「ミヤコワスレ」(都忘れ)はキク科の多年草で、本州・四国・九州に自生するミヤマヨメナを改良した園芸品種です。花色の違う3株、白・ピンク・紫の3色の苗を、リンゴ富士の樹下に植えました。白花の「白鳥」という品種が1輪だけ咲きました。5月上旬の花です。参考に、4年前の開花姿を下画像で、庭のミヤコワスレ「白鳥」
ドウダンツツジの「口紅錦」(クチベニニシキ)は、白~クリーム色の花弁の縁が、紅色に染まる美花です。5月初めの開花でした。その2日後、更に4日後の5月8日、5月中旬の花、5月下旬まで咲きました。秋の紅葉も綺麗です。鉢植えのツツジ(6)「ドウダンツツジの口紅錦」
庭植えのツツジが自然実生を含め13株ほど植えてあります。その大部分は、以前より庭に有った樹を、庭を作り変えた時に移植したもので、品種名は不明です。内、紅ドウダンが開花せず、ヤマツツジがまだ咲いています。咲き終えたツツジのまとめです。初めに咲いた紅花の2種です。花は同じようですが樹の性質が違います。①は、玄関右手前のハナミズキの樹下で、樹が上に伸びずに、枝を横に広げています。4月20日の開花し始めです。その2日後、更に5日後、満開の時です。5月初めの花アップ、②は、玄関前通路中間の北側です。4月20日、左背後にボケ東洋錦、右側にサキガケアヤメが葉を伸ばしてきています。2日後の花、4月下旬の満開時、花は下部に少なく、この樹は横張しないで上に伸びています。5月初めの花アップ、庭のツツジ~紅花①②
「岩根絞り」(イワネシボリ)は江戸椿の1種で、濃紅色地に白斑が入る、八重咲の大輪花です。1輪だけの開花でした。4月末の蕾、5月初め、開花しました。その後の花です。花弁に傷みが出ると、花の終盤を迎えます。鉢植えの椿(20)「岩根絞り」
「サキガケアヤメ」(魁綾目)は、アヤメ科の多年草です。地中海~西アジア原産という早咲き品種で、鮮やかな青紫色の花です。市内のHCで購入したポット苗が、玄関前通路北側で増殖しました。4月末の蕾、5月上旬の開花、(背後の赤と白はツツジです)その2日後、外側の花弁に黄色い網目模様があるのが特徴です。さらに翌日、萎み始めた花も出てきた、5月11日です。庭の「サキガケアヤメ」
肥後椿の「王冠」(オウカン)は白地に紅覆輪の花で、一重平開咲きの大輪花です。オシベが見事な梅芯で、雄大豪華な花容です。5月上旬の蕾、翌日から開き始め、その4日後の花、5月10日の花、今年は2輪だけの開花でした。白色一重の「満月」という品種も鉢植えがあるのですが、今年は蕾がありません。鉢植えの椿(19)肥後椿の「王冠」
「地エビネ」は、全国各地の低山に見られたラン科の多年草で、地下に球根のような偽鱗茎が連なってエビの背に見えます。側花弁が茶色で、唇弁が白が基本ですが、緑白地エビネと一緒に7号深鉢植えにしています。4月下旬、蕾を上げてきました。(背景の赤は庭植えのツツジです)その4日後、開花しました。5月上旬の開花姿です。鉢植えの「地エビネ」
「肥後椿」(ヒゴツバキ)とは、江戸時代から明治にかけて、熊本藩士とその後裔によって育成されてきた肥後六花の1群です。(六花は椿、芍薬、花菖蒲、朝顔、菊、山茶花です)一重、平咲き、梅芯(梅の花のようなオシベが見事)が特徴です。散歩中に出合った庭木の一枝をいただいて、挿し木で育てた紅花種です。4月下旬の蕾から開花へ、その3日後の花、4月末の花です。鉢植えの椿(18)「肥後椿の紅花種」
「ヒメシャガ」(姫射干)はアヤメ科で、北海道南西部から九州北部にかけて分布する、日本特産の多年草です。淡い青紫色で、花径4cmほどの小型アヤメです。4月下旬、蕾から開花へ、5月上旬、自宅東側の通路脇、東庭の赤松の樹下で、群落を作っています。草丈20~30cmです。5月10日、多くの花が咲き終えた、花の終盤です。花後の現在は、こんな果実を稔らせています。(白花種の鉢植えもあるのですが、今年は開花しません。)庭の「ヒメシャガ」
「若楓」(ワカカエデ)は小輪のヤブ椿で、一重筒咲きの紅色花です。4月中旬の蕾から、開花です。鮮やかな紅色花弁と黄色いシベの対比が美しく、花粉が非常に多い。4月中旬に咲いた花、5月上旬でも、開花し続けました。鉢植えの椿(17)「若楓」
購入したものでなく、自然実生で他の鉢に芽生えました。西洋オキナグサは、藤紫色のほか赤・ピンク・白の各色があり、白花が少し上向きに咲き、丈夫です。(日本の翁草は下向きに花が咲き、いつの間にか消えました。)3月末の芽出しです。花木の鉢植えの端に芽生えて大株となり、中心の花木は枯れました。4月中旬の開花です。翌日、さらに翌日の4月15日、満開です。咲き始めの花、全開し、たくさんの花粉を出す花、花後の5月中旬、種には白く長い毛があり、その姿を老人の白髪に見立てて、翁草(オキナグサ)と呼ばれます。その6日後、5月下旬の姿。一部はすでに、飛び去った種があります。鉢植えの「西洋オキナグサの白花」
