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iwadonosan https://hiroukamix.hatenablog.com

思いついたまま書いています。趣味は釣り、ガーデニング、ピアノ、切り絵、など

hiroukamix
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川越市
出身
山梨県
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2020/03/01

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  • カラスの散歩

    今日は朝からパラパラと雨が降っています。午後からは雪が降ると天気予報が伝えていましたが、そんなに寒い訳ではありません。前回の雪の予報は空振りでした。 駅のプラットフォームで電車を待っていると、カラスが一羽、線路の上を歩いて来ました。どうやら散歩のようです。 反対側の線路にはスズメがピョンピョンと跳ねています。こちらも散歩のようです。お互いにすれ違っても目もくれません。 カラスは線路から降りて、今度は砂利石の上を歩いています。歩き辛いのか再び線路の上に戻りました。 電車が近付いて来ました。スズメはさっと飛んで行きました。カラスは悠長にまだ散歩中です。飛び立つ気配がありません。 電車がプラットフォ…

  • 下坐に生きる③

    三上さんが食べたのを見届けて、少年は初めて心を開き、話を聞きます。どんなに良い話でも、人は心を開かなければ聞く耳を持ちません。三上さんは、人は誰かの役に立つように生まれてきた話をします。しかし少年はあと数日の命です。 「俺はもう明日にも死ぬ命なのに、人の役には立てない。」 と言います。しかし、三上さんは暴言を吐いたり、人を睨みつけるのではなく、「有り難う。」と言ったり、笑顔を見せるだけでも、人の役に立つという話をしました。少年は、それなら自分にもできる、という思いになりました。 最後に少年は一つお願いがある、と言います。三上さんが聞くと、 「今度子供たちに話をする時に、親に小言を言われても反抗…

  • 下坐に生きる②

    少年の前に一人の人物が現れます。その人は、一軒一軒トイレ掃除をしながら訪問する事で有名な、一灯園という京都にある修養団体の、三上和志さんという方でした。この病院に有り難い話をする為に来しました。 三上さんの話が終わったあと、院長先生が、重体で個室から一歩も出る事ができない少年にも聞かせてやりたいと思い、三上さんにお願いしました。一緒に少年のいる個室に行きました。しかし少年は 「うるせー!」 と言って拒絶します。三上さんはドアを閉めて出ようとしますが、振り返ると、少年の目に、孤独なのに素直に表現できない、ひねくれた感情が見えました。 そこで三上さんは少年に歩み寄って、一晩看病する事にしました。院…

  • 下坐に生きる①

    ドキュメンタリー作家の神渡良平氏の本は、事実だけに、いつもとても感動します。そして説得力があります。氏の本に『下坐に生きる』という本があります。その中に、温かい心で孤独で寂しい少年の心を溶かした方の話があります。今日から3回に渡って、話のおすそ分けをしたいと思います。 その少年は親の愛を受ける事なく人間不信の塊でした。うどん屋の娘の所に遊びに来ていた大工との間にできた少年でした。娘が妊娠したと聞いてから大工は来なくなりました。娘は少年を産んで、そのまま亡くなったそうです。 ですから、その少年は父親も母親も知りません。天涯孤独の人生でした。施設に預けられた後、母親がいたうどん屋で働いていましたが…

  • 相性の悪いもの

    相性の悪い物の筆頭が眼鏡とマスクです。息が白くなってきました。マスクをしていると、眼鏡が曇ります。ひどい時は、目の前が何も見えなくなります。自転車に乗っていて、危険を感じた時があります。どうもマスクと眼鏡は相性が悪くて困ります。曇らないマスクもあると思いますが。 他にも相性の悪い組み合わせがあります。犬と猿は有名です。水と油もあります。食べ物では鰻と梅干し。 ようやく、眼鏡が曇りにくくなる方法が見つかりました。ティッシュを細く折り畳んで、マスクの上の内側にパッキンのように入れます。息がティッシュに止められて、ほとんど曇らなくなりました。簡単な解決方法でした。 ただ、食事などでマスクを外す時、テ…

