魔法少女リリカルなのは二次創作小説「The Fifth Wheel」 Act. 3
「あんたらがな、しっかり楽しんでくれたらええねん。それが、私へのなによりのプレゼントなんやで」「お、良いことおっしゃいますね、八神隊長っ!」手を打ち合わせておどけた声を出すヴァイスを、はやてが流し見した。「ヴァイスくんはプレゼント用意してきとらんから、便乗したいんや」「あ、図星っすか?じつは今月は金欠なもんで、へへへ」「最初っから期待しとらんから安心しとき。どうせ私やのうて貢ぎたい人おるんやろ?」「えーと、そいつは、ハハハ…」おちょこを口元へ運びながら、はやてはウインクしつつ、シグナムのほうへ一瞥を投げた。空笑いしつつヴァイスも請うように、シグナムに目をとめた。「さきほどのヴァイスとの会話、お聞きになられたのですか?」「うん、まあ。こっそりと。プレゼントがどうのこうや、いうフレーズが耳に飛び込んできたもん...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「TheFifthWheel」Act.3
2023/08/27 07:03