「古都の香り」(コトノカオリ)は、濃い桃色の盃状咲きで、小輪花ですが多花性です。4月10日、咲き始めの頃、4月中旬の花、4月下旬の花、鉢植えの椿(16)「古都の香り」
「八重咲イチリンソウ」はヨーロッパ原産で、キンポウゲ科の多年草です。地下茎で増殖し地面を覆い、白花を咲かせます。半日陰になる場所を選び、鉢植えを庭に移植しました。自宅西の雪柳の樹下と、南の常緑樹ラカンマキの樹下です。4月中旬から咲き出し、下旬の画像です。花の中央部、シベが小さな花弁化しました。その後日、葉に着いているのは、雪柳の散り落ちた花ビラです。白い花弁に傷みが出てきて、花の終盤です。夏は地上部が枯れて休眠します。庭の「八重咲イチリンソウ」
「夕鶴」(ユウヅル)は、淡桃色地に赤い縦絞りが入る、八重咲中輪の雪椿です。今年は1輪だけの開花でした。4月下旬の花です。1枚だけの画像で、花色もイマイチですが、今年の記録として、鉢植えの椿(15)「夕鶴」
「アジュガ」はシソ科の多年草で、ヨーロッパ原産です。東庭に2種植えたものですが、20cm位に花茎を伸ばして、濃い青紫色の花を咲かせる品種が、匍匐枝で増殖移動して、自宅脇の踏み石通路の周りに多くの花を咲かせました。4月下旬、まだ蕾のものが多い中で、花が幾重にも重なって咲いたものがあります。その4日後、遅れていたものも開花してきました。東庭の赤松の樹下で、あまり移動しないで咲いている別品種は、丈10cm余りで、淡い青色の花を咲かせていいました。こちらは花数僅かでした。庭の「アジュガ」
「祝の盃」(イワイノサカズキ)は、雪椿系で、鮮紅色に白斑が入る花で、一重の盃状咲きで小輪です。4月中旬、蕾から開花へ。開花数が少なく、4月下旬に咲いた花は、白斑の入りも少しでした。鉢植えの椿(14)「祝の盃」
「ムスカリ」はキジカクシ科の多年草で、地中海~西アジア原産の球根植物です。玄関右手前の小花壇にチューリップとスイセンを植えた時、脇にムスカリを植え、無肥料、放任で毎年咲いています。青紫色の花で、「アルメニアカム」という品種のようです。4月上旬の蕾、4月10日、咲き始めです。4月中旬の花です。チューリップやスイセンには無い青紫の花色と、小型で、小花がブドウの房のように密集して咲く様子が特異で、夏は休眠します。庭の「ムスカリ」
ヤマブキ(山吹)はバラ科の落葉低木で、日本原産です。北海道~九州まで各地に分布し、一重と八重の黄色花を咲かせます。鉢植えにしている「吹雪錦」(フブキニシキ)は、一重咲きですが、黄色い花に白斑がはいる山吹です。葉にも、少しですが白い散斑が入ります。4月中旬の開花でした。翌日以降の花、4月下旬の花です。鉢植えのヤマブキ「吹雪錦」
「多摩の源平」は、上弁が濃い桃色で下弁が白色の2色咲きで、紅白の対比がが美しい。野生のイカリソウからの選別品種です。4月上旬の咲き始め、4月20日の花、日照の少ない自宅北側の塀際で(赤花は夕映)、4月下旬の花です。庭植えのイカリソウ2種(2)「多摩の源平」
スズランに似た小さな花を吊り下げるドウダンツツジ、2鉢の内、「岩しだれ」は、クリーム色地に弁先がピンクに染まります。5月上旬の開花でした。その4日後の花、今年は花数が少しになりました。枝を横に張らず、樹高120cm余りです。5月中旬の花、散り始める花が出てきました。秋にはきれいに紅葉します。鉢植えのツツジ(5)「ドウダンツツジの岩しだれ」
イカリソウは、メギ科の多年草で、北海道中部~本州日本海側に自生する山野草で、船の碇(いかり)に似た花を咲かせます。鉢植えのイカリソウで、植え替えの時に一部を庭に植えてみました。庭の3か所で、2種のイカリソウが増殖しています。「夕映」(ユウバエ)は、赤花の代表です。自宅北側のアケビとブルーベリーの樹の間と、西側のマンサクとキンモクセイの樹下で今年も咲きました。4月中旬、まだ褐色の新葉と、黒紫の蕾から、赤花が開花しました。その3~4日後、さらに3日後、4月下旬の花です。3つに枝分かれした先に、3枚つ付く緑の葉も美しい(三枝九葉草)。庭植えのイカリソウ2種(1)「夕映」
「加茂本阿弥」(カモホンナミ)は、一重の白花で、抱え咲き~椀咲きの中・大輪花です。4月中旬の丸い蕾から、開花しました。白い花弁は傷み易く、画像数は少なかったのですが、8号深鉢植えで、4月下旬にかけて、花はたくさん咲かせました。鉢植えの椿(13)「加茂本阿弥」
「バイカカラマツ」(梅花唐松)の基本種は一重咲きですが、園芸種の八重咲種です。基本種の一重咲きより早く、4月上旬に咲き出しました。まだ葉色も緑になっていません。5日後の4月10日、次々とたくさんの花弁を開き(千重咲き)、大輪です。4月中旬の花、その2日後、満開でした。鉢植えの「バイカカラマツ」(2)八重咲き
