし、3番をチラっと弾いてみたら、なかなか明るくて親しみやすいメロディーだと思ったのだ。そし…

  • 「老後とピアノ」はシニアピアニスト必読の書になるか?

    「老後とピアノ」稲上えみ子 ポプラ社発行 定価¥1,500 「老後とピアノ」は図書館で3か月待ちだった 「こう弾きたい」がない演奏はつまらない 練習魔に試練が訪れる 老後のピアノとの向き合い方を見出す 「老後とピアノ」は図書館で3か月待ちだった 元朝日新聞社記者で、アフロヘアが印象的な稲垣えみ子さんの、「老後とピアノ」をやっと読むことができた。やっと、と言うのは、この本はかなり人気なようで、図書館で予約してから約3か月は順番待ちをしたからである。 「大人のピアノ」をテーマにしていることから、この本とさきに記事にした、「ヤクザときどきピアノ」はジャンルが似ていると言えば似ているのかもしれない。た…

  • クラシックピアノ発表会反省とどうする今後?

    阪神芦屋付近から六甲山を望む 発表会の翌日、先生は体調が良くなさそうだった 発表会の会場選定はむずかしい 30分のレッスン時間は短かすぎるからどうしよう 来年の発表会はあと出しジャンケンで行こう 発表会の翌日、先生は体調が良くなさそうだった 今月は発表会の翌日がレッスン日という、珍しいめぐり合わせになった。先生宅に到着後、まず「きのうはお疲れさまでした。いろいろとありがとうございました。」とご挨拶をしたが、先生は見るからに体調があまり良くなさそうだった。「抗原検査はしたけど大丈夫だったから安心して」とおっしゃっていたが。どうやらお元気がない理由のある程度は、きのうの発表会のピアノが不評だったこ…

  • 【自撮動画】ドビュッシーの幻想和音が六甲山に響いたクラシックピアノ発表会

    旧東ドイツ製ピアノ ZIMMERMANN(ツィンマーマン) 創作和食レストランでのクラシックピアノ発表会 ZIMMERMANN(ツィンマーマン)というピアノ 阪神間ではドビュッシーが人気? 不出来な演奏に最大の賛辞をいただく 創作和食レストランでのクラシックピアノ発表会 1月22日(日)、クラシックピアノの発表会が兵庫県芦屋市内の創作和食レストランで行われた。参加者はピアノを弾く大人が十名余に、おちびちゃんのお嬢さん1名が応援参加。先生のお知り合いの関係で、バイオリンやフルート奏者も花を添えてくれた楽しい発表会であった。 tabelog.com 会場のレストランは芦屋川沿いにあるビルの5階にあ…

  • 好きな歌手、嫌いな歌手と日仏思い出のメロディー

    フランシス・カブレル(Francis Cabrel) セリーヌ・ディオンはお好き? 先生のイチオシはバルバラ 私の思い出のメロディー、「プティット・マリー」 ムッシュー先生の思い出のメロディー、「月を超えろ」 セリーヌ・ディオンはお好き? きょうは昨日の記事が終わらなかったので、続きである。ピアノの話でもなく、クラシック音楽の話でもなく恐縮なのだが・・・ 耳について離れない音楽について、フランス語のムッシュー先生がバッハのトッカータとフーガを挙げた。そのあとどういう展開でそうなったのかを覚えていないのだが、好きな歌手、嫌いな歌手という方向に会話が流れてしまった。 驚いたことに先生は、セリーヌ・…

  • あのメロディー、あのリズムが耳について離れない現象とは?

    ある曲の、ある部分が耳について離れない 耳のなかに虫がいるのか? 耳にこびりつく音楽の特徴 バッハのトッカータとフーガが耳にこびりついて離れない? ある曲の、ある部分が耳について離れない 誰しも、ある曲の、ある部分が耳について離れない、という経験はお持ちではないだろうか?それは主に、簡単なメロディー、リフレイン、リズムの繰り返しで、歯を磨いていても、メークをしていても、食事をしていても、アタマのどこかでそれが始終エンドレスで鳴っているというものである。 1月のフランス語レッスンは私がお題を出す番なので、ネット中を探索していたが、やっと面白そうな動画を見つけた。「Pourquoi certain…

