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私は二次創作のノベル専門なのですが、ストーリー漫画を手がける絵師さん方にお聞きしてみたいことがあります。そのストーリー、どこから手を付けますか?今もそうだと思うのですが、漫画家さんは頁の開きによってコマの進め方が異なるので、一回の掲載分でも、かなり綿密に下書きを練るはずです。鉛筆でアタリをつけて、台詞も配置して、それからペン入れ、トーン張り・彩色しますよね。日本画とか油彩画とか、描画の工程とまったく似ています。本職の漫画家さんだったアシスタント含めた分業ですが、個人で一冊の漫画を描くのは、けっこう大変なのではないかと思います。小説の場合はここまでの苦労を要しません。そもそも、どこから書いたっていいですし。昔のように原稿用紙に万年筆みたいな手書き、もしくはタイプライターだったら頭から書かないといけないですが...二次創作はどこから書きはじめればいいか
この記事は、「二次創作者で感想をいらない派の本音」の続編です。今回は、感想に対する自己語りをします。ブログ上で二次創作を始めたころに、私は当時人気のあった先輩格のファンサイトやブログに感想を送りつけ、メールで交流もしたことがあります。私自身の二次小説はまじめに書いたものはコメントがないも同然で、ふざけたお笑いネタものがウケた覚えがあります。感想をもらった側としてよりも、送り付けた方のほうが多かったかもしれません。今となってどんな感想文を書いたか忘れましたけれども、かなりの暑苦しい長文だったに相違ありません。そして、同じくらいに長い愛のこもった返信をいただいたこともあったのでした。二次創作を始めたころは、まだしも原作ジャンルに勢いがあったので、ファンサイト、ブログ、ケータイ小説投稿サイト、匿名の投稿掲示板、...ままならない二次創作者、はばからない感想魔の二次読者
ある素敵な二次創作絵に熱烈な感想を送ったところ、その作者に消去されてしまった…という悲劇をネット上で見聞しました。理由は、その描き手いわく、あまりに古い作品で恥ずかしいからというものです。この話は、感想を要らない二次創作者の不思議として議論されていましたが。その絵描き氏のいうとおり、稚拙で見たくないからなのかもしれないし、そのジャンル自体に嫌な思い出があるのかもしれません。出来栄えの悪いものに絶賛を送られても、逆に皮肉だと受け止めてしまったのかも。理由を考えればキリがありません。私も拙ブログで二次小説を載せていますが、コメント受付していません。現時点でツイッターも気まぐれに開いていますが(2021年6月時点、現在はツイッターアカウント削除済み)、感想募集です、とアナウンスしてもいません。SNS交流苦手です...二次創作者で感想をいらない派の本音
つい二年ほど前でのコロナ禍真っ最中、私は何もかも投げやりで。平常、シリーズ化している二次創作やネタ記事の在庫でさえももう消してしまおうかしら、などと思い詰めたことさえありました。実際、書きかけで仕上げられっこないだろう、これはと思うものは廃棄してしまいました。ところが2023年の春以降。なぜかモーレツに創作意欲が湧いて仕方がない私は。下手したら十数年以上も放置しまくっていた二次小説を完成させたり、ネタ記事も虫食い部分を埋めたりできてしまうのです。この不思議な復活現象について、今回は自己分析してみます。私はすでに平均寿命の半分近くに達する就職氷河期世代。同年代ではすでに趣味活動をヲタクっぽいものではなく、アウトドア系やらもっと見栄えのいいものに変えていく人もいるでしょう。私自身もつい数年前までは資格マニアで...二次創作がモーレツに捗ることがある時はいつか?
本稿は、とあるプロ漫画家が二次創作物に対するヘイト感情を吐露した一件に基づいた記事(「原作者はファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!」参照)にもとづいています。ちなみに、私はプロの創作者になったことはありませんので、あくまで一般読者としての考えです。くだんの匿名商業漫画家のお気持ち表明にあるのは、プロフェッショナルとしての将来に対する不安です。要するに、自分が苦心して編み出した話を利用して、自作のようにふるまうアマチュア二次創作者が許せない。連載に影響しない、同人ゴロの描くようなエロ創作なら害がないが、カップルの強要や推しの生死について注文をつけたりするのが度し難い。作家性の否定であり侮辱であり、二次創作クラスタを脅威に感じる。そんなところでしょうか。おそらくこの主張者は、二次創作その...二次創作者に振り回されない原作者の対抗要件
原作者は、ファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!
タイトルからおわかりのとおり。この記事には、プロの作家さんにとって不機嫌になる内容がふくまれています。閲覧にはくれぐれもご注意ください。***ツイッター上では、しばしば二次創作関連の話題が湧出するものです。2020年11月下旬にトレンド入りした話題は、とある漫画家が匿名で漏らした愚痴でした。こういう本音をこぼす行為を昨今は、お気持ち表明というそうです。「ファン活動としての二次創作活動を許容しなければならない空気感と文化を破壊したい」この文面、いささか論点が多岐にわたっていますので、箇条書きで拾い出してみます。・日本のクリエイターが自作の二次創作活動容認を強いられている・精魂こめてつくりあげた自作キャラと設定とを他人にいじられたくない・読者に寛容な作家像であることに苦痛を覚えている、媚びたくはない・憧れの先...原作者は、ファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!