「和田ミツバツツジ」は、三つ葉ツツジの園芸種で、ピンクと紫の中間のような独特の色合いの花です。4月中旬の咲き始めの頃です。蕾も花も、濃い花色で鮮やかです。翌日の花、4月下旬の花、夕方の満開姿です。5月10日、花後に伸び出た新葉は、各枝先に3枚ずつで→三つ葉ツツジ、鉢植えのツツジ(4)「和田ミツバツツジ」
「バイカカラマツ」(梅花唐松)は北米北東部原産の山野草で、明るい樹林帯の林床に自生します。草丈10数cmで、一重の花が梅に似ていて、花径2cm余りです。咲き始めて数日後の、4月中旬の開花姿です。その2日後、4月下旬の花、5月上旬、散り始めました。夏~秋は休眠し、地下に球根が束上に集まり、先端に芽が着いています。鉢植えの「バイカカラマツ」(1)一重咲き
「春風」(シュンプウ)は、淡桃色一重の小輪花で、甘い香りがします。4月中旬の蕾から、開花しました。4月下旬の花です。8号深鉢植えで、樹高70cm余り、小輪ですが、たくさんの花が次々と咲きました。鉢植えの椿(12)「春風」
玄関右手前に植えた紅白のハナミズキ、白花種も紅花ほどではないが、花数が減りました。4月中旬、開花してきました。4枚の苞の開き始めは黄緑色です。その翌日です。4月下旬の花、苞の色が純白になり、中心部で本来の花が開きます。小さな4枚の花弁は黄色で、メシベ1、オシベ4本です。4月末、花芯部の花、樹の下方で、短い枝に咲いた花は、苞が全開しないままで、花が開花しました。現在は、苞も小さな花弁も散って、果実の形成に移ります。庭の「ハナミズキ」(2)白花種
「ハナミズキ」(花水木)は、ミズキ科の落葉高木で、北米東部が原産地で、アメリカを代表する花木です。玄関右手前に、紅白2種のハナミズキ苗木を植えました。3月中旬、枝先に蕾を着けて越冬しました。4月中旬、開花しました。花弁に見えるのは、葉が変形した4枚の苞(ホウ)です。中心の塊が花序で、小さな蕾が集まっています。その翌日の花、4月下旬の花です。今年は花数が少なく、樹の下方には花がありません。4月末には本来の花が開いてきました。径5mm程の、目立たない花が集合しています。この後、4枚の苞が次々に落ちて、花が終わりました。これから秋に向かって果実の生育と色付き、晩秋の紅葉へと楽しみは続きます。庭の「ハナミズキ」(1)紅花種
「シャガ」(射干)はアヤメ科の常緑多年草で、中国原産の帰化植物です。根茎が横に這い群落を形成しますが、3倍体のため、種子が出来ません。町内の知人が自宅を処分し施設に入られた時、いただいた株が殖えました。自宅西側と北側の日照が少ない所です。4月中旬の蕾、4月20日の花、4月下旬の花、その4日後、5月上旬の花、自宅北側の通路です。庭の「シャガ」
「卜伴」(ボクハン)は、一重の小輪花ですが、濃い紅色花弁と、純白の唐子(カラコ)が特徴です。(オシベの先が変形して花弁化したものを、唐子咲きといいます)今春は1輪だけの開花でした。4月下旬の開花です。その翌日です。鉢植えの椿(11)「卜伴」
「安田錦」(ヤスダニシキキ)は、咲き分け品種で、白、赤、白地に紅絞りなどの花を咲き分けます。4月中旬の咲き始めです。その3~4日後、4月下旬に咲いた花です。今年咲いたボケの花は以上でした。鉢植えのボケ(7)「安田錦」
「タツタソウ」(竜田草)は、中国東北部、朝鮮半島が原産で、日露戦争当時、軍艦「竜田」の乗組員が持ち帰ったことからの名です。深紅色のハスの葉に似た丸葉を着けて、青紫色の花を咲かせます。4月5日の蕾、4月10日の開花ですが、今年は2輪だけでした。昨日、5月10日の草姿、葉は黄緑色に変わって、草丈10cm余り、丸い葉は径3~5cm程ですが、この後もっと大きくなります。葉の下にある小さな果実です。参考に、昨年の開花姿を、鉢植えの「タツタソウ」
小鉢植えのボケ「祝桜」(いわいざくら)は、絞り入りの桃色花で、中輪の一重咲きです。4月中旬に咲きました。4月下旬に咲いた花です。鉢植えのボケ(6)「祝桜」
クサソテツというシダがあり、その新芽を「コゴメ」と呼んで、山菜として利用します。生まれ故郷の畑近くの山麓から、このシダを1株、引き抜いてきて庭に植えました。自宅西側、マンサクの樹下に植えたものが、増殖しました。4月20日前後のクサソテツの新芽です。新芽があまり伸びない内に採取します。採取したコゴメです。5月初めには、葉が展開してシダになり、この後もっと大きくなります。このシダ「クサソテツ」も立派な観葉植物になります。庭で採れる山菜(4)「コゴメ」
「ミツバツツジ」(三つ葉ツツジ)は、関東~近畿東部の太平洋側に分布し、春に紅紫色の花を咲かせ、花後に枝先に3枚の葉が着きます。4月中旬の蕾から、開花です。その3日後、7号深鉢植えで、樹高120程です。3月下旬の花です。鉢植えのツツジ(3)「ミツバツツジ」