  • バニーガールたちと過ごしたバブル期のヒット曲を聴いてみる

    うさぎ年でバニーガールを思い出した 私はステージで何を弾いたか 当時のスタンダード曲を今では耳にすることがない 1980年代の大ヒット曲2つ うさぎ年でバニーガールを思い出した よくよく気がつけば今年はウサギ年。ウサギ、つまりバニーちゃんなんだな。今回は私が大勢のバニーちゃんと毎日を過ごした4年間ー日本のバブル期を思い出して書いてみた。 バニーガールとは、うさぎの耳のかたちをしたカチューシャを頭につけ、肩を出したボディースーツに網タイツをはいた女性たちである。私がピアノを弾いていたクラブはアメリカのプレイボーイクラブを真似て全国展開した会員制のクラブレストランで、ウェイトレスは全員このコスチュ…

  • だんだん好きになるショパンのプレリュード17番

    マルティン・ガルシア・ガルシアの手 ショパンプレリュードの17番が好きになってきた マルティン・ガルシア・ガルシアの演奏がお気に入り ドから次のソまで届くガルシアさんの手 ショパンはなぜ弾きにくい楽譜を書いたのか? 楽譜の書き直しは面倒くさい ショパンプレリュードの17番が好きになってきた ショパンのプレリュードのなかから、どれをレッスン曲に選ぼうかと徘徊しているうちに、この頃では17番がいちばん好きになってきた。最初のお気に入りは8番で、17番は大して印象に残らなかったのに。こういうのをことわざで(私はよくことわざを間違えて覚えていることがあるので確認してみた)、「だんだん良くなる法華の太鼓…

  • マスク美人か口裂け女か?ジャズピアノ発表会の反省会

    新年最初のジャズピアノレッスン 先生が発表会で驚いたこと 別のタイプの「美人」とフォローするところがすごい マスク美人か口裂け女か? 新年最初のジャズピアノレッスン 昨日は久しぶりのジャズピアノレッスンだった。発表会は去年の12/25だったのだが、その後、年末年始と教室の主催者であるカルチャーセンターがお休みだったせいである。 先生と顔を合わせてから、遅ればせながらまず、「明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。」のご挨拶。続いて発表会の反省会となった。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 先生が発表会で驚いたこと さて、発表会での…

  • クラシックにもポップスにも使い倒されたショパンのプレリュード20番

    ショパンプレリュード20番のお気に入り演奏 ラフマニノフの「ショパンの主題による変奏曲」 プレリュード20番はバリー・マニロウの「恋はマジック」になった 日本では、なかにし礼が歌詞をつけてサーカスが歌った ショパンプレリュード20番のお気に入り演奏 ショパンプレリュードについて、とめどもなく考えたことの続きだが、きょうは20番をとりあげたい。この曲、たった13小節しかない。けれどもフォルティシモからはじまって、ピアノ、ピアニシモと強弱変化がジェットコースターみたいな曲だ。 いろいろなピアニストが弾いている動画があるが、私は体重のかけ方がわかる以下の動画が気に入ったので、ご紹介したいと思う。20…

  • 映画「戦争と平和」はオードリー・ヘップバーンのための娯楽大作

    娯楽大作としては上出来 CGに見慣れた眼には迫力の人海作戦 オードリー・ヘップバーンはいつもと同じ 音楽はあのニーノ・ロータだった 娯楽大作としては上出来 1956年のアメリカ映画「戦争と平和」をやっと見た。やっと、というのはこの映画についてはこれまであまり良いレビューにお目にかからなかったのと、上映時間が長いので(208分)眼が疲れるのではなかろうか、という危惧からだった。 おまけになぜか10代のころから歴史ものが大好きだった私は、トルストイの原作を2回も読んでいる。いくら3時間を超す映画とはいえ、あの長編の全部を網羅するのは無理だろう。だから大幅に端折られた映画を観るときっとがっかりするだ…

  • 「ヤクザときどきピアノ」を読んだら練習魔になるかもしれない

    「ヤクザときどきピアノ」という本との出遭い 鈴木氏とABBAの「ダンシング・クィーン」 「これを絶対ピアノで弾きたい」願望があったか? レイコ先生をして語らしめるピアノ上達の極意 何よりも練習が足らない 「ヤクザときどきピアノ」という本との出遭い 「ヤクザときどきピアノ」という本を見つけたとき、ヤクザ屋さんがピアノを弾く話かと早合点した。だって表紙からして、坊主頭に黒メガネの、頑丈そうな体躯の男性がグランドピアノを弾いているのだものね。 でもパラパラとめくっているうちに、暴力団を専門(?)に取材をして記事を書いているプロのライターさんが、52歳にしてはじめてピアノを習った体験記であることがわか…

  • パスピエ最後のレッスンにして弾き方が変えられるか?