  • 電車の騒音

    線路沿いに家が並んでいます。ひっきりなしに電車が通り、騒がしくないのかなと思ったりします。 学生時代に甲府まで通っていました。片道が電車で1時間くらいでした。ストライキで電車が動かなくなる前日に、親戚の家に泊めてもらいました。 その家の目の前を線路が走っていました。電車が通る度に、話し声が聞こえなくなるくらい騒音がしました。夜も遅くまでうるさくて、中々寝付けなかった記憶があります。 その親戚の方に、 「騒がしくて大変ですね。」 と言うと 「いいえ、もう慣れました。ストで電車が通らないと、かえって落ち着かないですよ。」 と言っていました。そういうものかな、と思いました。 しかし良く考えたら、電車…

  • 中々片付かない部屋の中

    ステイホームで家の片付けをする人が増えていると聞きます。しかし私は物を大切にしているのか、未練や執着があるのか、部屋の中が中々片付きません。 整理と整頓は違うと言います。整理は必要のない物を捨てる事、整頓は必要な物を整える事。この整理が私は苦手です。 片付けたつもりが、妻に言わせると右の物を左に移したり、外に出ていた物を中に押し込んだだけです。 良く、ときめかない物を捨てなさいと言いますが、私は服や靴をリフォームしたり、様々な物を修理するのが趣味です。リフォームすると、自分の作品のように思えてときめいてきます。いつか、これもリフォームしようと思うと、中々捨てられません。つい先日は、調理道具が壊…

  • 春を告げる紅梅

    1ヶ月振りに温泉に行って来ました。玄関のモミジが先月は最高の紅葉でしたが、皆落ち葉になっていました。露天風呂のツワブキの黄色い花は綿毛になっていました。 コロナのせいで、人はまばらでした。岩盤浴や内風呂は避けて、また露天風呂専門にしました。8つほどある浴槽はそれぞれが貸し切り状態でした。一人が一つの浴槽を独占できました。 お湯の流れる音だけが響きます。全てを忘れて、ぼーっとできる時間と空間は贅沢です。身も心も癒されるのを感じました。時々鳥の鳴き声が聞こえます。目をつぶると、森の中にいるような雰囲気です。 大きな岩の上から、三段の滝となって、お湯が流れ落ちて来ます。一見自然の滝のようです。そのす…

  • 寿司にわさび

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 味覚は子供から大人になるに従って、確実に変わってきました。子供の時に、どうしても食べられなかった物がありました。ピーマン、椎茸、エビ、ふきのとう、わさびなどです。寿司は必ずわさび抜きでした。お茶も飲めませんでした。こんなに苦くてまずい物を何故大人は飲むのだろうと思っていました。 昔は寿司には最初からわさびが付いているのがほとんどでした。ですから食べる度に、一々わさびを取り除いて食べました。これがとても面倒でした。わさびがご飯にこびり付いていると、そのご飯も嫌で取っていました。 最近の寿司は、わさび抜きが多いと思います。たまに、わさびを切らしてしまう事が…

  • 「俺」「僕」「私」「わたくし」

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 子供の時は、自分の事を最初は「俺」と呼んでいました。途中から「僕」になりました。大学の頃に、自分の事を「私(わたし)」と呼ぶようになりました。それから少し、大人になった気分がしました。 実際は大人でも「俺」と言ったり、「僕」と呼ぶ人は多いので、これは「私」にとっての個人的な主観です。 子供の時は「私」という呼び方は、女の子だけが使う言葉だと思っていました。私の周囲の男性で、「私」という呼び方を自分に対してしていた人がいなかったからです。男性は「僕」か「俺」でした。 私が初めて男性で、身近に「私」という呼び方を聞いたのは大学の時でした。サークルに入った先…

  • 不可能と思っていた車の運転

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 私は子供の時に、大人が車を運転しているのを見て、凄いと思いました。同時に左右の手を器用に使いながら、足も両足を使っています。目は前を見たり、鏡で後ろを見たりしながら、横や後ろの人と話をしています。 私にとっては、曲芸師や手品師の離れ技のように見えました。自分には、大人のように車の運転は絶対にできないと思っていました。 20代の半ば頃に、車の運転免許を取る機会が与えられました。恐る恐るの挑戦でした。しかし、自転車に最初は乗れなかったのと同じでした。慣れてしまえば、不安は消えてしまいました。 初めての路上試験の時に、公道に出る瞬間、教官にブレーキを踏ませて…

  • 10代で大人?