「アシタバ」(明日葉)はセリ科の常緑宿根草で、房総半島~紀伊半島、伊豆七島、小笠原諸島に分布します。裏庭で、キアゲハが産卵し、幼虫が育ってきましたが、近年、キアゲハはあまり見かけず、産卵に来なくなりました。4月の若葉、雪融けとともに新葉を展開します。ブルーベリーの樹下で、山草棚の周りで、若葉を収穫します。この後は、昨年画像で、秋9月には花が咲きます。晩秋には結実し、種子を飛ばし、自然実生で裏庭のあちこちで芽生えてきます。庭で採れる山菜(3)「アシタバ」
「なごり雪」、本来ならば、紅絞りなども咲くようなのですが、この鉢では、僅かに紅が入る花がありますが、殆んど純白花でした。4月下旬の開花でした。その3日後、さらに3日後には、花弁が変形し、花の終盤を迎えました。鉢植えのボケ(5)「なごり雪」
林野庁に勤務されていた隣人に勧められて、裏庭に2株植えた「行者ニンニク」が増殖しています。4月11日、新葉を展開し、蕾を着けてきました。花蕾を着けない株を、数本間引いて食しました。その後の蕾は、5月5日現在、この後は、昨年の画像で、5月中旬に咲いた花、5月下旬、6月末には黒い種子が出来ます。自然実生で、日照が少ない自宅北側塀際に群落を作ってきました。庭で採れる山菜(2)「行者ニンニク」
「サルト」はアメリカで作出された椿で、桃色一重の盃状咲き小輪花です。4月中旬の蕾から、開花です。翌日の花、その後、4月20日までに咲いた花です。鉢植えの椿(10)「サルト」
自宅北の裏庭に、アケビを2種植えています。秋の実もいただきますが、春の新芽も「木の芽」として、利用できます。魚沼の山育ちなので、年に1度は春の味をいただきます。4月中旬、アケビの新芽が伸び出しています。新芽を採取します。花も咲きましたが、今年は少ないです。実生りを良くするために、白アケビも植えています。春の恵みを、お浸しでいただきました。庭で採れる山菜(1)「木の芽」
「富士の嶺」(フジノミネ)は、一重の中輪種で、桃色地に白覆輪や紅絞りが入る花です。画像が3枚しかありませんが、4月中旬の花です。ボケ(木瓜)は自然に交配し、多くの品種を生み出し、突然変異も良く生まれる品種だそうです。鉢植えのボケ(4)「富士の嶺」
「吉野」(ヨシノ)は、ツツジとシャクナゲの交配種で、鮮やかなピンクの花を、枝先に多く着けて一斉に咲きます。3月末の蕾、半落葉性なので、前年の葉が一部残っています。4月初めの開花です。花径5~6cm程のパープルピンクの花、その2~3日後の花、5号深鉢植えで、樹高は50cm程です。満開となった4月10日です。鉢植えのツツジ(2)「吉野」
庭に植えた椿は2種だけで、「西王母」と、この「黄鳳」です。黄花椿の「黄鳳」(キホウ)は、中国の黄花椿・金花茶と白鳳(白八重大輪種)との交配で生まれた、淡黄色の花で、一重筒咲きの中輪種です。自宅北西角、軒下に接ぎ木苗を植えました。以下、4月下旬に撮った画像です。蕾は、以下は花のアップです。庭植えの椿(2)「黄鳳」
「ベビームーン」は、園芸種のミニミニスイセンです。糸葉で、草丈30cm位です。4月中旬に咲き出しました。咲き揃った、4月21日です。(背後の赤は、玄関手前のツツジです。)鉢植えのスイセン「ベビームーン」
「雪柳」(ユキヤナギ)は、バラ科の落葉低木です。春に、小さく白い5弁花をたくさん咲かせて、雪を被ったように見えます。庭の2か所に植えています。①北東隅の日向ミズキの隣で咲いた株。4月初めに咲き始めました。4月10日の花、その3日後です。②自宅西側で、マンサクの南側に植えた株です。4月10日の開花姿、その2~4日後の花、現在の庭は、各種ツツジが満開です。庭植えの「雪柳」
通販で日本のアヤメを注文した時、送られてきた別物です。「満州アヤメ」は中国北部や朝鮮半島などに生育する小型アヤメで、草丈10cm程で、東庭で、最初に咲き終える草花です。4月中旬に、濃い紫色の花が咲き始めました。4月20日の花、4月下旬の花、終盤には花色が薄れてきました。根茎でよく殖えます。現在は草丈の高いサキガケアヤメが一斉に咲いてきました。庭の「満州アヤメ」
「東洋錦」(トウヨウニシキ)は、咲き分けボケの代表種で、大輪一重咲きで、赤・白・白地に赤絞りなど、様々な色模様の花を咲かせます。庭に植えたボケはこの1種だけですが、鉢を置いた場所に根を伸ばして芽生え、3か所で咲き競います。4月初め、たくさんの蕾を着け、ポツポツと咲き始めました。3日後の4月5日、さらに3日後、たくさんの開花と、クローズアップ、ほぼ満開となった4月10日です。花の終盤には、花色が全体的に赤みを帯びてきました。4月末には花が散り、小さな果実が見えています。この果実が秋にまでに大きく成長します。庭植のボケ「東洋錦」
洋種カタクリ「エリスロニューム・パゴダ」は、アメリカ合衆国・カナダが原産地の黄花種です。日本種に比べて草体が大きく、耐暑性もあり、丈夫で育て易いです。庭の2か所に植えてあります。①果樹の実梅の樹下で、4月中旬の蕾、2日後に開花しました。②庭の南西隅、ブロック塀脇で、日照時間が短い所です。4月10日の蕾、その5日後に開花です。さらに3日後の花、咲き揃いました。2日後の4月20日です。庭の洋種カタクリ「エリスロニューム・パゴダ」