    発表会まであと1週間しかない ヒジをお腹のほうまでもってくるヒジ腹 ドビュッシーは光だ!色彩だ! 速く弾きすぎると言われたのは多分初めて 発表会まであと1週間しかない クラシックピアノの発表会まであと1週間!この1週間でどれくらい伸びしろがあるのか? 疑問を心に持ちながら昨日、レッスンのため先生宅にうかがった。発表会までの最後のレッスンとなるので、ドビュッシーのパスピエを先生の前で弾くのは最後になるはず(?)である。 レッスンではまず一回、通しで弾いた。先生は、「まとまりがあってよかったと思います。どこか気になるところはありますか?」と聞いてくださったので、「特にはないんですけれど、前にも言っ…

  • すきっ歯はなぜフランスでは「幸福の歯」と呼ばれるのか?

    すきっ歯の有名人は誰? すきっ歯は可愛い?魅力的?セクシー? 「幸福の歯」の語源はどこから来たのか? 昔、日本では八重歯が人気だった すきっ歯の有名人は誰? 先日、フランスの歌手、ファッションリーダーであるジェーン・バーキンについて書いたが、彼女は、というべきか彼女も、フランス人の有名人によくある、前歯がすきっ歯のかたである。その程度はそれほどひどいものではないけれど。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 彼女のほか、すきっ歯の有名人として古いところでは、ブリジット・バルドー、シルヴィ・ヴァルタン、比較的新しいところではヴァネッサ・パラディといったところであ…

  • ショパンのプレリュード4番聴き比べがブラジルの風に吹かれる

    ブラジルの海岸にあるアントニオ・カルロス・ジョビンの彫像 トリフォノフのプレリュード4番を聴く カティア・ブニアティシヴィリのプレリュード4番を聴くというか、見る アントニオ・カルロス・ジョビンの「How insensitive」 ジョビンの曲になるとブラジルの風に吹かれているようだ トリフォノフのプレリュード4番を聴く ショパンのプレリュード4番は本当にいい曲だなぁ。レッスンでとりあげてもらうとか、ピティナステップで弾くとか、そういう「打算?」は抜きにして、まずは自分でボチボチ弾いて感激することから始めようと思う。 それにしてもこの曲はピアニストによってテンポも表現もまちまちだなぁ。ロシアの…

  • ショパンのプレリュード4番とジェーン・バーキンの行方不明者シャンソン

    ショパンの墓(パリ、ペール・ラシェーズ墓地) プレリュード4番は一見難しくなさそう ピティナステップの難易度では範囲が広すぎる セルジュ・ゲンスブルはプレリュード4番を拝借した アイデアは面白いと思う、ジェーン・B.~私という女 ご近所さんがポルテ・ディスパリュ(Portée disparue)の疑い プレリュード4番は一見難しくなさそう 相変わらず、ショパンのプレリュードのなかから出来そうな曲を探す作業が続いている。一番好きな8番が技術的に手にあまり、また老眼のせいで厳しいとなれば、他の曲を探すほうが賢明だ。そこで4番はどうか?ショパンの葬儀に使われた曲のひとつだけあって、ポロポロと涙がこぼ…

  • ピアノは高齢女性の背中曲がりに影響するのか?