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 チケットの購入は大人というと20才以下が多いです。電車やバスなどは中学生から大人料金がほとんどです。飛行機は小学生でも12才になれば大人料金です。 遊園地などは18才から大人料金が多いようですが、中には15才から大人料金というのもあります。 大人になった自覚がなくても、大人料金です。これは体の大きさが関係していると思います。 最近は大人よりも体格が大きい中高生がいっぱいいます。電車やバスの空間や席を確保する意味では、大人と変わりません。 小学生でも、お母さんより背が高い子がいます。その意味で、乗り物全般は12才くらいから大人のようです。 12才で大人と…

  • 大切な節目の成人式

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 私は学生時代に成人式を迎えましたが、残念ながら式に参加できませんでした。何か別の予定があった事は覚えています。 節目や区切りというのは大切だと思います。特に子供と大人の節目である成人式は特別な意味があると思います。そういう意味で、私は曖昧なまま20を過ぎました。20を過ぎても学生に変わりなく、しばらくは成人になった実感がなかったような気がします。 一つの節目は大学の卒業です。学生時代に別れを告げたのが、大人への第一歩だったかもしれません。それまで親のすねをかじっていた生活から、親元から離れて自立する生活に変わりました。責任も伴います。 今はコロナ故に多…

  • お年玉を貰う側から上げる側

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 子供の頃に正月が来ると、お年玉を貰いました。父方の姉弟も母方の弟妹も多く、家にお祖母ちゃんがいたので、毎年正月には大勢の人がやって来ました。ですから、お年玉も沢山貰いました。貰うと親に預けるのですが、何故かそれを自分で使った記憶はありません。 必要な物は全て買って貰っていたので、あえて預けたお金を貰う必要がなかったのかもしれません。それでもやはり、お年玉を貰うのは嬉しい事です。 いざ自分が今度は、お年玉を上げる立場になった時に、大人の仲間入りをしたような気がしました。 子供を育てたり、何かを上げる立場に自分がなって、初めて親からして貰ったり、受けた事へ…

  • 背広とネクタイで少し大人になった気分

    今週のお題「大人になったなと感じるとき」 学生時代にESSという英会話サークルに入っていました。1年生の時にスピーチコンテストがありました。そこに私はジャンパーのようなラフな上着を着て参加しました。 スピーチが終わった後、観席で見ていた先輩から、スピーチの内容ではなく、上着の事で叱られました。 「何故そんな服で参加したのか?場に相応しくなかった。もっと、きちっとした服装で出るべきだった。」 と言われました。私はスピーチの事しか考えていませんでした。 そこで次に備えて、明るいグレーのチェックのブレザーを買いました。再び、スピーチコンテストに参加しました。今度はそのブレザーを着て臨みました。 ブレ…

  • 正月に花を添えてくれたみかん

    お題「#買って良かった2020」 年末に正月用のみかんを買いました。10キロ1500円という破格の値段でした。味は期待できないかなと思いましが、家族が皆美味しいと喜んでくれました。 みかんには当たり外れがあります。私は酸っぱくても、味が濃いみかんが好きです。甘ければ、尚更良いです。今回のはある程度味も濃く甘いみかんでした。値段からすれば上出来です。 しかし、いつもそのようにはいきません。一昨年はネットで注文しましたが、潰れたり、腐った物が入っていました。潰れたみかんの汁が他のみかんにも掛かっていて散々でした。送り先に電話をすると、新しいのを送るので捨てて下さい、と言われました。再度送られて来た…

  • 外出防寒対策の三種の神器

    お題「#買って良かった2020」 正月休みが終わり、再び日常が戻ってきました。休みも好きですが、このブログもほとんど電車の中で書いているので、通勤電車に乗らないと調子が狂ってしまいます。 朝、家を出る時とても寒いので、手袋とマフラーと耳当てをします。冬の三種の神器です。仕事以外の外出の時は毛糸の帽子も被ります。 駅に向かって歩いて行くと、手袋もマフラーもしていない人に大勢会います。私にはとても真似できないので、尊敬に値します。中には手袋なしで自転車に乗っている人もいます。私には絶対考えられません。 皆寒くないのだろうかと思います。手をポケットに突っ込んでいる人も多いので、やはり寒いのでしょう。…

