藤原新也「メメント・モリ」を読み返す。
メメント・モリ藤原新也朝日新聞出版また宗教が取りざたされる世の中になっています。不穏な雰囲気を感じないわけではないですし、今後この流れがどのような方向に向かうのか?私たち庶民には伺い知れません。いずれにしても、この先の世の中に私たちは生き続けなければなりません。そのためにも、あらためて頭の中を整理するためにも立ち向かうためにも、そもそも宗教というものがどういうものだったかを確認する必要がありそうです。そのように考えたとき、藤原新也さんのベストセラー「メメント・モリ」の一節を思い出し読み返しています。今から40年ほど前に出た初版の中の一節、動物は自然を真似る。自然を真似るということは、自然の中にある道徳(モラル)を真似るということです。自然は生存のための道徳(モラル)の構造を備えている。それを写実して行くの...藤原新也「メメント・モリ」を読み返す。
2022/08/01 23:01