    フジコさんのマヨルカ島訪問のドキュメンタリーをみて フジコさんの背中に注目してしまった ピアノを弾くときの姿勢は影響するのか? なぜ女性は高齢になると背中が曲がるのか フジコさんのマヨルカ島訪問のドキュメンタリーをみて 先日、年末に録画しておいたNHKの番組、「フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して~スペイン・マヨルカ島への旅」をやっとみた。番組は、かねてよりフジコさんの憧れの地、マヨルカ島ーショパンとジョルジュ・サンドの1838年の「愛の逃避行」の舞台ーを訪れたときのことを物語る密着取材形式となっている。 フジコさんについてはこれまで幾度となくドキュメンタリーやインタヴューでお姿を拝見し、…

  • ラテンの味と音楽が楽しい映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

    2014年のアメリカ映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 料理あり、音楽ありのヒューマンコメディ映画 よくも悪くもSNSの時代 息子ちゃんが可愛い 映画のテーマ曲、ラテンの「I like it like that」 料理あり、音楽ありのヒューマンコメディ映画 これは楽しい映画だった! いつまでも心に残り、ことあるごとに思い出し感慨にふけるというタイプの映画ではないけれど、たぶんあと半年ぐらいしたら見たことも忘れていると思うけれど(だからブログに書いておく)。 料理がおいしそう、ラテン音楽がステキ、親子や友人との心の交流にホロリとさせられるとあっては、よい点をつけないわけがない。この楽…

  • ショパンのプレリュード8番はシニア泣かせかもしれない

    「プレリュード」の楽譜を買ったことを忘れていた トヨタのCMでプレリュード8番を知った あのCMのピアニストは若き日のポゴレリチ シニア泣かせの小さな音符 「プレリュード」の楽譜を買ったことを忘れていた 2022年8月から練習をはじめたドビュッシーの「パスピエ」が、2023年1月22日の発表会をもって一応終了する。もちろん完璧な出来とはいえないし、せっかく暗譜できたので今後も弾き続けるつもりだが、まあ一応区切りをつけるつもりなのだ。 それで次を何にするのか、相変わらず決まっていない。いっとき、シベリウスの「樅の木」をやる気があるように思われたのだが、なぜか樅の木はヤル木に成長しなかったようだ。…

  • 【自撮動画】映画「ひまわり」のテーマを胸いっぱいの涙で弾いてみた

    1970年のイタリア映画「ひまわり」 ロシアのウクライナ侵攻以来、話題の映画「ひまわり」 可哀そうすぎて涙と鼻水のせいで後半まで覚えていない 当時は反戦よりも悲恋映画だった ひまわり畑はウクライナであってロシアではなかった 【自撮動画】映画「ひまわり」のテーマを胸いっぱいの涙で弾いてみた ロシアのウクライナ侵攻以来、話題の映画「ひまわり」 ロシアのウクライナ侵攻以来、なにかと話題になっている1970年のイタリア映画「ひまわり」だが、私はこれを公開当時の中学生のときと、ずっと大人になってからも1回みている。ところが映画の後半についてはほとんど覚えていない。もちろんいわゆるハッピーエンドでなかった…

  • 「シェルブールの雨傘」でおさらいするフランスの伝統菓子ガレット・デ・ロワ

    映画「シェルブールの雨傘」より 日本でのガレット・デ・ロワの普及度 手作りのガレット・デ・ロワもいいけれど 映画「シェルブールの雨傘」でのガレット・デ・ロワ 覚えておけばよかったフランス語表現 日本でのガレット・デ・ロワの普及度 新年1月、ガレット・デ・ロワというお菓子を切り分けて、なかにはいっているフェーブを当てたひとが王様、または女王様となり王冠をかぶる、というフランスの伝統は日本ではそれほど知られていないように思う。 私はこの家庭的で、どこかほのぼのとした風習が好きなので、日本でもハローウィーンなんかよりずっと広まってほしいと願うのだが、ガレット・デ・ロワは相変わらず、ちょっとこじゃれた…

  • いつまで続くか毎日一曲ずつツェルニー40番

    今年は練習曲をさらうのか? これでも「ツェルニー左手のための練習曲」は3周やった 数えきれないくらい挫折したツェルニー40番の完走 川添文さんのツェルニー40番No.26はとにかく美しい 今年は練習曲をさらうのか? これは新年の抱負でも目標でもない。元旦にふと思いついたのだ。 「今年は練習曲はどうしたらいいのかな?」たぶん、このブログでも「練習曲はキライだ!キライだ!」を、何回も書いているかと思う。そのとおりで、ピアノレッスンを2年半ほど前に再開してから、練習曲というものに本腰を入れて取り組んだことはない。 今お世話になっている先生も、引っ越し前に半年ほどお世話になった先生も、レッスンで取り上…

