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アレオーレのブログ https://areole.blog.fc2.com/

サボテン・多肉植物の栽培について気ままに投稿します。

中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。 現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。 二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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2022/01/28

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  • 今年の接ぎ木総括

    昨年秋から今年の春にかけて袖ケ浦の台に多くの苗を接ぎました。年末になりましたのでその総括です。11月に接ぎ降し、温室内で発根管理中の苗たち。:主に(白刺)黒王丸、ギガンティア、菊水(綴化)、銀冠玉(錦)、天平丸、竜角牡丹、フラビスピナなどなど。ルートン(発根促進剤)、ベンレート(殺菌剤)のお世話になっています。穂の成長が今一で台に載ったまま年越しする苗たち。通風型栽培室に置いているものたち。黒王丸、...

  • 異形な青磁花牡丹

    2013年春に実生した「青磁花牡丹」。多くの苗の中から異形の苗二本が現れました。そのまま今日まで大事に育てています。疣が異常に短く、その疣の稜線上に綿毛が連なるのが特徴です。草姿全体としては通常の花牡丹よりかなり扁平です。その扁平で短い疣の姿から私は「ダルマ」と名付けています。このダルマさんたち、今年の秋はしっかりと開花しておりましたので交配しておきました。来春には多くの種が得られると思います。実...

  • 日ノ出丸実生11年生

    2013年春に実生したフェロカクタス属の「日の出丸」。今年は三本ある苗のうち二本に蕾が上がってきました。通常の年ならばこの時期には三本とも開花しているはずですが、今年はその時期がずれているようです。現在蕾を上げていない苗も球体を見る限り調子は悪くなさそうですので、そのうち蕾を上げてくると楽観しています。これらの苗は札幌カクタスクラブさんから入手した種子を実生したもので、同一ロットの近い血筋の苗が出...

  • 紫禁城

    6年ほど前に仙友から頂いたフェロカクタス属の「紫禁城」。長い年月を要しながら1mを超える巨大な大きさになるサボテンです。自根の苗ですが、この6年で球体の大きさは4cmから8cm程に成長しました。富士山の山頂を目指して田子の浦港を出発点として動き始めたのですが、まだ富士市内をうろうろしているような状況。私の生きている間に一合目まで到達できるでしょうか。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「に...

  • 竜角牡丹三者三様

    袖ケ浦の台に載せた竜角牡丹の三本の苗。接ぎ降ろしてもう5年ほど経つはずです。三者三様の姿に育っています。疣の形状にそれぞれの個性が出ているようです。痩せて尖っていたり、湾曲したり、皴を寄せたりと。同じロットの実生苗を接いだはずでしたが、どうもいろいろな血が混ざっているようでした。ここ数年毎年秋になると多くの花を咲かせ、交互に交配しています。春になると大量の種子を提供してくれます。兄弟苗ではなくいろ...

  • 金冠竜x鯱頭 交配種

    2013年春に苗で入手した金冠竜x鯱頭の交配種。当時からの変化を画像で時系列に辿ってみましょう。<2013年><2018年><2024年(現在)>球体の大きさに関しては、2013年当時直径4cm(棘を含まず。)、現在8cm程であり、意外に大きくなっていません。球体形状に関してはもう少し縦長になってくるものと予想していましたが、現在まで真球形を保っています。刺色に関しても意外な状況です。若い頃は赤刺が...

  • 南蛮渡来?の大玉

    今日のブログはディンテランサスの「南蛮玉」について。2020年11月にメサガーデンから入手した種子を実生した苗です。(SB2343)何と言ってもこの南蛮玉の特徴は大きくなること。現在の球体直径は7cm程度。草姿はリトープスに大変良く似ていますが、大きさはこのディンテランサスの方がかなり上です。ディンテランサスとしては他に稜耀玉、幻玉、妖玉、春桃玉などを育てていますが、大きさの点ではこの南蛮玉の右に出るもの...

  • オヤッ! 寒波か?

