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インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
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2022/05/29

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  • 今年一番の本 生活が変わった

    今年も多くの本に、いろいろな世界へ連れて行ってもらいましたが、2024年、一番のオススメは済東鉄腸さんの「千葉ルー」こと「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」でしょう、やはり。(写真が横向きで、しかも一部欠けている。すまぬ。)ペンネームの鉄腸というのは、腸の病を抱えている済東さんの気持ちが込められているのでしょう。鉄腸さんがお勧め...

  • 今年一番の米国テレビドラマ

    まさかのカンザス州を舞台にした「サムバディ・サムウェア」。美男美女が都会で華やかな生活を送るみたいな、ルッキズムごり押しの米国ドラマのイメージを、ことごとく裏切ってくれます。まず、ドラマの舞台になっているのがカンザス州のマンハッタンという街。第一話の冒頭にVersity Donuts という店が一瞬だけ映ったので、「あらまぁ、よく出来たセットだこと」と思いながら検索したら、実在するではないか!カンザス州マンハッ...

  • 東京散歩)神楽坂の裏道

    まぁ、平たい話、また迷子になったってことなんですけど。お目当てのショップは、確かここらへん・・・だけど見つからない。確か、ちょっと奥にひっこんだところだったような。そうだ、裏道へ回ってみよう。こういう時なんだ、面白いお店を発見しちゃうのは。トリノスというアンティークショップ。ここは、面白くて、店内に住みつきたいくらいだ。自由が丘のTOKYO RECYCLE imptionという面白いお店があるけれど、雰囲気がそこと似...

  • 水漏れ事故と壁紙張替え

    マンションの上階から水漏れ発生。漏れた水は、浴室の天井にある点検口の隅から、ぽたりぽたりと浴室の床へ。これは、不幸中の幸い。知らない間に台所にも水が伝っていったらしく、天井の壁の一部が破れ、黒いカビが確認できたそうです。(私は目が悪くて、よくわからない・・・)トイレ、浴室周りの壁紙と、台所の天井の壁紙全面を張り替えてもらえることになりました。私は費用負担しなくて済みましたが、そもそも私が毎月支払っ...

  • 白内障手術後の飛蚊症/新しい目薬を試す

    アメーバ状の飛蚊症と関係があるのか、文字が水で滲んだように見えるようになりました。昼間の読書はできますが、夜、照明の下で文字を見るのが辛くなってきました。これは飛蚊症のせいなのか、それとも失明につながりかねない重大な何かなのか。久しぶりに眼科医へ。2,780円也。 初診料 291点 検査 574点 投薬 60点結果、心配することはないということで、点眼薬を2種類、処方していただくことに。 レパミピ...

  • 【ノルウェー映画】クリスマスのその夜に

    派手な電飾の下を行き交う浮かれた人たちとは対照的な、静けさに余韻が漂うクリスマスを描いた不思議な映画、「クリスマスのその夜に」をDVDで視聴しました。監督はベント・ハーメル。北欧の言葉はサッパリ理解できないし、出てくる役者たちも知らない人ばかりなので、「ああ、私は今、異国の映画を観ているのだなぁ!」という変な感動を味わいながら鑑賞しました。個人的には、セルビアの家族から逃げてきた男性のことが一番印象...

  • イラン人女性の本音 「テヘランのすてきな女」

    女性だからこそ聞き出せる話があります。イラストレーターの金井真紀さんの「テヘランのすてきな女」が、まさにそれ。イスラム寺院に使われるタイルを思わせる水色の表紙をめくると、そこはテヘランのごちゃごちゃとした道路。果物売り。ノーヘルのバイク。車と車の間をおしゃべりしながら渡る女性たちのイラストからは、クラクションのけたたましい音が聞こえてくるようです。風紀警察の女性には、いきあたりばったりで話しかける...

  • イラン料理「ゲイメ」 羊肉とキマメの煮込み

    またイランの話題で失礼。イラン料理のゲイメを、市ヶ谷のJ's Cafe でいただきました。羊の肉はスプーンでほろほろっと崩れる柔らかさ。J's Cafe の煮込み料理はいつもおいしいです。付け合わせが、フレンチフライ?これは、作り置きをしていたからなのか、ちょっと硬いのが残念でしたが、お腹いっぱいになりました。近所のスーパーでは羊肉は手に入らないので、たまに外で羊肉をいただくのは嬉しいものです。ニンニクの風味などは...

  • 【イラン映画】自殺予告の動画を受け取り・・・

    イラン当局からマークされているジャファール・パナヒ監督は、それでも映画撮影を止めない。当局の監視をかいくぐり、あの手この手で表現することを諦めないところが、面白い。「ある女優の不在」も、ちょっと変わったアプローチだった。イランの人気女優ベーナズ・ジャファリ(本人)のもとに、「これから首吊り自殺します」という動画が届く。動画の主は、女優を夢見る少女マルズィエ。ジャファリは、友人のパナヒ監督に助けを求め、ふた...