  • 働きたくないシニアにはオススメしにくい映画「マイ・インターン」

    2015年のアメリカ映画「マイ・インターン」 「マイ・インターン」はこれまでと違った新しい視点の映画 大半のシニアにとって働くことは「生きがい」らしい 働くとピアノが下手になる悪循環 通販アパレルは浮き沈みの激しい業界だ 夢をみせてくれる映画として評価したい 「マイ・インターン」はこれまでと違った新しい視点の映画 2015年のアメリカ映画「マイ・インターン」(原題:The Intern)はなかなか評判の高い映画らしい。なんでも女性上司のもと、シニア・インターン制度で雇われることになったシニア男性が、最初は社内で浮いた存在であったものの、持ち前の機転と誠実さでみんなから好かれ、女性上司の信頼と友…

  • シベリウスの「樅の木」から大河ドラマ「樅ノ木は残った」へと移りゆく思考

    1970年のNHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」の平幹二朗と吉永小百合 シベリウスの「樅の木」の無料楽譜をゲットした 館野さん演奏を聴いた印象と譜面が一致しない フィンランドの樅の木よりも日本の樅の木が気になるらしい 大河ドラマ「樅ノ木は残った」は豪華版だった 今年の大河「どうする家康」は私の好みにあうのか? シベリウスの「樅の木」の無料楽譜をゲットした 先日、ピティナステップを受けるにあたり、まずは発展2のカテゴリーに属するシベリウスの「樅の木」から練習する、と記事に書いた。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 練習開始の第一歩として早く楽譜をみてみたい、と…

  • おめでたきかな小林愛実さん反田恭平さんご結婚!

    反田恭平さんと小林愛実さん お正月にふさわしいめでたいご結婚報道 世界的ピアニストはどんなひとと結婚しているのか? プロピアニストが一家に二人いると防音はどうなるのか? 私は小林愛実さんのファンだ お正月にふさわしいめでたいご結婚報道 昨夜、もう寝ようかな、と思ったころだったろうか。お正月にふさわしいめでたいビッグニュースがパソコンの画面から私の眼に飛び込んできた。ピアニストの小林愛実さんと反田恭平さんがご結婚、小林さんはご懐妊中とのことである。ネットのニュースには反田さんがショパンコンクールで2位、小林さんが同コンクールで4位だったと紹介されている。 なるほど、世間の人全部がクラシックピアノ…

  • 西宮神社への屋台詣でを楽しんだ晴天の元旦

    西宮神社 2023年元旦 謹賀新年 大宮氷川神社に屋台で負けない関西の神社は? 西宮は西にある街か? 西宮神社の屋台を楽しむ 阪急西宮ガーデンズはすごい混雑だった! 謹賀新年 明けましておめでとうございます。 皆さまはどんな元旦を過ごされたのだろうか?おかげさまで兵庫県南部はすばらしい陽気に恵まれ、西宮界隈の人出は結構なものだった。ニュースでは相変わらずコロナの話をやっているが、この賑わいをみるかぎり、「コロナって終わったよね?」と感じたのだが早計なのだろうか?まぁ、みなさんマスクはしているけどね。 大宮氷川神社に屋台で負けない関西の神社は? 関東から兵庫県南部から引っ越してきて丸2年が過ぎた…

  • カウンドダウンパーティーでハッピーな映画「恋人たちの予感」

    1989年のアメリカ映画「恋人たちの予感」 カウントダウンパーティーにちなんだ映画「恋人たちの予感」 「恋人たちの予感」のあらすじをぐっと簡単にご説明すると・・・ 愛に気づいて走り出すのはハリウッド映画のパターン? カウントダウンパーティーの会場での愛の告白 カウントダウンパーティーは出会いの場? カウントダウンパーティーにちなんだ映画「恋人たちの予感」 きょうは大晦日ということで、カウントダウンパーティーにちなんだ1989年のアメリカ映画「恋人たちの予感」(原題:When Harry met Sally)について書いてみたいと思う。 この映画は大ヒットしたし、ラブコメの女王と呼ばれたメグ・ラ…