    今年の冬は厳しい寒波は来ないので、温室の内張は不要と高をくくっていましたが、今朝は予想外の冷え込み。久しぶりに温室内につるしておいた最高最低温度計をチェックしてみると…最高温度38℃、最低温度1℃、現在温度7℃となっています。しばらくの間この温度計をリセットしていませんでしたので、最高温度は初秋の時期のものですが最低温度はこのところの推移からから今朝のものと思われます。12月中旬にしてこの低温は少し予...

  • 「真珠」実生30年生

    今日のブログの主役は約30年前に実生したフェロカクタス属の「真珠」です。親株は五十鈴園さん由来で、この親から採取した種子を恐る恐る実生した私の実生初体験の苗です。案ずるより産むがやすしというか、ビギナーズラックというか、とにかく何本かが育ち、そのうちの一本を現在維持しています。最近の画像を二つ並べてみました。<2019年> <2024年(現在)>ラグビーボールのような形の球体がここ数年ずん胴型に変化し...

  • 精巧殿とバラ丸

    毎年、年明けに一斉に開花するツルビニカルプス属の「精巧殿」と「バラ丸」ですが、今年は少し様子が違うようです。<精巧殿><バラ丸> いずれも実生11年生の自根苗群です。一部開花している株もあれば、蕾を抱いている株もあれば、全然それらの気配のない株もあります。今年の夏の異常気象で体内の時計(季節感)に狂いを生じているのでしょうか。春の訪れまで水遣りや植替えを控え、安全運転で行こうと思います。ご訪問くだ...

  • 温室の冬支度

    「温室の冬支度」といってもここ横浜は温暖の地。最近は大した支度はしなくなりました。3年前までは冬季温室内にプチプチシートの内張を行っていました。しかし当地の冬季最低温度はー3℃程度であり、地球温暖化の傾向も相まって、プチプチシート内張の効果に疑問が出てきました。温室内の多くの鉢を移動させる必要もあり、内張は結構大変な仕事でしたので、これをなくすことができるなら大変に助かります。その代わりの対策とし...

  • 般若:こぼれ種からここまでに…

    温室棚の敷き砂中にこぼれた種から育ったアストロフィツム属の「般若」。18年を経て大きな株に育ちました。球体の径13cm、高さ20cm程になっています。ぼれ種から出た苗の存在に気が付いたのは2009年のことでした。その頃の画像です。その姿から発芽したのは2006年頃と推定されます。(画像がピンボケで申し訳ございません。)さらにこの苗の親の記録をたどると、40年ほど前に入手したものであることが分かりま...

  • 黄刺金冠竜の大株

    本日のブログの主役はフェロカクタス属の「黄刺金冠竜」です。40年ほど前、名古屋に出張した際ついでに犬山方面に出向き、五十鈴園さんに立ち寄りました。温室内に立ち並ぶ金冠竜の中からこの一本を選びました。当時から球体高さが15cmほどありましたので自宅まで送っていただきました。龍神木の台に載っており、当時は球体下に龍神木らしき姿が見えていましたが、現在は完璧に木質化して龍神木の名残はありません。では、画像...

  • 赤鳳変種「ピロサス」

    9年前我が家にやってきたフェロカクタス属の「ピロサス」です。「赤鳳」の変種とされています。急激に気温が下がってきたこの時期、苗全体が赤みを増してきました。二本の苗を維持しています。通風型栽培室に入れてから3年ようやく当初の狙いが実現してきたようです。この1年、球体はそれほど大きくなりませんでしたがその分刺が目立つようになり、また新刺の赤い色が鮮やかに変化してきました。球体はこれまでになく赤く染まっ...

  • アロンソイ実生10年生

    今日の主役はツルビニカルプス属最大種の「アロンソイ」です。サボテン栽培を久しぶりに再開した2013年。栽培ブランクの間に新たに見つかったサボテンで、とりあえず種子を入手して実生しました。その時の苗が自根で3本残っています。******二本の苗は疣がらせん状に配列されていて、見た目が心地よいです。特に中断にある苗は球体が扁平に育ち、大変に落ち着いた面持ちを保っています。球体の大きさは直径5cm程度で、ツル...

  • ブログを3日間休みます。

    いつもご覧くださりありがとうございます。小旅行のため、このブログを3日間休載させていただきます。12月12日(木)から再開させていただきますので、よろしくお願いいたします。リトープス「紫福来玉」にほんブログ村 にほんブログ村...