①は、仲間の「桜玄海ツツジ」はたくさん咲いたのですが、1輪しか咲かなかった「タンナ玄海ツツジ」です。朝鮮の済州島原産の、早咲き矮性種で、紅紫色の花です。4月中旬に開花、その2日後の花です。②は、「さざなみ」という品種で、淡い青紫色の花です。4月10日の蕾と開花です。その4日後の花、さらに2日後の花です。鉢植えの小型ツツジ2種
ボケ(木瓜)の鉢植え、全てが花を終えました。「黒潮」(クロシオ)は、黒味を帯びた紅色の花です。4月中旬、蕾から、開花へ、その2日後、更に4日後、4月18日です。鉢植えのボケ(2)「黒潮」
近くの住宅跡地を、果樹と菜園に利用しています。一昨年、義弟からいただいた、丘陵公園の球根を植えました。そのまま放置していましたが、今年は特にきれいに咲き揃いました。雪が少なかった2月下旬、一斉に芽出しです。4月初め、競って葉を伸ばし、4月中旬、一部で咲き始め、その2日後には赤花も、4月下旬、満開になり、道路脇でもあるので、多くの人を惹き付けました。雑草取りをしたのは、この写真を撮った後からでした。ほぼ咲き終えたので、昨日花茎を切り取りました。庭のチューリップ(2)空き地花壇
玄関の右手前、現在はハナミズキとツツジが咲いていますが、その背後に細長い小花壇を設けました。幅30cm長さ170cm余りです。4月10日、奥で水仙が咲いたころ、蕾を膨らませ、その3日後、さらに3日後、草丈の低い小型チューリップは、ライラックワンダーという原種系で、中央アジア原産種です。4月17日、満開の頃です。改築し、庭を作り変えたとき植え込んだ球根のまま、長年そのままで咲いてきました。庭のチューリップ(1)玄関脇の小花壇
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「ミヤコワスレ」(都忘れ)はキク科の多年草で、本州・四国・九州に自生するミヤマヨメナを改良した園芸品種です。花色の違う3株、白・ピンク・紫の3色の苗を、リンゴ富士の樹下に植えました。白花の「白鳥」という品種が1輪だけ咲きました。5月上旬の花です。参考に、4年前の開花姿を下画像で、庭のミヤコワスレ「白鳥」
HT種のバラ「ダブルデライト」は、半剣弁高芯咲きの四季咲き大輪種です。クリームがかった白地に赤い覆輪が入る花で、強い香りがあります。5月中旬、蕾が開き始めて、翌日に開花しました。開花2日目の花、5月下旬の花、2輪目も開いて、花の終盤へ、鉢植えのバラ(2)「ダブルデライト」
「モッコウバラ」(木香薔薇)は中国原産で、枝に棘が無く、病害虫に強く扱いやすいバラです。一般的な黄色の八重咲種が5月に咲きました。5月上旬、蕾から開花へ、花径3cmほどの小さな花です。5月10日の花、5月中旬の花、白花種の鉢もありますが、今年は開花しません。鉢植えのバラ(1)モッコウバラ
「一人静」(ヒトリシズカ)はセンリョウ科の多年草で、日本各地の森林化で見られます。葉は4枚が輪生状に着き、茎の先に白いブラシ上の花を1本咲かせます。4月下旬、1輪だけの開花でした。2輪目は伸び出せずに終わりました。花後に茎葉だけは7本も出ましたので、来年に期待しましょう。昨年は5輪咲いていました。鉢植えの「一人静」
「ヤマツツジ」(山躑躅)は日本固有種で、北海道南部~九州に分布し、日本の野生ツツジの代表種です。庭植えツツジの最後の開花が、この朱色の花です。5月上旬の開花です。4日後の5月10日です。南庭の塀際で、灯ろうの脇に植えました。以前より庭にあり長年経ていますが、樹高は1m余りで小さく、冬に枝枯れして樹形は貧相になりましたが、花はたくさん咲きました。5月中旬、開花数は減りましたが、まだ蕾がたくさん着いています。その3日後の花、5月下旬、終盤の花です。近くに置いた別の花木の鉢に、自然実生で芽生えた山ツツジ、5月中旬の花です。庭のツツジ(9)「ヤマツツジ」
日本桜草は野生の群落を見ることは稀になったサクラソウ科の多年草で、江戸時代に育種が進み、数百の品種が生まれた古典園芸植物です。花びらの先端が2つに割れて桜の花びらに似ています。「橋弁慶」(ハシベンケイ)は、濃紅の桜弁、平咲きの中輪です。数鉢ある中で、今年開花したのはこの1鉢だけで、栽培し易い品種です。5月上旬に開花しました。その3日後の花、さらに3日後です。一部の花が終わろうとしていますが、少し遅れて咲いた花は、まだ盛りです。開花出来なかった鉢も、新葉を展開しているので、来年に期待。園芸店で売られているサクラソウは、西洋桜草のプリムラが多い。鉢植えの日本桜草「橋弁慶」