  • バッハ:シンフォニア3番の分析講座を分析する

    シンフォニア3番の準備をはじめた さいりえ先生のライブ配信はタメになるが・・・ 英語の勉強にもなる「デヴィ夫人」の分析動画 とりあえず、シンフォニアを習う順番は気にしていない シンフォニア3番の準備をはじめた 今年の11月からバッハコンクールの準備、そして来たる1月の発表会と行事が続くので、シンフォニアのレッスンは足踏み状態だ。けれども発表会が終わったら、シンフォニアの3番をレッスンで見てもらうぞ~とヤル気まんまん(?)なので、今から譜読みを始めた。 同時にどこが主題なのか、どういうアーティキュレーションで弾くべきなのか、について予習をしようと思い立った。というのもいったん悪いクセというか、自…

  • ピアノちゃんのトラブルの鍵は鍵にあった

    アップライトピアノのギリギリ音が再発 原因は鍵穴にあった 鍵がついているピアノは古い 鍵にオイルをふきふきしてみた結果 教えてくださった高橋調律師さんに感謝 アップライトピアノのギリギリ音が再発 以前、このブログの記事にもしたのだが、ウチのピアノちゃんは、ときどきギリギリというような、ピアノ本体のなかにネジが紛れ込んだかのような音がすることがあった。 この夏もそうだったのだが、調律師さんに来てもらったときには、ウンともスンとも言わない。彼は、「異音はその音がするときに診ないと、原因がわからないんですよねぇー」といともすまなそうである。とりあえず調律はしていただいて、その効果があったのかもしれな…

  • ピティナステップのため今後のレッスン曲が大幅変更

    ピティナステップ計23はわかりにくい 課題曲が探しにくいから無料の案内冊子がほしい 課題曲1曲だけになったのは朗報 将来のレッスン曲を変更したらこうなった ピティナステップ計23はわかりにくい 先日、このブログで「暗譜してピティナステップを受ける!」という記事を書いてから、頻繁にピティナステップのホームページを閲覧している。あらまあ熱心なこと、と思われるかもしれないが、ピティナステップ未経験者の私には、はっきりいって少々わかりにくいシステムだと思える。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com ステップが23に分かれていて、それぞれに名前がついている。導入(1-3…

  • バッハとバレエ、タップダンスにサスペンス風味の映画「ホワイトナイツ/白夜」

    1985年のアメリカ映画「ホワイト・ナイツ/白夜」 東西冷戦映画「ホワイトナイツ/白夜」とは? ダンスの基本は同じなのか? バッハ、パッサカリアとフーガが現代バレエにピッタリ! やっぱり、聴きたい主題歌の「セイ・ユー・セイ・ミー」 東西冷戦映画「ホワイトナイツ/白夜」とは? この映画の主題歌、「セイ・ユー・セイ・ミー」は1985年の大ヒット曲だ。これを歌ったライオネル・リッチーはそのころ、数々の賞を総ナメにしたので、この曲のことはよく覚えている。しかし、どうしてこの映画は観なかったのかなぁ。不思議だが、本でも映画でも、出会うべきとき、というのがあるのだろう。いずれにせよ、1980年代にはまった…

  • 【自撮動画】「関西のおばちゃん」の底力を見せつけられたジャズ発表会

    ジャズピアノ&ヴォーカル教室発表会に初めての参加 40代~80代の妖艶な女性たちのファッション 「関西のおばちゃん」の底力はトークにあらわれた 自撮り動画を聴きながらひとり反省会 ジャズピアノ&ヴォーカル教室発表会に初めての参加 12月25日のまさにクリスマスの当日、習っているジャズピアノ&ヴォーカル教室で発表会コンサートが行われた。私が今の先生にジャズピアノを習い始めたのは、今年の1月からなので、ちょうど1周年記念で初めての発表会出演となった。ちなみにヴォーカルを教えておられるのは先生の奥様である。 出演者はピアノが6名(うち、男性1名)、ヴォーカルが10名(全員女性)。えーっ、ピアノはどう…

  • 海外ではコンサートホールで写真撮ってもいいの?