  • 生き延びている昇竜丸

    40年ほど前に五十鈴園さんから通販で入手したツルビニカルプスの「昇竜丸」。30年近く生き延び、2020年6月の時点では5頭立ての群生株になっていました。昇竜丸の群生は割と珍しく、自慢の株でしたが好事魔多し。上の画像が群生株の”遺影”になってしまいました。主頭に腐りが入り、子株たちをばらして挿し木し何株が発根して生き残りました。そのうちの二株の今日の姿です。ようやく一本の株として充実してきました。この...

  • 実生三年生フィシフォルメが開花

    2021年3月に実生したコノフィツムのフィシフォルメ。4年後の今年10本以上の苗が育っていますが、この秋大半の苗が開花しました。咲き始めはピンク色をした筆のような見かけですが、開ききると白色の大きな花になります。花の中心部を拡大しました。雌蕊や雄蕊の存在が定かでない見かけ。しかし数日すると…花粉があふれ出ています。雌蕊の存在は定かではありませんが、まあこんなもんなんでしょうね。とりあえず交配作業を...

  • 接ぎ降し

    このところ関東地方では晴れの日が続いています。液肥を満たしたプラ舟中で肥育していた接ぎ木苗たちもそろそろ接ぎ降しの適期と思っていたところでしたので、接ぎ降しを決行しました。接ぎ降し候補の苗たちの一部です。黒王丸、菊水、太平丸など。台の部分を3~4cmほどつけて、カットしました。切断面にはベンレートを塗布してそのまま乾燥させました。名前や接ぎ木時期を記載したラベルを間違いないよう添付。台木(袖ケ浦)は...

  • 白花姫牡丹

    2013年春に実生したアリオカルプス属の「白花姫牡丹」です。このサボテンは直径が3~4cmぐらいが成長の限界の様です。初開花は実生6年目ごろでした。今年も元気に開花しています。「白花」の名がありますが現実は画像のように白地にピンク色が射した花です。業界ではこの程度のピンク色の昆入は許して「白花姫牡丹」を呼んでいるようです。昨年から交配して次世代の養成を図っています。今年の春に採取して実生した幼苗を袖台に...

  • 一反木綿か?

    今年の7月に播種したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ錦」。なかなか思ったようには大きくなってくれません。空き家の二階窓際に置いて晩秋の陽を浴びています。コメントは特にありません。面白い画像の数々をご覧ください。様々な色の苗がありますが、どれが斑入りの苗に化けてゆくのでしょうか。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブ...

  • 恩塚坊主苗の行く末

    アストロフィツム属の「恩塚ランポー玉」を実生すると、割と頻繁にまんまる坊主の苗が出現してきます。例えばこんな具合。二本の「坊主苗」が見えます。(三行3・4列目)この坊主苗たち、意外と頑固で自根で育てていると何年経っても小さな坊主苗のままです。そこで物は試しと、この坊主を袖ケ浦の台の接いで無理やり成長させてみました。途中経過は省略して、三年後の今日接ぎ降しのためカットしたのでその画像をご覧に入れます...

  • 赤白花の三角牡丹、次世代は?

    11年前に「赤花三角牡丹」として入手した種子を実生した苗が二本残っています。一本は「赤花」、他の一本は「白花」でした。実生して開花するまでは両者とも細く断面が長円形の疣形状や、灰緑色の疣の特徴が一般的な三角牡丹とは異なり、さすがは赤花三角牡丹と悦に入っていました。しかし花が咲いてみると御覧の通り小さな方の苗は「赤花」、大きな方は「白花」と明暗、いや紅白が分かれました。草姿が酷似していることから、親...

  • 新天地、長~い付き合い

    今日は長いこと付き合っている「新天地」について。もう記憶も定かではない領域ですが、およそ40年ほど前に千葉県茂原市の道端でマグニフィカスや般若とともに購入した苗です。当時はデジカメなどはなく画像は残っていませんが球体直径は10cm程であったと思います。その後デジカメを入手、最初の画像はそれから20年ほど後の2002年のものでした。サイズは15cm程でしょうか。きれいに育っています。次は2013年。少し日当たりが強...

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