「ボタン」(牡丹)は、原産地が中国北西部で、優雅で大輪、幾重にも重なり合う花弁から、花の王として愛好されるようになりました。春牡丹の1種で、「八千代椿」(ヤチヨツバキ)が1輪だけ開花しました。淡紅紫色の千重抱え咲きで、丈夫です。5月上旬に開花しました。花芯にミツバチが訪れました。その3日後です。花後に、葉が緑色に変わりました。鉢植のボタン「八千代椿」
「西洋イワナンテン」はツツジ科の常緑低木です。北米原産で、主に斑入り葉や秋の紅葉を観賞しますが、春の白花も綺麗でした。3月下旬の斑入り葉と花蕾、4月中旬の開花、白いつぼ型の花を穂状に吊り下げます。5月上旬の花です。日本のイワナンテンは、長持ちせずに枯れました。鉢植えの「西洋イワナンテン」
「キレンゲツツジ」(黄蓮華躑躅)は、レンゲツツジの黄花品種で、北海道南部~九州の高冷地に自生し、高さ1~2mの落葉低木です。玄関前の南庭で、イロハモミジと花梅の間に苗木を植え、樹高150cm程に成長しました。4月下旬の蕾、4月末に咲き始めました。5月初めの花です。手前に鉢植えのカバレンゲを置いて、5月10日です。満開のキレンゲツツジの背後、塀際で咲き始めたのが、庭ツツジの最後を飾った山ツツジです。庭のツツジ(8)「キレンゲツツジ」
セッコク(石斛)の紅花品種「万里紅」(バンリコウ)です。小鉢にミズゴケ植えしています。4月中旬の蕾、その3日後に咲き始め、更に3日後の4月21日、3輪が開花です。その5日後には初めの1輪が落ち、2輪がその後も咲き続きました。花後は北側軒下に移動し、冬は無暖房の納屋で春を待ちます。鉢植えのセッコク(3)「万里紅」
レンゲツツジ(蓮華躑躅)は、北海道~九州の高原や原野に自生し、蕾の様子が蓮華に見えることから名付けられたそうです。「カバレンゲツツジ」(樺蓮華躑躅)は、レンゲツツジの赤花品種で、朱橙色の花が枝先に集まって咲きます。4月下旬の蕾(蓮華に似てます)からの咲き始め、2日後の4月末、その3日後の5月上旬、蕾もありますが、ほぼ満開となりました。その6日後の5月8日、花が散る落ちてきました。鉢植えのツツジ(7)「カバレンゲツツジ」
「銀龍」(ギンリュウ)は丈夫な園芸品種で、長生蘭しての入門種です。緑地に白い覆輪が入る葉で、花は白花です。5月中旬に開花しました。山野草展で入手して以来、長年我が家に居ます。ヘゴ板に根を張らせ、春~秋は庭で、冬は無暖房の納屋で越冬します。現在は南庭で、ラカンマキとイロハモミジの間の灯篭の上にいます。鉢植えのセッコク(2)「銀龍」
自然実生で育ったツツジが2株あります。①は紅花ですが、元から庭にあった紅花ツツジと色合いが違い小輪です。玄関前通路北側でヤマボウシ・サトミの樹下です。4月20日の蕾、4月下旬の花、小輪花をビッシリ咲かせました。5月上旬の花、②は、庭に無かった紫の花色で、まだ樹が小さく花数が少しでした。玄関前通路の南側で芽生えたものを東庭に移植しました。4月末の蕾と開花した花、葉も花も大きめです。庭のツツジ(7)自然実生の2種
「アッツザクラ」(別名ロードヒポキシス)は、キンバイザサ科の球根植物で、南アフリカ原産。(アッツ島とは無関係)「白鳥」(ハクチョウ)は白花で、うっすらとピンクがのります。5月上旬の蕾から、開花へ、4日後の5月中旬、その3日後、満開です。4号深鉢植えで、草丈6cm、花径10cm程です。鉢植えのアッツザクラ(1)「白鳥」
東庭に、花形と大きさが異なる2本の白花種が植えてあります。①は赤松の樹下で、4月下旬の咲き始めです。5月上旬の花、広幅の花弁で大輪です。その4日後、満開です。②は、東側車道沿いのブロック塀際で、隣に大岩があり、ハナノキの樹下にあります。5月上旬です。花弁が細長く小輪花です。その5日後の花です。庭のツツジ(6)白花の2種
セッコクは日本の中部以南で、岩上や大木に着生する野生ランです。江戸時代から葉や花の変化に着目して栽培された古典園芸植物で、その分野では長生蘭と呼ばれています。ミズゴケで植えた鉢植えのセッコク「吉兆」(キッチョウ)は、紅覆輪花で花形が良く、花着きも良い品種です。株分けして2鉢あります。1鉢目は、4月上旬に開花しました。5月初め、株分けした別の1鉢でも咲いてきました。その6日後の花です。鉢植えのセッコク(1)「吉兆」
庭で一番大きなツツジで、大輪の桃色花がたくさん咲きます。南庭の歩道に接する塀際に植えました。4月末の咲き始めです。5月上旬です。その3日後、満開の花です。右上は、大きな枝が途中で枯れたので・・・、花後は、花ガラを摘み取る作業があります。庭のツツジ(5)桃色花
イギリス・北ヨーロッパ~シベリアに分布する西洋オダマキです。草丈が高く、数10cmにもなるのですが、庭や他のプランターなどで世代交代しながら開花しています。花色は青紫、青、ピンクと3種あります。庭やプランターで咲く「西洋オダマキ」