  • 流行を先取りした結果、いつも時代遅れ

    お題「#買って良かった2020」 10年以上子供のお下がりのリュックサックを使っていました。電車通勤に一番楽だったからです。しかし、だいぶくたびれてきたので、新しいカバンを買いました。 私はカバンに関しては、いつも不思議と流行を先取りしてきました。肩に担いだり、手に持つ大きな旅行カバン(ボストンバッグなど)が主流の時に、キャリヤーにカバンを乗せて運んでいました。するとキャリヤーが流行るようになりました。 カバンと車輪が一体となった旅行カバンが出たら、すぐ買いました。すると車輪付きのカバンが流行りました。今は必ずと言って良いほど旅行カバンには車輪が付いています。 まだビジネスマンが手下げカバンが…

  • 買い物に付き物のゴミ

    お題「#買って良かった2020」 買い物に付き物がレジ袋や包装紙です。最近はレジ袋が有料になっているので、マイバッグを持って行きます。プラスチックゴミを減らす為にレジ袋が有料になったと思いますが、実は矛盾も生じているようです。 レジ袋をゴミ袋として使っていたのを、レジ袋の代わりに、ビニール袋を購入して使っているからです。紙オムツなどは、そのように指定する自治体もあるそうです。最近ゴミ袋として使うビニール袋が良く売れるそうです。レジ袋もビニール袋も似たような物なので、マイバッグの意味があまりないかもしれません。 しかし実際はゴミやプラスチック製品の問題はとても深刻です。 日本で廃棄される食品は、…

  • 復活した電池の力

    お題「#買って良かった2020」 少し奮発して買った有名メーカーの充電式のひげ剃りが、10ヶ月もしないで外歯が破損してしまいました。1年の保証が付いているので、当然替えて貰えると思って連絡しましたが、歯は保証外だという話で替えて貰えませんでした。有名メーカーでしたが、とても素っ気ない返答でした。 仕方なく、暫くは買い替える事なく、電池式で今まで旅行などで使っていた他のメーカーのひげ剃りを使う事にしました。こちらはもう10年以上1度も故障も破損もせずに使っています。月に1回くらいの割合で、電池を替えなければならないのが難点です。 電池は少し高めですが、ひげ剃りに表示されていたアルカリ乾電池をずっ…

  • ゴールは通過点

    コロナ禍で初めての年末年始を迎えました。年末からの神社への分散参拝やリモート参拝、キャッシュレス賽銭など初めての事ばかりです。 昨日は息子に誘われて近くの神社にお参りに行って来ました。ちょっとした正月気分を味わう為です。 今日は昼食後にテレビのスイッチを入れると、丁度箱根駅伝の最終区間のところで、1位と2位が入れ替わる少し前でした。道路沿いの応援もまばらの中を、必死に走っている選手たちの姿は輝いていました。昨日往路で12位だった青学は総合4位で、何と復路優勝、さすがです。 泣いた選手もいれば、喜びに溢れた選手もいたと思います。しかし人生は、これがゴールではなく、一つの通過点です。場合によっては…

  • ひとすじに生きる

    「花は何故美しいか ひとすじの気持ちで咲いているからだ」 という八木重吉の詩があります。花も人間も全身全霊を込めて、一筋に生きている姿は美しいと思います。 何も背伸びをしたり、悲壮感を持って頑張るというのではありません。自分の中にある個性や気持ちをありのままに表現して生きるという意味です。 以前映画を見ていた時に、最初は主人公の女性が平凡で、どちらかと言うと少し冴えない人だと感じました。しかし前向きに一所懸命生きる姿を見ている内に、段々と主人公が美しくなっていくのです。第一印象とは天地の差でした。不思議と美しく変わって見える主人公の姿に驚いた事があります。 男性女性に関係なく、ひたむきに生きて…

  • ブログを通して1年を振り返る

    新年おめでとうございます。 いよいよ2021になりました。夜が明けて、日が昇り、新しい朝を迎えました。それは365日同じ営みですが、正月は特別です。 区切りがあるのは良い事です。一度立ち止まり、過去を振り返って反省します。そして軌道修正したり、次の段階に向けて準備をします。 ブログを通して1年を振り返ってみました。やはり新型コロナウィルス関係の話が目立ちます。Vivienne R Reichさんの「コロナウィルスから人類への手紙」には感動して2回も引用させて貰いました。 そんな中でも日常の何気ない話もたくさんありました。ベランダ菜園や草花、昆虫の話、おやつの話など。 特別な事がなくても、平凡な…

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