中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群(指定難病134)
中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群(指定難病134)のページを更新中隔視神経形成異常症/ドモルシア(DeMorsier)症候群は、透明中隔欠損と視神経低形成に、下垂体機能低下症を伴う先天異常である。脳と眼と下垂体の3症状を来す典型例は30%のみで、視覚障害、てんかん発作や脳性麻痺などを併発する難治性疾患である。【原因】一部の症例でHESX1、SOX2などの遺伝子変異が報告されているが多くは原因不明の孤発例で、若年出産や母胎の薬物、アルコール曝露による環境因子の影響が推測されている。多発奇形症候群の部分症状としてもみられるため、全前脳胞症や閉塞性水頭症、水無脳症、裂脳症、孔脳症の鑑別が必要である。【症状】視力障害や眼振で発症し、後から成長障害などの下垂体症状を認めることが多い。視神経低形成は片側性又は両...中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群(指定難病134)
2023/12/31 16:21