以前から庭植えされていた、紅葉が見事な古木のドウダンツツジ、春の白花です。東庭の赤松とオオモミジの間で、4月下旬~5月初めです。南庭の常緑樹・ラカンマキの樹下に植えた、小型のドウダンツツジは、柳葉紅ドウダンツツジで、今年は数輪咲いただけでした。昨年5月上旬の花を再アップします。庭のツツジ(3)ドウダンツツジ2種
「カナダオダマキ」は、カナダ~アメリカ合衆国の東部で、林縁や崖などに自生します。鮮やかな赤いガクと、黄色の花弁との対比が美しく、丈20~30cm位と小型で、あちこちの鉢やプランターで咲いています。4月下旬の花、5月上旬の花アップです。花後の果実を放置すると、種を飛ばして周辺の鉢に実生で芽生えます。鉢で咲く「カナダオダマキ」
玄関前通路脇で、自然実生で育ったツツジが3種あります。コンクリート通路の北側の際で、紅花のツツジが大きく育ってしまいました。樹の右下には、色違い(オレンジ色)で別の実生も育ってきました。大きくなった紅花種、ヤマボウシの樹下ですが1日中日が当たるので、花着きが頗る良い。東側から見ると、下部にオレンジ色の花を咲かせる樹が後で育ってきました。通路南側で育った実生株は紅紫色の花でした。常緑のラカンマキの樹下なので、昨年、東庭の塀際に移植しましたが、撮影条件が悪く、花は多く咲きましたが、画像は1枚だけでした。ツツジは庭植えも鉢植えも、花後に子房も一緒に摘み取ります。庭に無い実生の樹もあり、鳥が運んできた庭のツツジ(10)自然実生の3種
「芝桜」(シバザクラ)は、ハナシノブ科の多年草です。北米原産で、芝のように横に匍匐して伸び、桜のような花を咲かせるところが名の由来です。庭を作り変えた時、自宅と菜園コーナーとの間に果樹の苗木を植え、その下草として芝桜を植えたのが始めです。果樹が成長し、日照条件が悪くなると、ブロックを越えて南の菜園に移動してきました。10数年経過した4種で、4月に撮ったものです。「ブルーアイ」という品種です。「コーラルアイ」「スカーレットフレーム」「多摩の流れ」という品種です。庭の芝桜(1)果樹下の4種
「岩しだれ」は、クリーム色の壺型花の先端に、ピンクの縁取りが入ります。似ていますが「口紅錦」より淡い色合いです。4月下旬から咲き出して、画像は5月初めです。その7日後の満開の頃、樹高は120cm位です。鉢植えのドウダンツツジ(2)「岩しだれ」
セッコクは、岩や樹木に根を張る着生ラン。その園芸種で、代表的な覆輪花の「吉兆」(キッチョウ)です。3号の素焼き鉢にミズゴケで植えています。5月上旬、咲き始めました。5月中旬です。まだ蕾もあります。その3日後です。全て開花し、初めに咲いた花が閉じてきました。鉢植えのセッコク(2)「吉兆」
以前より庭にあった株を、南側の塀際に移植したものです。「ヤマツツジ」は北海道~九州にかけて、低山地の疎林名や林縁、草原などに分布する、日本の野生ツツジの代表種です。庭植えのツツジの中で、例年最後に開花します。樹高は1m余りで、大きくはなりません。5月初め、オレンジ色の花が開き始めました。その4日後、5月中旬、花数が増えてきました。その3日後、5月下旬の花です。庭ではヤマボウシも散り始め、サツキが満開となっています。庭のツツジ(9)「ヤマツツジ」
セッコク(石斛)は、岩や樹木に根を張る着生ランで、古典園芸植物としては、長生蘭の名で栽培されてきました。小鉢にミズゴケで植えた紅花品種の「万里紅」(マンリコウ)です。5月初め、1輪が開きました。その2日後、花の終盤です。5月10日、別の茎で咲きました。その3日後です。開花時以外は自宅北側軒下の棚に置き、冬は無暖房の納屋で冬越しします。鉢植えのセッコク「万里紅」
鉢植えのドウダンツツジ「口紅錦」(クチベニニシキ)は、クリーム色の花弁の縁が紅色に染まる花です。7号深鉢植えで樹高は90cm余りです。4月中旬から咲き始めました。画像は4月末です。5月上旬の花、その7日後、秋にはきれいに紅葉します。鉢植えのドウダンツツジ(1)「口紅錦」
西洋イワナンテンはツツジ科の常緑低木で、厚く常緑の葉をもち、枝が弓状に伸び、主に葉を観賞するようです。北米原産で斑入り葉種の「レインボー」という品種です。5号鉢植え、樹高、横幅ともに50cm程で、春にたくさんの白花を咲かせました。冬は雪囲いの中で春を待ち、3月上旬には枝先に蕾を着けていました。開花した4月下旬です。葉の下に隠れるように、白い筒状花を穂状に、5月上旬の満開の頃、下から覗くように、アップして見ると壺型の可愛い花です。5月下旬、花の終わりです。同時に新葉が芽吹いてきます。今朝の新葉です。鉢植えの「西洋イワナンテン」
鉢植えの肥後椿で「王冠」(オウカン)です。白地に紅覆輪や縦絞りが入る、平開咲き梅芯大輪花です。5月中旬、大きく膨らんだ蕾から、花弁を開きます。5月中旬の花、今年は気温の寒暖差が大きく、夏日があったりして、白い花弁が特に傷みました。多数のオシベが放射状に広がる梅芯(ばいしん)が見事で、白・赤・黄色のコントラストが美しい椿です。鉢植えの椿(23)「王冠」