  • マダガスカル イランイランのチョコを

    市ヶ谷のJ's Cafe で販売中の一口サイズのマダガスカル産チョコレート。J's Cafe へ来るたびに、ひとつ買っていますが、今回はイランイランを。濃厚なホワイトチョコという印象で、イランイランの風味はよくわかりませんでした。が、帰り道、ゲップをしたらイランイランの風味が。アロマセラピーで使ったことがあるイランイランですが、口には合わないかも。次回は、また違うチョコレートに挑戦してみよう。今朝は初雪!あれ?糠雨...

  • 東京散歩・広尾界隈

    スカっと晴れた一日でした。バイトの帰りにマンションに立ち寄り、今、手元にある冬物とマンションに置いてある冬物の交換をすることにしました。この作業をすると「こんな服を持っていたんだっけ?」「持ち物のことを、もっと意識して、大事に使わないといけないな」なんて思います。いつもは地下鉄1本でマンションへ向かいますが、今日は大変な大回りを楽しみました。都06という都営バスに乗り、光林寺前で下車。ニュー山王ホ...

  • パラグアイ伝統刺繍を現代ファッションに

    市ヶ谷のセルバンテス文化センターへ行ってきました。パラグアイの日系人で日本の大学の大学院修士課程に留学し、ファッションデザインを学んでいる福岡絵美さんが日本ニャンドゥティ協会のメンバーと協力して、独創的な衣装を制作しました。こんなふうにニャンドゥティをファッションに取り入れるのかと、そのアイデアに驚くばかりでした。福岡絵美さんが、生まれた国からルーツを持つ日本へ留学したというのも興味深く思います。...

  • ナミビア料理 どんなイメージですか?

    これは珍しい、ナミビア大使館お墨付きの昼食をJICAでいただきました。カリッとローストした白身魚の上に、ホウレンソウのソースをとろ~りとかけてあります。そしてお目当てのサイドは、ホワイトコーンミールを練った(?)「パップ」。マッシュポテトに片栗粉を加えたような、もっちりねっとりとした食感で、気のせいか少しだけ酸味がありました。皮を湯むきしたミニトマトは甘酸っぱくておいしい。湯むきなんて、私ならめんどう...

  • 【スロヴァキア・ハンガリー映画】 「いい人」

    日本未公開の超マイナーな作品です。天邪鬼の私にぴったり。Dobrý človek - The good man は全体的にのっぺりとしていて、かったるいです。学生たちによる作品らしい。舞台となるのは、スロヴァキアにあるコマールノという、人口3万人程度の小さな村。風采が上がらぬ男、ゾルタンが車にひかれるところから、物語が始まります。死にかけているゾルタンの前に現れたのは、ハンガリーソーセージをむしゃむしゃと食べている守護聖人。...

  • 読書)「イランの地下世界」若宮總(わかみやさとし)

    イランが好きで、イラン関係の本をあれこれ読んでいますが、いやー、若宮總(わかみやさとし)さんの「イランの地下世界」こそ、読むべし読むべし。知っていたようでいて実は知らなかったことが、よく理解できました。スカーフを外して自由を!というのが、スカーフに反対する理由だと思っていたし、それは間違いではないけれど、実はそれだけではない。スカーフを被って、あたし敬虔なムスリマでございって顔をしながら、腐敗した...

  • ガス給湯器交換 お勧め業者とお値段

    以前、「ガス給湯器 交換の見積もり」を書きました。せっかちな私は「師走になる前に修理を頼もうよ」と、ひとりで勝手にカリカリしていました。亀のような動きの相方、すっかり忘れていたようです(大丈夫か?)明け方にリモコンがピーピー鳴り、「あぁ、そうだ、修理を依頼するんだった。どこに頼んだんだっけ?え?まだ決めてない?」って、本当に大丈夫か?本人は「近所の工務店が、一番安いはず」と自信満々だったのに、その...

  • パラグアイ伝統手芸 日本で新たな動き

    パラグアイの刺繍、ニャンドゥティの展示会へ行ってきました。市ヶ谷のセルバンテス文化センターで無料で開催されています。2階の入り口には、さりげなくニャンドゥティのランプシェードが。ニャンドゥティに初めて出会ったのは2018年のこと。過去参考記事 「パラグアイの伝統刺繍 ニャンドゥティ」日本人がパラグアイに移住し、その子孫(日系パラグアイ人)が日本でニャンドゥティを広めているという興味深い動きに伴い、伝統...