    ヴァイオリンとピアノのデュオリサイタル 「写真撮影はご遠慮ください」というアナウンスがあった シューベルトが堪能できたプログラム 写真撮影はなぜいけないのか? ヴァイオリンとピアノのデュオリサイタル 12月22日、私のクラシックピアノの先生が、パリ・オペラ座を拠点としてヨーロッパ各地で活躍しているヴァイオリニスト、大島莉紗さんとともにデュエットリサイタルを開く、というので心躍らせつつ会場へ足を運んだ。 場所は阪急西宮北口から徒歩5分の西宮市プレラホール。お隣にある兵庫県立芸術文化センターと比べれば小規模だが、それでも275席を有する立派なホールだ。これはいつ頃建ったのか?ネットで調べようとした…

  • クリスマスにいちごのショートケーキの歴史を想う

    日本人が一般にフランス(パリ)に対して抱くイメージ いちごのショートケーキは日本だけ? 今年のブッシュ・ド・ノエルはどうだったか? フランスのクリスマスソング、プチ・パパ・ノエル(Pepit Papa Noël) 日本人が一般にフランス(パリ)に対して抱くイメージ ウチの夫は、在日20数年になるが、もとをただせばパリ生まれのパリ育ちで、国籍はフランスである。そして日本に住んでいる他のフランス人と、ちょっと違うかなあというところは、日本人がフランスに対して抱いている一般的なイメージを、真っ向から否定することである。例えば彼は日本語の達人であるが、「フランス(パリ)っておしゃれ~~」のたぐいのフレ…

  • 来年の決意は「暗譜してピティナステップを受ける」に決まった!

    2022年の総括について 平凡な生活にはアップダウンがない またフランス人の好きな「決意」かい! いきあたりばったりの人生に「決意」はなかった 暗譜をしてピティナステップを受けるのが来年の抱負だ 2022年の総括について 先日は月2回受けているフランス語レッスンの最終日だった。12月は先生がお題を出す番だったので、私は何も用意をしていかなかった。私がしゃべりたかったのはワールドカップイチ押しだったのだが、これまであまりサッカーの話題はでなかったので、先生がサッカーファンなのかどうかわからない。案の定先生は、ワールドカップの話題はまるで避けて通るかのように一言も触れず、出されたお題は「Bilan…

  • ジャズピアノの発表会まであと数日なのに決まらないイントロとエンディング

    トミー・フラナガン (Tommy Flanagan) ジャズピアノの発表会まであと数日 本当に気になるのは当日のファッション トミー・フラナガンのエンディングを猛練習することに決定 トミー・フラナガンの「Chelsea Bridge」 ジャズピアノの発表会まであと数日 ふと気がつけば、ジャズピアノの発表会まであと数日しかない。なんか緊張感がないなぁ。きっとこれはコンクールを経験したからだろう。コンクールに比べたら発表会はお披露目会、社交行事みたいなもの、という感覚になってしまったみたい。だから先日のレッスンで、発表会で弾くことになっている2曲ともイントロ、エンディングを酷評されたにもかかわらず…

  • マクロン大統領の綴り字間違いにフランス国民は激怒、学習者は大混乱?

    永遠のフランス語学習者には気になるトピック マクロン大統領のツィート間違い 間違いにはすぐ気がついたけれど マクロン大統領は目立つのがお好き? 永遠のフランス語学習者には気になるトピック 私は永遠のピアノ練習者であるとともに、永遠のフランス語学習者なので、先日のマクロン大統領のツィートでの綴り字間違いに非常に興味をもった。よってこの記事は音楽に関係がなく、フランスおよびフランス語に興味をもたれない方には申し訳ないのだけれど。 フランスが惜敗したワールドカップの翌日、「マクロンがツィートですごい間違いをしたので、フランスのネットで騒ぎになっているよ!」と夫が言った。そして「どこが間違えているか、…

  • 求む!音楽が聞こえてきそうなTシャツ、セーター、バッグなどなど

    ピアノのかたちのコースター 楽器店に行けば必ずすること ¥1,000以内の音楽グッズはつい買ってしまう 音符柄の長傘はけっこう売っている 音楽が聞こえてきそうなものを身に着けたい 楽器店に行けば必ずすること 先日の記事の繰り返しになるが、私は楽器店が大好きだ(先日はあからさまに楽器店名を書いてしまったが、そこの回し者ではないのできょうはやめておく)。なぜかというとピアノがいっぱい並んでいるのをみるだけで嬉しくなる。それもちょっと変わったタイプのもの、猫足とかアンティークなものがあるとよけいに嬉しい。 もちろん楽譜をペラペラめくるのも好き。特にヘンレ版がいいとか、パデレフスキ版でないといけないと…

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