カワラナデシコ(河原撫子)の高山型を、タカネナデシコと呼び、タカネナデシコのの変種で、北アルプス白馬岳の特産種が、クモイナデシコ(雲居撫子)で濃い紅色の5弁花ですが、その白花種が「白花クモイナデシコ」です。テカリダケキリンソウの鉢に混植し、今年は2輪しか咲かず、画像が1枚だけですが、開花した記録です。花茎10数cmの先に、花径3cm程で白い5弁花、その先端部が細かく深裂しています。鉢植えの「白花クモイナデシコ」
「ヤナギバドウダンツツジ」は、細かな繊細な葉が特徴で、赤い釣鐘状の花を咲かせます。南庭のラカンマキの樹下に植え、樹高80cm程で大きくはなりません。5月初めから開花しました。その4日後、5月中旬、5月下旬の花、5月末まで咲いていました。庭のツツジ(8)「柳葉ドウダンツツジ」
キリンソウはベンケイソウ科の常緑多年草で、多肉植物です。「テカリダケキリンソウ」(光岳麒麟草)は、南アルプス赤石山脈にある光岳(テカリダケ)に自生します。亜高山の岩場や礫地に育つ地域変種で、草丈5~10cmと小型で、厚い葉の縁が赤みを帯びています。5月下旬、丈数cmの茎頂に着けた蕾が、開き始めました。その3日後です。皿鉢に植えて、長年植え替えもしないのに、毎年開花してきました。鉢植えの「テカリダケキリンソウ」
自宅東側軒下に、バラの苗木を1本植えました。ツルバラの「ブルームーン」は、青いバラを目指す過程で生まれ、半剣弁高芯咲きで、ラベンダーブルーの香り良い花を咲かせます。5月中旬、開花し始めました。その3日後、南側から見ると、北側から見ると、東庭から見ると、花のアップ、ほぼ満開となった5月20日、無農薬・無肥料ですが、耐病性があり生育旺盛です。秋にも返り咲きが見られます。庭のツルバラ「ブルームーン」
肥後椿の白花で、「満月」(マンゲツ)という品種です。白色一重、平開咲の中~大輪で、梅芯(ばいしん、梅の花のようなオシベ)です。4月下旬の花、たくさん咲いたのですが、高温で強い陽射しの日に、白い花弁が傷みました。5月上旬に咲いた花です。鉢植えの椿(22)「満月」
「キレンゲツツジ」(黄蓮華躑躅)は、レンゲツツジの黄花品種で、南庭のイロハモミジと花梅の間に苗木を植え、樹高150cm余りに成長しました。5月初めから開花し、庭を明るく照らしました。花と葉が輪状に並ぶ様子を蓮華(ハス)の花に例えたレンゲツツジ、朝陽を受けた黄花と緑葉が輝きます。5月中旬の花、花弁が落ちた後の姿も特異でした。庭のツツジ(7)「キレンゲツツジ」
「カキツバタ」(杜若)は、湿地に群生するアヤメ科の多年草です。斑入り葉の園芸品種を鉢植えして、水容器に入れました。根茎が枝分かれして密生し、鉢の外に広がっています。5月上旬の蕾から、5月10日の開花へ、5月中旬、14日には、終わりかけた初めの1輪と蕾が5個でした。その3日後、5輪開花です。背後の濃い青紫花はサキガケアヤメです。カキツバタには網目模様はありません。昨年まで使った漬物用のポリ容器が破損したので、今年は昔の火鉢に入れました。5月下旬の花、1つの蕾から2個目の花が咲いてきます。鉢植えの「斑入り葉カキツバタ」
肥後椿は、江戸時代から明治にかけて、熊本藩士とその後裔によって育成されてきた肥後六花の一群です。(六花は、椿・山茶花・芍薬・花菖蒲・朝顔・菊の6種で、共通して、花芯(オシベ)が見事、花形が一重一文字咲き、花色が純粋)この紅花種は、散歩中に枝をいただいて挿し木したもので、品種名は不明です。紅花で、一重平開咲、梅芯(多数のオシベが放射状に広がる)、4月上旬、蕾から開花後の変化です。4月中旬の花、5月上旬の花、5月中旬、花の終盤です。鉢植えの椿(21)肥後椿の紅花
「二人静」(フタリシズカ)は、沖縄以外の日本全国の山林下に分布し、茎の先に2本の花茎を伸ばし、小さな白い花を着けます。鉢植えは消えたのですが、種が飛んで庭で咲きました。南庭、ラカンマキとイロハモミジの樹間で、石灯篭の脇です。5月中旬、草丈10cm余りで4枚の葉を輪生し、その先に2本の穂状花序を出しました。白いのはオシベの花糸で、内側にメシベがあるという変わった花です。5月下旬、小さな白い花は、花弁もガクもありません。3個のオシベが丸くなって子房を抱いています。自然のままに種子が散布されました。庭の「二人静」
「卜伴」(ボクハン)は、江戸時代から人気の品種だそうです。濃い紅色の一重小輪花で、オシベの先が変形し、花弁化して盛り上がった唐子咲きが特徴です。4月下旬、蕾から開花しました。4月末の花、5月上旬の終い花です。鉢植えの椿(20)「卜伴」
「カバレンゲツツジ」はレンゲツツジの赤花品種で、朱~オレンジ色の花を咲かせます。3月下旬の蕾、この姿が蓮華に見えることから名が、開花すると、大きなロート状の花です。満開となった5月上旬です。鉢植えの「カバレンゲツツジ」