  • 【セルビア映画】家族とは何だろう

    「鉄道運転士の花束」を、やっと日本語字幕付きで観ることができました。前回、セルビア語だけで観た時に、理解できていなかったこと(しかも、重要なこと)がありました。イリヤの食事の世話をして、家族同様にしている”ディーゼル”とシーダ夫妻ですが、彼らの一人息子はイリヤの電車にひかれて亡くなっていました。それにも関わらず、イリヤに家族のように接しているところに、セルビア人の懐の深さを感じます。イリヤ家の法則は...

  • 紅葉を愉しむ 2024年 その2

    春には豪華絢爛、ポンポンのような八重桜を見せてくれる木々たち。12月に入り、一気に葉の色が変わり、12月半ばには葉が落ちました。ありがとう。また春に桜を見せておくれ。それにしても、不思議です。同じ桜なのに、黄色い葉もあれば、赤い葉もあります。日本語教室の生徒さんが「茶色い葉、きれいです。」と言うから、ちょっとびっくり。バイト先では、毎朝毎朝、ビジネス街の落ち葉を掃いて、ビニールに押し込んで捨てます...

  • 紅葉を愉しむ 2024年

    無精なもので、近場で赤や黄色の葉を楽しんできました。コンシェルジュ付き高級マンションの庭。ここのコンシェルジュを募集していましたが、有名デザイナーがデザインしたという制服が窮屈そうで(精神的にも、お腹的にも窮屈・・・)応募はしませんでした。60歳を過ぎて採用されるのかって問題もありますが。まぁ、そんなことはとにかく、豪華ホテルのような受付のあるマンションで、手入れの行き届いた庭も素敵なのですが、いつ...

  • パソコンを安く 映画を観たいだけなのに

    ノートパソコンを買い替えなくてはならなくなり、久しぶりにドスパラやHPのサイトを開きました。いやー、びっくり。みんな、そんなにゲームをするんですか?ゲーマーのための最先端のマシンはこれだ!みたいな感じで、あの~、目が悪いおばあさんがYoutubeで映画を観るだけなんですけど、そういう場合は何を買ったらいいんでしょうか、と困ってしまいました。ドスパラとマウスコンピューターを比較すると、マウスのほうが安くなっ...

  • 読書)「 89歳、ひとり暮らし」感想の変化

    「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」やツイッターで、「人生が変わった」「励まされた」というファンが多いのですが、私は違う感想を持ちました。大崎博子さんのように素敵な生き方をされている方は、多くはないけれど、ご近所にもいらっしゃいます。だから、とりたてて目新しさも感じられなかったのですが、91歳でお亡くなりになった今、「89歳、ひとり暮らし。」をあらためて読むと、感慨深いものがこみ...

  • 【メキシコ映画】不法入国の顛末

    メキシコ映画「息子の面影」は、メキシコの暗黒の部分を見せつけられる、ある種のサスペンス映画でした。文字も読めない無学の中年女性、マグダレナ(メルセデス・ヘルナンデス)。まだ10代の息子、ヘスースは「アメリカのアリゾナへ行くよ。」と親友のリゴと共に家を後にします。バスが炎上する事件が起こり、リゴの遺体が見つかります。DNA鑑定の結果、犠牲者の中にヘスースがいることも判明。息子の死を信じられないマグダレナ...

  • ユーゴスラビア愛が詰まったおすすめ本

    新しい本ではありませんが、旧ユーゴスラビアって、どんな国?と思ったら、一番おすすめしたいのが「アイラブユーゴ」。全部で3巻あります。政治・経済のムズカシ~イお話だけでなく、ユーゴのロックとか、チトーは若い女好きだとか、軽いノリの話題が多く、するするっと読めます。よその国へ行ったら、必ず市場とかスーパーマーケットへ行く私にとって、「アイラブユーゴ」の随所随所に見受けられるお店の中の写真が、一番楽しい...

  • 目の調子 白内障手術と膠原病と

    右目の調子がよくありません。白内障手術後によくなった視力は、どんどん悪くなって・・・いや、元の低い視力に戻っています。人間とは勝手なもので、昔のド近眼に戻るのは、私は怖いのです。見えなかったことが見えるようになった。それが、また見えなくなってきている。怖い。だけど、まだ見えるのだから、感謝の気持ちを忘れないでいよう。でも、感謝しても、また見えなくなっていくんでしょう?と自問自答。ドライアイだと診断...

  • こんな所にタタール移民

    「移民ムスリムたちの今: 地域のマイノリティとして生きる」と題したオンデマンド講演会のお陰で、大変充実した数日間を過ごすことができました。どれもわかりやすく、初めて知ることばかりでした。中でも、沼田彩誉子(ぬまたさよこ)さんの「「日本社会に暮らしたムスリム・マイノリティ:テュルク系タタール移民と『故郷』」」は、内容の面白さもさることながら、沼田彩誉子さんがタタール移民おひとりおひとりと、まずは信頼...

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